ユーザー名 webvpn コンフィギュレーション モードで deny-message コマンドを入力すると、クライアントレス SSL VPN セッションに正常にログインできるが VPN 特権を持たないリモート ユーザーに送信するメッセージを指定できます。
hostname(config-username
-webvpn)# deny-message value " message"
hostname(config-username
-webvpn)# no deny-message value " message"
hostname(config-username
-webvpn)# deny-message none
no deny-message value コマンドは、リモート ユーザーがメッセージを受信しないように、メッセージ文字列を削除します。
no deny-message none コマンドは、接続プロファイル ポリシーのコンフィギュレーションから属性を削除します。ポリシーは属性値を継承します。
メッセージは、特殊文字、スペース、および句読点を含む英数字で最大 491 文字まで指定できますが、囲みの引用符はカウントされません。テキストは、ログイン時にリモート ユーザーのブラウザに表示されます。deny-message value コマンドに文字列を入力するときは、コマンドがラップする場合でも続けて入力します。
デフォルトの拒否メッセージは次のとおりです。「Login was successful, but because certain criteria have not been met or due to some specific group
policy, you do not have permission to use any of the VPN features. Contact your IT administrator for more information.」
次の例の最初のコマンドは、ユーザー名モードに入り、anyuser という名前のユーザーに属性を設定します。後続のコマンドは、ユーザー名 webvpn コンフィギュレーション モードに入り、そのユーザーに関連付けられている拒否メッセージを変更します。
hostname(config)# username anyuser attributes
hostname(config-username)# webvpn
hostname(config-username-webvpn)# deny-message value "Your login credentials are OK. However, you have not been granted rights to use the VPN features. Contact your administrator for more information."
hostname(config-username-webvpn)