ループバック インターフェイスについて
ループバック インターフェイスは、物理インターフェイスをエミュレートするソフトウェア専用インターフェイスであり、複数の物理インターフェイスを介して IPv4 および IPv6 に到達できます。ループバック インターフェイスはパス障害の克服に役立ちます。任意の物理インターフェイスからアクセスできるため、1 つがダウンした場合、別のインターフェイスからループバック インターフェイスにアクセスできます。
ループバック インターフェイスは、次の目的で使用できます。
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AAA
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BGP
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DNS
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HTTP
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ICMP
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SNMP
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SSH
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スタティックおよびダイナミック VTI トンネル
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Syslog
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Telnet
ASA は、ダイナミック ルーティング プロトコルを使用してループバックアドレスを配布できます。または、ピアデバイスでスタティックルートを設定して、 ASA のいずれかの物理インターフェイスを介してループバック IP アドレスに到達できます。ASA では、ループバック インターフェイスを指定するスタティックルートを設定できません。