ソフトウェアのアップグレード
完全なアップグレードの手順については、『Cisco ASA Upgrade Guide』を参照してください。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco ASA ソフトウェアおよびコンフィギュレーションの管理方法について説明します。
完全なアップグレードの手順については、『Cisco ASA Upgrade Guide』を参照してください。
TFTP を使用して ROMMON モードから ASA へソフトウェア イメージをロードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
アプライアンス コンソールへのアクセスに従って、ASA のコンソール ポートに接続します。 |
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ステップ 2 |
ASA の電源を切ってから、再び電源をオンにします。 |
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ステップ 3 |
スタートアップの間に、ROMMON モードに入るようにプロンプト表示されたら、Escape キーを押します。 |
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ステップ 4 |
ROMMON モードで、IP アドレス、TFTP サーバ アドレス、ゲートウェイ アドレス、ソフトウェア イメージ ファイル、およびポートを含む、ASA に対するインターフェイス設定を次のように定義します。
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ステップ 5 |
設定を検証します。
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ステップ 6 |
TFTP サーバに ping を送信します。
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ステップ 7 |
ネットワーク設定を、後で使用できるように保管しておきます。
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ステップ 8 |
システム ソフトウェア イメージをロードします。
ソフトウェア イメージが正常にロードされると、ASA は自動的に ROMMON モードを終了します。 |
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ステップ 9 |
ROMMON モードから ASA を起動する場合、システム イメージはリロード間で保持されないため、やはりイメージをフラッシュ メモリにダウンロードする必要があります。ソフトウェアのアップグレードを参照してください。 |
TFTP を使用して ROMMON モードから ASASM へソフトウェア イメージをロードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
ASA サービス モジュール コンソールへのアクセスに従って、ASA のコンソール ポートに接続します。 |
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ステップ 2 |
ASASM イメージをリロードすることを確認してください。 |
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ステップ 3 |
スタートアップの間に、ROMMON モードに入るようにプロンプト表示されたら、Escape キーを押します。 |
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ステップ 4 |
ROMMON モードで、IP アドレス、TFTP サーバ アドレス、ゲートウェイ アドレス、ソフトウェア イメージ ファイル、ポートおよび VLAN を含む、ASASM に対するインターフェイス設定を次のように定義します。
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ステップ 5 |
設定を検証します。
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ステップ 6 |
TFTP サーバに ping を送信します。
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ステップ 7 |
システム ソフトウェア イメージをロードします。
ソフトウェア イメージが正常にロードされると、ASASM は自動的に ROMMON モードを終了します。 |
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ステップ 8 |
ROMMON モードからモジュールを起動する場合、システム イメージはリロード間で保持されないため、やはりイメージをフラッシュ メモリにダウンロードする必要があります。ソフトウェアのアップグレードを参照してください。 |
ASA 5506-X シリーズ、ASA 5508-X、および ASA 5516-X の ROMMON イメージをアップグレードするには、次の手順に従います。システムの ROMMON バージョンは 1.1.8 以上でなければなりません。
注意 |
1.1.15 の ROMMON のアップグレードには、以前の ROMMON バージョンの 2 倍の時間がかかります(約 15 分)。アップグレード中はデバイスの電源を再投入しないでください。アップグレードが 30 分以内に完了しないか、または失敗した場合は、シスコ テクニカル サポートに連絡してください。デバイスの電源を再投入したり、リセットしたりしないでください。 |
新バージョンへのアップグレードのみ可能です。ダウングレードはできません。現在のバージョンを確認するには、show module コマンドを入力して、MAC アドレス範囲テーブルの Mod 1 の出力で Fw バージョンを調べます。
ciscoasa# show module
[...]
Mod MAC Address Range Hw Version Fw Version Sw Version
---- --------------------------------- ------------ ------------ ---------------
1 7426.aceb.ccea to 7426.aceb.ccf2 0.3 1.1.5 9.4(1)
sfr 7426.aceb.cce9 to 7426.aceb.cce9 N/A N/A
ステップ 1 |
Cisco.com から新しい ROMMON イメージを取得して、サーバ上に置いて ASA にコピーします。この手順では、TFTP コピーの方法を説明します。 次の URL からイメージをダウンロードします。 https://software.cisco.com/download/type.html?mdfid=286283326&flowid=77251 |
ステップ 2 |
ROMMON イメージを ASA フラッシュ メモリにコピーします。 copy tftp://server_ip/asa5500-firmware-xxxx.SPA disk0:asa5500-firmware-xxxx.SPA |
ステップ 3 |
ROMMON イメージをアップグレードします。 upgrade rommon disk0:asa5500-firmware-xxxx.SPA 例:
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ステップ 4 |
プロンプトが表示されたら、確認して ASA をリロードします。 ASA が ROMMON イメージをアップグレードした後、ASA の OS をリロードします。 |
TFTP を使用してソフトウェア イメージを回復して ASA 5506W-X にロードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
アクセス ポイント(AP)へのセッションを確立し、AP ROMMON(ASA ROMMON ではなく)を開始します。
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ステップ 2 |
Cisco Aironet アクセス ポイント Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド [英語] の手順に従います。 |
ダウングレードでは、以下の機能を完了するためのショートカットが存在します。
ブート イメージ コンフィギュレーションのクリア(clear configure boot )。
古いイメージへのブート イメージの設定(boot system )。
(オプション)新たなアクティベーション キーの入力(activation-key )。
実行コンフィギュレーションのスタートアップへの保存(write memory )。これにより、BOOT 環境変数を古いイメージに設定します。このため、リロードすると古いイメージがロードされます。
スタートアップ コンフィギュレーションへの古いコンフィギュレーションのコピー(copy old_config_url startup-config )。
リロード(reload )。
クラスタリング用の公式のゼロ ダウンタイム ダウングレードのサポートはありません。ただし場合によっては、ゼロ ダウンタイム ダウングレードが機能します。ダウングレードに関する次の既知の問題を参照してください。この他の問題が原因でクラスタ ユニットのリロードが必要になることもあり、その場合はダウンタイムが発生します。
クラスタリング(CSCuv82933)を使用している場合に 9.5(2) 以降から 9.5(1) 以前にダウングレードする:9.5(2) からダウングレードする場合、ゼロ ダウンタイム ダウングレードはサポートされません。ユニットがオンラインに戻ったときに新しいクラスタが形成されるように、すべてのユニットをほぼ同時にリロードする必要があります。ユニットが順番にリロードされるのを待つと、クラスタを形成できなくなります。
クラスタリングを使用する場合に 9.2(1) 以降から 9.1 以前にダウングレードする:ゼロ ダウンタイム ダウングレードはサポートされません。
PBKDF2(パスワード ベースのキー派生関数 2 )ハッシュをパスワードで使用する場合に 9.5 以前のバージョンにダウングレードする:9.6 より前のバージョンは PBKDF2 ハッシュをサポートしていません。9.6(1) では、32 文字より長い enable パスワードおよび username パスワードで PBKDF2 ハッシュを使用します。ダウングレードすると、enable パスワードがデフォルト(空白)に戻ります。ユーザ名は正しく解析されず、username コマンドが削除されます。ローカル ユーザをもう一度作成する必要があります。
ASAv 用のバージョン 9.5(2.200) からのダウングレード:ASAv はライセンス登録状態を保持しません。license smart register idtoken id_token force コマンドで再登録する必要があります(ASDM の場合、[Configuration] > [Device Management] > [Licensing] > [Smart Licensing] ページで [Force registration] オプションを使用)。Smart Software Manager から ID トークンを取得します。
設定を移行すると、ダウングレードの可否に影響を与える可能性があります。そのため、ダウングレード時に使用できる古い設定のバックアップを保持することを推奨します。8.3 へのアップグレード時には、バックアップが自動的に作成されます(<old_version>_startup_cfg.sav)。他の移行ではバックアップが作成されません。古いバージョンでは利用できなかったコマンドが新しい設定に含まれていると、設定がロードされたときにそれらのコマンドのエラーが表示されます。ただし、エラーは無視できます。各バージョンの設定の移行または廃止の詳細については、各バージョンのアップグレード ガイドを参照してください。
元のトンネルがネゴシエートした暗号スイートをサポートしないソフトウェア バージョンをスタンバイ装置が実行している場合でも、VPN トンネルがスタンバイ装置に複製されます。このシナリオは、ダウングレード時に発生します。その場合、VPN 接続を切断して再接続してください。
ステップ 1 |
を選択します。 [Downgrade Software] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 2 |
ASA イメージの場合、[Select Image File] をクリックします。 [Browse File Locations] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 3 |
次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。
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ステップ 4 |
[Configuration] で [Browse Flash] をクリックし、移行前の設定ファイルを選択します。 |
ステップ 5 |
(任意) バージョン 8.3 よりも前のアクティベーション キーに戻す場合は、[Activation Key] フィールドで以前のアクティベーション キーを入力します。 |
ステップ 6 |
[Downgrade] をクリックします。 |
ASDM には、基本的なファイル管理タスクを実行するのに便利なファイル管理ツール セットが用意されています。ファイル管理ツールにより、フラッシュ メモリに保存されているファイルの表示、移動、コピー、および削除、ファイルの転送、およびリモート ストレージ デバイス(マウント ポイント)のファイルの管理を行うことができます。
(注) |
マルチコンテキスト モードの場合、このツールはシステムのセキュリティ コンテキストでだけ使用できます。 |
ASA では、FTP クライアント、セキュア コピー クライアント、または TFTP クライアントを使用できます。また、ASA をセキュア コピー サーバとして設定することもできるため、コンピュータでセキュア コピー クライアントを使用できます。
ASA では、FTP サーバとの間で、イメージ ファイルやコンフィギュレーション ファイルのアップロードおよびダウンロードを実行できます。パッシブ FTP では、クライアントは制御接続およびデータ接続の両方を開始します。パッシブ モードではデータ接続の受け入れ側となるサーバは、今回の特定の接続においてリッスンするポート番号を応答として返します。
ステップ 1 |
[Configuration] > [Device Management] > [Management Access] > [File Access] > [FTP Client] ペインで、[Specify FTP mode as passive] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 2 |
[Apply] をクリックします。 FTP クライアントのコンフィギュレーションが変更され、その変更内容が実行コンフィギュレーションに保存されます。 |
ASA 上でセキュア コピー(SCP)サーバをイネーブルにできます。SSH による ASA へのアクセスを許可されたクライアントだけが、セキュア コピー接続を確立できます。
サーバにはディレクトリ サポートがありません。ディレクトリ サポートがないため、ASA の内部ファイルへのリモート クライアント アクセスは制限されます。
サーバでは、バナーまたはワイルドカードがサポートされていません。
HTTPS(ASDM)アクセスの設定 に従って、ASA で SSH を有効にします。
SSH バージョン 2 接続をサポートするには、ASA のライセンスに強力な暗号化(3DES/AES)ライセンスが必要です。
特に指定されていないかぎり、マルチ コンテキスト モードでは、システム実行スペースで次の手順を実行します。まだシステム コンフィギュレーション モードに入っていない場合、[Configuration] > [Device List] ペインで、アクティブなデバイスの IP アドレスの下にある [System] をダブルクリックします。
セキュア コピーのパフォーマンスは、使用する暗号化アルゴリズムにある程度依存します。デフォルトで、ASA は 3des-cbc aes128-cbc aes192-cbc aes256-cbc aes128-ctr aes192-ctr aes256-ctr の順にアルゴリズムをネゴシエートします。提示された最初のアルゴリズム(3des-cbc)が選択された場合、aes128-cbc などの一層効率的なアルゴリズムが選択された場合よりも大幅にパフォーマンスが低下します。提示された暗号方式を変更するには、。たとえば、 ペインを使用します[Custom] を選択して aes128-cbc に設定します。
ステップ 1 |
コンテキスト モードによって次のように異なります。
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ステップ 2 |
[Enable secure copy server] チェック ボックスをオンにします。 |
ステップ 3 |
(オプション)ASA は接続先の各 SCP サーバの SSH ホストキーを保存します。必要に応じて、ASA データベースから手動でサーバとそのキーを追加または削除できます。 キーを追加するには、次の手順を実行します。 キーを削除するには、信頼できる SSH ホストのテーブルからサーバを選択し、[Delete] をクリックします。 |
ステップ 4 |
(オプション)新しいホストキーが検出されたときに通知を受け取るには、[Inform me when a new host key is detected] チェックボックスをオンにします。 デフォルトで、このオプションは有効になっています。このオプションがイネーブルになっている場合、ASA にまだ格納されていないホストキーを許可または拒否するように求められます。このオプションがディセーブルになっている場合、ASA は過去に保存されたことがないホストキーを自動的に許可します。 |
ステップ 5 |
[Apply] をクリックします。 |
外部ホストのクライアントから、SCP ファイル転送を実行します。たとえば、Linux では次のコマンドを入力します。
scp -v -pw password source_filename username @asa_address :{disk0|disk1}:/dest_filename
-v は冗長を表します。-pw が指定されていない場合は、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
TFTP は、単純なクライアント/サーバ ファイル転送プロトコルで、RFC 783 および RFC 1350 Rev. 2 で規定されています。TFTP サーバとの間でファイルをコピーできるように、ASA を TFTP クライアントとして設定できます。これにより、コンフィギュレーション ファイルをバックアップし、それらを複数の ASA にプロパゲートできます。
ここでは、TFTP サーバへのパスを事前定義できるため、copy および configure net などのコマンドで入力する必要がなくなります。
ステップ 1 |
の順に選択し、[Enable] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 2 |
[Interface Name] ドロップダウン リストから、TFTP クライアントとして使用するインターフェイスを選択します。 |
ステップ 3 |
コンフィギュレーション ファイルの保存先とする TFTP サーバの IP アドレスを [IP Address] フィールドに入力します。 |
ステップ 4 |
コンフィギュレーション ファイルの保存先とする TFTP サーバへのパスを [Path] フィールドに入力します。 例:/tftpboot/asa/config3 |
ステップ 5 |
Apply をクリックします。 |
CIFS マウント ポイントまたは FTP マウント ポイントを追加できます。
共通インターネット ファイル システム(CIFS)マウント ポイントを定義するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
の順に選択し、 の順にクリックします。 [Add CIFS Mount Point] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 2 |
[Enable mount point] チェックボックスをオンにします。 これにより、ASA 上の CIFS ファイル システムが UNIX のファイル ツリーに接続されます。 |
ステップ 3 |
[Mount Point Name] フィールドに、既存の CIFS が存在する位置の名前を入力します。 |
ステップ 4 |
[Server Name] フィールドまたは [IP Address] フィールドに、マウント ポイントを配置するサーバの名前または IP アドレスを入力します。 |
ステップ 5 |
[Share Name] フィールドに、CIFS サーバ上のフォルダの名前を入力します。 |
ステップ 6 |
[NT Domain Name] フィールドに、サーバが常駐する NT ドメインの名前を入力します。 |
ステップ 7 |
サーバに対するファイル システムのマウントを認可されているユーザの名前を、[User Name] フィールドに入力します。 |
ステップ 8 |
サーバに対するファイル システムのマウントを認可されているユーザのパスワードを、[Password] フィールドに入力します。 |
ステップ 9 |
[Confirm Password] フィールドにパスワードを再入力します。 |
ステップ 10 |
[OK] をクリックします。 [Add CIFS Mount Point] ダイアログボックスが閉じます。 |
ステップ 11 |
[Apply] をクリックします。 |
FTP マウント ポイントの場合、FTP サーバには UNIX のディレクトリ リスト スタイルが必要です。Microsoft FTP サーバには、デフォルトで MS-DOS ディレクトリ リスト スタイルがあります。
ステップ 1 |
の順に選択し、 の順にクリックします。 [Add FTP Mount Point] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 2 |
[Enable] チェックボックスを選択します。 これにより、ASA 上の FTP ファイル システムが UNIX のファイル ツリーに接続されます。 |
ステップ 3 |
[Mount Point Name] フィールドに、既存の FTP が存在する位置の名前を入力します。 |
ステップ 4 |
[Server Name] フィールドまたは [IP Address] フィールドに、マウント ポイントを配置するサーバの名前または IP アドレスを入力します。 |
ステップ 5 |
[Mode] フィールドで、オプション ボタン([Active] または [Passive])をクリックして FTP モードを選択します。[Passive] モードを選択した場合、クライアントでは、FTP コントロール接続とデータ接続がともに起動します。サーバは、この接続をリッスンするポートの番号で応答します。 |
ステップ 6 |
FTP ファイル サーバへのディレクトリ パス名を [Path to Mount] フィールドに入力します。 |
ステップ 7 |
サーバに対するファイル システムのマウントを認可されているユーザの名前を、[User Name] フィールドに入力します。 |
ステップ 8 |
サーバに対するファイル システムのマウントを認可されているユーザのパスワードを、[Password] フィールドに入力します。 |
ステップ 9 |
[Confirm Password] フィールドにパスワードを再入力します。 |
ステップ 10 |
[OK] をクリックします。 [Add FTP Mount Point] ダイアログボックスが閉じます。 |
ステップ 11 |
[Apply] をクリックします。 |
ファイル管理ツールを使用するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
メイン ASDM アプリケーション ウィンドウで、 の順に選択します。[File Management] ダイアログボックスが表示されます。
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ステップ 2 |
選択したファイルをブラウザに表示するには、[View] をクリックします。 |
ステップ 3 |
選択したファイルを切り取って別のディレクトリに貼り付けるには、[Cut] をクリックします。 |
ステップ 4 |
選択したファイルをコピーして別のディレクトリに貼り付けるには、[Copy] をクリックします。 |
ステップ 5 |
コピーしたファイルを選択した場所に貼り付けるには、[Paste] をクリックします。 |
ステップ 6 |
選択したファイルをフラッシュ メモリから削除するには、[Delete] をクリックします。 |
ステップ 7 |
ファイルの名前を変更するには、[Rename] をクリックします。 |
ステップ 8 |
ファイルを保存するディレクトリを新規作成するには、[New Directory] をクリックします。 |
ステップ 9 |
[File Transfer] ダイアログボックスを開くには、[File Transfer] をクリックします。詳細については、「ファイルの転送」を参照してください。 |
ステップ 10 |
[Manage Points] ダイアログボックスを開くには、[Mount Points] をクリックします。詳細については、「マウント ポイントの追加 」を参照してください。 |
File Transfer ツールにより、ローカルにあるファイルとリモートにあるファイルを転送できます。PC またはフラッシュ ファイル システムのローカル ファイルを ASA との間で転送できます。HTTP、HTTPS、TFTP、FTP、または SMB を使用して、ASA との間でファイルを転送できます。
(注) |
IPS SSP ソフトウェア モジュールの場合、IPS ソフトウェアを disk0 にダウンロードする前に、フラッシュ メモリに少なくとも 50% の空きがあることを確認してください。IPS をインストールするときに、IPS のファイル システム用に内部フラッシュ メモリの 50% が予約されます。 |
ローカル PC とフラッシュ ファイル システムとの間でファイルを転送するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
メイン ASDM アプリケーション ウィンドウで、 の順に選択します。[File Management] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 2 |
[File Transfer] の横にある下矢印をクリックし、続いて [Between Local PC and Flash] をクリックします。 [File Transfer] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 3 |
ローカル PC またはフラッシュ ファイル システムのどちらかで、アップロードまたはダウンロードしたいファイルを選択し、目的の場所にドラッグします。または、ローカル PC またはフラッシュ ファイル システムのどちらかで、アップロードまたはダウンロードしたいファイルを選択し、右矢印または左矢印をクリックし、目的の場所にファイルを転送します。 |
ステップ 4 |
完了したら [Close] をクリックします。 |
リモート サーバとフラッシュ ファイル システムとの間でファイルを転送するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
メイン ASDM アプリケーション ウィンドウで、 の順に選択します。[File Management] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 2 |
[File Transfer] ドロップダウン リストで下矢印をクリックし、[Between Remote Server and Flash] をクリックします。 [File Transfer] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 3 |
リモート サーバからファイルを転送するには、[Remote server] オプションをクリックします。 |
ステップ 4 |
転送対象になるソース ファイルを定義します。 |
ステップ 5 |
フラッシュ ファイル システムからファイルを転送するには、[Flash file system] オプションを選択します。 |
ステップ 6 |
ファイルの場所へのパスを入力するか、[Browse Flash] をクリックしてファイルの場所を指定します。 |
ステップ 7 |
また、CLI により、スタートアップ コンフィギュレーション、実行コンフィギュレーション、または SMB ファイル システムからファイルをコピーすることもできます。Copy コマンドの使用方法については、CLI コンフィギュレーション ガイドを参照してください。 |
ステップ 8 |
転送するファイルの宛先を定義します。
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ステップ 9 |
リモート サーバにファイルを転送するには、[Remote server] オプションを選択します。 |
ステップ 10 |
[Transfer] をクリックしてファイル転送を開始します。 [Enter Username and Password] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 11 |
リモート サーバのユーザ名、パスワード、ドメイン(必要な場合)が表示されます。 |
ステップ 12 |
[OK] をクリックし、ファイル転送を続行します。 ファイル転送プロセスには数分かかる場合があります。必ず終了するまでお待ちください。 |
ステップ 13 |
ファイル転送が完了したら [Close] をクリックします。 |
複数の ASA または ASDM イメージがある場合は、ブートするイメージを指定する必要があります。イメージを設定しない場合はデフォルトのブート イメージが使用され、そのイメージは意図されたものではない可能性があります。スタートアップ コンフィギュレーションでは、コンフィギュレーション ファイルを任意で指定できます。
次のモデルのガイドラインを参照してください。
Firepower 4100/9300 シャーシ:ASA のアップグレードは FXOS によって管理されます。ASA オペレーティング システム内で ASA をアップグレードすることはできません。したがって、この手順を ASA イメージに使用しないでください。ASA と FXOS を別々にアップグレードすることができ、FXOS ディレクトリ リストに別々にリストされます。ASA パッケージには常に ASDM が含まれています。
Firepower 2100:ASA、ASDM、および FXOS のイメージは 1 つのパッケージに一緒にバンドルされています。パッケージ更新は FXOS によって管理されます。ASA オペレーティング システム内で ASA をアップグレードすることはできません。したがって、この手順を ASA イメージに使用しないでください。ASA と FXOS を個別にアップグレードすることはできません。常にバンドルされています。
Firepower モデルの ASDM:ASDM は ASA オペレーティング システム内からアップグレードできるため、バンドルされた ASDM イメージのみを使用する必要はありません。手動でアップロードする ASDM イメージは FXOS イメージリストに表示されません。ASA から ASDM イメージを管理する必要があります。
(注) |
ASA バンドルをアップグレードすると、同じ名前(asdm.bin)であるため、バンドル内の ASDM イメージが ASA 上の前の ASDM バンドル イメージに置き換わります。ただし、アップロードした別の ASDM イメージ(たとえば asdm-782.bin)を手動で選択すると、バンドル アップグレード後も引き続き同じイメージが使用されます。互換性のある ASDM バージョンを実行していることを確認するには、バンドルをアップグレードする前に ASDM をアップグレードするか、または ASA バンドルをアップグレードする直前に、バンドルされた ASDM イメージ(asdm.bin)を使用するように ASA を再設定する必要があります。 |
ASAv:初期展開の ASAv パッケージでは、ASA イメージが読み取り専用 boot:/ パーティションに配置されます。ASAv をアップグレードするときは、フラッシュ メモリに別のイメージを指定します。後でコンフィギュレーションをクリアすると、ASAv は元の展開のイメージをロードするようになることに注意してください。初期展開の ASAv パッケージには、フラッシュ メモリに配置される ASDM イメージも含まれています。ASDM イメージを個別にアップグレードできます。
次のデフォルト設定を参照してください。
ASA イメージ:
物理 ASA:内部フラッシュ メモリ内で見つかった最初のアプリケーション イメージをブートします。
ASAv:最初に展開したときに作成された、読み取り専用の boot:/ パーティションにあるイメージをブートします。
Firepower 4100/9300 シャーシ:どの ASA イメージをブートするかは FXOS システムによって決定されます。この手順を使用して ASA イメージを設定することはできません。
すべての ASA の ASDM イメージ:内部フラッシュ メモリ内で見つかった(またはここにイメージがない場合は、外部フラッシュ メモリ内で見つかった)最初の ASDM イメージをブートします。
スタートアップ コンフィギュレーション:デフォルトでは、ASA は、隠しファイルであるスタートアップ コンフィギュレーションからブートします。
ステップ 1 |
の順に選択します。 起動イメージとして使用するバイナリ イメージ ファイルは、ローカルから 4 つまで指定できます。また TFTP サーバのイメージを 1 つ指定して、そこからデバイスをブートできます。TFTP サーバに格納されているイメージを指定する場合は、そのファイルをリスト内の先頭に配置する必要があります。デバイスが、イメージのロード元の TFTP サーバに到達できない場合は、フラッシュ メモリに保存されているリスト内の次のイメージ ファイルのロードが試行されます。 |
ステップ 2 |
[Boot Image/Configuration] ペインで [Add] をクリックします。 |
ステップ 3 |
ブートするイメージを参照します。TFTP イメージの場合は、[File Name] フィールドに TFTP URL を入力します。[OK] をクリックします。 |
ステップ 4 |
上へ移動ボタンと下へ移動ボタンを使用してイメージの順番を並べ替えます。 |
ステップ 5 |
(オプション)[Boot Configuration File Path] フィールドで、[Browse Flash] をクリックしてコンフィギュレーションを選択してスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを指定します。[OK] をクリックします。 |
ステップ 6 |
[ASDM Image File Path] フィールドで、[Browse Flash] をクリックしてイメージを選択して ASDM イメージを指定します。[OK] をクリックします。 |
ステップ 7 |
[適用(Apply)] をクリックします。 |
システム障害から保護するために、コンフィギュレーションおよびその他のファイルの定期的なバックアップを実行することを推奨します。
次の手順では、コンフィギュレーションおよびイメージの zipバックアップ zip ファイルへのバックアップおよび復元方法と、そのファイルのローカル コンピュータへの転送方法について説明します。
バックアップまたは復元を開始する前に、バックアップまたは復元場所に使用可能なディスク領域が少なくとも 300 MB ある必要があります。
ASA は、シングル コンテキスト モードである必要があります。
バックアップ中またはバックアップ後にコンフィギュレーションを変更した場合、その変更内容はバックアップに含められません。バックアップの実行後にコンフィギュレーションを変更してから復元を実行した場合、このコンフィギュレーションの変更は上書きされます。結果として、ASA は異なる挙動をすることもあります。
一度に開始できるバックアップまたは復元は 1 つだけです。
コンフィギュレーションは、元のバックアップを実行したときと同じ ASA バージョンにのみ復元できます。復元ツールを使用して、ASA の異なるバージョン間でコンフィギュレーションを移行することはできません。コンフィギュレーションの移行が必要な場合、ASA は、新しい ASA OS をロードした時に常駐するスタートアップ コンフィギュレーションを自動的にアップグレードします。
クラスタリングを使用する場合、バックアップまたは復元できるのは、スタートアップ コンフィギュレーション、実行コンフィギュレーション、およびアイデンティティ証明書のみです。ユニットごとに別々にバックアップを作成および復元する必要があります。
フェールオーバーを使用する場合、バックアップの作成および復元は、アクティブ ユニットとスタンバイ ユニットに対して別々に行う必要があります。
ASA にマスター パスフレーズを設定している場合は、この手順で作成したバックアップ コンフィギュレーションの復元時にそのマスター パスフレーズが必要となります。ASA のマスター パスフレーズが不明な場合は、マスター パスフレーズの設定を参照して、バックアップを続行する前に、マスター パスフレーズをリセットする方法を確認してください。
PKCS12 データをインポート(crypto ca trustpoint コマンドを使用)する際にトラストポイントが RSA キーを使用している場合、インポートされたキー ペアにはトラストポイントと同じ名前が割り当てられます。この制約のため、ASDM コンフィギュレーションを復元した後でトラストポイントおよびそのキー ペアに別の名前を指定した場合、スタートアップ コンフィギュレーションは元のコンフィギュレーションと同じになるのに、実行コンフィギュレーションには異なるキー ペア名が含まれることになります。つまり、キー ペアとトラストポイントに別の名前を使用した場合は、元のコンフィギュレーションを復元できないということです。この問題を回避するため、トラストポイントとそのキー ペアには必ず同じ名前を使用してください。
CLI を使用してバックアップしてから ASDM を使用して復元したり、その逆を行うことはできません。
各バックアップ ファイルに含まれる内容は次のとおりです。
実行コンフィギュレーション
スタートアップ コンフィギュレーション
すべてのセキュリティ イメージ
Cisco Secure Desktop およびホスト スキャンのイメージ
Cisco Secure Desktop およびホスト スキャンの設定
AnyConnect(SVC)クライアントのイメージおよびプロファイル
AnyConnect(SVC)のカスタマイズおよびトランスフォーム
アイデンティティ証明書(アイデンティティ証明書に関連付けられた RSA キー ペアは含まれるが、スタンドアロン キーは除外される)
VPN 事前共有キー
SSL VPN コンフィギュレーション
アプリケーション プロファイルのカスタム フレームワーク(APCF)
ブックマーク
カスタマイゼーション
ダイナミック アクセス ポリシー(DAP)
プラグイン
接続プロファイル用の事前入力スクリプト
プロキシ自動設定
変換テーブル
Web コンテンツ
バージョン情報
この手順では、完全なシステム バックアップを実行する方法について説明します。
ステップ 1 |
コンピュータ上にフォルダを作成し、バックアップ ファイルを保存します。こうすると、後で復元するときに探しやすくなります。 |
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ステップ 2 |
を選択します。 [Backup Configurations] ダイアログボックスが表示されます。[SSL VPN Configuration] 領域の下矢印をクリックし、SSL VPN コンフィギュレーションのバックアップ オプションを確認します。デフォルトでは、すべてのコンフィギュレーション ファイルがチェックされ、利用できる場合にはバックアップされます。リスト内のすべてのファイルをバックアップするには、手順 5 に進みます。 |
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ステップ 3 |
バックアップするコンフィギュレーションを選択する場合は、[Backup All] チェックボックスをオフにします。 |
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ステップ 4 |
バックアップするオプションの横にあるチェックボックスをオンにします。 |
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ステップ 5 |
[Browse Local to specify a directory and file name for the backup .zip file] をクリックします。 |
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ステップ 6 |
[Select] ダイアログボックスで、バックアップ ファイルを格納するディレクトリを選択します。 |
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ステップ 7 |
[Select] をクリックします。[Backup File] フィールドにパスが表示されます。 |
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ステップ 8 |
ディレクトリ パスの後にバックアップ ファイルの宛先の名前を入力します。バックアップ ファイルの名前の長さは、3 ~ 232 文字の間である必要があります。 |
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ステップ 9 |
[Backup] をクリックします。証明書をバックアップする場合や、ASA でマスター パスフレーズを使用している場合を除き、すぐにバックアップが続行されます。 |
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ステップ 10 |
ASA でマスター パスフレーズを設定し、イネーブルにしている場合、バックアップを続行する前に、マスター パスフレーズが不明な場合は変更することを推奨する警告メッセージが表示されます。マスター パスフレーズがわかっている場合は、[Yes] をクリックしてバックアップを続行します。ID 証明書をバックアップする場合を除き、すぐにバックアップが続行されます。 |
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ステップ 11 |
ID 証明書をバックアップする場合は、証明書を PKCS12 形式でエンコーディングするために使用する別のパスフレーズを入力するように求められます。パスフレーズを入力するか、またはこの手順をスキップすることができます。
[OK] または [Cancel] をクリックすると、すぐにバックアップが開始されます。 |
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ステップ 12 |
バックアップが完了すると、ステータス ウィンドウが閉じ、[Backup Statistics] ダイアログボックスが表示され、成功または失敗のメッセージが示されます。
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ステップ 13 |
[OK] をクリックし、[Backup Statistics] ダイアログボックスを閉じます。 |
zip tar.gz ファイルからローカル PC に復元するコンフィギュレーションやイメージを指定します。
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[Restore Configurations] ダイアログボックスで、[Browse Local Directory] をクリックし、ローカル コンピュータ上の、復元するコンフィギュレーションが含まれている zip ファイルを選択し、[Select] をクリックします。[Local File] フィールドにパスと zip ファイル名が表示されます。 復元する zip ファイルは、[Tools] > [Backup Configurations] オプションを選択して作成したものである必要があります。 |
ステップ 3 |
[Next] をクリックします。2 つ目の [Restore Configuration] ダイアログボックスが表示されます。復元するコンフィギュレーションの横にあるチェックボックスをオンにします。使用可能なすべての SSL VPN コンフィギュレーションがデフォルトで選択されています。 |
ステップ 4 |
[Restore] をクリックします。 |
ステップ 5 |
バックアップ ファイルの作成時に、証明書の暗号化に使用する証明書パスフレーズを指定している場合は、このパスフレーズを入力するように ASDM から求められます。 |
ステップ 6 |
実行コンフィギュレーションの復元を選択した場合、実行コンフィギュレーションを結合するか、実行コンフィギュレーションを置換するか、または復元プロセスのこの部分をスキップするかを尋ねられます。
ASDM では、復元操作が完了するまでステータス ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 7 |
実行コンフィギュレーションを置換または結合した場合は、ASDM を閉じてから再起動します。実行コンフィギュレーションを復元しなかった場合は、ASDM セッションをリフレッシュして、変更を有効にします。 |
ASDM バックアップを実行した場合、ローカル CA サーバ データベースは含まれていないため、サーバ上の CA 証明書はバックアップされません。ローカル CA サーバをバックアップする場合は、ASA CLI による次の手動プロセスを使用します。
ステップ 1 |
show run crypto ca server コマンドを入力します。
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ステップ 2 |
crypto ca import コマンドを使用して、ローカル CA PKCS12 ファイルをインポートして LOCAL-CA-SERVER トラストポイントを作成し、キーペアを復元します。
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ステップ 3 |
LOCAL-CA-SERVER ディレクトリが存在しない場合、mkdir LOCAL-CA-SERVER を入力して作成する必要があります。 |
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ステップ 4 |
ローカル CA ファイルを LOCAL-CA-SERVER ディレクトリにコピーします。
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ステップ 5 |
crypto ca server コマンドを入力して、ローカル CA サーバをイネーブルにします。
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ステップ 6 |
show crypto ca server コマンドを入力して、ローカル CA サーバが起動し、動作していることを確認します。 |
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ステップ 7 |
設定を保存します。 |
この機能により、現在の実行コンフィギュレーション ファイルのコピーを TFTP サーバに保存します。
ステップ 1 |
を選択します。 [Save Running Configuration to TFTP Server] ダイアログボックスが表示されます。 |
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ステップ 2 |
TFTP サーバの IP アドレスと、コンフィギュレーション ファイルの保存先となる TFTP サーバ上のファイル パスを入力して、[Save Configuration] をクリックします。
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System Reload ツールにより、システムの再起動をスケジュールしたり、現在の再起動をキャンセルしたりできます。
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[Reload Scheduling] 領域で、次の設定を定義します。 |
ステップ 3 |
次のいずれかを選択します。
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Auto Update は、Auto Update サーバがコンフィギュレーションおよびソフトウェア イメージを多数の ASA にダウンロードすることを許可し、中央からの ASA の基本的なモニタリングを提供するプロトコル仕様です。
この項では、Auto Update の実装方法と Auto Update が必要になる理由について説明します。
ASA は、クライアントまたはサーバとして設定できます。Auto Update クライアントとして動作する場合は、ソフトウェア イメージおよびコンフィギュレーション ファイルへのアップデートのため、Auto Update サーバを定期的にポーリングします。Auto Update サーバとして動作する場合は、Auto Update クライアントとして設定された ASA のアップデートを発行します。
Auto Update は、次のように、管理者が ASA の管理で直面するさまざまな問題を解決できる便利な機能です。
ダイナミック アドレッシングおよび NAT に関する問題点の解決。
コンフィギュレーションの変更を 1 つのアクションでコミット。
ソフトウェア更新用の信頼度の高い方式の提供。
ハイ アベイラビリティ用の十分実績のある方式の活用(フェールオーバー)。
オープン インターフェイスによる柔軟性の提供。
サービス プロバイダー環境のセキュリティ ソリューションの簡素化。
Auto Update 仕様は、中央、または複数の場所から、リモート管理アプリケーションにより ASA のコンフィギュレーションやソフトウェア イメージをダウンロードしたり、基本的な監視機能を実行したりする場合に必要なインフラストラクチャです。
Auto Update 仕様に従うと、Auto Update サーバから ASA にコンフィギュレーション情報をプッシュしたり、要求を送信して情報を取得したりすることも、ASA から Auto Update サーバに定期的にポーリングすることによって、最新のコンフィギュレーション情報を引き出す(プルする)こともできます。また、Auto Update サーバはいつでも ASA にコマンドを送信し、ただちにポーリング要求を送信させることもできます。Auto Update サーバと ASA の通信では、通信パスとローカル CLI コンフィギュレーションをすべての ASA に設定する必要があります。
Auto Update サーバを使用して、ソフトウェア イメージとコンフィギュレーション ファイルを、アクティブ/スタンバイ フェールオーバー コンフィギュレーションの ASA に配置できます。アクティブ/スタンバイ フェールオーバー コンフィギュレーションで Auto Update をイネーブルにするには、フェールオーバー ペアのプライマリ装置に Auto Update サーバのコンフィギュレーションを入力します。
フェールオーバー コンフィギュレーションの Auto Update サーバ サポートには、次の制限と動作が適用されます。
アクティブ/スタンバイ コンフィギュレーションがサポートされるのは、シングル モードだけです。
新しいプラットフォーム ソフトウェア イメージをロードする際、フェールオーバー ペアはトラフィックの転送を停止します。
LAN ベースのフェールオーバーを使用する場合、新しいコンフィギュレーションによってフェールオーバー リンクのコンフィギュレーションが変更されてはいけません。フェールオーバー リンクのコンフィギュレーションが変更されると、装置間の通信は失敗します。
Auto Update サーバへの Call Home を実行するのはプライマリ装置だけです。Call Home を実行するには、プライマリ装置がアクティブ状態である必要があります。そうでない場合、ASA は自動的にプライマリ装置にフェールオーバーします。
ソフトウェア イメージまたはコンフィギュレーション ファイルをダウンロードするのは、プライマリ装置だけです。その後、ソフトウェア イメージまたはコンフィギュレーション ファイルはセカンダリ装置にコピーされます。
インターフェイス MAC アドレスとハードウェアのシリアル番号は、プライマリ装置のものです。
Auto Update サーバまたは HTTP サーバに保存されたコンフィギュレーション ファイルは、プライマリ装置専用です。
次に、フェールオーバー コンフィギュレーションでの Auto Update プロセスの概要を示します。このプロセスは、フェールオーバーがイネーブルであり、動作していることを前提としています。装置がコンフィギュレーションを同期化している場合、SSM カードの不具合以外の理由でスタンバイ装置に障害が発生している場合、または、フェールオーバー リンクがダウンしている場合、Auto Update プロセスは実行できません。
両方の装置は、プラットフォームおよび ASDM ソフトウェア チェックサムとバージョン情報を交換します。
プライマリ装置は Auto Update サーバにアクセスします。プライマリ装置がアクティブ状態でない場合、ASA はプライマリ装置にフェールオーバーした後、Auto Update サーバにアクセスします。
Auto Update サーバは、ソフトウェア チェックサムと URL 情報を返します。
プライマリ装置が、アクティブまたはスタンバイ装置のプラットフォーム イメージ ファイルをアップデートする必要があると判断した場合は、次の処理が実行されます。
プライマリ装置は、Auto Update サーバの URL を使用して、HTTP サーバから適切なファイルを取得します。
プライマリ装置は、そのイメージをスタンバイ装置にコピーしてから、自身のイメージをアップデートします。
両方の装置に新しいイメージがある場合は、セカンダリ(スタンバイ)装置が最初にリロードされます。
セカンダリ装置のブート時にヒットレス アップグレードが可能な場合は、セカンダリ装置がアクティブ装置になり、プライマリ装置がリロードされます。リロードが終了すると、プライマリ装置がアクティブ装置になります。
スタンバイ装置のブート時にヒットレス アップグレードができない場合は、両方の装置が同時にリロードされます。
セカンダリ(スタンバイ)装置だけに新しいイメージがある場合は、セカンダリ装置だけがリロードされます。プライマリ装置は、セカンダリ装置のリロードが終了するまで待機します。
プライマリ(アクティブ)装置だけに新しいイメージがある場合は、セカンダリ装置がアクティブ装置になり、プライマリ装置がリロードされます。
もう一度アップデート プロセスが手順 1 から開始されます。
ASA が、プライマリまたはセカンダリ装置の ASDM ファイルをアップデートする必要があると判断した場合は、次の処理が実行されます。
プライマリ装置は、Auto Update サーバから提供された URL を使用して、HTTP サーバから ASDM イメージ ファイルを取得します。
プライマリ装置は、必要に応じてそのイメージをスタンバイ装置にコピーします。
プライマリ装置は、自身の ASDM イメージをアップデートします。
もう一度アップデート プロセスが手順 1 から開始されます。
プライマリ装置が、コンフィギュレーション ファイルをアップデートする必要があると判断した場合は、次の処理が実行されます。
プライマリ装置は、指定された URL を使用して、からコンフィギュレーション ファイルを取得します。
両方の装置で同時に、古いコンフィギュレーションが新しいコンフィギュレーションに置換されます。
もう一度アップデート プロセスが手順 1 から開始されます。
チェックサムがすべてのイメージおよびコンフィギュレーション ファイルと一致している場合、アップデートは必要ありません。このプロセスは、次のポーリング時間まで中断されます。
Auto Update は、シングル コンテキスト モードでのみサポートされます。
クラスタリングはサポートされません。
次のモデルではサポートされません。
ASA 5506-X、5508-X、5516-X
Firepower 4100、および 9300
ASAv
Auto Update サーバから ASA のコンフィギュレーションが更新されても、ASDM には通知されません。[Refresh] または [File] > [RefreshASDM with the Running Configuration on the Device] を選択して、最新のコンフィギュレーションを取得する必要があります。また、ASDM でコンフィギュレーションに加えた変更は失われます。
Auto Update サーバと通信するためのプロトコルとして HTTPS が選択されている場合は、ASA は SSL を使用します。これは、ASA による DES または 3DES ライセンスの保有が必須です。
ステップ 1 |
を選択します。 [Auto Update] ペインには、[Auto Update Servers] テーブルの他に [Timeout] 領域と [Polling] 領域があります。 [Auto Update Servers] テーブルで、Auto Update サーバにすでに設定されているパラメータを確認できます。ASA は、テーブルの一番上にあるサーバを最初にポーリングします。 |
ステップ 2 |
テーブル内のサーバの順序を変更するには、[Move Up] または [Move Down] をクリックします。 [Auto Update Servers] テーブルには次のカラムがあります。
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ステップ 3 |
[Auto Update Server] テーブルの行のいずれかをダブルクリックすると、[Edit Auto Update Server] ダイアログボックスが開き、Auto Update サーバのパラメータを変更できます。ここで行った変更はただちにテーブルに反映されますが、コンフィギュレーションに保存するには [Apply] をクリックする必要があります。 |
ステップ 4 |
[Timeout] エリアでは、ASA が Auto Update サーバのタイムアウトを待つ時間を設定できます。[Timeout] 領域には次のフィールドがあります。
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ステップ 5 |
[Polling] エリアで、ASA から Auto Update サーバの情報をポーリングする頻度を設定できます。[Polling] 領域には次のフィールドがあります。
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ステップ 6 |
ポーリング スケジュールの設定 [Set Polling Schedule] ダイアログボックスでは、ASA から Auto Update サーバをポーリングする特定の日付と時刻を設定できます。 [Set Polling Schedule] ダイアログボックスには次のフィールドがあります。 [Days of the Week]:ASA から Auto Update サーバをポーリングする曜日のチェックボックスを選択します。 [Daily Update] ペイン グループでは、ASA が Auto Update サーバをポーリングする時刻を設定できます。次のフィールドがあります。
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debug auto-update client または debug fover cmd-exe コマンドを使用して、Auto Update プロセスで実行される処理を表示できます。次に、debug auto-update client コマンドの出力例を示します。debugターミナル セッションからコマンドを 実行します。
Auto-update client: Sent DeviceDetails to /cgi-bin/dda.pl of server 192.168.0.21
Auto-update client: Processing UpdateInfo from server 192.168.0.21
Component: asdm, URL: http://192.168.0.21/asdm.bint, checksum:
0x94bced0261cc992ae710faf8d244cf32
Component: config, URL: http://192.168.0.21/config-rms.xml, checksum:
0x67358553572688a805a155af312f6898
Component: image, URL: http://192.168.0.21/cdisk73.bin, checksum:
0x6d091b43ce96243e29a62f2330139419
Auto-update client: need to update img, act: yes, stby yes
name
ciscoasa(config)# Auto-update client: update img on stby unit...
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 1, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 1001, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 1501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 2001, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 2501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 3001, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 3501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 4001, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 4501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 5001, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 5501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 6001, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 6501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 7001, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 7501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 8001, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 8501, len = 1024
auto-update: Fover copyfile, seq = 4 type = 1, pseq = 9001, len = 1024
auto-update: Fover file copy waiting at clock tick 6129280
fover_parse: Rcvd file copy ack, ret = 0, seq = 4
auto-update: Fover filecopy returns value: 0 at clock tick 6150260, upd time 145980 msecs
Auto-update client: update img on active unit...
fover_parse: Rcvd image info from mate
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 20
Beginning configuration replication: Sending to mate.
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 50
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 50
auto-update: HA safe reload: reload active waiting with mate state: 80
Sauto-update: HA safe reload: reload active unit at clock tick: 6266860
Auto-update client: Succeeded: Image, version: 0x6d091b43ce96243e29a62f2330139419
Auto Update プロセスが失敗すると、次の syslog メッセージが生成されます。
%ASA4-612002: Auto Update failed: file version: version reason: reason
file は、失敗したアップデートに応じて “image”、“asdm”、または “configuration” になります。version は、アップデートのバージョン番号です。reason は、アップデートが失敗した原因です。
機能名 |
プラットフォーム リリース |
機能情報 |
---|---|---|
セキュア コピー クライアント |
9.1(5)/9.2(1) |
SCP サーバとの間でファイルを転送するため、ASA は Secure Copy(SCP)クライアントをサポートするようになりました。 次の画面が変更されました。 [Tools] > [File Management] > [File Transfer] > [Between Remote Server and Flash] [Configuration] > [Device Management] > [Management Access] > [File Access] > [Secure Copy (SCP) Server] |
設定可能な SSH 暗号機能と整合性アルゴリズム |
9.1(7)/9.4(3)/9.5(3)/9.6(1) |
ユーザは SSH 暗号化を管理するときに暗号化モードを選択し、さまざまなキー交換アルゴリズムに対して HMAC と暗号化を設定できます。アプリケーションに応じて、暗号の強度を強くしたり弱くする必要がある場合があります。セキュアなコピーのパフォーマンスは暗号化アルゴリズムに一部依存します。デフォルトで、ASA は 3des-cbc aes128-cbc aes192-cbc aes256-cbc aes128-ctr aes192-ctr aes256-ctr の順にアルゴリズムをネゴシエートします。提示された最初のアルゴリズム(3des-cbc)が選択された場合、aes128-cbc などの一層効率的なアルゴリズムが選択された場合よりも大幅にパフォーマンスが低下します。たとえば、提示された暗号方式に変更するには、ssh cipher encryption custom aes128-cbc を使用します。 次の画面が導入されました。 |
デフォルトでイネーブルになっている Auto Update サーバ証明書の検証 |
9.2(1) |
Auto Update サーバ証明書の検証がデフォルトでイネーブルになりました。新しいコンフィギュレーションでは証明書の検証を明示的にディセーブルにする必要があります。証明書の確認をイネーブルにしていなかった場合に、以前のリリースからアップグレードしようとすると、証明書の確認はイネーブルではなく、次の警告が表示されます。
設定を移行する場合は、次のように確認なしを明示的に設定します。 次の画面が変更されました。[Configuration] > [Device Management] > [System/Image Configuration] > [Auto Update] > [Add Auto Update Server]。 |
CLI を使用したシステムのバックアップと復元 |
9.3(2) |
CLI を使用してイメージや証明書を含む完全なシステム コンフィギュレーションをバックアップおよび復元できるようになりました。 変更された ASDM 画面はありません。 |
新しい ASA 5506W-X イメージの回復およびロード |
9.4(1) |
新しい ASA 5506W-X イメージのリカバリおよびロードがサポートされています。 変更された ASDM 画面はありません。 |