デバイスを ping するには、ping 10.1.1.1 や ping www.example.com のように IP アドレスやホスト名と一緒に ping を入力します。TCP ping の場合は、ping tcp www.example.com 80 のように tcp キーワードと宛先ポートを含めます。通常は、実行する必要のあるテストの範囲にします。
成功した ping の出力例:
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to out-pc, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/1 ms
ping が失敗した場合は、失敗した試行が ? で示され、成功率が 100% 未満になります(すべて失敗した場合は 0% になります)。
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.132.80.101, timeout is 2 seconds:
?????
Success rate is 0 percent (0/5)
ただし、ping の一部の側面を制御するパラメータを追加することもできます。以下に基本オプションを示します。
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ICMP ping。
ping [if_name] host [repeat count] [timeout seconds] [data pattern] [size bytes] [validate ]
それぞれの説明は次のとおりです。
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if_name は、ホストにアクセス可能なインターフェイスの名前です。名前を含めない場合は、ルーティング テーブルを使用して、使用するインターフェイスが決定されます。
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host は、ping するホストの IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、またはホスト名です。
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repeat count は、送信するパケット数です。デフォルトは 5 分です。
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timeout seconds は、応答がなかった場合にタイムアウトするパケットごとの秒数です。デフォルトは 2 です。
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data pattern は、送信するパケットに使用される 16 進数のパターンです。デフォルトは 0xabcd です。
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size bytes は、送信するパケットの長さです。デフォルト値は 100 バイトです。
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validate は、応答データを検証する必要があることを示します。
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TCP ping。
ping tcp [if_name] host [port] [repeat count] [timeout seconds] [source host [ports]
それぞれの説明は次のとおりです。
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if_name は、送信元が ping を送信するインターフェイスです。名前を含めなかった場合は、ルーティング テーブルが使用されます。
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host は、ping する宛先の IPv4 アドレスまたはホスト名です。TCP ping は IPv6 アドレスと一緒に使用できません。
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port は、ping するホストの TCP ポートです。
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repeat と timeout は、上記と同じ意味です。
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source host port は、ping 用の送信元ホストとポートを示します。ランダム ポートを取得するには、ポート 0 を使用します。
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インタラクティブ ping。
ping
パラメータを指定せずに ping を入力した場合は、インターフェイス、宛先、およびキーワードとして使用できない拡張パラメータを含むその他のパラメータが要求されます。ping パケットを細かく制御する必要がある場合は、この方式を使用します。