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このガイドでは、Firepower Threat Defense デバイスに含まれている Firepower Device Manager の Web ベースのインターフェイスを使用して Firepower Threat Defense を設定する方法について説明します。
Firepower Device Manager を使うことで、小~中規模なネットワークで最も一般的に使用されるソフトウェアの基本機能の設定が行えます。また、これは多くの Firepower Threat Defense デバイスを含む大規模なネットワークを制御するために強力な複数デバイスのマネージャを使用することがない、単一のデバイスまたは限られた数のデバイスを含むネットワークのために特に設計されています。
多数のデバイスを管理している場合、または Firepower Threat Defense で許可される、より複雑な機能や設定を使用したい場合、統合 Firepower Device Manager の代わりに Firepower Management Center デバイスを使用します。
クラウドベースのアプリケーションである Cisco Defense Orchestrator を使用して、デバイスまたは複数のデバイスを管理することもできます。クラウド管理の方法については、https://youtu.be/fsIfsHhnpQUでビデオを視聴し、Cisco Defense Orchestrator ポータル(http://www.cisco.com/go/cdo)を熟読してください。製品マニュアルは https://docs.defenseorchestrator.com/ で検索することができます。Cisco Defense Orchestrator へのデバイスの接続の詳細については、クラウド管理の設定(Cisco Defense Orchestrator)を参照してください。
Firepower Device Manager は次のデバイスで使用できます。
デバイス モデル |
Firepower Threat Defense の最小ソフトウェア バージョン |
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Firepower 1010、1120、1140 |
6.4 |
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Firepower 2110、2120、2130、2140 |
6.2.1 |
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Firepower Threat Defense Virtual VMware の場合 |
6.2.2 |
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Firepower Threat Defense Virtual カーネルベース仮想マシン(KVM)ハイパーバイザ用 |
6.2.3 |
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ASA 5508-X、5516-X |
6.1 |
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ASA 5525-X、5545-X、5555-X |
6.1 |
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ASA 5506-X、5506H-X、5506W-X、5512-X
|
6.1 |
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ASA 5515-X |
6.1 |
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ISA 3000(Cisco 3000 シリーズ産業用セキュリティ アプライアンス) |
6.2.3 |