メッセージ 302003 ~ 319004
この章には、メッセージ 302003 ~ 319004 を示します。
302003
エラーメッセージ %FTD-6-302003: Built H245 connection for foreign_address outside_address /outside_port local_address inside_address /inside_port
説明 H.245 接続が outside_address から inside_address に向けて開始されました。Secure Firewall Threat Defense デバイス は、Intel Internet Phone の使用を検出しました。外部ポート(outside_port)は、Secure Firewall Threat Defense デバイス 外部からの接続にしか表示されません。ローカル ポート値(inside_port)は、内部インターフェイスで開始された接続にしか表示されません。
推奨アクション 不要。
302004
エラーメッセージ %FTD-6-302004: Pre-allocate H323 UDP backconnection for foreign_address outside_address /outside_port to local_address inside_address /inside_port
説明 H.323 UDP バック接続がローカル アドレス(inside_address)から外部アドレス(outside_address)に事前割り当てされました。Secure Firewall Threat Defense デバイス は、Intel Internet Phone の使用を検出しました。外部ポート(outside_port)は、Secure Firewall Threat Defense デバイス外部からの接続にしか表示されません。ローカル ポート値(inside_port)は、内部インターフェイスで開始された接続にしか表示されません。
推奨アクション 不要。
302010
エラーメッセージ %FTD-6-302010: connections in use, connections most used
説明使用中の接続数と最も使用されている接続数に関する情報を提供します。
- connections:接続数
推奨アクション 不要。
302012
エラーメッセージ %FTD-6-302012: Pre-allocate H225 Call Signalling Connection for faddr IP_address /port to laddr IP_address
説明 H.225 二次チャネルは事前割り当て済みです。
推奨アクション 不要。
302013
エラーメッセージ%FTD-6-302013: Built {inbound|outbound} [Probe] TCP connection_id for interface :real-address /real-port (mapped-address/mapped-port ) [(idfw_user )] to interface :real-address /real-port (mapped-address/mapped-port ) [(idfw_user )] [(user )]
説明 2 つのホスト間に TCP 接続スロットが作成されました。
-
probe:TCP 接続がプローブ接続であることを示します
- connection_id:一意の識別子
- interface、real-address、real-port:実際のソケット
- mapped-address、mapped-port:マッピングされたソケット
- user:ユーザーの AAA の名前
- idfw_user:アイデンティティ ファイアウォールのユーザー名
inbound が表示されている場合、元の制御接続は外部から開始されています。たとえば、FTP の場合、元の制御チャネルが着信であれば、すべてのデータ転送チャネルは着信です。outbound が表示されている場合、元の制御接続は内部から開始されています。
推奨アクション 不要。
302014
エラーメッセージ %FTD-6-302014: Teardown [Probe] TCP connection id for interface :real-address /real-port [(idfw_user )] to interface :real-address /real-port [(idfw_user )]
duration hh:mm:ss bytes bytes [reason [from teardown-initiator]] [(user )]
説明 2 つのホスト間の TCP 接続が削除されました。メッセージの値は次のとおりです。
-
probe:TCP 接続がプローブ接続であることを示します
-
id :一意の識別子
-
interface、real-address、real-port:実際のソケット
-
duration:接続のライフタイム
-
bytes:接続中のデータ転送量
-
User:ユーザーの AAA の名前
-
idfw_user:アイデンティティ ファイアウォールのユーザーの名前
-
reason:接続終了の原因となったアクションreason 変数には、次の表に示されている TCP 終了の原因の 1 つが設定されています。
-
teardown-initiator:ティアダウンを開始した側のインターフェイス名。
理由 |
説明 |
---|---|
Conn-timeout |
非アクティビティ タイマーの期限切れのため、フローが終了したときに接続が終了しました。 |
Deny Terminate |
フローは、アプリケーション インスペクションによって終了されました。 |
Failover primary closed |
アクティブ装置から受信したメッセージが原因で、フェールオーバー ペアのスタンバイ装置が接続を削除しました。 |
FIN Timeout |
最終 ACK を 10 分間待機した後、またはハーフクローズ タイムアウト後の強制終了です。 |
Flow closed by inspection |
フローは、検査機能によって終了されました。 |
Flow terminated by IPS |
フローは、IPS によって終了されました。 |
Flow reset by IPS |
フローは、IPS によってリセットされました。 |
Flow terminated by TCP Intercept |
フローは、TCP 代行受信によって終了されました。 |
Flow timed out |
フローがタイムアウトしました。 |
Flow timed out with reset |
フローがタイムアウトしましたが、リセットされました。 |
Flow is a loopback |
フローはループバックです。 |
Free the flow created as result of packet injection |
Packet Tracer 機能によって Secure Firewall Threat Defense デバイス を介してシミュレート パケットが送信されたため、接続が確立されました。 |
Invalid SYN |
SYN パケットが無効でした。 |
IPS fail-close |
フローは、IPS カードのダウンのため終了されました。 |
ゾーンに関連付けられているインターフェイスがありません。 |
“no nameif” または “no zone-member” の実行後、ゾーンに関連付けられているインターフェイス メンバーがなくなったため、フローは切断されました。 |
No valid adjacency |
Secure Firewall Threat Defense デバイスが隣接情報を取得しようとしましたが、ネクスト ホップの MAC アドレスを取得できなかった場合、このカウンタが増分します。パケットはドロップされます。 |
Pinhole Timeout |
Secure Firewall Threat Defense デバイス がセカンダリ フローを開始しましたが、タイムアウト間隔内にこのフローにパケットが渡されなかったためにフローが削除されたことを報告するため、このカウンタが増分します。セカンダリ フローの例としては、FTP コントロール チャネル上でネゴシエーションの成功後に作成される FTP データ チャネルがあります。 |
再送信のプローブの最大再試行回数を超えました |
TCP パケットが再送信の最大プローブ再試行回数を超えたため、接続が切断されました。 |
プローブの最大再送信時間経過 |
TCP パケットの最大プローブ時間が経過したため、接続が切断されました。 |
プローブによる RST の受信 |
プローブ接続がサーバーから RST を受信したため、接続が切断されました。 |
プローブによる FN の受信 |
プローブ接続はサーバーから FIN を受信し、完全な FIN 終了プロセスが完了したため、接続が切断されました。 |
プローブの完了 |
プローブ接続が成功しました。 |
Route change |
Secure Firewall Threat Defense デバイス が低コスト(より良いメトリック)ルートを追加した場合、着信パケットが新しいルートに一致すると、ユーザー設定のタイムアウト値(floating-conn)後に既存の接続が切断されます。後続のパケットは、良好なメトリックを持つインターフェイスから接続を再構築します。コストが小さいルートの追加がアクティブ フローに影響を与えることを防ぐため、floating-conn 設定タイムアウト値を 0:0:0 に設定できます。 |
SYN Control |
バック チャネル開始が誤った側から発生しました。 |
SYN Timeout |
3 ウェイ ハンドシェイクの完了を 30 秒間待機した後の強制終了です。 |
TCP bad retransmission |
不良 TCP 再送が原因で接続は終了しました。 |
TCP FINs |
正常なクローズダウン シーケンスが発生しました。 |
TCP Invalid SYN |
無効な TCP SYN パケットです。 |
TCP Reset - APPLIANCE |
フローは、Secure Firewall Threat Defense デバイス によって TCP リセットが生成された場合に終了します。 |
TCP Reset - I |
内部からリセットされました。 |
TCP Reset - O |
外部からリセットされました。 |
TCP segment partial overlap |
部分的に重複するセグメントが検出されました。 |
TCP unexpected window size variation |
TCP ウィンドウ サイズに変動があるため接続は終了しました。 |
Tunnel has been torn down |
トンネルがダウンしているため、フローは終了しました。 |
Unauth Deny |
許可は、URL フィルタによって拒否されました。 |
不明(Unknown) |
不明なエラーが発生しました。 |
Xlate Clear |
コマンド ラインが削除されました。 |
推奨アクション 不要。
302015
エラーメッセージ %FTD-6-302015: Built {inbound|outbound} UDP connection number for interface_name :real_address /real_port (mapped_address /mapped_port ) [(idfw_user )] to interface_name :real_address /real_port (mapped_address /mapped_port )[(idfw_user )] [(user )]
説明 2 つのホスト間に UDP 接続スロットが作成されました。メッセージの値は次のとおりです。
- number:一意の識別子
- interface、real_address、real_port:実際のソケット
- mapped_address、mapped_port:マッピングされたソケット
- user:ユーザーの AAA の名前
- idfw_user:アイデンティティ ファイアウォールのユーザーの名前
inbound が表示されている場合、元の制御接続は外部から開始されています。たとえば、UDP の場合、元の制御チャネルが着信であれば、すべてのデータ転送チャネルは着信です。outbound が表示されている場合、元の制御接続は内部から開始されています。
推奨アクション 不要。
302016
エラーメッセージ %FTD-6-302016: Teardown UDP connection number for interface :real-address /real-port [(idfw_user )] to interface :real-address /real-port [(idfw_user )] duration hh :mm :ss bytes bytes [(user )]
説明 2 つのホスト間の UDP 接続スロットが削除されました。メッセージの値は次のとおりです。
- number:一意の識別子
- interface、real_address、real_port:実際のソケット
- time:接続のライフタイム
- bytes:接続中のデータ転送量
- id:一意の識別子
- interface、real-address、real-port:実際のソケット
- duration:接続のライフタイム
- bytes:接続中のデータ転送量
- user:ユーザーの AAA の名前
- idfw_user:アイデンティティ ファイアウォールのユーザーの名前
推奨アクション 不要。
302017
エラーメッセージ %FTD-6-302017: Built {inbound|outbound} GRE connection id from interface :real_address (translated_address ) [(idfw_user )] to interface :real_address /real_cid (translated_address /translated_cid ) [(idfw_user )] [(user )
説明 2 つのホスト間に GRE 接続スロットが作成されました。id は、一意の識別子です。interface、real_address、real_cid タプルは、2 つのシンプレックス PPTP GRE ストリームのうちの 1 つを示します。カッコ付きの translated_address、translated_cid タプルは、ネットワーク アドレス変換(NAT)で変換された値を示します。inbound が表示されている場合、接続は着信だけに使用できます。outbound が表示されている場合、接続は発信だけに使用できます。メッセージの値は次のとおりです。
- id:接続を識別するための一意の番号
- inbound:制御接続は着信 PPTP GRE フロー用
- outbound:制御接続は発信 PPTP GRE フロー用
- interface_name:インターフェイス名
- real_address:実際のホストの IP アドレス
- real_cid:接続の変換前のコール ID
- translated_address:変換後の IP アドレス
- translated_cid:変換後のコール
- user:AAA ユーザー名
- idfw_user:アイデンティティ ファイアウォールのユーザーの名前
推奨アクション 不要。
302018
エラーメッセージ %FTD-6-302018: Teardown GRE connection id from interface :real_address (translated_address ) [(idfw_user )] to interface :real_address /real_cid (translated_address /translated_cid ) [(idfw_user )] duration hh :mm :ss bytes bytes [(user )]
説明 2 つのホスト間の GRE 接続スロットが削除されました。interface、real_address、real_port タプルは、実際のソケットを示します。Duration は、接続のライフタイムを示します。メッセージの値は次のとおりです。
- id:接続を識別するための一意の番号
- interface:インターフェイス名
- real_address:実際のホストの IP アドレス
- real_port:実際のホストのポート番号
- hh:mm:ss:時:分:秒の形式の時間
- bytes:GRE セッションで転送された PPP バイトの数
- reason:接続が終了された原因
- user:AAA ユーザー名
- idfw_user:アイデンティティ ファイアウォールのユーザーの名前
推奨アクション 不要。
302019
エラーメッセージ %FTD-3-302019: H.323 library_name ASN Library failed to initialize, error code number
説明指摘された ASN ライブラリ(Secure Firewall Threat Defense デバイス が H.323 メッセージのデコードに使用するライブラリ)の初期化に失敗しました。Secure Firewall Threat Defense デバイス は到着する H.323 パケットのデコードも検査もできません。Secure Firewall Threat Defense デバイスは、何も修正を加えずに H.323 パケットが通過できるようにします。次の H.323 メッセージが到着すると、Secure Firewall Threat Defense デバイス はライブラリを再度初期化しようとします。
推奨アクション このメッセージが特定のライブラリに対して始終生成される場合は、Cisco TAC にお問い合わせのうえ、すべてのログ メッセージ(タイムスタンプ付きが望ましい)を送付してください。
302020
エラーメッセージ %FTD-6-302020: Built {in | out} bound ICMP connection for faddr {faddr | icmp_seq_num } [(idfw_user )] gaddr {gaddr | icmp_type } laddr laddr [(idfw_user )] type {type } code {code }
説明 このメッセージは、高速パスで ICMP セッションが確立されたときに生成されます。メッセージの値は次のとおりです。
- faddr:外部ホストの IP アドレスを指定します
- gaddr:グローバル ホストの IP アドレスを指定します。
- laddr:ローカル ホストの IP アドレスを指定します
- idfw_user:アイデンティティ ファイアウォールのユーザーの名前
- user:接続が開始されたホストに関連付けられているユーザー名
- type:ICMP タイプを指定します。
- code:ICMP コードを指定します。
推奨アクション 不要。
302021
エラーメッセージ %FTD-6-302021: Teardown ICMP connection for faddr {faddr | icmp_seq_num } [(idfw_user )] gaddr {gaddr | icmp_type } laddr laddr [(idfw_user )] type {type } code {code }
説明 このメッセージは、高速パスで ICMP セッションが削除されたときに生成されます。メッセージの値は次のとおりです。
- faddr:外部ホストの IP アドレスを指定します
- gaddr:グローバル ホストの IP アドレスを指定します。
- laddr:ローカル ホストの IP アドレスを指定します
- idfw_user:アイデンティティ ファイアウォールのユーザーの名前
- user:接続が開始されたホストに関連付けられているユーザー名
- type:ICMP タイプを指定します。
- code:ICMP コードを指定します。
推奨アクション 不要。
302022
エラーメッセージ %FTD-6-302022: Built role stub TCP connection for interface :real-address /real-port (mapped-address /mapped-port ) to interface :real-address /real-port (mapped-address /mapped-port)
説明 TCP ディレクタ/バックアップ/フォワーダ フローが作成されました。
推奨アクション 不要。
302023
エラーメッセージ %FTD-6-302023: Teardown stub TCP connection for interface :real-address /real-port to interface :real-address /real-port duration hh:mm:ss forwarded bytes bytes reason
説明 TCP ディレクタ/バックアップ/フォワーダ フローが切断されました。
推奨アクション 不要。
302024
エラーメッセージ %FTD-6-302024: Built role stub UDP connection for interface :real-address /real-port (mapped-address /mapped-port ) to interface :real-address /real-port (mapped-address /mapped-port )
説明 UDP ディレクタ/バックアップ/フォワーダ フローが作成されました。
推奨アクション 不要。
302025
エラーメッセージ %FTD-6-302025: Teardown stub UDP connection for interface :real-address /real-port to interface :real-address /real-port duration hh:mm:ss forwarded bytes bytes reason
説明 UDP ディレクタ/バックアップ/フォワーダ フローが切断されました。
推奨アクション 不要。
302026
エラーメッセージ %FTD-6-302026: Built role stub ICMP connection for interface :real-address /real-port (mapped-address ) to interface :real-address /real-port (mapped-address )
説明 ICMP ディレクタ/バックアップ/フォワーダ フローが作成されました。
推奨アクション 不要。
302027
エラーメッセージ %FTD-6-302027: Teardown stub ICMP connection for interface :real-address /real-port to interface :real-address /real-port duration hh:mm:ss forwarded bytes bytes reason
説明 ICMP ディレクタ/バックアップ/フォワーダ フローが切断されました。
推奨アクション 不要。
302033
エラーメッセージ %FTD-6-302033:Pre-allocated H323 GUP Connection for faddr interface :foreign address /foreign-port to laddr interface :local-address /local-port
説明 GUP 接続は外部アドレスからローカル アドレスに開始されました。外部ポートは、セキュリティ デバイスの外部からの接続にしか表示されません。ローカル ポート値(内部ポート)は、内部インターフェイスで開始された接続にしか表示されません。
- interface:インターフェイス名
- foreign-address:外部ホストの IP アドレス
- foreign-port:外部ホストのポート番号
- local-address:ローカル ホストの IP アドレス
- local-port:ローカル ホストのポート番号
推奨アクション 不要。
302034
エラーメッセージ %FTD-4-302034: Unable to pre-allocate H323 GUP Connection for faddr interface :foreign address /foreign-port to laddr interface :local-address /local-port
説明モジュールが、接続の開始中に RAM システム メモリの割り当てに失敗したか、またはアドレス変換スロットを利用できません。
- interface:インターフェイス名
- foreign-address:外部ホストの IP アドレス
- foreign-port:外部ホストのポート番号
- local-address:ローカル ホストの IP アドレス
- local-port:ローカル ホストのポート番号
推奨アクションこのメッセージが定期的に表示される場合は、無視できます。頻繁に繰り返される場合は、Cisco TAC にお問い合わせください。グローバル プールのサイズを確認して、内部のネットワーク クライアント数と比較できます。または、変換と接続のタイムアウト間隔を短くします。このメッセージは、メモリ不足が原因で表示される可能性もあります。その場合は、メモリ使用量を減らすか、または増設メモリを購入してみます。
302302
エラーメッセージ %FTD-3-302302: ACL = deny; no sa created
説明 IPSec プロキシのミスマッチが発生しました。ネゴシエートした SA のプロキシ ホストは、deny access-list コマンド ポリシーに対応します。
推奨アクション コンフィギュレーションの access-list コマンド文を確認します。ピアの管理者にお問い合わせください。
302303
エラーメッセージ %FTD-6-302303: Built TCP state-bypass connection conn_id from initiator_interface :real_ip /real_port (mapped_ip /mapped_port ) to responder_interface :real_ip /real_port (mapped_ip /mapped_port )
説明新しい TCP 接続が作成されました。この接続は、TCP 状態バイパス接続です。このタイプの接続では、すべての TCP 状態チェックと追加のセキュリティ チェックおよび検査がバイパスされます。
推奨アクション標準的なすべての TCP 状態チェックと他のすべてのセキュリティ チェックおよび検査によって TCP トラフィックを保護する必要がある場合は、no set connection advanced-options tcp-state-bypass コマンドを使用して、TCP トラフィックに対してこの機能をディセーブルにできます。
302304
エラーメッセージ %FTD-6-302304: Teardown TCP state-bypass connection conn_id from initiator_interface :ip/port to responder_interface :ip/port duration , bytes , teardown reason
.
説明新しい TCP 接続が切断されました。この接続は、TCP 状態バイパス接続です。このタイプの接続では、すべての TCP 状態チェックと追加のセキュリティ チェックおよび検査がバイパスされます。
- duration:TCP 接続の期間
- bytes:TCP 接続で転送された合計バイト数
- teardown reason:TCP 接続の切断原因
推奨アクション 標準的なすべての TCP 状態チェックと他のすべてのセキュリティ チェックおよびインスペクションによって TCP トラフィックを保護する必要がある場合は、no set connection advanced-options tcp-state-bypass コマンドを使用し、TCP トラフィックに対してこの機能を無効にすることができます。
302311
エラーメッセージ %FTD-4-302311: Failed to create a new protocol connection from ingress interface:source IP/source port to egress interface:destination IP/destination port due to application cache memory allocation failure. The app-cache memory threshold level is threshold% and threshold check is enabled/disabled.
説明アプリケーション キャッシュ メモリ割り当てに失敗したために、新しい接続を作成できませんでした。この障害は、システムのメモリ不足またはシステムがアプリケーション キャッシュ メモリしきい値を超えたことが原因である可能性があります。
- protocol:接続を作成するために使用されるプロトコルの名前
- ingress interface:インターフェイス名
-
source IP:送信元 IP アドレス
-
source port:送信元ポート番号
-
egress interface:インターフェイス名
-
destination IP:宛先アドレス
-
destination port:宛先ポート番号
-
threshold%:メモリしきい値のパーセンテージ値
-
enabled/disabled:アプリケーション キャッシュ メモリしきい値機能の有効化/無効化
推奨アクションデバイスでメモリを大量に消費する機能を無効にするか、through-the-box 接続の数を減らします。
303002
エラーメッセージ %FTD-6-303002: FTP connection from src_ifc :src_ip /src_port to dst_ifc :dst_ip /dst_port , user username action file filename
説明クライアントは、FTP サーバーとの間でファイルをアップロードまたはダウンロードしました。
- src_ifc:クライアントが存在するインターフェイス。
- src_ip:クライアントの IP アドレス。
- src_port:クライアント ポート。
- dst_ifc:サーバーが存在するインターフェイス。
- dst_ip:FTP サーバーの IP アドレス。
- dst_port:サーバー ポート。
- username:FTP ユーザー名。
- action:保存または取得されたアクション。
- filename:保存または取得したファイル。
推奨アクション 不要。
303004
エラーメッセージ %FTD-5-303004: FTP cmd_string command unsupported - failed strict inspection, terminating connection from source_interface :source_address /source_port to dest_interface :dest_address/dest_interface
説明 FTP トラフィックの厳密な FTP 検査が使用された、または FTP 要求メッセージに、デバイスに認識されないコマンドが含まれています。
推奨アクション 不要。
303005
エラーメッセージ %FTD-5-303005: Strict FTP inspection matched match_string in policy-map policy-name , action_string from src_ifc :sip /sport to dest_ifc :dip /dport
説明 FTP 検査で、設定済みの値(ファイル名、ファイル タイプ、要求コマンド、サーバー、ユーザー名)のいずれかと一致した場合、このメッセージの action_string で指定されたアクションが実行されます。
- match_string:ポリシー マップ内の match 節
- policy-name:一致したポリシー マップ
- action_string:実行するアクション(たとえば、Reset Connection)
- src_ifc:送信元インターフェイス名
- sip:送信元 IP アドレス
- sport:送信元ポート
- dest_ifc:宛先インターフェイス名
- dip:宛先 IP アドレス
- dport:宛先ポート
推奨アクション 不要。
305006
エラーメッセージ %FTD-3-305006: {outbound static|identity|portmap|regular) translation creation failed for protocol src interface_name:source_address/source_port [(idfw_user )] dst interface_name:dest_address/dest_port [(idfw_user )]
説明 ICMP エラーインスペクションが有効になり、次の条件が満たされました。
-
プロトコルの異なる順方向フローと逆方向フローを使用したデバイスを介して確立された接続がありました。(順方向のフローが UDP または TCP で、逆方向のフローが ICMP である場合など)。プロトコルの切り替えは、受信者またはパス内の中間デバイスのいずれかが ICMP エラーメッセージ(タイプ 3 コード 3 など)を返したときに発生します。
-
デバイスがすべての ICMP メッセージタイプに PAT を適用しないため、リバースフローのパケットに一致し、外部ヘッダーの IP アドレスの変換に失敗した動的 NAT/PAT ステートメントがありました。PAT ICMP エコーおよびエコー応答パケット(タイプ 8 および 0)のみを適用します。
推奨アクション 不要。
305009
エラーメッセージ %FTD-6-305009: Built {dynamic|static} translation from interface_name [(acl-name)]:real_address [(idfw_user )] to interface_name :mapped_address
説明アドレス変換スロットが作成されました。スロットは、送信元アドレスをローカル側からグローバル側に変換します。また、逆方向では、宛先アドレスをグローバル側からローカル側に変換します。
推奨アクション 不要。
305010
エラーメッセージ %FTD-6-305010: Teardown {dynamic|static} translation from interface_name :real_address [(idfw_user )] to interface_name :mapped_address duration time
説明アドレス変換スロットが削除されました。
推奨アクション 不要。
305011
エラーメッセージ %FTD-6-305011: Built {dynamic|static} {TCP|UDP|ICMP} translation from interface_name :real_address/real_port [(idfw_user )] to interface_name :mapped_address/mapped_port
説明 TCP、UDP、または ICMP アドレス変換スロットが作成されました。スロットは、ローカル側からグローバル側に送信元ソケットを変換します。逆に、スロットは、グローバル側からローカル側に宛先ソケットを変換します。
推奨アクション 不要。
305012
エラーメッセージ %FTD-6-305012: Teardown {dynamic|static} {TCP|UDP|ICMP} translation from interface_name [(acl-name )]:real_address /{real_port |real_ICMP_ID } [(idfw_user )] to interface_name :mapped_address /{mapped_port |mapped_ICMP_ID } duration time
説明アドレス変換スロットが削除されました。
推奨アクション 不要。
305013
エラーメッセージ %FTD-5-305013: Asymmetric NAT rules matched for forward and reverse flows; Connection protocol src interface_name :source_address /source_port [(idfw_user )] dst interface_name :dst_address /dst_port [(idfw_user )] denied due to NAT reverse path failure.
説明実際のアドレスを使用して、マップされたホストへの接続を試みましたが、拒否されました。
推奨アクション NAT を使用するホストと同じインターフェイス上にないホストに接続する場合は、実際のアドレスではなく、マップされたアドレスを使用します。また、アプリケーションに IP アドレスが埋め込まれている場合は、inspect コマンドをイネーブルにします。
305014
エラーメッセージ % FTD -6-305014: アロケート block of ports for translation from real_interface :real_host_ip /real_source_port to real_dest_interface :real_dest_ip /real_dest_port.
説明 CGNAT の「block-allocation」が設定されている場合、この syslog は新しいポート ブロックの割り当て時に生成されます。
推奨アクション なし。
305015
エラーメッセージ %Threat Defense-6-305015: Released block of ports for translation from real_interface :real_host_ip /real_source_port to real_dest_interface :real_dest_ip /real_dest_port.
説明 CGNAT の「block-allocation」が設定されている場合、この syslog は割り当てられたポートブロックのリリース時に生成されます。
推奨アクションなし。
305016
エラーメッセージ %FTD-3-305016: Unable to create protocol connection from real_interface :real_host_ip /real_source_port to real_dest_interface :real_dest_ip /real_dest_port due to reason .
説明ホストごとの最大ポート ブロックの制限数に達しているか、またはポート ブロックが枯渇しています。
- reason:以下のいずれかになります。
- ホストあたりの PAT ポート ブロックの制限である value に達している
- PAT プール内のポート ブロックを使い果たしている
推奨アクション ホストあたりの PAT ポート ブロックの制限に達している場合は、次のコマンドを入力し、ホストあたりの最大ブロックの制限を確認します。
xlate block-allocation maximum-per-host 4
PAT プール内のポート ブロックを使い果たしている場合は、ポート サイズを増やすことをお勧めします。また、次のコマンドを入力し、ブロック サイズを確認してください。
xlate block-allocation size 512
305017
エラーメッセージ %FTD-3-305017: Pba-interim-logging: Active ICMP block of ports for translation from <source device IP> to <destination device IP>/<Active Port Block>
説明 CGNAT 一時ロギング機能がオンになっている場合、この Syslog により、特定のソース IP アドレスからその時点の宛先 IP アドレスへのアクティブポートブロックが示されます。
推奨処置なし。
308001
エラーメッセージ %Threat Defense-6-308001: console enable password incorrect for number tries (from IP_address )
説明これは Secure Firewall Threat Defense 管理メッセージです。このメッセージは、特権モードに入るためにユーザーがパスワードを指摘された回数だけ誤って入力した後に表示されます。最大試行回数は 3 回です。
推奨アクション パスワードを確認し、再度試行します。
308002
エラーメッセージ %Threat Defense-4-308002: static global_address inside_address netmask netmask overlapped with global_address inside_address
説明 1 つまたは複数の static コマンド文の IP アドレスが重複しています。global_address は低セキュリティ レベルのインターフェイス上のアドレスであるグローバル アドレスであり、inside_address は高セキュリティ レベルのインターフェイス上のアドレスであるローカル アドレスです。
推奨アクション show static コマンドを使用してコンフィギュレーションの static コマンド文を表示し、重複しているコマンドを修正します。最も一般的な重複は、10.1.1.0 などのネットワーク アドレスを指定して、別の static コマンドで 10.1.1.5 などその範囲内にあるホストを指定する場合に発生します。
311001
エラーメッセージ %Threat Defense-6-311001: LU loading standby start
説明スタンバイ Secure Firewall Threat Defense デバイス が最初にオンラインになるときに、ステートフル フェールオーバー アップデート情報がスタンバイ Secure Firewall Threat Defense デバイス に送信されました。
推奨アクション 不要。
311002
エラーメッセージ %Threat Defense-6-311002: LU loading standby end
説明ステートフル フェールオーバー アップデート情報が、スタンバイ Secure Firewall Threat Defense デバイス への送信を停止しました。
推奨アクション 不要。
311003
エラーメッセージ %Threat Defense-6-311003: LU recv thread up
説明アップデート肯定応答がスタンバイ Secure Firewall Threat Defense デバイス から受信されました。
推奨アクション 不要。
311004
エラーメッセージ %Threat Defense-6-311004: LU xmit thread up
説明ステートフル フェールオーバー アップデート情報が、スタンバイ Secure Firewall Threat Defense デバイス に送信されました。
推奨アクション 不要。
312001
エラーメッセージ %Threat Defense-6-312001: RIP hdr failed from IP_address : cmd=string , version=number domain=string on interface interface_name
説明 Secure Firewall Threat Defense デバイス が応答以外のオペレーション コードを持つ RIP メッセージを受信し、メッセージはこのインターフェイスで予想されるバージョン番号とは異なる番号を持ち、ルーティング ドメインのエントリは非ゼロでした。別の RIP デバイスは Secure Firewall Threat Defense デバイス と通信するように正しく設定されていない可能性があります。
推奨アクション 不要。
313001
エラーメッセージ %Threat Defense-3-313001: Denied ICMP type=number , code=code from IP_address on interface interface_name
説明 icmp コマンドをアクセス リストとともに使用している場合、最初に一致したエントリが許可エントリであれば、ICMP パケットは処理を続行します。最初に一致したエントリが拒否エントリの場合、またはエントリが一致しなかった場合、Secure Firewall Threat Defense デバイス は ICMP パケットを廃棄し、このメッセージを生成します。icmp コマンドは、インターフェイスへの ping をイネーブルまたはディセーブルにします。ping の実行がディセーブルの場合、Secure Firewall Threat Defense デバイスはネットワーク上で検出できません。この機能は、設定可能なプロキシ ping とも呼ばれます。
推奨アクション ピア デバイスの管理者にお問い合わせください。
313004
エラーメッセージ %Threat Defense-4-313004:Denied ICMP type=icmp_type , from source_address on interface interface_name to dest_address :no matching session
説明ステートフル ICMP 機能で追加されたセキュリティ チェックのため、ICMP パケットが Secure Firewall Threat Defense デバイス によって廃棄されました。通常、これに該当するのは、すでに Secure Firewall Threat Defense デバイス を通過した有効なエコー要求を含まない ICMP エコー応答、またはすでに Secure Firewall Threat Defense デバイス で確立されている TCP、UDP、または ICMP セッションに関連しない ICMP エラー メッセージのいずれかです。
推奨アクション 不要。
313005
エラーメッセージ %Threat Defense-4-313005: No matching connection for ICMP error message: icmp_msg_info on interface_name interface. Original IP payload: embedded_frame_info icmp_msg_info = icmp src src_interface_name :src_address [([idfw_user | FQDN_string ], sg_info )] dst dest_interface_name :dest_address [([idfw_user | FQDN_string ], sg_info )] (type icmp_type, code icmp_code ) embedded_frame_info = prot src source_address /source_port [([idfw_user | FQDN_string ], sg_info )] dst dest_address /dest_port [(idfw_user |FQDN_string ), sg_info ]
説明 ICMP エラー メッセージが Secure Firewall Threat Defense デバイス ですでに確立されているどのセッションとも関連しないため、ICMP エラー パケットが Secure Firewall Threat Defense デバイス によって廃棄されました。
推奨アクション 原因が攻撃にある場合は、ACL を使用してホストを拒否することができます。
313008
エラーメッセージ %Threat Defense-3-313008: Denied ICMPv6 type=number , code=code from IP_address on interface interface_name
説明 icmp コマンドをアクセス リストとともに使用している場合、最初に一致したエントリが許可エントリであれば、ICMPv6 パケットは処理を続行します。最初に一致したエントリが拒否エントリの場合、またはエントリが一致しなかった場合、Secure Firewall Threat Defense デバイス は ICMPv6 パケットを廃棄し、このメッセージを生成します。
icmp コマンドは、インターフェイスへの ping をイネーブルまたはディセーブルにします。ping をディセーブルにすると、Secure Firewall Threat Defense デバイスがネットワーク上で検出できなくなります。この機能は、「設定可能なプロキシ ping」とも呼ばれます。
推奨アクション ピア デバイスの管理者にお問い合わせください。
313009
エラーメッセージ %Threat Defense-4-313009: Denied invalid ICMP code icmp-code , for src-ifc :src-address /src-port (mapped-src-address/mapped-src-port) to dest-ifc :dest-address /dest-port (mapped-dest-address/mapped-dest-port) [user ], ICMP id icmp-id , ICMP type icmp-type
説明コードが不正な(ゼロ以外)ICMP エコー要求または応答パケットを受信しました。
推奨アクション 断続的なイベントの場合は、対処不要です。原因が攻撃にある場合、ACL を使用してホストを拒否することができます。
314001
エラーメッセージ %Threat Defense-6-314001: Pre-allocated RTSP UDP backconnection for src_intf :src_IP to dst_intf :dst_IP /dst_port.
説明 Secure Firewall Threat Defense デバイス が、サーバーからデータを受信していた RTSP クライアントに対して UDP メディア チャネルを開きました。
- src_intf:送信元インターフェイス名
- src_IP:送信元インターフェイス IP アドレス
- dst_intf:宛先インターフェイス名
- dst_IP:宛先 IP アドレス
- dst_port:宛先ポート
推奨アクション 不要。
314002
エラーメッセージ %Threat Defense-6-314002: RTSP failed to allocate UDP media connection from src_intf :src_IP to dst_intf :dst_IP /dst_port : reason_string.
説明 Secure Firewall Threat Defense デバイス がメディア チャネルに対して新しいピンホールを開くことができません。
- src_intf:送信元インターフェイス名
- src_IP:送信元インターフェイス IP アドレス
- dst_intf:宛先インターフェイス名
- dst_IP:宛先 IP アドレス
- dst_port:宛先ポート
- reason_string:Pinhole already exists または Unknown
推奨アクション 原因が不明な場合は、Secure Firewall Threat Defense デバイス のメモリが不足しているため、show memory コマンドを実行して利用可能な空きメモリを確認するか、または show conn コマンドを実行して使用されている接続数を確認します。
316001
エラーメッセージ %Threat Defense-3-316001: Denied new tunnel to IP_address . VPN peer limit (platform_vpn_peer_limit) exceeded
説明プラットフォーム VPN ピアの上限でサポートされているよりも多くの VPN トンネル(ISAKMP/IPSec)を同時に確立しようとした場合、過剰なトンネルは打ち切られます。
推奨アクション 不要。
316002
エラーメッセージ %Threat Defense-3-316002: VPN Handle error: protocol=protocol , src in_if_num :src_addr , dst out_if_num :dst_addr
説明 VPN ハンドルがすでに存在するため、Secure Firewall Threat Defense デバイス は VPN ハンドルを作成できません。
- protocol:VPN フローのプロトコル
- in_if_num:VPN フローの入力インターフェイス番号
- src_addr:VPN フローの送信元 IP アドレス
- out_if_num:VPN フローの出力インターフェイス番号
- dst_addr:VPN フローの宛先 IP アドレス
推奨アクション このメッセージは、正常動作中に発生することもあります。ただし、メッセージが繰り返し表示され、VPN ベースのアプリケーションに深刻な誤動作が発生する場合は、ソフトウェア障害が原因となっている可能性があります。次のコマンドを入力して詳細な情報を収集し、Cisco TAC に問題の調査を依頼してください。
capture
name
type asp-drop vpn-handle-error
show asp table classify crypto detail
show asp table vpn-context
317001
エラーメッセージ %Threat Defense-3-317001: No memory available for limit_slow
説明メモリが低下している状態のため、要求された操作が失敗しました。
推奨アクション 他のシステム アクティビティを減らして、メモリを解放します。状況に応じて、より大容量のメモリ構成にアップグレードしてください。
317002
エラーメッセージ %Threat Defense-3-317002: Bad path index of number for IP_address , number max
説明ソフトウェアのエラーが発生しました。
推奨アクション 問題が解決しない場合は、Cisco TAC にお問い合わせください。
317003
エラーメッセージ %Threat Defense-3-317003: IP routing table creation failure - reason
説明内部ソフトウェア エラーが発生したため、新しい IP ルーティング テーブルの作成が妨げられました。
推奨アクション 表示されているとおりにエラー メッセージをコピーして、Cisco TAC に報告してください。
317004
エラーメッセージ %Threat Defense-3-317004: IP routing table limit warning
説明名前付き IP ルーティング テーブル内のルート数が、設定された警告制限に到達しました。
推奨アクション テーブルのルート数を減らすか、制限を設定し直します。
317005
エラーメッセージ %Threat Defense-3-317005: IP routing table limit exceeded - reason , IP_address netmask
説明追加のルートがテーブルに追加されます。
推奨アクション テーブルのルート数を減らすか、制限を設定し直します。
317006
エラーメッセージ %Threat Defense-3-317006: Pdb index error pdb , pdb_index , pdb_type
説明 PDB に対するインデックスが範囲外です。
- pdb:Protocol Descriptor Block(PDB インデックス エラーの記述子)
- pdb_index:PDB インデックス識別子
- pdb_type:PDB インデックス エラーのタイプ
推奨アクション 問題が解決しない場合、コンソールまたはシステム ログに表示されるエラー メッセージをそのままコピーし、Cisco TAC にお問い合わせのうえ、TAC の担当者に収集した情報をご提供ください。
317007
エラーメッセージ %Threat Defense-6-317007: Added route_type route dest_address netmask via gateway_address [distance /metric ] on interface_name route_type
説明新しいルートがルーティング テーブルに追加されました。
ルーティング プロトコルのタイプ:
C:接続、S:スタティック、I:IGRP、R:RIP、M:モバイル
B:BGP、D:EIGRP、EX:EIGRP 外部、O:OSPF
IA:OSPF 内部エリア、N1:OSPF NSSA 外部タイプ 1
N2:OSPF NSSA 外部タイプ 2、E1:OSPF 外部タイプ 1
E2:OSPF 外部タイプ 2、E:EGP、i:IS-IS、L1:IS-IS レベル 1
L2:IS-IS レベル 2、ia:IS-IS 内部エリア
- dest_address:このルートの宛先ネットワーク
- netmask:宛先ネットワークのネットマスク
- gateway_address:宛先ネットワークに到達するために使用するゲートウェイのアドレス
- distance:このルートのアドミニストレーティブ ディスタンス
- metric:このルートのメトリック
- interface_name:トラフィックがルーティングされるネットワーク インターフェイス名
推奨アクション 不要。
317008
エラーメッセージ %Threat Defense-6-317008: Community list check with bad list list_number
説明 範囲外のコミュニティリストが識別されると、このメッセージがリスト番号とともに生成されます。
推奨アクション 不要。
317012
エラーメッセージ %Threat Defense-3-317012: Interface IP route counter negative - nameif-string-value
説明インターフェイス ルートの数が負の値であることを示します。
- nameif-string-value:nameif command で指定したインターフェイス名
推奨アクション 不要。
318001
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318001: Internal error: reason
説明内部ソフトウェア エラーが発生しました。このメッセージは 5 秒ごとに表示されます。
推奨アクション エラー メッセージをそのままコピーし、Cisco TAC に報告してください。
318002
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318002: Flagged as being an ABR without a backbone area
説明ルータは、ルータにバックボーン エリアが設定されていないエリア境界ルータとしてフラグが立てられました。このメッセージは 5 秒ごとに表示されます。
推奨アクション OSPF プロセスを再起動します。
318003
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318003: Reached unknow n state in neighbor state machine
説明内部ソフトウェア エラーが発生しました。このメッセージは 5 秒ごとに表示されます。
推奨アクション エラー メッセージをそのままコピーし、Cisco TAC に報告してください。
318004
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318004: area string lsid IP_address mask netmask adv IP_address type number
説明 OSPF プロセスでリンクステート アドバタイズメントの検出に問題が生じました。これはメモリ リークにつながる可能性があります。
推奨アクション 問題が解決しない場合は、Cisco TAC にお問い合わせください。
318005
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318005: lsid ip_address adv IP_address type number gateway gateway_address metric number network IP_address mask netmask protocol hex attr hex net-metric number
説明 OSPF で、そのデータベースと IP ルーティング テーブル間に不整合が検出されました。
推奨アクション 問題が解決しない場合は、Cisco TAC にお問い合わせください。
318006
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318006: if interface_name if_state number
説明内部エラーが発生しました。
推奨アクション 表示されているとおりにメッセージをコピーして、Cisco TAC に報告してください。
318007
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318007: OSPF is enabled on interface_name during idb initialization
説明内部エラーが発生しました。
推奨アクション 表示されているとおりにメッセージをコピーして、Cisco TAC に報告してください。
318008
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318008: OSPF process number is changing router-id. Reconfigure virtual link neighbors with our new router-id
説明 OSPF プロセスがリセット中で、新しいルータ ID を選択しようとしています。このアクションによってすべての仮想リンクが停止させられます。
推奨アクション すべての隣接仮想リンクの仮想リンク コンフィギュレーションを、新しいルータ ID を反映するように変更します。
318009
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318009: OSPF: Attempted reference of stale data encountered in function , line: line_num
説明 OSPF が動作中で、他の場所で削除された一部の関連データ構造を参照しようとしました。インターフェイスおよびルータのコンフィギュレーションを消去すると、問題が解決する可能性があります。しかし、このメッセージが表示される場合は、シーケンスの一部のステップによってデータ構造の早期削除が生じているので、調査する必要があります。
- function:予期しないイベントを受信した機能
- line_num:コード中の行番号
推奨アクション 問題が解決しない場合は、Cisco TAC にお問い合わせください。
318101
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318101: Internal error: REASON
説明内部ソフトウェア エラーが発生しました。
- REASON:イベントの詳細な原因
推奨アクション 不要。
318102
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318102: Flagged as being an ABR without a backbone area
説明ルータ内のバックボーン領域なしに、ルータが Area Border Router(ABR)としてフラグが設定されました。
推奨アクション OSPF プロセスを再起動します。
318103
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318103: Reached unknown state in neighbor state machine
説明内部ソフトウェア エラーが発生しました。
推奨アクション 不要。
318104
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318104: DB already exist: area AREA_ID_STR lsid i adv i type 0x x
説明 OSPF で LSA を見つけることができないため、メモリのリークが発生する可能性があります。
- AREA_ID_STR:領域を表す文字列
- i:整数値
- x:整数値の 16 進表記
推奨アクション 不要。
318105
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318105: lsid i adv i type 0x x gateway i metric d network i mask i protocol #x attr #x net-metric d
説明 OSPF で、そのデータベースと IP ルーティング テーブル間に不整合が検出されました。
- i:整数値
- x:整数値の 16 進表記
- d:数値
推奨アクション 不要。
318106
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318106: if IF_NAME if_state d
説明内部エラーが発生しました。
- IF_NAME:影響を受けるインターフェイスの名前
- d:数値
推奨アクション 不要。
318107
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318107: OSPF is enabled on IF_NAME during idb initialization
説明内部エラーが発生しました。
- IF_NAME:影響を受けるインターフェイスの名前
推奨アクション 不要。
318108
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318108: OSPF process d is changing router-id. Reconfigure virtual link neighbors with our new router-id
説明 OSPF プロセスがリセット中で、新しいルータ ID を選択しようとしています。これにより、すべての仮想リンクがダウンします。再び動作させるには、すべての仮想リンク ネイバー上の仮想リンク設定を変更する必要があります。
- d:プロセス ID を表す番号
推奨アクション すべての隣接仮想リンクの仮想リンク コンフィギュレーションを、新しいルータ ID を含むように変更します。
318109
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318109: OSPFv3 has received an unexpected message: 0x / 0x
説明 OSPFv3 が予期しないプロセス間メッセージを受信しました。
- x:整数値の 16 進表記
推奨アクション 不要。
318110
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318110: Invalid encrypted key s .
説明指定された暗号キーが無効です。
- s:暗号キーを表す文字列
推奨アクション クリア テキストのキーを指定し、service password-encryption コマンドを入力して暗号化するか、または指定した暗号キーが有効であることを確認します。指定された暗号キーが無効な場合は、システム設定時にエラー メッセージが表示されます。
318111
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318111: SPI u is already in use with ospf process d
説明すでに使用されている SPI を使用しようとしました。
- u:SPI を表す番号
- d:プロセス ID を表す番号
推奨アクション 別の SPI を選択します。
318112
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318112: SPI u is already in use by a process other than ospf process d .
説明すでに使用されている SPI を使用しようとしました。
- u:SPI を表す番号
- d:プロセス ID を表す番号
推奨アクション 別の SPI を選択します。すでに使用されている SPI のリストを表示するには、show crypto ipv6 ipsec sa コマンドを入力します。
318113
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318113: s s is already configured with SPI u .
説明すでに使用されている SPI を使用しようとしました。
- s:インターフェイスを表す文字列
- u:SPI を表す番号
推奨アクション 最初に SPI を設定解除するか、別の SPI を選択します。
318114
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318114: The key length used with SPI u is not valid
説明キーの長さが間違っています。
- u:SPI を表す番号
推奨アクション 有効な IPsec キーを選択します。IPsec 認証キーは 32 桁(MD5)または 40 桁(SHA-1)の 16 進数値である必要があります。
318115
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318115: s error occured when attempting to create an IPsec policy for SPI u
説明 IPsec API(内部)エラーが発生しました。
- s:エラーを表す文字列
- u:SPI を表す番号
推奨アクション 不要。
318116
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318116: SPI u is not being used by ospf process d .
説明 OSPFv3 で使用されていない SPI を設定解除しようとしました。
- u:SPI を表す番号
- d:プロセス ID を表す番号
推奨アクション OSPFv3 によって使用されている SPI を確認するには、show コマンドを入力します。
318117
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318117: The policy for SPI u could not be removed because it is in use.
説明表示された SPI のポリシーを削除しようとしましたが、そのポリシーがまだセキュア ソケットにより使用されていました。
- u:SPI を表す番号
推奨アクション 不要。
318118
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318118: s error occured when attemtping to remove the IPsec policy with SPI u
説明 IPsec API(内部)エラーが発生しました。
- s:指定されたエラーを表す文字列
- u:SPI を表す番号
推奨アクション 不要。
318119
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318119: Unable to close secure socket with SPI u on interface s
説明 IPsec API(内部)エラーが発生しました。
- u:SPI を表す番号
- s:指定されたインターフェイスを表す文字列
推奨アクション 不要。
318120
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318120: OSPFv3 was unable to register with IPsec
説明内部エラーが発生しました。
推奨アクション 不要。
318121
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318121: IPsec reported a GENERAL ERROR: message s , count d
説明内部エラーが発生しました。
- s:指定したメッセージを表す文字列
- d:生成メッセージの総数を表す数値
推奨アクション 不要。
318122
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318122: IPsec sent a s message s to OSPFv3 for interface s . Recovery attempt d
説明内部エラーが発生しました。システムがセキュアなソケットの再オープンと復旧を試みています。
- s:指定されたメッセージと指定されたインターフェイスを表す文字列
- d:リカバリ試行回数を表す数値
推奨アクション 不要。
318123
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318123: IPsec sent a s message s to OSPFv3 for interface IF_NAME . Recovery aborted
説明 内部エラーが発生しました。リカバリの試行の最大数を超えました。
- s:指定したメッセージを表す文字列
- IF_NAME:指定したインターフェイス
推奨アクション 不要。
318125
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318125: Init failed for interface IF_NAME
説明インターフェイスの初期化に失敗しました。考えられる原因は、次のとおりです。
- インターフェイスの接続先となる領域が削除されています。
- リンク スコープのデータベースを作成できませんでした。
- ローカル ルータのネイバー データブロックを作成できませんでした。
推奨アクション インターフェイスを初期設定するコンフィギュレーション コマンドを削除して、再試行します。
318126
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318126: Interface IF_NAME is attached to more than one area
説明インターフェイスが、インターフェイスのリンク先以外の領域のインターフェイス リストに含まれています。
- IF_NAME:指定したインターフェイス
推奨アクション 不要。
318127
エラーメッセージ %Threat Defense-3-318127: Could not allocate or find the neighbor
説明内部エラーが発生しました。
推奨アクション 不要。