この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Firepower Chassis Manager の [Security Modules/Security Engine] ページから、セキュリティ モジュール/エンジンのステータスを表示したり、セキュリティ モジュール/エンジンに対してさまざまな機能を実行したりできます。
[Security Modules/Security Engine] ページに次の情報が表示されます。
[Hardware State]:セキュリティ モジュール/エンジンのハードウェアの状態を表示します。
[Up]:セキュリティ モジュール/エンジンに正常に電源が投入され、ハードウェア障害は見られません。
[Booting Up]:セキュリティ モジュール/エンジンに電源投入中です。
[Down]:セキュリティ モジュール/エンジンに電源が投入されていないか、ハードウェア障害によってセキュリティ モジュール/エンジンが正常に起動できません。
[Unassociated]:セキュリティ モジュール/エンジンには、関連付けられている論理デバイスがありません。
[Mismatch]:セキュリティ モジュールが使用停止となっているか、新しいセキュリティ モジュールがスロットにインストールされていませんでした。再稼働または確認応答機能を使用して、セキュリティ モジュールを機能している状態に戻します。
[Service State]:セキュリティ モジュール/エンジンのソフトウェアの状態を表示します。
[Not-available]:セキュリティ モジュールはシャーシのスロットから取り外されています。セキュリティ モジュールを再度取り付けて、通常の動作状態に戻します。
[Offline]:セキュリティ モジュール/エンジンはインストールされていますが、使用が停止されて電源がオフになっているか、この時点では電源投入中になっています。
[Online]:セキュリティ モジュール/エンジンはインストールされており、通常の動作モードになっています。
[Not Responding]:セキュリティ モジュール/エンジンは応答不能です。
[Token Mismatch]:以前に設定したもの以外のセキュリティ モジュールがシャーシ スロットにインストールされていることを示します。これは、ソフトウェアのインストール エラーが原因である可能性もあります。再初期化機能を使用して、セキュリティ モジュールを機能している状態に戻します。
[Online]:セキュリティ モジュール/エンジンは障害状態にあります。障害状態の原因についての詳細情報を得るには、システム障害リストを確認してください。
[Power]:セキュリティ モジュール/エンジンの電源ステータスを表示します。
[Application]:セキュリティ モジュール/エンジンにインストールされている論理デバイスのタイプを表示します。
Firepower Chassis Manager の [Security Modules/Security Engine] ページから、セキュリティ モジュール/エンジンに対して次の機能を実行できます。
[Decommission/Recommission](セキュリティ モジュールのみ):セキュリティ モジュールを使用停止にすると、セキュリティ モジュールはメンテナンスモードに設定されます。また、特定の障害状態を修正するために、セキュリティ モジュールを使用停止にしてから再稼働することもできます。セキュリティ モジュールの使用停止/再稼働を参照してください。
[Acknowledge]:新たにインストールされたセキュリティ モジュールをオンラインにします。セキュリティ モジュール/エンジンの確認応答を参照してください。
[Power Cycle]:セキュリティ モジュール/エンジンを再起動します。セキュリティ モジュール/エンジンのリセットを参照してください。
[Reinitialize]:セキュリティ モジュール/エンジンのハード ディスクを再フォーマットし、導入済みのすべてのアプリケーションや設定をセキュリティ モジュール/エンジンから削除し、システムを再起動します。論理デバイスがセキュリティ モジュール/エンジンに設定されている場合は、再初期化が完了すると、Firepower eXtensible Operating System はアプリケーション ソフトウェアをインストールし、論理デバイスを再度導入し、アプリケーションを自動的に起動します。セキュリティ モジュール/エンジンの再初期化を参照してください。
![]() 警告 | セキュリティ モジュール/エンジンのすべてのアプリケーション データが再初期化時に削除されます。セキュリティ モジュール/エンジンを再初期化する前に、すべてのアプリケーション データをバックアップしておいてください。 |
[Power off/on]:セキュリティ モジュール/エンジンの電源状態を切り替えます。インストールされているモジュール/エンジンの電源オン/オフを参照してください。
セキュリティ モジュールを使用停止にすると、セキュリティ モジュール オブジェクトが設定から削除され、そのセキュリティ モジュールは管理対象外になります。セキュリティ モジュール上で実行していた論理デバイスやソフトウェアは非アクティブになります。
セキュリティ モジュールの使用を一時的に中止する場合に、セキュリティ モジュールを使用停止にできます。また、セキュリティ モジュールを再起動してもエラー状態が修正されない場合は、使用停止を試してから、セキュリティ モジュールを再稼働させることで、セキュリティ モジュールを再初期化しなくてもエラー状態を修正できるかどうかを確認できます。
新しいセキュリティ モジュールがシャーシに取り付けられた後、セキュリティ モジュールを確認応答してからでなければ、そのモジュールを使用することはできません。
セキュリティ モジュールのステータスが [mismatch] または [token mismatch] として示されている場合、スロットに取り付けたセキュリティ モジュールのデータが、そのスロットに以前インストールされたデータと一致していないことを意味します。セキュリティ モジュールに既存のデータがあり、新しいスロットでそのデータを使用する(つまり、そのセキュリティ モジュールは不注意で誤ったスロットに取り付けられたのではない)場合は、論理デバイスを展開する前に、セキュリティ モジュールを再初期化する必要があります。
セキュリティ モジュール/エンジンの電源の再投入を行うには、次の手順に従います。
セキュリティ モジュール/エンジンを再初期化すると、セキュリティ モジュール/エンジンのハード ディスクがフォーマットされ、インストールされているすべてのアプリケーション インスタンス、設定、およびデータが削除されます。論理デバイスがセキュリティ モジュール/エンジンに設定されている場合は、再初期化が完了すると、Firepower eXtensible Operating System はアプリケーション ソフトウェアをインストールし、論理デバイスを再度導入し、アプリケーションを自動的に起動します。
![]() 警告 | セキュリティ モジュール/エンジンのすべてのアプリケーション データが再初期化時に削除されます。セキュリティ モジュール/エンジンを再初期化する前に、すべてのアプリケーション データをバックアップしておいてください。 |
セキュリティ モジュールまたはネットワーク モジュールの電源をオン/オフにするには、次の手順に従います。