概要
Cisco Secure Workload(旧 Cisco Tetration)向け Cisco Secure Firewall Management Center(FMC)修復モジュールを使用すると、感染したホストからのネットワークへの攻撃が FMC によって検出された場合に、Cisco Secure Workload 適用エージェントによって問題のあるホストを隔離し、そのホストに対する以降のトラフィックの出入りを禁止できます。次の図は、この修復モジュールをインストールした場合の FMC と Cisco Secure Workload の関係を示しています。
Threat Defense により、感染したワークロードから悪意のあるトラフィックが検出されます。 |
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Threat Defense から Management Center に悪意のあるトラフィックの詳細を含むイベントが送信されます。 |
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感染したワークロードを隔離するために修復モジュールがトリガーされます。 |
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Cisco Secure Workload から適用エージェントにワークロードの隔離要求が送信されます。 |
ネットワーク攻撃を隔離するプロセスは次のとおりです。
手順
ステップ 1 |
感染したワークロードにより、ネットワーク内に悪意のあるトラフィックが送信されます。Cisco Secure Firewall デバイス(物理または仮想)で実行されている Cisco Secure Firewall Threat Defense(FTD)によって、悪意のあるトラフィックが検出されます。 |
ステップ 2 |
悪意のあるトラフィックに関する情報を含むイベントが生成され、FTD を管理する FMC に報告されます。 |
ステップ 3 |
FMC で修復モジュールがトリガーされ、Cisco Secure Workload REST API を使用して、感染したワークロードを隔離するように Cisco Secure Workload に対して要求が送られます。 |
ステップ 4 |
Cisco Secure Workload は、適用エージェントに感染したワークロードの隔離要求を送信することで、感染したワークロードをすばやく封じ込めます。 |