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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Z で始まる、Cisco NX-OS ファイバ チャネル、仮想ファイバ チャネル、および Fibre Channel over Ethernet(FCoE)のコマンドについて説明します。
ゾーン名を複製するには、 zone clone コマンドを使用します。
zone clone current-zone-name new-zone-name vsan vsan-id
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次に、origZone という名前のオリジナル ゾーン グループのクローンを、VSAN 45 のクローン ゾーン グループ cloneZone に作成する例を示します。
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Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)のゾーン分割の変更をコミットするには、 zone commit コマンドを使用します。コマンドを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone commit vsan vsan-id [ force ]
no zone commit vsan vsan-id [ force ]
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ロックを開始したスイッチのセッション ロックを消去するには、 zone commit コマンドの no 形式を使用します。
次に、VSAN 200 のゾーン分割の変更をコミットする例を示します。
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Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)内のゾーン データベースを圧縮するには、 zone compact コマンドを使用します。
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Cisco Nexus 5500 シリーズ スイッチでは、8000 のゾーンがサポートされます。
複数の VSAN を結合する場合は、1 つの VSAN に 2000 を超えるゾーンが存在し、それに隣接する VSAN が 2000 までしかゾーンをサポートできないと、その結合は失敗します。
VSAN 内に 2000 を超えるゾーンが存在する場合、2000 までしかゾーンをサポートできないスイッチがそのファブリック内に 1 つでも存在すると、アクティベーションは失敗します。
次に、VSAN 1 のゾーン データベースを圧縮する例を示します。
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アクティブなゾーン セットをフル ゾーン セットにコピーするには、 zone copy コマンドを使用します。コマンドを無効にするか、または工場出荷時のデフォルト状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone copy active-zoneset full-zoneset [ include-auto-zones ] vsan vsan-id
zone copy vsan vsan-id active-zoneset { bootflash: | ftp: | full-zoneset | scp: | sftp: | tftp: | volatile: }
VSAN 上のアクティブ ゾーン セットをフル ゾーン セットにコピーするように設定します。VSAN ID の有効範囲は、1 ~ 4093 です。 |
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次に、アクティブ ゾーン セットをフル ゾーン セットにコピーする例を示します。
次に、VSAN 3 のアクティブ ゾーン セットを、SCP を使用してリモート ロケーションにコピーする例を示します。
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デフォルト ゾーン(作成されたゾーンに割り当てられていないノードに指定されるゾーン)がデフォルト ゾーン内のすべてのノードへのアクセスを許可するか拒否するかを定義するには、 zone default-zone コマンドを使用します。コマンドを無効にするか、または工場出荷時のデフォルト状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone default-zone permit vsan vsan-id
no zone default-zone permit vsan vsan-id
指定した Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)のデフォルトのゾーン分割動作を設定します。VSAN ID の有効範囲は、1 ~ 4093 です。 |
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VSAN 内のデフォルト ゾーンに対する運用値を定義するには、 zone default-zone permit vsan コマンドを使用します。このコマンドは既存の VSAN に適用されます。まだ作成されていない VSAN には効果がありません。
全 VSAN のデフォルト ゾーンに定義されたデフォルト値を使用するには、 system defalt zone default-zone permit コマンドを使用します。デフォルト値は、VSAN が最初に作成されてアクティブになる際に使用されます。
次に、VSAN 2 内のデフォルト ゾーン分割を許可する例を示します。
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ゾーン データベースの結合を制限するには、 zone merge-control restrict vsan コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone merge-control restrict vsan vsan-id
no zone merge-control restrict vsan vsan-id
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結合の制御設定が制限され、2 つのデータベースが同じでない場合、結合は失敗し、スイッチ間のスイッチ間リンク(ISL)は隔離されます。
次に、VSAN 10 のゾーン結合制御を制限に設定する例を示します。
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Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)の拡張ゾーン分割をイネーブルにするには、 zone mode enhanced コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone mode enhanced vsan vsan-id
no zone mode enhanced vsan vsan-id
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zone mode enhanced コマンドを使用する前に、ファブリックの全スイッチが拡張ゾーン分割モードで動作可能であることを確認してください。1 つまたは複数のスイッチが拡張ゾーン分割モードで動作しない場合、拡張ゾーン分割モードをイネーブルにする要求は拒否されます。
zone mode enhanced vsan コマンドが正常に完了すると、ソフトウェアは、セッションの開始、拡張ゾーン分割データ構造を使用したゾーン分割データベースの配信、コンフィギュレーション変更の適用、およびファブリックの全スイッチへの Release Change Authorization(RCA)の送信を自動的に行います。次に、ファブリックの全スイッチは拡張ゾーン分割モードをイネーブルにします。
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ゾーンを作成するには、 zone name コマンドを使用します。コマンドを無効にするか、または工場出荷時のデフォルト状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone name zone-name vsan vsan-id
member
zone name zone-name vsan vsan-id
no member
no zone name zone-name vsan vsan-id
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ゾーンはゾーン セットに割り当てられます。ゾーン セットは 1 つのスイッチからアクティブになり、ファブリック全体のすべてのスイッチに伝播されます。ゾーンは、ノード(ホストおよびストレージ)間のアクセスを許可および拒否するセキュリティ対策を可能にします。 zone name コマンドは、コンフィギュレーション モードから入力します。VSAN 用のゾーンは、config-zone モードから設定します。
switch World Wide Name(sWWN)を検索するには、 show wwn switch コマンドを使用します。sWWN を指定しない場合、ソフトウェアは自動的にローカル sWWN を使用します。
次に、指定のメンバ タイプ(pWWN、ファブリック pWWN、FCID、またはファイバ チャネル エイリアス)および値に基づいて、指定ゾーン(Zone1)の属性を設定する例を示します。
次に、指定のメンバ タイプ(pWWN、ファブリック pWWN、FCID、またはファイバ チャネル エイリアス)および値に基づいて、指定ゾーン(Zone2)のメンバを設定する例を示します。
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ゾーン セットのゾーンを設定するには、 zone name コマンドを使用します。ゾーン セットからゾーンを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ゾーンの名前を変更するには、 zone rename コマンドを使用します。
zone rename current-name new-name vsan vsan-id
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複数のゾーンを 1 つのゾーン セットにまとめるには、 zoneset コマンドを使用します。コマンドを無効にするか、または工場出荷時のデフォルト状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
zoneset { activate [ name zoneset-name ] vsan vsan-id | clone zoneset-currentName zoneset-cloneName vsan vsan-id | distribute full vsan vsan-id name zoneset-name vsan vsan-id | rename current-name new-name vsan vsan-id }
no zoneset { activate [ name zoneset-name ] vsan vsan-id | clone zoneset-currentName zoneset-cloneName vsan vsan-id | distribute full vsan vsan-id name zoneset-name vsan vsan-id | rename current-name new-name vsan vsan-id }
指定した Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)のゾーン セットをアクティブにします。有効な範囲は 1 ~ 4093 です。 |
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親ゾーン セットをアクティブ化することでゾーンはアクティブ化されます。
zoneset distribute full vsan コマンドは、デフォルト ゾーンの運用値を VSAN 内の全ゾーン セットに配信します。運用値を配信したくない場合は、 system defalt zone distribute full コマンドを使用して、デフォルト値を配信します。デフォルト値は、最初に VSAN が作成されてアクティブになるときに使用されます。
zoneset distribute full vsan コマンドは既存の VSAN に適用されます。まだ作成されていない VSAN には効果がありません。
次に、zSet1 というゾーン セットを VSAN 333 内でアクティブにする例を示します。
次に、zSet1 という名前のゾーン セットを、VSAN 45 内の zSetClone という名前の新しいゾーン セットに複製する例を示します。
次に、デフォルト ゾーンの動作値を VSAN 22 内のすべてのゾーン セットに配信する例を示します。
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ゾーン セット データベースを結合するには、 zoneset コマンドを使用します。
zoneset { distribute | export | import interface { fc slot / port | san-port-channel port-number }} vsan vsan-id
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zoneset import および zoneset export コマンドは VSAN の範囲に対しても入力できます。
zoneset distribute vsan vsan-id コマンドは、interop 2 および interop 3 モードではサポートされますが、interop 1 モードではサポートされていません。
次に、VSAN 2 インターフェイスを介して接続された隣接スイッチからゾーン セット データベースをインポートする例を示します。
次に、VSAN 5 を介して接続された隣接スイッチにゾーン セット データベースをエクスポートする例を示します。
次に、ゾーン セットを VSAN 333 内で配信する例を示します。
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