この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
NVRAM ログをクリアするには、 clear logging nvram コマンドを使用します。
|
|
|
|
---|---|
永続ログの Onboard Failure Logging(OBFL; オンボード障害ロギング)エントリをクリアするには、 clear logging onboard コマンドを使用します。
clear logging onboard [ environmental-history ] [ exception-log ] [ obfl-log ] [ stack-trace ]
|
|
---|---|
次に、OBFL 環境履歴のエントリをクリアする例を示します。
次に、OBFL 例外ログのエントリをクリアする例を示します。
次に、OBFL(boot-uptime/device-version/obfl-history)のエントリをクリアする例を示します。
次に、OBFL スタック トレースのエントリをクリアする例を示します。
|
|
---|---|
現在のロギング セッションをクリアするには、 clear logging session コマンドを使用します。
|
|
|
|
---|---|
Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)セッションをクリアするには、 clear ntp session コマンドを使用します。
|
|
次に、処理中の NTP Cisco Fabric Service(CFS)配信セッションを廃棄する例を示します。
|
|
---|---|
Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)セッションをクリアするには、 clear ntp session コマンドを使用します。
clear ntp statistics { all-peers | io | local | memory }
|
|
|
|
---|---|
コンソール セッションでロギング メッセージをイネーブルにするには、 logging console コマンドを使用します。コンソール セッションのロギング メッセージをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging console [ severity-level ]
(任意)作成するメッセージ ログの重大度です。指定されたレベルまたは指定されたレベルよりも小さい数値のメッセージがログに記録されます。重大度は次のとおりです。 |
|
|
次に、コンソール セッションで重大度 4(警告)以上を使用してロギング メッセージをイネーブルにする例を示します。
|
|
---|---|
インターフェイス イベントを記録するには、 logging event コマンドを使用します。インターフェイス イベントのログの記録をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging event port { link-status | trunk-status } { default | enable }
no logging event port { link-status | trunk-status } { default | enable }
|
|
---|---|
次に、インターフェイス イベントをログに記録する例を示します。
|
|
---|---|
インターフェイスのイベントをログに記録するには、 logging event port コマンドを使用します。インターフェイス イベントへのログの記録をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging event port { link-status | trunk-status } [ default ]
no logging event port { link-status | trunk-status }
|
|
---|---|
次に、インターフェイス イベントをログに記録する例を示します。
|
|
---|---|
指定した重大度以上の定義済みファシリティからのメッセージ ロギングをイネーブルにするには、 logging level コマンドを使用します。定義済みファシリティからのメッセージ ロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging level facility severity-level
no logging level facility severity-level
適切なファシリティ。ファシリティについては、「システム メッセージ ロギング ファシリティ」を参照してください。 |
|
作成するメッセージ ログの重大度です。指定されたレベルまたは指定されたレベルよりも小さい数値のメッセージがログに記録されます。重大度は次のとおりです。 |
|
|
次に、重大度が 2 以上の AAA ファシリティからのメッセージ ロギングをイネーブルにする例を示します。
|
|
---|---|
システム メッセージを格納するログ ファイルの名前、およびそのファイルへのログ記録の対象となる最小重大度を設定するには、 logging logfile コマンドを使用します。ログ ファイルへのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging logfile logfile-name severity-level [size bytes ]
no logging logfile [ logfile-name severity-level [size bytes ]]]
作成するメッセージ ログの重大度です。指定されたレベルまたは指定されたレベルよりも小さい数値のメッセージがログに記録されます。重大度は次のとおりです。 |
|
(任意)最大ファイル サイズを指定します。デフォルトのファイル サイズは 4194304 バイトです。設定可能範囲は 4096 ~ 4194304 バイトです。 |
|
|
次に、システム メッセージを格納する logfile という名前のログ ファイルを設定し、その重大度を 4 に設定する例を示します。
|
|
---|---|
モジュール ログ メッセージをイネーブルにするには、 logging module コマンドを使用します。モジュール ログ メッセージをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging module [ severity-level ]
(任意)作成するメッセージ ログの重大度です。指定されたレベルまたは指定されたレベルよりも小さい数値のメッセージがログに記録されます。重大度は次のとおりです。 |
|
|
次に、モジュール ログ メッセージをイネーブルにする例を示します。
|
|
---|---|
デバイスでモニタ(端末回線)のメッセージのログをイネーブルにするには、 logging monitor コマンドを使用します。モニタ ログ メッセージをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging monitor [ severity-level ]
(任意)作成するメッセージ ログの重大度です。指定されたレベルまたは指定されたレベルよりも小さい数値のメッセージがログに記録されます。重大度は次のとおりです。 |
|
|
次に、モニタ ログ メッセージをイネーブルにする例を示します。
|
|
---|---|
指定したホスト名または IPv4/IPv6 アドレスのリモート Syslog サーバを設定するには、 logging server コマンドを使用します。リモート Syslog サーバをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging server host [ severity-level ] [facility {auth | authpriv | cron | daemon | ftp | kernel | local0 | local1 | local2 | local3 | local4 | local5 | local6 | local7 | lpr | mail | news | syslog | user | uucp }| use-vrf { vrf_name | management }]
no logging server host [ severity-level ] [facility {auth | authpriv | cron | daemon | ftp | kernel | local0 | local1 | local2 | local3 | local4 | local5 | local6 | local7 | lpr | mail | news | syslog | user | uucp }| use-vrf { vrf_name | management }]
(任意)作成するメッセージ ログの重大度です。指定されたレベルまたは指定されたレベルよりも小さい数値のメッセージがログに記録されます。重大度は次のとおりです。 |
|
(任意)適切な発信 ファシリティ を定義します。ファシリティについては、「 システム メッセージ ロギング ファシリティ 」を参照してください。 |
|
(任意)リモート サーバで使用される Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)を指定します。 |
|
|
|
---|---|
次に、デフォルトの発信ファシリティを使用して、指定された IPv4 アドレスにリモート Syslog サーバを設定する例を示します。
次に、指定されたホスト名のリモート Syslog サーバで、重大度 5 以上のメッセージがログに記録されるように設定する例を示します。
|
|
---|---|
ロギング タイムスタンプの単位を設定するには、 logging timestamp コマンドを使用します。ロギング タイムスタンプの単位をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging timestamp {microseconds | milliseconds | seconds}
no logging timestamp {microseconds | milliseconds | seconds}
|
|
次に、ロギング タイムスタンプの単位をマイクロ秒に設定する例を示します。
|
|
---|---|
スイッチのネットワーク タイム プロトコル(NTP)ピアおよびサーバを設定するには、 ntp コマンドを使用します。設定したピアおよびサーバを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ntp { peer hostname | server hostname } [ prefer ] [ use-vrf vrf-name ]
no ntp { peer hostname | server hostname }
|
|
キーワード use-vrf がキーワード vrf の代わりに使用されます。キーワード vrf は、下位互換性のために維持されます。 |
次に、サーバとのサーバ アソシエーションを作成する例を示します。
次に、ピアとのピア アソシエーションを作成する例を示します。
|
|
---|---|
処理中のネットワーク タイム プロトコル(NTP)Cisco Fabric Service(CFS)配信セッションを廃棄するには、 ntp abort コマンドを使用します。
|
|
次に、処理中の NTP CFS 配信セッションを廃棄する例を示します。
|
|
---|---|
ファブリックで処理中のネットワーク タイム プロトコル(NTP)Cisco Fabric Service(CFS)配信セッションについて、ペンディングの設定を適用するには、 ntp commit コマンドを使用します。
|
|
次に、変更をアクティブ NTP 設定にコミットする例を示します。
|
|
---|---|
ネットワーク タイム プロトコル(NTP)の Cisco Fabric Service(CFS)配信をイネーブルにするには、 ntp distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
|
|
ファイバ チャネル タイマーの変更をファブリックに配信する前に、 ntp commit コマンドを使用して、一時的な設定変更をアクティブ設定にコミットする必要があります。
次に、アクティブ NTP 設定をファブリックに配信する例を示します。
|
|
---|---|
設定したネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバとの同期化を再試行するには、 ntp sync-retry コマンドを使用します。
|
|
次に、設定した NTP サーバとの同期化を再試行する例を示します。
|
|
---|---|
コンソール ロギングの設定を表示するには、 show logging console コマンドを使用します。
|
|
|
|
---|---|
ロギングの設定を表示するには、 show logging console コマンドを使用します。
|
|
ログ ファイルの末尾から指定数の行を表示するには、 show logging last コマンドを使用します。
|
|
次に、ログ ファイルの最後の 42 行を表示する例を示します。
ファシリティ ロギング重大度の設定を表示するには、 show logging level コマンドを使用します。
show logging level [ facility ]
(任意)適切なロギング ファシリティ。ファシリティについては、「 システム メッセージ ロギング ファシリティ 」を参照してください。 |
|
|
次に、EtherChannel ロギング重大度の設定を表示する例を示します。
|
|
---|---|
入力した範囲内でタイムスタンプが設定されているログ ファイルのメッセージを表示するには、 show logging logfile コマンドを使用します。
show logging logfile [start-time yyyy mmm dd hh:mm:ss ] [end-time yyyy mmm dd hh:mm:ss ]
|
|
次に、示されている範囲内でタイムスタンプが設定されているログ ファイルのメッセージを表示する例を示します。
|
|
---|---|
モジュール ロギングの設定を表示するには、 show logging module コマンドを使用します。
|
|
|
|
---|---|
モニタ ロギングの設定を表示するには、 show logging monitor コマンドを使用します。
|
|
|
|
---|---|
Nonvolatile Random Access Memory(NVRAM; 不揮発性 RAM)ログのメッセージを表示するには、 show logging nvram コマンドを使用します。
show logging nvram [last number-lines ]
|
|
次に、NVRAM ログの最後の 20 のメッセージを表示する例を示します。
エラーのタイプに基づいてオンボード ロギング情報を表示するには、 show logging onboard コマンドを使用します。
show logging onboard { boot-uptime | device-version | endtime | environmental-history | exception-log | kernel-trace | obfl-history | obfl-logs | stack-trace | starttime | status } [ > file | | type ]
|
|
---|---|
starttime および endtime キーワードの日付と時刻の引数は、月/日/年( mm / dd / yy )として入力し、 時刻がハイフンの後に 24 時間形式で時間:分:秒 ( HH:MM:SS )で続きます。たとえば、次のように入力します。
• begin [ -i ] [ -x ] [ word ] :テキストに一致する行で始まります。
– -i :文字列を比較するときに、大文字小文字の違いを無視します。
• count [ > file | | type ] :一致する行をカウントします。
• egrep | grep print-match :Egrep または Grep です。Egrep は、Grep よりも高度な正規表現シンタックスを使用して、一致するテキストの行を検索します。Grep は 1 つ以上の正規表現に一致するテキストの行を検索し、一致する行だけを出力します。
– -A num :すべての一致行の後に、指定した行数のコンテキストを出力します。有効な範囲は、1 ~ 999 です。
– -B num :すべての一致行の前に、指定した行数のコンテキストを出力します。有効な範囲は、1 ~ 999 です。
– -i :文字列を比較するときに、大文字小文字の違いを無視します。
– -v : word 引数に一致するものがない行だけを出力します。
• exclude [ -i ] [ -x ] [ word ] :テキストに一致する行を除外します。
– -i :文字列を比較するときに、大文字小文字の違いを無視します。
• head [ -n num ] :ストリーム エディタ。オプションの -n num キーワードと引数を使用すると、出力する行数を指定できます。有効な範囲は、0 ~ 2147483647 です。
• include [ -i ] [ -x ] [ word ] :テキストに一致する行を含めます。
– -i :文字列を比較するときに、大文字小文字の違いを無視します。
• last [ num ] :出力する最後の行を表示します。オプションの num で、出力する行数を指定します。有効な範囲は、0 ~ 9999 です。
• less [-E | -d ]:ファイルの最後で終了します。
• no-more :コマンド出力の割り付けをオフにします。
このコマンドを使用すると、システム ハードウェアから OBFL データを表示できます。OBFL 機能はデフォルトでイネーブルになっており、Cisco ルータまたはスイッチにインストールされているハードウェア カードまたはモジュールの問題の診断に役立つ動作温度、ハードウェア動作時間、中断、その他の重要なイベントとメッセージを記録します。データのログは、不揮発性メモリに格納されるファイルに作成されます。オンボード ハードウェアが起動すると、監視されている各領域で最初のレコードが作成され、後続のレコードの基準値となります。
OBFL 機能は、継続的なレコードの収集と古い(履歴)レコードのアーカイブで循環更新スキームを提供し、システムに関する正確なデータを保証します。データは、測定と継続ファイルのサンプルのスナップショットを表示する継続情報の形式、または収集したデータに関する詳細を提供する要約情報の形式のいずれかで記録されます。履歴データが利用できない場合は、「No historical data to display」というメッセージが表示されます。
次に、OBFL ブートと動作時間情報を表示する例を示します。
表 10-1 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
|
|
---|---|
次に、OBFL ロギング デバイス情報を表示する例を示します。
表 10-2 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
|
|
---|---|
show logging onboard obfl-history コマンドは、次の情報を表示します。
• OBFL が手動でディセーブルにされたときのタイムスタンプ
• OBFL が手動でイネーブルにされたときのタイムスタンプ
• OBFL データが手動でクリアにされたときのタイムスタンプ
次に、OBFL カーネル スタック トレース情報を表示する例を示します。
Syslog サーバの設定を表示するには、 show logging server コマンドを使用します。
|
|
|
|
---|---|
ロギング セッション ステータスを表示するには、 show logging session status コマンドを使用します。
|
|
次に、ロギング セッション ステータスを表示する例を示します。
ロギング ステータスを表示するには、 show logging status コマンドを使用します。
|
|
ロギング タイムスタンプの設定を表示するには、 show logging timestamp コマンドを使用します。
|
|
次に、ロギング タイムスタンプの設定を表示する例を示します。
|
|
---|---|
ネットワーク タイム プロトコル(NTP)ピアのステータスを表示するには、 show ntp peer-status コマンドを使用します。
|
|
switch(
config)#
show ntp peer-status
|
|
---|---|
ネットワーク タイム プロトコル(NTP)ピアに関する情報を表示するには、 show ntp peers コマンドを使用します。
|
|
switch(
config)#
show ntp peers
|
|
---|---|
ネットワーク タイム プロトコル(NTP)の統計情報を表示するには、 show ntp statistics コマンドを使用します。
show ntp statistics { io | local | memory | peer { ipaddr address | name name1 [ .. nameN ]}
設定した IPv4 または IPv6 アドレスのピアの統計情報を表示します。IPv4 アドレスの形式は、ドット付き 10 進数 x.x.x.x です。IPv6 アドレスの形式は、16 進数 A:B::C:D です。 |
|
|
|
switch(
config)#
show ntp statistics local
|
|
---|---|
ネットワーク タイム プロトコル(NTP)タイムスタンプ情報を表示するには、 show ntp timestamp-status コマンドを使用します。
|
|
次に、NTP タイムスタンプのステータスを表示する例を示します。
switch(
config)#
show ntp timestamp-status SNMPv1 または SNMPv2c の Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)コミュニティを作成するには、 snmp-server community コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
snmp-server community com-name [ group grp-name | ro | rw | use-acl acl-name ]
no snmp-server community com-name [ group grp-name | ro | rw | use-acl acl-name ]
(任意)Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)を指定して、SNMP 要求にフィルタを適用します。名前は、最大 32 文字まで指定できます。 |
|
|
---|---|
アクセス コントロール リスト(ACL)をコミュニティに割り当てて、着信 SNMP 要求にフィルタを適用できます。割り当てた ACL により着信要求パケットが許可される場合、SNMP はその要求を処理します。ACL により要求が拒否される場合、SNMP はその要求を廃棄して、システム メッセージを送信します。
ACL の作成の詳細については、『 Cisco Nexus 5000 Series NX-OS Security Configuration Guide 』を参照してください。ACL は、UDP および TCP を介する IPv4 および IPv6 の両方に適用されます。ACL を作成したら、ACL を SNMP コミュニティに割り当てます。
次に、SNMP コミュニティ ストリングを作成し、ACL をコミュニティに割り当て、SNMP 要求にフィルタを適用する例を示します。
表 10-3 に、システム メッセージ ロギング コンフィギュレーションで使用できるファシリティの一覧を示します。
|
|
---|---|