この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
スイッチの設置前に、ラックおよびキャビネットの要件に記載された要件を満たす、標準的な 4 支柱の 19 インチ(48.3 cm)EIA データセンター ラック(またはこのようなラックを含むキャビネット)を設置する必要があります。
ステップ 1 |
床にラックをボルトで固定してからシャーシを載せます。
ステートメント 1048 |
||||
ステップ 2 | 接合された構造を持つラックの場合は、アースに接続します。 この処置により、スイッチおよびコンポーネントを容易にアースでき、取り付けの際にアースされていないコンポーネントを扱うときに静電破壊の防止するために、静電放電(ESD)リスト ストラップを簡単にアースできます。 | ||||
ステップ 3 |
ラックにある電源装置にアクセスする必要がある場合は、設置するスイッチで必要なアンペア数の AC 電源コンセントを含めます。 アンペア数など回路の要件については、ラックおよびキャビネットの要件を参照してください。
ステートメント 1018
|
新しいシャーシを設置する前に開梱して検査し、注文したすべての品目が揃っていることと、輸送中にスイッチが損傷していないことを確認します。
注意 |
シャーシまたはそのコンポーネントを取り扱うときには、常に静電気防止手順に従って静電破壊を防止してください。 この手順には、静電気防止用リスト ストラップを着用してアースに接続する作業が含まれますが、これに限定されません。 |
ヒント |
スイッチを取り出したあと、梱包用の箱は廃棄しないでください。 輸送用カートンを折りたたみ、システムに使用されていたパレットとともに保管してください。 今後システムを移動するか輸送する必要がある場合、このコンテナが必要になります。 |
ステップ 1 |
カスタマー サービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。注文したすべての品目が揃っていることを確認してください。 梱包品には次のボックスが含まれます。
|
ステップ 2 | それぞれの箱の内容に損傷がないこと確認します。 |
ステップ 3 | 不一致または損傷がある場合は、次の情報をカスタマー サービス担当者に電子メールで送信します。 |
下部支持レールは、ラックまたはキャビネットのスイッチ シャーシの重量を支えます。 ラックを安定させるためには、ラック ユニット(RU)の最下部にこのレールを取り付ける必要があります。
ステートメント 1006
シャーシの下部支持レールを取り付ける前に、次の作業を実行してください。
4 支柱ラックまたはキャビネットがコンクリート床に設置され固定されていることを確認します(4 支柱ラックの設置とコンクリート床への固定を参照)。
他のデバイスがラックまたはキャビネットに格納されている場合は、スイッチを設置しようとしている場所よりも下に設置されていることを確認します。 また、同じラック内の軽いデバイスは、このスイッチを設置する場所よりも上にあることを確認します。
下部支持レール キットはがスイッチのアクセサリ キットに入っていることを確認します(シャーシ梱包の開梱および内容物と損傷の検査を参照)。
下部支持レールを最も低い RU に取り付け、水平になっていれば、これで、ラックまたはキャビネットにシャーシを取り付けることができます。
出荷されたシャーシが完全で、損傷していないことを確認します。
4 支柱ラックまたはキャビネットが設置され、コンクリート床に固定されていることを確認します。
警告 |
ステートメント 1048:ラックの安定性 安定性に注意してください。 ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。 ラックを安定させないと、転倒することがあります。 |
下部支持レールがラックまたはキャビネットで使用可能な最も下の RU に取り付けられ、シャーシを設置するレールの上に 13 RU(22.7 インチ(57.8 cm))の空きスペースがあることを確認します。
他のデバイスがラックに取り付けられている場合は、シャーシを設置しようとする場所の下にシャーシより重いデバイスが取り付けられ、シャーシを設置しようとする場所の上にシャーシより軽いデバイスが取り付けられていることを確認します。
シャーシを設置する場所でデータセンターのアースを利用できることを確認します。
次の工具と部品があることを確認します。
シャーシおよび搭載されたモジュールの全重量を持ち上げることができるリフト
(注) |
フル装備の場合、シャーシの重量は最大で 395 ポンド(179 kg)になる可能性があります。 電源モジュール、ファン トレイ、およびファブリック モジュールを取り外すことで、シャーシを軽くして移動しやすくすることができます。 シャーシの全重量とリフトの適切な定格重量を判定するには、シャーシ、モジュール、ファン トレイ、および電源モジュールの重量と数量を参照してください。 |
注意 |
120 ポンド(55 kg)を超えるスイッチを持ち上げるときは、リフトを使用する必要があります。 |
プラス トルク ドライバ
下部支持レール キット(アクセサリ キットに付属)
このキットの一部は、すでに下部支持レールの取り付けに使用しています。 シャーシをラックに取り付けるために 12 本の 12-24 x 3/4 インチまたは M6 x 19 mm プラス ネジも必要です。
(注) |
また、ラックにシャーシを押し込むときに、シャーシを押すために少なくとも 2 人、シャーシを正しい位置に支えるために 1 人の作業員が必要です。 |
警告 |
ステートメント 1006:ラックへの設置と保守に関するシャーシ警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。 安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。
|
警告 |
ステートメント 1074:地域および国の電気規則への適合 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。 |
ステップ 1 | 移動のためにシャーシをできるだけ軽くする必要がある場合は、次のモジュールを取り外し、コネクタが損傷しない場所に置きます。 | ||||||||||
ステップ 2 |
シャーシをリフトに載せる手順は次のとおりです。
|
||||||||||
ステップ 3 |
リフトを使用して移動し、4 支柱ラックまたはキャビネットの前面にシャーシの背面を合せます。 下部支持レールまたはブラケットの上 1/4 インチ(0.6 cm)以内の高さに、シャーシの下部を持ち上げます。 |
||||||||||
ステップ 4 |
シャーシを、ラックまたはキャビネットに途中まで押し込みます。 シャーシを下部支持レールに押し込むために少なくとも 2 人、シャーシが両レールの中央を通るように支えるために 1 人の作業員が必要です。 シャーシの背面が先にラックに入るように前面の下半分を押し、シャーシをラックに途中まで押し込みます(次の図を参照)。 シャーシが下部支持レールのいずれの拡張エッジにも引っかからないことを確認します。
|
||||||||||
ステップ 5 |
リフトが下部支持レールより高く上がっている場合は、レールと水平になるか、レールの下 1/4 インチ(0.6 cm)以内になるまでゆっくり下げます。 この操作は、シャーシの下部が下部支持レールの先端に引っかかるのを防ぐのに役立ちます。 |
||||||||||
ステップ 6 | シャーシの前面の垂直取り付けブラケットがラックの垂直取り付けレールに触れるまでシャーシをラックに完全に押し込みます。 | ||||||||||
ステップ 7 |
6 本の M6 x 19 mm または 24 x 3/4 インチ ネジを使用して、シャーシの 2 個の垂直取り付けブラケットをそれぞれ、ラックの 2 本の垂直取り付けレールに取り付けます(合計 12 本のネジ)。 次の図の 2 を参照してください。
|
シャーシをラックに固定したら、データセンター アースにシャーシを接続できます。
次の方法で、シャーシと電源モジュールをアースに接続するとスイッチは接地されます。
データセンターのアースまたは完全に接合している接地したラックのどちらかにシャーシを接続します(アース パッド位置で)。
(注) |
シャーシのアース接続は、AC 電源ケーブルがシステムに接続されていなくても有効です。 |
AC 電源に AC 電源モジュールを接続すると AC 電源モジュールが自動的にアースに接続されます。
警告 |
ステートメント 1046:装置の設置または交換 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 |
シャーシをアースする前に、データセンター ビルディングのアースに接続できるようになっている必要があります。 データセンターのアースに接続している接合ラック(詳細についてはラック メーカーのマニュアルを参照)にスイッチ シャーシを設置した場合は、アース パッドをラックに接続してシャーシをアースできます。 接合ラックを使用していない場合は、シャーシのアース パッドをデータセンターのアースに直接接続する必要があります。
データセンター アースにスイッチ シャーシを接続するには、次の工具と部品が必要です。
アース ラグ:最大 6 AWG 線をサポートする、2 穴の標準的バレル ラグ。 このラグはアクセサリ キットに付属しています。
アース用ネジ:M4 x 8 mm(メトリック)なべネジ× 2。 これらのネジはアクセサリ キットに付属しています。
アース線:アクセサリ キットに付属していません。 アース線のサイズは、地域および国内の設置要件を満たす必要があります。 米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 一般に入手可能な 6 AWG 線の使用を推奨します。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
No.1 プラス トルク ドライバ
アース線をアース ラグに取り付ける圧着工具。
アース線の絶縁体をはがすワイヤ ストリッパ。
ステップ 1 | ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。 | ||||||||
ステップ 2 |
アース線の被膜をはぎとった端をアース ラグの開放端に挿入し、圧着工具を使用してラグをアース線に圧着します(次の図の 2 を参照)。 アース線をアース ラグから引っ張り、アース線がアース ラグにしっかりと接続されていることを確認します。
|
||||||||
ステップ 3 | アース ラグを 2 本の M4 ネジを使用してシャーシのアース パッドに固定し(前の図の 1 と 3 を参照)、11.5 ~ 15 インチ ポンド(1.3 ~ 1.7 N·m)のトルクでネジを締めます。 | ||||||||
ステップ 4 | アース線の反対側の端を処理し、設置場所の適切なアースに接続して、スイッチに十分なアースが確保されるようにします。 ラックが完全に接合されてアースされている場合は、ラックのベンダーが提供するマニュアルで説明されているようにアース線を接続します。 |
AC 電源装置を 1 つまたは 2 つの AC 電源に接続すると同時にスイッチを起動します。
警告 |
ステートメント 1004:設置方法 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。 |
警告 |
ステートメント 1018:電源回路 装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。 |
スイッチを起動する前に、以下のことを確認する必要があります。
スイッチが、スイッチに搭載されたすべてのモジュールに必要な電力を出力するのに十分な電源装置を備えていること。 スイッチに使用する電源モードによって、次のことを考慮する必要があります。
複合電源モード(電源の冗長化なし)の場合は、シャーシ内のすべてのモジュールに電力を供給するための十分な電源装置が必要です(追加の電源装置は冗長化には必要ではありません)。 光 I/O モジュールを使用する場合は、最大 2 台の電源装置が必要です。または、BASE-T(銅線)I/O モジュールを使用する場合は、最大 3 台の電源装置が必要です。
電源の冗長(n+1)モードの場合は、シャーシ内のすべてのモジュールに電力を供給するための十分な電源装置が必要で、ある電源装置が停止したり交換される場合に冗長性を提供するための追加の電源装置が 1 台必要です。 必要な電源装置の最大数は、複合電源モードに使用する装置数プラス冗長性のためのもう 1 台(n+1)です。
入力電源の冗長(n+n)モードの場合は、電源装置の同等セットが 2 セット必要で、それぞれがシャーシ内のすべてのモジュールに電源を投入することができ、異なる電源に接続できる必要があります。 1 台の電源装置がダウンした場合、他方の電源に接続された電源装置がスイッチに電力を供給できます。 電源装置の最大数は、複合電源に必要な電源装置の数プラス冗長性のための同数の電源装置数(n+n)です。
電源装置は、次のように適切なシャーシ スロットに取り付けられます。
ステップ 1 | 電源装置ごとに、AC 電源ケーブルを AC 電源および電源装置の電源レセプタクルに接続します。 |
ステップ 2 | 出力電力 LED が点灯し、グリーンになることを確認します。 |
電源装置が動作中で、スイッチへ電力が完全に供給されると、スイッチをネットワークに接続できます。
目次
スイッチの設置前に、ラックおよびキャビネットの要件に記載された要件を満たす、標準的な 4 支柱の 19 インチ(48.3 cm)EIA データセンター ラック(またはこのようなラックを含むキャビネット)を設置する必要があります。
ステップ 1 |
床にラックをボルトで固定してからシャーシを載せます。
ステートメント 1048 |
||||
ステップ 2 | 接合された構造を持つラックの場合は、アースに接続します。 この処置により、スイッチおよびコンポーネントを容易にアースでき、取り付けの際にアースされていないコンポーネントを扱うときに静電破壊の防止するために、静電放電(ESD)リスト ストラップを簡単にアースできます。 | ||||
ステップ 3 |
ラックにある電源装置にアクセスする必要がある場合は、設置するスイッチで必要なアンペア数の AC 電源コンセントを含めます。 アンペア数など回路の要件については、ラックおよびキャビネットの要件を参照してください。
ステートメント 1018
|
新しいシャーシを設置する前に開梱して検査し、注文したすべての品目が揃っていることと、輸送中にスイッチが損傷していないことを確認します。
注意 |
シャーシまたはそのコンポーネントを取り扱うときには、常に静電気防止手順に従って静電破壊を防止してください。 この手順には、静電気防止用リスト ストラップを着用してアースに接続する作業が含まれますが、これに限定されません。 |
ヒント |
スイッチを取り出したあと、梱包用の箱は廃棄しないでください。 輸送用カートンを折りたたみ、システムに使用されていたパレットとともに保管してください。 今後システムを移動するか輸送する必要がある場合、このコンテナが必要になります。 |
ステップ 1 |
カスタマー サービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。注文したすべての品目が揃っていることを確認してください。 梱包品には次のボックスが含まれます。
|
ステップ 2 | それぞれの箱の内容に損傷がないこと確認します。 |
ステップ 3 | 不一致または損傷がある場合は、次の情報をカスタマー サービス担当者に電子メールで送信します。 |
下部支持レールは、ラックまたはキャビネットのスイッチ シャーシの重量を支えます。 ラックを安定させるためには、ラック ユニット(RU)の最下部にこのレールを取り付ける必要があります。
警告 |
ステートメント 1006:ラックへの設置と保守に関するシャーシ警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。 安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。
|
ステートメント 1006
シャーシの下部支持レールを取り付ける前に、次の作業を実行してください。
4 支柱ラックまたはキャビネットがコンクリート床に設置され固定されていることを確認します(4 支柱ラックの設置とコンクリート床への固定を参照)。
他のデバイスがラックまたはキャビネットに格納されている場合は、スイッチを設置しようとしている場所よりも下に設置されていることを確認します。 また、同じラック内の軽いデバイスは、このスイッチを設置する場所よりも上にあることを確認します。
下部支持レール キットはがスイッチのアクセサリ キットに入っていることを確認します(シャーシ梱包の開梱および内容物と損傷の検査を参照)。
ステップ 1 |
調整可能な 2 本の下部支持レールの 1 本をラックまたはキャビネットで使用可能な一番下の RU に配置し、ラックの前後にある垂直取り付けレールの外側の端まで届くように各レールの長さを調整します。 シャーシを取り付けるレールの上の垂直スペースが少なくとも 、13 RU(22.75 インチ(57.8 cm))、あることを確認してください(次の図を参照)。 取り付けブラケット間のスペースが 24 ~ 32 インチ(61.0 ~ 81.3 cm)になるように、レールを広げることができます。
|
||||||
ステップ 2 |
レールの各端用の少なくとも 3 個の M6 x 19 mm または 12-24 x 3/4 インチのネジに、プラス トルク ドライバを使用して下部支持レールをラックまたはキャビネットに接続し(次の図に示すように、レールに対して合計 6 本のネジを使用)、40 インチポンド(4.5 N.m)のトルクまで各ネジを締めます。
|
||||||
ステップ 3 |
ラックにもう 1 本の下部支持レールを取り付けるために、ステップ 1 および 2 を繰り返して行ってください。
|
下部支持レールを最も低い RU に取り付け、水平になっていれば、これで、ラックまたはキャビネットにシャーシを取り付けることができます。
出荷されたシャーシが完全で、損傷していないことを確認します。
4 支柱ラックまたはキャビネットが設置され、コンクリート床に固定されていることを確認します。
警告 |
ステートメント 1048:ラックの安定性 安定性に注意してください。 ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。 ラックを安定させないと、転倒することがあります。 |
下部支持レールがラックまたはキャビネットで使用可能な最も下の RU に取り付けられ、シャーシを設置するレールの上に 13 RU(22.7 インチ(57.8 cm))の空きスペースがあることを確認します。
他のデバイスがラックに取り付けられている場合は、シャーシを設置しようとする場所の下にシャーシより重いデバイスが取り付けられ、シャーシを設置しようとする場所の上にシャーシより軽いデバイスが取り付けられていることを確認します。
シャーシを設置する場所でデータセンターのアースを利用できることを確認します。
次の工具と部品があることを確認します。
シャーシおよび搭載されたモジュールの全重量を持ち上げることができるリフト
(注) |
フル装備の場合、シャーシの重量は最大で 395 ポンド(179 kg)になる可能性があります。 電源モジュール、ファン トレイ、およびファブリック モジュールを取り外すことで、シャーシを軽くして移動しやすくすることができます。 シャーシの全重量とリフトの適切な定格重量を判定するには、シャーシ、モジュール、ファン トレイ、および電源モジュールの重量と数量を参照してください。 |
注意 |
120 ポンド(55 kg)を超えるスイッチを持ち上げるときは、リフトを使用する必要があります。 |
プラス トルク ドライバ
下部支持レール キット(アクセサリ キットに付属)
このキットの一部は、すでに下部支持レールの取り付けに使用しています。 シャーシをラックに取り付けるために 12 本の 12-24 x 3/4 インチまたは M6 x 19 mm プラス ネジも必要です。
(注) |
また、ラックにシャーシを押し込むときに、シャーシを押すために少なくとも 2 人、シャーシを正しい位置に支えるために 1 人の作業員が必要です。 |
警告 |
ステートメント 1006:ラックへの設置と保守に関するシャーシ警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。 安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。
|
警告 |
ステートメント 1074:地域および国の電気規則への適合 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。 |
ステップ 1 | 移動のためにシャーシをできるだけ軽くする必要がある場合は、次のモジュールを取り外し、コネクタが損傷しない場所に置きます。 | ||||
ステップ 2 |
シャーシをリフトに載せる手順は次のとおりです。
|
||||
ステップ 3 |
リフトを使用して移動し、4 支柱ラックまたはキャビネットの前面にシャーシの背面を合せます。 下部支持レールまたはブラケットの上 1/4 インチ(0.6 cm)以内の高さに、シャーシの下部を持ち上げます。 |
||||
ステップ 4 |
シャーシを、ラックまたはキャビネットに途中まで押し込みます。 シャーシを下部支持レールに押し込むために少なくとも 2 人、シャーシが両レールの中央を通るように支えるために 1 人の作業員が必要です。 シャーシの背面が先にラックに入るように前面の下半分を押し、シャーシをラックに途中まで押し込みます(次の図を参照)。 シャーシが下部支持レールのいずれの拡張エッジにも引っかからないことを確認します。
|
||||
ステップ 5 |
リフトが下部支持レールより高く上がっている場合は、レールと水平になるか、レールの下 1/4 インチ(0.6 cm)以内になるまでゆっくり下げます。 この操作は、シャーシの下部が下部支持レールの先端に引っかかるのを防ぐのに役立ちます。 |
||||
ステップ 6 | シャーシの前面の垂直取り付けブラケットがラックの垂直取り付けレールに触れるまでシャーシをラックに完全に押し込みます。 | ||||
ステップ 7 | 6 本の M6 x 19 mm または 24 x 3/4 インチ ネジを使用して、シャーシの 2 個の垂直取り付けブラケットをそれぞれ、ラックの 2 本の垂直取り付けレールに取り付けます(合計 12 本のネジ)。 次の図の 2 を参照してください。 |
シャーシをラックに固定したら、データセンター アースにシャーシを接続できます。
次の方法で、シャーシと電源モジュールをアースに接続するとスイッチは接地されます。
データセンターのアースまたは完全に接合している接地したラックのどちらかにシャーシを接続します(アース パッド位置で)。
(注) |
シャーシのアース接続は、AC 電源ケーブルがシステムに接続されていなくても有効です。 |
AC 電源に AC 電源モジュールを接続すると AC 電源モジュールが自動的にアースに接続されます。
警告 |
ステートメント 1046:装置の設置または交換 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 |
シャーシをアースする前に、データセンター ビルディングのアースに接続できるようになっている必要があります。 データセンターのアースに接続している接合ラック(詳細についてはラック メーカーのマニュアルを参照)にスイッチ シャーシを設置した場合は、アース パッドをラックに接続してシャーシをアースできます。 接合ラックを使用していない場合は、シャーシのアース パッドをデータセンターのアースに直接接続する必要があります。
データセンター アースにスイッチ シャーシを接続するには、次の工具と部品が必要です。
アース ラグ:最大 6 AWG 線をサポートする、2 穴の標準的バレル ラグ。 このラグはアクセサリ キットに付属しています。
アース用ネジ:M4 x 8 mm(メトリック)なべネジ× 2。 これらのネジはアクセサリ キットに付属しています。
アース線:アクセサリ キットに付属していません。 アース線のサイズは、地域および国内の設置要件を満たす必要があります。 米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 一般に入手可能な 6 AWG 線の使用を推奨します。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
No.1 プラス トルク ドライバ
アース線をアース ラグに取り付ける圧着工具。
アース線の絶縁体をはがすワイヤ ストリッパ。
ステップ 1 | ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。 | ||||||||
ステップ 2 |
アース線の被膜をはぎとった端をアース ラグの開放端に挿入し、圧着工具を使用してラグをアース線に圧着します(次の図の 2 を参照)。 アース線をアース ラグから引っ張り、アース線がアース ラグにしっかりと接続されていることを確認します。
|
||||||||
ステップ 3 | アース ラグを 2 本の M4 ネジを使用してシャーシのアース パッドに固定し(前の図の 1 と 3 を参照)、11.5 ~ 15 インチ ポンド(1.3 ~ 1.7 N·m)のトルクでネジを締めます。 | ||||||||
ステップ 4 | アース線の反対側の端を処理し、設置場所の適切なアースに接続して、スイッチに十分なアースが確保されるようにします。 ラックが完全に接合されてアースされている場合は、ラックのベンダーが提供するマニュアルで説明されているようにアース線を接続します。 |
AC 電源装置を 1 つまたは 2 つの AC 電源に接続すると同時にスイッチを起動します。
警告 |
ステートメント 1004:設置方法 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。 |
警告 |
ステートメント 1018:電源回路 装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。 |
スイッチを起動する前に、以下のことを確認する必要があります。
スイッチが、スイッチに搭載されたすべてのモジュールに必要な電力を出力するのに十分な電源装置を備えていること。 スイッチに使用する電源モードによって、次のことを考慮する必要があります。
複合電源モード(電源の冗長化なし)の場合は、シャーシ内のすべてのモジュールに電力を供給するための十分な電源装置が必要です(追加の電源装置は冗長化には必要ではありません)。 光 I/O モジュールを使用する場合は、最大 2 台の電源装置が必要です。または、BASE-T(銅線)I/O モジュールを使用する場合は、最大 3 台の電源装置が必要です。
電源の冗長(n+1)モードの場合は、シャーシ内のすべてのモジュールに電力を供給するための十分な電源装置が必要で、ある電源装置が停止したり交換される場合に冗長性を提供するための追加の電源装置が 1 台必要です。 必要な電源装置の最大数は、複合電源モードに使用する装置数プラス冗長性のためのもう 1 台(n+1)です。
入力電源の冗長(n+n)モードの場合は、電源装置の同等セットが 2 セット必要で、それぞれがシャーシ内のすべてのモジュールに電源を投入することができ、異なる電源に接続できる必要があります。 1 台の電源装置がダウンした場合、他方の電源に接続された電源装置がスイッチに電力を供給できます。 電源装置の最大数は、複合電源に必要な電源装置の数プラス冗長性のための同数の電源装置数(n+n)です。
電源装置は、次のように適切なシャーシ スロットに取り付けられます。
ステップ 1 | 電源装置ごとに、AC 電源ケーブルを AC 電源および電源装置の電源レセプタクルに接続します。 |
ステップ 2 | 出力電力 LED が点灯し、グリーンになることを確認します。 |
電源装置が動作中で、スイッチへ電力が完全に供給されると、スイッチをネットワークに接続できます。