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Catalyst 2960-S ファミリのスイッチ(単に スイッチ とも呼ぶ)は、Cisco IP Phone、Cisco Wireless Access Point、ワークステーション、およびその他のネットワーク装置(サーバ、ルータ、他のスイッチなど)に接続できるイーサネット スイッチです。
一部モデルのスイッチは、Cisco FlexStack テクノロジーによってスタックをサポートしています。特に明記しない限り、 スイッチ という用語は、スタンドアロン スイッチおよびスイッチ スタックを指します。
• 「前面パネル」
• 「背面パネル」
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ソフトウェア イメージ |
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Catalyst 2960S-48FPD-L1 |
10/100/1000 Power over Ethernet Plus(PoE+)ポート(PoE 電力 740 W)X 48 および Small Form-Factor Pluggable(SFP)+2 モジュール スロット X 2 |
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Catalyst 2960S-48LPD-L1 |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 370 W)X 48 および SFP+ モジュール スロット X 2 |
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Catalyst 2960S-24PD-L1 |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 370 W)X 24 および SFP+ モジュール スロット X 2 |
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Catalyst 2960S-48TD-L1 |
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Catalyst 2960S-24TD-L1 |
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Catalyst 2960S-48FPS-L1 |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 740 W)X 48 および SFP3 モジュール スロット X 4 |
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Catalyst 2960S-48LPS-L1 |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 370 W)X 48 および SFP モジュール スロット X 4 |
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Catalyst 2960S-24PS-L1 |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 370 W)X 24 および SFP モジュール スロット X 4 |
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Catalyst 2960S-48TS-L1 |
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Catalyst 2960S-24TS-L1 |
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Catalyst 2960S-F48FPS-L1 |
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Catalyst 2960S-F48LPS-L1 |
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Catalyst 2960S-F48TS-L1 |
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Catalyst 2960S-F24PS-L1 |
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Catalyst 2960S-F24TS-L1 |
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24 ポートおよび 48 ポート スイッチの前面パネルには、10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートか、10/100 または 10/100/1000 PoE ポート、SFP または SFP+ モジュール スロット、USB ポート、コンソール ポート、および LED があります。すべての 24 ポートおよび 48 ポート スイッチに、同様のコンポーネントがあります。例については、図 1-1、図 1-2、図 1-3、および図 1-4 を参照してください。
図 1-1 Catalyst 2960S-48FPD-L の前面パネル
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10/100/1000 PoE+ ポート4 |
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4.ポートの番号は左端を 1 とし、右に向かって順に並んでいます。ペアの最初のメンバ(ポート 1)は、2 番めのメンバ(ポート 2)の上にあります。モジュールのスロット番号は 1 と 2 です。 |
図 1-2 Catalyst 2960S-48TS-L の前面パネル
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10/100/1000 ポート5 |
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5.ポートの番号は左端を 1 とし、右に向かって順に並んでいます。ペアの最初のメンバ(ポート 1)は、2 番めのメンバ(ポート 2)の上にあります。モジュールのスロット番号は 49、50、51、および 52 です。 |
図 1-3 Catalyst 2960S-48TS-S の前面パネル
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10/100/1000 ポート6 |
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6.ポートの番号は左端を 1 とし、右に向かって順に並んでいます。ペアの最初のメンバ(ポート 1)は、2 番めのメンバ(ポート 2)の上にあります。モジュールのスロット番号は 49 と 50 です。 |
図 1-4 Catalyst 2960S-F48FPS-L の前面パネル
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10/100 POE+ ポート7 |
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7.ポートの番号は左端を 1 とし、右に向かって順に並んでいます。ペアの最初のメンバ(ポート 1)は、2 番めのメンバ(ポート 2)の上にあります。モジュールのスロット番号は 49、50、51、および 52 です。 |
各ポートは、IEEE 802.3af、IEEE 802.3at、および ePoE に準拠した装置をサポートする PoE+ 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。
スイッチの最大出力電力は、スイッチのモデルによって 740 W または 370 W のどちらかになります。インテリジェントな電源管理により、すべてのポートで柔軟な電力の割り当てが可能です。
供給電力が 740 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
供給電力が 370 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
IP 電話機またはアクセス ポイントを接続するときに、自動的に電力を供給するかどうかをポート単位で制御することができます。
10/100 PoE ポートでは、イーサネット ピン割り当ての RJ-45 コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。10BASE-T と 100BASE-TX のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 ケーブルまたはカテゴリ 4 UTP ケーブルを使用できます。
シスコのインテリジェント電源管理機能には、高度な電力ネゴシエーション、電力確保、およびポート単位の電力ポリシングが含まれます。PoE ポートの設定とモニタリングについては、Cisco.com でスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
ポートの接続および仕様の詳細については、「10/100 および 10/100/1000 PoE+ ポートの接続」および 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。
(注) PoE 回路の出力は、IEC 60950-1 の Limited Power Source(LPS; 有限電源)として評価されています。
各ポートは、IEEE 802.3af、IEEE 802.3at、および ePoE に準拠した装置をサポートする PoE+ 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。
スイッチの最大出力電力は、スイッチのモデルによって 740 W または 370 W のどちらかになります。インテリジェントな電源管理により、すべてのポートで柔軟な電力の割り当てが可能です。
供給電力が 740 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
供給電力が 370 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
IP 電話機またはアクセス ポイントを接続するときに、自動的に電力を供給するかどうかをポート単位で制御することができます。
10/100/1000 PoE ポートは、RJ-45 コネクタとイーサネット ピン割り当てを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。100BASE-TX と 1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 ケーブルまたはカテゴリ 4 UTP ケーブルを使用できます。
シスコのインテリジェント電源管理機能には、高度な電力ネゴシエーション、電力確保、およびポート単位の電力ポリシングが含まれます。PoE ポートの設定とモニタリングについては、Cisco.com でスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
ポートの接続および仕様の詳細については、「10/100 および 10/100/1000 PoE+ ポートの接続」および 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。
(注) PoE 回路の出力は、IEC 60950-1 の Limited Power Source(LPS; 有限電源)として評価されています。
10/100 ポートでは、イーサネット ピン割り当ての RJ-45 コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。100BASE-TX トラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 ケーブルまたはカテゴリ 4 UTP ケーブルを使用できます。
ポートの接続および仕様の詳細については、「10/100 および 10/100/1000 ポートの接続」および 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。
10/100/1000 ポートでは、イーサネット ピン割り当ての RJ-45 コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。100BASE-TX と 1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 ケーブルまたはカテゴリ 4 UTP ケーブルを使用できます。
ポートの接続および仕様の詳細については、「10/100 および 10/100/1000 ポートの接続」および 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。
• RJ-45 コンソール ポート(EIA/TIA-232)
• USB ミニタイプ B コンソール ポート(5 ピン コネクタ)
スイッチを、Windows ワークステーションやターミナル サーバなどのホストに、イーサネット管理ポート、RJ-45 コンソール ポート、または USB コンソール ポート(USB ミニタイプ B ポート)を通して接続できます。10/100 イーサネット管理ポート接続では、標準 RJ-45 クロス ケーブルまたはストレート ケーブルを使用します。RJ-45 コンソール ポートの接続には、付属の RJ-45/DB-9 メス ケーブルを使用します。USB コンソール ポート接続では、USB タイプ A/5 ピン ミニタイプ B ケーブルを使用します。USB コンソール インターフェイス速度は、RJ-45 コンソール インターフェイス速度と同じです。
USB コンソール ポートを使用する場合は、(Microsoft Windows での動作のため)コンソールに接続されたすべての PC に Cisco Windows USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。
(注) Cisco USB デバイス ドライバのダウンロード方法については、「Cisco Microsoft Windows USB デバイス ドライバのインストール」を参照してください。
Cisco Windows USB デバイス ドライバでは、Windows の HyperTerminal の動作に影響を与えることなく、USB ケーブルをコンソール ポートに接続または接続解除することができます。Mac OS X と Linux には、特別なドライバは必要ありません。
コンソール出力は、常に RJ-45 および USB コンソール コネクタの両方に送られますが、コンソール入力は、一方のコンソール コネクタだけがアクティブになります。USB コンソールは、RJ-45 コンソールよりも優先されます。ケーブルが USB コンソール ポートに接続されているときは、RJ-45 コンソール ポートが非アクティブになります。逆に、USB ケーブルを USB コンソール ポートから取り外すと、RJ-45 ポートがアクティブになります。
(注) 4 ピン ミニタイプ B コネクタは 5 ピン ミニタイプ B コネクタと似ていますが、 これらに互換性はありません。5 ピン ミニタイプ B 以外は使用しないでください。図 1-5 を参照してください。
コマンドライン インターフェイス(CLI) を使用して、非アクティブ タイムアウトを設定できます。これを設定すると、USB コンソールがアクティブになっている場合、指定された時間内に USB コンソールで入力アクティビティが発生しないと、RJ-45 コンソールが再度アクティブ化されます。
非アクティブが原因で USB コンソールが非アクティブ化された後は、CLI を使用して再アクティブ化できません。USB コンソールを再アクティブ化するには、USB ケーブルを取り外して再接続してください。CLI を使用して USB コンソール インターフェイスを設定する方法については、スイッチのソフトウェア ガイドを参照してください。
USB タイプ A インターフェイスでは、外付けの USB フラッシュ デバイス(サムドライブまたは USB キーとも呼ばれる)にアクセスできます。
このインターフェイスは、64 MB ~ 1 GB の容量の Cisco USB フラッシュ ドライブをサポートします。
Cisco IOS ソフトウェアは、フラッシュ デバイスに対する標準ファイル システム アクセス(読み取り、書き込み、消去、コピー)を提供するとともに、フラッシュ デバイスを FAT ファイル システムでフォーマットする機能を提供します。
スイッチ管理ポートの詳細については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドとコマンド リファレンス、および「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照してください。
スイッチには、2 個または 4 個の 1 ギガビット SFP モジュール スロット、または 2 個の 10 ギガビット SFP+ モジュール スロットがあります。 SFP+ とマークされたスロットでは、SFP モジュールと SFP+ モジュールの両方がサポートされます。 SFP スロットでは SFP モジュールだけがサポートされます。 は、SFP+ スロットのあるスイッチを示しています。
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表 1-2 に、SFP モジュールをサポートするスイッチを示します。 表 1-3 に、SFP+ モジュールをサポートするスイッチを示します。
SFP モジュールの詳細については、使用する SFP モジュールのマニュアルおよび「SFP および SFP+ モジュールの取り付け」を参照してください。ケーブル仕様については、 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。
LED を使用することで、スイッチの動作やパフォーマンスをモニタできます。図 1-7 に、スイッチの LED と、ポートのモードの選択に使用する MODE ボタンを示します。
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RPS8 LED |
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スタック LED9 |
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マスター LED2 |
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PoE LED10 |
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電源投入時セルフテスト(POST)実行中のシステム LED のカラーについては、「スイッチの POST 結果」を参照してください。
(注) RPS LED は、Catalyst 2960S-F48FPS-L、2960S-F48LPS-L、2960S-F24PS-L、2960S-F48TS-L、2960S-F24TS-L、2960S-F48TS-S、および 2960S-F24TS-S スイッチにはありません。これらのモデルは RPS をサポートしていません。
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Cisco RPS 2300 については、「関連資料」の項を参照してください。
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各ポートおよびモジュール スロットには、ポート LED が 1 つずつあります。これらの LED には、グループとして、または個別に、スイッチやポートについての情報が示されます。 表 1-7 に、モード LED、その対応するポート モード、および意味を示します。
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(注) ポートは全二重モードの場合のみ動作します。 | ||
スタック ポート ステータス。詳細については、「スタック LED」を参照してください。 |
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PoE モードが選択されていません。電力が供給されていないポートが 1 個以上あるか、1 個以上のポートで PoE 障害が発生しています。 |
モードを選択または変更するには、目的のモードが強調表示されるまで MODE ボタンを押します。ポート モードを変更すると、ポートの LED カラーの意味も変わります。
スイッチをスタックしていて、いずれかのスイッチの MODE ボタンを押した場合、すべてのスイッチで選択したモードが表示されます。たとえば、スタック マスタで SPEED を表示する MODE ボタンを押すと、その他のスタック メンバにも SPEED が表示されます。
スタック LED には、スタックのメンバ スイッチのシーケンスが示されます。最大で 4 台のスイッチを同じスタックのメンバにすることができます。1 ~ 4 番めのポート LED には、スイッチのメンバ番号が示されます。 に、スタック メンバ番号が 1 である最初のスイッチの LED を示します。たとえば、MODE ボタンを押して STACK を選択すると、ポート 1 の LED はグリーンに点滅します。ポート 2 と 3 の LED はグリーンに点灯し、これらが別のスタック メンバのメンバ番号であることを表します。そのスタックにはもうメンバが含まれていないため、その他のポート LED は消灯します。
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スタック LED を選択すると、(スイッチ背面パネルの)スタック ポートがアップの状態であれば対応するスタック LED がグリーンに点灯します。ポートがダウンの状態であれば、対応するスタック LED がオレンジに点灯します。スイッチの SFP+ モジュール ポートの LED 1 および 2 には、それぞれスタック ポート 1 および 2 のステータスが示されます。
スタック内のすべてのスイッチでポート LED がグリーンに点灯している場合、そのスタックは全帯域幅で動作中です。いずれかの LED がグリーンでない場合、そのスタックは全帯域幅で動作していません。
コンソール LED はコンソール ポートが使用中であることを示します。
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ケーブルをコンソール ポートに接続している場合は、自動的に、そのポートがコンソール通信に使用されます。2 本のコンソール ケーブルを接続している場合は、USB コンソール ポートが優先されます。
表 1-10 に、コンソールおよび USB ポートの LED のカラーとその意味を示します。
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スタックに対応したスイッチの背面パネルには、FlexStack モジュール スロット、ファン排気口、および AC 電源コネクタがあります。スタッキング対応スイッチには、RPS コネクタ付きのものと RPS コネクタなしのものがあります。図 1-10 および図 1-11 を参照してください。
図 1-10 スタック モジュール スロットと RPS コネクタのある Catalyst 2960-S スイッチの背面パネル
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図 1-11 スタック モジュール スロットがあり、RPS コネクタのない Catalyst 2960-S スイッチの背面パネル
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スタックに対応していないスイッチの背面パネルには、ファン排気口、および AC 電源コネクタがあります。スタッキング非対応スイッチには、RPS コネクタ付きのものと RPS コネクタなしのものがあります。図 1-12 および図 1-13 を参照してください。
図 1-12 RPS コネクタのある Catalyst 2960-S スイッチの背面パネル
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図 1-13 RPS コネクタのない Catalyst 2960-S スイッチの背面パネル
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スタックに対応したスイッチ モデルは、オプションのスタック キットを使用したスタックをサポートしています。スイッチ背面パネルのスロットに取り付ける FlexStack モジュール(ホットスワップ可能)、および FlexStack モジュール ポートを接続する 0.5 m の FlexStack ケーブルが付属しています。
FlexStack モジュールの取り付けについては、「FlexStack モジュールの取り付け」を参照してください。スタックのケーブル接続については、「FlexStack ケーブルの接続」を参照してください。
(注) RPS は、Catalyst 2960S-F48FPS-L、2960S-F48LPS-L、2960S-F24PS-L、2960S-F48TS-L、2960S-F24TS-L、2960S-F48TS-S、および 2960S-F24TS-S スイッチではサポートされません。
Cisco RPS 2300(モデル PWR-RPS2300)は、Catalyst 2960-S スイッチをサポートしています。
警告 RPS レセプタクルには Cisco RPS モデル RPS2300 だけを接続してください。ステートメント 370
Cisco RPS 2300 は、同時に 6 台の外部ネットワーク装置をサポートし、障害が発生した 1 台または 2 台の装置に電力を供給できる冗長電源システムです。接続先の装置の内部電源装置の障害を検知し、障害が発生した装置に電力を供給することでネットワーク トラフィックの損失を防ぎます。詳細については、「関連資料」の項を参照してください。
Cisco RPS 2300 には、2つの出力レベル(-52 V と 12 V)があり、合計出力は最大 2300 W です。
サポートされているすべての接続先スイッチは、RPS 2300 と同時に通信を行うことができます。スイッチのソフトウェアから次の RPS 2300 機能を設定できます。
• 接続先スイッチごとに RPS のアクティブまたはスタンバイ モードを有効にする。
• RPS サポート用にスイッチのプライオリティを設定する。
• RPS がスイッチに電力を供給した時点でレポートを受け取る。
スイッチは、内蔵の電源装置から電力を供給されます。内蔵 AC 電源装置は、入力電圧 100 ~ 240 VAC に対応するオートレンジング ユニットです。付属の AC 電源コードを使用して、AC 電源コンセントに接続します。
Cisco Network Assistant は、中小企業の LAN に適した、PC ベースのネットワーク管理 GUI アプリケーションです。この GUI を使用すると、スイッチ クラスタやスタンドアロン スイッチを設定および管理できます。Cisco Network Assistant は、次の URL から無料でダウンロードできます。
http://www.cisco.com/pcgi-bin/tablebuild.pl/NetworkAssistant
Network Assistant アプリケーションの起動については、Cisco.com にある『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照してください。
スイッチ メモリ内のデバイス マネージャを使用して、個々のスイッチやスタンドアロン スイッチを管理できます。この Web インターフェイスは、ネットワークの任意の場所から、設定およびモニタ機能を提供します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドおよびデバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。
CLI を使用してスイッチおよびスイッチ クラスタ メンバを設定し、モニタできます。CLI には、スイッチのコンソール ポートに直接管理ステーションを接続するか、リモート管理ステーションから Telnet を使用してアクセスします。詳細については、Cisco.com でスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)は、シスコ ネットワークの設定、管理、モニタ、トラブルシューティングを単純化する管理ツールのスイートです。詳細については、LMS のマニュアルを参照してください。
CiscoView 装置管理アプリケーションでは、スイッチのステータスとパフォーマンス情報の表示、およびコンフィギュレーション パラメータの設定に使用するスイッチ イメージを表示できます。CiscoView アプリケーション(別売)は、スタンドアロン アプリケーションとして利用することも、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)に組み込むこともできます。詳細については、次の URL にある CiscoView のマニュアルを参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps4565/tsd_products_support_series_home.html
Cisco Configuration Engine は、初期設定と設定更新を自動化するネットワーク管理ソフトウェアです。装置に固有の設定変更を生成し、それをその装置に送信し、設定変更を実行して、その結果をログに記録します。Cisco Configuration Engine の詳細については、Cisco.com にあるソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
HP OpenView や SunNet Manager などのプラットフォームが稼働している簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)対応管理ステーションから、スイッチを管理できます。スイッチは、管理情報ベース(MIB)拡張機能の包括的なセットと 4 つの Remote Monitoring(RMON)グループをサポートしています。詳細については、Cisco.com 上のスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよび SNMP アプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。
Cisco Security Manager(Security Manager)は、Cisco セキュリティ デバイスのセキュリティ ポリシーを管理します。Security Manager は、複数の装置間でのファイアウォール、IPS、および VPN(サイトツーサイト、リモート アクセス、および SSL)サービスの統合的なプロビジョニングをサポートします。詳細については、『 User Guide for Cisco Security Manager 3.2.2 』を参照してください。
スマート インストール機能により、ネットワーク内に単一の管理ポイント(ディレクタ)を用意できます。この機能を使用すると、新たに設置したスイッチのイメージと設定のアップグレードをゼロ タッチで行うことができ、すべてのクライアント スイッチに対してイメージと設定をダウンロードすることもできます。詳細については、Cisco.com にある『 Cisco Smart Install Configuration Guide 』を参照してください。
Auto Smartport マクロは、ポートで検出されたデバイス タイプに基づいてポートを動的に設定します。スイッチは、新しいデバイスを検出すると、そのポートに適切な Auto Smartport マクロを適用します。Auto Smartport の設定の詳細については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
ネットワーク構成の概念と、スイッチを使用して専用ネットワーク セグメントを作成し、ファスト イーサネットおよびギガビット イーサネット接続で相互接続する例については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。