rmon collection stats
イーサネット グループの統計(ブロードキャストおよびマルチキャスト パケットに関する使用率の統計、Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査) 整合性エラーおよび衝突に関するエラー統計も含む)を収集するには、 rmon collection stats インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
rmon collection stats index [ owner name ]
no rmon collection stats index [ owner name ]
構文の説明
index |
Remote Network Monitoring(RMON)収集制御インデックス。指定できる範囲は 1 ~ 65535 です。 |
owner name |
(任意)RMON 収集の所有者 |
デフォルト
RMON 統計情報収集はディセーブルです。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション
コマンド履歴
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12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
RMON 統計情報収集コマンドはハードウェア カウンタに基づいています。
例
次の例では、所有者 root の RMON 統計情報を収集する方法を示します。
Switch(config)# interface gigabitethernet2/0/1
Switch(config-if)# rmon collection stats 2 owner root
設定を確認するには、 show rmon statistics 特権 EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
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show rmon statistics |
RMON 統計情報を表示します。 |
sdm prefer
Switch Database Management(SDM)リソース割り当てで使用するテンプレートを設定するには、 sdm prefer グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。テンプレートを使用してシステム リソースを割り当てることで、アプリケーションで使用される機能を最大限にサポートできます。テンプレートを使用することにより、ユニキャスト ルーティングまたは VLAN 設定でシステム利用率を最大限にしたり、アグリゲータ テンプレート(Catalyst 3750-12S だけ)をデスクトップ テンプレートに変更したり、デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを選択して IPv6 フォワーディングをサポートしたりできます。デフォルトのテンプレートに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
sdm prefer { access | default | dual-ipv4-and-ipv6 { default | routing | vlan } | routing | vlan } [ desktop ]
no sdm prefer
構文の説明
access |
Access Control Lists(ACL; アクセス コントロール リスト)のシステム使用率を最大限にします。ACL が多数ある場合、このテンプレートを使用します。 |
default |
スイッチでデフォルトのテンプレートを使用するように設定します。Catalyst 3750-12S スイッチでは、デフォルトのデスクトップ テンプレートに設定するには、 desktop キーワードを使用します (デスクトップ スイッチでデフォルトのデスクトップ テンプレートに設定するか、またはアグリゲータ スイッチでデフォルトのアグリゲータ テンプレートに設定するには、 no sdm prefer コマンドを使用します)。 |
dual-ipv4-and-ipv6 { default | routing | vlan } |
IPv4 と IPv6 両方のルーティングをサポートするテンプレートを選択します。 • default :IPv4 と IPv6 のレイヤ 2 とレイヤ 3 の機能を均等に動作させます。 • routing :IPv4 ポリシーベース ルーティングを含む IPv4 および IPv6 ルーティングのシステム使用率を最大限にします。 • vlan :IPv4 と IPv6 の VLAN のシステム使用率を最大限にします。 |
routing |
ユニキャスト ルーティングのシステム使用率を最大限にします。通常、このテンプレートをネットワークの中心にあるルータまたはアグリゲータで使用します。 |
vlan |
VLAN のシステム使用率を最大限にします。このテンプレートは、ルーティングしないレイヤ 2 スイッチの使用に対してシステム リソースを最大にします。 |
desktop |
Catalyst 3750-12S スイッチ(アグリゲータ テンプレートがデフォルト)上だけで使用し、desktop default 、 routing 、 vlan のテンプレートを選択します。 |
デフォルト
デフォルトのテンプレートはすべての機能を均等に動作させます。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
アグリゲータ テンプレートが追加されました。 |
12.2(25)SEA |
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートが追加されました。 |
12.2(25)SED |
アクセス テンプレートが追加されました。 |
12.2(25)SEE |
デュアル IPv4/IPv6 ルーティング テンプレートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
この設定を有効にするには、スイッチをリロードする必要があります。 reload 特権 EXEC コマンドを入力する前に、 show sdm prefer コマンドを入力すると、 show sdm prefer コマンドにより、現在使用しているテンプレートおよびリロード後にアクティブになるテンプレートが表示されます。
デスクトップ スイッチは、デスクトップ テンプレートだけをサポートします。アグリゲータ スイッチ(Catalyst 3750-12S)はデスクトップおよびアグリゲータ テンプレートの両方をサポートします。アグリゲータ スイッチ上で、デスクトップ キーワードを入力しない場合、アグリゲータ テンプレートが選択されます。
すべてのスタック メンバは同一の SDM デスクトップまたはアグリゲータ テンプレート(スタック マスター上に保存)を使用します。新しいスイッチ メンバがスタックに追加された場合、マスター上に保存されている SDM の設定は、スイッチ コンフィギュレーション ファイルおよび VLAN データベース ファイルと同様に、個々のスイッチで設定されたテンプレートを上書きします。
スイッチ スタックで IPv6 パケットをルーティングするには、スタック内のすべてのスイッチで IP サービス イメージを実行している必要があります。例外(IPv6Options)を持つパケット以外、IPv6 パケットはスタック上のハードウェアでルーティングされるため、スイッチがハードウェア リソースを使い果たすことはありません。
メンバがマスター スイッチ上で実行されているテンプレートをサポートできない場合、スイッチは SDM ミスマッチ モードに入り、マスター スイッチが SDM テンプレートを変更しないようにします。その場合、スイッチはスタックのメンバとして機能できません。
• マスター スイッチが Catalyst 3750-12S で、アグリゲータ テンプレートからデスクトップ テンプレートに変更し、スイッチをリロードした場合、スタック全体がデスクトップ テンプレートを選択した状態で動作します。このため、Ternary CAM(TCAM)エントリの数がデスクトップ テンプレートのサイズを超えた場合、設定が失われる可能性があります。
• Catalyst 3750-12S マスター上のテンプレートをデスクトップ テンプレートからアグリゲータ テンプレートに変更し、スイッチをリロードした場合、スタックのメンバであったすべてのデスクトップ スイッチは SDM ミスマッチ モードに入ります。
• アグリゲータ テンプレートを実行している Catalyst 3750-12S スイッチを、マスターがデスクトップ スイッチのスタックに追加する場合、スタックは、マスター上で選択されているデスクトップ テンプレートで動作します。そのため、TCAM エントリの数がデスクトップ テンプレートのサイズを超えた場合、Catalyst 3750-12S メンバ上にある設定は失われる可能性があります。
スタックに関する詳細情報は、ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドの「Managing Switch Stacks」の章を参照してください。
アクセス テンプレートは、多数のアクセス コントロール リスト(ACL)に対応できるように ACL のシステム リソースを最大限にします。
デフォルトのテンプレートは、システム リソースを均等に使用します。
sdm prefer vlan [ desktop ] グローバル コンフィギュレーション コマンドは、ルーティングしないレイヤ 2 スイッチングを目的としたスイッチ上だけで使用します。VLAN テンプレートを使用する場合、システム リソースはルーティング エントリに予約されません。ルーティングはソフトウェアで実行されます。この場合、CPU に負荷がかかり、ルーティングのパフォーマンスが大幅に低下します。
スイッチ上でルーティングがイネーブルになっていない場合、ルーティング テンプレートを使用しないでください。 sdm prefer routing [ desktop ] グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することで、ルーティング テンプレートのユニキャスト ルーティングに割り当てたメモリを他の機能に使用させないようにします。
スイッチで IPv6 ルーティングをイネーブルにしない場合は、IPv4/IPv6 テンプレートを使用しないでください。 sdm prefer ipv4-and-ipv6 { default | routing | vlan } [ desktop ] グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力すると、リソースが IPv4 と IPv6 に振り分けられて、IPv4 フォワーディングに割り当てられたリソースが制限されます。
表 2-20 に、デスクトップまたはアグリゲータ スイッチの IPv4 限定テンプレートそれぞれでサポートされる各リソースの概算を示します。テンプレート内の値は、8 つのルーティング対象のインターフェイスと約 1000 の VLAN に基づいており、テンプレートが選択された場合のハードウェア境界セットの概略を示しています。ハードウェア リソースのセクションが満杯の場合、処理できないものはすべて CPU に送信されるため、スイッチのパフォーマンスに著しく影響します。
表 2-20 IPv4 テンプレートによって許容される機能リソースの概算
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ユニキャスト MAC アドレス |
4 K |
6 K |
3 K |
12 K |
6 K |
6 K |
6 K |
12 K |
Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)グループおよびマルチキャスト ルート |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
ユニキャスト ルート |
6 K |
8 K |
11 K |
0 |
12 K |
12 K |
20 K |
0 |
• ホストに直接接続 |
4 K |
6 K |
3 K |
0 |
6 K |
6 K |
6 K |
0 |
• 間接ルート |
2 K |
2 K |
8 K |
0 |
6 K |
6 K |
14 K |
0 |
ポリシーベース ルーティング アクセス コントロール エントリ(ACE) |
512 |
0 |
512 |
0 |
512 |
0 |
512 |
0 |
Quality of Service(QoS)分類の ACE |
512 |
512 |
512 |
512 |
896 |
896 |
512 |
896 |
セキュリティの ACE |
2 K |
1 K |
1 K |
1 K |
4 K |
1 K |
1 K |
1 K |
レイヤ 2 VLAN |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
表 2-21 に、デスクトップまたはアグリゲータ スイッチのデュアル IPv4/IPv6 テンプレートそれぞれでサポートされる各リソースの概算を示します。
表 2-21 デュアル IPv4/IPv6 テンプレートによって許容される機能リソースの概算
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ユニキャスト MAC アドレス |
2 K |
1536 |
8 K |
2 K |
2 K |
8 K |
IPv4 IGMP グループおよびマルチキャスト ルート |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
1 K |
0 |
IPv4 ユニキャスト ルートの合計: |
3 K |
2816 |
0 |
3 K |
8 K |
0 |
• IPv4 ホストに直接接続 |
2 K |
1536 |
0 |
2 K |
2 K |
0 |
• 間接 IPv4 ルート |
1 K |
1280 |
0 |
1 K |
6 K |
1 K |
IPv6 マルチキャスト グループ |
1 K |
1152 |
1 K |
1 K |
2176 |
1 K |
IPv6 ユニキャスト ルートの合計: |
3 K |
2816 |
0 |
3 K |
8 K |
0 |
• 直接接続された IPv6 アドレス |
2 K |
1536 |
0 |
2 K |
2 K |
0 |
• 間接 IPv6 ユニキャスト ルート |
1 K |
1280 |
0 |
1 K |
6 K |
0 |
IPv4 ポリシー ベース ルーティング ACE |
0 |
256 |
0 |
0 |
512 |
0 |
IPv4 または MAC QoS ACE(合計) |
512 |
512 |
512 |
876 |
896 |
876 |
IPv4 または MAC セキュリティの ACE(合計) |
1 K |
512 |
1 K |
512 |
1 K |
1 K |
IPv6 ポリシー ベース ルーティング ACE |
0 |
255 |
0 |
0 |
510 |
0 |
IPv6 QoS ACE |
510 |
510 |
510 |
876 |
510 |
876 |
IPv6 セキュリティの ACE |
510 |
510 |
510 |
876 |
510 |
876 |
例
次の例では、デスクトップ スイッチ上でアクセス テンプレートを設定する方法を示します。
Switch(config)# sdm prefer access
次の例では、デスクトップ スイッチ上でルーティング テンプレートを設定する方法を示します。
Switch(config)# sdm prefer routing
次の例では、アグリゲータ スイッチ上でデスクトップ ルーティング テンプレートを設定する方法を示します。
Switch(config)# sdm prefer routing desktop
次の例では、デスクトップ スイッチ上でデフォルトのデュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定する方法を示します。
Switch(config)# sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 default
次の例では、スイッチのテンプレートをデフォルトのテンプレートに変更する方法を示します。アグリゲータ スイッチ上では、これはデフォルトのアグリゲータ テンプレートで、デスクトップ スイッチ上では、これはデフォルトのデスクトップ テンプレートです。
Switch(config)# no sdm prefer
次の例では、アグリゲータ スイッチ上でデスクトップ デフォルト テンプレートを設定する方法を示します。
Switch(config)# sdm prefer default desktop
設定を確認するには、 show sdm prefer 特権 EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
|
|
show sdm prefer |
現在使用されている SDM テンプレート、または機能ごとのリソース割り当ての概算による使用可能なテンプレートを表示します。 |
service password-recovery
パスワードの回復メカニズムをイネーブル(デフォルト)にするには、 service password-recovery グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。このメカニズムでは、スイッチに物理的にアクセスするエンド ユーザは、スイッチの電源投入時に Mode ボタンを押して起動プロセスを中断し、新しいパスワードを割り当てることができます。パスワード回復機能の一部をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。パスワード回復メカニズムがディセーブルになると、ユーザがシステムをデフォルト設定に戻すことに同意した場合だけ、ブート プロセスを中断できます。
service password-recovery
no service password-recovery
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
パスワード回復メカニズムはイネーブルです。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
システム管理者は no service password-recovery コマンドを使用して、パスワード回復機能の一部をディセーブルにできます。これによりエンド ユーザは、システムをデフォルト設定に戻すことに同意した場合だけ、パスワードをリセットできます。
パスワード回復手順を使用するには、スイッチに物理的にアクセスするユーザは、装置の電源投入時、およびポート 1X の上にある LED が消灯してから 1 ~ 2 秒の間に Mode ボタンを押します。ボタンを放すと、システムは初期化を続けます。
パスワード回復メカニズムがディセーブルの場合、次のメッセージが表示されます。
The password-recovery mechanism has been triggered, but
is currently disabled.Access to the boot loader prompt
through the password-recovery mechanism is disallowed at
this point.However, if you agree to let the system be
reset back to the default system configuration, access
to the boot loader prompt can still be allowed.
Would you like to reset the system back to the default configuration (y/n)?
(注) ユーザがシステムをデフォルト設定にリセットしない場合、Mode ボタンを押さないときと同じように通常の起動プロセスが続行します。ユーザがシステムをデフォルト設定にリセットすることを選択した場合、フラッシュ メモリのコンフィギュレーション ファイルが削除され、VLAN データベース ファイル、および flash:vlan.dat がある場合にはこのファイルも削除されます。no service password-recovery コマンドを使用して、エンド ユーザのパスワード アクセスを制御する場合、エンド ユーザがパスワード回復手順を使用してシステムをデフォルト値に戻す状況を考慮し、スイッチとは別の場所に config ファイルのコピーを保存しておくよう推奨します。スイッチ上に config ファイルのバックアップを保存しないでください。
スイッチが VLAN Trunking Protocol(VTP; VLAN トランキング プロトコル)透過モードで動作している場合、vlan.dat ファイルもスイッチとは別の場所にコピーを保存しておくことを推奨します。
service password-recovery または no service password-recovery コマンドをスタック マスター上で入力した場合、コマンドはスタック全体に伝播され、スタック内のすべてのスイッチに適用されます。
パスワードの回復がイネーブルかディセーブルかを確認するには、 show version 特権 EXEC コマンドを入力します。
例
次の例では、スイッチ上またはスイッチ スタック上でパスワード回復をディセーブルにする方法を示します。ユーザはデフォルト設定に戻すことに同意した場合だけ、パスワードをリセットできます。
Switch(config)# no service-password recovery
service-policy
policy-map コマンドで定義されたポリシー マップを、物理ポートまたは Switch Virtual Interface(SVI; スイッチ仮想インターフェイス)の入力に適用するには、service-policy インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。ポリシー マップとポートの対応付けを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
service-policy input policy-map-name
no service-policy input policy-map-name
構文の説明
input policy-map-name |
物理ポートまたは SVI の入力に、指定したポリシー マップを適用します。 |
(注) history キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。このキーワードが収集した統計情報は無視します。output キーワードもサポートされていません。
デフォルト
ポートにポリシー マップは適用されていません。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SE |
ポリシー マップを物理ポートまたは SVI に適用できます。 |
12.2(25)SED |
階層ポリシー マップを SVI に適用できます。 |
使用上のガイドライン
サポートされるポリシー マップは、入力ポートに 1 つだけです。
ポリシー マップは物理ポートまたは SVI で設定できます。物理ポートに no mls qos vlan-based インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して VLAN ベース Quality of Service(QoS)をディセーブルにすると、ポートにポート ベースのポリシー マップを設定できます。 no mls qos vlan-based インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して物理ポートで VLAN ベース QoS をイネーブルにすると、すでに設定済みのポート ベース ポリシー マップが削除されます。階層ポリシー マップを設定して SVI に適用すると、インターフェイス レベル ポリシー マップがインターフェイスに反映されます。
ポリシー マップは、物理ポートまたは SVI 上の着信トラフィックに適用できます。VLAN レベルのポリシー マップで定義された各クラスに対して、異なるインターフェイス レベル ポリシー マップを設定できます。階層ポリシー マップについては、このリリースに対応するソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Configuring QoS」の章を参照してください。
ポート信頼状態を使用した分類(たとえば、 mls qos trust [ cos | dscp | ip-precedence ])とポリシー マップ(たとえば、 service-policy input policy-map-name )は同時に指定できません。最後に行われた設定により、前の設定が上書きされます。
police aggregate コマンドを使用するポリシー マップを 10 ギガビット イーサネット インターフェイスに適用すると、エラーになります。
例
次の例では、物理入力ポートに plcmap1 を適用する方法を示します。
Switch(config)# interface gigabitethernet2/0/1
Switch(config-if)# service-policy input plcmap1
次の例では、物理ポートから plcmap2 を削除する方法を示します。
Switch(config)# interface gigabitethernet2/0/1
Switch(config-if)# no service-policy input plcmap2
次の例では、VLAN ベース QoS がイネーブルの場合に、入力 SVI に plcmap1 を適用する方法を示します。
Switch(config)# interface vlan 10
Switch(config-if)# service-policy input plcmap1
次の例は、階層ポリシー マップを作成し、SVI に適用する方法を示しています。
Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line.End with CNTL/Z.
Switch(config)# access-list 101 permit ip any any
Switch(config)# class-map cm-1
Switch(config-cmap)# match access 101
Switch(config-cmap)# exit
Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line.End with CNTL/Z.
Switch(config)# class-map cm-interface-1
Switch(config-cmap)# match input gigabitethernet3/0/1 - gigabitethernet3/0/2
Switch(config-cmap)# exit
Switch(config)# policy-map port-plcmap
Switch(config-pmap)# class-map cm-interface-1
Switch(config-pmap-c)# police 900000 9000 exc policed-dscp-transmit
Switch(config-pmap-c)# exit
Switch(config)# policy-map vlan-plcmap
Switch(config-pmap)# class-map cm-1
Switch(config-pmap-c)# set dscp 7
Switch(config-pmap-c)# service-policy port-plcmap-1
Switch(config-pmap-c)# exit
Switch(config-pmap)# class-map cm-2
Switch(config-pmap-c)# match ip dscp 2
Switch(config-pmap-c)# service-policy port-plcmap-1
Switch(config-pmap)# exit
Switch(config-pmap)# class-map cm-3
Switch(config-pmap-c)# match ip dscp 3
Switch(config-pmap-c)# service-policy port-plcmap-2
Switch(config-pmap)# exit
Switch(config-pmap)# class-map cm-4
Switch(config-pmap-c)# trust dscp
Switch(config-pmap)# exit
Switch(config)# interface vlan 10
Switch(config-if)# ser input vlan-plcmap
設定を確認するには、 show running-config 特権 EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
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policy-map |
複数のポートに接続可能なポリシー マップを作成または変更して、サービス ポリシーを指定します。 |
show policy-map |
QoS ポリシー マップを表示します。 |
show running-config |
スイッチの実行コンフィギュレーションを表示します。 |
session
特定のスタック メンバにアクセスするか、Catalyst 3750G Integrated Wireless LAN Controller スイッチのコントローラにアクセスするには、スタック マスター上で session 特権 EXEC コマンドを使用します。
session stack-member-number [ processor 1 ]
構文の説明
stack-member-number |
メンバ番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 9 です。 |
processor 1 |
(任意)セッションの宛先プロセッサ(Catalyst 3750G Integrated Wireless LAN Controller スイッチの組み込みコントローラ)を指定します。このキーワードを入力すると、コントローラ CLI を使用できます。 (注) このキーワードは、ワイヤレス LAN コントローラ スイッチだけに適用されます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)FZ |
Catalyst 3750G Integrated Wireless LAN Controller スイッチの processor キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
メンバにアクセスすると、メンバの番号がシステム プロンプトに追加されます。
メンバ スイッチにアクセスするには、マスターから session コマンドを使用します。
内部コントローラにアクセスするには、マスターまたはスタンドアロン スイッチから、 processor 1 を指定して session コマンドを使用します。スタンドアロン スイッチは常にメンバ 1 です。
コントローラのコマンドライン インターフェイスに変更するには、 processor 1 キーワードを使用します。コントローラの設定情報については、『 Cisco Wireless LAN Controller Configuration Guide Release 4.0 』を参照してください。
例
次の例では、メンバ 6 にアクセスする方法を示します。
Switch(config)# session 6
次の例では、Catalyst 3750G Wireless LAN Controller スイッチ(スタンドアロンまたはスタック マスター)であるメンバ 2 のコントローラにアクセスする方法を示します。
Switch# session 2 processor 1
set
パケットの Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)または IP precedence 値を設定して IP トラフィックを分類するには、set ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用します。トラフィックの分類を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
set { dscp new-dscp | [ ip ] precedence new-precedence }
no set { dscp new-dscp | [ ip ] precedence new-precedence }
構文の説明
dscp new-dscp |
分類されたトラフィックに割り当てられる新しい DSCP 値です。指定できる範囲は 0 ~ 63 です。一般的に使用する値に対してはニーモニック名を入力することもできます。 |
[ip] precedence new-precedence |
分類されたトラフィックに割り当てられる新しい IP precedence 値です。指定できる範囲は 0 ~ 7 です。一般的に使用する値に対してはニーモニック名を入力することもできます。 |
デフォルト
トラフィックの分類は定義されていません。
コマンド モード
ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
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12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SE |
ip dscp new-dscp キーワードは、 dscp new-dscp に変更されました。 set dscp new-dscp コマンドは set ip dscp new-dscp コマンドに変更されました。 |
12.2(25)SEC |
ip キーワードは任意です。 |
使用上のガイドライン
set ip dscp ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用した場合は、スイッチによってこのコマンドはスイッチ コンフィギュレーションの set dscp に変更されます。 set ip dscp ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを入力すると、スイッチ コンフィギュレーションではこの設定は set dscp として表示されます。
set ip precedence ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドまたは set precedence ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用できます。スイッチ コンフィギュレーションではこの設定は set ip precedence として表示されます。
同じポリシー マップ内では、set コマンドと trust ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを同時に指定できません。
set dscp new-dscp コマンドまたは set ip precedence new-precedence コマンドについては、一般的な値にニーモニック名を入力できます。たとえば、 set dscp af11 コマンドを入力できます。これは set dscp 10 コマンドの入力と同じです。 set ip precedence critical コマンドを入力できます。これは set ip precedence 5 コマンドの入力と同じです。サポートされるニーモニックのリストについては、 set dscp ? または set ip precedence ? コマンドを入力して、コマンドラインのヘルプ ストリングを表示してください。
ポリシー マップ コンフィギュレーション モードに戻るには、 exit コマンドを使用します。特権 EXEC モードに戻るには、 end コマンドを使用します。
例
次の例では、ポリサーが設定されていないすべての FTP トラフィックに DSCP 値 10 を割り当てる方法を示します。
Switch(config)# policy-map policy_ftp
Switch(config-pmap)# class ftp_class
Switch(config-pmap-c)# set dscp 10
Switch(config-pmap)# exit
設定を確認するには、 show policy-map 特権 EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
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|
class |
指定されたクラスマップ名のトラフィック分類一致条件( police 、 set 、および trust ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドによる)を定義します。 |
police |
分類したトラフィックにポリサーを定義します。 |
policy-map |
複数のポートに接続可能なポリシー マップを作成または変更して、サービス ポリシーを指定します。 |
show policy-map |
QoS ポリシー マップを表示します。 |
trust |
class ポリシー マップ コンフィギュレーション コマンドまたは class-map グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して分類されたトラフィックの信頼状態を定義します。 |
setup
スイッチを初期設定に設定するには、 setup 特権 EXEC コマンドを使用します。
setup
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
setup コマンドを使用する場合、次の情報が必要になります。
• IP アドレスおよびネットワーク マスク
• 使用環境に対するパスワードの方針
• スイッチがクラスタ コマンド スイッチおよびクラスタ名として使用されるかどうか
setup コマンドを入力すると、System Configuration Dialog という対話形式のダイアログが表示されます。コンフィギュレーション プロセスが開始され、情報を求めるプロンプトが表示されます。各プロンプトの隣に表示されるカッコで囲まれた値は、 setup コマンド機能または configure 特権 EXEC コマンドのいずれかを使用して設定された最後のデフォルト値です。
各プロンプトでヘルプ テキストが提供されます。ヘルプ テキストにアクセスするには、プロンプトで疑問符( ? )のキーを入力します。
変更を中断し、System Configuration Dialog を最後まで実行せずに特権 EXEC プロンプトに戻るには、 Ctrl+C を押します。
変更が完了すると、セットアップ プログラムにより、セットアップ セッション中に作成されたコンフィギュレーション コマンド スクリプトが表示されます。設定を NVRAM に保存するか、あるいは設定を保存せずにセットアップ プログラムまたはコマンドライン プロンプトに戻ることができます。
例
次の例では、 setup コマンドの出力を示します。
--- System Configuration Dialog ---
Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system.
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
Configuring global parameters:
Enter host name [Switch]:host-name
The enable secret is a password used to protect access to
privileged EXEC and configuration modes. This password, after
entered, becomes encrypted in the configuration.
Enter enable secret: enable-secret-password
The enable password is used when you do not specify an
enable secret password, with some older software versions, and
Enter enable password: enable-password
The virtual terminal password is used to protect
access to the router over a network interface.
Enter virtual terminal password: terminal-password
Configure SNMP Network Management? [no]: yes
Community string [public]:
Current interface summary
Any interface listed with OK? value “NO” does not have a valid configuration
Interface IP-Address OK? Method Status Protocol
Vlan1 172.20.135.202 YES NVRAM up up
GigabitEthernet6/0/1 unassigned YES unset up up
GigabitEthernet6/0/2 unassigned YES unset up down
Port-channel1 unassigned YES unset up down
Enter interface name used to connect to the
management network from the above interface summary: vlan1
Configuring interface vlan1:
Configure IP on this interface? [yes]: yes
IP address for this interface: ip_address
Subnet mask for this interface [255.0.0.0]: subnet_mask
Would you like to enable as a cluster command switch? [yes/no]: yes
Enter cluster name: cluster-name
The following configuration command script was created:
enable secret 5 $1$LiBw$0Xc1wyT.PXPkuhFwqyhVi0
enable password enable-password
password terminal-password
snmp-server community public
interface GigabitEthernet6/0/1
interface GigabitEthernet6/0/2
cluster enable cluster-name
Use this configuration? [yes/no]: yes
[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
[1] Return back to the setup without saving this config.
[2] Save this configuration to nvram and exit.
Enter your selection [2]:
関連コマンド
|
|
show running-config |
スイッチの実行コンフィギュレーションを表示します。 |
show version |
ハードウェアおよびファームウェアのバージョン情報を表示します。 |
setup express
Express Setup モードをイネーブルにするには、 setup express グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。Express Setup モードをディセーブルにする場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
setup express
no setup express
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
Express Setup はイネーブルです。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
12.1(14)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
新しいスイッチ(未設定)上で Express Setup をイネーブルにする場合、Mode ボタンを 2 秒間押すことで Express Setup を開始できます。IP アドレス 10.0.0.1 を使用するとイーサネット ポート経由でスイッチにアクセスできます。その後、スイッチを Web ベースの Express Setup プログラム、またはCommand-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)ベースのセットアップ プログラムで設定できます。
設定したスイッチで Mode ボタンを 2 秒間押すと、Mode ボタンの上にある LED が点滅し始めます。Mode ボタンを合計 10 秒間押し続けると、スイッチの設定は削除され、スイッチが再起動されます。その場合、スイッチは、Web ベースの Express Setup プログラムまたは CLI ベースのセットアップ プログラムのいずれかで、新しいスイッチのように設定し直すことができます。
(注) 設定の変更(CLI ベースのセットアップ プログラムの始めで no を入力することを含む)を行うとすぐに、Express Setup による設定を利用できなくなります。Mode ボタンを 10 秒間押し続けると、再度 Express Setup だけを実行できます。これにより、設定は削除され、スイッチが再起動します。
スイッチ上で Express Setup がアクティブな場合に、 write memory または copy running-configuration startup-configuration 特権 EXEC コマンドを入力すると、Express Setup は非アクティブ化されます。スイッチの IP アドレス 10.0.0.1 は有効ではなくなり、この IP アドレスを使用している接続も終了します。
no setup express コマンドの主な目的は、Mode ボタンを 10 秒間押すことによってスイッチの設定が削除されるのを防ぐことです。
例
次の例では、Express Setup モードをイネーブルにする方法を示します。
Switch(config)# setup express
Mode ボタンを押すと、Express Setup モードがイネーブルであることを確認できます。
• 未設定のスイッチでは、Mode ボタンの上にある LED は 3 秒後にグリーンになります。
• 設定されたスイッチ上では、Mode の LED が 2 秒後に点滅し、10 秒後にグリーンになります。
注意 Mode ボタンを合計 10 秒間
押し続けると、設定は削除され、スイッチが再起動されます。
次の例では、Express Setup モードをディセーブルにする方法を示します。
Switch(config)# no setup express
Mode ボタンを押すと、Express Setup モードがディセーブルであることを確認できます。Express Setup モードがスイッチでイネーブルでない場合、Mode LED はグリーンに点灯しない、 または グリーンに点滅し始めます。
show access-lists
スイッチで設定されたアクセス コントロール リスト(ACL)を表示するには、 show access-lists 特権 EXEC コマンドを使用します。
show access-lists [name | number | hardware counters | ipc ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
name |
(任意)ACL の名前です。 |
number |
(任意)ACL の番号です。指定できる範囲は 1 ~ 2699 です。 |
hardware counters |
(任意)切り替えられ、ルーティングされたパケットのグローバル ハードウェア ACL 統計情報を表示します。 |
ipc |
(任意)プロセス間通信(IPC)プロトコル アクセス リスト コンフィギュレーションのダウンロード情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
(注) rate-limit キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されていますが、サポートされていません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
ipc キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチは IP 標準および拡張アクセス リストだけをサポートします。したがって、許可される数値は、1 ~ 199 と 1300 ~ 2699 だけです。
このコマンドでは、設定された MAC ACL も表示します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show access-lists コマンドの出力を示します。
Switch# show access-lists
Standard IP access list 1
40 permit 0.255.255.255, wildcard bits 12.0.0.0
Standard IP access list videowizard_1-1-1-1
Standard IP access list videowizard_10-10-10-10
Extended IP access list 121
10 permit ahp host 10.10.10.10 host 20.20.10.10 precedence routine
Extended IP access list CMP-NAT-ACL
Dynamic Cluster-HSRP deny ip any any
10 deny ip any host 19.19.11.11
20 deny ip any host 10.11.12.13
Dynamic Cluster-NAT permit ip any any
10 permit ip host 10.99.100.128 any
20 permit ip host 10.46.22.128 any
30 permit ip host 10.45.101.64 any
40 permit ip host 10.45.20.64 any
50 permit ip host 10.213.43.128 any
60 permit ip host 10.91.28.64 any
70 permit ip host 10.99.75.128 any
80 permit ip host 10.38.49.0 any
次の例では、 show access-lists hardware counters コマンドの出力を示します。
Switch# show access-lists hardware counters
Drop: All frame count: 855
Drop: All bytes count: 94143
Drop And Log: All frame count: 0
Drop And Log: All bytes count: 0
Bridge Only: All frame count: 0
Bridge Only: All bytes count: 0
Bridge Only And Log: All frame count: 0
Bridge Only And Log: All bytes count: 0
Forwarding To CPU: All frame count: 0
Forwarding To CPU: All bytes count: 0
Forwarded: All frame count: 2121
Forwarded: All bytes count: 180762
Forwarded And Log: All frame count: 0
Forwarded And Log: All bytes count: 0
Drop And Log: All frame count: 0
Drop And Log: All bytes count: 0
Bridge Only: All frame count: 0
Bridge Only: All bytes count: 0
Bridge Only And Log: All frame count: 0
Bridge Only And Log: All bytes count: 0
Forwarding To CPU: All frame count: 0
Forwarding To CPU: All bytes count: 0
Forwarded: All frame count: 13586
Forwarded: All bytes count: 1236182
Forwarded And Log: All frame count: 0
Forwarded And Log: All bytes count: 0
Drop And Log: All frame count: 0
Drop And Log: All bytes count: 0
Bridge Only: All frame count: 0
Bridge Only: All bytes count: 0
Bridge Only And Log: All frame count: 0
Bridge Only And Log: All bytes count: 0
Forwarding To CPU: All frame count: 0
Forwarding To CPU: All bytes count: 0
Forwarded: All frame count: 232983
Forwarded: All bytes count: 16825661
Forwarded And Log: All frame count: 0
Forwarded And Log: All bytes count: 0
Drop And Log: All frame count: 0
Drop And Log: All bytes count: 0
Bridge Only: All frame count: 0
Bridge Only: All bytes count: 0
Bridge Only And Log: All frame count: 0
Bridge Only And Log: All bytes count: 0
Forwarding To CPU: All frame count: 0
Forwarding To CPU: All bytes count: 0
Forwarded: All frame count: 514434
Forwarded: All bytes count: 39048748
Forwarded And Log: All frame count: 0
Forwarded And Log: All bytes count: 0
関連コマンド
|
|
access-list |
スイッチに標準または拡張番号アクセス リストを設定します。 |
ip access-list |
スイッチに指定された IP アクセス リストを設定します。 |
mac access-list extended |
スイッチに、指定されたまたは番号の付いた MAC アクセス リストを設定します。 |
show archive status
HTTP または TFTP プロトコルでスイッチにダウンロードされた新しいイメージのステータスを表示するには、 show archive status 特権 EXEC コマンドを使用します。
show archive status [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(20)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
archive download-sw 特権 EXEC コマンドを使用してイメージを TFTP サーバにダウンロードする場合、 archive download-sw コマンドの出力では、ダウンロードのステータスが表示されます。
TFTP サーバがない場合、HTTP を使用してイメージをダウンロードするには、Network Assistant または組み込みデバイス マネージャを使用します。 show archive status コマンドでは、ダウンロードの進捗状況が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show archive status コマンドの出力を示します。
Switch# show archive status
IDLE: No upgrade in progress
Switch# show archive status
LOADING: Upgrade in progress
Switch# show archive status
EXTRACT: Extracting the image
Switch# show archive status
VERIFY: Verifying software
Switch# show archive status
RELOAD: Upgrade completed. Reload pending
show arp access-list
Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)アクセス コントロール(リスト)に関する詳細情報を表示するには、 show arp access-list ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show arp access-list [ acl-name ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
acl-name |
(任意)ACL の名前です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(20)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show arp access-list コマンドの出力を示します。
Switch> show arp access-list
permit ip 10.101.1.1 0.0.0.255 mac any
permit ip 20.3.1.0 0.0.0.255 mac any
show authentication
スイッチで認証マネージャ イベントに関する情報を表示するには、show authentication コマンドを(ユーザ EXEC または特権 EXEC モードのいずれかで)使用します。
show authentication {interface interface-id | registrations | sessions [session-id session-id] [handle handle] [interface interface-id] [mac mac] [method method]}
構文の説明
interface interface-id |
(任意)指定したインターフェイスに関する認証マネージャの詳細をすべて表示します。 |
method method |
(任意)指定した認証方式(dot1x、mab、または webauth)によって許可されたクライアントをすべて表示します。 |
registrations |
(任意)認証マネージャ レジストレーションを表示します。 |
sessions |
(任意)現在の認証マネージャのセッション(たとえば、クライアント装置)の詳細を表示します。オプションの指定子を入力しないと、現在アクティブなセッションがすべて表示されます。特定のセッション(またはセッションのグループ)を表示するには、指定子を単独で、または組み合わせて入力できます。 |
session-id session-id |
(任意)認証マネージャのセッションを指定します。 |
handle handle |
(任意)1 ~ 4294967295 の範囲を指定します。 |
mac mac |
(任意)指定した MAC アドレスの認証マネージャ情報を表示します。 |
コマンド デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC およびユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
表 2-22 で、show authentication コマンドの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。
(注) セッションのステータスに使用できる値を次に示します。終了ステートのセッションでは、結果を出した方式がない場合は、Authz Success または Authz Failed が No methods とともに表示されます。
表 2-22 show authentication コマンドの出力
|
|
Idle |
セッションが初期化されました。方式はまだ実行されていません。 |
Running |
このセッションの方式が実行中です。 |
No methods |
このセッションの結果を出した方式はありません。 |
Authc Success |
方式によって、このセッションの認証が成功しました。 |
Authc Failed |
方式によって、このセッションの認証は失敗しました。 |
Authz Success |
このセッションでは、すべての機能が正常に適用されました。 |
Authz Failed |
このセッションで、機能の適用に失敗しました。 |
表 2-23 に、方式のステートに使用できる値をリストします。終了ステートのセッションでは、Authc Success、Authc Failed、または Failed over が表示されます。Failed over は、認証方式が実行され、次の方式にフェールオーバーし、結果は提供されなかったことを意味します。Not run は、スタンバイで同期化したセッションの場合に表示されます。
表 2-23 ステート方式の値
|
|
|
Not run |
終了 |
このセッションの方式は実行されていません。 |
Running |
中間 |
このセッションの方式が実行中です。 |
Failed over |
終了 |
この方式は失敗しました。次の方式が結果を出すことが予期されています。 |
Authc Success |
終了 |
この方式は、セッションの成功した認証結果を提供しました。 |
Authc Failed |
終了 |
この方式は、セッションの失敗した認証結果を提供しました。 |
例
次の例では、show authentication registrations コマンドを示します。
Switch# show authentication registrations
Auth Methods registered with the Auth Manager:
次の例では、show authentication interface interface-id コマンドを示します。
Switch# show authentication interface gigabitethernet1/0/23
MAC Address Domain Status Handle Interface
000e.84af.59bd DATA Authz Success 0xE0000000 GigabitEthernet1/0/23
次の例では、show authentication sessions コマンドを示します。
Switch# show authentication sessions
Interface MAC Address Method Domain Status Session ID
Gi3/45 (unknown) N/A DATA Authz Failed 0908140400000007003651EC
Gi3/46 (unknown) N/A DATA Authz Success 09081404000000080057C274
次の例では、指定されたインターフェイスの show authentication sessions コマンドを示します。
Switch# show authentication sessions int gigabitethernet 3/0/46
Interface: GigabitEthernet3/0/46
Oper host mode: multi-host
Authorized By: Guest Vlan
Common Session ID: 09081404000000080057C274
Acct Session ID: 0x0000000A
次の例では、指定された MAC アドレスの show authentication sessions コマンドを示します。
Switch# show authentication sessions mac 000e.84af.59bd
Interface: GigabitEthernet3/0/46
MAC Address: 000e.84af.59bd
Oper host mode: single-host
Authorized By: Authentication Server
次の例では、指定された方式の show authentication session method コマンドを示します。
Switch# show authentication sessions method mab
No Auth Manager contexts match supplied criteria
Switch# show authentication sessions method dot1x
MAC Address Domain Status Handle Interface
000e.84af.59bd DATA Authz Success 0xE0000000 GigabitEthernet1/23
show auto qos
Automatic QoS(auto-QoS)がイネーブルのインターフェイスで入力された Quality of Service(QoS)コマンドを表示するには、 show auto qos ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show auto qos [ interface [ interface-id ]]
構文の説明
interface [ interface-id ] |
(任意)指定されたポートまたはすべてのポートの auto-QoS 情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートが含まれます。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(14)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(20)SE |
コマンド出力の情報が変更され、ユーザの注意事項が更新されました。 |
12.2(40)SE |
コマンド出力の情報が変更されました。 |
使用上のガイドライン
show auto qos コマンド出力には、各インターフェイスに入力された auto-QoS コマンドだけが表示されます。 show auto qos interface interface-id コマンド出力は、特定のインターフェイスに入力された auto-QoS コマンドを表示します。
auto-QoS 設定およびユーザ変更を表示する場合は、 show running-config 特権 EXEC コマンドを使用します。
show auto qos コマンド出力には、Cisco IP Phone のサービス ポリシー情報も表示されます。
auto-QoS の影響を受ける可能性のある現在の QoS の設定情報を表示するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
• show mls qos
• show mls qos maps cos-dscp
• show mls qos interface [ interface-id ] [ buffers | queueing ]
• show mls qos maps [ cos-dscp | cos-input-q | cos-output-q | dscp-cos | dscp-input-q | dscp-output-q ]
• show mls qos input-queue
• show running-config
例
次の例では、 auto qos voip cisco-phone および auto qos voip cisco-softphone インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合の show auto qos コマンドの出力を示します。
auto qos voip cisco-softphone
auto qos voip cisco-phone
auto qos voip cisco-phone
次の例では、 auto qos voip cisco-phone インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合の show auto qos interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show auto qos interface gigabitethernet 2/0/5
auto qos voip cisco-phone
次の例では、 auto qos voip cisco-phone および auto qos voip cisco-softphone インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合の show running-config 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch# show running-config
Building configuration...
mls qos map policed-dscp 24 26 46 to 0
mls qos map cos-dscp 0 8 16 26 32 46 48 56
mls qos srr-queue input bandwidth 90 10
mls qos srr-queue input threshold 1 8 16
mls qos srr-queue input threshold 2 34 66
mls qos srr-queue input buffers 67 33
mls qos srr-queue input cos-map queue 1 threshold 2 1
mls qos srr-queue input cos-map queue 1 threshold 3 0
mls qos srr-queue input cos-map queue 2 threshold 1 2
mls qos srr-queue input cos-map queue 2 threshold 2 4 6 7
mls qos srr-queue input cos-map queue 2 threshold 3 3 5
mls qos srr-queue input dscp-map queue 1 threshold 2 9 10 11 12 13 14 15
mls qos srr-queue input dscp-map queue 1 threshold 3 0 1 2 3 4 5 6 7
mls qos srr-queue input dscp-map queue 1 threshold 3 32
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 1 16 17 18 19 20 21 22 23
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 2 33 34 35 36 37 38 39 48
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 2 49 50 51 52 53 54 55 56
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 2 57 58 59 60 61 62 63
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 3 24 25 26 27 28 29 30 31
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 3 40 41 42 43 44 45 46 47
mls qos srr-queue output cos-map queue 1 threshold 3 5
mls qos srr-queue output cos-map queue 2 threshold 3 3 6 7
mls qos srr-queue output cos-map queue 3 threshold 3 2 4
mls qos srr-queue output cos-map queue 4 threshold 2 1
mls qos srr-queue output cos-map queue 4 threshold 3 0
mls qos srr-queue output dscp-map queue 1 threshold 3 40 41 42 43 44 45 46 47
mls qos srr-queue output dscp-map queue 2 threshold 3 24 25 26 27 28 29 30 31
mls qos srr-queue output dscp-map queue 2 threshold 3 48 49 50 51 52 53 54 55
mls qos srr-queue output dscp-map queue 2 threshold 3 56 57 58 59 60 61 62 63
mls qos srr-queue output dscp-map queue 3 threshold 3 16 17 18 19 20 21 22 23
mls qos srr-queue output dscp-map queue 3 threshold 3 32 33 34 35 36 37 38 39
mls qos srr-queue output dscp-map queue 4 threshold 1 8
mls qos srr-queue output dscp-map queue 4 threshold 2 9 10 11 12 13 14 15
mls qos srr-queue output dscp-map queue 4 threshold 3 0 1 2 3 4 5 6 7
mls qos queue-set output 1 threshold 1 100 100 100 100
mls qos queue-set output 1 threshold 2 75 75 75 250
mls qos queue-set output 1 threshold 3 75 150 100 300
mls qos queue-set output 1 threshold 4 50 100 75 400
mls qos queue-set output 2 threshold 1 100 100 100 100
mls qos queue-set output 2 threshold 2 35 35 35 35
mls qos queue-set output 2 threshold 3 55 82 100 182
mls qos queue-set output 2 threshold 4 90 250 100 400
mls qos queue-set output 1 buffers 15 20 20 45
mls qos queue-set output 2 buffers 24 20 26 30
class-map match-all AutoQoS-VoIP-RTP-Trust
class-map match-all AutoQoS-VoIP-Control-Trust
policy-map AutoQoS-Police-SoftPhone
class AutoQoS-VoIP-RTP-Trust
police 320000 8000 exceed-action policed-dscp-transmit
class AutoQoS-VoIP-Control-Trust
police 32000 8000 exceed-action policed-dscp-transmit
policy-map AutoQoS-Police-CiscoPhone
class AutoQoS-VoIP-RTP-Trust
police 320000 8000 exceed-action policed-dscp-transmit
class AutoQoS-VoIP-Control-Trust
police 32000 8000 exceed-action policed-dscp-transmit
interface GigabitEthernet2/0/4
switchport port-security maximum 400
service-policy input AutoQoS-Police-SoftPhone
srr-queue bandwidth share 10 10 60 20
auto qos voip cisco-softphone
interface GigabitEthernet2/0/5
switchport port-security maximum 1999
srr-queue bandwidth share 10 10 60 20
mls qos trust device cisco-phone
auto qos voip cisco-phone
interface GigabitEthernet2/0/6
switchport trunk encapsulation dot1q
switchport trunk native vlan 2
srr-queue bandwidth share 10 10 60 20
mls qos trust device cisco-phone
auto qos voip cisco-phone
interface GigabitEthernet4/0/1
srr-queue bandwidth share 10 10 60 20
mls qos trust device cisco-phone
mls qos trust device cisco-phone
service-policy input AutoQoS-Police-CiscoPhone
次の例では、 auto qos voip cisco-phone インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合の show auto qos interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show auto qos interface fastethernet1/0/2
auto qos voip cisco-softphone
次の例では、Auto-QoS がスイッチでディセーブルの場合の show auto qos コマンドの出力を示します。
AutoQoS not enabled on any interface
次の例では、Auto-QoS がインターフェイスでディセーブルの場合の show auto qos i nterface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show auto qos interface gigabitethernet3/0/1
show boot
BOOT 環境変数の設定を表示するには、 show boot 特権 EXEC コマンドを使用します。
show boot [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show boot コマンドの出力を示します。 表 2-24 に、表示される各フィールドの説明を示します。
BOOT path-list :flash:/image
Config file :flash:/config.text
Private Config file :flash:/private-config.text
スイッチ スタックでは、情報はスタック内の各スイッチに対して表示されます。
表 2-24 show boot のフィールドの説明
|
|
BOOT path-list |
自動起動時にロードおよび実行しようとする実行可能ファイルのセミコロン区切りリストを表示します。 BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初に検出された実行可能イメージをロードして実行を試みます。ディレクトリの縦型検索では、検出した各サブディレクトリを完全に検索してから元のディレクトリでの検索を続けます。 BOOT 環境変数が設定されていても指定されたイメージをロードできない場合は、システムはフラッシュ ファイル システムで最初に見つかったブート ファイルを起動しようとします。 |
Config file |
Cisco IOS がシステム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を表示します。 |
Private Config file |
Cisco IOS がシステム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を表示します。 |
Enable Break |
起動中のブレークがイネーブルか、またはディセーブルかを表示します。yes、on、または 1 に設定されている場合は、フラッシュ ファイル システムの初期化後にコンソール上で Break キーを押すと、自動起動プロセスを中断できます。 |
Manual Boot |
スイッチが自動で起動するか、または手動で起動するかを表示します。no または 0 に設定されている場合、ブート ローダーはシステムを自動的に起動しようとします。それ以外に設定されている場合は、ブート ローダー モードから手動でスイッチを起動する必要があります。 |
Helper path-list |
ブート ローダーの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリストを表示します。ヘルパー ファイルは、ブート ローダーの機能を拡張したり、パッチを当てたりします。 |
Auto upgrade |
スイッチ スタックが、互換性のないスイッチがスタックに加入できるよう、ソフトウェア バージョンの自動コピーが設定されているかどうかを表示します。 Version-Mismatch モードにあるスイッチは、スタックとは異なるバージョンのスタック プロトコルが適用されています。Version-Mismatch モードのスイッチはスタックに加入できません。スタックが Version-Mismatch モードのスイッチにコピーできるイメージを保有し、 boot auto-copy-sw 機能がイネーブルの場合、他のスタック メンバからのイメージを Version-Mismatch モードのスイッチに自動的にコピーします。その場合、スイッチは Version-Mismatch モードを終了し、再起動後にスタックに加入します。 |
show cable-diagnostics tdr
Time Domain Reflector(TDR; タイム ドメイン反射率計)結果を表示するには、 show cable-diagnostics tdr 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cable-diagnostics tdr interface interface-id [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
TDR が実行されているインターフェイスを指定します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
TDR は、銅線のイーサネット 10/100/100 ポートだけでサポートされます。10/100 ポート、10 ギガビット モジュール ポート、または SFP モジュール ポートではサポートされません。TDR の詳細については、このリリースに対応するソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、Catalyst 3750G-24PS または 3750G-48PS スイッチ以外のスイッチでの show cable-diagnostics tdr interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet1/01/0/2
TDR test last run on: March 01 20:15:40
Interface Speed Local pair Pair length Remote pair Pair status
--------- ----- ---------- ------------------ ----------- --------------------
Gi/2 auto Pair A 0 +/- 2 meters N/A Open
Pair B 0 +/- 2 meters N/A Open
Pair C 0 +/- 2 meters N/A Open
Pair D 0 +/- 2 meters N/A Open
次の例では、Catalyst 3750G-24PS または 3750G-48PS スイッチでの show cable-diagnostics tdr interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet1/0/2
TDR test last run on: March 01 20:15:40
Interface Speed Local pair Pair length Remote pair Pair status
--------- ----- ---------- ------------------ ----------- --------------------
Gi1/0/2 auto Pair A 0 +/- 4 meters N/A Open
Pair B 0 +/- 4 meters N/A Open
Pair C 0 +/- 4 meters N/A Open
Pair D 0 +/- 4 meters N/A Open
表 2-25 に、 show cable-diagnostics tdr コマンドで出力されるフィールドの説明を示します。
表 2-25 show cable-diagnostics tdr コマンドで出力されるフィールドの説明
|
|
Interface |
TDR が実行されたインターフェイス |
Speed |
接続速度 |
Local pair |
ローカル インターフェイスで TDR がテストを実行するワイヤ ペア名 |
Pair length |
使用するスイッチについて、問題が発生したケーブルの場所。次のいずれかの場合に限り、TDR は場所を特定できます。 • ケーブルが正しく接続され、リンクがアップ状態で、インターフェイス速度が 1000 Mb/s である場合 • ケーブルが断線している場合 • ケーブルがショートしている場合 |
Remote pair |
ローカル ペアが接続されたワイヤ ペア名。ケーブルが正しく接続されリンクがアップ状態である場合だけ、TDR はリモート ペアについて確認します。 |
Pair status |
TDR が実行されているワイヤ ペアのステータス • Normal:ワイヤ ペアが正しく接続されています。 • Not completed:テストは実行中で、完了していません。 • Not supported:インターフェイスは TDR をサポートしません。 • Open:ワイヤ ペアが断線しています。 • Shorted:ワイヤ ペアがショートしています。 • ImpedanceMis:インピーダンスが一致しません。 • Short/Impedance Mismatched:インピーダンスが一致しないかケーブルがショートしています。 • InProgress:診断テストが進行中です。 |
次の例では、TDR が実行されているときの show interfaces interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/01/2
gigabitethernet1/0/2 is up, line protocol is up (connected: TDR in Progress)
次の例では、TDR が実行されていないときの show cable-diagnostics tdr interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet1/01/2
% TDR test was never issued on Gi1/0/2
インターフェイスで TDR がサポートされない場合、次のメッセージが表示されます。
% TDR test is not supported on switch 1
show cdp forward
CDP フォワーディング テーブルを表示するには、 show cdp forward ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show cdp forward [ entry | forward | interface interface-id | neighbor | traffic ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
entry |
(任意)特定のネイバー エントリに関する情報を表示します。 |
forward |
(任意)CDP フォワーディング情報を表示します。 |
interface interface-id |
(任意)CDP インターフェイスのステータスと設定を表示します。 |
neighbor |
(任意)CDP ネイバー エントリを表示します。 |
traffic |
(任意)CDP の統計情報を表示します。 |
begin |
(任意)expression と一致する行から表示を開始します。 |
exclude |
(任意)expression と一致する行を表示から除外します。 |
include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
(任意)参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(53)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show cdp forward コマンド出力は、入力ポートと出力ポートの各マッピングで転送される CDP パケットの数、および転送されてドロップされたパケットの統計情報を表示します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
Ingress Egress # packets # packets
Port Port forwarded dropped
-------------------------------------------------------------
関連コマンド
|
|
cdp forward |
CDP トラフィックの入力および出力スイッチ ポートを設定します。 |
show cisp
指定されたインターフェイスの CISP 情報を表示するには、show cisp 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cisp { [ interface interface-id ] | clients | summary} | {[begin | exclude | include } expression ]}
構文の説明
clients |
(任意)CISP クライアントの詳細を表示します。 |
interface interface-id |
(任意)指定されたインターフェイスの CISP 情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます 。 |
summary |
(任意)表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、show cisp interface コマンドの出力を示します。
WS-C3750E-48TD#show cisp interface fast 0
CISP not enabled on specified interface
次の例では、show cisp summary コマンドの出力を示します。
CISP is not running on any interface
関連コマンド
|
|
dot1x credentials profile |
サプリカント スイッチでプロファイルを設定します。 |
cisp enable |
Client Information Signalling Protocol(CISP)をイネーブルにします。 |
show class-map
トラフィックを分類するための一致基準を定義する Quality of Service(QoS)クラス マップを表示するには、 show class-map ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show class-map [ class-map-name ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
class-map-name |
(任意)指定されたクラス マップの内容を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show class-map コマンドの出力を示します。
Class Map match-all videowizard_10-10-10-10 (id 2)
Match access-group name videowizard_10-10-10-10
Class Map match-any class-default (id 0)
Class Map match-all dscp5 (id 3)
show cluster
スイッチが属するクラスタのステータスおよびサマリーを表示するには、 show cluster ユーザ EXEC コマンドを使用します。このコマンドは、クラスタ コマンド スイッチとクラスタ メンバ スイッチで入力できます。
show cluster [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
クラスタのメンバでないスイッチ上でこのコマンドを入力すると、エラー メッセージ「 Not a management cluster member
」が表示されます。
クラスタ メンバ スイッチ上でこのコマンドを入力すると、クラスタ コマンド スイッチの ID、そのスイッチ メンバの番号、およびクラスタ コマンド スイッチとの接続状態が表示されます。
クラスタ コマンド スイッチのスタックまたはクラスタ コマンド スイッチ上でこのコマンドを入力すると、クラスタ名およびメンバの総数が表示されます。また、ステータス変更後のクラスタのステータスおよび時間も表示されます。冗長構成がイネーブルの場合は、プライマリおよびセカンダリ コマンド スイッチの情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、アクティブなクラスタ コマンド スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Command switch for cluster “Ajang”
Total number of members: 7
Status: 1 members are unreachable
Time since last status change: 0 days, 0 hours, 2 minutes
Standby command switch: Member 1
Standby Group: Ajang_standby
Standby Group Number: 110
Extended discovery hop count: 3
次の例では、クラスタ メンバ スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Member switch for cluster “hapuna”
Management IP address: 192.192.192.192
Command switch mac address: 0000.0c07.ac14
次の例では、スタンバイ クラスタ コマンド スイッチとして設定されたクラスタ メンバ スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Member switch for cluster “hapuna”
Member number: 3 (Standby command switch)
Management IP address: 192.192.192.192
Command switch mac address: 0000.0c07.ac14
次の例では、メンバ 1 との接続が切断されたクラスタ コマンド スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Command switch for cluster “Ajang”
Total number of members: 7
Status: 1 members are unreachable
Time since last status change: 0 days, 0 hours, 5 minutes
Extended discovery hop count: 3
次の例では、クラスタ コマンド スイッチとの接続が切断されたクラスタ メンバ スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Member switch for cluster “hapuna”
Management IP address: 192.192.192.192
Command switch mac address: 0000.0c07.ac14
show cluster candidates
候補スイッチのリストを表示するには、 show cluster candidates 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cluster candidates [ detail | mac-address H.H.H. ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
detail |
(任意)すべての候補に関する詳細を表示します。 |
mac-address H.H.H. |
(任意)クラスタ候補の MAC アドレスです。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドが利用できるのは、クラスタ コマンド スイッチ スタックまたはクラスタ コマンド スイッチに限られます。
スイッチがクラスタ コマンド スイッチでない場合は、プロンプトに空行が表示されます。
出力内の SN は、 スイッチ メンバ番号 を意味します。SN 列の値に E が表示された場合、スイッチは拡張検出によって検出されています。SN 列の値が E でない場合、 スイッチ メンバ番号 のスイッチは、候補スイッチのアップストリーム側ネイバーです。ホップ数は、クラスタ コマンド スイッチから候補スイッチまでのデバイス数です。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show cluster candidates コマンドの出力を示します。
Switch> show cluster candidates
MAC Address Name Device Type PortIf FEC Hops SN PortIf FEC
00d0.7961.c4c0 StLouis-2 WS-C3750-12T Gi6/0/1 2 1 Fa0/11
00d0.bbf5.e900 ldf-dist-128 WS-C3524-XL Fa0/7 1 0 Fa0/24
00e0.1e7e.be80 1900_Switch 1900 3 0 1 0 Fa0/11
00e0.1e9f.7a00 Surfers-24 WS-C2924-XL Fa0/5 1 0 Fa0/3
00e0.1e9f.8c00 Surfers-12-2 WS-C2912-XL Fa0/4 1 0 Fa0/7
00e0.1e9f.8c40 Surfers-12-1 WS-C2912-XL Fa0/1 1 0 Fa0/9
次の例では、クラスタ コマンド スイッチに直接接続された、クラスタ メンバ スイッチの MAC アドレスを使用した場合の show cluster candidates コマンドの出力を示します。
Switch> show cluster candidates mac-address 00d0.7961.c4c0
Device 'Tahiti-12' with mac address number 00d0.7961.c4c0
Device type: cisco WS-C3750-12T
Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 0)
Local port: Gi6/0/1 FEC number:
Upstream port: GI6/0/11 FEC Number:
Hops from cluster edge: 1
Hops from command device: 1
次の例では、クラスタ エッジからのホップ数が 3 である、クラスタ メンバ スイッチの MAC アドレスを使用した場合の show cluster candidates コマンドの出力を示します。
Switch> show cluster candidates mac-address 0010.7bb6.1cc0
Device 'Ventura' with mac address number 0010.7bb6.1cc0
Device type: cisco WS-C2912MF-XL
Upstream MAC address: 0010.7bb6.1cd4
Local port: Fa2/1 FEC number:
Upstream port: Fa0/24 FEC Number:
Hops from cluster edge: 3
Hops from command device: -
次の例では、 show cluster candidates detail コマンドの出力を示します。
Switch> show cluster candidates detail
Device 'Tahiti-12' with mac address number 00d0.7961.c4c0
Device type: cisco WS-C3512-XL
Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 1)
Local port: Fa0/3 FEC number:
Upstream port: Fa0/13 FEC Number:
Hops from cluster edge: 1
Hops from command device: 2
Device '1900_Switch' with mac address number 00e0.1e7e.be80
Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 2)
Local port: 3 FEC number: 0
Upstream port: Fa0/11 FEC Number:
Hops from cluster edge: 1
Hops from command device: 2
Device 'Surfers-24' with mac address number 00e0.1e9f.7a00
Device type: cisco WS-C2924-XL
Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 3)
Local port: Fa0/5 FEC number:
Upstream port: Fa0/3 FEC Number:
Hops from cluster edge: 1
Hops from command device: 2
show cluster members
クラスタ メンバの情報を表示するには、 show cluster members 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cluster members [ n | detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
n |
(任意)クラスタ メンバを識別する番号。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
detail |
(任意)すべてのクラスタ メンバに関する詳細を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドが利用できるのは、クラスタ コマンド スイッチ スタックまたはクラスタ コマンド スイッチに限られます。
クラスタ内にメンバがない場合は、プロンプトに空行が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show cluster members コマンドの出力を示します。出力内の SN は、 スイッチ番号 を意味します。
Switch# show cluster members
SN MAC Address Name PortIf FEC Hops SN PortIf FEC State
0 0002.4b29.2e00 StLouis1 0 Up (Cmdr)
1 0030.946c.d740 tal-switch-1 Fa0/13 1 0 Gi0/1 Up
2 0002.b922.7180 nms-2820 10 0 2 1 Fa0/18 Up
3 0002.4b29.4400 SanJuan2 Gi0/1 2 1 Fa0/11 Up
4 0002.4b28.c480 GenieTest Gi0/2 2 1 Fa0/9 Up
次の例では、クラスタ メンバ 3 に対する show cluster members の出力を示します。
Switch# show cluster members 3
Device 'SanJuan2' with member number 3
Device type: cisco WS-C3750
MAC address: 0002.4b29.4400
Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1)
Local port: Gi6/0/1 FEC number:
Upstream port: GI6/0/11 FEC Number:
Hops from command device: 2
次の例では、 show cluster members detail コマンドの出力を示します。
Switch# show cluster members detail
Device 'StLouis1' with member number 0 (Command Switch)
Device type: cisco WS-C3750
MAC address: 0002.4b29.2e00
Upstream port: FEC Number:
Hops from command device: 0
Device 'tal-switch-14' with member number 1
Device type: cisco WS-C3548-XL
MAC address: 0030.946c.d740
Upstream MAC address: 0002.4b29.2e00 (Cluster member 0)
Local port: Fa0/13 FEC number:
Upstream port: Gi0/1 FEC Number:
Hops from command device: 1
Device 'nms-2820' with member number 2
MAC address: 0002.b922.7180
Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1)
Local port: 10 FEC number: 0
Upstream port: Fa0/18 FEC Number:
Hops from command device: 2
Device 'SanJuan2' with member number 3
Device type: cisco WS-C3750
MAC address: 0002.4b29.4400
Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1)
Local port: Gi6/0/1 FEC number:
Upstream port: Fa6/0/11 FEC Number:
Hops from command device: 2
Device 'GenieTest' with member number 4
Device type: cisco SeaHorse
MAC address: 0002.4b28.c480
Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1)
Local port: Gi0/2 FEC number:
Upstream port: Fa0/9 FEC Number:
Hops from command device: 2
Device 'Palpatine' with member number 5
Device type: cisco WS-C2924M-XL
MAC address: 00b0.6404.f8c0
Upstream MAC address: 0002.4b29.2e00 (Cluster member 0)
Local port: Gi2/1 FEC number:
Upstream port: Gi0/7 FEC Number:
Hops from command device: 1
show controllers cpu-interface
CPU ネットワーク インターフェイス ASIC(特定用途向け集積回路)のステートを表示し、CPU に達するパケットに関する統計情報を送受信するには、 show controllers cpu-interface 特権 EXEC コマンドを使用します。
show controllers cpu-interface [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用することで、シスコのテクニカル サポート担当がスイッチのトラブルシューティングを行うのに役立つ情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show controllers cpu-interface コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers cpu-interface
cpu-queue-frames retrieved dropped invalid hol-block
----------------- ---------- ---------- ---------- ----------
routing protocol 96145 0 0 0
igmp snooping 68411 0 0 0
cpu heartbeat 1710501 0 0 0
Supervisor ASIC receive-queue parameters
----------------------------------------
queue 0 maxrecevsize 5EE pakhead 1419A20 paktail 13EAED4
queue 1 maxrecevsize 5EE pakhead 15828E0 paktail 157FBFC
queue 2 maxrecevsize 5EE pakhead 1470D40 paktail 1470FE4
queue 3 maxrecevsize 5EE pakhead 19CDDD0 paktail 19D02C8
Supervisor ASIC Mic Registers
------------------------------
MicDirectPollInfo 80000800
MicIndicationsReceived 00000000
MicInterruptsReceived 00000000
MicPlbMasterConfiguration 00000000
MicRxFifosAvailable 00000000
MicTimeOutPeriod: FrameTOPeriod: 00000EA6 DirectTOPeriod: 00004000
Fifo0: StartPtrs: 038C2800 ReadPtr: 038C2C38
WritePtrs: 038C2C38 Fifo_Flag: 8A800800
Fifo1: StartPtr: 03A9BC00 ReadPtr: 03A9BC60
WritePtrs: 03A9BC60 Fifo_Flag: 89800400
Fifo2: StartPtr: 038C8800 ReadPtr: 038C88E0
WritePtrs: 038C88E0 Fifo_Flag: 88800200
Fifo3: StartPtr: 03C30400 ReadPtr: 03C30638
WritePtrs: 03C30638 Fifo_Flag: 89800400
Fifo4: StartPtr: 03AD5000 ReadPtr: 03AD50A0
WritePtrs: 03AD50A0 Fifo_Flag: 89800400
Fifo5: StartPtr: 03A7A600 ReadPtr: 03A7A600
WritePtrs: 03A7A600 Fifo_Flag: 88800200
Fifo6: StartPtr: 03BF8400 ReadPtr: 03BF87F0
WritePtrs: 03BF87F0 Fifo_Flag: 89800400
show controllers ethernet-controller
ハードウェアから読み込んだ送受信に関するインターフェイス単位の統計情報をキーワードなしで表示するには、 show controllers ethernet-controller 特権 EXEC コマンドを使用します。 phy キーワードを指定して使用すると、インターフェイス内部レジスタが表示され、 port-asic キーワードを指定すると、ポート ASIC に関する情報が表示されます。
show controllers ethernet-controller [ interface-id ] [ phy [ detail ]] [ port-asic { configuration | statistics }] [ fastethernet 0 ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
物理インターフェイス(タイプ、スタック メンバ、モジュール、ポート番号を含む) |
phy |
(任意)デバイス、またはインターフェイスのスイッチの物理層(PHY)デバイスの内部レジスタ ステータスを表示します。インターフェイスの Automatic Medium-Dependent Interface Crossover(Auto-MDIX)機能の動作ステートを表示に含めます。 |
detail |
(任意)PHY 内部レジスタの詳細情報を表示します。 |
port-asic |
(任意)ポートの ASIC 内部レジスタの情報を表示します。 |
configuration |
ポートの ASIC 内部レジスタの設定を表示します。 |
statistics |
ポートの ASIC 統計情報(Rx/Sup キューおよびその他の統計情報を含む)を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC(ユーザ EXEC モードの interface-id キーワードを指定した場合だけサポート)
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(20)SE |
XENPAK モジュール シリアル EEPROM の内容が表示されるようになりました。 |
使用上のガイドライン
すべてのインターフェイスまたは指定されたインターフェイスの基本的な RMON 統計情報を含むトラフィック統計情報をキーワードなしで表示します。
phy または port-asic キーワードを入力した場合は、主にシスコのテクニカル サポート担当によるスイッチのトラブルシューティングに役立つ情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、あるインターフェイスに対する show controllers ethernet-controller phy コマンドの出力を示します。 表 2-26 に Transmit フィールドを一覧表示し、 表 2-27 に Receive フィールドを一覧表示します。
Switch# show controllers ethernet-controller gigabitethernet6/0/1
Transmit GigabitEthernet6/0/1 Receive
0 Unicast frames 0 Unicast frames
0 Multicast frames 0 Multicast frames
0 Broadcast frames 0 Broadcast frames
0 Too old frames 0 Unicast bytes
0 Deferred frames 0 Multicast bytes
0 MTU exceeded frames 0 Broadcast bytes
0 1 collision frames 0 Alignment errors
0 2 collision frames 0 FCS errors
0 3 collision frames 0 Oversize frames
0 4 collision frames 0 Undersize frames
0 5 collision frames 0 Collision fragments
0 7 collision frames 0 Minimum size frames
0 8 collision frames 0 65 to 127 byte frames
0 9 collision frames 0 128 to 255 byte frames
0 10 collision frames 0 256 to 511 byte frames
0 11 collision frames 0 512 to 1023 byte frames
0 12 collision frames 0 1024 to 1518 byte frames
0 13 collision frames 0 Overrun frames
0 14 collision frames 0 Pause frames
0 15 collision frames 0 Symbol error frames
0 Late collisions 0 Invalid frames, too large
0 VLAN discard frames 0 Valid frames, too large
0 Excess defer frames 0 Invalid frames, too small
0 64 byte frames 0 Valid frames, too small
0 255 byte frames 0 Too old frames
0 511 byte frames 0 Valid oversize frames
0 1023 byte frames 0 System FCS error frames
0 1518 byte frames 0 RxPortFifoFull drop frame
表 2-26 Transmit のフィールドの説明
|
|
Bytes |
インターフェイス上で送信されたバイトの総数。 |
Unicast Frames |
ユニキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Multicast frames |
マルチキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Broadcast frames |
ブロードキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Too old frames |
パケットが有効期限切れのため出力ポートでドロップされたフレームの数。 |
Deferred frames |
時間が 2* 最大パケット時間を超えた後で送信されなかったフレームの数。 |
MTU exceeded frames |
最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
1 collision frames |
1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
2 collision frames |
2 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
3 collision frames |
3 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
4 collision frames |
4 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
5 collision frames |
5 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
6 collision frames |
6 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
7 collision frames |
7 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
8 collision frames |
8 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
9 collision frames |
9 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
10 collision frames |
10 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
11 collision frames |
11 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
12 collision frames |
12 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
13 collision frames |
13 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
14 collision frames |
14 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
15 collision frames |
15 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
Excessive collisions |
16 回の衝突後、インターフェイス上で送信できなかったフレームの数。 |
Late collisions |
フレームが送信された後で、フレームの送信時に検出されたレイト コリジョンのためにドロップされたフレームの数。 |
VLAN discard frames |
CFI ビットが設定されたことによりインターフェイス上でドロップされたフレームの数。 |
Excess defer frames |
時間が最大パケット時間を超えた後で送信されなかったフレームの数。 |
64 byte frames |
インターフェイス上で送信された 64 バイトのフレームの総数。 |
127 byte frames |
インターフェイス上で送信された 65 ~ 127 バイトのフレームの総数。 |
255 byte frames |
インターフェイス上で送信された 128 ~ 255 バイトのフレームの総数。 |
511 byte frames |
インターフェイス上で送信された 256 ~ 511 バイトのフレームの総数。 |
1023 byte frames |
インターフェイス上で送信された 512 ~ 1023 バイトのフレームの総数。 |
1518 byte frames |
インターフェイス上で送信された 1024 ~ 1518 バイトのフレームの総数。 |
Too large frames |
インターフェイス上で送信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Good (1 coll) frames |
1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。この値には 1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されなかったフレームの数は含まれません。 |
表 2-27 Receive のフィールドの説明
|
|
Bytes |
インターフェイス上で受信されたフレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Unicast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたユニキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Multicast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたマルチキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Broadcast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたブロードキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Unicast bytes |
インターフェイス上で受信されたユニキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Multicast bytes |
インターフェイス上で受信されたマルチキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Broadcast bytes |
インターフェイス上で受信されたブロードキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Alignment errors |
インターフェイス上で受信されたアライメント エラーを持つフレームの総数。 |
FCS errors |
インターフェイス上で受信された有効な長さ(バイト)を持ち、正常な FCS 値を持たないフレームの総数。 |
Oversize frames |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Undersize frames |
インターフェイス上で受信された 64 バイト未満のフレームの数。 |
Collision fragments |
インターフェイス上で受信されたコリジョン フラグメントの数。 |
Minimum size frames |
最小フレーム サイズのフレームの総数。 |
65 to 127 byte frames |
65 ~ 127 バイトのフレームの総数。 |
128 to 255 byte frames |
128 ~ 255 バイトのフレームの総数。 |
256 to 511 byte frames |
256 ~ 511 バイトのフレームの総数。 |
512 to 1023 byte frames |
512 ~ 1023 バイトのフレームの総数。 |
1024 to 1518 byte frames |
1024 ~ 1518 バイトのフレームの総数。 |
Overrun frames |
インターフェイス上で受信されたオーバーラン フレームの総数。 |
Pause frames |
インターフェイス上で受信されたポーズ フレームの数。 |
Symbol error frames |
インターフェイス上で受信されたシンボル エラーを持つフレームの数。 |
Invalid frames, too large |
最大許可 MTU サイズ(FCS ビットを含み、フレーム ヘッダーを含まない)を超え、FCS エラーまたはアライメント エラーのいずれかを持つ、受信済みフレームの数。 |
Valid frames, too large |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Invalid frames, too small |
64 バイト(FCS ビットを含み、フレーム ヘッダーを含まない)未満で、FCS エラーまたはアライメント エラーのいずれかを持つ、受信済みフレームの数。 |
Valid frames, too small |
64 バイト(または VLAN タグ付きフレームでは 68 バイト)未満で、有効な FCS 値を持つインターフェイスで受信されたフレームの数。フレーム サイズには、FCS ビットが含まれ、フレーム ヘッダー ビットは含まれません。 |
Too old frames |
パケットが有効期限切れのため入力ポートでドロップされたフレームの数。 |
Valid oversize frames |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超え、有効な FCS 値を持つフレームの数。フレーム サイズには、FCS 値が含まれ、VLAN タグは含まれません。 |
System FCS error frames |
インターフェイス上で受信された有効な長さ(バイト)を持ち、正常な FCS 値を持たないフレームの総数。 |
RxPortFifoFull drop frames |
入力キューが満杯であるためドロップされた、インターフェイス上で受信されたフレームの総数。 |
次の例では、特定のインターフェイスに対する show controllers ethernet-controller phy コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers ethernet-controller gigabitethernet1/0/2 phy
Control Register : 0001 0001 0100 0000
Control STATUS : 0111 1001 0100 1001
Phy ID 1 : 0000 0001 0100 0001
Phy ID 2 : 0000 1100 0010 0100
Auto-Negotiation Advertisement : 0000 0011 1110 0001
Auto-Negotiation Link Partner : 0000 0000 0000 0000
Auto-Negotiation Expansion Reg : 0000 0000 0000 0100
Next Page Transmit Register : 0010 0000 0000 0001
Link Partner Next page Registe : 0000 0000 0000 0000
1000BASE-T Control Register : 0000 1111 0000 0000
1000BASE-T Status Register : 0100 0000 0000 0000
Extended Status Register : 0011 0000 0000 0000
PHY Specific Control Register : 0000 0000 0111 1000
PHY Specific Status Register : 1000 0001 0100 0000
Interrupt Enable : 0000 0000 0000 0000
Interrupt Status : 0000 0000 0100 0000
Extended PHY Specific Control : 0000 1100 0110 1000
Receive Error Counter : 0000 0000 0000 0000
Reserved Register 1 : 0000 0000 0000 0000
Global Status : 0000 0000 0000 0000
LED Control : 0100 0001 0000 0000
Manual LED Override : 0000 1000 0010 1010
Extended PHY Specific Control : 0000 0000 0001 1010
Disable Receiver 1 : 0000 0000 0000 1011
Disable Receiver 2 : 1000 0000 0000 0100
Extended PHY Specific Status : 1000 0100 1000 0000
Auto-MDIX : On [AdminState=1 Flags=0x00052248]
次の例では、10 ギガビット イーサネット インターフェイスの show controllers ethernet-controller tengigabitethernet1/0/1 phy コマンドの出力を示します。XENPAK モジュール シリアル EEPROM の内容が表示されます。
EEPROM マップおよび出力のフィールド説明の詳細については、次のサイトの XENPAK Multisource Agreement(MSA)を参照してください。
http://www.xenpak.org/MSA/XENPAK_MSA_R2.1.pdf
http://www.xenpak.org/MSA/XENPAK_MSA_R3.0.pdf
どのバージョンの XENPAK マニュアルを読むべきかを判断するには、出力の XENPAK MSA Version supported フィールドを確認してください。バージョン 2.1 は 15(16 進数)で、バージョン 3.0 は 1E(16 進数)です。
Switch# show controllers ethernet-controller tengigabitethernet1/0/1 phy
TenGigabitEthernet1/0/1 (gpn:472, port-number:1)
-----------------------------------------------------------
XENPAK Serial EEPROM Contents:
Non-Volatile Register (NVR) Fields
XENPAK MSA Version supported :0x15
Number of bytes used :0xD0
Customer Field Address :0x77
Vendor Field Address :0xA7
Extended Vendor Field Address :0x100
Transceiver type :0x1 =XENPAK
Optical connector type :0x1 =SC
Normal BitRate in multiple of 1M b/s :0x2848
Protocol Type :0x1 =10GgE
Standards Compliance Codes :
10GbE Code Byte 0 :0x2 =10GBASE-LR
SONET/SDH Code Byte 0 :0x0
SONET/SDH Code Byte 1 :0x0
SONET/SDH Code Byte 2 :0x0
SONET/SDH Code Byte 3 :0x0
Transmission range in 10m :0x3E8
Fibre Type Byte 0 :0x40 =NDSF only
Fibre Type Byte 1 :0x0 =Unspecified
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 0 :0x1 0xFF 0xB8
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 1 :0x0 0x0 0x0
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 2 :0x0 0x0 0x0
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 3 :0x0 0x0 0x0
Package Identifier OUI :0x41F420
Transceiver Vendor OUI :0x3400871
Transceiver vendor name :CISCO-OPNEXT,INC
Part number provided by transceiver vendor :800-24558-01
Revision level of part number provided by vendor :01
Vendor serial number :ONJ0735003U
Vendor manufacturing date code :2003082700
Reserved1 :00 00 00 00 00 00 00
Basic Field Checksum :0x6C
0x00:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x10:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x20:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x00:41 00 20 F4 88 84 28 94 C0 00 30 14 06 39 00 D9
0x10:03 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x20:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x30:00 00 00 00 11 5E 19 E9 BF 1B AD 98 03 9B DF 87
0x40:CC F6 45 FF 99 00 00 00 00 00 00 00 00 00 C0 48
0x50:46 D2 00 00 00 00 00 00 00
次の例では、 show controllers ethernet-controller port-asic configuration コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers ethernet-controller port-asic configuration
========================================================================
Switch 1, PortASIC 0 Registers
------------------------------------------------------------------------
SupervisorReceiveFifoSramInfo : 000007D0 000007D0 40000000
SupervisorTransmitFifoSramInfo : 000001D0 000001D0 40000000
IndicationStatus : 00000000
IndicationStatusMask : FFFFFFFF
InterruptStatus : 00000000
InterruptStatusMask : 01FFE800
SupervisorDiag : 00000000
SupervisorFrameSizeLimit : 000007C8
SupervisorBroadcast : 000A0F01
GeneralIO : 000003F9 00000000 00000004
StackPcsInfo : FFFF1000 860329BD 5555FFFF FFFFFFFF
FF0FFF00 86020000 5555FFFF 00000000
StackRacInfo : 73001630 00000003 7F001644 00000003
24140003 FD632B00 18E418E0 FFFFFFFF
StackControlStatus : 18E418E0
stackControlStatusMask : FFFFFFFF
TransmitBufferFreeListInfo : 00000854 00000800 00000FF8 00000000
0000088A 0000085D 00000FF8 00000000
TransmitRingFifoInfo : 00000016 00000016 40000000 00000000
0000000C 0000000C 40000000 00000000
TransmitBufferInfo : 00012000 00000FFF 00000000 00000030
TransmitBufferCommonCount : 00000F7A
TransmitBufferCommonCountPeak : 0000001E
TransmitBufferCommonCommonEmpty : 000000FF
NetworkActivity : 00000000 00000000 00000000 02400000
DroppedStatistics : 00000000
FrameLengthDeltaSelect : 00000001
SneakPortFifoInfo : 00000000
MacInfo : 0EC0801C 00000001 0EC0801B 00000001
00C0001D 00000001 00C0001E 00000001
次の例では、 show controllers ethernet-controller port-asic statistics コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers ethernet-controller port-asic statistics
===========================================================================
Switch 1, PortASIC 0 Statistics
---------------------------------------------------------------------------
0 RxQ-0, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-0 drop frames
4118966 RxQ-0, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-1 drop frames
0 RxQ-0, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-2 drop frames
0 RxQ-1, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-1, wt-0 drop frames
296 RxQ-1, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-1, wt-1 drop frames
2836036 RxQ-1, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-1, wt-2 drop frames
0 RxQ-2, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-2, wt-0 drop frames
0 RxQ-2, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-2, wt-1 drop frames
158377 RxQ-2, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-2, wt-2 drop frames
0 RxQ-3, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-3, wt-0 drop frames
0 RxQ-3, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-3, wt-1 drop frames
0 RxQ-3, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-3, wt-2 drop frames
15 TxBufferFull Drop Count 0 Rx Fcs Error Frames
0 TxBufferFrameDesc BadCrc16 0 Rx Invalid Oversize Frames
0 TxBuffer Bandwidth Drop Cou 0 Rx Invalid Too Large Frames
0 TxQueue Bandwidth Drop Coun 0 Rx Invalid Too Large Frames
0 TxQueue Missed Drop Statist 0 Rx Invalid Too Small Frames
74 RxBuffer Drop DestIndex Cou 0 Rx Too Old Frames
0 SneakQueue Drop Count 0 Tx Too Old Frames
0 Learning Queue Overflow Fra 0 System Fcs Error Frames
0 Learning Cam Skip Count
15 Sup Queue 0 Drop Frames 0 Sup Queue 8 Drop Frames
0 Sup Queue 1 Drop Frames 0 Sup Queue 9 Drop Frames
0 Sup Queue 2 Drop Frames 0 Sup Queue 10 Drop Frames
0 Sup Queue 3 Drop Frames 0 Sup Queue 11 Drop Frames
0 Sup Queue 4 Drop Frames 0 Sup Queue 12 Drop Frames
0 Sup Queue 5 Drop Frames 0 Sup Queue 13 Drop Frames
0 Sup Queue 6 Drop Frames 0 Sup Queue 14 Drop Frames
0 Sup Queue 7 Drop Frames 0 Sup Queue 15 Drop Frames
===========================================================================
Switch 1, PortASIC 1 Statistics
---------------------------------------------------------------------------
0 RxQ-0, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-0 drop frames
52 RxQ-0, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-1 drop frames
0 RxQ-0, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-2 drop frames
show controllers power inline
指定した Power over Ethernet(PoE)コントローラのレジスタの値を表示するには、 show controllers power inline ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show controllers power inline [ instance] [module switch-number ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
instance |
(任意)電源コントローラのインスタンス。各インスタンスは 4 つのポートに対応します。詳細については、「使用上のガイドライン」の項を参照してください。インスタンスを指定しない場合は、すべてのインスタンスが表示されます。 |
module switch number |
(注) (任意)指定されたスタック メンバのポートだけを表示します。スイッチ番号は 1 ~ 9 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Catalyst 3750-48PS スイッチでは、指定できる instance 範囲は 0 ~ 11 です。
Catalyst 3750-24PS スイッチでは、指定できる instance 範囲は 0 ~ 5 です。
Catalyst 3750G-48PS スイッチでは、指定できる instance 範囲は 0 ~ 2 です。0 ~ 2 以外の instance では、スイッチは出力を提供しません。
Catalyst 3750G-24PS スイッチでは、指定できる instance 範囲は 0 ~ 1 です。0 ~ 1 以外の instance では、スイッチは出力を提供しません。
このコマンドは、すべてのスイッチで表示されますが、PoE スイッチだけで有効です。PoE をサポートしないスイッチの情報は提供されません。
このコマンドを使用すると、シスコのテクニカル サポート担当がスイッチのトラブルシューティングを行うのに役立つ情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、Catalyst 3750G-48PS または 3750G-24PS スイッチ以外のスイッチでの show controllers power inline コマンドの出力を示します。
Switch> show controllers power inline
Module 1, Controller Instance 0, Address 0x40
Power Event Reg 0x2 = 0x0
Detect Event Reg 0x4 = 0x0
Fault Event Reg 0x6 = 0x0
T-Start Event Reg 0x8 = 0x0
Supply Event Reg 0xA = 0x0
Port 1 Status Reg 0xC = 0x24
Port 2 Status Reg 0xD = 0x24
Port 3 Status Reg 0xE = 0x3
Port 4 Status Reg 0xF = 0x3
Power Status Reg 0x10 = 0xFF
Pin Status Reg 0x11 = 0x0
Operating Mode Reg 0x12 = 0xAA
Disconnect Enable Reg 0x13 = 0xA0
Detect/Class Enable Reg 0x14 = 0xFF
Timing Config Reg 0x16 = 0x2
Misc Config Reg 0x17 = 0xA0
ID Revision Reg 0x1A = 0x64
Module 1, Controller Instance 1, Address 0x42
次の例では、Catalyst 3750G-24PS スイッチでの show controllers power inline コマンドの出力を示します。
Switch> show controllers power inline
Alchemy instance 0, address 0
Pending event flag :N N N N N N N N N N N N
Current State :00 05 10 51 61 11
Current Event :00 01 00 10 40 00
Timers :00 C5 57 03 12 20 04 B2 05 06 07 07
Error State :00 00 00 00 10 00
Error Code :00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
Power Status :N Y N N Y N N N N N N N
Auto Config :N Y Y N Y Y Y Y Y Y Y Y
Disconnect :N N N N N N N N N N N N
Detection Status :00 00 00 30 00 00
Current Class :00 00 00 30 00 00
Tweetie debug :00 00 00 00
POE Commands pending at sub:
Command 0 on each port :00 00 00 00 00 00
Command 1 on each port :00 00 00 00 00 00
Command 2 on each port :00 00 00 00 00 00
Command 3 on each port :00 00 00 00 00 00
show controllers tcam
システムのすべての Ternary CAM(TCAM)、および CAM コントローラであるすべての TCAM インターフェイス ASIC のレジスタのステートを表示するには、 show controllers tcam 特権 EXEC コマンドを使用します。
show controllers tcam [ asic [ number ]] [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
asic |
(任意)ポートの ASIC TCAM 情報を表示します。 |
number |
(任意)指定されたポート ASIC 番号の情報を表示します。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
detail |
(任意)TCAM レジスタの詳細情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
asic [ number ] キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用することで、シスコのテクニカル サポート担当がスイッチのトラブルシューティングを行うのに役立つ情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show controllers tcam コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers tcam
------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------------
GMR31: FF_FFFFFFFF_FFFFFFFF
GMR32: FF_FFFFFFFF_FFFFFFFF
GMR33: FF_FFFFFFFF_FFFFFFFF
=============================================================================
TCAM related PortASIC 1 registers
=============================================================================
LookupType: 89A1C67D_24E35F00
ForwardingRamBaseAddress:
00022A00 0002FE00 00040600 0002FE00 0000D400
00000000 003FBA00 00009000 00009000 00040600
00000000 00012800 00012900
show controllers utilization
スイッチまたは特定のポートの帯域利用率を表示するには、 show controllers utilization ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show controllers [ interface-id ] utilization [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(任意)スイッチ インターフェイスの ID です。 |
| begin |
(任意)指定された expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意)指定された expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例は、 show controllers utilization コマンドの出力を示しています。
Switch> show controllers utilization
Port Receive Utilization Transmit Utilization
Switch Receive Bandwidth Percentage Utilization : 0
Switch Transmit Bandwidth Percentage Utilization : 0
Switch Fabric Percentage Utilization : 0
次の例では、特定のポートでの show controllers utilization コマンドの出力を示します。
Switch> show controllers gigabitethernet1/0/1 utilization
Receive Bandwidth Percentage Utilization : 0
Transmit Bandwidth Percentage Utilization : 0
表 2-28 show controllers utilization のフィールドの説明
|
|
Receive Bandwidth Percentage Utilization |
スイッチの受信帯域利用率を表示します。これは、すべてのポートの受信トラフィックの合計をスイッチの受信容量で割ったものです。 |
Transmit Bandwidth Percentage Utilization |
スイッチの送信帯域利用率を表示します。これは、すべてのポートの送信トラフィックの合計をスイッチの送信容量で割ったものです。 |
Fabric Percentage Utilization |
スイッチの送信と受信の両方の帯域利用率の平均を表示します。 |
show diagnostic
オンライン診断テストの結果を表示して、サポートされるテスト スイートをリストするには、 show diagnostic ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show diagnostic content switch [ num | all ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic post [{ begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic result switch [ num | all ] [ detail | test { test-id | test-id-range | all } [ detail ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic schedule switch [ num | all ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic status [ | { begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic switch [ num | all ] [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
content |
各テストおよびすべてのモジュールに関して、テスト ID、テスト属性、およびサポートされるカバレッジ テスト レベルを含むテスト情報を表示します。 |
switch num |
スイッチ番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 9 です。 |
switch all |
スイッチ スタックのすべてのスイッチを指定します。 |
post |
Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)の結果を表示します。コマンドの出力は show post コマンドと同じです。 |
result |
テスト結果を表示します。 |
detail |
(任意)すべてのテスト統計を表示します。 |
test |
テストを指定します。 |
test-id |
テストの識別番号。その他の情報については、「使用上のガイドライン」の項を参照してください。 |
test-id-range |
テストの識別番号の範囲。その他の情報については、「使用上のガイドライン」の項を参照してください。 |
all |
すべてのテスト |
schedule |
現在スケジュールされている診断タスクを表示します。 |
status |
テスト ステータスを表示します。 |
| begin |
(任意)expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意)expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SEE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
switch num を入力しない場合、すべてのスイッチの情報が表示されます。
コマンド出力では、表示されるテスト結果は次のとおりです。
• Passed(.)
• Failed(F)
• Unknown(U)
例
次の例では、スイッチに設定されているオンライン診断を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic content switch 3
Diagnostics test suite attributes:
B/* - Basic ondemand test / NA
P/V/* - Per port test / Per device test / NA
D/N/* - Disruptive test / Non-disruptive test / NA
S/* - Only applicable to standby unit / NA
X/* - Not a health monitoring test / NA
F/* - Fixed monitoring interval test / NA
E/* - Always enabled monitoring test / NA
A/I - Monitoring is active / Monitoring is inactive
R/* - Switch will reload after test list completion / NA
P/* - will partition stack / NA
ID Test Name attributes day hh:mm:ss.ms shold
==== ================================== ============ =============== =====
1) TestPortAsicStackPortLoopback B*N****A** 000 00:01:00.00 n/a
2) TestPortAsicLoopback B*D*X**IR* not configured n/a
3) TestPortAsicCam B*D*X**IR* not configured n/a
4) TestPortAsicRingLoopback B*D*X**IR* not configured n/a
5) TestMicRingLoopback B*D*X**IR* not configured n/a
6) TestPortAsicMem B*D*X**IR* not configured n/a
次の例では、スイッチのオンライン診断結果を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result switch 1
Overall diagnostic result: PASS
Test results: (.= Pass, F = Fail, U = Untested)
1) TestPortAsicStackPortLoopback ---> .
2) TestPortAsicLoopback ------------> .
3) TestPortAsicCam -----------------> .
4) TestPortAsicRingLoopback --------> .
5) TestMicRingLoopback -------------> .
6) TestPortAsicMem -----------------> .
次の例では、オンライン診断テストのステータスを表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic status
<BU> - Bootup Diagnostics, <HM> - Health Monitoring Diagnostics,
<OD> - OnDemand Diagnostics, <SCH> - Scheduled Diagnostics
====== ================================= =============================== ======
Card Description Current Running Test Run by
------ --------------------------------- --------------------- ------
2 TestPortAsicStackPortLoopback <OD>
TestPortAsicLoopback <OD>
TestPortAsicRingLoopback <OD>
====== ================================= =============================== ======
次の例では、スイッチのオンライン診断のテスト スケジュールを表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic schedule switch 1
Current Time = 14:39:49 PST Tue Jul 5 2005
Test ID(s) to be executed: 1.
show dot1q-tunnel
IEEE 802.1Q トンネル ポートに関する情報を表示するには、 show dot1q-tunnel ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show dot1q-tunnel [ interface interface-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
(任意)IEEE 802.1Q トンネリング情報を表示するインターフェイスを指定します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます 。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show dot1q-tunnel コマンドの出力を示します。
Switch> show dot1q-tunnel
dot1q-tunnel mode LAN Port(s)
-----------------------------
Switch> show dot1q-tunnel interface gigabitethernet1/0/1
dot1q-tunnel mode LAN Port(s)
-----------------------------
関連コマンド
|
|
show vlan dot1q tag native |
IEEE 802.1Q ネイティブ VLAN タギング ステータスを表示します。 |
switchport mode dot1q-tunnel |
インターフェイスを IEEE 802.1Q トンネル ポートとして設定します。 |
show dot1x
スイッチまたは指定されたポートの IEEE 802.1x 統計情報、管理ステータス、および動作ステータスを表示するには、 show dot1x ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show dot1x [{ all [ summary ] | interface interface-id } [ details | statistics ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
all [ summary ] |
(任意)すべてのポートの IEEE 802.1x ステータスを表示します。 |
interface interface-id |
(注) (任意)指定されたポート(タイプ、スタック メンバ、モジュール、ポート番号を含む)の IEEE 802.1x のステータスを表示します。 |
details |
(任意)IEEE 802.1x インターフェイスの詳細を表示します。 |
statistics |
指定されたポートの IEEE 802.1x 統計情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
all キーワードが追加されました。 |
12.2(25)SED |
認証ステートのマシン ステートおよびポート ステータス フィールドに auth-fail-vlan が含まれるように表示が拡張されました。 |
12.2(25)SEE |
コマンド構文が変更され、コマンド出力が修正されました。 |
12.2(35)SE |
表示が、ホストと IP Phone(Cisco IP Phone またはシスコ以外のメーカーの電話機)の両方として設定されたポートのステータスを含むよう拡張されました。 |
使用上のガイドライン
ポートを指定しない場合は、グローバル パラメータおよびサマリーが表示されます。ポートを指定する場合、ポートの詳細が表示されます。
単一方向または双方向の制御としてポート制御が設定され、この設定がスイッチの設定と対立する場合、 show dot1x { all | interface interface-id } 特権 EXEC コマンド出力にその情報が表示されます。
ControlDirection = In (Inactive)
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show dot1x ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Critical Recovery Delay 100
次の例では、 show dot1x all ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Critical Recovery Delay 100
Dot1x Info for GigabitEthernet1/0/1
-----------------------------------
ReAuthentication = Disabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
次の例では、 show dot1x all summary ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Interface PAE Client Status
--------------------------------------------------------
Gi2/0/1 AUTH none UNAUTHORIZED
Gi2/0/2 AUTH 00a0.c9b8.0072 AUTHORIZED
Gi2/0/3 AUTH none UNAUTHORIZED
次の例では、 show dot1x interface interface-id ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show dot1x interface gigabitethernet1/0/2
Dot1x Info for GigabitEthernet1/0/2
-----------------------------------
ReAuthentication = Disabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
次の例では、 show dot1x interface interface-id details ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch# show dot1x interface gigabitethernet1/0/2 details
Dot1x Info for GigabitEthernet1/0/2
-----------------------------------
ReAuthentication = Disabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
Dot1x Authenticator Client List Empty
次の例では、ポートがゲスト VLAN に割り当てられ、ホスト モードが multiple-hosts モードに変更された場合の show dot1x interface interface-id details コマンドの出力を示します。
Switch# show dot1x interface gigabitethernet1/0/1 details
Dot1x Info for GigabitEthernet1/0/1
-----------------------------------
ReAuthentication = Enabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
Dot1x Authenticator Client List Empty
Authorized By = Guest-Vlan
Operational HostMode = MULTI_HOST
次の例では、ポートがホストと IP Phone(Cisco IP Phone またはシスコ以外のメーカーの電話機)の両方として設定された場合の show dot1x interface interface-id details コマンドの出力を示します。HostMode フィールドは MULTI-DOMAIN
を示します。
LOTR# show dot1x interface gigabitEthernet 2/0/3 details
Dot1x Info for GigabitEthernet2/0/3
-----------------------------------
PAE = AUTHENTICATOR
PortControl = AUTO
ControlDirection = Both
HostMode = MULTI_DOMAIN
ReAuthentication = Disabled
QuietPeriod = 60
ServerTimeout = 30
SuppTimeout = 30
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
ReAuthMax = 2
MaxReq = 2
TxPeriod = 1
RateLimitPeriod = 0
Mac-Auth-Bypass = Enabled
Critical-Auth = Enabled
Critical Recovery Action = Reinitialize
Critical-Auth VLAN = 10
Guest-Vlan = 15
Dot1x Authenticator Client List
-------------------------------
Domain = DATA
Supplicant = 0000.aaaa.bbbb
Auth SM State = AUTHENTICATED
Auth BEND SM Stat = IDLE
Port Status = AUTHORIZED
Authentication Method = MAB
Vlan Policy = 20
次の例では、 show dot1x interface interface-id statistics コマンドの出力を示します。 表 2-29 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
Switch> show dot1x interface gigabitethernet1/0/2 statistics
Dot1x Authenticator Port Statistics for GigabitEthernet1/0/2
--------------------------------------------
RxStart = 0 RxLogoff = 0 RxResp = 1 RxRespID = 1
RxInvalid = 0 RxLenErr = 0 RxTotal = 2
TxReq = 2 TxReqID = 132 TxTotal = 134
RxVersion = 2 LastRxSrcMAC = 00a0.c9b8.0072
表 2-29 show dot1x statistics のフィールドの説明
|
|
RxStart |
受信された有効な Extensible Authentication Protocol over LAN(EAPOL)-Start フレームの数 |
RxLogoff |
受信された EAPOL-Logoff フレームの数 |
RxResp |
受信された有効な Extensible Authentication Protocol(EAP)-Response フレーム(Response/Identity フレーム以外)の数 |
RxRespID |
受信された EAP-Response/Identity フレームの数 |
RxInvalid |
受信された EAPOL フレームのうち、フレーム タイプを認識できないフレームの数 |
RxLenError |
受信された EAPOL フレームのうち、パケット本体の長さを示すフィールドが無効なフレームの数 |
RxTotal |
受信されたすべてのタイプの有効な EAPOL フレームの数 |
TxReq |
送信された EAP-Request フレーム(Request/Identity フレーム以外)の数 |
TxReqId |
送信された Extensible Authentication Protocol(EAP)-Request/Identity フレームの数 |
TxTotal |
送信されたすべてのタイプの Extensible Authentication Protocol over LAN(EAPOL)フレームの数 |
RxVersion |
IEEE 802.1x バージョン 1 形式で受信されたパケットの数 |
LastRxSrcMac |
最後に受信した EAPOL フレームで伝送された送信元 MAC アドレス |
show dtp
スイッチまたは指定されたインターフェイスの Dynamic Trunking Protocol(DTP; ダイナミック トランキング プロトコル)情報を表示するには、 show dtp 特権 EXEC コマンドを使用します。
show dtp [ interface interface-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
(注) (任意)指定されたインターフェイスのポート セキュリティ設定を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポート(タイプ、スタック メンバ、モジュール、ポート番号を含む)が含まれます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show dtp コマンドの出力を示します。
Sending DTP Hello packets every 30 seconds
Dynamic Trunk timeout is 300 seconds
次の例では、 show dtp interface コマンドの出力を示します。
Switch# show dtp interface gigabitethernet1/0/1
DTP information for GigabitEthernet1/0/1:
TOS/TAS/TNS: ACCESS/AUTO/ACCESS
TOT/TAT/TNT: NATIVE/NEGOTIATE/NATIVE
Neighbor address 1: 000943A7D081
Neighbor address 2: 000000000000
Hello timer expiration (sec/state): 1/RUNNING
Access timer expiration (sec/state): never/STOPPED
Negotiation timer expiration (sec/state): never/STOPPED
Multidrop timer expiration (sec/state): never/STOPPED
3160 packets received (3160 good)
0 nonegotiate, 0 bad version, 0 domain mismatches, 0 bad TLVs, 0 other
6320 packets output (6320 good)
3160 native, 3160 software encap isl, 0 isl hardware native
1 link ups, last link up on Mon Mar 01 1993, 01:02:29
show eap
スイッチまたは指定されたポートの Extensible Authentication Protocol(EAP)レジストレーション情報およびセッション情報を表示するには、 show eap 特権 EXEC コマンドを使用します。
show eap {{ registrations [ method [ name ] | transport [ name ]]} | { sessions [ credentials name [ interface interface-id ] | interface interface-id | method name | transport name ]}} [ credentials name | interface interface-id | transport name ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
registrations |
EAP レジストレーション情報を表示します。 |
method name |
(任意)EAP 方式のレジストレーション情報を表示します。 |
transport name |
(任意)EAP トランスポートのレジストレーション情報を表示します。 |
sessions |
EAP セッション情報を表示します。 |
credentials name |
(任意)EAP 方式のレジストレーション情報を表示します。 |
interface interface-id |
(注) (任意)指定されたポート(タイプ、スタック メンバ、モジュール、ポート番号を含む)の EAP 情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SEE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
次のキーワードとともに show eap registrations 特権 EXEC コマンドを使用する場合、コマンド出力には次の情報が表示されます。
• None:EAP および登録された EAP 方式で使用されるすべての下位レベル
• method name キーワード:登録された指定の方式
• transport name キーワード:登録された特定の下位レベル
次のキーワードを含む show eap sessions 特権 EXEC コマンドを使用する場合、コマンド出力には次の情報が表示されます。
• None:すべてのアクティブな EAP セッション
• credentials name キーワード:指定された資格情報プロファイル
• interface interface-id キーワード:指定されたインターフェイスのパラメータ
• method name キーワード:指定された EAP 方式
• transport name キーワード:指定された下位レイヤ
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show eap registrations 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show eap registrations
Registered EAP Lower Layers:
2 Authenticator Dot1x-Authenticator
次の例では、 show eap registrations transport 特権ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show eap registrations transport all
Registered EAP Lower Layers:
2 Authenticator Dot1x-Authenticator
次の例では、 show eap sessions 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show eap sessions
Role: Authenticator Decision: Fail
Lower layer: Dot1x-AuthenticaInterface: Gi1/0/1
Current method: None Method state: Uninitialised
Retransmission count: 0 (max: 2) Timer: Authenticator
ReqId Retransmit (timeout: 30s, remaining: 2s)
EAP handle: 0x5200000A Credentials profile: None
Lower layer context ID: 0x93000004 Eap profile name: None
Method context ID: 0x00000000 Peer Identity: None
Start timeout (s): 1 Retransmit timeout (s): 30 (30)
Current ID: 2 Available local methods: None
Role: Authenticator Decision: Fail
Lower layer: Dot1x-AuthenticaInterface: Gi1/0/2
Current method: None Method state: Uninitialised
Retransmission count: 0 (max: 2) Timer: Authenticator
ReqId Retransmit (timeout: 30s, remaining: 2s)
EAP handle: 0xA800000B Credentials profile: None
Lower layer context ID: 0x0D000005 Eap profile name: None
Method context ID: 0x00000000 Peer Identity: None
Start timeout (s): 1 Retransmit timeout (s): 30 (30)
Current ID: 2 Available local methods: None
次の例では、 show eap sessions interface interface-id 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch# show eap sessions gigabitethernet1/0/1
Role: Authenticator Decision: Fail
Lower layer: Dot1x-AuthenticaInterface: Gi1/0/1
Current method: None Method state: Uninitialised
Retransmission count: 1 (max: 2) Timer: Authenticator
ReqId Retransmit (timeout: 30s, remaining: 13s)
EAP handle: 0x5200000A Credentials profile: None
Lower layer context ID: 0x93000004 Eap profile name: None
Method context ID: 0x00000000 Peer Identity: None
Start timeout (s): 1 Retransmit timeout (s): 30 (30)
Current ID: 2 Available local methods: None
show env
スタンドアロン スイッチ、スタック マスター、スタック メンバのようなスイッチのファン、温度、Redundant Power System(RPS; 冗長電源システム)の可用性、および電源情報を表示するには、 show env ユーザ EXEC コマンドを使用します。 stack キーワードを指定して使用すると、スタックまたはスタック内で指定されたスイッチに関するすべての情報が表示されます。
show env { all | fan | power | rps [ all | detail | switch [ switch-number ]] | stack [ switch-number ] | temperature [ status ]} [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
all |
ファンと温度環境の両方の状態を表示します。 |
fan |
スイッチ ファンの状態を表示します。 |
power |
スイッチの電源の状態を表示します。 |
rps |
RPS 300 Redundant Power System(RPS 300)、Cisco RPS675 Redundant Power System(RPS 675)、または Cisco Redundant Power System 2300(RPS 2300)がスイッチに接続されているかどうか表示します。 |
rps all |
(任意)スタンドアロン スイッチまたはスイッチ スタックに接続されたすべての冗長電源システムを表示します。 次のキーワードは、Catalyst 3750v2 スイッチ上でだけ使用できます。 |
rps detail |
(任意)スイッチまたはスイッチ スタックに接続された冗長電源システムの詳細情報を表示します。 次のキーワードは、Catalyst 3750v2 スイッチ上でだけ使用できます。 |
rps switch [ switch-number ] |
(任意)スタック内の各スイッチまたは指定されたスイッチに接続された冗長電源システムを表示します。 switch-number に指定できる範囲は 1 ~ 9 です(スタックのスイッチ メンバ番号に対応)。 次のキーワードは、Catalyst 3750v2 スイッチ上でだけ使用できます。 |
stack [ switch-number ] |
(注) スタックの各スイッチまたは指定されたスイッチのすべての環境ステータスを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 9 です(スタックのスイッチ メンバ番号に対応)。 |
temperature |
スイッチの温度ステータスを表示します。 |
status |
(任意)スイッチの内部温度(外部温度ではなく)およびしきい値を表示します。このキーワードは、Catalyst 3750G-48TS、3750G-48PS、3750G-24TS-1U、および 3750G-24PS スイッチだけで使用できます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(20)SE3 |
temperature status キーワードが追加されました。 |
12.2(50)SE1 |
rps [ all | detail | switch [ switch-number ]] キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
マスター以外の特定のスイッチから情報にアクセスするには、 session 特権 EXEC コマンドを使用します。
任意のスイッチ メンバからスタック内のスイッチに関する情報を表示するには、 show env stack [ switch-number ] コマンドを使用します。
show env temperature status コマンドはすべてのスイッチ上で表示されますが、Catalyst 3750G-48TS、3750G-48PS、3750G-24TS-1U、および 3750G-24PS スイッチだけで有効です。これらのスイッチにこのコマンドを入力すると、スイッチの温度ステートとしきい値レベルがコマンド出力に表示されます。これらの 4 つのスイッチ以外のスイッチにコマンドを入力すると、出力フィールドに Not Applicable
が表示されます。
また、Catalyst 3750G-48PS または 3750G-24PS スイッチでは、 show env temperature コマンドを使用してスイッチの温度ステータスも表示できます。コマンド出力では、GREEN および YELLOW ステートを OK と表示し、RED ステートを FAULTY と表示します。このスイッチに show env all コマンドを入力する場合、コマンド出力は show env temperature status コマンド出力と同じです。
しきい値レベルに関する詳細については、このリリースに対応するソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、マスター スイッチまたはスタンドアロン スイッチから入力した show env all コマンドの出力を示します。
Temperature Value: 33 Degree Celsius
Yellow Threshold : 56 Degree Celsius
Red Threshold : 66 Degree Celsius
SW PID Serial# Status Sys Pwr PoE Pwr Watts
-- ------------------ ---------- --------------- ------- ------- -----
SW Status RPS Name RPS Serial# RPS Port#
-- ------------- ---------------- ----------- ---------
次の例では、 show env fan コマンドの出力を示します。
次の例では、スタック マスターでの show env rps コマンドの出力を示します。
SW Status RPS Name RPS Serial# RPS Port#
-- ------------- ---------------- ----------- ---------
3 Active CiscoRPS CAT1050VGF3 3
RPS Power Supply A: Present
Watts : 300/420 (System/PoE)
RPS Power Supply B: Present
Watts : 300/420 (System/PoE)
DCOut State Connected Priority BackingUp WillBackup Portname SW#
----- ------- --------- -------- --------- ---------- --------------- ---
1 Active Yes 6 Yes Yes <> -
2 Active Yes 6 Yes Yes <> -
3 Active Yes 3 No Yes Switch 3
4 Active No 1 No Yes <> -
次の例では、スタック マスターでの show env rps all コマンドの出力を示します。
Act = Active : Sby = Standby
OK = Power Supply is good : NP = Power Supply is not present or bad
BU = RPS actively backing up : NB = RPS not actively backing up
Port State Prio Status Backup Avail PortName Switch Name
---- ----- ---- ------ ------ ----- --------------- ---------------
1 Act 1 OK/OK NB/NB Y <> <remote>
2 Act 4 OK/NP NB/NB Y <> <remote>
3 Act 1 OK/OK NB/NB Y <> Switch
4 Act 1 OK/OK NB/NB Y Switch <remote>
5 Act 2 OK/OK NB/NB Y <> <remote>
6 Act 6 OK/OK NB/NB Y <> <remote>
次の例では、 show env stack コマンドの出力を示します。
次の例では、マスター スイッチからスタック メンバ 3 に関する情報を表示する方法を示します。
次の例では、温度値、ステート、およびしきい値を表示する方法を示します。 表 2-30 に、コマンド出力の温度ステートの説明を示します。
Switch> show env temperature status
Temperature Value:28 Degree Celsius
Yellow Threshold :70 Degree Celsius
Red Threshold :75 Degree Celsius
表 2-30 show env temperature status コマンド出力のステート
|
|
Green |
スイッチの温度が 正常な 動作範囲にあります。 |
Yellow |
温度が 警告 範囲にあります。スイッチの外の周辺温度を確認する必要があります。 |
Red |
温度が クリティカル 範囲にあります。温度がこの範囲にある場合、スイッチが正常に実行されない可能性があります。 |
show errdisable detect
errdisable の検出状態を表示するには、 show errdisable detect ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show errdisable detect [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(37)SE |
show errdisable detect の出力に Mode 列が追加されました。 |
使用上のガイドライン
表示された gbic-invalid
エラーの理由は、無効な Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールを意味します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
コマンド出力内の errdisable の理由がアルファベット順に表示されます。Mode 列は、errdisable が機能ごとにどのように設定されているかを示します。
errdisable 検出は次のモードで設定できます。
• ポート モード:違反が発生した場合、物理ポート全体が errdisable になります。
• VLAN モード:違反が発生した場合、VLAN が errdisable になります。
• ポート/VLAN モード:一部のポートでは物理ポート全体が errdisable になり、その他のポートでは VLAN ごとに errdisable になります。
例
次の例では、 show errdisable detect コマンドの出力を示します。
Switch> show errdisable detect
ErrDisable Reason Detection Mode
----------------- --------- ----
arp-inspection Enabled port
channel-misconfig Enabled port
community-limit Enabled port
dhcp-rate-limit Enabled port
gbic-invalid Enabled port
inline-power Enabled port
invalid-policy Enabled port
psecure-violation Enabled port/vlan
security-violatio Enabled port
sfp-config-mismat Enabled port
storm-control Enabled port
show errdisable flap-values
ある原因をエラーとして認識させる条件を表示するには、 show errdisable flap-values ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show errdisable flap-values [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Flaps 列には、指定された時間間隔内にステートへの変更を何回行うと、エラーが検出されてポートがディセーブルになるのかが表示されます。たとえば、3 つの Dynamic Trunking Protocol(DTP)ステート(ポート モード アクセス/トランク)、またはポート集約プロトコル(PAgP)フラップが 30 秒間隔で変更された場合、または 5 つのリンク ステート(リンク アップ/ダウン)が 10 秒間隔で変更された場合は、エラーと見なされてポートがシャットダウンすることが示されます。
ErrDisable Reason Flaps Time (sec)
----------------- ------ ----------
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show errdisable flap-values コマンドの出力を示します。
Switch> show errdisable flap-values
ErrDisable Reason Flaps Time (sec)
----------------- ------ ----------
show errdisable recovery
errdisable 回復タイマー情報を表示するには、 show errdisable recovery ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show errdisable recovery [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
gbic-invalid error-disable の理由は、無効な Small Form-factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)インターフェイスを意味します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show errdisable recovery コマンドの出力を示します。
Switch> show errdisable recovery
ErrDisable Reason Timer Status
----------------- --------------
security-violatio Disabled
channel-misconfig Disabled
psecure-violation Disabled
Timer interval:300 seconds
Interfaces that will be enabled at the next timeout:
Interface Errdisable reason Time left(sec)
--------- ----------------- --------------
(注) unicast-flood フィールドは、出力に表示はされますが無効です。
show etherchannel
チャネルの EtherChannel 情報を表示するには、 show etherchannel ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show etherchannel [ channel-group-number { detail | port | port-channel | protocol | summary }] { detail | load-balance | port | port-channel | protocol | summary } [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
channel-group - number |
(任意)チャネル グループの番号です。指定できる範囲は 1 ~ 48 です。 |
detail |
EtherChannel の詳細を表示します。 |
load-balance |
ポート チャネル内のポート間の負荷分散方式、またはフレーム配布方式を表示します。 |
port |
EtherChannel ポート情報を表示します。 |
port-channel |
ポートチャネル情報を表示します。 |
protocol |
EtherChannel で使用されるプロトコルを表示します。 |
summary |
各チャネル グループのサマリーを 1 行で表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
protocol キーワードが追加されました。 |
12.2(25)SE |
channel -group-number 範囲が 1 ~ 12 から 1 ~ 48 に変更されました。 |
使用上のガイドライン
channel-group を指定しない場合は、すべてのチャネル グループが表示されます。
出力では、ポート リストの Passive フィールドはレイヤ 3 のポート チャネルだけで表示されます。このフィールドは、まだ起動していない物理ポートがチャネル グループ内で設定されていること(および間接的にチャネル グループ内で唯一のポート チャネルであること)を意味します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show etherchannel 1 detail コマンドの出力を示します。
Switch> show etherchannel 1 detail
Port-channels: 1 Max Port-channels = 16
Port state = Up Mstr In-Bndl
Channel group = 1 Mode = Active Gcchange = -
Port-channel = Po1 GC = - Pseudo port-channel = Po1
Port index = 0 Load = 0x00 Protocol = LACP
Flags: S - Device is sending Slow LACPDUs F - Device is sending fast LACPDU
A - Device is in active mode. P - Device is in passive mode.
LACP port Admin Oper Port Port
Port Flags State Priority Key Key Number State
Gi1/0/1 SA bndl 32768 0x1 0x1 0x101 0x3D
Gi1/0/2 SA bndl 32768 0x0 0x1 0x0 0x3D
Age of the port in the current state: 01d:20h:06m:04s
Port-channels in the group:
Port-channel: Po1 (Primary Aggregator)
Age of the Port-channel = 01d:20h:20m:26s
Logical slot/port = 10/1 Number of ports = 2
Port state = Port-channel Ag-Inuse
Ports in the Port-channel:
Index Load Port EC state No of bits
------+------+------+------------------+-----------
Time since last port bundled: 01d:20h:20m:20s Gi1/0/2
次の例では、 show etherchannel 1 summary コマンドの出力を示します。
Switch> show etherchannel 1 summary
Flags: D - down P - in port-channel
I - stand-alone s - suspended
H - Hot-standby (LACP only)
u - unsuitable for bundling
U - in use f - failed to allocate aggregator
Number of channel-groups in use: 1
Group Port-channel Protocol Ports
------+-------------+-----------+----------------------------------------
1 Po1(SU) LACP Gi1/0/1(P) Gi1/0/2(P)
次の例では、 show etherchannel 1 port-channel コマンドの出力を示します。
Switch> show etherchannel 1 port-channel
Port-channels in the group:
Port-channel: Po1 (Primary Aggregator)
Age of the Port-channel = 01d:20h:24m:50s
Logical slot/port = 10/1 Number of ports = 2
Port state = Port-channel Ag-Inuse
Ports in the Port-channel:
Index Load Port EC state No of bits
------+------+------+------------------+-----------
Time since last port bundled: 01d:20h:24m:44s Gi1/0/2
次の例では、 show etherchannel protocol コマンドの出力を示します。
Switch# show etherchannel protocol
show fallback profile
スイッチで設定されたフォールバック プロファイルを表示するには、 show fallback profile 特権 EXEC コマンドを使用します。
show fallback profile [ append | begin | exclude | include | { [redirect | tee] url } expression ]
構文の説明
| append |
(任意)指定 URL にリダイレクト出力を付加します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
| redirect |
(任意)指定 URL に出力をコピーします。 |
| tee |
(任意)指定 URL に出力をコピーします。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
url |
出力を誘導する URL です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(35)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチで設定されたプロファイルを表示するには、show fallback profile 特権 EXEC コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show fallback profile コマンドの出力を示します。
switch# show fallback profile
------------------------------------
IP Admission Rule : webauth-fallback
IP Access-Group IN: default-policy
Profile Name: dot1x-www-lpip
------------------------------------
IP Admission Rule : web-lpip
IP Access-Group IN: default-policy
------------------------------------
show flowcontrol
フロー制御ステータスおよび統計情報を表示するには、 show flowcontrol ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show flowcontrol [ interface interface-id | module number ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
(任意)特定のインターフェイスのフロー制御ステータスおよび統計情報を表示します。 |
module number |
(任意)指定されたスタック メンバ スイッチのすべてのインターフェイスのフロー制御ステータスと統計情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 9 です。このオプションは、特定のインターフェイス ID を入力したときは利用できません。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(14)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定のインターフェイスのフロー制御ステータスおよび統計情報を表示するには、このコマンドを使用します。
スイッチ インターフェイス情報をすべて表示するには、 show flowcontrol コマンドを使用します。スタンドアロン スイッチでは、 show flowcontrol コマンドの出力結果は、 show flowcontrol module number コマンドの出力結果と同じになります。
特定のインターフェイスの情報を表示するには、 show flowcontrol interface interface-id コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show flowcontrol コマンドの出力を示します。
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
--------- -------- -------- -------- -------- ------- -------
Gi2/0/1 Unsupp. Unsupp. off off 0 0
Gi2/0/2 desired off off off 0 0
Gi2/0/3 desired off off off 0 0
次の例では、 show flowcontrol interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show flowcontrol gigabitethernet2/0/2
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
--------- -------- -------- -------- -------- ------- -------
Gi2/0/2 desired off off off 0 0
show idprom
指定されたインターフェイスの IDPROM 情報を表示するには、 show idprom ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show idprom { interface interface-id } [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
指定された 10 ギガビット イーサネット インターフェイスの IDPROM 情報を表示します。 |
detail |
(任意)IDPROM の詳細情報(16 進数)を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(20)SE1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは 10 ギガビット イーサネット インターフェイスにだけ適用されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、10 ギガビット イーサネット インターフェイスの show idprom interface tengigabitethernet1/0/1 コマンドの出力を示します。XENPAK モジュール シリアル EEPROM の内容が表示されます。
EEPROM マップおよび出力のフィールド説明の詳細については、次のサイトの XENPAK Multisource Agreement(MSA)を参照してください。
http://www.xenpak.org/MSA/XENPAK_MSA_R2.1.pdf
http://www.xenpak.org/MSA/XENPAK_MSA_R3.0.pdf
どのバージョンの XENPAK マニュアルを読むべきかを判断するには、出力の XENPAK MSA Version supported フィールドを確認してください。バージョン 2.1 は 15(16 進数)で、バージョン 3.0 は 1E(16 進数)です(例示なし)。
Switch# show idprom interface tengigabitethernet1/0/1
TenGigabitEthernet1/0/1 (gpn:472, port-number:1)
-----------------------------------------------------------
XENPAK Serial EEPROM Contents:
Non-Volatile Register (NVR) Fields
XENPAK MSA Version supported :0x15
Number of bytes used :0xD0
Customer Field Address :0x77
Vendor Field Address :0xA7
Extended Vendor Field Address :0x100
Transceiver type :0x1 =XENPAK
Optical connector type :0x1 =SC
Normal BitRate in multiple of 1M b/s :0x2848
Protocol Type :0x1 =10GgE
Standards Compliance Codes :
10GbE Code Byte 0 :0x2 =10GBASE-LR
SONET/SDH Code Byte 0 :0x0
SONET/SDH Code Byte 1 :0x0
SONET/SDH Code Byte 2 :0x0
SONET/SDH Code Byte 3 :0x0
Transmission range in 10m :0x3E8
Fibre Type Byte 0 :0x40 =NDSF only
Fibre Type Byte 1 :0x0 =Unspecified
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 0 :0x1 0xFF 0xB8
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 1 :0x0 0x0 0x0
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 2 :0x0 0x0 0x0
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 3 :0x0 0x0 0x0
Package Identifier OUI :0x41F420
Transceiver Vendor OUI :0x3400871
Transceiver vendor name :CISCO-OPNEXT,INC
Part number provided by transceiver vendor :800-24558-01
Revision level of part number provided by vendor :01
Vendor serial number :ONJ0735003U
Vendor manufacturing date code :2003082700
Reserved1 :00 00 00 00 00 00 00
Basic Field Checksum :0x6C
0x00:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x10:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x20:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x00:41 00 20 F4 88 84 28 94 C0 00 30 14 06 39 00 D9
0x10:03 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x20:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x30:00 00 00 00 11 5E 19 E9 BF 1B AD 98 03 9B DF 87
0x40:CC F6 45 FF 99 00 00 00 00 00 00 00 00 00 C0 48
0x50:46 D2 00 00 00 00 00 00 00
show interfaces
すべてのインターフェイスまたは指定されたインターフェイスの管理ステータスおよび動作ステータスを表示するには、 show interfaces 特権 EXEC コマンドを使用します。
show interfaces [ interface-id | vlan vlan-id ] [ accounting | capabilities [ module number ] | counters | description | etherchannel | flowcontrol | private-vlan mapping | pruning | stats | status [ err-disabled ] | switchport [ backup | module number ] | transceiver {tengigabitethernet interface-id } | properties | detail [ module number ] | trunk ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(任意)有効なインターフェイスには、物理ポート(タイプ、スタック メンバ、モジュール、およびポート番号を含む)やポート チャネルが含まれます。ポート チャネル範囲は 1 ~ 48 です。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID です。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
accounting |
(任意)インターフェイスのアカウント情報(アクティブ プロトコル、入出力のパケット、オクテットを含む)を表示します。 (注) ソフトウェアで処理されたパケットだけが表示されます。ハードウェアでスイッチングされるパケットは表示されません。 |
capabilities |
(任意)すべてのインターフェイスまたは指定されたインターフェイスの性能(機能、インターフェイス上で設定可能なオプションを含む)を表示します。このオプションはコマンドラインのヘルプに表示されますが、VLAN ID に使用できません。 |
module number |
の特性(上記のキーワードに対応)を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 9 です。このオプションは、特定のインターフェイス ID を入力するときは利用できません。 |
counters |
(任意) show interfaces counters コマンドを参照してください。 |
description |
(任意)特定のインターフェイスに設定された管理ステータスおよび説明を表示します。 |
etherchannel |
(任意)インターフェイス EtherChannel 情報を表示します。 |
flowcontrol |
(任意)インターフェイスのフロー制御情報を表示します。 |
private-vlan mapping |
(任意)VLAN Switch Virtual Interface(SVI; スイッチ仮想インターフェイス)のプライベート VLAN のマッピング情報を表示します。このキーワードは、スイッチが IP サービス イメージ(従来の Enhanced Multilayer Image(EMI))を実行している場合だけ利用できます。 |
pruning |
(任意)インターフェイス トランク VTP プルーニング情報を表示します。 |
stats |
(任意)インターフェイスのスイッチング パスによる入出力パケットを表示します。 |
status |
(任意)インターフェイスのステータスを表示します。Type フィールドの unsupported のステータスは、他社製の Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールがモジュール スロットに装着されていることを示しています。 |
err-disabled |
(任意)errdisable ステートのインターフェイスを表示します。 |
switchport |
(任意)ポート ブロッキング、ポート保護設定など、スイッチング(非ルーティング)ポートの管理ステータスおよび動作ステータスを表示します。 |
backup |
(任意)スタック上の指定したインターフェイスまたはすべてのインターフェイスの、Flex Link バックアップ インターフェイス コンフィギュレーションおよびステータスを表示します。 |
tengigabitethernet |
接続している 10 ギガビット モジュールのステータスを表示します。 |
transceiver [ detail | properties ] |
(任意)CWDM または DWDM Small Form-Factor(SFP)モジュール インターフェイスの物理プロパティを表示します。キーワードの意味は次のとおりです。 • detail : (任意)高低の番号、アラーム情報を含む較正プロパティを表示します。 • properties :( 任意)インターフェイスの速度、デュプレックス、およびインライン パワー設定を表示します。 |
trunk |
インターフェイス トランク情報を表示します。インターフェイスを指定しない場合は、アクティブなトランキング ポートの情報だけが表示されます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
(注) crb、fair-queue、irb、mac-accounting、precedence、random-detect、rate-limit、および shape キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングに表示されますが、サポートされていません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
capabilities キーワードのサポートが追加されました。 |
12.2(20)SE |
private-vlan mapping 、 backup 、 transceiver calibration 、 detail 、および properties キーワードが追加されました。 |
12.2(25)SEA |
calibration キーワードが削除されました。 |
12.2(25)SEE |
backup 、 counters 、 detail 、および trunk キーワードが追加されました。 |
12.2(44)SE |
tengigabitethernet interface-id transceiver detail キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show interfaces capabilities コマンドに異なるキーワードを指定することで、次のような結果になります。
• show interfaces capabilities module number コマンドを使用して、スタックのスイッチ上のすべてのインターフェイスの性能を表示します。スタック内に該当するモジュール番号を持つスイッチがない場合、出力はありません。
• 指定されたインターフェイスの機能を表示するには、 show interfaces interface-id capabilities を使用します。
• スタック内のすべてのインターフェイスの機能を表示するには、 show interfaces capabilities を使用します(モジュール番号またはインターフェイス ID の指定なし)。
show interfaces switchport module number コマンドを使用して、スタックのスイッチ上のすべてのインターフェイスのスイッチ ポートの特性を表示します。スタック内に該当するモジュール番号を持つスイッチがない場合、出力の表現では大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、スタック メンバ 3 のインターフェイスに対する show interfaces コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet3/0/2
GigabitEthernet3/0/2 is down, line protocol is down
Hardware is Gigabit Ethernet, address is 0009.43a7.d085 (bia 0009.43a7.d085)
MTU 1500 bytes, BW 10000 Kbit, DLY 1000 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
input flow-control is off, output flow-control is off
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00 Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interfaces" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Output queue :0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
2 packets input, 1040 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 watchdog, 0 multicast, 0 pause input
0 input packets with dribble condition detected
4 packets output, 1040 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 3 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
0 lost carrier, 0 no carrier, 0 PAUSE output
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
次の例では、 show interfaces accounting コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces accounting
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
IP 1094395 131900022 559555 84077157
Spanning Tree 283896 17033760 42 2520
ARP 63738 3825680 231 13860
Interface Vlan2 is disabled
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
No traffic sent or received on this interface.
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
No traffic sent or received on this interface.
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
No traffic sent or received on this interface.
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
No traffic sent or received on this interface.
次の例では、インターフェイスの show interfaces capabilities コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 capabilities
Trunk encap.type: 802.1Q,ISL
Trunk mode: on,off,desirable,nonegotiate
Broadcast suppression: percentage(0-100)
Flowcontrol: rx-(off,on,desired),tx-(none)
QoS scheduling: rx-(not configurable on per port basis),tx-(4q2t)
Multiple Media Types: rj45, sfp, auto-select
次の例では、 description インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、インターフェイスを Connects to Marketing として指定した場合の show interfaces interface-id description コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 description
Interface Status Protocol Description
Gi1/0/2 up down Connects to Marketing
次の例では、スイッチにポート チャネルが設定されている場合の show interfaces etherchannel コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces etherchannel
Age of the Port-channel = 03d:20h:17m:29s
Logical slot/port = 10/1 Number of ports = 0
GC = 0x00000000 HotStandBy port = null
Port state = Port-channel Ag-Not-Inuse
Age of the Port-channel = 03d:20h:17m:29s
Logical slot/port = 10/2 Number of ports = 0
GC = 0x00000000 HotStandBy port = null
Port state = Port-channel Ag-Not-Inuse
Age of the Port-channel = 03d:20h:17m:29s
Logical slot/port = 10/3 Number of ports = 0
GC = 0x00000000 HotStandBy port = null
Port state = Port-channel Ag-Not-Inuse
次の例では、プライベート VLAN のプライマリ VLAN が VLAN 10 で、セカンダリ VLAN が VLAN 501 と 502 の場合の show interfaces private-vlan mapping コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces private-vlan mapping
Interface Secondary VLAN Type
--------- -------------- -----------------
次の例では、VTP ドメイン内でプルーニングがイネーブルの場合の show interfaces interface-id pruning コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigibitethernet1/0/2 pruning
Port Vlans pruned for lack of request by neighbor
Port Vlans traffic requested of neighbor
次の例では、指定した VLAN インターフェイスの show interfaces stats コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces vlan 1 stats
Switching path Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
Processor 1165354 136205310 570800 91731594
Total 1165354 136205310 570800 91731594
次の例では、 show interfaces status コマンドの出力の一部を示します。すべてのインターフェイスのステータスが表示されます。
Switch# show interfaces status
1/0/1 connected routed a-half a-100 10/100BaseTX
Fa1/0/2 notconnect 121,40 auto auto 10/100BaseTX
Fa1/0/3 notconnect 1 auto auto 10/100BaseTX
Fa1/0/4 notconnect 18 auto auto Not Present
Fa1/0/5 connected 121 a-full a-1000 10/100BaseTX
Fa1/0/6 connected 122,11 a-full a-1000 10/100BaseTX
Gi1/0/1 notconnect 1 auto auto 10/100/1000BaseTX
Gi1/0/2 notconnect 1 auto auto unsupported
次の例では、プライベート VLAN が設定されている場合の特定のインターフェイスの show interfaces status コマンドの出力を示します。ポート 2 をプライベート VLAN ホスト ポートとして設定しています。ポート 22 は、プライマリ VLAN 20 とセカンダリ VLAN 25 に関連付けられます。
Switch# show interfaces fastethernet1/0/2 status
Port Name Status Vlan Duplex Speed Type
Fa1/0/2 connected 20,25 a-full a-100 10/100BaseTX
次の例では、ポート 3 がプライベート VLAN 混合ポートとして設定されています。この出力は、プライマリ VLAN 20 だけを表示します。
Switch# show interfaces fastethernet1/0/3 status
Port Name Status Vlan Duplex Speed Type
Fa1/0/3 connected 20 a-full a-100 10/100BaseTX
次の例では、 show interfaces status err-disabled コマンドの出力を示します。errdisable ステートのインターフェイスのステータスを表示します。
Switch# show interfaces status err-disabled
Gi2/0/26 err-disabled gbic-invalid
次の例では、ポートの show interfaces switchport コマンドの出力を示します。 表 2-31 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
(注) プライベート VLAN トランクはこのリリースではサポートされないため、フィールドは適用されません。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/1 switchport
Administrative Mode: dynamic auto
Operational Mode: static access
Administrative Trunking Encapsulation: negotiate
Operational Trunking Encapsulation: native
Negotiation of Trunking: On
Access Mode VLAN: 1 (default)
Trunking Native Mode VLAN: 1 (default)
Administrative private-vlan host-association:10 (VLAN0010) 502 (VLAN0502)
Administrative private-vlan mapping: none
Administrative private-vlan trunk native VLAN: none
Administrative private-vlan trunk encapsulation: dot1q
Administrative private-vlan trunk normal VLANs: none
Administrative private-vlan trunk private VLANs: none
Operational private-vlan: none
Trunking VLANs Enabled: ALL
Pruning VLANs Enabled: 2-1001
Capture VLANs Allowed: ALL
Unknown unicast blocked: disabled
Unknown multicast blocked: disabled
Voice VLAN: none (Inactive)
表 2-31 show interfaces switchport のフィールドの説明
|
|
Name |
ポートの名前を表示します。 |
Switchport |
ポートの管理ステータスおよび動作ステータスを表示します。この出力の場合、ポートはスイッチポート モードです。 |
Administrative Mode Operational Mode |
管理モードおよび動作モードを表示します。 |
Administrative Trunking Encapsulation Operational Trunking Encapsulation Negotiation of Trunking |
管理上および運用上のカプセル化方式、およびトランキング ネゴシエーションがイネーブルかどうかを表示します。 |
Access Mode VLAN |
ポートを設定する VLAN ID を表示します。 |
Trunking Native Mode VLAN Trunking VLANs Enabled Trunking VLANs Active |
ネイティブ モードのトランクの VLAN ID を一覧表示します。トランク上の許可 VLAN を一覧表示します。トランク上のアクティブ VLAN を一覧表示します。 |
Pruning VLANs Enabled |
プルーニングに適格な VLAN を一覧表示します。 |
Protected |
インターフェイス上で保護ポートがイネーブル(True)であるかまたはディセーブル(False)であるかを表示します。 |
Unknown unicast blocked Unknown multicast blocked |
不明なマルチキャストおよび不明なユニキャスト トラフィックがインターフェイス上でブロックされているかどうかを表示します。 |
Voice VLAN |
音声 VLAN がイネーブルである VLAN ID を表示します。 |
Administrative private-vlan host-association |
プライベート VLAN ホスト ポートの管理 VLAN のアソシエーションを表示します。 |
Administrative private-vlan mapping |
プライベート VLAN 混合ポートの管理 VLAN のマッピングを表示します。 |
Operational private-vlan |
プライベート VLAN の動作ステータスを表示します。 |
Appliance trust |
IP Phone のデータ パケットのサービス クラス(CoS)設定を表示します。 |
次の例では、プライベート VLAN 混合ポートとして設定されたポートの show interfaces switchport コマンドの出力を示します。プライマリ VLAN 20 は、セカンダリ VLAN 25、30、35 にマッピングされます。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 switchport
Administrative Mode: private-vlan promiscuous
Operational Mode: private-vlan promiscuous
Administrative Trunking Encapsulation: negotiate
Operational Trunking Encapsulation: native
Negotiation of Trunking: Off
Access Mode VLAN: 1 (default)
Trunking Native Mode VLAN: 1 (default)
Administrative Native VLAN tagging: enabled
Administrative private-vlan host-association: none
Administrative private-vlan mapping: 20 (VLAN0020) 25 (VLAN0025) 30 (VLAN0030) 35 (VLAN0035)
Administrative private-vlan trunk native VLAN: none
Administrative private-vlan trunk Native VLAN tagging: enabled
Administrative private-vlan trunk encapsulation: dot1q
Administrative private-vlan trunk normal VLANs: none
Administrative private-vlan trunk private VLANs: none
Operational private-vlan:
20 (VLAN0020) 25 (VLAN0025)
次の例では、 show interfaces switchport backup コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces switchport backup
Switch Backup Interface Pairs:
Active Interface Backup Interface State
--------------------------------------------------------------
Fa1/0/1 Fa1/0/2 Active Up/Backup Standby
Fa3/0/3 Fa4/0/5 Active Down/Backup Up
Po1 Po2 Active Standby/Backup Up
次の例では、 show interfaces switchport backup コマンドの出力を示します。この例では、スイッチで VLAN 1 ~ 50、60、100 ~ 120 が設定されています。
Switch(config)#interface gigabitEthernet 2/0/6
Switch(config-if)#switchport backup interface gigabitEthernet 2/0/8 prefer vlan 60,100-120
両方のインターフェイスが起動している場合、Gi2/0/8 が VLAN 60、100 ~ 120 のトラフィックを転送し、Gi2/0/6 が VLAN 1 ~ 50 のトラフィックを転送します。
Switch#show interfaces switchport backup
Switch Backup Interface Pairs:
Active Interface Backup Interface State
------------------------------------------------------------------------
GigabitEthernet2/0/6 GigabitEthernet2/0/8 Active Down/Backup Up
Vlans on Interface Gi 2/0/6: 1-50
Vlans on Interface Gi 2/0/8: 60, 100-120
Flex Link インターフェイスがダウンすると(LINK_DOWN)、このインターフェイスで優先される VLAN は、Flex Link ペアのピア インターフェイスに移動します。この例では、インターフェイス Gi2/0/6 がダウンして、Gi2/0/8 が Flex Link ペアのすべての VLAN を引き継ぎます。
Switch#show interfaces switchport backup
Switch Backup Interface Pairs:
Active Interface Backup Interface State
------------------------------------------------------------------------
GigabitEthernet2/0/6 GigabitEthernet2/0/8 Active Down/Backup Up
Vlans on Interface Gi 2/0/6:
Vlans on Interface Gi 2/0/8: 1-50, 60, 100-120
Flex Link インターフェイスがアップになると、このインターフェイスで優先される VLAN はピア インターフェイスでブロックされ、アップしたインターフェイスでフォワーディング ステートになります。この例では、インターフェイス Gi2/0/6 がアップになると、このインターフェイスで優先される VLAN はピア インターフェイス Gi2/0/8 でブロックされ、Gi2/0/6 で転送されます。
Switch#show interfaces switchport backup
Switch Backup Interface Pairs:
Active Interface Backup Interface State
------------------------------------------------------------------------
GigabitEthernet2/0/6 GigabitEthernet2/0/8 Active Down/Backup Up
Vlans on Interface Gi 2/0/6: 1-50
Vlans on Interface Gi 2/0/8: 60, 100-120
次の例では、 show interfaces interface-id pruning コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigibitethernet1/0/2 pruning
Port Vlans pruned for lack of request by neighbor
次の例では、 show interfaces interface-id trunk コマンドの出力を示します。ポートのトランキング情報が表示されます。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 trunk
Port Mode Encapsulation Status Native vlan
Gi1/0/1 auto negotiate trunking 1
Port Vlans allowed on trunk
Port Vlans allowed and active in management domain
Port Vlans in spanning tree forwarding state and not pruned
次の例では、 show interfaces interface-id transceiver properties コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 transceiver properties
Administrative Speed: auto
Administrative Duplex: auto
Administrative Power Inline: enable
Administrative Auto-MDIX: off
Operational Auto-MDIX: off
次の例では、 show interfaces interface-id transceiver detail コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet2/0/3 transceiver detail
ITU Channel not available (Wavelength not available),
Transceiver is externally calibrated.
mA:milliamperes, dBm:decibels (milliwatts), N/A:not applicable.
++:high alarm, +:high warning, -:low warning, -- :low alarm.
A2D readouts (if they differ), are reported in parentheses.
The threshold values are uncalibrated.
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Temperature Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius)
------- ------------------ ---------- --------- --------- ---------
Gi2/0/3 41.5 110.0 103.0 -8.0 -12.0
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Voltage Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Volts) (Volts) (Volts) (Volts) (Volts)
------- --------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/0/3 3.20 4.00 3.70 3.00 2.95
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Current Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (milliamperes) (mA) (mA) (mA) (mA)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/0/3 31.0 84.0 70.0 4.0 2.0
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Transmit Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/0/3 -0.0 ( -0.0) -0.0 -0.0 -0.0 -0.0
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Receive Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/0/3 N/A ( -0.0) -- -0.0 -0.0 -0.0 -0.0
次の例では、 show interfaces tengigabitethernet interface-id transceiver detail コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces tengigabitethernet1/0/1 transceiver detail
Transceiver monitoring is disabled for all interfaces.
ITU Channel not available (Wavelength not available),
Transceiver is internally calibrated.
mA: milliamperes, dBm: decibels (milliwatts), NA or N/A: not applicable.
++ : high alarm, + : high warning, - : low warning, -- : low alarm.
A2D readouts (if they differ), are reported in parentheses.
The threshold values are calibrated.
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Temperature Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius)
--------- ------------------ ---------- --------- --------- ---------
Te1/0/1 26.8 70.0 60.0 5.0 0.0
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Voltage Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Volts) (Volts) (Volts) (Volts) (Volts)
--------- --------------- ---------- --------- --------- ---------
Te1/0/1 3.15 3.63 3.63 2.97 2.97
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Current Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (milliamperes) (mA) (mA) (mA) (mA)
--------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Te1/0/1 5.0 16.3 15.3 3.9 3.2
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Transmit Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
--------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Te1/0/1 -1.9 1.0 0.5 -8.2 -8.5
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Receive Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Te1/0/1 -1.4 1.0 0.5 -14.1 -15.0
次の例では、 show interfaces tengigabitethernet interface-id transceiver properties コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces tengigabitethernet1/0/1 transceiver properties
Transceiver monitoring is disabled for all interfaces.
ITU Channel not available (Wavelength not available),
Transceiver is internally calibrated.
Administrative Speed: 10000
Administrative Duplex: full
Administrative Auto-MDIX: on
Administrative Power Inline: N/A
Operational Auto-MDIX: off
show interfaces counters
スイッチまたは特定のインターフェイスの各種カウンタを表示するには、 show interfaces counters 特権 EXEC コマンドを使用します。
show interfaces [ interface-id | vlan vlan-id ] counters [ errors | etherchannel | module switch- number | protocol status | trunk ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(任意)物理インターフェイスの ID です。 |
errors |
(任意)エラー カウンタを表示します。 |
etherchannel |
(任意)送受信されたオクテット、ブロードキャスト パケット、マルチキャスト パケット、およびユニキャスト パケットなど、EtherChannel カウンタを表示します。 |
module switch- number |
(任意)指定されたスタック メンバのカウンタを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 9 です(スタックのスイッチ番号に対応)。 キーワードはスタック メンバ番号(1 ~ 9)を参照しています。インターフェイス ID に含まれるモジュール番号は、常に 0 です。 |
protocol status |
(任意)インターフェイスでイネーブルになっているプロトコルのステータスを表示します。 |
trunk |
(任意)トランク カウンタを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
(注) vlan vlan-id キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SE |
etherchannel キーワードおよび protocol status キーワードが追加されました。 broadcast 、 multicast 、および unicast キーワードが削除されました。 |
使用上のガイドライン
キーワードを入力しない場合は、すべてのインターフェイスのすべてのカウンタが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show interfaces counters コマンドの出力の一部を示します。スイッチのすべてのカウンタが表示されます。
Switch# show interfaces counters
Port InOctets InUcastPkts InMcastPkts InBcastPkts
次の例では、スタック メンバ 2 の show interfaces counters module コマンドの出力の一部を示します。スタック内で指定されたスイッチのすべてのカウンタが表示されます。
Switch# show interfaces counters module 2
Port InOctets InUcastPkts InMcastPkts InBcastPkts
次の例では、すべてのインターフェイスに対する show interfaces counters protocol status コマンドの出力の一部を示します。
Switch# show interfaces counters protocol status
FastEthernet1/0/1: Other, IP, ARP, CDP
FastEthernet1/0/2: Other, IP
FastEthernet1/0/3: Other, IP
FastEthernet1/0/4: Other, IP
FastEthernet1/0/5: Other, IP
FastEthernet1/0/6: Other, IP
FastEthernet1/0/7: Other, IP
FastEthernet1/0/8: Other, IP
FastEthernet1/0/9: Other, IP
FastEthernet1/0/10: Other, IP, CDP
次の例では、 show interfaces counters trunk コマンドの出力を示します。すべてのインターフェイスのトランク カウンタが表示されます。
Switch# show interfaces counters trunk
Port TrunkFramesTx TrunkFramesRx WrongEncap
show inventory
ハードウェアの Product Identification(PID)情報を表示するには、 show inventory ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show inventory [ entity-name | raw ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
entity-name |
(任意)指定されたエンティティを表示します。たとえば、Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールのインストール先となるインターフェイス( gigabitethernet1/0/1 など)を入力します。 |
raw |
(任意)デバイスのすべてのエンティティを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SEC |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コマンドでは大文字と小文字が区別されます。引数がない場合、 show inventory コマンドは製品識別情報を持つすべての識別可能なエンティティのコンパクト ダンプを生成します。コンパクト ダンプには、エンティティの場所(スロット ID)、エンティティの説明、およびそのエンティティの Unique Device Indicator(UDI)(PID、VID、および SN)が表示されます。
(注) PID がない場合は、show inventory コマンドを入力しても出力は表示されません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show inventory コマンドの出力を示します。
NAME: "5", DESCR: "WS-C3750G-12S"
PID: WS-C3750G-12S-S , VID: E0 , SN: CAT0749R204
show ip arp inspection
ダイナミック Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)検査の設定および動作ステート、あるいはすべての VLAN または指定されたインターフェイスや VLAN に対するこの機能のステータスを表示するには、 show ip arp inspection 特権 EXEC コマンドを使用します。
show ip arp inspection [ interfaces [ interface-id ] | log | statistics [ vlan vlan-range ] | vlan vlan-range ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interfaces [ interface-id ] |
(任意)指定されたインターフェイスまたはすべてのインターフェイスの ARP パケットの信頼状態およびレート制限を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
log |
(任意)ダイナミック ARP 検査ログ バッファの設定と内容を表示します。 |
statistics [ vlan vlan-range ] |
(任意)指定された VLAN の転送済みパケット、ドロップ済みパケット、MAC 検証に失敗したパケット、IP 検証に失敗したパケット、アクセス コントロール リスト(ACL)によって許可および拒否されたパケット、DHCP によって許可および拒否されたパケットの統計情報を表示します。VLAN が指定されていない場合、または範囲が指定されている場合は、ダイナミック ARP 検査がイネーブルにされた(アクティブ)VLAN だけの情報を表示します。 VLAN ID 番号で識別された 1 つの VLAN、それぞれをハイフンで区切った VLAN 範囲、またはカンマで区切った一連の VLAN を指定できます。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
vlan vlan-range |
(任意)指定された VLAN のダイナミック ARP 検査の設定および動作ステートを表示します。VLAN が指定されていない場合、または範囲が指定されている場合は、ダイナミック ARP 検査がイネーブルにされた(アクティブ)VLAN だけの情報を表示します。 VLAN ID 番号で識別された 1 つの VLAN、それぞれをハイフンで区切った VLAN 範囲、またはカンマで区切った一連の VLAN を指定できます。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(20)SE |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(37)SE |
出力にプローブ ロギング情報が含まれるように変更されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip arp inspection コマンドの出力を示します。
Switch# show ip arp inspection
Source Mac Validation : Disabled
Destination Mac Validation : Disabled
IP Address Validation : Enabled
Vlan Configuration Operation ACL Match Static ACL
---- ------------- --------- --------- ----------
1 Enabled Active deny-all No
Vlan ACL Logging DHCP Logging Probe Logging
---- ----------- ------------ -------------
Vlan Forwarded Dropped DHCP Drops ACL Drops
---- --------- ------- ---------- ---------
Vlan DHCP Permits ACL Permits Probe Permits Source MAC Failures
---- ------------ ----------- ------------- -------------------
Vlan Dest MAC Failures IP Validation Failures Invalid Protocol Data
---- ----------------- ---------------------- ---------------------
次の例では、 show ip arp inspection interfaces コマンドの出力を示します。
Switch# show ip arp inspection interfaces
Interface Trust State Rate (pps) Burst Interval
--------------- ----------- ---------- --------------
次の例では、 show ip arp inspection interfaces interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show ip arp inspection interfaces gigabitethernet1/0/1
Interface Trust State Rate (pps) Burst Interval
--------------- ----------- ---------- --------------
次の例では、 show ip arp inspection log コマンドの出力を示します。バッファがクリアされる前のログ バッファの内容を表示します。
Switch# show ip arp inspection log
Total Log Buffer Size : 32
Syslog rate : 10 entries per 300 seconds.
Interface Vlan Sender MAC Sender IP Num Pkts Reason Time
---------- ---- -------------- --------------- --------- ----------- ----
Gi1/0/1 5 0003.0000.d673 192.2.10.4 5 DHCP Deny 19:39:01 UTC Mon Mar 1 1993
Gi1/0/1 5 0001.0000.d774 128.1.9.25 6 DHCP Deny 19:39:02 UTC Mon Mar 1 1993
Gi1/0/1 5 0001.c940.1111 10.10.10.1 7 DHCP Deny 19:39:03 UTC Mon Mar 1 1993
Gi1/0/1 5 0001.c940.1112 10.10.10.2 8 DHCP Deny 19:39:04 UTC Mon Mar 1 1993
Gi1/0/1 5 0001.c940.1114 173.1.1.1 10 DHCP Deny 19:39:06 UTC Mon Mar 1 1993
Gi1/0/1 5 0001.c940.1115 173.1.1.2 11 DHCP Deny 19:39:07 UTC Mon Mar 1 1993
Gi1/0/1 5 0001.c940.1116 173.1.1.3 12 DHCP Deny 19:39:08 UTC Mon Mar 1 1993
ログ バッファがオーバーフローする場合は、ログ イベントがログ バッファに収まらないことを意味しており、 show ip arp inspection log 特権 EXEC コマンドの出力が影響を受けます。パケット数および時間以外のすべてのデータの代わりに -- が表示されます。このエントリには、これ以外の統計情報が提供されません。出力にこのエントリが表示される場合は、ログ バッファのエントリ数を増やすか、 ip arp inspection log-buffer グローバル コンフィギュレーション コマンドでロギング レートを増やします。
次の例では、 show ip arp inspection statistics コマンドの出力を示します。ダイナミック ARP 検査によって処理されたすべてのアクティブ VLAN のパケットの統計情報を表示します。
Switch# show ip arp inspection statistics
Vlan Forwarded Dropped DHCP Drops ACL Drops
---- --------- ------- ---------- ---------
Vlan DHCP Permits ACL Permits Source MAC Failures
---- ------------ ----------- -------------------
Vlan Dest MAC Failures IP Validation Failures
---- ----------------- ----------------------
show ip arp inspection statistics コマンドでは、スイッチは信頼されたダイナミック ARP 検査ポート上の各 ARP 要求および応答パケットの転送済みパケット数を増加させます。スイッチは、送信元 MAC、宛先 MAC、または IP 検証チェックによって拒否された各パケットの ACL または DHCP 許可済みパケット数を増加させ、適切な失敗数を増加させます。
次の例では、 show ip arp inspection statistics vlan 5 コマンドの出力を示します。ダイナミック ARP 検査によって処理された VLAN 5 のパケットの統計情報を表示します。
Switch# show ip arp inspection statistics vlan 5
Vlan Forwarded Dropped DHCP Drops ACL Drops
---- --------- ------- ---------- ---------
Vlan DHCP Permits ACL Permits Source MAC Failures
---- ------------ ----------- -------------------
Vlan Dest MAC Failures IP Validation Failures Invalid Protocol Data
---- ----------------- ---------------------- ---------------------
次の例では、 show ip arp inspection vlan 5 コマンドの出力を示します。VLAN 5 のダイナミック ARP 検査の設定および動作ステートを表示します。
Switch# show ip arp inspection vlan 5
Source Mac Validation :Enabled
Destination Mac Validation :Enabled
IP Address Validation :Enabled
Vlan Configuration Operation ACL Match Static ACL
---- ------------- --------- --------- ----------
5 Enabled Active second No
Vlan ACL Logging DHCP Logging
---- ----------- ------------
show ip dhcp snooping
Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)スヌーピング設定を表示するには、 show ip dhcp snooping ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SEE |
グローバル サブオプション設定を表示するため、コマンド出力が更新されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
このコマンドは、グローバル コンフィギュレーションの結果だけを表示します。したがって、この例では、ストリングがサーキット ID 用に設定されていた場合も、サーキット ID サブオプションは vlan - mod - port のデフォルト形式で表示されます。
例
次の例では、 show ip dhcp snooping コマンドの出力を示します。
Switch> show ip dhcp snooping
Switch DHCP snooping is enabled
DHCP snooping is configured on following VLANs:
Insertion of option 82 is enabled
circuit-id format: vlan-mod-port
Option 82 on untrusted port is allowed
Verification of hwaddr field is enabled
Interface Trusted Rate limit (pps)
------------------------ ------- ----------------
GigabitEthernet1/0/1 yes unlimited
GigabitEthernet1/0/2 yes unlimited
GigabitEthernet2/0/3 no 2000
GigabitEthernet2/0/4 yes unlimited
show ip dhcp snooping binding
スイッチ上にある全インターフェイスの DHCP スヌーピング バインディング データベースおよび設定情報を表示するには、 show ip dhcp snooping binding ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping binding [ ip-address ] [ mac-address ] [ interface interface-id ] [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
ip-address |
(任意)バインディング エントリ IP アドレスを指定します。 |
mac-address |
(任意)バインディング エントリ MAC アドレスを指定します。 |
interface interface-id |
(任意)バインディング入力インターフェイスを指定します。 |
vlan vlan-id |
(任意)バインディング エントリ VLAN を指定します。 |
| begin |
expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
指定した expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(18)SE |
dynamic および static キーワードが削除されました。 |
使用上のガイドライン
show ip dhcp snooping binding コマンドの出力は、ダイナミックに設定されたバインディングだけを表示します。DHCP スヌーピング バインディング データベース内のダイナミックおよびスタティックに設定されたバインディングを表示するには、 show ip source binding 特権 EXEC コマンドを使用します。
DHCP スヌーピングがイネーブルでインターフェイスがダウン ステートに変更された場合、静的に設定されたバインディングは削除されません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、スイッチの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
01:02:03:04:05:06 10.1.2.150 9837 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet2/0/1
00:D0:B7:1B:35:DE 10.1.2.151 237 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet2/0/2
Total number of bindings: 2
次の例では、特定の IP アドレスの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding 10.1.2.150
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
01:02:03:04:05:06 10.1.2.150 9810 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet2/0/1
Total number of bindings: 1
次の例では、特定の MAC アドレスの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding 0102.0304.0506
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
01:02:03:04:05:06 10.1.2.150 9788 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet2/0/2
Total number of bindings: 1
次の例では、ポートの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding interface gigabitethernet2/0/2
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
00:30:94:C2:EF:35 10.1.2.151 290 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet2/0/2
Total number of bindings: 1
次の例では、VLAN 20 の DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding vlan 20
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
01:02:03:04:05:06 10.1.2.150 9747 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet2/0/1
00:00:00:00:00:02 10.1.2.151 65 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet2/0/2
Total number of bindings: 2
表 2-32 に、 show ip dhcp snooping binding コマンド出力のフィールドの説明を示します。
表 2-32 show ip dhcp snooping binding コマンド出力
|
|
MacAddress |
クライアント ハードウェアの MAC アドレス |
IpAddress |
DHCP サーバに割り当てられたクライアント IP アドレス |
Lease(sec) |
IP アドレスに対する残りのリース時間 |
Type |
バインディング タイプ |
VLAN |
クライアント インターフェイスの VLAN 番号 |
Interface |
DHCP クライアント ホストに接続するインターフェイス |
Total number of bindings |
スイッチに設定される合計バインディング数 (注) コマンド出力では、合計バインディング数が表示されないこともあります。たとえば、200 バインディングがスイッチに設定されてすべてのバインディングが表示される前に表示を停止させた場合、合計数は変更されません。 |
show ip dhcp snooping database
DHCP スヌーピング バインディング データベース エージェントのステータスを表示するには、 show ip dhcp snooping database ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping database [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
detail |
(任意)詳細なステータスと統計情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(20)SE |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、 show ip dhcp snooping database コマンドの出力を示します。
Switch> show ip dhcp snooping database
Write delay Timer : 300 seconds
Abort Timer : 300 seconds
Delay Timer Expiry : Not Running
Abort Timer Expiry : Not Running
Last Succeded Time : None
Last Failed Reason : No failure recorded.
Total Attempts : 0 Startup Failures : 0
Successful Transfers : 0 Failed Transfers : 0
Successful Reads : 0 Failed Reads : 0
Successful Writes : 0 Failed Writes : 0
次の例では、 show ip dhcp snooping database detail コマンドの出力を示します。
Switch# show ip dhcp snooping database detail
Agent URL : tftp://10.1.1.1/directory/file
Write delay Timer : 300 seconds
Abort Timer : 300 seconds
Delay Timer Expiry : 7 (00:00:07)
Abort Timer Expiry : Not Running
Last Succeded Time : None
Last Failed Time : 17:14:25 UTC Sat Jul 7 2001
Last Failed Reason : Unable to access URL.
Total Attempts : 21 Startup Failures : 0
Successful Transfers : 0 Failed Transfers : 21
Successful Reads : 0 Failed Reads : 0
Successful Writes : 0 Failed Writes : 21
First successful access: Read
Last ignored bindings counters :
Binding Collisions : 0 Expired leases : 0
Invalid interfaces : 0 Unsupported vlans : 0
Total ignored bindings counters:
Binding Collisions : 0 Expired leases : 0
Invalid interfaces : 0 Unsupported vlans : 0
show ip dhcp snooping statistics
DHCP スヌーピング統計情報をサマリー形式または詳細形式で表示するには、 show ip dhcp snooping statistics ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping statistics [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
detail |
(任意)詳細な統計情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(37)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
スイッチ スタックでは、すべての統計情報がスタック マスターで生成されます。新しいスタック マスターが選出された場合、統計カウンタはリセットされます。
例
次の例では、 show ip dhcp snooping statistics コマンドの出力を示します。
Switch> show ip dhcp snooping statistics
Packets Dropped From untrusted ports = 0
次の例では、 show ip dhcp snooping statistics detail コマンドの出力を示します。
Switch> show ip dhcp snooping statistics detail
Packets Processed by DHCP Snooping = 0
Interface is in errdisabled = 0
Received on untrusted ports = 0
Source mac not equal to chaddr = 0
Insertion of opt82 fail = 0
Unknown output interface = 0
Reply output port equal to input port = 0
Packet denied by platform = 0
表 2-33 に、DHCP スヌーピング統計情報およびその説明を示します。
表 2-33 DHCP スヌーピング統計情報
|
|
Packets Processed by DHCP Snooping |
転送されたパケットおよびドロップされたパケットも含めて、DHCP スヌーピングによって処理されたパケットの合計数。 |
Packets Dropped Because IDB not known |
パケットの入力インターフェイスを判断できないエラーの数。 |
Queue full |
パケットの処理に使用される内部キューが満杯であるエラーの数。非常に高いレートで DHCP パケットを受信し、入力ポートでレート制限がイネーブルになっていない場合、このエラーが発生することがあります。 |
Interface is in errdisabled |
errdisable としてマークされたポートでパケットを受信した回数。これが発生する可能性があるのは、ポートが errdisable ステートである場合にパケットが処理キューに入り、そのパケットが後で処理される場合です。 |
Rate limit exceeded |
ポートで設定されているレート制限を超えて、インターフェイスが errdisable ステートになった回数。 |
Received on untrusted ports |
信頼できないポートで DHCP サーバ パケット(OFFER、ACK、NAK、LEASEQUERY のいずれか)を受信してドロップした回数。 |
Nonzero giaddr |
信頼できないポートで受信した DHCP パケットのリレー エージェント アドレス フィールド(giaddr)がゼロ以外だった回数。または no ip dhcp snooping information option allow-untrusted グローバル コンフィギュレーション コマンドを設定しておらず、信頼できないポートで受信したパケットにオプション 82 データが含まれていた回数。 |
Source mac not equal to chaddr |
DHCP パケットのクライアント MAC アドレス フィールド(chaddr)がパケットの送信元 MAC アドレスと一致せず、 ip dhcp snooping verify mac-address グローバル コンフィギュレーション コマンドが設定されている回数。 |
Binding mismatch |
MAC アドレスと VLAN のペアのバインディングになっているポートとは異なるポートで、RELEASE パケットまたは DECLINE パケットを受信した回数。これは、誰かが本来のクライアントをスプーフィングしようとしている可能性があることを示しますが、クライアントがスイッチの別のポートに移動して RELEASE または DECLINE を実行したことを表すこともあります。MAC アドレスは、イーサネット ヘッダーの送信元 MAC アドレスではなく、DHCP パケットの chaddr フィールドから採用されます。 |
Insertion of opt82 fail |
パケットへのオプション 82 挿入がエラーになった回数。オプション 82 データを含むパケットがインターネットの単一物理パケットのサイズを超えた場合、挿入はエラーになることがあります。 |
Interface Down |
パケットが DHCP リレー エージェントへの応答であるが、リレー エージェントの SVI インターフェイスがダウンしている回数。DHCP サーバへのクライアント要求の送信と応答の受信の間で SVI がダウンした場合に発生するエラーですが、めったに発生しません。 |
Unknown output interface |
オプション 82 データまたは MAC アドレス テーブルのルックアップのいずれかで、DHCP 応答パケットの出力インターフェイスを判断できなかった回数。パケットはドロップされます。オプション 82 が使用されておらず、クライアント MAC アドレスが期限切れになった場合に発生することがあります。ポートセキュリティ オプションで IPSG がイネーブルであり、オプション 82 がイネーブルでない場合、クライアントの MAC アドレスは学習されず、応答パケットはドロップされます。 |
Reply output port equal to input port |
DHCP 応答パケットの出力ポートが入力ポートと同じであり、ループの可能性の原因となった回数。ネットワークの設定の誤り、またはポートの信頼設定の誤用の可能性を示します。 |
Packet denied by platform |
プラットフォーム固有のレジストリによってパケットが拒否された回数。 |
関連コマンド
|
|
clear ip dhcp snooping |
DHCP スヌーピング バインディング データベース カウンタ、DHCP スヌーピング バインディング データベース エージェント統計情報カウンタ、DHCP スヌーピング統計情報カウンタをクリアします。 |
show ip igmp profile
設定されたすべてのインターネット グループ管理プロトコル(IGMP)プロファイル、または指定された IGMP プロファイルを表示するには、 show ip igmp profile 特権 EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp profile [ profile number ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
profile number |
(任意)表示する IGMP プロファイル番号。指定できる範囲は 1 ~ 4294967295 です。プロファイル番号が入力されていない場合、すべての IGMP プロファイルが表示されます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、プロファイル番号を指定した場合と指定しない場合の show ip igmp profile 特権 EXEC コマンドの出力を示します。プロファイル番号が入力されていない場合、表示にはスイッチ上で設定されたすべてのプロファイルが含まれます。
Switch# show ip igmp profile 40
range 233.1.1.1 233.255.255.255
Switch# show ip igmp profile
range 230.9.9.0 230.9.9.0
range 229.9.9.0 229.255.255.255
show ip igmp snooping
スイッチまたは VLAN のインターネット グループ管理プロトコル(IGMP)スヌーピング設定を表示するには、 show ip igmp snooping ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp snooping [ groups | mrouter | querier ] [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
querier キーワードが追加されました。 |
12.2(18)SE |
groups キーワードが追加されました。 show ip igmp snooping multicast コマンドから show ip igmp snooping groups コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN のスヌーピングの設定を表示するのにこのコマンドを使用します。
VLAN ID 1002 ~ 1005 は、トークンリングおよび FDDI VLAN に予約されていて、IGMP スヌーピングでは使用できません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip igmp snooping vlan 1 コマンドの出力を示します。ここでは、特定の VLAN のスヌーピング特性を表示します。
Switch# show ip igmp snooping vlan 1
Global IGMP Snooping configuration:
-----------------------------------
IGMPv3 snooping (minimal) :Enabled
Report suppression :Enabled
TCN solicit query :Disabled
Last member query interval : 100
Immediate leave :Disabled
Multicast router learning mode :pim-dvmrp
Source only learning age timer :10
CGMP interoperability mode :IGMP_ONLY
Last member query interval : 100
次の例では、 show ip igmp snooping コマンドの出力を示します。ここでは、スイッチ上の VLAN すべてのスヌーピング特性を表示します。
Switch> show ip igmp snooping
Global IGMP Snooping configuration:
-----------------------------------
IGMPv3 snooping (minimal) : Enabled
Report suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
Last member query interval : 100
Immediate leave :Disabled
Multicast router learning mode :pim-dvmrp
Source only learning age timer :10
CGMP interoperability mode :IGMP_ONLY
Last member query interval : 100
Immediate leave :Disabled
Multicast router learning mode :pim-dvmrp
Source only learning age timer :10
CGMP interoperability mode :IGMP_ONLY
Last member query interval : 333
show ip igmp snooping groups
スイッチのインターネット グループ管理プロトコル(IGMP)スヌーピング マルチキャスト テーブル、またはマルチキャスト情報を表示するには、 show ip igmp snooping groups 特権 EXEC コマンドを使用します。指定されたマルチキャスト VLAN のマルチキャスト テーブル、または特定のマルチキャスト情報を表示するには、 vlan キーワードを指定して使用します。
show ip igmp snooping groups [count | dynamic [count] | user [count]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show ip igmp snooping groups vlan vlan-id [ip_address | count | dynamic [ count ] | user [ count ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
count |
(任意)実エントリの代わりに、指定されたコマンド オプションのエントリ総数を表示します。 |
dynamic |
(任意)IGMP スヌーピングにより学習したエントリを表示します。 |
user |
(任意)ユーザ設定のマルチキャスト エントリだけを表示します。 |
ip_address |
(任意)指定グループ IP アドレスのマルチキャスト グループの特性を表示します。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(18)SE |
このコマンドが追加されました。 show ip igmp snooping multicast コマンドに替わるものです。 |
使用上のガイドライン
マルチキャスト情報またはマルチキャスト テーブルを表示するには、このコマンドを使用します。
VLAN ID 1002 ~ 1005 は、トークンリングおよび FDDI VLAN に予約されていて、IGMP スヌーピングでは使用できません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、キーワードの指定をしない show ip igmp snooping groups コマンドの出力を示します。スイッチのマルチキャスト テーブルが表示されます。
Switch# show ip igmp snooping groups
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
1 224.1.4.4 igmp Fa1/0/11
1 224.1.4.5 igmp Fa1/0/11
2 224.0.1.40 igmp v2 Fa1/0/15
次の例では、 show ip igmp snooping groups count コマンドの出力を示します。スイッチ上のマルチキャスト グループの総数が表示されます。
Switch# show ip igmp snooping groups count
Total number of multicast groups: 2
次の例では、 show ip igmp snooping groups dynamic コマンドの出力を示します。IGMP スヌーピングにより学習したエントリだけを表示します。
Switch# show ip igmp snooping groups vlan 1 dynamic
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
104 224.1.4.2 igmp v2 Gi2/0/1, Fa1/0/15
104 224.1.4.3 igmp v2 Gi2/0/1, Fa1/0/15
次の例では、 show ip igmp snooping groups vlan vlan-id ip-address コマンドの出力を示します。指定された IP アドレスのグループのエントリを表示します。
Switch# show ip igmp snooping groups vlan 104 224.1.4.2
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
104 224.1.4.2 igmp v2 Gi2/0/1, Fa1/0/15
show ip igmp snooping mrouter
スイッチまたは指定されたマルチキャスト VLAN の、動的に学習されたインターネット グループ管理プロトコル(IGMP)スヌーピングと、手動で設定されたマルチキャスト ルータ ポートを表示するには、 show ip igmp snooping mrouter 特権 EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp snooping mrouter [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN 上のマルチキャスト ルータ ポートを表示するには、このコマンドを使用します。
VLAN ID 1002 ~ 1005 は、トークンリングおよび FDDI VLAN に予約されていて、IGMP スヌーピングでは使用できません。
Multicast VLAN Registration(MVR; マルチキャスト VLAN レジストレーション)がイネーブルの場合、 show ip igmp snooping mrouter コマンドは MVR マルチキャスト ルータの情報および IGMP スヌーピング情報を表示します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip igmp snooping mrouter コマンドの出力を示します。スイッチ上でマルチキャスト ルータ ポートを表示します。
Switch# show ip igmp snooping mrouter
show ip igmp snooping querier
スイッチで設定された IGMP クエリアの設定および動作情報を表示するには、 show ip igmp snooping querier detail ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp snooping querier [ detail | vlan vlan-id [ detail ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
detail |
(任意)IGMP クエリアの詳細情報を表示します。 |
vlan vlan-id [ detail ] |
(任意)指定された VLAN の IGMP クエリア情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 または 1006 ~ 4094 です。詳細情報を表示するには、 detail キーワードを使用します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SEA |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
クエリア とも呼ばれ、IGMP クエリー メッセージを送信する検出装置の IGMP バージョンおよび IP アドレスを表示するには、 show ip igmp snooping querier コマンドを使用します。サブネットは複数のマルチキャスト ルータを保有できますが、IGMP クエリアは 1 つしか保有できません。IGMPv2 を実行しているサブネットでは、マルチキャスト ルータの 1 つがクエリアとして設定されます。クエリアには、レイヤ 3 スイッチを指定できます。
show ip igmp snooping querier コマンド出力でも、検出されたクエリアの VLAN およびインターフェイスを表示します。クエリアがスイッチの場合、出力では Port フィールドに Router が表示されます。クエリアがルータの場合、出力では、 Port フィールドにクエリアを学習したポート番号が表示されます。
show ip igmp snooping querier detail ユーザ EXEC コマンドは、 show ip igmp snooping querier コマンドに類似しています。ただし、 show ip igmp snooping querier コマンド では、スイッチ クエリアにより直前に検出されたデバイス IP アドレスだけが表示されます。
show ip igmp snooping querier detail コマンド は、スイッチ クエリアによって最後に検出されたデバイスの IP アドレスのほか、次の追加情報を表示します。
• VLAN で選択されている IGMP クエリア
• VLAN で設定されたスイッチ クエリア(ある場合)に関連する設定および動作情報
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip igmp snooping querier コマンドの出力を示します。
Switch> show ip igmp snooping querier
Vlan IP Address IGMP Version Port
---------------------------------------------------
1 172.20.50.11 v3 Gi1/0/1
次の例では、 show ip igmp snooping querier detail コマンドの出力を示します。
Switch> show ip igmp snooping querier detail
Vlan IP Address IGMP Version Port
-------------------------------------------------------------
Global IGMP switch querier status
--------------------------------------------------------
source IP address : 0.0.0.0
query-interval (sec) : 60
max-response-time (sec) : 10
querier-timeout (sec) : 120
tcn query interval (sec) : 10
Vlan 1: IGMP switch querier status
--------------------------------------------------------
elected querier is 1.1.1.1 on port Fa8/0/1
--------------------------------------------------------
source IP address : 10.1.1.65
query-interval (sec) : 60
max-response-time (sec) : 10
querier-timeout (sec) : 120
tcn query interval (sec) : 10
operational state : Non-Querier
tcn query pending count : 0
show ip source binding
スイッチ上の IP 送信元バインディングを表示するには、 show ip source binding ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip source binding [ ip-address ] [ mac-address ] [ dhcp-snooping | static ] [ interface interface-id ] [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
ip-address |
(任意)特定の IP アドレスの IP 送信元バインディングを表示します。 |
mac-address |
(任意)特定の MAC アドレスの IP 送信元バインディングを表示します。 |
dhcp-snooping |
(任意)DHCP スヌーピングによって学習された IP 送信元バインディングを表示します。 |
static |
(任意)スタティック IP 送信元バインディングを表示します。 |
interface interface-id |
(任意)特定のインターフェイス上の IP 送信元バインディングを表示します。 |
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN 上の IP 送信元バインディングを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(20)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show ip source binding コマンドの出力は、DHCP スヌーピング バインディング データベース内のダイナミックおよびスタティックに設定されたバインディングを表示します。ダイナミックに設定されたバインディングだけを表示するには、 show ip dhcp snooping binding 特権 EXEC コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip source binding コマンドの出力を示します。
Switch> show ip source binding
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
-------------- --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
00:00:00:0A:00:0B 11.0.0.1 infinite static 10 GigabitEthernet1/0/1
00:00:00:0A:00:0A 11.0.0.2 10000 dhcp-snooping 10 GigabitEthernet1/0/1
show ip verify source
スイッチ上または特定のインターフェイス上の IP 送信元ガードの設定を表示するには、 show ip verify source ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip verify source [ interface interface-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
(任意)特定のインターフェイス上の IP 送信元ガードの設定を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(20)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip verify source コマンドの出力を示します。
Switch> show ip verify source
Interface Filter-type Filter-mode IP-address Mac-address Vlan
--------- ----------- ----------- --------------- -------------- ---------
gi1//1 ip active 10.0.0.1 10
gi1//1 ip active deny-all 11-20
gi1//2 ip inactive-trust-port
gi1//3 ip inactive-no-snooping-vlan
gi1//4 ip-mac active 10.0.0.2 aaaa.bbbb.cccc 10
gi1//4 ip-mac active 11.0.0.1 aaaa.bbbb.cccd 11
gi1//4 ip-mac active deny-all deny-all 12-20
gi1//5 ip-mac active 10.0.0.3 permit-all 10
gi1//5 ip-mac active deny-all permit-all 11-20
上記の例では、IP 送信元ガードの設定は次のようになります。
• Gigabit Ethernet 1 インターフェイスでは、DHCP スヌーピングは VLAN 10 ~ 20 上でイネーブルです。VLAN 10 では、IP アドレス フィルタリングによる IP ソース ガードがインターフェイスで設定され、バインディングがインターフェイスに存在します。VLAN 11 ~ 20 では、2 番目のエントリが、IP ソース ガードが設定されていない VLAN のインターフェイスで、デフォルト ポートのアクセス コントロール リスト(ACL)が適用されていることを示します。
• Gigabit Ethernet 2 インターフェイスは、信頼性のある DHCP スヌーピングとして設定されています。
• Gigabit Ethernet 3 インターフェイスでは、DHCP スヌーピングは、インターフェイスが所属する VLAN 上でイネーブルではありません。
• Gigabit Ethernet 4 インターフェイスでは、送信元 IP および MAC アドレスのフィルタリングによる IP ソース ガードがイネーブルで、スタティックな IP 送信元バインディングが VLAN 10 と 11 で設定されます。VLAN 12 ~ 20 では、IP ソース ガードが設定されていない VLAN のインターフェイスで、デフォルト ポートの ACL が適用されています。
• Gigabit Ethernet 5 インターフェイスでは、送信元 IP および MAC アドレスのフィルタリングによる IP ソース ガードがイネーブルで、スタティックな IP バインディングで設定されていますが、ポート セキュリティはディセーブルです。スイッチは、送信元 MAC アドレスをフィルタリングできません。
次の例では、IP 送信元ガードがディセーブルにされたインターフェイスの出力を示します。
Switch> show ip verify source gigabitethernet1/0/6
IP source guard is not configured on the interface gi1/6.
show ipc
スイッチ スタックまたはスタンドアロン スイッチ上の Interprocess Communications(IPC; プロセス間通信)プロトコルの設定、ステータス、および統計情報を表示するには、 show ip c ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipc { mcast { appclass | groups | status } | nodes | ports [ open ] | queue | rpc | session { all | rx | tx } [ verbose ] | status [ cumlulative ] | zones } [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
mcast { appclass | groups | status } |
IPC マルチキャスト ルーティング情報を表示します。キーワードの意味は次のとおりです。 • appclass :IPC マルチキャスト アプリケーション クラスを表示します。 • groups :IPC マルチキャスト グループを表示します。 • status :IPC マルチキャスト ルーティング ステータスを表示します。 |
nodes |
参加ノードを表示します。 |
ports [ open ] |
ローカル IPC ポートを表示します。キーワードの意味は次のとおりです。 • open :(任意)オープン ポートだけを表示します。 |
queue |
IPC 送信キューの内容を表示します。 |
rpc |
IPC リモート プロシージャの統計情報を表示します。 |
session { all | rx | tx } |
IPC セッションの統計情報を表示します(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。キーワードの意味は次のとおりです。 • all :セッションの統計情報をすべて表示します。 • rx :スイッチが受信したトラフィックのセッション統計情報を表示します。 • tx :スイッチが転送したトラフィックのセッション統計情報を表示します。 |
verbose |
(任意)詳細な統計情報を表示します(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 |
status [ cumlulative ] |
ローカル IPC サーバのステータスを表示します。キーワードの意味は次のとおりです。 • cumlulative : ( 任意)スイッチが起動または再起動した後のローカル IPC サーバのステータスを表示します。 |
zones |
参加している IPC ゾーンを表示します。スイッチは 1 つの IPC ゾーンをサポートします。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(18)SE |
mcast { appclass | groups | status }、 rpc 、 session { all | rx | tx } [ verbose ]、および cumulative キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、IPC ルーティング ステータスを表示する方法を示します。
Switch> show ipc mcast status
Total control Frames dropped 0 0
Total Reliable messages 0 0
Total Reliable messages acknowledged 0 0
Total Out of Band Messages 0 0
Total Out of Band messages acknowledged 0 0
Total No Mcast groups 0 0
Total Retries 0 Total Timeouts 0
Total OOB Retries 0 Total OOB Timeouts 0
Total flushes 0 Total No ports 0
次の例では、参加ノードを表示する方法を示します。
There is 1 node in this IPC realm.
10000 Local IPC Master 0 0
次の例では、ローカル IPC ポートを表示する方法を示します。
There are 8 ports defined.
Port ID Type Name (current/peak/total)
There are 8 ports defined.
10000.1 unicast IPC Master:Zone
10000.2 unicast IPC Master:Echo
10000.3 unicast IPC Master:Control
10000.4 unicast IPC Master:Init
10000.5 unicast FIB Master:DFS.process_level.msgs
10000.6 unicast FIB Master:DFS.interrupt.msgs
10000.7 unicast MDFS RP:Statistics
port_index = 0 seat_id = 0x10000 last sent = 0 last heard = 0
10000.8 unicast Slot 1 :MDFS.control.RIL
port_index = 0 seat_id = 0x10000 last sent = 0 last heard = 0
RPC packets:current/peak/total
次の例では、IPC 再送信キューの内容を表示する方法を示します。
There are 0 IPC messages waiting for acknowledgement in the transmit queue.
There are 0 IPC messages waiting for a response.
There are 0 IPC messages waiting for additional fragments.
There are 0 IPC messages currently on the IPC inboundQ.
Messages currently in use : 3
Message cache size : 1000
Maximum message cache usage : 1000
0 times message cache crossed 5000 [max]
Emergency messages currently in use : 0
There are 2 messages currently reserved for reply msg.
Inbound message queue depth 0
Zone inbound message queue depth 0
次の例では、すべての IPC セッションの統計情報を表示する方法を示します。
Switch# show ipc session all
10000.7 Unicast MDFS RP:Statistics
port_index = 0 type = Unreliable last sent = 0 last heard = 0
Msgs requested = 180 Msgs returned = 180
10000.8 Unicast Slot 1 :MDFS.control.RIL
port_index = 0 type = Reliable last sent = 0 last heard = 0
Msgs requested = 0 Msgs returned = 0
10000.7 Unicast MDFS RP:Statistics
port_index = 0 seat_id = 0x10000 last sent = 0 last heard = 0
No of msgs requested = 180 Msgs returned = 180
10000.8 Unicast Slot 1 :MDFS.control.RIL
port_index = 0 seat_id = 0x10000 last sent = 0 last heard = 0
No of msgs requested = 0 Msgs returned = 0
次の例では、ローカル IPC サーバのステータスを表示する方法を示します。
Switch> show ipc status cumulative
Time last IPC stat cleared :never
This processor is the IPC master server.
Do not drop output of IPC frames for test purposes.
1000 IPC Message Headers Cached.
Total from Local Ports 13080 574
Total Protocol Control Frames 116 17
Total via Unreliable Connection-Less Service 12783 171
Total via Unreliable Sequenced Connection-Less Svc 0 0
Total via Reliable Connection-Oriented Service 17 116
show ipv6 access-list
現在の IPv6 アクセス リストのすべての内容を表示するには、 show ipv6 access-list ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 access-list [ access-list-name ]
(注) このコマンドは、スイッチでデュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている場合に限り使用可能です。
構文の説明
access-list-name |
(任意)アクセス リストの名前 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SED |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
IPv6 専用である点を除いて、 show ipv6 access-list コマンドの出力は show ip access-list コマンドと類似しています。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、 sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします。
例
次の例では、 show ipv6 access-list コマンドで出力された inbound および outbound という名の IPv6 アクセス リストを示します。
Router# show ipv6 access-list
permit tcp any any eq bgp (8 matches) sequence 10
permit tcp any any eq telnet (15 matches) sequence 20
permit udp any any sequence 30
表 2-34 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
表 2-34 show ipv6 access-list のフィールドの説明
|
|
IPv6 access list inbound |
IPv6 アクセス リスト名(例:inbound)。 |
permit |
指定されたプロトコル タイプと一致するパケットを許可します。 |
tcp |
Transmission Control Protocol(TCP)。パケットが一致しなければならない高いレベル(レイヤ 4)のプロトコル タイプ。 |
any |
::/0 と同じです。 |
eq |
TCP または UDP パケットの送信元または宛先ポートを比較する equal オペランド。 |
bgp (matches) |
Border Gateway Protocol(BGP)。パケットのプロトコル タイプおよび一致数。 |
sequence 10 |
着信パケットが比較されるアクセス リストの行のシーケンス。アクセス リストの行は、最初のプライオリティ(最低の数、たとえば 10)から最後のプライオリティ(最高の数、たとえば 80)の順に並んでいます。 |
関連コマンド
|
|
clear ipv6 access-list |
IPv6 アクセス リスト一致カウンタをリセットします。 |
ipv6 access-list |
IPv6 アクセス リストを定義し、スイッチを IPv6 アクセス リスト コンフィギュレーション モードにします。 |
sdm prefer |
スイッチの使用方法に基づきシステム リソースを最適化するよう SDM テンプレートを設定します。 |
show ipv6 dhcp conflict
アドレスをクライアントに示すときに、Dynamic Host Configuration Protocol for IPv6(DHCPv6)サーバで見つかったアドレス競合を表示するには、 show ipv6 dhcp conflict 特権 EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 dhcp conflict
(注) このコマンドは、スイッチでデュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている場合に限り使用可能です。
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(46)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、 sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします。
競合を検出するように DHCPv6 サーバを設定する場合、DHCPv6 サーバは ping を使用します。クライアントは近隣探索を使用してクライアントを検出し、DECLINE メッセージを介してサーバに報告します。アドレス競合が検出されると、このアドレスはプールから削除されます。管理者がこのアドレスを競合リストから削除するまでこのアドレスは割り当てることができません。
例
次の例では、 show ipv6 dhcp conflict コマンドの出力を示します。
Switch# show ipv6 dhcp conflict
Pool 350, prefix 2001:1005::/48
show ipv6 mld snooping
スイッチまたは VLAN の IP Version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD)スヌーピング設定を表示するには、 show ipv6 mld snooping ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドは、スイッチでデュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている場合だけ使用可能です。
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SED |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN の MLD スヌーピングの設定を表示するのにこのコマンドを使用します。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、 sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping vlan コマンドの出力を示します。ここでは、特定の VLAN のスヌーピング特性を表示します。
Switch> show ipv6 mld snooping vlan 100
Global MLD Snooping configuration:
-------------------------------------------
MLDv2 snooping (minimal) : Enabled
Listener message suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
次の例では、 show ipv6 mld snooping コマンドの出力を示します。ここでは、スイッチ上の VLAN すべてのスヌーピング特性を表示します。
Switch
>
show ipv6 mld snooping
Global MLD Snooping configuration:
-------------------------------------------
MLDv2 snooping (minimal) : Enabled
Listener message suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
関連コマンド
|
|
ipv6 mld snooping |
スイッチ上または VLAN 上の MLD スヌーピングをイネーブルにし、設定を行います。 |
sdm prefer |
スイッチの使用方法に基づきシステム リソースを最適化するよう SDM テンプレートを設定します。 |
show ipv6 mld snooping address
Multicast Listener Discovery(MLD)スヌーピングが保持するすべての、または指定された IP version 6(IPv6)マルチキャスト アドレス情報を表示するには、 show ipv6 mld snooping address ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping address [[ vlan vlan-id ] [ ipv6 address ]] [ vlan vlan-id ] [ count | dynamic | user ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドは、スイッチでデュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている場合だけ使用可能です。
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)MLD スヌーピング マルチキャスト アドレス情報を表示する VLAN を指定します。指定できる VLAN ID 範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
ipv6-multicast-address |
(任意)指定された IPv6 マルチキャスト アドレスに関する情報を表示します。このキーワードは、VLAN ID を入力した場合だけ使用できます。 |
count |
(任意)スイッチ上または指定された VLAN のマルチキャスト グループ数を表示します。 |
dynamic |
(任意)MLD スヌーピング学習グループ情報を表示します。 |
user |
(任意)MLD スヌーピング ユーザ設定グループ情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SED |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
IPv6 マルチキャスト アドレス情報を表示するのに、このコマンドを使用します。
VLAN ID を入力した後に限り、IPv6 マルチキャスト アドレスを入力できます。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
学習されたグループに関する情報だけを表示するには、 dynamic キーワードを使用します。設定されたグループに関する情報だけを表示するには、 user キーワードを使用します。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、 sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show snooping address ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping address
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
2 FF12::3 user Fa1/0/2, Gi2/0/2, Gi3/0/1,Gi3/0/3
次の例では、 show snooping address count ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping address count
Total number of multicast groups: 2
次の例では、 show snooping address user ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping address user
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
2 FF12::3 user v2 Fa1/0/2, Gi2/0/2, Gi3/0/1,Gi4/0/3
関連コマンド
|
|
ipv6 mld snooping vlan |
VLAN で IPv6 MLD スヌーピングを設定します。 |
sdm prefer |
スイッチの使用方法に基づきシステム リソースを最適化するよう SDM テンプレートを設定します。 |
show ipv6 mld snooping mrouter
スイッチまたは VLAN の、動的に学習され、手動で設定した IP Version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD)ルータ ポートを表示するには、 show ipv6 mld snooping mrouter ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping mrouter [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドは、スイッチでデュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている場合だけ使用可能です。
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SED |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN の MLD スヌーピング ルータ ポートを表示するには、このコマンドを使用します。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping mrouter コマンドの出力を示します。MLD スヌーピングに参加する、スイッチのすべての VLAN のスヌーピング特性が表示されます。
Switch> show ipv6 mld snooping mrouter
次の例では、 show ipv6 mld snooping mrouter vlan コマンドの出力を示します。特定の VLAN のマルチキャスト ルータ ポートが表示されます。
Switch> show ipv6 mld snooping mrouter vlan 100
関連コマンド
|
|
ipv6 mld snooping |
スイッチ上または VLAN 上の MLD スヌーピングをイネーブルにし、設定を行います。 |
ipv6 mld snooping vlan mrouter interface interface-id | static ipv6-multicast-address interface interface-id ] |
VLAN にマルチキャスト ルータ ポートを設定します。 |
sdm prefer |
スイッチの使用方法に基づきシステム リソースを最適化するよう SDM テンプレートを設定します。 |
show ipv6 mld snooping querier
スイッチまたは VLAN が受信した最新の IP Version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD)スヌーピング クエリア関連情報を表示するには、 show ipv6 mld snooping querier ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping querier [ vlan vlan-id ] [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドは、スイッチでデュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている場合だけ使用可能です。
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
detail |
(任意)スイッチまたは VLAN の MLD スヌーピングの詳細なクエリア情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SED |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
MLD クエリー メッセージを送信する検出された装置( クエリア とも呼ばれる)の MLD バージョンおよび IPv6 アドレスを表示するには、 show ipv6 mld snooping querier コマンドを使用します。サブネットは複数のマルチキャスト ルータを持つことができますが、MLD クエリアは 1 つだけです。クエリアには、レイヤ 3 スイッチを指定できます。
show ipv6 mld snooping querier コマンド出力は、クエリアが検出された VLAN およびインターフェイスも表示します。クエリアがスイッチの場合、出力では Port フィールドに Router が表示されます。クエリアがルータの場合、出力では、 Port フィールドにクエリアを学習したポート番号が表示されます。
show ipv6 mld snoop querier vlan コマンドの出力では、外部または内部クエリアからのクエリー メッセージに応答して受信された情報を表示します。特定の VLAN 上のスヌーピング ロバストネス変数などのユーザ設定の VLAN 値は表示されません。このクエリア情報は、スイッチが送信する MASQ メッセージ上だけで使用されます。クエリー メッセージに応答しないメンバを期限切れにするのに使用するユーザ設定のロバストネス変数は無効にはなりません。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、 sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping querier コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping querier
Vlan IP Address MLD Version Port
-------------------------------------------------------------
2 FE80::201:C9FF:FE40:6000 v1 Gi3/0/1
次の例では、 show ipv6 mld snooping querier detail コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping querier detail
Vlan IP Address MLD Version Port
-------------------------------------------------------------
2 FE80::201:C9FF:FE40:6000 v1 Gi3/0/1
次の例では、 show ipv6 mld snooping querier vlan コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping querier vlan 2
IP address : FE80::201:C9FF:FE40:6000
Max response time : 1000s
show ipv6 route updated
IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示するには、ユーザ EXEC コマンドの show ipv6 route updated コマンドを使用します。
show ipv6 route [ protocol ] updated [ boot-up ]{ hh:mm | day { month [ hh:mm ]} [{ hh:mm | day { month [ hh:mm ]}] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
protocol |
(任意)次のいずれかのキーワードを使用して指定したルーティング プロトコルのルートを表示します。 • bgp • isis • ospf • rip または、次のいずれかのキーワードを使用して指定したルート タイプのルートを表示します。 • connected • local • static • interface interface id |
boot-up |
IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示します。 |
hh:mm |
24 時間表記の 2 桁の数値で時刻を入力します。必ずコロン(:)を使用してください。たとえば、 13:32 のように入力します。 |
day |
日にちを入力します。指定できる範囲は 1 ~ 31 です。 |
month |
月を大文字または小文字で入力します。 January または august など、月の名前をすべて入力することも、 jan または Aug のように月の名前の最初の 3 文字を入力することもできます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(37)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示するには、show ipv6 route 特権 EXEC コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ipv6 route updated rip コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 route rip updated
IPv6 Routing Table - 12 entries
Codes: C - Connected, L - Local, S - Static, U - Per-user Static route
B - BGP, R - RIP, I1 - ISIS L1, I2 - ISIS L2
IA - ISIS interarea, IS - ISIS summary
O - OSPF Intra, OI - OSPF Inter, OE1 - OSPF ext 1, OE2 - OSPF ext 2
ON1 - OSPF NSSA ext 1, ON2 - OSPF NSSA ext 2
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:8D01, GigabitEthernet1/0/1
Last updated 10:31:10 27 February 2007
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:9001, GigabitEthernet1/0/2
Last updated 17:23:05 22 February 2007
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:9001, GigabitEthernet1/0/3
Last updated 17:23:05 22 February 2007
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:9001, GigabitEthernet1/0/4
Last updated 17:23:05 22 February 2007
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:9001, GigabitEthernet1/0/5
Last updated 17:23:05 22 February 2007
関連コマンド
|
|
show ipv6 route |
IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示します。 |
show l2protocol-tunnel
レイヤ 2 プロトコル トンネル ポートに関する情報を表示するには、 show l2protocol-tunnel ユーザ EXEC コマンドを使用します。プロトコル トンネリングがイネーブルにされたインターフェイスの情報が表示されます。
show l2protocol-tunnel [ interface interface-id ] [ summary ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
(任意)プロトコル トンネリング情報を表示するインターフェイスを指定します。有効なインターフェイスは、物理ポートとポート チャネルです。ポート チャネルの使用範囲は 1 ~ 48 です。 |
summary |
(任意)レイヤ 2 プロトコル サマリー情報だけを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
l2protocol-tunnel インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用してアクセスまたは IEEE 802.1Q トンネル ポートのレイヤ 2 プロトコル トンネリングをイネーブルにした後、次のパラメータの一部またはすべてを設定できます。
• トンネリングするプロトコル タイプ
• シャットダウンしきい値
• ドロップしきい値
show l2protocol-tunnel [ interface interface-id ] コマンドを入力すると、すべてのパラメータが設定されたアクティブ ポートに関する情報だけが表示されます。
show l2protocol-tunnel summary コマンドを入力すると、一部またはすべてのパラメータが設定されたアクティブ ポートに関する情報だけが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show l2protocol-tunnel コマンドの出力を示します。
Switch> show l2protocol-tunnel
COS for Encapsulated Packets: 5
Drop Threshold for Encapsulated Packets: 0
Port Protocol Shutdown Drop Encapsulation Decapsulation Drop
Threshold Threshold Counter Counter Counter
---------- -------- --------- --------- ------------- ------------- -------------
Fa3/0/3 --- ---- ---- ---- ---- ----
--- ---- ---- ---- ---- ----
--- ---- ---- ---- ---- ----
lacp ---- ---- 24268 242640
Fa3/0/4 --- ---- ---- ---- ---- ----
--- ---- ---- ---- ---- ----
--- ---- ---- ---- ---- ----
pagp 1000 ---- 24249 242700
lacp ---- ---- 24256 242660
Gi6/0/3 cdp ---- ---- 134482 1344820
--- ---- ---- ---- ---- ----
--- ---- ---- ---- ---- ----
udld 300 ---- 44899 448980
Gi6/0/4 cdp ---- ---- 134482 1344820
--- ---- ---- ---- ---- ----
--- ---- ---- ---- ---- ----
udld 300 ---- 44899 448980
次の例では、 show l2protocol-tunnel summary コマンドの出力を示します。
Switch> show l2protocol-tunnel summary
COS for Encapsulated Packets: 5
Drop Threshold for Encapsulated Packets: 0
Port Protocol Shutdown Drop Status
(cdp/stp/vtp) (cdp/stp/vtp)
(pagp/lacp/udld) (pagp/lacp/udld)
------- ----------- ---------------- ---------------- ----------
Fa3/0/2 --- --- --- ----/----/---- ----/----/---- up
pagp lacp udld ----/----/---- ----/----/----
Fa9/0/3 --- --- --- ----/----/---- ----/----/---- up
pagp lacp udld 1000/----/---- ----/----/----
Fa9/0/4 --- --- --- ----/----/---- ----/----/---- up
pagp lacp udld 1000/ 500/---- ----/----/----
Fa9/0/5 cdp stp vtp ----/----/---- ----/----/---- down
---- ---- ---- ----/----/---- ----/----/----
Gi4/0/1 --- --- --- ----/----/---- ----/----/---- down
pagp ---- ---- ----/----/---- 1000/----/----
Gi4/0/2 --- --- --- ----/----/---- ----/----/---- down
pagp ---- ---- ----/----/---- 1000/----/----
show lacp
Link Aggregation Control Protocol(LACP)チャネル グループ情報を表示するには、 show lacp ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show lacp [ channel-group-number ] { counters | internal | neighbor | sys-id } [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
channel-group-number |
(任意)チャネル グループの番号です。指定できる範囲は 1 ~ 48 です。 |
counters |
トラフィック情報を表示します。 |
internal |
内部情報を表示します。 |
neighbor |
ネイバー情報を表示します。 |
sys-id |
LACP で使用されるシステム ID を表示します。システム ID は、LACP システム プライオリティおよびスイッチ MAC アドレスで構成されています。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(14)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SE |
channel -group-number 範囲が 1 ~ 12 から 1 ~ 48 に変更されました。 |
使用上のガイドライン
show lacp コマンドを入力すると、アクティブなチャネル グループの情報が表示されます。特定のチャネル情報を表示するには、チャネル グループ番号を指定して show lacp コマンドを入力します。
チャネル グループを指定しない場合は、すべてのチャネル グループが表示されます。
channel-group-number オプションを入力することで、 sys-id 以外のすべてのキーワードでチャネル グループを指定できます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show lacp counters ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。 表 2-35 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
Switch> show lacp counters
LACPDUs Marker Marker Response LACPDUs
Port Sent Recv Sent Recv Sent Recv Pkts Err
---------------------------------------------------------------------
表 2-35 show lacp counters のフィールドの説明
|
|
LACPDUs Sent および Recv |
ポートによって送受信された LACP パケット数 |
Marker Sent および Recv |
ポートによって送受信された LACP Marker パケット数 |
Marker Response Sent および Recv |
ポートによって送受信された LACP Marker 応答パケット数 |
LACPDUs Pkts および Err |
ポートの LACP によって受信された、未知で不正なパケット数 |
次の例では、 show lacp internal コマンドの出力を示します。
Switch> show lacp 1 internal
Flags: S - Device is requesting Slow LACPDUs
F - Device is requesting Fast LACPDUs
A - Device is in Active mode P - Device is in Passive mode
LACP port Admin Oper Port Port
Port Flags State Priority Key Key Number State
Gi2/0/1 SA bndl 32768 0x3 0x3 0x4 0x3D
Gi2/0/2 SA bndl 32768 0x3 0x3 0x5 0x3D
表 2-36 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
表 2-36 show lacp internal のフィールドの説明
|
|
State |
特定のポートの状態。次に使用可能な値を示します。 • -:ポートは unknown ステートです。 • bndl :ポートがアグリゲータに接続され、他のポートとバンドルされています。 • susp :ポートが中断されている状態で、アグリゲータには接続されていません。 • hot-sby :ポートがホットスタンバイの状態です。 • indiv :ポートをその他ポートとともにバンドルできません。 • indep :ポートは independent ステートです。バンドルされていませんが、データ トラフィックを切り替えることができます。この場合、LACP は相手側ポートで実行されていません。 • down :ポートがダウンしています。 |
LACP Port Priority |
ポートのプライオリティ設定。互換性のあるすべてのポートが集約することを回避するため、ハードウェアの制限がある場合、LACP はポート プライオリティによりポートをスタンバイ モードにします。 |
Admin Key |
ポートに割り当てられた管理用のキー。LACP は自動的に管理用のキー値を生成します(16 進数)。管理用のキーは、ポートが他のポートと集約できる能力を定義します。その他のポートと統合するポートの機能は、ポートの物理特性(たとえば、データ レートやデュプレックス機能)と、設定した設定制限によって判断されます。 |
Oper Key |
ポートで使用される実行時の操作キー。LACP は自動的に値を生成します(16 進数)。 |
Port Number |
ポート番号。 |
Port State |
ポートの状態変数。1 つのオクテット内で個々のビットとしてエンコードされ、次のような意味になります。 • bit0:LACP のアクティビティ • bit1:LACP のタイムアウト • bit2:集約 • bit3:同期 • bit4:収集 • bit5:配信 • bit6:デフォルト • bit7:期限切れ (注) 上のリストでは、bit7 が MSB で bit0 は LSB です。 |
次の例では、 show lacp neighbor コマンドの出力を示します。
Switch> show lacp neighbor
Flags: S - Device is sending Slow LACPDUs F - Device is sending Fast LACPDUs
A - Device is in Active mode P - Device is in Passive mode
Channel group 3 neighbors
Port System ID Port Number Age Flags
Gi2/0/1 32768,0007.eb49.5e80 0xC 19s SP
LACP Partner Partner Partner
Port Priority Oper Key Port State
Port System ID Port Number Age Flags
Gi2/0/2 32768,0007.eb49.5e80 0xD 15s SP
LACP Partner Partner Partner
Port Priority Oper Key Port State
次の例では、 show lacp sys-id コマンドの出力を示します。
システム ID は、システム プライオリティおよびシステム MAC アドレスで構成されています。最初の 2 バイトはシステム プライオリティ、最後の 6 バイトはグローバルに管理されているシステム関連の個々の MAC アドレスです。
show location
エンドポイントのロケーション情報を表示するには、 show location ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show location admin-tag | [ | { begin | exclude | include } expression ]
show location civic-location { identifier id number | interface interface-id | static } | { begin | exclude | include } expression ]
show location elin-location { identifier id number | interface interface-id | static } | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
admin-tag |
管理タグまたはサイト情報を表示します。 |
civic-location |
都市ロケーション情報を表示します。 |
elin-location |
緊急ロケーション情報(ELIN)を表示します。 |
identifier id |
都市ロケーションまたは elin ロケーションの ID を指定します。指定できる ID 範囲は 1 ~ 4095 です。 |
interface interface-id |
(任意)指定されたインターフェイスまたはすべてのインターフェイスに対するロケーション情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートが含まれます。 |
static |
スタティック コンフィギュレーション情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(14)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
エンドポイントのロケーション情報を表示するには、 show location コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、インターフェイスのロケーション情報を表示する show location civic-location コマンドの出力を示します。
Switch> show location civic interface gigibitethernet2/0/1
Civic location information
--------------------------
Primary road name : Cisco Way
次の例では、すべての都市ロケーション情報を表示する show location civic-location コマンドの出力を示します。
Switch> show location civic-location static
Civic location information
--------------------------
Primary road name : Cisco Way
--------------------------
Street number suffix : West
Landmark : Golden Gate Bridge
Primary road name : 19th Ave
--------------------------
次の例では、緊急ロケーション情報を表示する show location elin-location コマンドの出力を示します。
Switch> show location elin-location identifier 1
Elin location information
--------------------------
次の例では、すべての緊急ロケーション情報を表示する show location elin static コマンドの出力を示します。
Switch> show location elin static
Elin location information
--------------------------
--------------------------
--------------------------
show link state group
リンクステート グループ情報を表示するには、 show link state group 特権 EXEC コマンドを使用します。
show link state group [ number ] [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
number |
(任意)リンクステート グループの番号です。 |
detail |
(任意)詳細情報を表示するよう指定します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SEE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
リンクステート グループ情報を表示するには、 show link state group コマンドを使用します。キーワードを指定せずにこのコマンドを入力すると、すべてのリンクステート グループの情報が表示されます。特定のグループの情報を表示するには、グループ番号を入力します。
グループの詳細情報を表示するには、 detail キーワードを入力します。 show link state group detail コマンドの出力では、リンクステート トラッキングがイネーブルになっているか、またはアップストリームまたはダウンストリーム(あるいはその両方)インターフェイスが設定されたリンクステート グループだけが表示されます。グループにリンクステート グループ設定がない場合、イネーブルまたはディセーブルとして表示されません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show link state group 1 コマンドの出力を示します。
Switch> show link state group 1
Link State Group: 1 Status: Enabled, Down
次の例では、 show link state group detail コマンドの出力を示します。
Switch> show link state group detail
(Up):Interface up (Dwn):Interface Down (Dis):Interface disabled
Link State Group: 1 Status: Enabled, Down
Upstream Interfaces : Gi1/0/15(Dwn) Gi1/0/16(Dwn)
Downstream Interfaces : Gi1/0/11(Dis) Gi1/0/12(Dis) Gi1/0/13(Dis) Gi1/0/14(Dis)
Link State Group: 2 Status: Enabled, Down
Upstream Interfaces : Gi1/0/15(Dwn) Gi1/0/16(Dwn) Gi1/0/17(Dwn)
Downstream Interfaces : Gi1/0/11(Dis) Gi1/0/12(Dis) Gi1/0/13(Dis) Gi1/0/14(Dis)
(Up):Interface up (Dwn):Interface Down (Dis):Interface disabled
show mac access-group
あるインターフェイスまたはスイッチに設定されている MAC アクセス コントロール リスト(ACL)を表示するには、 show mac access-group ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac access-group [ interface interface-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
(任意)特定のインターフェイスで設定された MAC ACL を表示します。有効なインターフェイスは物理ポートとポート チャネルです。ポート チャネル範囲は 1 ~48 です(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(14)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac-access group ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。ポート 2 には、適用される MAC アクセス リスト macl_e1 があります。MAC ACL は他のインターフェイスに適用されません。
Switch> show mac access-group
Interface GigabitEthernet1/0/1:
Inbound access-list is not set
Interface GigabitEthernet1/0/2:
Inbound access-list is macl_e1
Interface GigabitEthernet1/0/3:
Inbound access-list is not set
Interface GigabitEthernet1/0/4:
Inbound access-list is not set
次の例では、 show mac access-group interface コマンドの出力を示します。
Switch# show mac access-group interface gigabitethernet1/0/1
Interface GigabitEthernet1/0/1:
Inbound access-list is macl_e1
show mac address-table
特定の MAC アドレス テーブルのダイナミック/スタティック エントリ、または特定のインターフェイスや VLAN 上の MAC アドレス テーブルのダイナミック/スタティック エントリを表示するには、 show mac address-table ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table
------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports
---- ----------- ---- -----
All 0000.0000.0001 STATIC CPU
All 0000.0000.0002 STATIC CPU
All 0000.0000.0003 STATIC CPU
All 0000.0000.0009 STATIC CPU
All 0000.0000.0012 STATIC CPU
All 0180.c200.000b STATIC CPU
All 0180.c200.000c STATIC CPU
All 0180.c200.000d STATIC CPU
All 0180.c200.000e STATIC CPU
All 0180.c200.000f STATIC CPU
All 0180.c200.0010 STATIC CPU
1 0030.9441.6327 DYNAMIC Gi6/0/4
Total Mac Addresses for this criterion: 12
show mac address-table address
指定された MAC アドレスの MAC アドレス テーブル情報を表示するには、 show mac address-table address ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table address mac-address [ interface interface-id ] [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
mac-address |
48 ビットの MAC アドレスを指定します。有効な形式は H.H.H です。 |
interface interface-id |
(任意)特定のインターフェイスの情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます 。 |
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN だけのエントリを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table address (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table address (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table address コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table address 0002.4b28.c482
------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports
---- ----------- ---- -----
All 0002.4b28.c482 STATIC CPU
Total Mac Addresses for this criterion: 1
show mac address-table aging-time
特定のアドレス テーブル インスタンスのエージング タイム、指定された VLAN 上または指定がない場合はすべての VLAN 上のすべてのアドレス テーブル インスタンスのエージング タイムを表示するには、 show mac address-table aging-time ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table aging-time [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN のエージング タイム情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table aging-time (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table aging-time (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
VLAN 番号が指定されない場合、すべての VLAN に対するエージング タイムが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table aging-time コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table aging-time
次の例では、 show mac address-table aging-time vlan 10 コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table aging-time vlan 10
show mac address-table count
すべての VLAN または指定された VLAN に存在するアドレス数を表示するには、 show mac address-table count ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table count [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN のアドレス数を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table count (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table count (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
VLAN 番号が指定されない場合、すべての VLAN に対するアドレス カウントが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table count コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table count
---------------------------
Dynamic Address Count : 2
show mac address-table dynamic
ダイナミックな MAC アドレス テーブル エントリだけを表示するには、 show mac address-table dynamic ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table dynamic [ address mac-address ] [ interface interface-id ] [ vlan vlan-id ]
[ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
address mac-address |
(任意)48 ビットの MAC アドレスを指定します。有効なフォーマットは H.H.H です(特権 EXEC モードの場合だけ利用可能)。 |
interface interface-id |
(任意)照合を行うインターフェイスを指定します。有効な インターフェイス には、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN のエントリを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table dynamic (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table dynamic (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table dynamic コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table dynamic
------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports
---- ----------- ---- -----
1 0030.b635.7862 DYNAMIC Gi6/0/2
1 00b0.6496.2741 DYNAMIC Gi6/0/2
Total Mac Addresses for this criterion: 2
show mac address-table interface
指定された VLAN の指定されたインターフェイスの MAC アドレス テーブル情報を表示するには、 show mac address-table interface ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table interface interface-id [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(任意)インターフェイス タイプを指定します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN のエントリを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table interface (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table interface (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table interface コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table interface gigabitethernet6/0/2
------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports
---- ----------- ---- -----
1 0030.b635.7862 DYNAMIC Gi6/0/2
1 00b0.6496.2741 DYNAMIC Gi6/0/2
Total Mac Addresses for this criterion: 2
show mac address-table learning
すべての VLAN または指定した VLAN の MAC アドレス学習のステータスを表示するには、 show mac address-table learning ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table learning [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN の情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(46)SE1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
設定された VLAN と、その VLAN で MAC アドレス学習がイネーブルかディセーブルかを表示するには、キーワードを指定しないで show mac address-table learning コマンドを使用します。デフォルトは、すべての VLAN で MAC アドレス学習がイネーブルです。個々の VLAN の学習ステータスを表示するには、特定の VLAN ID を指定してこのコマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、MAC アドレス学習が VLAN 200 でディセーブルになっていることを示す show mac address-table learning ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table learning
show mac address-table move update
スイッチの MAC アドレス テーブル移行更新の情報を表示するには、 show mac address-table move update ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table move update [ | {begin | exclude | include} expression]
構文の説明
| begin |
(任意)expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意)expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SED |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table move update コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table move update
Switch-ID : 010b.4630.1780
Dst mac-address : 0180.c200.0010
Vlans/Macs supported : 1023/8320
Default/Current settings: Rcv Off/On, Xmt Off/On
Max packets per min : Rcv 40, Xmt 60
Rcv conforming packet count : 5
Rcv invalid packet count : 0
Rcv packet count this min : 0
Rcv threshold exceed count : 0
Rcv last sequence# this min : 0
Rcv last src-mac-address : 0003.fd6a.8701
Rcv last switch-ID : 0303.fd63.7600
Xmt packet count this min : 0
Xmt threshold exceed count : 0
Xmt pak buf unavail cnt : 0
Xmt last interface : None
show mac address-table notification
すべてのインターフェイスまたは指定されたインターフェイスの MAC アドレス通知設定を表示するには、 show mac address-table notification ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table notification { change [ interface [ interface-id ] | mac-move | threshold } [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
change |
MAC 変更通知機能パラメータおよび履歴テーブルを表示します。 |
interface |
(任意)すべてのインターフェイスの情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
interface-id |
(任意)指定されたインターフェイスの情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます 。 |
mac-move |
MAC アドレス移動通知のステータスを表示します。 |
threshold |
MAC アドレス テーブルしきい値モニタリングのステータスを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table notification (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table notification (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
12.2(40)SE |
change 、 mac-move 、および threshold キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
キーワードを指定しないで show mac address-table notification change コマンドを使用すると、MAC アドレス変更通知機能がイネーブルかディセーブルか、MAC 通知間隔、履歴テーブルの最大許容エントリ数、および履歴テーブルの内容を表示します。
すべてのインターフェイスの通知を表示するには、 interface キーワードを使用します。 interface-id が含まれる場合、そのインターフェイスのフラグだけが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table notification change コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table notification change
MAC Notification Feature is Enabled on the switch
Interval between Notification Traps : 60 secs
Number of MAC Addresses Added : 4
Number of MAC Addresses Removed : 4
Number of Notifications sent to NMS : 3
Maximum Number of entries configured in History Table : 100
Current History Table Length : 3
MAC Notification Traps are Enabled
History Index 0, Entry Timestamp 1032254, Despatch Timestamp 1032254
Operation: Added Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0001 Module: 0 Port: 1
History Index 1, Entry Timestamp 1038254, Despatch Timestamp 1038254
Operation: Added Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0000 Module: 0 Port: 1
Operation: Added Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0002 Module: 0 Port: 1
Operation: Added Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0003 Module: 0 Port: 1
History Index 2, Entry Timestamp 1074254, Despatch Timestamp 1074254
Operation: Deleted Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0000 Module: 0 Port: 1
Operation: Deleted Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0001 Module: 0 Port: 1
Operation: Deleted Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0002 Module: 0 Port: 1
Operation: Deleted Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0003 Module: 0 Port: 1
show mac address-table static
スタティック MAC アドレス テーブル エントリだけを表示するには、 show mac address-table static ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table static [ address mac-address ] [ interface interface-id ] [ vlan vlan-id ]
[ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
address mac-address |
(任意)48 ビットの MAC アドレスを指定します。有効なフォーマットは H.H.H です(特権 EXEC モードの場合だけ利用可能)。 |
interface interface-id |
(任意)照合を行うインターフェイスを指定します。有効な インターフェイス には、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN のアドレスを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table static (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table static (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table static コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table static
------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports
---- ----------- ---- -----
All 0100.0ccc.cccc STATIC CPU
All 0180.c200.0000 STATIC CPU
All 0100.0ccc.cccd STATIC CPU
All 0180.c200.0001 STATIC CPU
All 0180.c200.0004 STATIC CPU
All 0180.c200.0005 STATIC CPU
4 0001.0002.0004 STATIC Drop
6 0001.0002.0007 STATIC Drop
Total Mac Addresses for this criterion: 8
show mac address-table vlan
指定された VLAN の MAC アドレス テーブル情報を表示するには、 show mac address-table vlan ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table vlan vlan-id [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
vlan-id |
(任意)特定の VLAN のアドレスを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(19)EA1 |
show mac-address-table vlan (ハイフン付き)コマンドは、 show mac address-table vlan (ハイフンなし)コマンドに替わりました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mac address-table vlan 1 コマンドの出力を示します。
Switch> show mac address-table vlan 1
------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports
---- ----------- ---- -----
1 0100.0ccc.cccc STATIC CPU
1 0180.c200.0000 STATIC CPU
1 0100.0ccc.cccd STATIC CPU
1 0180.c200.0001 STATIC CPU
1 0180.c200.0002 STATIC CPU
1 0180.c200.0003 STATIC CPU
1 0180.c200.0005 STATIC CPU
1 0180.c200.0006 STATIC CPU
1 0180.c200.0007 STATIC CPU
Total Mac Addresses for this criterion: 9
show mls qos
グローバルな Quality of Service(QoS)設定情報を表示するには、 show mls qos ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mls qos [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、QoS がイネーブルで DSCP 透過もイネーブルの場合の show mls qos コマンドの出力を示します。
QoS ip packet dscp rewrite is enabled
show mls qos aggregate-policer
Quality of Service(QoS)集約ポリサー設定を表示するには、 show mls qos aggregate-policer ユーザ EXEC コマンドを使用します。ポリサーは、最大許容伝送速度、最大バースト伝送サイズ、およびいずれかの最大値を超過した場合の対処法を定義します。
show mls qos aggregate-policer [ aggregate-policer-name ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
aggregate-policer-name |
(任意)指定された名前のポリシー設定を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mls qos aggregate-policer コマンドの出力を示します。
Switch> show mls qos aggregate-policer policer1
aggregate-policer policer1 1000000 2000000 exceed-action drop
Not used by any policy map
show mls qos input-queue
入力キューの Quality of Service(QoS)を表示するには、 show mls qos input-queue ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mls qos input-queue [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mls qos input-queue コマンドの出力を示します。
Switch> show mls qos input-queue
----------------------------------------------
show mls qos interface
Quality of Service(QoS)情報をポート レベルで表示するには、 show mls qos interface ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mls qos interface [ interface-id ] [ buffers | queueing | statistics ]
[ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(任意)指定されたポートの QoS 情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートが含まれます。 |
buffers |
(任意)キュー間のバッファ割り当てを表示します。 |
queueing |
(任意)キューイングの指針(共有またはシェーピング)およびキューに対応したウェイトを表示します。 |
statistics |
(任意)送受信された Differentiated Service Code Point(DSCP)の統計情報、サービス クラス(CoS)値、キューに入れられたかまたは出力キュー単位で削除されたパケット数、各ポリサーのプロファイル内外のパケット数を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
(注) policer キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、VLAN ベース QoS がイネーブルの場合の show mls qos interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show mls qos interface gigabitethernet1/0/1
DSCP Mutation Map:Default DSCP Mutation Map
次の例では、VLAN ベース QoS がディセーブルの場合の show mls qos interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show mls qos interface gigabitethernet1/0/2
DSCP Mutation Map:Default DSCP Mutation Map
次の例では、 show mls qos interface interface-id buffers コマンドの出力を示します。
Switch> show mls qos interface gigabitethernet1/0/2 buffers
The port is mapped to qset : 1
The allocations between the queues are : 25 25 25 25
次の例では、 show mls qos interface interface-id queueing コマンドの出力を示します。出力緊急キューは、設定された Shaped Round Robin(SRR)の重みを無効にします。
Switch> show mls qos interface gigabitethernet1/0/2 queueing
Egress Priority Queue :enabled
Shaped queue weights (absolute) : 25 0 0 0
Shared queue weights : 25 25 25 25
The port bandwidth limit : 100 (Operational Bandwidth:100.0)
The port is mapped to qset : 1
次の例では、 show mls qos interface interface-id statistics コマンドの出力を示します。 表 2-37 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
Switch> show mls qos interface gigabitethernet1/0/2 statistics
-------------------------------
-------------------------------
-------------------------------
-------------------------------
Policer: Inprofile: 0 OutofProfile: 0
表 2-37 show mls qos interface statistics のフィールドの説明
|
|
|
DSCP |
incoming |
DSCP 値ごとに受信したパケット数 |
outgoing |
DSCP 値ごとに送信したパケット数 |
CoS |
incoming |
CoS 値ごとに受信したパケット数 |
outgoing |
CoS 値ごとに送信したパケット数 |
Policer |
Inprofile |
ポリサーごとのプロファイル内パケット数 |
OutofProfile |
ポリサーごとのプロファイル外パケット数 |
show mls qos maps
Quality of Service(QoS)マッピング情報を表示するには、 show mls qos maps ユーザ EXEC コマンドを使用します。分類では、QoS はマッピング テーブルを使用してトラフィックのプライオリティを表示し、受信したサービス クラス(CoS)、Differentiated Service Code Point(DSCP)、または IP precedence 値から対応する CoS または DSCP 値を取得します。
show mls qos maps [ cos-dscp | cos-input-q | cos-output-q | dscp-cos | dscp-input-q | dscp-mutation dscp-mutation-name | dscp-output-q | ip-prec-dscp | policed-dscp ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
cos-dscp |
(任意)サービス クラス(CoS)/DSCP マップを表示します。 |
cos-input-q |
(任意)CoS 入力キューのしきい値マップを表示します。 |
cos-output-q |
(任意)CoS 出力キューのしきい値マップを表示します。 |
dscp-cos |
(任意)DSCP/CoS マップを表示します。 |
dscp-input-q |
(任意)DSCP 入力キューしきい値マップを表示します。 |
dscp-mutation dscp-mutation-name |
(任意)指定された DSCP/DSCP-mutation マップを表示します。 |
dscp-output-q |
(任意)DSCP 出力キューしきい値マップを表示します。 |
ip-prec-dscp |
(任意)IP precedence/DSCP マップを表示します。 |
policed-dscp |
(任意)ポリシング設定 DSCP マップを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
ポリシング設定 DSCP、DSCP/CoS、および DSCP/DSCP-mutation マップは、マトリクスとして表示されます。d1 列では、DSCP で最も重要度の高い桁を指定します。d2 行では、DSCP で最も重要度の低い桁を指定します。d1 値および d2 値の共通部分では、ポリシング設定 DSCP、CoS、または Mutated-DSCP 値を提供します。たとえば、DSCP/CoS マップでは、DSCP 値 43 は CoS 値 5 に対応します。
DSCP 入力キューしきい値および DSCP 出力キューしきい値マップは、マトリクスとして表示されます。d1 列では、最も重要度の高い DSCP 番号の桁を指定します。d2 行では、最も重要度の低い DSCP 番号の桁を指定します。d1 値と d2 値の共通部分では、キュー ID としきい値 ID を提供します。たとえば、DSCP 入力キューしきい値マップでは、DSCP 値 43 はキュー 2 およびしきい値 1(02-01)に対応します。
CoS 入力キューしきい値および CoS 出力キューしきい値マップでは、CoS 値が一番上の行、対応するキュー ID およびしきい値 ID が 2 番目の行に表示されます。たとえば、CoS 入力キューしきい値マップでは、CoS 値 5 はキュー 2 およびしきい値 1(2-1)に対応することになります。
例
次の例では、 show mls qos maps コマンドの出力を示します。
Switch> show mls qos maps
d1 : d2 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
---------------------------------------
0 : 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09
1 : 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
2 : 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
3 : 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39
4 : 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
5 : 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59
d1 : d2 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
---------------------------------------
0 : 00 00 00 00 00 00 00 00 01 01
1 : 01 01 01 01 01 01 02 02 02 02
2 : 02 02 02 02 03 03 03 03 03 03
3 : 03 03 04 04 04 04 04 04 04 04
4 : 05 05 05 05 05 05 05 05 06 06
5 : 06 06 06 06 06 06 07 07 07 07
--------------------------------
dscp: 0 8 16 24 32 40 48 56
--------------------------------
dscp: 0 8 16 24 32 40 48 56
Dscp-outputq-threshold map:
d1 :d2 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
--------------------------------------------------------------------
0 : 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01
1 : 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 03-01 03-01 03-01 03-01
2 : 03-01 03-01 03-01 03-01 03-01 03-01 03-01 03-01 03-01 03-01
3 : 03-01 03-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01
4 : 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 04-01 04-01
5 : 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01 04-01
6 : 04-01 04-01 04-01 04-01
Dscp-inputq-threshold map:
d1 :d2 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
--------------------------------------------------------------------
0 : 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01
1 : 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01
2 : 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01
3 : 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01
4 : 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 02-01 01-01 01-01
5 : 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01 01-01
6 : 01-01 01-01 01-01 01-01
Cos-outputq-threshold map:
------------------------------------
queue-threshold: 2-1 2-1 3-1 3-1 4-1 1-1 4-1 4-1
Cos-inputq-threshold map:
------------------------------------
queue-threshold: 1-1 1-1 1-1 1-1 1-1 2-1 1-1 1-1
Default DSCP Mutation Map:
d1 : d2 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
---------------------------------------
0 : 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09
1 : 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
2 : 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
3 : 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39
4 : 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
5 : 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59
show mls qos queue-set
出力キューの Quality of Service(QoS)を表示するには、 show mls qos queue-set ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mls qos queue-set [ qset-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
qset-id |
(任意)キューセットの ID です。各ポートはキューセットに属し、ポート単位で出力キュー 4 つの特性すべてを定義します。指定できる範囲は 1 ~ 2 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mls qos queue-set コマンドの出力を示します。
Switch> show mls qos queue-set
----------------------------------------------
threshold1: 100 200 100 100
threshold2: 100 200 100 100
maximum : 400 400 400 400
----------------------------------------------
threshold1: 100 200 100 100
threshold2: 100 200 100 100
maximum : 400 400 400 400
show mls qos vlan
Switch Virtual Interface(SVI; スイッチ仮想インターフェイス)に適用されているポリシー マップを表示するには、 show mls qos vlan ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show mls qos vlan vlan-id [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
vlan-id |
ポリシー マップを表示するために SVI の VLAN ID を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show mls qos vlan コマンドからの出力は、VLAN ベースの Quality Of Service(QoS)がイネーブルで階層ポリシー マップが設定されている場合だけ意味があります。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mls qos vlan コマンドの出力を示します。
Switch> show mls qos vlan 10
Attached policy-map for Ingress:pm-test-pm-2
関連コマンド
|
|
policy-map |
複数のポートに適用できるポリシー マップを作成または変更し、ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show monitor
スイッチのすべての Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)および Remote SPAN(RSPAN)セッションに関する情報を表示するには、 show monitor ユーザ EXEC コマンドを使用します。キーワードを指定してコマンドを使用することで、特定のセッション、すべてのセッション、すべてのローカル セッション、すべてのリモート セッションが表示されます。
show monitor [ session { session_number | all | local | range list | remote } [ detail ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
session |
(任意)指定された SPAN セッションの情報を表示します。 |
session_number |
SPAN または RSPAN のセッション番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 66 です。 |
all |
すべての SPAN セッションを表示します。 |
local |
ローカルの SPAN セッションだけを表示します。 |
range list |
SPAN セッションの範囲(list は有効なセッションの範囲)を表示します。1 つのセッションまたはセッションの範囲のいずれかが表示され、範囲の場合、2 つの数字のうち低い方が最初になります(ハイフンで区切られます) 。 カンマ区切りのパラメータ間、またはハイフン指定の範囲にスペースは入力しません。 (注) このキーワードは、特権 EXEC モードの場合だけ使用可能です。 |
remote |
リモートの SPAN セッションだけを表示します。 |
detail |
(任意)指定されたセッションの詳細情報を表示します。 |
| begin |
expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
指定した expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
range list および detail キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
show monitor コマンドと show monitor session all コマンドの出力は同じです。
例
次に、 show monitor ユーザ EXEC コマンドの出力例を示します。
Both : Fa4/0/2-3,Fa4/0/5-6
Destination Ports : Fa4/0/20
Encapsulation : Replicate
Type : Remote Source Session
次の例では、ローカル SPAN 送信元セッション 1 に対する show monitor ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch# show monitor session 1
Both : Fa4/0/2-3,Fa4/0/5-6
Destination Ports : Fa4/0/20
Encapsulation : Replicate
次の例では、入力トラフィック転送をイネーブルにした場合の show monitor session all ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch# show monitor session all
Destination Ports : Fa4/0/3
Ingress : Enabled, default VLAN = 5
Destination Ports : Fa4/0/2
Encapsulation : Replicate
Ingress : Enabled, default VLAN = 4
show mvr
現在の Multicast VLAN Registration(MVR)グローバル パラメータ値を表示するには、キーワードを指定しないで show mvr 特権 EXEC コマンドを使用します。表示されるのは、MVR がイネーブルであるかどうか、MVR マルチキャスト VLAN、最大クエリー応答時間、マルチキャスト グループ数、および MVR モード(dynamic または compatible)です。
show mvr [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mvr コマンドの出力を示します。
MVR Max Multicast Groups: 256
MVR Current multicast groups: 0
MVR Global query response time: 5 (tenths of sec)
上記の例では、マルチキャスト グループの最大数は 256 です。MVR モードは、compatible(Catalyst 2900 XL および Catalyst 3500 XL スイッチと連動する場合)または dynamic(動作が IGMP スヌーピング動作と一貫性があり、送信元ポート上でダイナミック MVR メンバシップがサポートされている場合)のいずれかです。
show mvr interface
Multicast VLAN Registration(MVR)レシーバおよび送信元ポートを表示するには、キーワードを指定せずに show mvr interface 特権 EXEC コマンドを使用します。キーワードを指定してこのコマンドを使用すると、特定のレシーバ ポートの MVR パラメータが表示されます。
show mvr interface [ interface-id [ members [ vlan vlan-id ]]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(任意)インターフェイスの MVR タイプ、ステータス、および即時脱退設定を表示します。 (注) 有効なインターフェイスには、物理ポート(タイプ、スタック メンバ、モジュール、ポート番号を含む)が含まれます。 |
members |
(任意)指定されたインターフェイスが属する MVR グループをすべて表示します。 |
vlan vlan-id |
(任意)この VLAN 上の MVR グループ メンバをすべて表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
入力したポートが非 MVR ポートまたは送信元ポートの場合は、エラー メッセージが戻されます。入力したポートがレシーバ ポートの場合は、ポート タイプ、ポート単位のステータス、および即時脱退設定が表示されます。
members キーワードを入力すると、インターフェイス上の MVR グループ メンバがすべて表示されます。VLAN ID を入力すると、VLAN の MVR グループ メンバがすべて表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mvr interface コマンドの出力を示します。
Switch# show mvr interface
Port Type Status Immediate Leave
---- ---- ------- ---------------
Gi1/0/1 SOURCE ACTIVE/UP DISABLED
Gi1/0/2 RECEIVER ACTIVE/DOWN DISABLED
上記の Status の定義は、次のとおりです。
• ACTIVE は、ポートが VLAN に含まれていることを意味します。
• UP/DOWN は、ポートが転送中か転送中でないかを示します。
• INACTIVE は、ポートが VLAN に含まれていないことを意味します。
次の例では、指定されたポートの show mvr interface コマンドの出力を示します。
Switch# show mvr interface gigabitethernet1/0/2
Type: RECEIVER Status: ACTIVE Immediate Leave: DISABLED
次の例では、 show mvr interface interface-id members コマンドの出力を示します。
Switch# show mvr interface gigabitethernet1/0/2 members
239.255.0.0 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.1 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.2 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.3 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.4 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.5 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.6 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.7 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.8 DYNAMIC ACTIVE
239.255.0.9 DYNAMIC ACTIVE
show mvr members
現在 IP マルチキャスト グループのメンバであるすべてのレシーバおよび送信元ポートを表示するには、 show mvr members 特権 EXEC コマンドを使用します。
show mvr member s [ ip-address ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
ip-address |
(任意)IP マルチキャスト アドレスです。アドレスを入力すると、マルチキャスト グループのメンバであるすべてのレシーバおよび送信元ポートが表示されます。アドレスを入力しない場合は、すべての Multicast VLAN Registration(MVR)グループのすべてのメンバがリストされます。グループ内にメンバがない場合は、グループは Inactive として表示されます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show mvr members コマンドは、レシーバおよび送信元ポートに適用されます。MVR 互換モードの場合、すべての送信元ポートは、すべてのマルチキャスト グループのメンバです。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show mvr members コマンドの出力を示します。
MVR Group IP Status Members
------------ ------ -------
239.255.0.1 ACTIVE Gi1/0/1(d), Gi1/0/2(s)
239.255.0.2 INACTIVE None
239.255.0.3 INACTIVE None
239.255.0.4 INACTIVE None
239.255.0.5 INACTIVE None
239.255.0.6 INACTIVE None
239.255.0.7 INACTIVE None
239.255.0.8 INACTIVE None
239.255.0.9 INACTIVE None
239.255.0.10 INACTIVE None
次の例では、 show mvr members ip-address コマンドの出力を示します。次のアドレスを持った IP マルチキャスト グループのメンバを表示します。
Switch# show mvr members 239.255.0.2
239.255.003.--22 ACTIVE Gi1/0/1(d), Gi1/0/2(d), Gi1/0/3(d),
show network-policy profile
ネットワーク ポリシー プロファイルを表示するには、 show network policy profile 特権 EXEC コマンドを使用します。
show network-policy profile [ profile number ] [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
profile number |
(任意)ネットワーク ポリシー プロファイル番号を表示します。プロファイルが入力されていない場合、すべてのネットワーク ポリシー プロファイルが表示されます。 |
detail |
(任意)詳細なステータスと統計情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、 show network-policy profile コマンドの出力を示します。
Switch# show network-policy profile
Network Policy Profile 10
Network Policy Profile 30
Network Policy Profile 36
show nmsp
スイッチの Network Mobility Services Protocol(NMSP)情報を表示するには、 show nmsp 特権 EXEC コマンドを使用します。このコマンドは、スイッチで暗号化ソフトウェア イメージが実行されている場合にだけ利用できます。
show nmsp { attachment suppress interface | capability | notification interval | statistics { connection | summary } | status | subscription { detail | summary} } [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
attachment suppress interface |
アタッチメント抑制インターフェイスを表示します。 |
capability |
サポートされるサービスとサブサービスを含むスイッチ機能を表示します。 |
notification interval |
サポートされるサービスの通知間隔を表示します。 |
statistics { connection | summary } |
NMSP 統計情報を表示します。 • connection :各接続でのメッセージ カウンタを表示します。 • summary :グローバル カウンタを表示します。 |
status |
NMSP 接続に関する情報を表示します。 |
subscription { detail | summary} |
各 NMSP 接続に関するサブスクリプション情報を表示します。 • detail :各接続でサブスクライブしているすべてのサービスとサブサービスを表示します。 • summary :各接続でサブスクライブしているすべてのサービスを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、 show nmsp attachment suppress interface コマンドの出力を示します。
Switch# show nmsp attachment suppress interface
NMSP Attachment Suppression Interfaces
--------------------------------------
次の例では、 show nmsp capability コマンドの出力を示します。
Switch# show nmsp capability
------------------------------
----------- --------------
次の例では、 show nmsp notification interval コマンドの出力を示します。
Switch# show nmsp notification interval
NMSP Notification Intervals
----------------------------------
Attachment notify interval: 30 sec (default)
Location notify interval: 30 sec (default)
次の例では、 show nmsp statistics connection コマンドと show nmsp statistics summary コマンドの出力を示します。
Switch# show nmsp statistics connection
----------------------------------
Tx message count Rx message count
----------------------- -----------------------
Subscr Resp: 1 Subscr Req: 1
Capa Notif: 1 Capa Notif: 1
Switch# show nmsp statistics summary
----------------------------
Socket write would block: 0
Socket read would block: 0
Max Location Notify Msg: 0
Max Attachment Notify Msg: 0
次の例では、 show nmsp status コマンドの出力を示します。
MSE IP Address TxEchoResp RxEchoReq TxData RxData
次の例では、 show nmsp show subscription detail コマンドと show nmsp show subscription summary コマンドの出力を示します。
Switch# show nmsp subscription detail
Mobility Services Subscribed by 172.19.35.109:
----------------- -------------------
Attachment: Wired Station
Switch# show nmsp subscription summary
Mobility Services Subscribed:
-------------------- ---------------------
172.19.35.109 Attachment, Location
show pagp
Port Aggregation Protocol(PAgP; ポート集約プロトコル)チャネル グループ情報を表示するには、 show pagp ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show pagp [ channel-group-number ] { counters | dual-active | internal | neighbor } [ | { begin | exclude | include } expression ]]
構文の説明
channel-group -number |
(任意)チャネル グループの番号です。指定できる範囲は 1 ~ 48 です。 |
counters |
トラフィック情報を表示します。 |
dual-active |
デュアル アクティブ ステータスを表示します。 |
internal |
内部情報を表示します。 |
neighbor |
ネイバー情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SE |
channel -group-number 範囲が 1 ~ 12 から 1 ~ 48 に変更されました。 |
12.2(46)SE |
dual-active キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show pagp コマンドを入力すると、アクティブなチャネル グループの情報が表示されます。非アクティブ ポート チャネルの情報を表示するには、チャネル グループ番号を指定して show pagp コマンドを入力します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show pagp 1 counters コマンドの出力を示します。
Switch> show pagp 1 counters
--------------------------------------
次の例では、 show pagp 1 internal コマンドの出力を示します。
Switch> show pagp 1 internal
Flags: S - Device is sending Slow hello. C - Device is in Consistent state.
A - Device is in Auto mode.
Timers: H - Hello timer is running. Q - Quit timer is running.
S - Switching timer is running. I - Interface timer is running.
Hello Partner PAgP Learning Group
Port Flags State Timers Interval Count Priority Method Ifindex
Gi1/0/1 SC U6/S7 H 30s 1 128 Any 16
Gi1/0/2 SC U6/S7 H 30s 1 128 Any 16
次の例では、 show pagp 1 neighbor コマンドの出力を示します。
Switch> show pagp 1 neighbor
Flags: S - Device is sending Slow hello. C - Device is in Consistent state.
A - Device is in Auto mode. P - Device learns on physical port.
Channel group 1 neighbors
Partner Partner Partner Partner Group
Port Name Device ID Port Age Flags Cap.
Gi1/0/1 switch-p2 0002.4b29.4600 Gi01//1 9s SC 10001
Gi1/0/2 switch-p2 0002.4b29.4600 Gi1/0/2 24s SC 10001
次の例では、 show pagp dual-active コマンドの出力を示します。
Switch> show pagp dual-active
PAgP dual-active detection enabled: Yes
PAgP dual-active version: 1.1
Dual-Active Partner Partner Partner
Port Detect Capable Name Port Version
Gi1/0/1 No Switch Gi3/0/3 N/A
Gi1/0/2 No Switch Gi3/0/4 N/A
show policy-map
着信トラフィックの分類基準を定義する Quality of Service(QoS)ポリシー マップを表示するには、 show policy-map ユーザ EXEC コマンドを使用します。ポリシー マップには、帯域幅制限および制限を超過した場合の対処法を指定するポリサーを格納できます。
show policy-map [ policy-map-name [ class class-map-name ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
policy-map-name |
(任意)指定されたポリシー マップの名前を表示します。 |
class class-map-name |
(任意)各クラスの QoS ポリシー アクションを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
(注) control-plane および interface キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。表示されている統計情報は無視してください。
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show policy-map コマンドの出力を示します。
Policy Map videowizard_policy2
class videowizard_10-10-10-10
police 100000000 2000000 exceed-action drop
関連コマンド
|
|
policy-map |
複数のポートに接続可能なポリシー マップを作成または変更して、サービス ポリシーを指定します。 |
show port-security
インターフェイスまたはスイッチのポート セキュリティ設定を表示するには、 show port-security 特権 EXEC コマンドを使用します。
show port-security [ interface interface-id ] [ address | vlan ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
(注) (任意)指定されたインターフェイスのポート セキュリティ設定を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポート(タイプ、スタック メンバ、モジュール、ポート番号を含む)が含まれます。 |
address |
(任意)すべてのポートまたは指定されたポート上のすべてのセキュア MAC アドレスを表示します。 |
vlan |
(任意)指定されたインターフェイスのすべての VLAN のポート セキュリティ設定を表示します。このキーワードは、スイッチポート モードが trunk に設定されているインターフェイス上だけで表示されます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
vlan キーワードが追加されました(トランク ポートだけで表示)。 |
使用上のガイドライン
キーワードを指定しないでこのコマンドを入力すると、スイッチのすべてのセキュア ポートの管理ステータスおよび動作ステータスが出力されます。
interface-id を入力した場合、コマンドはインターフェイスのポート セキュリティ設定を表示します。
address キーワードを指定してコマンドを入力すると、すべてのインターフェイスのセキュア MAC アドレス、および各セキュア アドレスのエージング情報が表示されます。
interface-id キーワードおよび address キーワードを指定してコマンドを入力すると、各セキュア アドレスのエージング情報を持ったインターフェイスの MAC アドレスがすべて表示されます。インターフェイス上でポート セキュリティがイネーブルでない場合も、このコマンドを使用して、そのインターフェイスの MAC アドレスをすべて表示できます。
vlan キーワードを指定してコマンドを入力すると、インターフェイスの VLAN すべてに対するセキュア MAC アドレスの最大設定数および現在数が表示されます。このオプションは、スイッチポート モードが trunk に設定されているインターフェイス上だけで表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show port-security コマンドの出力を示します。
Switch# show port-security
Secure Port MaxSecureAddr CurrentAddr SecurityViolation Security Action
-------------------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------------------
Total Addresses in System (excluding one mac per port) : 1
Max Addresses limit in System (excluding one mac per port) : 6272
次の例では、 show port-security interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show port-security interface gigabitethernet1/0/1
Violation mode : Shutdown
Maximum MAC Addresses : 1
Configured MAC Addresses : 0
SecureStatic address aging : Disabled
Security Violation count : 0
次の例では、 show port-security address コマンドの出力を示します。
Switch# show port-security address
-------------------------------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports Remaining Age
---- ----------- ---- ----- -------------
1 0006.0700.0800 SecureConfigured Gi1/0/2 1
-------------------------------------------------------------------
Total Addresses in System (excluding one mac per port) : 1
Max Addresses limit in System (excluding one mac per port) : 6272
次の例では、 show port-security interface gigabitethernet 1/0 /2 address コマンドの出力を示します。
Switch# show port-security interface gigabitethernet1/0/2 address
-------------------------------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports Remaining Age
---- ----------- ---- ----- -------------
1 0006.0700.0800 SecureConfigured Gi1/0/2 1
-------------------------------------------------------------------
次の例では、 show port-security interface interface-id vlan コマンドの出力を示します。
Switch# show port-security interface gigabitethernet1/0/2 vlan
Default maximum:not set, using 5120
show power inline
指定された Power over Ethernet(PoE)ポートまたはすべての PoE ポートの PoE ステータスを表示するには、 show power inline ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show power inline [[ interface-id | consumption ] | module switch-number ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(任意)指定されたインターフェイスの PoE 関連電力管理情報を表示します。 |
consumption |
(任意)PoE ポートに接続した装置に割り当てられた電力を表示します。 |
module switch-number |
(注) (任意)指定されたスタック メンバのポートだけを表示します。スイッチ番号は 1 ~ 9 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SEC |
consumption キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、output を含む行は表示されませんが、Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show power inline コマンドの出力を示します。出力では、ポート 2 がスタティックに設定されており、電力がこのポートに事前に割り当てられていますが、受電装置は接続されていません。ポート 6 は、最大ワット数が 10 W に設定されているために power-deny ステートになっているスタティック ポートです。接続された受電装置には、Class 0 または Class 3 装置について報告されたクラスの最大ワット数が設定されています。 表 2-38 に、出力フィールドの説明を示します。
Switch> show power inline
Module Available Used Remaining
------ --------- -------- ---------
Interface Admin Oper Power Device Class Max
--------- ------ ---------- ------- ------------------- ----- ----
Fa1/0/1 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
Fa1/0/2 static off 15.4 n/a n/a 15.4
Fa1/0/3 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
Fa1/0/4 auto on 6.3 IP Phone 7960 2 15.4
Fa1/0/5 static on 15.4 IP Phone 7960 2 15.4
Fa1/0/6 static power-deny 10.0 n/a n/a 10.0
Fa1/0/7 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
次の例では、ポートでの show power inline コマンドの出力を示します。
Switch> show power inline fastethernet2/0/1
Interface Admin Oper Power Device Class Max
--------- ------ ---------- ------- ------------------- ----- ----
Fa2/0/1 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
次の例では、すべての PoE スイッチ ポートの show power inline consumption コマンドの出力を示します。
Switch> show power inline consumption
Default PD consumption : 15400 mW
次の例では、スタック メンバ 1 での show power inline module switch-number コマンドの出力を示します。
Switch> show power inline module 1
Module Available Used Remaining
------ --------- -------- ---------
Interface Admin Oper Power Device Class Max
--------- ------ ---------- ------- ------------------- ----- ----
Fa1/0/1 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
Fa1/0/2 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
Fa1/0/3 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
Fa1/0/4 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
Fa1/0/5 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
Fa1/0/6 auto on 6.3 IP Phone 7910 n/a 15.4
表 2-38 show power inline interface のフィールドの説明
|
|
Admin |
管理モード:auto、off、static |
Oper |
動作モード: • on:受電装置が検出され、電力が適用されています。 • off:PoE が適用されていません。 • faulty:装置検出または受電装置が障害の状態です。 • power-deny:受電装置が検出されていますが、PoE が使用できない状態か、最大ワット数が検出された受電装置の最大数を超えています。 |
Power |
PoE の供給ワット数 |
Device |
検出された装置のタイプ:n/a、unknown、Cisco powered-device、IEEE powered-device、<CDP からの名前> |
Class |
IEEE 分類:n/a、Class <0 ~ 4> |
Available |
システム内の PoE の総数 |
Used |
ポートに割り当てられている PoE の数 |
Remaining |
システム内でポートに割り当てられていない PoE の数 (Available - Used = Remaining) |
show sdm prefer
特定の機能に対するシステム リソースの割り当てに使用できる Switch Database Management(SDM)テンプレートに関する情報を表示するには、 show sdm prefer 特権 EXEC コマンドを使用します。使用中のテンプレートを表示するには、キーワードを指定せずにこのコマンドを使用します。
show sdm prefer [ access | default | dual-ipv4-and-ipv6 { default | routing | vlan } | routing | vlan [ desktop ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
access |
(任意)ACL 用のシステム リソースを最大化するテンプレートを表示します。 |
default |
(任意)機能間のシステム リソースのバランスをとるテンプレートを表示します。 |
dual-ipv4-and-ipv6 { default | routing | vlan } |
(任意)IPv4 と IPv6 の両方をサポートするデュアル テンプレートを表示します。 • default: デフォルトのデュアル テンプレート設定を表示します。 • routing: ルーティングのデュアル テンプレート設定を表示します。 • vlan: VLAN デュアル テンプレート設定を表示します。 |
routing |
(任意)ルーティング用のシステム リソースを最大化するテンプレートを表示します。 |
vlan |
(任意)レイヤ 2 VLAN 用のシステム リソースを最大化するテンプレートを表示します。 |
desktop |
(任意)Catalyst 3750-12S アグリゲータ スイッチ専用で、デスクトップのテンプレートを表示します。このスイッチでは、 desktop キーワードを入力しない場合、アグリゲータ テンプレートが表示されます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
desktop キーワードが追加されました。 |
12.2(25)SE |
dual-ipv4-and-ipv6 { default | vlan } キーワードが追加されました。 |
12.2(25)SED |
access キーワードが追加されました。 |
12.2(25)SEE |
routing デュアル IPv4 および IPv6 テンプレート用のキーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
sdm prefer グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用し、SDM テンプレートを変更した場合は、設定の変更を有効にするためスイッチをリロードする必要があります。 reload 特権 EXEC コマンドを入力する前に、 show sdm prefer コマンドを入力すると、 show sdm prefer コマンドにより、現在使用しているテンプレートおよびリロード後にアクティブになるテンプレートが表示されます。
各テンプレートで表示される番号は、各機能のリソースにおけるおおよその最大数になります。他に設定された機能の実際の数字にもよるため、実際の数字とは異なる場合があります。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show sdm prefer コマンドの出力を示します。使用中のテンプレートが示されています。
The current template is "desktop default" template.
The selected template optimizes the resources in
the switch to support this level of features for
8 routed interfaces and 1024 VLANs.
number of unicast mac addresses: 6K
number of igmp groups + multicast routes: 1K
number of unicast routes: 8K
number of directly connected hosts: 6K
number of indirect routes: 2K
number of policy based routing aces: 0
number of security aces: 1K
次の例では、アグリゲータ スイッチ上で入力された show sdm prefer routing コマンドの出力を示します。
Switch# show sdm prefer routing
"aggregate routing" template:
The selected template optimizes the resources in
the switch to support this level of features for
8 routed interfaces and 1024 VLANs.
number of unicast mac addresses: 6K
number of igmp groups + multicast routes: 1K
number of unicast routes: 20K
number of directly connected hosts: 6K
number of indirect routes: 14K
number of policy based routing aces: 512
number of security aces: 1K
次の例では、デスクトップ スイッチ上で入力された show sdm prefer routing コマンドの出力を示します。
Switch# show sdm prefer routing
"desktop routing" template:
The selected template optimizes the resources in
the switch to support this level of features for
8 routed interfaces and 1024 VLANs.
number of unicast mac addresses: 3K
number of igmp groups + multicast routes: 1K
number of unicast routes: 11K
number of directly connected hosts: 3K
number of indirect routes: 8K
number of policy based routing aces: 512
number of security aces: 1K
次の例では、デスクトップ スイッチ上で入力された show sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 default コマンドの出力を示します。
Switch# show sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 default
"desktop IPv4 and IPv6 default" template:
The selected template optimizes the resources in
the switch to support this level of features for
8 routed interfaces and 1024 VLANs.
number of unicast mac addresses: 2K
number of IPv4 IGMP groups + multicast routes: 1K
number of IPv4 unicast routes: 3K
number of directly-connected IPv4 hosts: 2K
number of indirect IPv4 routes: 1K
number of IPv6 multicast groups: 1K
number of directly-connected IPv6 addresses: 2K
number of indirect IPv6 unicast routes: 1K
number of IPv4 policy based routing aces: 0
number of IPv4/MAC qos aces: 512
number of IPv4/MAC security aces: 1K
number of IPv6 policy based routing aces: 0
number of IPv6 qos aces: 510
number of IPv6 security aces: 510
次の例では、新しいテンプレートを設定し、まだリロードしていないスイッチ上での show sdm prefer コマンドの出力を示します。
The current template is "desktop routing" template.
The selected template optimizes the resources in
the switch to support this level of features for
8 routed interfaces and 1024 VLANs.
number of unicast mac addresses: 3K
number of igmp groups + multicast routes: 1K
number of unicast routes: 11K
number of directly connected hosts: 3K
number of indirect routes: 8K
number of security aces: 1K
On next reload, template will be "desktop vlan" template.
関連コマンド
|
|
sdm prefer |
SDM テンプレートを、ルーティングまたは VLAN のリソースを最大限に活用するように設定、デフォルト テンプレートを使用するように設定、デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを選択するように設定、またはデスクトップ、アグリゲータ テンプレートを選択するように設定します。 |
show setup express
Express Setup モードがスイッチでアクティブかどうかを表示するには、 show setup express 特権 EXEC コマンドを使用します。
show setup express [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(14)EA1 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例は、 show setup express コマンドの出力を示しています。
Switch# show setup express
express setup mode is active
show spanning-tree
スパニングツリーの状態情報を表示するには、 show spanning-tree ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show spanning-tree [ bridge-group | active [ detail ] | backbonefast | blockedports | bridge | detail [ active ] | inconsistentports | interface interface-id | mst | pathcost method | root | summary [ totals ] | uplinkfast | vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show spanning-tree bridge-group [ active [ detail ] | blockedports | bridge | detail [ active ] | inconsistentports | interface interface-id | root | summary ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show spanning-tree vlan vlan-id [ active [ detail ] | blockedports | bridge | detail [ active ] | inconsistentports | interface interface-id | root | summary ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show spanning-tree { vlan vlan-id | bridge-group } bridge [ address | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | priority [ system-id ] | protocol ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show spanning-tree { vlan vlan-id | bridge-group } root [ address | cost | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | port | priority [ system-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show spanning-tree interface interface-id [ active [ detail ] | cost | detail [ active ] | inconsistency | portfast | priority | rootcost | state ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show spanning-tree mst [ configuration [ digest]] | [ instance-id [ detail | interface interface-id [ detail ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
bridge-group |
(任意)ブリッジ グループ番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 255 です。 |
active [ detail ] |
(任意)アクティブ インターフェイスのスパニング ツリー情報だけを表示します(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 |
backbonefast |
(任意)スパニング ツリー BackboneFast ステータスを表示します。 |
blockedports |
(任意)ブロックされたポートの情報を表示します(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 |
bridge [ address | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | priority [ system-id ] | protocol ] |
(任意) このスイッチのステータスおよび設定を表示します (オプションのキーワードは特権 EXEC モードの場合だけ使用可能) 。 |
detail [ active ] |
(任意)インターフェイス情報の詳細サマリーを表示します( active キーワードは特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 |
inconsistentports |
(任意)矛盾するポートの情報を表示します(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 |
interface interface-id [ active [ detail ] | cost | detail [ active ] | inconsistency | portfast | priority | rootcost | state ] |
(任意)指定されたインターフェイスのスパニング ツリー情報を表示します( portfast および state 以外のすべてのオプションは特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。各インターフェイスは、スペースで区切って入力します。インターフェイスの範囲は入力できません。有効なインターフェイスには、物理ポート、VLAN、およびポート チャネルが含まれます。指定できる VLAN 範囲は 1 ~ 4094 です。ポート チャネル範囲は 1 ~ 48 です。 |
mst [ configuration [ digest ]] [ instance-id [ detail | interface interface-id [ detail ]] |
(任意)Multiple Spanning-Tree(MST)のリージョン設定およびステータスを表示します(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 キーワードの意味は次のとおりです。 • digest :(任意)現在の MST 設定 ID(MSTCI)に含まれる MD5 ダイジェストを表示します。1 つは標準スイッチ、もう 1 つは先行標準スイッチ用の 2 つの別個ダイジェストが表示されます(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 IEEE 標準の実装のために専門用語が更新され、 txholdcount フィールドが追加されました。 境界ポート用に新しいマスター ロールが表示されます。 IEEE 標準ブリッジがポートに先行標準 BPDU を送信した場合、 pre-standard または Pre-STD という用語が表示されます。 ポートが先行標準 BPDU を送信するように設定され、ポートで先行標準 BPDU が受信されなかったとき、 pre-standard (config) または Pre-STD-Cf という用語が表示されます。 先行標準 BPDU を送信するように設定されていないポートで先行標準 BPDU が受信された場合、 pre-standard (rcvd) または Pre-STD-Rx という用語が表示されます。 下位指定情報が指定ポートで受信された場合、指定ポートがフォワーディング ステートに戻るか指定が中止されるまで、 dispute フラグが表示されます。 • instance-id : 1 つのインスタンス ID、それぞれをハイフンで区切った ID の範囲、またはカンマで区切った一連の ID を指定できます。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。現在設定されているインスタンス数が表示されます。 • interface interface-id :(任意) 有効なインターフェイスには、物理ポート、VLAN、およびポート チャネルが含まれます。指定できる VLAN 範囲は 1 ~ 4094 です。ポート チャネル範囲は 1 ~ 48 です。 • detail :(任意)インスタンスまたはインターフェイスの詳細情報を表示します。 |
pathcost method |
(任意)デフォルトのパス コスト方式を表示します(特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 |
root [ address | cost | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | port | priority [ system-id ] ] |
(任意)ルート スイッチのステータスおよび設定を表示します(すべてのキーワードは特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。 |
summary [ totals ] |
(任意)ポート状態のサマリー、またはスパニング ツリー ステート セクションの総行数を表示します。 IEEE Standard という語は、スイッチ上で実行されている MST バージョンを識別します。 |
uplinkfast |
(任意)スパニング ツリー UplinkFast ステータスを表示します。 |
vlan vlan-id [ active [ detail ] | backbonefast | blockedports | bridge [ address | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | priority [ system-id ] | protocol ] |
(任意)指定された VLAN のスパニング ツリー情報を表示します(キーワードの一部は特権 EXEC モードの場合だけ使用可能)。VLAN ID 番号で識別された 1 つの VLAN、それぞれをハイフンで区切った VLAN 範囲、またはカンマで区切った一連の VLAN を指定できます。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
mst キーワードおよびオプションが追加されました。 |
使用上のガイドライン
vlan-id 変数を省略した場合は、すべての VLAN のスパニング ツリー インスタンスにコマンドが適用されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show spanning-tree active コマンドの出力を示します。
Switch# show spanning-tree active
Spanning tree enabled protocol ieee
Port 24 (GigabitEthernet2/0/1)
Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec
Bridge ID Priority 49153 (priority 49152 sys-id-ext 1)
Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec
Interface Role Sts Cost Prio.Nbr Type
---------------- ---- --- --------- -------- --------------------------------
Gi2/0/1 Root FWD 3019 128.24 P2p
次の例では、 show spanning-tree detail コマンドの出力を示します。
Switch# show spanning-tree detail
VLAN0001 is executing the ieee compatible Spanning Tree protocol
Bridge Identifier has priority 49152, sysid 1, address 0003.fd63.9580
Configured hello time 2, max age 20, forward delay 15
Current root has priority 32768, address 0001.42e2.cdd0
Root port is 1 (GigabitEthernet2/0/1), cost of root path is 3038
Topology change flag not set, detected flag not set
Number of topology changes 0 last change occurred 1d16h ago
Times: hold 1, topology change 35, notification 2
hello 2, max age 20, forward delay 15
Timers: hello 0, topology change 0, notification 0, aging 300
Port 1 (GigabitEthernet2/0/1) of VLAN0001 is forwarding
Port path cost 3019, Port priority 128, Port Identifier 128.24.
Designated root has priority 32768, address 0001.42e2.cdd0
Designated bridge has priority 32768, address 00d0.bbf5.c680
Designated port id is 128.25, designated path cost 19
Timers: message age 2, forward delay 0, hold 0
Number of transitions to forwarding state: 1
Link type is point-to-point by default
BPDU: sent 0, received 72364
次の例では、 show spanning-tree interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show spanning-tree interface gigabitethernet2/0/1
Vlan Role Sts Cost Prio.Nbr Type
---------------- ---- --- --------- -------- --------------------------------
VLAN0001 Root FWD 3019 128.24 P2p
Switch# show spanning-tree summary
EtherChannel misconfiguration guard is enabled
Extended system ID is enabled
Portfast is disabled by default
PortFast BPDU Guard is disabled by default
Portfast BPDU Filter is disabled by default
Loopguard is disabled by default
Pathcost method used is short
Name Blocking Listening Learning Forwarding STP Active
---------------------- -------- --------- -------- ---------- ----------
---------------------- -------- --------- -------- ---------- ----------
Station update rate set to 150 packets/sec.
Number of transitions via uplinkFast (all VLANs) : 0
Number of proxy multicast addresses transmitted (all VLANs) : 0
Number of transition via backboneFast (all VLANs) : 0
Number of inferior BPDUs received (all VLANs) : 0
Number of RLQ request PDUs received (all VLANs) : 0
Number of RLQ response PDUs received (all VLANs) : 0
Number of RLQ request PDUs sent (all VLANs) : 0
Number of RLQ response PDUs sent (all VLANs) : 0
次の例では、 show spanning-tree mst configuration コマンドの出力を示します。
Switch# show spanning-tree mst configuration
-------- ------------------
----------------------------
次の例では、 show spanning-tree mst interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show spanning-tree mst interface gigabitethernet2/0/1
GigabitEthernet2/0/1 of MST00 is root forwarding
Edge port: no (default) port guard : none (default)
Link type: point-to-point (auto) bpdu filter: disable (default)
Boundary : boundary (STP) bpdu guard : disable (default)
Bpdus sent 5, received 74
Instance role state cost prio vlans mapped
0 root FWD 200000 128 1,12,14-4094
次の例では、 show spanning-tree mst 0 コマンド の出力を示します。
Switch# show spanning-tree mst 0
###### MST00 vlans mapped: 1-9,21-4094
Bridge address 0002.4b29.7a00 priority 32768 (32768 sysid 0)
Root address 0001.4297.e000 priority 32768 (32768 sysid 0)
port Gi1/0/1 path cost 200038
Operational hello time 2, forward delay 15, max age 20, max hops 20
Configured hello time 2, forward delay 15, max age 20, max hops 20
Interface role state cost prio type
-------------------- ---- ----- --------- ---- --------------------------------
GigabitEthernet2/0/1 root FWD 200000 128 P2P bound(STP)
GigabitEthernet2/0/2 desg FWD 200000 128 P2P bound(STP)
Port-channel1 desg FWD 200000 128 P2P bound(STP)
show storm-control
スイッチまたは指定されたインターフェイス上で、ブロードキャスト、マルチキャスト、またはユニキャスト ストーム制御の設定を表示したり、ストーム制御履歴を表示したりするには、 show storm-control ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show storm-control [ interface-id ] [ broadcast | multicast | unicast ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(注) (任意)物理ポートのインターフェイス ID(タイプ、スタック メンバ、モジュール、ポート番号を含む) |
broadcast |
(任意)ブロードキャスト ストームしきい値設定を表示します。 |
multicast |
(任意)マルチキャスト ストームしきい値設定を表示します。 |
unicast |
(任意)ユニキャスト ストームしきい値設定を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
interface-id を入力すると、指定されたインターフェイスのストーム制御しきい値が表示されます。
interface-id を入力しない場合、スイッチ上のポートすべてのトラフィック タイプの設定が表示されます。
トラフィック タイプを入力しない場合は、ブロードキャスト ストーム制御の設定が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、キーワードを指定せずに入力した show storm-control コマンドの出力の一部を示します。トラフィック タイプのキーワードが入力されてないため、ブロードキャスト ストーム制御の設定が表示されます。
Switch> show storm-control
Interface Filter State Upper Lower Current
--------- ------------- ---------- --------- ---------
Gi1/0/1 Forwarding 20 pps 10 pps 5 pps
Gi1/0/2 Forwarding 50.00% 40.00% 0.00%
次の例では、指定されたインターフェイスの show storm-control コマンドの出力を示します。トラフィック タイプのキーワードが入力されてないため、ブロードキャスト ストーム制御の設定が表示されます。
Switch> show storm-control gigabitethernet 1/0/1
Interface Filter State Upper Lower Current
--------- ------------- ---------- --------- ---------
Gi1/0/1 Forwarding 20 pps 10 pps 5 pps
表 2-39 に、 show storm-control の出力で表示されるフィールドの説明を示します。
表 2-39 show storm-control のフィールドの説明
|
|
Interface |
インターフェイスの ID を表示します。 |
Filter State |
フィルタのステータスを表示します。 • blocking:ストーム制御はイネーブルであり、ストームが発生しています。 • forwarding:ストーム制御はイネーブルであり、ストームは発生していません。 • Inactive:ストーム制御はディセーブルです。 |
Upper |
上限抑制レベルを利用可能な全帯域幅のパーセンテージとして、毎秒のパケット数または毎秒のビット数で表示します。 |
Lower |
下限抑制レベルを利用可能な全帯域幅のパーセンテージとして、毎秒のパケット数または毎秒のビット数で表示します。 |
Current |
ブロードキャスト トラフィックまたは指定されたトラフィック タイプ(ブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャスト)の帯域幅の使用状況を、利用可能な全帯域幅のパーセンテージで表示します。このフィールドは、ストーム制御がイネーブルの場合だけ有効です。 |
show switch
スタック メンバまたはスイッチ スタックに関連した情報を表示するには、show switch ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show switch [ stack-member-number | detail | neighbors | stack-ports [ summary ] | stack-ring activity [ detail ] | speed ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
stack-member-number |
(任意)指定されたメンバの情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 9 です。 |
detail |
(任意)スタック リングの詳細情報を表示します。 |
neighbors |
(任意)スタック全体のネイバーを表示します。 |
stack-ports |
(任意)スタック全体のポート情報を表示します。 |
stack-ports [ summary ] |
(任意)StackWise ケーブルの長さ、スタック リンク ステータス、およびループバック ステータスを表示します。 |
stack-ring activity [ detail ] |
(任意)スタック リングに送信されたフレーム数を、メンバ単位で表示します。スタック リング、受信キュー、および ASIC に送信されるフレーム数をメンバ単位で表示するには、 detail キーワードを使用します。 |
stack-ring speed |
(任意)スタック リングの速度を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
表示が、Switch Database Management(SDM)のミスマッチも含むよう拡張されました。 |
12.2(20)SE |
表示が、プロビジョニング情報も含むよう拡張されました。 stack-ring activity [ detail ] キーワードが追加されました。 |
12.2(50)SE |
表示が、StackWise ケーブル、リンク、およびループバック情報を含むよう拡張されました。 stack ports [ summary ] キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
このコマンドでは、次のステートが表示されます。
• Waiting:スイッチは起動中で、スタック内にある他のスイッチからの通信を待っています。スイッチはまだスタック マスターであるかどうかを判別していません。
スタック マスター選出に参加していないスタック メンバは、スタック マスターが選出され準備ができるまで Waiting ステートのままです。
• Initializing:スイッチがそのスタック マスター ステータスを判別しました。スイッチがスタック マスターでない場合、このスイッチはスタック マスターからシステム レベルおよびインターフェイス レベルの設定を受信してロードしています。
• Ready:メンバがシステム レベルおよびインターフェイス レベルの設定のロードを完了し、トラフィックを転送できるようになっています。
• Master Re-Init:マスターの再選出で、異なるメンバがマスターに選出された直後のステート。新しいマスターがその設定を再初期化しています。このステートは、新しいマスターだけに適用されます。
• Ver Mismatch:Version-Mismatch モードのスイッチ。Version-Mismatch モードは、スタックに加入しているスイッチに、マスターとは異なるスタック プロトコル マイナー バージョン番号がある状態です。
• SDM Mismatch:Switch Database Management(SDM)ミスマッチ モードのスイッチ。SDM ミスマッチは、マスターで実行している SDM テンプレートをメンバがサポートしていない状態です。
• Provisioned:事前設定されたスイッチが、スタックのアクティブ メンバになる前のステート、またはスタック メンバがスタックから脱退した後のステート。 プロビジョニングされたスイッチでは、MAC アドレスおよびプライオリティ番号は、常に 0 と表示されます。
起動中のメンバ(マスターを含む)の代表的なステート遷移は、Waiting -> Initializing -> Ready です。
マスター選出後にマスターになるメンバの代表的なステート遷移は、Ready -> Master Re-Init -> Ready です。
Version-Mismatch モードのメンバの代表的なステート遷移は、Waiting -> Ver Mismatch です。
スタックにプロビジョニングされたスイッチが存在するかどうかを識別するには、 show switch コマンドを使用できます。 show running-config および show startup-config 特権 EXEC コマンドでは、この情報は提供されません。
永続的 MAC アドレスがイネーブルになっている場合、スタックの MAC-persistency wait-time も表示されます。
例
次の例では、スタックのサマリー情報を示します。
Switch# Role Mac Address Priority State
--------------------------------------------------------
6 Member 0003.e31a.1e00 1 Ready
*8 Master 0003.e31a.1200 1 Ready
2 Member 0000.000.0000 0 Provisioned
次の例では、スタックの詳細情報を示します。
Switch> show switch detail
Switch/Stack Mac Address : 0013.c4db.7e00
Mac persistency wait time: 4 mins
Switch# Role Mac Address Priority Version State
----------------------------------------------------------
*1 Master 0013.c4db.7e00 1 0 Ready
2 Member 0000.000.0000 0 0 Provisioned
6 Member 0003.e31a.1e00 1 0 Ready
Stack Port Status Neighbors
Switch# Port 1 Port 2 Port 1 Port 2
--------------------------------------------------------
次の例では、メンバ 6 のサマリー情報を示します。
Switch# Role Mac Address Priority State
--------------------------------------------------------
6 Member 0003.e31a.1e00 1 Ready
次の例では、スタックのネイバー情報を示します。
Switch> show switch neighbors
次の例では、スタックポート情報を示します。
Switch> show switch stack-ports
表 2-40 に、 show switch stack-ports summary コマンドの出力を示します。
Switch> show switch stack-ports summary
Switch#/ Stack Neighbor Cable Link Link Sync # In
Port# Port Length OK Active OK Changes Loopback
-------- ------ -------- -------- ---- ------ ---- --------- --------
1/1 Down 2 50 cm No NO No 10 No
1/2 Ok 3 1 m Yes Yes Yes 0 No
2/1 Ok 5 3 m Yes Yes Yes 0 No
2/2 Down 1 50 cm No No No 10 No
3/1 Ok 1 1 m Yes Yes Yes 0 No
3/2 Ok 5 1 m Yes Yes Yes 0 No
5/1 Ok 3 1 m Yes Yes Yes 0 No
5/2 Ok 2 3 m Yes Yes Yes 0 No
表 2-40 show switch stack-ports summary コマンドの出力
|
|
Switch#/Port# |
メンバ番号とその StackWise ポート番号。 |
Stack Port Status |
• Absent:StackWise ポートではケーブルは検出されていません。 • Down:ケーブルが検出されましたが、接続済みのネイバーが起動していないか、StackWise ポートがディセーブルになっています。 • OK:ケーブルが検出され、接続済みのネイバーが起動しています。 |
Neighbor |
StackWise ケーブルの一方の終端にあるアクティブ メンバのスイッチ番号。 |
Cable Length |
有効な長さは 50 cm、1 m、または 3 m です。 スイッチがケーブルの長さを検出できない場合は、値は no cable になります。ケーブルが接続されていないか、リンクが信頼できない可能性があります。 |
Link OK |
これは、リンクが安定しているかどうかを示します。 リンクの相手側 とは、ネイバー スイッチ上の StackWise ポートです。 • No:リンクの相手側は、ポートから無効なプロトコル メッセージを受信します。 • Yes:リンクの相手側は、ポートから有効なプロトコル メッセージを受信します。 |
Link Active |
これは、StackWise ポートがリンクの相手側と同じステートになっているかどうかを示します。 • No:ポートはリンクの相手側にトラフィックを送信できません。 • Yes:ポートはリンクの相手側にトラフィックを送信できます。 |
Sync OK |
• No:リンクの相手側は、StackWise ポートに有効なプロトコル メッセージを送信しません。 • Yes:リンクの相手側は、ポートに有効なプロトコル メッセージを送信します。 |
# Changes to LinkOK |
これは、リンクの相対的安定性を示します。 短期間で多数の変更が行われた場合は、リンクのフラップが発生することがあります。 |
In Loopback |
• No:メンバ上の少なくとも 1 つの StackWise ポートに接続済みの StackWise ケーブルがあります。 • Yes:メンバ上のどの StackWise ポートにも、接続済みの StackWise ケーブルはありません。 |
次の例では、スタックリングのアクティビティの詳細情報を示します。
Switch> show switch stack-ring activity detail
Switch Asic Rx Queue-1 Rx Queue-2 Rx Queue-3 Rx Queue-4 Total
-------------------------------------------------------------------------
1 0 2021864 1228937 281510 0 3532311
---------------------------
-------------------------------------------------------------------------
2 0 2020901 90833 101680 0 2213414
---------------------------
-------------------------------------------------------------------------
Total frames sent to stack ring : 5818507
Note: these counts do not include frames sent to the ring
by certain output features, such as output SPAN and output
show system mtu
グローバル最大伝送ユニット(MTU)、またはスイッチの最大パケット サイズ設定を表示するには、 show system mtu 特権 EXEC コマンドを使用します。
show system mtu [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
system mtu または system mtu jumbo グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して MTU の設定を変更した場合、スイッチをリセットしない限り、新しい設定は有効になりません。
システム MTU は 10/100 Mbps で動作するポートを、システム ジャンボ MTU はギガビット ポートを参照します。システム ルーティング MTU はルーテッド ポートを参照します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show system mtu コマンドの出力を示します。
System MTU size is 1500 bytes
System Jumbo MTU size is 1550 bytes
Routing MTU size is 1500 bytes.
関連コマンド
|
|
system mtu |
ファスト イーサネット ポート、ギガビット イーサネット ポート、またはルーテッド ポートの MTU サイズを設定します。 |
show udld
すべてのポートまたは指定されたポートの UniDirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)管理ステータスおよび動作ステータスを表示するには、 show udld ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show udld [ interface-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface-id |
(任意)インターフェイスの ID およびポート番号です。有効なインターフェイスには、物理ポートと VLAN が含まれます。指定できる VLAN 範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
interface-id を入力しない場合は、すべてのインターフェイスの管理上および運用上の UDLD ステータスが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show udld interface-id コマンドの出力を示します。ここでは、UDLD はリンクの両端でイネーブルに設定されていて、リンクが双方向であることを UDLD が検出します。 表 2-41 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
Switch> show udld gigabitethernet2/0/1
Port enable administrative configuration setting: Follows device default
Port enable operational state: Enabled
Current bidirectional state: Bidirectional
Current operational state: Advertisement - Single Neighbor detected
Current neighbor state: Bidirectional
Neighbor echo 1 device: Switch-B
Neighbor echo 1 port: Gi2/0/2
CDP Device name: Switch-A
表 2-41 show udld のフィールドの説明
|
|
Interface |
UDLD に設定されたローカル デバイスのインターフェイス。 |
Port enable administrative configuration setting |
ポートでの UDLD の設定方法。UDLD がイネーブルまたはディセーブルの場合、ポートのイネーブル設定は運用上のイネーブル ステートと同じです。それ以外の場合、イネーブル動作設定は、グローバルなイネーブル設定によって決まります。 |
Port enable operational state |
このポートで UDLD が実際に稼動しているかどうかを示す動作ステート。 |
Current bidirectional state |
リンクの双方向ステート。リンクがダウンしているか、または UDLD 非対応デバイスに接続されている場合は、unknown ステートが表示されます。リンクが UDLD 対応デバイスに通常どおり双方向接続されている場合は、bidirectional ステートが表示されます。その他の値が表示されている場合は、正しく配線されていません。 |
Current operational state |
UDLD ステート マシンの現在のフェーズ。通常の双方向リンクの場合、多くは、ステート マシンはアドバタイズ フェーズです。 |
Message interval |
ローカル デバイスからアドバタイズ メッセージを送信する頻度。単位は秒です。 |
Time out interval |
検出ウィンドウ中に、UDLD が近接デバイスからのエコーを待機する期間(秒)。 |
Entry 1 |
最初のキャッシュ エントリの情報。このエントリには、ネイバーから受信されたエコー情報のコピーが格納されます。 |
Expiration time |
このキャッシュ エントリの期限が切れるまでの存続期間(秒)。 |
Device ID |
近接デバイスの ID。 |
Current neighbor state |
ネイバーの現在のステート。ローカル デバイスおよび近接装置の両方で UDLD が通常どおり稼動している場合、ネイバー ステートおよびローカル ステートは双方向です。リンクがダウンしているか、またはネイバーが UDLD 対応でない場合、キャッシュ エントリは表示されません。 |
Device name |
装置名またはネイバーのシステム シリアル番号。装置名が設定されていないか、またはデフォルト(Switch)に設定されている場合、システムのシリアル番号が表示されます。 |
Port ID |
UDLD に対してイネーブルに設定されたネイバーのポート ID。 |
Neighbor echo 1 device |
エコーの送信元であるネイバーの装置名。 |
Neighbor echo 1 port |
エコーの送信元であるネイバーのポート番号 ID。 |
Message interval |
ネイバーがアドバタイズ メッセージを送信する速度(秒)。 |
CDP device name |
CDP デバイス名またはシステム シリアル番号。装置名が設定されていないか、またはデフォルト(Switch)に設定されている場合、システムのシリアル番号が表示されます。 |
関連コマンド
|
|
udld |
UDLD のアグレッシブ モードまたはノーマル モードをイネーブルにするか、または設定可能なメッセージ タイマーの時間を設定します。 |
udld port |
個々のインターフェイスで UDLD をイネーブルにするか、または光ファイバ インターフェイスが udld グローバル コンフィギュレーション コマンドによってイネーブルになるのを防ぎます。 |
udld reset |
UDLD によるすべてのインターフェイス シャットダウンをリセットし、トラフィックが通過するのを再び許可します。 |
show version
ハードウェアおよびファームウェアのバージョン情報を表示するには、 show version ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show version [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show version コマンドの出力を示します。
(注) show version 出力には表示されますが、コンフィギュレーション レジスタ情報はスイッチでサポートされていません。
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) C3750 Software (C3750-IPSERVICES-M), Version 12.2(25)SEB, RELEASE SOFTWARE (fc1)
Copyright (c) 1986-2005 by cisco Systems, Inc.
Compiled Tues 15-Feb-05 21:09 by antonino
Image text-base: 0x00003000, data-base: 0x008E36A4
ROM: Bootstrap program is C3750 boot loader
BOOTLDR: C3750 Boot Loader (C3750-HBOOT-M) Version 12.2(25)SEB,
Switch uptime is 2 days, 11 hours, 16 minutes
System returned to ROM by power-on
System image file is "flash:i5.709"
cisco WS-C3750-48TS (PowerPC405) processor with 120822K/10240K bytes of memory.
Target IOS Version 12.2(25)SEB
1 Virtual Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
48 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
32 Gigabit Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
The password-recovery mechanism is enabled.
512K bytes of flash-simulated non-volatile configuration memory.
Base ethernet MAC Address : 00:09:43:A7:F2:00
Motherboard assembly number : 73-7056-05
Motherboard serial number : CSJ0638004U
Motherboard revision number : 05
Model number : 73-7056-05
Switch Ports Model SW Version SW Image
------ ----- ----- ---------- ----------
1 28 WS-C3750G-24TS 12.2(25)SEB C3750-IPSERVICES-M
* 8 52 WS-C3750-48TS 12.2(25)SEB C3750-IPSERVICES-M
Switch Uptime : 2 days, 11 hours, 17 minutes
Base ethernet MAC Address : 00:0B:46:2E:35:80
Motherboard assembly number : 73-7058-04
Power supply part number : 341-0045-01
Motherboard serial number : CSJ0640010L
Model number : WS-C3750-24TS-SMI
System serial number : CSJ0642U00A
Configuration register is 0xF
show vlan
スイッチ上のすべての設定済み VLAN またはある VLAN(VLAN ID または名前を指定した場合)のパラメータを表示するには、 show vlan ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show vlan [ brief | dot1q tag native | id vlan-id | internal usage | mtu | name vlan-name | private-vlan [ type ] | remote-span | summary ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
brief |
(任意)VLAN ごとに VLAN 名、ステータス、およびポートを 1 行で表示します。 |
dot1q tag native |
(任意)IEEE 802.1Q ネイティブ VLAN タギング ステータスを表示します。 |
id vlan-id |
(任意)VLAN ID 番号で特定された 1 つの VLAN に関する情報を表示します。 vlan-id に指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
internal usage |
(任意)スイッチが内部的に使用する VLAN のリストを表示します。これらの VLAN は常に拡張範囲(VLAN ID が 1006 ~ 4094)内のものです。これらの VLAN を内部使用から削除しないと、 vlan グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、これらの IDS で VLAN を作成できません。 |
mtu |
(任意)VLAN のリストと、VLAN のポートに設定されている最小および最大伝送ユニット(MTU)サイズを表示します。 |
name vlan-name |
(任意)VLAN 名で特定された 1 つの VLAN に関する情報を表示します。VLAN 名は、1 ~ 32 文字の ASCII 文字列です。 |
private-vlan |
(任意)プライマリおよびセカンダリ VLAN ID、タイプ(コミュニティ、独立、またはプライマリ)、およびプライベート VLAN に属するポートを含む、設定済みのプライベート VLAN の情報を表示します。このキーワードは、スイッチが IP サービス イメージを実行している場合だけサポートされます。 |
type |
(任意)プライベート VLAN ID およびタイプだけを表示します。 |
remote-span |
(任意)Remote SPAN(RSPAN)VLAN に関する情報を表示します。 |
summary |
(任意)VLAN サマリー情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
(注) ifindex キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されていますが、サポートされていません。
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(20)SE |
mtu および private-vlan キーワードが追加されました。 |
12.2(25)SE |
dot1q tag native キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show vlan mtu コマンド出力では、 MTU_Mismatch 列に VLAN 内のすべてのポートに同じ MTU があるかどうかを示します。この列に yes が表示されている場合、VLAN の各ポートに別々の MTU があり、パケットが、大きい MTU を持つポートから小さい MTU を持つポートにスイッチングされると、ドロップされることがあります。VLAN に SVI がない場合、ハイフン(-)記号が SVI_MTU 列に表示されます。MTU-Mismatch 列に yes が表示されている場合、MiniMTU を持つポートと MaxMTU を持つポート名が表示されます。
セカンダリ VLAN を定義する前にプライベート VLAN のセカンダリ VLAN をプライマリ VLAN に関連付けようとすると、セカンダリ VLAN が show vlan private-vlan コマンドの出力に含まれません。
show vlan private-vlan type コマンドの出力では、 normal として表示されたタイプは、プライベート VLAN のアソシエーションを持っていても、プライベート VLAN の一部ではない VLAN であることを意味します。たとえば、2 つの VLAN をプライマリ VLAN およびセカンダリ VLAN と定義し、関連付けた後で、プライマリ VLAN からアソシエーションを削除せずにセカンダリ VLAN の設定を削除した場合、セカンダリ VLAN だった VLAN が出力に normal として表示されます。 show vlan private-vlan 出力では、プライマリとセカンダリ VLAN のペアが non-operational と表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show vlan コマンドの出力を示します。 表 2-42 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
---- -------------------------------- --------- -------------------------------
1 default active Fa1/0/1, Fa1/0/2, Fa1/0/3
Fa1/0/4, Fa1/0/5, Fa1/0/6
Fa1/0/7, Fa1/0/8, Fa1/0/9
Fa1/0/10, Fa1/0/11, Fa1/0/12
Fa1/0/13, Fa1/0/14, Fa1/0/15
Fa1/0/16, Fa1/0/17, Fa1/0/18
Fa1/0/19, Fa1/0/20, Fa1/0/21
Fa1/0/24, Gi1/0/1, Gi1/0/2
1003 token-ring-default active
1004 fddinet-default active
1005 trnet-default active
VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2
---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------
1 enet 100001 1500 - - - - - 1002 1003
2 enet 100002 1500 - - - - - 0 0
3 enet 100003 1500 - - - - - 0 0
1005 trnet 101005 1500 - - - ibm - 0 0
------------------------------------------------------------------------------
Primary Secondary Type Ports
------ --------- ----------------- ------------------------------------------
Primary Secondary Type Ports
------- --------- ----------------- ------------------------------------------
20 25 isolated Fa1/0/13, Fa1/0/20, Fa1/0/22, Gi1/0/1, Fa2/0/13, Fa2/0/22, Fa3/0/13, Fa3/0/14.Fa3/0/20, Gi3/0/1
20 30 community Fa1/0/13, Fa1/0/20, Fa1/0/21, Gi1/0/1, Fa2/0/13, Fa2/0/20, Fa3/0/14, Fa3/0/20,Fa3/0/21, Gi3/0/1
20 35 community Fa1/0/13, Fa1/0/20, Fa1/0/23, Fa1/0/33, Gi1/0/1, Fa2/0/13, Fa3/0/14, Fa3/0/20, Fa3/0/23, Fa3/0/33, Gi3/0/1
表 2-42 show vlan コマンドの出力フィールド
|
|
VLAN |
VLAN 番号。 |
Name |
VLAN の名前(設定されている場合)。 |
Status |
VLAN のステータス(active または suspend)。 |
Ports |
VLAN に属するポート。 |
Type |
VLAN のメディア タイプ。 |
SAID |
VLAN のセキュリティ アソシエーション ID 値。 |
MTU |
VLAN の最大伝送ユニット サイズ。 |
Parent |
親 VLAN(存在する場合)。 |
RingNo |
VLAN のリング番号(該当する場合)。 |
BrdgNo |
VLAN のブリッジ番号(該当する場合)。 |
Stp |
VLAN で使用されるスパニング ツリー プロトコル タイプ。 |
BrdgMode |
この VLAN のブリッジング モード:可能な値はソースルート ブリッジング(SRB)およびソースルート トランスペアレント(SRT)で、デフォルトは SRB です。 |
Trans1 |
トランスレーション ブリッジ 1。 |
Trans2 |
トランスレーション ブリッジ 2。 |
Remote SPAN VLANs |
設定されている RSPAN VLAN を識別します。 |
Primary/Secondary/ Type/Ports |
プライマリ VLAN ID、セカンダリ VLAN ID、セカンダリ VLAN のタイプ(コミュニティまたは隔離)、およびそれに所属するポートを含む、設定されたプライベート VLAN が含まれます。 |
次の例では、 show vlan dot1q tag native コマンドの出力を示します。
Switch> show vlan dot1q tag native
dot1q native vlan tagging is disabled
次の例では、 show vlan private-vlan コマンドの出力を示します。
Switch> show vlan private-vlan
Primary Secondary Type Ports
------- --------- ----------------- ------------------------------------------
10 502 community Fa2/0/11
10 503 non-operational3 -
20 25 isolated Fa1/0/13, Fa1/0/20, Fa1/0/22, Gi1/0/1, Fa2/0/13, Fa2/0/22, Fa3/0/13, Fa3/0/14, Fa3/0/20, Gi3/0/1
20 30 community Fa1/0/13, Fa1/0/20, Fa1/0/21, Gi1/0/1, Fa2/0/13, Fa2/0/20, Fa3/0/14, Fa3/0/20, Fa3/0/21, Gi3/0/1
20 35 community Fa1/0/13, Fa1/0/20, Fa1/0/23, Fa1/0/33.Gi1/0/1, Fa2/0/13, Fa3/0/14, Fa3/0/20.Fa3/0/23, Fa3/0/33, Gi3/0/1
2000 2500 isolated Fa1/0/5, Fa1/0/10, Fa2/0/5, Fa2/0/10, Fa2/0/15
次の例では、 show vlan private-vlan type コマンドの出力を示します。
Switch> show vlan private-vlan type
次の例では、 show vlan summary コマンドの出力を示します。
Switch> show vlan summary
Number of existing VLANs : 45
Number of existing VTP VLANs : 45
Number of existing extended VLANs : 0
次の例では、 show vlan id コマンドの出力を示します。
---- -------------------------------- --------- -------------------------------
2 VLAN0200 active Fa1/0/7, Fa1/0/8
2 VLAN0200 active Fa1/3, Fa2/5, Fa2/6
VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2
---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------
2 enet 100002 1500 - - - - - 0 0
次の例では、 show vlan internal usage コマンドの出力を示します。これは、VLAN 1025 および 1026 が、スタック メンバ 1 のファスト イーサネット ルーテッド ポート 23 および 24 の内部 VLAN として使用されていることを示しています。これらの VLAN ID のいずれかを使用する場合は、ルーテッド ポートをシャットダウンする必要があります。これにより、内部 VLAN を解放して、拡張範囲 VLAN を作成します。ルーテッド ポートを開始すると、他の内部 VLAN 番号が割り当てられます。
Switch> show vlan internal usage
関連コマンド
|
|
private-vlan |
VLAN をコミュニティ、隔離、またはプライマリ VLAN に設定するか、プライマリ VLAN をセカンダリ VLAN に関連付けます。 |
switchport mode |
ポートの VLAN メンバシップ モードを設定します。 |
usb-inactivity-timeout |
VLAN 1 ~ 4094 を設定できる場合、VLAN コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。 |
show vlan access-map
特定の VLAN アクセス マップ、またはすべての VLAN アクセス マップに関する情報を表示するには、 show vlan access-map 特権 EXEC コマンドを使用します。
show vlan access-map [ mapname ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
mapname |
(任意)特定の VLAN アクセス マップ名。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show vlan access-map コマンドの出力を示します。
Switch# show vlan access-map
Vlan access-map "SecWiz" 10
ip address: SecWiz_Gi0_3_in_ip
ip address: SecWiz_Fa10_3_in_ip
show vlan filter
VLAN フィルタすべてに関する情報、または特定の VLAN または VLAN アクセス マップに関する情報を表示するには、 show vlan filter 特権 EXEC コマンドを使用します。
show vlan filter [ access-map name | vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
access-map name |
(任意)指定された VLAN アクセス マップのフィルタリング情報を表示します。 |
vlan vlan-id |
(任意)指定された VLAN のフィルタリング情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show vlan filter コマンドの出力を示します。
VLAN Map map_1 is filtering VLANs:
show vmps
VLAN Query Protocol(VQP)バージョン、再確認インターバル、再試行回数、VLAN メンバシップ ポリシー サーバ(VMPS)の IP アドレス、および現在のサーバやプライマリ サーバを表示するには、キーワードを指定しないで show vmps ユーザ EXEC コマンドを使用します。 statistics キーワードを使用すると、クライアント側の統計情報が表示されます。
show vmps [ statistics ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
statistics |
(任意)VQP のクライアント側統計情報およびカウンタを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show vmps コマンドの出力を示します。
Reconfirm Interval: 60 min
次の例では、 show vmps statistics コマンドの出力を示します。 表 2-43 に、表示される各フィールドの説明を示します。
Switch> show vmps statistics
VQP Insufficient Resource: 0
表 2-43 show vmps statistics のフィールドの説明
|
|
VQP Queries |
クライアントから VMPS に送信されるクエリー数。 |
VQP Responses |
VMPS からクライアントに送信される応答数。 |
VMPS Changes |
サーバ間で VMPS を変更した回数。 |
VQP Shutdowns |
ポートをシャットダウンするために VMPS が応答を送信した回数。クライアントはポートをディセーブルにし、このポート上のすべてのダイナミック アドレスをアドレス テーブルから削除します。接続を復元するには、ポートを再び管理上のイネーブル状態にする必要があります。 |
VQP Denied |
VMPS がセキュリティ上の理由からクライアント要求を拒否した回数。VMPS の応答がアドレスを拒否した場合、そのアドレスでワークステーションとのフレーム伝送は実行されません(ポートが VLAN に割り当てられている場合、ブロードキャストまたはマルチキャスト フレームがワークステーションに対して配信されます)。クライアントは拒否されたアドレスをブロック済みアドレスとしてアドレス テーブルに保管します。これにより、このワークステーションから受信した各新規パケットに対するクエリーが、これ以上 VMPS に送信されなくなります。エージング タイム内に、このポートでこのワークステーションからの新規パケットを受信しない場合、クライアントはアドレスを期限切れにします。 |
VQP Wrong Domain |
要求内の管理ドメインが VMPS の管理ドメインと一致しない回数。ポートの従来の VLAN 割り当ては変更されません。この応答は、サーバおよびクライアントに同じ VTP 管理ドメインが設定されていないことを意味します。 |
VQP Wrong Version |
クエリー パケットのバージョン フィールドに、VMPS でサポートされているバージョンよりも大きい値が格納される回数。ポートの VLAN 割り当ては変更されません。スイッチは VMPS バージョン 1 要求だけを送信します。 |
VQP Insufficient Resource |
リソースのアベイラビリティに問題があるために、VMPS が要求に応答できない回数。再試行制限に達していない場合、クライアントはサーバごとの再試行回数に達したかどうかに応じて、同じサーバまたは次の代替サーバに要求を再送信します。 |
show vtp
VLAN Trunking Protocol(VTP)の管理ドメイン、ステータス、およびカウンタに関する一般情報を表示するには、 show vtp ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show vtp { counters | devices [ conflicts ] | interface [ interface-id ] | password | status } [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
counters |
スイッチの VTP 統計情報を表示します。 |
password |
設定された VTP パスワードを表示します。 |
devices |
ドメイン内のすべての VTP バージョン 3 デバイスに関する情報を表示します。このキーワードは、スイッチが VTP バージョン 3 を実行していない場合だけ適用されます。 |
conflicts |
競合するプライマリ サーバを持つ VTP バージョン 3 デバイスに関する情報を表示します。このコマンドは、スイッチが VTP 透過モードまたは VPT オフ モードの場合、無視されます。 |
interface [ interface-id ] |
すべてのインターフェイスまたは指定されたインターフェイスに対する VTP のステータスおよび設定を表示します。 interface-id には物理インターフェイスまたはポート チャネルを指定できます。 |
status |
VTP 管理ドメインのステータスに関する一般情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(11)AX |
このコマンドが追加されました。 |
12.1(14)EA1 |
password キーワードが追加されました。 |
12.2(52)SE |
devices および interface キーワードが VTP バージョン 3 に追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチが VTP バージョン 3 を実行中に show vtp password コマンドを入力すると、表示は次のルールに従います。
• password password グローバル コンフィギュレーション コマンドで hidden キーワードを指定せず、スイッチ上で暗号化がイネーブルでない場合、パスワードはクリア テキストで表示されます。
• password password コマンドで hidden キーワードを指定せず、スイッチ上で暗号化がイネーブルの場合、暗号化されたパスワードが表示されます。
• password password コマンドに hidden キーワードが含まれていた場合、16 進数の秘密キーが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show vtp devices コマンドの出力を示します。 Conflict
列の Yes
は、応答するサーバがその機能のローカル サーバと競合していることを意味します。つまり、同じドメイン内の 2 つのスイッチは、データベースに対して同じプライマリ サーバを持ちません。
Switch#
show vtp devices
Retrieving information from the VTP domain. Waiting for 5 seconds.
VTP Database Conf switch ID Primary Server Revision System Name
------------ ---- -------------- -------------- ---------- ----------------------
VLAN Yes 00b0.8e50.d000 000c.0412.6300 12354 main.cisco.com
MST No 00b0.8e50.d000 0004.AB45.6000 24 main.cisco.com
VLAN Yes 000c.0412.6300=000c.0412.6300 67 qwerty.cisco.com
次の例では、 show vtp counters コマンドの出力を示します。 表 2-44 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
Switch> show vtp counters
Summary advertisements received : 0
Subset advertisements received : 0
Request advertisements received : 0
Summary advertisements transmitted : 6970
Subset advertisements transmitted : 0
Request advertisements transmitted : 0
Number of config revision errors : 0
Number of config digest errors : 0
Number of V1 summary errors : 0
Trunk Join Transmitted Join Received Summary advts received from
non-pruning-capable device
---------------- ---------------- ---------------- ---------------------------
表 2-44 show vtp counters のフィールドの説明
|
|
Summary advertisements received |
トランク ポート上でこのスイッチが受信するサマリー アドバタイズの数。サマリー アドバタイズには、管理ドメイン名、コンフィギュレーション リビジョン番号、更新タイムスタンプと ID、認証チェックサム、および関連するサブセット アドバタイズの数が含まれます。 |
Subset advertisements received |
トランク ポート上でこのスイッチが受信するサブセット アドバタイズの数。サブセット アドバタイズには、1 つ以上の VLAN に関する情報がすべて含まれています。 |
Request advertisements received |
トランク ポート上でこのスイッチが受信するアドバタイズ要求の数。アドバタイズ要求は、通常、すべての VLAN 上に関する情報を要求します。また、VLAN のサブセットに関する情報も要求できます。 |
Summary advertisements transmitted |
トランク ポート上でこのスイッチが送信するサマリー アドバタイズの数。サマリー アドバタイズには、管理ドメイン名、コンフィギュレーション リビジョン番号、更新タイムスタンプと ID、認証チェックサム、および関連するサブセット アドバタイズの数が含まれます。 |
Subset advertisements transmitted |
トランク ポート上でこのスイッチが送信するサブセット アドバタイズの数。サブセット アドバタイズには、1 つ以上の VLAN に関する情報がすべて含まれています。 |
Request advertisements transmitted |
トランク ポート上でこのスイッチが送信するアドバタイズ要求の数。アドバタイズ要求は、通常、すべての VLAN 上に関する情報を要求します。また、VLAN のサブセットに関する情報も要求できます。 |
Number of configuration revision errors |
リビジョン エラーの数。 新しい VLAN の定義、既存 VLAN の削除、中断、または再開、あるいは既存 VLAN のパラメータ変更を行うと、スイッチのコンフィギュレーション リビジョン番号が増加します。 リビジョン番号がスイッチのリビジョン番号と一致するにもかかわらず、MD5 ダイジェスト値が一致しないアドバタイズをスイッチが受信すると、リビジョン エラーが増加します。このエラーは、2 つのスイッチの VTP パスワードが異なるか、またはスイッチの設定が異なることを意味します。 これらのエラーが発生した場合、スイッチは着信アドバタイズのフィルタリング中であり、ネットワーク内で VTP データベースが同期しなくなります。 |
Number of configuration digest errors |
MD5 ダイジェスト エラーの数。 サマリー パケット内の MD5 ダイジェストと、計算された受信済みアドバタイズの MD5 ダイジェストが一致しない場合は、ダイジェスト エラーが増加します。このエラーは、通常、2 つのスイッチの VTP パスワードが異なることを意味します。この問題を解決するには、すべてのスイッチで VTP パスワードが同じになるようにします。 これらのエラーが発生した場合、スイッチは着信アドバタイズのフィルタリング中であり、ネットワーク内で VTP データベースが同期しなくなります。 |
Number of V1 summary errors |
バージョン 1 エラーの数。 VTP V2 モードのスイッチが VTP バージョン 1 フレームを受信すると、バージョン 1 サマリー エラーが増加します。これらのエラーは、少なくとも 1 つの近接スイッチ上で VTP バージョン 1 が稼動しているか、または V2 モードがディセーブルの状態で VTP バージョン 2 が稼動していることを意味します。この問題を解決するには、VTP V2 モードのスイッチの設定をディセーブルに変更します。 |
Join Transmitted |
トランク上で送信された VTP プルーニング メッセージの数。 |
Join Received |
トランク上で受信された VTP プルーニング メッセージの数。 |
Summary Advts Received from non-pruning-capable device |
トランク上で受信された、プルーニングをサポートしていないデバイスからの VTP サマリー メッセージの数。 |
次の例では、VTP バージョン 2 を実行するスイッチに対する show vtp status コマンドの出力を示します。 表 2-45 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
Configuration Revision : 0
Maximum VLANs supported locally : 1005
Number of existing VLANs : 45
VTP Operating Mode : Transparent
VTP Domain Name : shared_testbed1
VTP Pruning Mode : Disabled
VTP Traps Generation : Enabled
MD5 digest : 0x3A 0x29 0x86 0x39 0xB4 0x5D 0x58 0xD7
表 2-45 show vtp status のフィールドの説明
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VTP Version |
スイッチ上で動作している VTP バージョンを表示します。デフォルトでは、スイッチはバージョン 1 を実行しますが、バージョン 2 に設定することもできます。 |
Configuration Revision |
このスイッチの現在のコンフィギュレーション リビジョン番号。 |
Maximum VLANs Supported Locally |
ローカルにサポートされている VLAN の最大数。 |
Number of Existing VLANs |
既存の VLAN 数。 |
VTP Operating Mode |
VTP 動作モード(サーバ、クライアント、または透過)を表示します。 Server:VTP サーバ モードのスイッチは VTP に対してイネーブルであり、アドバタイズを送信します。スイッチで VLAN を設定できます。このスイッチを使用すると、起動後に、現在の VTP データベース内のすべての VLAN 情報を、NVRAM から復元できます。デフォルトでは、すべてのスイッチが VTP サーバです。 (注) スイッチが設定を NVRAM に書き込んでいる間に障害を検出し、NVRAM が機能するまでサーバ モードに戻ることができない場合、スイッチは VTP サーバ モードから VTP クライアント モードに自動的に変わります。 Client:VTP クライアント モードのスイッチは VTP に対してイネーブルであり、アドバタイズを送信できますが、VLAN 設定を格納するために十分な不揮発性ストレージがありません。スイッチでは VLAN を設定できません。VTP クライアントが起動すると、VTP クライアントはその VLAN データベースを初期化するアドバタイズを受信するまで、VTP アドバタイズを送信しません。 Transparent:VTP 透過モードのスイッチは、VTP に対してディセーブルであり、アドバタイズの送信や、他のデバイスから送信されたアドバタイズの学習を行いません。また、ネットワーク内の他のデバイスの VLAN 設定にも影響しません。スイッチは VTP アドバタイズを受信し、アドバタイズを受信したトランク ポートを除くすべてのトランク ポートにこれを転送します。 |
VTP Domain Name |
スイッチの管理ドメインを特定する名前。 |
VTP Pruning Mode |
プルーニングがイネーブルかまたはディセーブルかを表示します。VTP サーバでプルーニングをイネーブルにすると、管理ドメイン全体でプルーニングが有効になります。プルーニングを使用すると、トラフィックが適切なネットワーク デバイスにアクセスするために使用しなければならないトランク リンクへのフラッディング トラフィックが制限されます。 |
VTP V2 Mode |
VTP バージョン 2 モードがイネーブルかどうかを表示します。すべての VTP バージョン 2 スイッチは、デフォルトでバージョン 1 モードで動作します。各 VTP スイッチは他のすべての VTP デバイスの機能を自動的に検出します。VTP デバイス ネットワーク内のすべての VTP スイッチがバージョン 2 モードで動作可能な場合だけ、ネットワークをバージョン 2 に設定してください。 |
VTP Traps Generation |
VTP トラップをネットワーク管理ステーションに送信するかどうかを表示します。 |
MD5 Digest |
VTP 設定の 16 バイト チェックサム。 |
Configuration Last Modified |
最後に行った設定変更の日付と時刻を表示します。データベースの設定変更の原因となったスイッチの IP アドレスを表示します。 |
次の例では、VTP バージョン 3 を実行するスイッチに対する show vtp status コマンドの出力を示します。
VTP Version capable : 1 to 3
VTP Pruning Mode : Disabled
VTP Traps Generation : Disabled
Device ID : 0021.1bcd.c700
VTP Operating Mode : Server
Number of existing VLANs : 7
Number of existing extended VLANs : 0
Configuration Revision : 0
Primary ID : 0000.0000.0000
MD5 digest : 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00
0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00
VTP Operating Mode : Client
Configuration Revision : 0
Primary ID : 0000.0000.0000
MD5 digest : 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00
0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00
VTP Operating Mode : Transparent