この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
M6PQ、M6PQ-E、または M12PQ アップリンク モジュールを交換する前に、スイッチをシャットダウンする必要があります。
設計上のエアーフローを維持するには、常に少なくとも 1 つのファン モジュールがシャーシに取り付けられている必要があります。1 つのファン モジュールを一時的に取り外して 2 分以内に別のファン モジュールと交換すれば、シャットダウンは免れますが、交換ファン モジュールが入手できるまではオリジナルのファン モジュールをシャーシ内に残しておきます。
すべてのファン モジュールと電源モジュールを同じエアーフロー方向にする必要があります。そうしなかった場合は、エラーが発生してスイッチが過熱し、シャットダウンする可能性があります。モジュールの前面に付いているストライプの色でファン モジュールのエアーフロー方向を判断できます。ファン モジュールにポート側排気エアーフローの青色のストライプが付いている場合、電源モジュールには同じエアーフロー方向の青色または灰色のカラーリングが付いている必要があります。ファン モジュールにポート側吸気エアーフローの赤紫色のストライプが付いている場合、電源モジュールには同じエアーフロー方向の赤紫色または緑色のカラーリングが付いている必要があります。電源モジュールに白色のカラーリングが付いている場合、ポート側吸気エアーフローまたはポート側排気エアーフローのいずれかを使用してファン モジュールとともに使用できます。スイッチの過熱を防ぐために、次のようにファン モジュールが配置されていることを確認してください。
ファン モジュールを交換する前に、次の条件の両方が満たされていることを確認してください。
他方のファン スロットに 2 つの作動中ファン モジュールがある。運用中にファン モジュールを交換するためには、常に、シャーシ内の空気を循環させるファン モジュールが 2 つ必要です。それ以外のファン モジュールは冗長なため、交換することができます。
交換ファン モジュールは、シャーシ内の他のモジュールと同じエアーフロー方向にする必要があります。
運用中にファン モジュールを交換する必要があり、上記条件の両方が満たされていない場合は、必要なモジュールが入手できるまで、交換する必要のあるファン モジュールをシャーシ内に残し、設計上のエアーフローを確保します。
ステップ 1 | 交換しない各ファン モジュールのステータス(STS)LED が点灯していることを確認します(LED の位置については次の図を参照)。運用中にファン モジュールを交換する場合は、他の 2 つのファン モジュールが動作している必要があります。
| ||||||||||||||
ステップ 2 | ファン モジュールをシャーシに固定している非脱落型ネジを緩めます。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | ファン モジュールのハンドルを引いてモジュールをシャーシからスライドさせます。
| ||||||||||||||
ステップ 4 | 取り外したモジュールを静電気防止面の上に置くか、静電気防止袋に収納します。可能であれば、安全な輸送または保存のため、モジュールを梱包材に再梱包します。 | ||||||||||||||
ステップ 5 | 次のステップに従って、取り外したファン トレイを 2 分以内に交換してシャットダウンを回避します。 |
スイッチには、冗長性のために 2 つの電源モジュールが必要です。電源装置 1 台で動作に必要な電力を供給できていれば、動作中にもう 1 台の電源装置を交換できます。ただし、新しい電源装置のエアーフロー方向が、シャーシ内の他のモジュールと同じである必要があります。
(注) | スイッチ モジュールのエアーフローの方向を変更する必要がある場合には、すべてのモジュールをエアーフローの方向が逆のモジュールに交換する前に、必ず先にスイッチの電源をオフにする必要があります。 |
電源モジュールは、同じスイッチでサポートされるその他の任意の電源モジュールと交換できます。その場合、スイッチに設置されているファン モジュールとエアーフローの方向が同じであり、スイッチに設置された他の電源モジュールと電源の種類が同じであることが条件です(同じスイッチ内で AC と DC の電源モジュールを混在させないでください)。このスイッチでサポートされている電源モジュールがリストされた次の表で説明するとおり、電源モジュールのラッチ ハンドルのカラーリングはエアーフロー方向を示します。
部品番号 |
電力特性 |
エアーフローの方向(ラッチの色) |
---|---|---|
N9K-PAC-650W |
650 W、16 A、AC 電源 |
ポート側吸気(赤紫色のラッチ) |
N9K-PAC-650W-B |
650 W、16 A、AC 電源 |
ポート側排気(青色のラッチ) |
UCSC-PSU-930WDC |
930 W、16 A、DC 電源 |
ポート側吸気(緑色のラッチ) |
UCS-PSU-6332-DC |
930 W、16 A、DC 電源 |
ポート側排気(灰色のラッチ) |
一方の電源モジュールでスイッチに電力を供給している間、もう一方の電源モジュールを取り外し、空きスロットに新しい電源モジュールを取り付けることができます。
ステップ 1 | 電源ケーブルのプラグを持ちながら、電源モジュールの電源コンセントからプラグを引き抜き、電源 LED が両方ともオフになっていることを確認します。
| ||
ステップ 2 | 電源モジュールのハンドルを掴んでリリース ラッチを電源モジュールのハンドルの方向に押します。 | ||
ステップ 3 | シャーシから引き出す際、もう一方の手で下から電源モジュールを支えます。
|
これで、空きスロットに AC 電源モジュールを取り付けることができます。
一方の電源モジュールがスイッチに電力を供給している間にもう一方の電源モジュールを取り外すことができます。
電源モジュールから電源ケーブルを取り外すには、電源の電力を切り、電源ケーブルのコネクタを外すか、または 3 本のケーブルをそれぞれ電源モジュールから外します(標準のネジ用ドライバが必要)。
これで、空きスロットに DC 電源モジュールを取り付けることができます。
一方の電源モジュールがスイッチに電力を供給している間にもう一方の電源モジュールを交換できます。
取り付ける電源モジュールは、同じスイッチに設置されているファン トレイと同じエアーフロー方向で使用することができ、同じスイッチに設置された他の電源モジュールと電源の種類が同じであることが必要です(同じスイッチ内で AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを混在させないでください)。
AC 電源は、交換用の電源モジュールで使用される電源ケーブルの届く範囲内にある必要があります。n+n 電源の冗長化を使用している場合は、シャーシに取り付けた電源モジュールごとに個別の電源が必要です。そうでない場合は、電源が 1 つだけ必要です。
交換用モジュールを取り付けるシャーシへのアース接続が存在する必要があります。通常、シャーシは、アースされたラックと金属間接続されることによりアースされます。シャーシをアースする必要がある場合は、シャーシのアース接続を参照してください。
ステップ 1 | 一方の手でモジュールの下部を持ち、もう一方の手でハンドルを持つ形で交換用電源モジュールを持ち、リリース ラッチが右側になるように電源モジュールを回転させ、電源モジュールの後端(電気接続の終端部)を空いている電源モジュール スロットに合わせ、慎重に、電源モジュールがカチッと音がして所定の位置にはまるまでスロットに完全に押し込みます。
| ||
ステップ 2 | リリース ラッチを使用せずに電源モジュールをスロットから引き出すようにして取り付け具合を確認します。
電源モジュールが動かなければ、スロットに確実に固定されています。電源モジュールが動く場合は、慎重に、カチッと音がするまでスロットに完全に押し込みます。 | ||
ステップ 3 | 電源モジュール前面の電源コンセントに電源ケーブルを接続します。 | ||
ステップ 4 | 電源コードのもう一方の端が電源モジュールに適した電源に接続されていることを確認します。
| ||
ステップ 5 | 電源モジュールの LED がグリーンになっていることを確認して、電源モジュールが動作可能であることを確認します。電源モジュールの LED が示す内容については、電源 LEDを参照してください。 |
このトピックでは、スイッチ シャーシに 48 VDC 電源モジュールを取り付ける手順について説明します。
一方の電源モジュールがスイッチに電力を供給している間にもう一方の電源モジュールを交換できます。
電源モジュール用の DC 電源の回路ブレーカーをオフにする必要があります。
取り付ける電源モジュールは、同じスイッチに取り付けられているファン トレイと同じエアーフローの方向を使用できる必要があります。
DC 電源は、交換用の電源モジュールで使用される電源ケーブルの届く範囲内にある必要があります。n+n 電源の冗長化を使用している場合は、シャーシに取り付けた電源モジュールごとに個別の電源が必要です(同じスイッチに AC 電源と DC 電源の混在させないでください)。そうでない場合は、電源が 1 つだけ必要です。
交換用モジュールを取り付けるシャーシへのアース接続が存在する必要があります。通常、シャーシは、アースされたラックと金属間接続されることによりアースされます。別の方法でこのシャーシをアースする必要がある場合は、シャーシのアース接続を参照してください。
ステップ 1 | 一方の手でモジュールの下部を持ち、もう一方の手でハンドルを持つ形で交換用電源モジュールを持ち、リリース ラッチが右側になるように電源モジュールを回転させ、電源モジュールの後端(電気接続の終端部)を空いている電源モジュール スロットに合わせ、慎重に、電源モジュールがカチッと音がして所定の位置にはまるまでスロットに完全に押し込みます。
| ||
ステップ 2 | DC 電源ケーブルとアース ケーブルが電気コネクタ ブロックにすでに接続されている場合は、ブロックを電源モジュールの電源コンセントに挿入します。
電気ケーブルが電気コネクタ ブロックに接続されていない場合は、48 VDC 電気コネクタ ブロックの配線の説明に従って配線します。 | ||
ステップ 3 | 電源に接続された DC 電源モジュールの回路ブレーカーをオンにします。 | ||
ステップ 4 | 電源モジュールの LED がグリーンになっていることを確認して、電源モジュールが動作可能であることを確認します。電源モジュールの LED が示す内容については、電源 LEDを参照してください。 |
48 VDC 電源モジュールに電源ケーブルを接続するために、アース、マイナスおよびプラスの DC 電源ケーブルを接続する必要があります。
(注) | 推奨ワイヤ ゲージは 8 AWG です。最小ワイヤ ゲージは 10 AWG です。 |
警告 | ステートメント 342:システム電源を接続する前 システムの電源接続の前に高リーク電流アース接続を行う必要があります。 |
警告 | ステートメント 1024:アース導体 この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。 |
感電死を防ぐために、接続している DC 電源ケーブルの回路ブレーカーをオフにする必要があります。
ステップ 1 | 交換する電源モジュールへの電源の回路ブレーカーがオフになっていることを確認します。 | ||||||||||||
ステップ 2 | 次のように、電源モジュールから DC 電源コネクタ ブロックを取り外します。 | ||||||||||||
ステップ 3 | 使用している DC ワイヤから絶縁体を 0.6 インチ(15 mm)ほど剥ぎ取ります。 | ||||||||||||
ステップ 4 | オレンジ色のプラスチック ボタンを上にして、次の図に示すようにコネクタを正しい位置に置きます。
| ||||||||||||
ステップ 5 | 小さなドライバを使用して、下部のスプリング ケージ ワイヤ コネクタのバネ式ワイヤ固定レバーを押し下げます。グリーンのワイヤ(アース線)を開口部に挿入して、レバーを離します。 | ||||||||||||
ステップ 6 | 小さなドライバを使用して、中間のスプリング ケージ ワイヤ コネクタのバネ式ワイヤ固定レバーを押し下げます。黒のワイヤ(DC マイナス)を開口部に挿入して、レバーを離します。 | ||||||||||||
ステップ 7 | 小さなドライバを使用して、上部のスプリング ケージ ワイヤ コネクタのバネ式ワイヤ固定レバーを押し下げます。赤のワイヤ(DC プラス)を開口部に挿入して、レバーを離します。 | ||||||||||||
ステップ 8 | 電源モジュールにコネクタ ブロックを挿入して戻します。赤のワイヤ(DC プラス)が電源モジュールのラベル「+ DC」と合っていることを確認します。 | ||||||||||||
ステップ 9 | ケーブルのもう一方の端が DC 電源とアースに接続されていることを確認します。DC 電源をオンにする準備が整いました。 |