FlexLink+ の制約事項
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FlexLink+ は、レイヤ 2 トランクポートおよびポートチャネルでのみサポートされ、レイヤ 3 ポートおよび VLAN で設定されたインターフェイスではサポートされません。
(注)
FlexLink+ は、アクセスモードで設定されたポートチャネルではサポートされません。
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FlexLink+ は、レイヤ 2 トランクポートおよびポートチャネルでのみサポートされ、レイヤ 3 ポートおよび VLAN で設定されたインターフェイスではサポートされません。
(注) |
FlexLink+ は、アクセスモードで設定されたポートチャネルではサポートされません。 |
次のセクションは、FlexLink+ の概要について説明します。
FlexLink+ 機能を使用すると、レイヤ 2 インターフェイス(トランクポートまたはポートチャネル)のペアを、一方のインターフェイスが他方のインターフェイスのバックアップとして機能するように設定できます。FlexLink+ は、2 つのネットワークノード間に単純なリンク冗長性が必要な場合に、スパニングツリープロトコル(STP)の代替ソリューションを提供します。STP は、リンク冗長性を提供し、ネットワークのループを防止する完全なソリューションです。ネットワーク内の 2 つのノード間に高速リンク冗長性が必要な場合は、FlexLink+ を使用する方が簡単かつ迅速です。FlexLink は、通常、ユーザーがデバイスで STP を実行したくない場合に、サービスプロバイダーまたはエンタープライズ ネットワークで設定されます。デバイスが STP を実行中の場合は、STP がすでにリンクレベルの冗長性またはバックアップを提供しているため、FlexLink は不要です。
FlexLink+ では、リンクの 1 つがアップでトラフィックを転送しているときは、もう一方のリンクがスタンバイモードで、アクティブなリンクがシャットダウンした場合にトラフィックの転送を開始できるように準備しています。プライマリ リンクがシャットダウンされると、スタンバイ リンクがトラフィックの転送を開始します。アクティブ リンクがアップに戻った場合はスタンバイ モードになり、トラフィックが転送されません。FlexLink+ がスイッチスタックで設定されている場合、ペアの 2 つの L2 インターフェイスはそれぞれ同じデバイス上に存在することも、異なるデバイス上に存在することもできます。
次の図で、スイッチ A のポート 1 と 2 はアップリンクスイッチ B と C に接続されています。それらは FlexLink+ で設定されているため、インターフェイスのうち 1 つだけがトラフィックを転送し、その他はスタンバイモードになります。ポート 1 がアクティブ リンクになる場合、ポート 1 とスイッチ B との間でトラフィックの転送を開始し、ポート 2(バックアップ リンク)とスイッチ C との間のリンクでは、トラフィックは転送されません。ポート 1 がダウンすると、ポート 2 がアップ状態になってスイッチ C へのトラフィックの転送を開始します。ポート 1 が再びアップ状態に戻ってもスタンバイ モードになり、トラフィックを転送しません。ポート 2 がトラフィック転送を続けます。
FlexLink+ ポート(この場合はスイッチ B とスイッチ C)に接続するアップリンク スイッチ インターフェイスで STP が設定されている場合は、高速コンバージェンスのため、このようなアップリンク スイッチ インターフェイスで spanning-tree portfast trunk コマンドを実行することをお勧めします。
Flexlink+ には、マルチキャストトラフィックのコンバージェンスを改善するための最適化が含まれています。最適化では、レイヤ 2 マルチキャスト スヌーピング メカニズムが使用され、Flexlink+ が設定されたポートに接続されたアップリンクスイッチで、同じレイヤ 2 マルチキャストスヌーピング機能が有効になっている必要があります。
(注) |
IPv4 マルチキャストの場合、IGMP スヌーピングはデフォルトでオンになっています。アップリンクスイッチで IGMP スヌーピングを無効にする必要がある場合は、Flexlink+ ホストスイッチでも無効にする必要があります。そうしないと、IGMP レポートがアクティブおよびスタンバイ Flexlink+ ポートでループし、CPU 使用率が過度に高くなる可能性があります。 |
L2 ネットワークが FlexLink+ を使用してアクセスノード全体に拡張し、STP およびループ防止を使用する集約ノードまたはコアノードを含む場合、トラフィックがブラックホール化する可能性があります。これを防ぐには、次の操作を行ってください。
アクセススイッチからのトポロジ変更通知をアップストリームスイッチに伝播できるように、rep stcn stp コマンドを使用して FlexLink+ のアクティブポートとスタンバイポートを設定します。アップストリームスイッチで MSTP を設定します。これにより、トラフィックのコンバージェンスが保証されます。
ループ防止が FlexLink+ に委ねられるように MSTP リージョンを設定します。FlexLink+ アクティブリンクに接続されたノードをルートブリッジとして設定し、FlexLink+ スタンバイリンクに接続されたノードをルートへの代表ブリッジとして設定します。
VLAN ロードバランシングにより、ユーザーは相互に排他的な VLAN のトラフィックを両方のポートで同時に転送するように FlexLink+ ペアを設定できます。たとえば、FlexLink+ ポートが 1 ~ 100 の VLAN に対して設定されている場合、最初の 50 の VLAN のトラフィックを 1 つのポートで転送し、残りの VLAN のトラフィックをもう一方のポートで転送できます。どちらかのポートで障害が発生した場合には、もう一方のアクティブポートがすべてのトラフィックを転送します。障害が発生したポートが元に戻ると、優先 VLAN のトラフィックの転送を再開します。このように、FlexLink+ のペアは冗長性を提供するだけでなく、ロードバランシングの用途に使用できます。FlexLink+ VLAN ロードバランシングによってアップリンクスイッチが制約を受けることはありません。
VLAN ロード バランシングを設定する際には、次の 2 種類の方法のいずれかを使用してトリガーを設定する必要もあります。
プライマリエッジポートのあるスイッチ上で rep preempt segment 特権 EXEC コマンドを入力することで、いつでも手動で VLAN ロードバランシングをトリガーすることができます。
rep preempt delay インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力すると、プリエンプション遅延時間を設定できます。リンク障害が発生して回復すると、設定されたプリエンプション期間の経過後に VLAN ロード バランシングが開始されます。設定時間が経過する前に別のポートで障害が発生した場合、遅延タイマーが再開されます。
(注) |
VLAN ロード バランシングが設定されている場合、手動での介入またはリンク障害および回復によってトリガーされるまで、動作が開始されません。 |
VLAN ロード バランシングがトリガーされると、プライマリ エッジ ポートがメッセージを送信して、セグメント内の全インターフェイスにプリエンプションについて警告します。メッセージがセカンダリ ポートで受信されると、これがネットワークに反映され、メッセージ内で指定された VLAN セットをブロックするように代替ポートに通知し、残りの VLAN をブロックするようにプライマリ エッジ ポートに通知します。
またすべての VLAN をブロックするために、セグメント内の特定ポートを設定できます。プライマリ エッジ ポートだけによって VLAN ロード バランシングが開始され、セグメントが各エンドでエッジ ポートによって終端されていない場合開始することができません。プライマリ エッジ ポートは、ローカル VLAN ロード バランシング設定を決定します。
ロード バランシングを再設定するには、プライマリ エッジ ポートを再設定します。ロード バランシング設定を変更すると、プライマリ エッジ ポートでは、再び rep preempt segment コマンドが実行されるか、ポート障害および復旧のあとで設定済みプリエンプト遅延期間が経過してから、新規設定が実行されます。エッジ ポートを通常セグメント ポートに変更しても、既存の VLAN ロード バランシング ステータスは変更されません。新規エッジ ポートを設定すると、新規トポロジ設定になる可能性があります。
VLAN ロード バランシングがイネーブルの場合、デフォルトは手動でのプリエンプションで、遅延タイマーはディセーブルになっています。VLAN ロード バランシングが設定されていない場合、手動でのプリエンプション後のデフォルト動作は、プライマリ エッジ ポートで全 VLAN がブロックとなります。
プライマリリンクに障害が発生したときは、FlexLink+ により、新しいアクティブインターフェイス経由でダミーのマルチキャストパケットが送信されます。ダミーのマルチキャスト パケットのフォーマットは、次のとおりです。
宛先:01:00:0c:cd:cd:cd
送信元:新しいアクティブ Flex Link ポートのホストまたはポートの MAC アドレス。
上の図では、スイッチ A のポート 1 と 2 は Flex Link のペアを介してスイッチ B と D に接続しています。ポート 1 はトラフィックを転送していて、ポート 2 はブロッキング ステートです。PC からサーバーへのトラフィックはポート 1 からポート 3 に転送されます。PC の MAC アドレスはスイッチ C のポート 3 で学習されています。サーバーから PC へのトラフィックはポート 3 からポート 1 に転送されます。
ポート 1 がシャットダウンすると、ポート 2 がトラフィックの転送を開始します。ポート 2 へのフェールオーバー後に PC からサーバーへのトラフィックがない場合、スイッチ C はポート 4 で PC の MAC アドレスを学習しません。このため、スイッチ C はポート 3 からサーバーのトラフィックを PC に転送し続けます。ポート 1 がダウンしているため、サーバーから PC へのトラフィックが消失します。この問題を軽減するため、この機能は、PC の送信元 MAC アドレスを持つダミーのマルチキャスト パケットをポート 2 経由で送信します。スイッチ C はポート 4 の PC の MAC アドレスを学習して、サーバーから PC へのトラフィックの転送をポート 4 を経由して開始します。1 つのダミーのマルチキャスト パケットがすべての MAC アドレスに向けて送信されます。
(注) |
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ここでは、Flexlink+ の設定方法について説明します。
FlexLink+ のアクティブ ポートを設定するには、次の手順に従います。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
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特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例:
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
interface interface-id 例:
|
インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
switchport trunk allowed vlan vlan-list 例:
|
インターフェイスの許可された VLAN を設定します。 |
ステップ 5 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスをレイヤ 2 トランクとして設定します |
ステップ 6 |
rep segment segment-idedge no-neighbor primary 例:
|
ポートを FlexLink+ のアクティブポートを設定できるプライマリエッジポートに指定します。1 セグメント内のプライマリ エッジ ポートは 1 つだけです。 |
FlexLink+ のスタンバイ ポートを設定するには、次の手順に従います。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
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特権 EXEC モードを有効にします。 パスワードを入力します(要求された場合)。 |
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ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 3 |
interface interface-id 例:
|
インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 4 |
switchport trunk allowed vlan vlan-list 例:
|
インターフェイスの許可された VLAN を設定します。 |
||
ステップ 5 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスをレイヤ 2 トランクとして設定します |
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ステップ 6 |
rep segment segment-idedge no-neighbor preferred 例:
|
(オプション)セグメントエッジを外部 REP ネイバーなしに指定します。ポートを FlexLink+ のスタンバイポートに指定します。
|
VLAN ロードバランシングを設定するには、次の手順を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
interface interface-id 例:
|
インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。インターフェイスは物理レイヤ 2 インターフェイスまたはポート チャネル(論理インターフェイス)に設定できます。 |
ステップ 4 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスをレイヤ 2 トランクとして設定します |
ステップ 5 |
rep segment segment-idedge no-neighbor primary 例:
|
ポートをプライマリエッジポートに指定します。 |
ステップ 6 |
rep block port port-number vlan vlan-range 例:
|
VLAN 1 〜 50 の転送トラフィックは、スタンバイポートでブロックされます。VLAN 51 〜 100 のトラフィックの転送は、アクティブポートでブロックされます。 |
ステップ 7 |
exit 例:
|
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 8 |
interface interface-id 例:
|
インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。インターフェイスは物理レイヤ 2 インターフェイスまたはポート チャネル(論理インターフェイス)に設定できます。 |
ステップ 9 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスをレイヤ 2 トランクとして設定します |
ステップ 10 |
rep segment segment-idedge no-neighbor 例:
|
(オプション)セグメントエッジを外部 REP ネイバーなしに指定します。ポートを FlexLink+ のスタンバイポートに指定します。 |
ステップ 11 |
end 例:
|
特権 EXEC モードに戻ります。 |
FlexLink+ プロトコルが大規模なドメインの一部として展開されている場合は、次の階層のデバイスへの FlexLink+ トポロジ変更メッセージの伝達を設定できます。FlexLink+ トポロジ変更メッセージの伝達を設定するには、次の手順を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
interface interface-id 例:
|
インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。インターフェイスは物理レイヤ 2 インターフェイスまたはポート チャネル(論理インターフェイス)に設定できます。 |
ステップ 4 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスをレイヤ 2 トランクとして設定します |
ステップ 5 |
rep segment segment-idedge no-neighbor primary 例:
|
ポートをプライマリエッジポートとして指定します。 |
ステップ 6 |
rep stcn stp 例:
|
FlexLink+ トポロジ変更メッセージを次の階層のデバイスに伝達します。 |
ステップ 7 |
rep block port port-number vlan vlan-range 例:
|
VLAN 1 〜 50 の転送トラフィックは、スタンバイポートでブロックされます。VLAN 51 〜 100 のトラフィックの転送は、アクティブポートでブロックされます。 |
ステップ 8 |
exit 例:
|
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 9 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスをレイヤ 2 トランクとして設定します |
ステップ 10 |
interface interface-id 例:
|
インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。インターフェイスは物理レイヤ 2 インターフェイスまたはポート チャネル(論理インターフェイス)に設定できます。 |
ステップ 11 |
rep segment segment-idedge no-neighbor 例:
|
(オプション)セグメントエッジを外部 REP ネイバーなしに指定します。ポートを FlexLink+ のスタンバイポートに指定します。 |
ステップ 12 |
rep stcn stp 例:
|
FlexLink+ トポロジ変更メッセージを次の階層のデバイスに伝達します。 |
ステップ 13 |
end 例:
|
特権 EXEC モードに戻ります。 |
VLAN ロードバランシングのプリエンプション時間遅延を設定するには、次の手順を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
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特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
||
ステップ 2 |
configure terminal 例:
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 3 |
interface interface-id 例:
|
インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。インターフェイスは物理レイヤ 2 インターフェイスまたはポート チャネル(論理インターフェイス)に設定できます。 |
||
ステップ 4 |
switchport mode trunk 例:
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インターフェイスをレイヤ 2 トランクとして設定します |
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ステップ 5 |
rep preempt delay seconds 例:
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プリエンプション時間遅延を設定します。リンク障害が発生して復旧した後に、VLAN ロードバランシングを自動的にトリガーします。遅延時間の範囲は 15 ~ 300 秒です。デフォルトは、遅延時間のない手動によるプリエンプションです。
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プリエンプション時間遅延を入力しない場合、デフォルトではセグメントで VLAN ロードバランシングを手動でトリガーします。手動で VLAN ロードバランシングをプリエンプトする前に、他のすべてのセグメント設定が完了していることを確認してください。rep preempt delay segment コマンドを入力すると、プリエンプションによってネットワークが中断する可能性があるため、コマンド実行前に確認メッセージが表示されます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
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特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 |
rep preempt segment segment-id 例:
|
手動により、セグメント上の VLAN ロード バランシングをトリガーします。指定できるセグメント ID の範囲は 1 ~ 1024 です。 |
ステップ 3 |
show rep topology segment segment-id 例:
|
セグメントの REP トポロジ情報を表示します。 |
次の項に、FlexLink+ の設定例を示します。
次に、FlexLink+ のアクティブポートを設定する方法の例を示します。
Device# interface Port-channel2
Device(config-if)# switchport trunk allowed vlan 20-23,40,41
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(config-f)# rep segment 1023 edge no-neighbor primary
次に、FlexLink+ のスタンバイポートを設定する方法の例を示します。
Device# interface Port-channel7
Device(config-if)# switchport trunk allowed vlan 20-23,40,41
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(config-f)# rep segment 1023 edge no-neighbor preferred
次の例は、FlexLink+ インターフェイスで設定された VLAN ロードバランシングを示しています。VLAN 1 〜 50 はアクティブポートでブロックされ、VLAN 51 〜 100 はスタンバイポートでブロックされます。
Device(config)# interface gigabitethernet2/0/8
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(confg-if)# rep segment 300 edge no-neighbor primary
Device(config-if)# rep block port 2 vlan 1-50
Device(confif-if)# exit
Device(config)# interface gigabitethernet2/0/6
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(config-if)# rep segment 300 edge no-neighbor
Device(config-if)# end
次の例は、FlexLink+ トポロジ変更メッセージの次の階層のデバイスへの伝達を設定する方法を示しています。
Device(config)# interface gigabitethernet2/0/8
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(confg-if)# rep segment 300 edge no-neighbor primary
Device(config-if)# rep stcn stp
Device(config-if)# rep block port 2 vlan 1-50
Device(confif-if)# exit
Device(config)# interface gigabitethernet2/0/6
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(config-if)# rep segment 300 edge no-neighbor
Device(config-if)# rep stcn stp
Device(config-if)# end
次の表に、このモジュールで説明する機能のリリースおよび関連情報を示します。
これらの機能は、特に明記されていない限り、導入されたリリース以降のすべてのリリースで使用できます。
リリース |
機能 |
機能情報 |
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Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 |
FlexLink+ |
FlexLink+ 機能を使用すると、レイヤ 2 インターフェイス(トランクポートまたはポートチャネル)のペアを、一方のインターフェイスが他方のインターフェイスのバックアップとして機能するように設定できます。 |
Cisco IOS XE Amsterdam 17.2.1 |
FlexLink+ の VLAN ロードバランシング VLAN ロードバランシングのプリエンプション FlexLink+ のダミーのマルチキャストパケット |
VLAN ロードバランシング機能が FlexLink+ に導入されました。VLAN ロードバランシングにより、ユーザーは相互に排他的な VLAN のトラフィックを両方のポートで同時に転送するように FlexLink+ ペアを設定できます。 VLAN ロードバランシングは、手動でトリガーするか、プリエンプション遅延を設定することでトリガーできます。 プライマリリンクに障害が発生したときは、FlexLink+ により、新しいアクティブインターフェイス経由でダミーのマルチキャストパケットが送信されます。これらのパケットは、送信元 MAC アドレスの学習に役立ちます。 |
Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよびソフトウェアイメージのサポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator には、http://www.cisco.com/go/cfn [英語] からアクセスします。