この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• Cisco UCS Server System Event Log Viewer ユーティリティの概要
Cisco UCS Server System Event Log Viewer(SEL Viewer)ユーティリティでは、サーバによって生成されたすべてのシステム イベント ログを表示できます。Server Configuration Utility(SCU)2.0(1) CD 上で利用可能なこのユーティリティは、スタンドアロン サーバのホストベースのオペレーティング システムで実行されるように設計されています。
このユーティリティを開く場合、最初に CIMC との接続の確立をしようとします。接続が確立されない場合、ユーティリティはオフライン モードで実行されます。CIMC の接続が確立されると、ユーティリティがオンライン モードで実行されます。
SEL Viewer ユーティリティには、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)およびコマンドライン インターフェイス(CLI)が含まれます。ただし、サーバで GUI を使用して、生成された最新のログを表示することを推奨します。GUI にアクセスしたくない場合は、CLI を使用して、オフライン モードで生成および分析されたすべてのログを表示し、スナップショットを取得します。
このユーティリティを使用して、生成されたログを表示、ソート、およびフィルタ処理できます。また、GUI を使用して、ユーティリティの外部にあるファイルにログ ファイルの詳細を保存することもできます。ログは、.csv または .bin ファイルに保存できます。
SEL Viewer ユーティリティの GUI の機能では、次の内容を実行できます。
デフォルトでは、ユーティリティはサーバに記録されているすべてのイベントを表示します。各列のレコードをソートできます。また、各カラムの幅を調整できます。
[Filter] を使用して、表示されたイベントをフィルタ処理できます。イベントの重大度、ジェネレータ、またはセンサー タイプに基づいてイベント ログをフィルタ処理できます。
SEL Viewer ユーティリティの外部にあるファイルにイベント ログを保存することもできます。.csv ファイルまたは .bin ファイルとしてこれらのイベントを保存できます。イベントを表示および分析するため、Microsoft Excel で .csv ファイル、ユーティリティで .bin ファイルを開くことができます。
SEL Viewer ユーティリティの CLI の機能では、次の内容を実行できます。
.csv ファイルまたは .bin ファイルとしてこれらのイベントを保存できます。
ユーティリティおよび CIMC からすべてのイベント ログをクリアできます。このアクションは、永続的で戻すことはできません。
SEL Viewer ユーティリティは、次のオペレーティング システムでサポートされます。
• Red Hat Enterprise Linux 5.3(x86_64)
• SUSE Linux Enterprise Server 11(x86_64)
• Microsoft Windows 2003 R2(x86 および x64)
• Microsoft Windows 2008 R2(x64)
• Microsoft Windows XP SP2(SEL Viewer ユーティリティのオフライン モードのみをサポート)
SEL Viewer ユーティリティは、次のブラウザでサポートされます。
• Red Hat Enterprise Server では Mozilla Firefox 3.5 以降
• SUSE Linux Enterprise Server では Mozilla Firefox 3.5 以降
• Microsoft Windows 2003 および 2008 では Internet Explorer 7.0 以降
SEL Viewer ユーティリティは、次の Cisco サーバ プラットフォームでサポートされます。
このユーティリティを実行するには、これらの C シリーズ サーバが Intelligent Platform Management Interface Specification(IPMI)2.0 に準拠している必要があります。
SEL Viewer ユーティリティの前提条件は、次のとおりです。
• Windows 2003 を実行している場合は、SEL Viewer ユーティリティをインストールする前に手動で IPMI ドライバを起動します。