この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
UUID プールは、サーバに割り当てることができる SMBIOS(オペレーティング システム上に構築されるシステム管理)UUID(汎用一意識別子)のコレクションです。UUID の接頭辞を構成する先頭の桁の数字は固定されています。残りの桁で構成される UUID 接尾辞は変数です。UUID プールは、特定のプールを使用するサービス プロファイルに関連づけられた各サーバについて、これらの変数が一意であることを保証して競合を回避します。
サービス プロファイルで UUID プールを使用する場合、サービス プロファイルに関連付けられたサーバの UUID を手動で設定する必要はありません。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | プールを変更する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 6 | [UUIDプール(UUID Pools)] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 7 | アドレス ブロックを追加するプールをクリックして、[UUIDアドレスブロックの追加(Add UUID Addresses Block)] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 8 |
[UUIDプールブロックの追加(Add UUID Pool Block)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 9 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
サーバ プールは複数のサーバで構成されています。これらのサーバは通常、同じ特性を持っています。これらの特性は、シャーシ内の位置であったり、サーバ タイプ、メモリ容量、ローカル ストレージ、CPU のタイプ、ローカル ドライブ設定などの属性だったりします。サーバを手動でサーバ プールに割り当てることも、サーバ プール ポリシーとサーバ プール ポリシー資格情報を使用して割り当てを自動化することもできます。
システムが組織を通じて、マルチテナント機能を実装している場合、特定の組織で使用されるサーバ プールを 1 つ以上、指定できます。たとえば、CPU を 2 個搭載したサーバをすべて含むプールをマーケティング組織に割り当て、メモリのサイズが 64GB のサーバをすべて、財務組織に割り当てることができます。
サーバ プールには、システム内のどのシャーシにあるサーバでも入れることができます。1 つのサーバは複数のサーバ プールに属することができます。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 |
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 |
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | プールを作成する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 |
ステップ 6 | [サーバプール(Server Pools)] タブをクリックします。 |
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 8 | [サーバプールの追加(Add Server Pool)] ダイアログボックスに、プールの名前と説明を入力します。 |
ステップ 9 | (任意)[サーバ(Servers)] フィールドで、次の手順を実行してプールにサーバを追加します。 |
ステップ 10 | [追加(Add)] をクリックします。 |
Cisco UCS Manager を使用して、ブレード サーバ、ラック サーバ、およびモジュラ サーバのブート ポリシーを作成することができます。
Cisco UCS Manager ブート ポリシーは、BIOS 設定メニューのブート順序をオーバーライドし、次を決定します。
たとえば、関連するサーバをローカル ディスクや CD-ROM(VMedia)などのローカル デバイスから起動したり、SAN ブートや LAN(PXE)ブートを選択することができます。
1 つ以上のサービス プロファイルに関連付ける名前付きブート ポリシーを作成するか、または特定のサービス プロファイルに対するブート ポリシーを作成できます。ブート ポリシーを有効にするには、ブート ポリシーをサービス プロファイルに含め、このサービス プロファイルをサーバに関連付ける必要があります。サービス プロファイルにブート ポリシーを含めない場合、Cisco UCS Manager によってデフォルトのブート ポリシーが適用されます。
![]() (注) |
ブート ポリシーに対する変更は、そのブート ポリシーを含んでいる、更新中のサービス プロファイル テンプレートを使って作成されたすべてのサーバに伝播されます。BIOS にブート順序情報を再書き込みするためのサービス プロファイルとサーバとの再関連付けは自動的にトリガーされます。 また、ブート ポリシーに次の内容を指定することもできます。
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SAN 上のオペレーティング システム イメージから 1 つ以上のサーバがブートするように、ブート ポリシーを設定できます。ブート ポリシーにはプライマリとセカンダリの SAN ブート含めることができます。プライマリ ブートが失敗した場合、サーバはセカンダリからのブートを試行します。
システムに最高のサービス プロファイル モビリティを提供する SAN ブートの使用を推奨します。SAN からブートした場合、サービス プロファイルを別のサーバに移動しても、そのサーバは同じオペレーティング システム イメージからブートします。したがって、ネットワークからは、新しいサーバが同じサーバとして認識されます。
SAN ブートを使用するには、次の項目が設定されていることを確認してください。
Cisco UCS ドメインが、オペレーティング システム イメージをホストしている SAN ストレージ デバイスと通信できること。
オペレーティング システム イメージが置かれているデバイス上のブート ターゲット LUN(論理ユニット番号)。
![]() (注) |
SAN ブートは、Cisco UCS ブレード サーバおよびラック サーバ上の Gen-3 Emulex アダプタではサポートされていません。 |
![]() ヒント |
ブート ポリシーのブート順序には、ローカル ディスクと SAN LUN の両方ではなく一方のみを組み込み、サーバが誤ったストレージ タイプからブートしないようにすることを推奨します。ローカル ディスクと SAN LUN の両方がブート順序のストレージ タイプに設定されていて、オペレーティング システムまたは論理ボリューム マネージャ(LVM)の設定が誤っている場合、サーバが SAN LUN ではなくローカル ディスクからブートします。 たとえば、Red Hat Linux がインストールされているサーバで、LVM にデフォルトの LVM が設定されていて、ブート順序に SAN LUN とローカル ディスクが設定されている場合、Linux は同じ名前の LV が 2 つあるという通知を生成し、SCSI ID の値が最も小さい LV(ローカル ディスクの可能性があります)からブートします。 |
![]() (注) |
SAN LUN からサーバをブートするブート ポリシーを作成し、安定した SAN ブート操作が必要な場合は、ブート ポリシーを含むサービス プロファイルに関連付けられたサーバからすべてのローカル ディスクを最初に削除することをお勧めします。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 5 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 6 | [ブートポリシー(Boot Policies)] タブをクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 8 |
[ブートポリシーの追加(Add Boot Policy)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 9 | [ブートデバイスの追加(Add Boot Device)] 領域で、[SANブートの追加(Add SAN Boot)] をオンにします。 | ||||||||||||||
ステップ 10 | [プライマリvHBA(Primary vHBA)] フィールドに、LAN ブートの場所の最初のアドレスとして使用する vHBA の名前を入力します。 | ||||||||||||||
ステップ 11 | [セカンダリvHBA(Secondary vHBA)] フィールドに、LAN ブートの場所の 2 つ目のアドレスとして使用する vHBA の名前を入力します。 | ||||||||||||||
ステップ 12 |
(任意)プライマリ vHBA とセカンダリ vHBA のいずれかまたは両方がブート可能な SAN イメージをポイントしている場合は、その vHBA の適切な [SANブートターゲットの追加(Add SAN Boot Target)] チェックボックスをオンにして、次のフィールドに入力します。
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ステップ 13 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
LAN の集中プロビジョニング サーバから 1 つまたは複数のサーバをブートするブート ポリシーを設定できます。LAN(または PXE)ブートは、その LAN サーバからサーバに OS をインストールする際に頻繁に使用されます。
LAN ブート ポリシーには、複数のタイプのブート デバイスを追加できます。たとえば、ローカル ディスクや仮想メディア ブートをセカンダリ ブート デバイスとして追加できます。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 6 | [ブートポリシー(Boot Policies)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 8 |
[ブートポリシーの追加(Add Boot Policy)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 9 | [ブートデバイスの追加(Add Boot Device)] 領域で、[LANブートの追加(Add LAN Boot)] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||
ステップ 10 | [プライマリvNIC(Primary vNIC)] フィールドに、LAN ブートの場所の最初のアドレスとして使用する vNIC の名前を入力します。 | ||||||||||
ステップ 11 | [セカンダリvNIC(Secondary vNIC)] フィールドに、LAN ブートの場所の 2 つ目のアドレスとして使用する vNIC の名前を入力します。 | ||||||||||
ステップ 12 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
サーバにローカル ドライブがある場合は、ブート ポリシーを設定して、そのデバイスや次のローカル デバイスからサーバをブートできます。
ブート ポリシーには、複数のタイプのブート デバイスを追加できます。たとえば、ローカル ディスク ブートをセカンダリ ブート デバイスとして追加できます。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 6 | [ブートポリシー(Boot Policies)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 8 |
[ブートポリシーの追加(Add Boot Policy)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 9 | [ブートデバイスの追加(Add Boot Device)] ダイアログボックスで、[ローカルディスクの追加(Add Local Disk)] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||
ステップ 10 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
サーバがアクセスできる仮想メディア デバイスから 1 つ以上のサーバをブートするよう、ブート ポリシーを設定することができます。仮想メディア デバイスは、物理 CD/DVD ディスク(読み取り専用)またはフロッピー ディスク(読み取り書き込み)のサーバへの挿入を疑似的に実行します。このタイプのサーバ ブートは、オペレーティング システムをサーバに手動でインストールする場合に使用するのが一般的です。
ブート ポリシーには、複数のタイプのブート デバイスを追加できます。たとえば、ローカル ディスク ブートをセカンダリ ブート デバイスとして追加できます。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 6 | [ブートポリシー(Boot Policies)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 8 |
[ブートポリシーの追加(Add Boot Policy)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 9 | [ブートデバイスの追加(Add Boot Device)] 領域で、次のチェックボックスのいずれかまたは両方をオンにします。 | ||||||||||
ステップ 10 | [送信(Submit)] をクリックします。 |