管理接続が eNIC の場合、シリアルまたは KVM のコンソールを使用してドライバのインストールを完了することを推奨します。現在のドライバの rmmod を完了すると、eNIC のネットワーク接続が失われます。
(注) |
SLES 12 SP1 以降では、Cisco eNIC および usNIC ドライバは 1 つの RPM にまとめてバンドルされます (また、他の Linux 配信用であるため、個別の RPM にパッケージ化されています)。SLES 12 SP1
以降では、カーネル モジュールの依存関係が管理される方法のため、両方のドライバを単一の RPM にバンドルする必要があります。Cisco usNIC 機能を使用していない場合、usNIC ドライバは実質的に無視されます。
ENIC ドライバと usNIC ドライバには独自のバージョン番号があります。SLES 12 SP1 以降に cisco-enic-usnic RPM をインストールする場合、それらのドライバが実行中のカーネル (リブートなど) にロードされたら、 cat/sys/module/enic/version および cat/sys/module/usnic_verbs/version を使用してそれぞれのバージョン番号を表示します。Cisco enic-usnic RPM には、独自のバージョン番号もあります。これは eNIC および usNIC ドライバのパッケージを表しているため、RPM バージョン番号は似ているものの、いずれかのドライバの特定のバージョンを反映していません。また、RPM の説明を照会して、ドライバのどのバージョンがインストールされているかを正確に確認することもできます。
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次に、インストールされるドライバ バージョンを表示する RPM の説明のサンプル クエリを示します。$ rpm -qip cisco-enic-usnic-kmp-default-<RPM_VERSION>.x86_64.rpm
Name : cisco-enic-usnic-kmp-default Relocations: (not relocatable)
...
Summary : Cisco VIC Ethernet NIC drivers
Description :
This RPM contains both the Cisco VIC Linux Ethernet driver (enic.ko,
version <ENIC_VERSION>) and the Cisco Userspace NIC (usNIC) Linux
Ethernet driver (usnic_verbs.ko, version <USNIC_VERSION>). Some
Linux distros require both kernel modules to be in the same RPM in
order to properly test for symbol compatibility (because
usnic_verbs.ko depends on enic.ko) when installing into post-GA
upgrade kernels.