Cisco UCS S3260 ストレージ サーバ用 Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードのためのサービス ノート
Cisco UCS C3X60 M4 ソフトウェア/ファームウェア要件
Cisco IMC GUI を使用したサーバ ノードのシャットダウン
サーバ ノードの電源ボタンを使用したサーバ ノードのシャットダウン
サーバ ノードからの Cisco IMC 構成のエクスポート
C3X60 M4 サーバ ノードと I/O エクスパンダ コンポーネントの交換
C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し
C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し
C3X60 M4 サーバ ノード内部の CPU およびヒートシンクの交換
サーバ ノードの RMA 交換で注文する、追加の CPU 関連パーツ
C3X60 M4 サーバ ノード内の NVMe SSD の交換
C3X60 M4 サーバ ノード内の Trusted Platform Module(TPM)の取り付け
C3X60 M4 サーバ ノード内のストレージ コントローラ カードの交換
I/O エクスパンダ内のストレージ コントローラ カードの交換
C3X60 M4 サーバ ノード ボード上のサービス ヘッダーの位置
Cisco UCS C3X60 12G SAS RAID コントローラの情報
Cisco UCS S3260 12G デュアル パススルー コントローラの情報
LSI 組み込み MegaRAID Configuration Utility の起動
Windows および Linux での LSI MegaSR ドライバのインストール
このドキュメントでは、サーバ ノードの設置および内部サーバ ノード コンポーネントの交換について扱っています。
■Cisco UCS C3X60 M4 ソフトウェア/ファームウェア要件
■Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードの概要
■C3X60 M4 サーバ ノードと I/O エクスパンダ コンポーネントの交換
■関連資料
表 1 は、Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードを使用する際の Cisco UCS S3260 システム ファームウェアとソフトウェアの要件を示しています。
■外部機能
■ボタン
■C3X60 M4 サーバ ノードの内部コンポーネントの配置
■リセット ボタン:再起動する他の方法が有効でない場合、このボタンを 5 秒間押し続けてから放し、サーバ ノードのコントローラ チップセットを再起動します。
■サーバ ノード電源ボタン/LED:システム全体をシャットダウンする代わりに、サーバ ノードをスタンバイ電源状態にしたり、フルパワーに戻したりするには、このボタンを押します。外部で認識可能な LEDも参照してください。
■ユニット識別ボタン/LED:この LED は、ボタンを押すか、またはソフトウェア インターフェイスからアクティブ化して有効にできます。これは、特定のサーバ ノードを見つけるのに役立ちます。外部で認識可能な LEDも参照してください。
Cisco Integrated Management Controller(Cisco IMC)インターフェイスか、サーバ ノード前面にある電源ボタンのいずれかを使用して、サーバ ノードのグレースフル シャットダウンまたはハード シャットダウンを実行できます。
Cisco IMC GUI を使用してサーバ ノードをシャットダウンするには、次の手順を実行します。
1. ブラウザでシステムの管理 IP アドレスを使用して、Cisco IMC GUI にログインします。
2. [Navigation] ペインの [Chassis] メニューをクリックします。
3. [Chassis] メニューの [Summary] をクリックします。
4. 作業ウィンドウ上部のツールバーで、[Host Power] リンクをクリックします。
[Server Power Management] ダイアログが開きます。このダイアログには、システム内にあるすべてのサーバが表示されます。
5. [Server Power Management] で、シャットダウンするサーバに関して次のいずれかのボタンを選択します。
注意: データの損失やオペレーティング システムへの損傷が発生しないようにするために、必ずオペレーティング システムのグレースフル シャットダウンを実行するようにしてください。ファームウェアや BIOS のアップグレードが進行中のときは、サーバの電源を切らないでください。
■[Shut Down]:オペレーティング システムのグレースフル シャットダウンを実行します。
■[Power Off]:選択したサーバでタスクが実行中でも、電源を切ります。
[Chassis Status] ペインで、取り外すサーバ ノードの [Power State] が [Off] と表示されている場合は、安全にサーバ ノードをシャーシから取り外せます。
シャーシからサーバ ノードを安全に取り外せる状態になると、サーバ ノード前面の物理的な電源ボタンもオレンジに変わります。
サーバ ノードの物理的な 電源 ボタンを使用して、サーバ ノードのみをシャットダウンするには、次の手順を実行します。
1. サーバ ノードの電源ステータス LED(図 1 を参照)の色を確認します。
■緑:サーバ ノードの電源がオンになっています。次のようにして、グレースフル シャットダウンまたはハード シャットダウンを実行します。 に進みます。
■オレンジ:サーバ ノードの電源がオフになっています。シャーシからサーバ ノードを安全に取り外せます。
2. 次のようにして、グレースフル シャットダウンまたはハード シャットダウンを実行します。
注意: データの損失やオペレーティング システムへの損傷が発生しないようにするために、必ずオペレーティング システムのグレースフル シャットダウンを実行するようにしてください。ファームウェアや BIOS のアップグレードが進行中のときは、サーバの電源を切らないでください。
■ グレースフル シャットダウン: 電源 ボタンを押して放します。ソフトウェアがサーバ ノードのグレースフル シャットダウンを実行します。
■同じ Cisco UCS S3260 システム内に C3X60 M4 サーバ ノードと C3X60 M3 サーバ ノードを混在させないでください。M4 サーバ ノードは背面パネルの「M4 SVRN」というラベルで確認できます(図 1 を参照)。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) より前:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、ベイ 1 に取り付けます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、どちらのサーバ ベイにも取り付けることができます。
(注): サーバ ノードがインストールされているベイには、対応する SIOC が必要です。つまり、ベイ 1 のサーバ ノードは SIOC スロット 1 の SIOC とペアにする必要があります。ベイ 2 のサーバ ノードは SIOC ベイ 2 の SIOC とペアにする必要があります。
サーバ ノードにはシステムの背面からアクセスするため、ラックからシステムを引き出す必要はありません。
注意: 交換後の新しいノードで以前と同じ構成を使用する場合は、サーバ ノードを交換する前に、ノードから Cisco IMC 構成をエクスポートして保存してください。サーバ ノードの設置後に、保存した構成を新しく交換したノードにインポートできます。
1. 任意:交換するサーバ ノードから Cisco IMC 構成をエクスポートして、交換後のサーバ ノードにインポートできるようにします。この場合、サーバ ノードからの Cisco IMC 構成のエクスポートの手順に従ってから、次のステップに戻ってください。
次の手順では、シャーシの電源をオフにする必要はありません。取り外す前にサーバ ノードの電源がシャットダウンされていれば、シャーシの電源は入れたままで交換できます。
2. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードの背面パネルの説明 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
4. サーバ ノードに I/O エクスパンダが装備されている場合は、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外しの手順を使用して取り外し、新しいサーバ ノードに取り付けてから、次の手順に進みます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。以下の構成ルールに注意してください。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) より前:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、ベイ 1 に取り付けます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、どちらのサーバ ベイにも取り付けることができます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
7. 新しいサーバ ノードで初期セットアップを行って、IP アドレスを割り当て、必要に応じてその他のネットワーク設定を構成します。『 Cisco UCS S3260 Storage Server Installation and Service Guide 』の「Initial System Setup」を参照してください。
8. 任意:ステップ 1 で保存した Cisco IMC 構成をインポートします。この場合、サーバ ノードへの Cisco IMC 構成のインポートの手順に従います。
この操作は、Cisco IMC の GUI または CLI いずれかのインターフェイスを使用して実行できます。以下の手順では、例として CLI コマンドを使用します。詳細については、 Configuration Guides ページに用意されている CLI および GUI ガイドの「 Exporting a Cisco IMC Configuration 」を参照してください。
1. 交換するサーバ ノードの IP アドレスおよび CLI インターフェイスにログインします。
3. ユーザ名、パスワード、およびパス フレーズを入力します。
これにより、エクスポートするファイルにユーザ名、パスワード、およびパス フレーズが設定されます。エクスポート操作は、パス フレーズ(任意の値を設定できます)を入力した後に開始されます。
エクスポート操作が正常に完了したかどうかを確認するには、show detail コマンドを使用します。操作を中止するには、CTRL+C を入力します。
以下に、エクスポート操作の例を示します。この例では、TFTP プロトコルを使用して、構成を IP アドレス 192.0.2.34 のファイル /ucs/backups/cimc5.xml にエクスポートします。
この操作は、Cisco IMC の GUI または CLI いずれかのインターフェイスを使用して実行できます。以下の手順では、例として CLI コマンドを使用します。詳細については、 Configuration Guides ページに用意されている CLI および GUI ガイドの「 Importing a Cisco IMC Configuration 」を参照してください。
1. 新しいサーバ ノードの CLI インターフェイスに SSH でログインします。
3. ユーザ名、パスワード、およびパス フレーズを入力します。
ユーザ名、パスワード、およびパス フレーズは、エクスポート操作で使用したものと同じでなければなりません。インポート操作は、パス フレーズを入力した後に開始されます。
以下に、インポート操作の例を示します。この例では、TFTP プロトコルを使用して、IP アドレス 192.0.2.34 のファイル /ucs/backups/cimc5.xml から構成をサーバ ノードにインポートします。
■C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し
■C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し
■C3X60 M4 サーバ ノード内部の CPU およびヒートシンクの交換
■C3X60 M4 サーバ ノード内の NVMe SSD の交換
■C3X60 M4 サーバ ノード内の Trusted Platform Module(TPM)の取り付け
■C3X60 M4 サーバ ノード内のストレージ コントローラ カードの交換
■I/O エクスパンダ内のストレージ コントローラ カードの交換
オプションの I/O エクスパンダとサーバ ノードは、同じ上部カバーを使用しています。サーバ ノードの上に I/O エクスパンダが装着されている場合、上部カバーは I/O エクスパンダに取り付けられています(側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード の側面図を参照)。そのような場合、サーバ ノードと I/O エクスパンダの間にさらに中間カバーがあります。
図 4 側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード
(注): システムの背面からサーバ ノードを取り外す場合に、システムをラックの外にスライドさせる必要はありません。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
2. システムからサーバ ノード(または、I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード)を取り外します。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードの背面パネルの説明 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
3. サーバ ノードまたは I/O エクスパンダ(装着されている場合)から上部カバーを取り外します。
a. 上部カバーを固定している 4 本のネジを取り外し、脇に置きます。上部カバーの両側にネジが 2 本ずつあります(側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード を参照)。
b. ラッチ ハンドルを元の位置に持ち上げます(Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバー を参照)。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを解除します。
d. カバーを後方に(背面パネル ボタンに向けて)スライドさせ、サーバ ノードまたは I/O エクスパンダから持ち上げます。
a. 後ろ側に約 2.5 cm(1 インチ)ずらして、カバーをサーバ ノードまたは I/O エクスパンダ(装着されている場合)の上に置きます。カバー内側のペグと、サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの底にある溝がかみ合うようにしてください。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを閉めます。
e. 上部カバーの側面に 4 本の固定ネジを再び取り付けます。
5. サーバ ノード(または、I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード)を再び取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
図 5 Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバー
この項では、サーバ ノード内のコンポーネントにアクセスできるように、C3X60 M4 サーバ ノードから I/O エクスパンダと中間カバーを取り外す方法について説明します。
■サーバ ノード/I/O エクスパンダ アセンブリの再組立て
(注): 次の手順では、シャーシの電源をオフにする必要はありません。取り外す前にサーバ ノードの電源がシャットダウンされていれば、シャーシの電源は入れたままで交換できます。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
2. システムから、I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードを取り外します。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(図 1 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
c. システムから、I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードをまっすぐ引き出します。
a. 上部カバーを固定している 4 本のネジを取り外し、脇に置きます。上部カバーの両側にネジが 2 本ずつあります(側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード を参照)。
b. ラッチ ハンドルを元の位置に持ち上げます(図 5 を参照)。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを解除します。
d. カバーを後方に(背面パネル ボタンに向けて)スライドさせ、I/O エクスパンダから持ち上げます。
4. サーバ ノードから I/O エクスパンダを取り外します。
a. サーバ ノードの上面にある、I/O エクスパンダを固定している 5 本のネジを取り外します(図 6 を参照)。
b. 小型のマイナス ドライバ(0.6 cm(1/4 インチ)または同等のもの)を 2 本使用して、I/O エクスパンダの下側にあるコネクタを、サーバ ノードのボード上のソケットから取り外します。
I/O エクスパンダの両側の矢印マークのある「REMOVAL SLOT」に、マイナス ドライバを約 1 cm(1/2 インチ)差し込みます(図 7 を参照)。その後、両方のドライバを同時に均一に 持ち上げて コネクタを切り離し、I/O エクスパンダを約 1 cm(1/2 インチ)持ち上げます。
c. I/O エクスパンダ ボードの 2 つのハンドルを持って、まっすぐ上に持ち上げます。
図 7 C3X60 M4 サーバ ノードから I/O エクスパンダを取り外す
a. 中間カバーを固定している 4 本のネジを取り外し、脇に置きます。中間カバーの両側にネジが 2 本ずつあります(側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード を参照)。
a. 後ろ側に約 2.5 cm(1 インチ)ずらして、中間カバーをサーバ ノードの上に置きます。カバーの内側の穴を、サーバ ノード ベース上のトラックとかみ合わせる必要があります。
2. サーバ ノードに I/O エクスパンダを再度取り付けます。
注意: サーバ ボードのソケットにエクスパンダ下部のコネクタをはめ込む前に、十分に注意して、I/O エクスパンダのすべての機構を中間カバーおよびサーバ ノードと揃えてください。正しく配置されていないと、コネクタが破損するおそれがあります。
a. 注意深く、I/O エクスパンダと中間カバー上部の配置ペグを揃えます(図 8 を参照)。
b. 中間カバーの上に I/O エクスパンダを置き、ゆっくりと下に押してメザニン コネクタをサーバ ボードのソケットにはめ込みます。
図 8 M4 サーバ ノードへの I/O エクスパンダの交換
c. RAID コントローラがある場合、または I/O エクスパンダの右ソケット(IOENVMe2)に NVMe SSD がある場合は、次のステップで PRESS HERE プレートにアクセスできるように、それらを取り外す必要があります。
I/O エクスパンダ内のストレージ コントローラ カードの交換 と I/O エクスパンダ内の NVMe SSD の交換 を参照してそれらを取り外したら、次のステップに戻ります。
d. 「PRESS HERE」と表示のあるプラスチックのプレートを強く押して、完全にコネクタを装着します(図 9 を参照)。
図 9 I/O エクスパンダの「PRESS HERE」と表示されたプレート
e. PRESS HERE プレートにアクセスするために RAID コントローラまたは NVMe SSD を取り外した場合は、それを再び取り付けます。
I/O エクスパンダ内のストレージ コントローラ カードの交換 およびI/O エクスパンダ内の NVMe SSD の交換 を参照してください。
注意: I/O エクスパンダの固定ネジを再び取り付ける前に、次のステップで付属の位置調整ツール(UCSC-C3K-M4IOTOOL)を使用し、内部シャーシのバックプレーンに接続するコネクタの位置を調整する必要があります。正しく配置されていないと、バックプレーンのソケットが破損するおそれがあります。
3. 調整ツールの 4 つのペグを、サーバ ノードと I/O エクスパンダのコネクタ側に用意されている穴に差し込みます。調整ツールが 4 つの穴すべてにはまり、フラットな状態であることを確認します(図 10 を参照)。
調整ツールは、I/O エクスパンダと一緒に発注されたシステムに同梱されます。また、I/O エクスパンダの交換用のスペアにも同梱されます。Cisco PID UCSC-C3K-M4IOTOOL から注文することができます。
4. サーバ ノード上部に I/O エクスパンダを固定しているネジ 5 本を、再配置して締めます(図 6 を参照)。
a. カバーを I/O エクスパンダの上に、後ろ側に約 2.5 cm(1 インチ)ずらして置きます。カバー内側のペグと、I/O エクスパンダの底にあるトラックをかみ合わせる必要があります。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを閉めます。
e. カバーの側面に 4 本の固定ネジを再び取り付けます(図 4 を参照)。
7. I/O エクスパンダを装着したサーバ ノードをシャーシに取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、サーバ ノードと I/O エクスパンダを 2 つの空のベイに配置します。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
サーバ ノード ボードの端に内部診断 LED があります。これらの LED はサーバ ノードがシャーシから取り外されている間、AC 電源が取り外されてから最大 30 秒間表示されます。
1. シャット ダウンし、システムからサーバ ノードを取り外します(C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウン を参照)。
(注): ボードの端にある LED を確認する場合は、サーバ ノード カバーを取り外す必要はありません。
2. システムからサーバ ノードを取り外してから 30 秒以内にサーバ ノード ユニット識別ボタン(図 11 を参照)を押したままにします。
障害 LED がオレンジ色に点灯すると、コンポーネントに障害があることを示します。
図 11 Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノード内部の診断 LED
サーバ ノード ボードには DIMM ソケットが 16 個あります。
注意: DIMM とそのソケットは壊れやすいので、取り付け中に損傷しないように、注意して取り扱ってください。
注意: シスコではサードパーティ製の DIMM はサポートしていません。システム内に他社の DIMM を使用すると、システムに問題が発生したり、マザーボードを損傷する可能性があります。
(注): システム パフォーマンスを最大限に引き出すには、メモリの取り付けまたは交換を行う前に、メモリ パフォーマンスに関するガイドラインと装着規則を熟知している必要があります。
Cisco UCS C3X60 M4 DIMM と CPU の番号付け に、C3X60 M4 サーバ ノード ボード上の DIMM ソケットと、どのように番号が付けられているかを示します。
■1 台のサーバ ノードに 16 個の DIMM ソケットがあります(各 CPU に 8 個ずつ)。
■チャネルは、Cisco UCS C3X60 M4 DIMM と CPU の番号付け に示す文字でラベル付けされています。
たとえば、チャネル A = DIMM ソケット A1、A2。
■各チャネルに 2 個の DIMM ソケットがあります。チャネルの青いソケットは常にソケット 1 になります。
図 12 Cisco UCS C3X60 M4 DIMM と CPU の番号付け
DIMM の取り付けまたは交換を行うときは、次のガイドラインに従ってください。
■最適なパフォーマンスを実現するには、CPU とすべてのチャネルの両方に DIMM を均一に分散します。
■ 各 CPU の DIMM ソケットに同じものを装着します。 最初に青い DIMM 1 ソケットに装着し、次に黒い DIMM 2 スロットに装着します。たとえば、次の順序で DIMM スロットに装着してください。
■DIMM の混在使用の規則 に示されている DIMM の混在使用の規則に従ってください。
メモリのミラーリング モードをイネーブルにすると、メモリ サブシステムによって同一データが 2 つのチャネルに同時に書き込まれます。片方のチャネルに対してメモリの読み取りを実行した際に訂正不可能なメモリ エラーによって誤ったデータが返されると、システムはもう片方のチャネルからデータを自動的に取得します。片方のチャネルで一時的なエラーまたはソフト エラーが発生しても、ミラーリングされたデータは影響を受けず、動作は継続します。
メモリのミラーリングを使用すると、2 つの装着済みチャネルの一方からしかデータが提供されないため、オペレーティング システムで使用可能なメモリ量が 50 % 減少します。
ロックステップ チャネル モードをイネーブルにする場合、各メモリ アクセスは 4 つのチャネルに渡る 128 ビット データ アクセスになります。
ロックステップ チャネル モードでは、CPU 上の 4 つのメモリ チャネルすべてにサイズおよび製造元が同じものを装着する必要があります。1 つのチャネル内の DIMM ソケットへの装着の場合は同一である必要はありませんが、4 つのチャネルの同じ DIMM スロット位置には同じものを装着する必要があります。
たとえば、ソケット A1、B1、C1、および D1 の DIMM は同一である必要があります。ソケット A2、B2、C2、および D2 の DIMM は同じである必要があります。ただし、A1、B1、C1、D1 の DIMM が、A2、B2、C2、D2 の DIMM と同一である必要はありません。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードの背面パネルの説明 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
3. 次のいずれかを実行して、サーバ ノード内のコンポーネントにアクセスします。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていない場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを取り外します。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されている場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを取り外します。
4. 障害が発生している DIMM を確認し、DIMM ソケットの両端にあるイジェクト レバーを開いて、ライザー上のソケットから該当 DIMM を取り外します。
(注): DIMM を取り付ける前に、装着に関するガイドラインを参照してください。DIMM パフォーマンスに関するガイドラインおよび装着規則を参照してください。
a. 新しい DIMM とライザー上のソケットの位置を合わせます。DIMM ソケット内のアライメント キーを使用して、DIMM を正しい向きに配置します。
b. DIMM がしっかり装着され、ソケットの両側にあるイジェクト レバーが所定の位置に固定されるまで、DIMM をソケットに押し込みます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていなかった場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを再び取り付けます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていた場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを再び取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) より前:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、ベイ 1 に取り付けます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、どちらのサーバ ベイにも取り付けることができます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
各サーバ ノードの内部に CPU が 2 台ずつあります。CPU は、サーバ ノード用に別個にスペア化されてはいませんが、障害の発生しているサーバ ノードから新しいサーバ ノードに CPU を移動させなければならない場合があります。
■サーバ ノードでは、2 個の CPU を動作させる必要があります。C3X60 M4 サーバ ノードの CPU 番号については、Cisco UCS C3X60 M4 DIMM と CPU の番号付けを参照してください。
注意: CPU とそのマザーボード ソケットは壊れやすいので、取り付け時にピンを損傷しないように、注意して取り扱ってください。CPU はヒートシンクとそれぞれの熱パッドとともに取り付け、適切に冷却されるようにする必要があります。CPU を正しく取り付けないと、システムが損傷することがあります。
(注): このサーバは、新しいインディペンデント ローディング メカニズム(ILM)の CPU ソケットを使用しているため、CPU の取り扱いや取り付けの際に、ピック アンド プレース ツールは必要ありません。触れる際には、CPU のプラスチック製フレームを必ずつかんでください。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードの背面パネルの説明 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
3. 次のいずれかを実行して、サーバ ノード内のコンポーネントにアクセスします。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていない場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを取り外します。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されている場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを取り外します。
4. No. 2 プラス ドライバを使用して、ヒートシンクを固定している 4 本の取り付けネジを緩め、持ち上げて CPU から外します。
注意:各ネジを、順に均等に緩め、ヒートシンクまたは CPU の損傷を防ぎます。
a. アイコンのラベルが付いた 1 つ目の固定ラッチを外し、その後 アイコンのラベルが付いた 2 つ目の固定ラッチを外します。CPU ソケットを参照してください。
a. ラッチとヒンジ付き CPU カバー プレートを開いたまま、ヒンジ付きシート内で CPU を開いた位置まで振り上げます(CPU ソケット を参照)。
b. プラスチック製フレームのつまみで CPU をつかみ、持ち上げてヒンジ付き CPU シートから外します。
a. プラスチック製フレームのつまみで新しい CPU をつかみ、「ALIGN」というラベルの付いたフレームのタブを、ヒンジ付きシートの位置に合わせます(CPU とソケットの位置合わせ機能 を参照)。
b. CPU フレームのタブを、止まってしっかりと固定されるまでシートに挿入します。
「ALIGN」の下の線が、シートの端と同じレベルになるようにします(CPU とソケットの位置合わせ機能 を参照)。
c. CPU フレームがカチッという音をたててソケットの所定の位置にぴったりと収まるまで、ヒンジ付きシートを CPU とともに振り下げます。
e. アイコンのラベルが付いた CPU 固定ラッチを閉じ、その後 アイコンのラベルが付いた CPU 固定ラッチを閉じます。CPU ソケット を参照してください。
注意: 適切に冷却されるように、ヒートシンクの CPU 側の表面に新しいサーマル グリスが必要です。新しいヒートシンクには、グリスが塗布されたパッドが付いています。ヒートシンクを再利用する場合、古いサーマル グリスを取り除き、シリンジからグリスを塗布する必要があります。
–新しいヒートシンクを取り付ける場合、新しいヒートシンクの底面のサーマル グリスが塗布されたパッドから保護フィルムをはがしてください。その後、手順 ヒートシンクの非脱落型ネジをマザーボードの絶縁ポストの位置に合わせ、No. 2 プラス ドライバを使用して非脱落型ネジを均等に締めます。 に進みます。
–ヒートシンクを再利用する場合は、手順 古いサーマル グリスにアルコール系の洗浄液を塗布し、少なくとも 15 秒間浸透させます。 に進みます。
b. 古いサーマル グリスにアルコール系の洗浄液を塗布し、少なくとも 15 秒間浸透させます。
c. ヒートシンクの表面を傷つけない柔らかい布を使って、古いヒートシンクから古いサーマル グリスをすべてふき取ります。
d. 新しい CPU に付属するシリンジを使って、CPU の上部にサーマル グリスを塗布します。シリンジの中身の約半分を、CPU サーマル グリスの塗布パターン に示すパターンで CPU の上部に塗布します。
(注): サーマル グリス入りのシリンジがない場合は、予備を発注できます(Cisco PID UCS-CPU-GREASE3)。
9. ヒートシンクの非脱落型ネジをマザーボードの絶縁ポストの位置に合わせ、No. 2 プラス ドライバを使用して非脱落型ネジを均等に締めます。
注意: 各ネジを締めるときは、順に均等に行い、ヒートシンクや CPU が損傷しないようにします。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていなかった場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを再び取り付けます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていた場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを再び取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) より前:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、ベイ 1 に取り付けます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、どちらのサーバ ベイにも取り付けることができます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
サーバ ノードまたは CPU の Return Material Authorization(RMA)がシステムで行われると、CPU またはマザーボード予備部品表(BOM)に含まれない追加部品が発生する可能性があります。TAC エンジニアが正常に交換を行うためには、RMA に追加部品を追加する必要がある場合があります。
–ヒート シンクのクリーニング キット(UCSX-HSCK=)
–S3260 サーバ ノード用サーマル グリス キット(UCS-CPU-GREASE3=)
–EP CPU 用 Intel CPU のピックアンドプレース ツール(UCS-CPU-EP-PNP=)
–ヒート シンクのクリーニング キット(UCSX-HSCK=)
–EP CPU 用 Intel CPU のピックアンドプレース ツール(UCS-CPU-EP-PNP=)
CPU ヒートシンク クリーニング キットは最大 4 CPU およびヒート シンクのクリーニングに最適です。クリーニング キットには、古いサーマル インターフェイス マテリアルの CPU およびヒートシンクのクリーニング用と、ヒートシンクの表面調整用の 2 本のボトルの溶液が入っています。
ヒートシンクを取り付ける前に CPU の古いサーマル インターフェイス マテリアルを洗浄することが重要です。このため、新しいヒート シンクを注文する場合には、ヒート シンク クリーニング キットを注文する必要があります。
リアルタイム クロック(RTC)バッテリは、サーバの電源が外れているときにシステムの設定を保持します。バッテリ タイプは CR2032 です。シスコでは、ほとんどの電器店から購入できる、業界標準の CR2032 バッテリをサポートしています。
(注): RTC バッテリの取り外し時、または完全に電力が失われた場合、サーバ ノードの BMC に保存された設定が失われます。新しいバッテリを取り付けた後、BMC の設定を再設定する必要があります。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. ノード上の 2 本のイジェクト レバーを持ってラッチをつまみ、レバーを開放します。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
(注): RTC バッテリにアクセスする場合、サーバ ノード カバーや I/O エクスパンダを取り外す必要はありません。
a. RTC バッテリの位置を確認します。C3X60 M4 サーバ ノード内の RTC バッテリを参照してください。
b. バッテリ固定クリップをバッテリから外し、バッテリをソケットから引き出します。
a. 固定クリップをバッテリ ソケットから外し、ソケットにバッテリを差し込みます。
(注): 「+」のマークが付いたバッテリの平らなプラス側を固定クリップに向けます。
b. バッテリがしっかり装着され、バッテリの上部で固定クリップがカチッと鳴るまでソケットにバッテリを押し込みます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) より前:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、ベイ 1 に取り付けます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、どちらのサーバ ベイにも取り付けることができます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
図 16 C3X60 M4 サーバ ノード内の RTC バッテリ
各 C3X60 M4 サーバ ノード内の SBNVMe1 ソケットは、単一の NVMe PCIe SSD をサポートします。サーバ ノードに SSD が搭載されている場合、SSD はストレージ コントローラ カードの下にある可能性があります。
サーバ ノード内の SSD ソケットのソフトウェア指定は SBNVMe1 です。
(注): 2.5 インチのフォーム ファクタ NVMe SSD は UEFI モードでブート可能です。従来のブート方法はサポートされていません。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. 2 本のイジェクト レバーを持ってラッチをつまみ、レバーを開放します。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
3. 次のいずれかを実行して、サーバ ノード内のコンポーネントにアクセスします。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていない場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを取り外します。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されている場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを取り外します。
4. サーバ ノードにストレージ コントローラがある場合、妨げにならないように取り外します。
a. カードをサーバ ノードに固定している 4 本の取り付けネジを緩めます(図 19 を参照)。
b. カードの両端を持って均等に持ち上げ、メザニン ソケットからカードの裏側にあるコネクタを取り外します。
a. ドライブをブラケットに固定している 1 本のネジを外します(図 17 を参照)。
b. ドライブをスライドさせて水平方向にソケットから外し、サーバ ノードから持ち上げます。
a. サーバ ボードのブラケットにドライブをセットし、前方にスライドさせてソケットにコネクタをはめ込みます。
b. ブラケットにドライバを固定する 1 本のネジを取り付けます。
7. ストレージ コントローラ カードを取り外していた場合は、それを再度取りつけます。
a. メザニン ソケットと 4 つの絶縁ポストに、上からカードとブラケットを合わせます。
b. カードの両端を押し下げ、カードの裏側にあるコネクタをメザニン ソケットとかみ合わせます。
c. カードをサーバ ノードに固定する 4 本の取り付けネジを締めます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていなかった場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを再び取り付けます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていた場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを再び取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)は、サーバ ノード ボードのソケットに接続する小さな回路基板です。
サーバに既存の TPM がない場合、TPM 2.0 を取り付けることができます。TPM 2.0 は Intel v4 コード以降が必要です。
注意: M4 サーバ ノード Intel v4 システムが、現在 TPM バージョン 2.0 でサポートされ保護されている場合、システム ソフトウェアおよび BIOS を以前のバージョンにダウングレードすると、潜在的なセキュリティ上の脅威が発生するおそれがあります。
(注): 安全確保のために、TPM は一方向ネジを使用して取り付けます。このネジは一般的なドライバでは取り外せません。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. ノード上の 2 本のイジェクト レバーを持ってラッチをつまみ、レバーを開放します。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
(注): TPM ソケットにアクセスする場合、サーバ ノード カバーや I/O エクスパンダを取り外す必要はありません。
a. サーバ ノード ボード上で TPM ソケットの位置を特定します(C3X60 M4 サーバ ノード内の TPM の位置 を参照)。
b. TPM 回路基板の下部にあるコネクタと TPM ソケットの位置を合わせます。TPM ボードのネジ穴を TPM ソケットに隣接するネジ穴の位置に合わせます。
c. TPM を均等に押し下げて、マザーボード ソケットにしっかりと装着します。
d. 一方向ネジを 1 本取り付けて、TPM をマザーボードに固定します。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) より前:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、ベイ 1 に取り付けます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、どちらのサーバ ベイにも取り付けることができます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
6. BIOS での TPM サポートのイネーブル化に進みます。
図 18 C3X60 M4 サーバ ノード内の TPM の位置
(注): TPM ハードウェアを取り付けた後、BIOS で TPM のサポートを有効にする必要があります。
d. ブートアップ中に F2 プロンプトが表示されたら、F2 を押して BIOS セットアップに入ります。
e. BIOS 管理者パスワードで、BIOS セットアップ ユーティリティにログインします。
f. [BIOS Setup Utility] ウィンドウで、[Advanced] タブを選択します。
g. [Trusted Computing] を選択し、[TPM Security Device Configuration] ウィンドウを開きます。
h. [TPM SUPPORT] を [Enabled] に変更します。
i. F10 を押して設定を保存し、サーバをリブートします。
2. TPM のサポートがイネーブルになっていることを確認します。
a. ブートアップ中に F2 プロンプトが表示されたら、F2 を押して BIOS セットアップに入ります。
b. BIOS 管理者パスワードを使用して、BIOS Setup ユーティリティにログインします。
d. [Trusted Computing] を選択し、[TPM Security Device Configuration] ウィンドウを開きます。
e. [TPM SUPPORT] と [TPM State] が [Enabled] であることを確認します。
3. BIOS での Intel TXT 機能のイネーブル化に進みます。
Intel Trusted Execution Technology(TXT)を使用すると、ビジネス サーバ上で使用および保管される情報の保護機能が強化されます。この保護の主要な特徴は、隔離された実行環境および付随メモリ領域の提供にあり、機密データに対する操作をシステムの他の部分から見えない状態で実行することが可能になります。Intel TXT は、暗号キーなどの機密データを保管できる封印されたストレージ領域を提供し、悪意のあるコードからの攻撃時に機密データが漏洩するのを防ぐために利用できます。
1. サーバ ノードをリブートし、F2 を押すように求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。
2. プロンプトが表示されたら、F2 を押して、BIOS セットアップ ユーティリティを起動します。
3. 前提条件の BIOS 値がイネーブルになっていることを確認します。
b. [Intel TXT(LT-SX) Configuration] を選択して、[Intel TXT(LT-SX) Hardware Support] ウィンドウを開きます。
c. 次の項目が [Enabled] としてリストされていることを確認します。
– [VT-d Support](デフォルトは [Enabled])
– [VT Support](デフォルトは [Enabled])
■[VT-d Support] および [VT Support] がすでに [Enabled] の場合、Intel Trusted Execution Technology(TXT)機能を有効にします。 に進みます。
■[VT-d Support] および [VT Support] の両方が [Enabled] でない場合、次のステップに進み、有効にします。
a. Escape キーを押して、BIOS セットアップ ユーティリティの [Advanced] タブに戻ります。
b. [Advanced] タブで、[Processor Configuration] を選択し、[Processor Configuration] ウィンドウを開きます。
c. [Intel (R) VT] および [Intel (R) VT-d] を [Enabled] に設定します。
4. Intel Trusted Execution Technology(TXT)機能を有効にします。
a. [Intel TXT(LT-SX) Hardware Support] ウィンドウに戻ります(別のウィンドウを表示している場合)。
Cisco ストレージ コントローラ カードは、サーバ ノード内のメザニン形式のソケットに取り付けられています。SuperCap の電源モジュール(SCPM)は、すでに新しい RAID カードに接続されているため、個別に取り外す必要はありません。
(注): 同じシステム内に異なるストレージ コントローラを混在させないでください。システムで 2 台のサーバ ノードを使用している場合、その両方に同じコントローラが搭載されている必要があります。
(注): C3X60 M4 サーバ ノードでサポートされているコントローラに関する情報については、サポートされるストレージ コントローラと必要なケーブルを参照してください。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. ノード上の 2 本のイジェクト レバーを持ってラッチをつまみ、レバーを開放します。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
3. 次のいずれかを実行して、サーバ ノード内のコンポーネントにアクセスします。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていない場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを取り外します。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されている場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを取り外します。
a. カードをボードに固定している取り付けネジを緩めます(RAID カード UCS-C3K-M4RAID については C3X60 M4 サーバ ノード内の RAID コントローラ カード(UCS-C3K-M4RAID)の取り付けネジ を、HBA カード UCS-C3K-M4DHBA については C3X60 M4 サーバ ノード内の HBA コントローラ カード(UCS-C3K-M4DHBA)の取り付けネジ を参照)。
b. カードの両端を持って均等に持ち上げ、メザニン ソケットからカードの裏側にあるコネクタを取り外します。
注 :Cisco UCS S3260 デュアル パススルー コントローラ(UCS-C3K-M4DHBA)を搭載している場合は、M4 サーバ ノードでのみサポートされます。I/O エクスパンダまたは M3 サーバ ノードではサポートされません。
注 :Cisco UCS S3260 デュアル パススルー コントローラ(UCS-C3K-M4DHBA)を搭載している場合は、シャーシの製品番号は 68-5286 -06 以降である必要があります。以前のシャーシ バージョンのシャーシ マザーボードは、このコントローラをサポートしていません。シャーシの製品番号は、シャーシの前面上部の製品番号ラベルを調べるか、または Cisco IMC CLI を使用して次の例に示すように inventory-all コマンドを使用して確認できます。
a. メザニン ソケットと 3 つの絶縁ポストに、上からカードを合わせます。
b. カードの両端を押し下げ、カードの裏側にあるコネクタをメザニン ソケットとかみ合わせます。
c. カードをボードに固定する取り付けネジを締めます(C3X60 M4 サーバ ノード内の RAID コントローラ カード(UCS-C3K-M4RAID)の取り付けネジ または C3X60 M4 サーバ ノード内の HBA コントローラ カード(UCS-C3K-M4DHBA)の取り付けネジ を参照)。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていなかった場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを再び取り付けます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていた場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを再び取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) より前:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、ベイ 1 に取り付けます。
–Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降:S3260 システムにサーバ ノードが 1 つしかない場合は、どちらのサーバ ベイにも取り付けることができます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
9. RAID コントローラ交換後の RAID 設定の復元 を参照して、RAID 構成を復元します。
図 19 C3X60 M4 サーバ ノード内の RAID コントローラ カード(UCS-C3K-M4RAID)の取り付けネジ
図 20 C3X60 M4 サーバ ノード内の HBA コントローラ カード(UCS-C3K-M4DHBA)の取り付けネジ
オプションの I/O エクスパンダを搭載したサーバ ノードにはシステムの背面からアクセスするため、ラックからシステムを引き出す必要はありません。
(注): I/O エクスパンダは現場で交換可能です。ただし、出荷後に I/O エクスパンダを追加するためにサーバ ノードをアップグレードすることはサポートされていません。
(注): 次の手順では、シャーシの電源をオフにする必要はありません。取り外す前にサーバ ノードの電源がシャットダウンされていれば、シャーシの電源は入れたままで交換できます。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
2. システムから、I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードを取り外します。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(Cisco UCS C3X60 M4 サーバ ノードの背面パネルの説明 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
c. システムから、I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードをまっすぐ引き出します。
a. 上部カバーを固定している 4 本のネジを取り外し、脇に置きます。上部カバーの両側にネジが 2 本ずつあります(側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード を参照)。
b. ラッチ ハンドルを元の位置に持ち上げます(図 5 を参照)。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを解除します。
d. カバーを後方に(背面パネル ボタンに向けて)スライドさせ、I/O エクスパンダから持ち上げます。
4. サーバ ノードから I/O エクスパンダを取り外します。
a. サーバ ノードの上面にある、I/O エクスパンダを固定している 5 本のネジを取り外します(図 21 を参照)。
b. 小型のマイナス ドライバ(0.6 cm(1/4 インチ)または同等のもの)を 2 本使用して、I/O エクスパンダの下側にあるコネクタを、サーバ ノードのボード上のソケットから取り外します。
I/O エクスパンダの両側の矢印マークのある「REMOVAL SLOT」に、マイナス ドライバを約 1 cm(1/2 インチ)差し込みます(図 22 を参照)。その後、両方のドライバを同時に均一に 持ち上げて コネクタを切り離し、I/O エクスパンダを約 1 cm(1/2 インチ)持ち上げます。
c. I/O エクスパンダ ボードの 2 つのハンドルを持って、まっすぐ上に持ち上げます。
図 22 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの切り離し
5. サーバ ノードに I/O エクスパンダを再度取り付けます。
注意: サーバ ボード上のソケットにエクスパンダ下部のコネクタをはめ込む前に、注意深く I/O エクスパンダとサーバ ノードのすべての機構を正しく配置してください。正しく配置されていないと、コネクタが破損するおそれがあります。
a. 注意深く、I/O エクスパンダと中間カバー上部の配置ペグを揃えます(図 23 を参照)。
b. サーバ ノードの中間カバーの上に I/O エクスパンダを置き、ゆっくりと下に押してコネクタを合わせます。
図 23 M4 サーバ ノードへの I/O エクスパンダの交換
c. RAID コントローラがある場合、または I/O エクスパンダの右ソケット(IOENVMe2)に NVMe SSD がある場合は、次のステップで PRESS HERE プレートにアクセスできるように、それらを取り外す必要があります。
I/O エクスパンダ内のストレージ コントローラ カードの交換 と I/O エクスパンダ内の NVMe SSD の交換 を参照してそれらを取り外したら、次のステップに戻ります。
d. 「PRESS HERE」と表示のあるプラスチックのプレートを強く押して、完全にコネクタを装着します(図 24 を参照)。
図 24 I/O エクスパンダの「PRESS HERE」と表示されたプレート
e. PRESS HERE プレートにアクセスするために RAID コントローラまたは NVMe SSD を取り外した場合は、それを再び取り付けます。
I/O エクスパンダ内のストレージ コントローラ カードの交換 およびI/O エクスパンダ内の NVMe SSD の交換 を参照してください。
注意: 固定用のネジを再配置する前に、内部シャーシのバックプレーンに接続されるコネクタが正しく配置されるように、次の手順にしたがって、提供される調整ツール(UCSC-C3K-M4IOTOOL)を使用する必要があります。正しく配置されていないと、バックプレーンのソケットが破損するおそれがあります。
6. 調整ツールの 4 つのペグを、サーバ ノードと I/O エクスパンダのコネクタ前面にある穴に差し込みます。調整ツールが 4 つの穴すべてにはまり、フラットな状態であることを確認します(図 25 を参照)。
(注): 調整ツールは、I/O エクスパンダと一緒に発注されたシステムに同梱されます。また、I/O エクスパンダの交換用のスペアにも同梱されます。Cisco PID UCSC-C3K-M4IOTOOL から注文することができます。
7. サーバ ノード上部に I/O エクスパンダを固定しているネジ 5 本を、再配置して締めます(図 21 を参照)。
a. カバーを I/O エクスパンダの上に、後ろ側に約 2.5 cm(1 インチ)ずらして置きます。カバー内側のペグを、I/O エクスパンダの底にあるトラックにはめ込む必要があります。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを閉めます。
e. 4 本のネジを取り付けて、上部カバーを I/O エクスパンダに固定します。
10. I/O エクスパンダを装着したサーバ ノードをシャーシに取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、サーバ ノードと I/O エクスパンダを 2 つの空のベイに配置します。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
オプションの I/O エクスパンダには、水平に 2 つの PCIe ソケットがあります。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
2. システムから I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードを取り外します。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(図 1 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
c. システムから、I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードをまっすぐ引き出します。
a. 上部カバーを固定している 4 本のネジを取り外し、脇に置きます。上部カバーの両側にネジが 2 本ずつあります(側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード を参照)。
b. ラッチ ハンドルを元の位置に持ち上げます(図 5 を参照)。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを解除します。
d. カバーを後方に(背面パネル ボタンに向けて)スライドさせ、I/O エクスパンダから持ち上げます。
4. 既存の PCIe カード(カードがない場合はフィラー パネル)を取り外します。
a. カード タブ固定具を開きます。I/O エクスパンダの内側で、カード タブ固定具上にあるバネ付きプランジャを内側に引っ張り、カード タブ固定具を 90 度回転させて開く位置にします(図 26 を参照)。
b. PCIe カードを水平方向にスライドさせてソケットからエッジ コネクタを解放し、I/O エクスパンダからカードを持ち上げます。
カードがない場合は、スロットからフィラー パネルを取り外します。
5. 次のようにして、新しい PCIe カードを取り付けます。
a. カード タブ固定具は開く位置のままで、カードを I/O エクスパンダにセットし、エッジ コネクタをソケットに合わせます。
b. カードを水平方向にスライドさせ、エッジ コネクタをソケットと完全にかみ合わせます。カードのタブは背面パネルの開口部に対してフラットである必要があります。
c. カード タブ固定具を閉じます。カチッと音がしてロックされるまで、固定具を 90 度回転させます。
a. カバーを I/O エクスパンダの上に、後ろ側に約 2.5 cm(1 インチ)ずらして置きます。カバー内側のペグと、I/O エクスパンダの底にあるトラックをかみ合わせる必要があります。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを閉めます。
e. 4 本のネジを取り付けて、上部カバーを I/O エクスパンダに固定します。
7. I/O エクスパンダを装着したサーバ ノードをシャーシに取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、サーバ ノードと I/O エクスパンダを 2 つの空のベイに配置します。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
図 26 I/O エクスパンダ内の PCIe カード ソケット
I/O エクスパンダ内のコントローラ カード ソケットのソフトウェア指定は IOEMezz1 です。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンし電源をオフにします。
2. システムから I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードを取り外します。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(図 1 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
c. システムから、I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードをまっすぐ引き出します。
a. 上部カバーを固定している 4 本のネジを取り外し、脇に置きます。上部カバーの両側にネジが 2 本ずつあります(側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード を参照)。
b. ラッチ ハンドルを元の位置に持ち上げます(図 5 を参照)。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを解除します。
d. カバーを後方に(背面パネル ボタンに向けて)スライドさせ、I/O エクスパンダから持ち上げます。
4. Cisco モジュラ RAID コントローラ カードを取り外します。
a. カードを I/O エクスパンダに固定している 4 本の取り付けネジを緩めます(図 27 を参照)。
b. カードの両端を持って均等に持ち上げ、メザニン ソケットからカードの裏側にあるコネクタを取り外します。
5. Cisco モジュラ RAID コントローラ カードを取り付けます。
a. メザニン ソケットと 4 つの絶縁ポストに、上からカードとブラケットを合わせます。
b. カードの両端を押し下げ、カードの裏側にあるコネクタをメザニン ソケットとかみ合わせます。
c. カードをサーバ ノードに固定する 4 本の取り付けネジを締めます。
a. カバーを I/O エクスパンダの上に、後ろ側に約 2.5 cm(1 インチ)ずらして置きます。カバー内側のペグを、I/O エクスパンダの底にあるトラックにはめ込む必要があります。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを閉めます。
e. 4 本のネジを取り付けて、上部カバーを I/O エクスパンダに固定します。
7. I/O エクスパンダを装着したサーバ ノードをシャーシに取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
図 27 I/O エクスパンダ内のストレージ コントローラ カードの取り付けネジ
I/O エクスパンダには、NVMe SSD 用の 2 つのソケットがあります。
I/O エクスパンダ内の NVMe PCIe SSD ソケットのソフトウェア指定は、IOENVMe1 および IOENVMe2 です(図 28 を参照)。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンし電源をオフにします。
2. システムから I/O エクスパンダが搭載されたサーバ ノードを取り外します。
a. 2 本のイジェクト レバーをつかんでラッチをつまみ、レバーを放します(図 1 を参照)。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
a. 上部カバーを固定している 4 本のネジを取り外し、脇に置きます。上部カバーの両側にネジが 2 本ずつあります(側面図:I/O エクスパンダが装着されたサーバ ノード を参照)。
b. ラッチ ハンドルを元の位置に持ち上げます(図 5 を参照)。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを解除します。
d. カバーを後方に(背面パネル ボタンに向けて)スライドさせ、I/O エクスパンダから持ち上げます。
4. RAID コントローラがある場合は、妨げにならないように I/O エクスパンダから取り外します。
a. カードを固定している 4 本の取り付けネジを緩めます(図 27 を参照)。
b. カードの両端を持って均等に持ち上げ、メザニン ソケットからカードの裏側にあるコネクタを取り外します。
a. ドライブをブラケットに固定している 1 本のネジを外します(図 28 を参照)。
b. ドライブをスライドさせて水平方向にソケットから外し、I/O エクスパンダから持ち上げます。
a. ブラケットにドライブをセットし、前方にスライドさせてソケットにコネクタをはめ込みます。
b. ブラケットにドライバを固定する 1 本のネジを取り付けます。
7. RAID コントローラを取り外していた場合は、それを再度取りつけます。
a. メザニン ソケットと 4 つの絶縁ポストに、上からカードとブラケットを合わせます。
b. カードの両端を押し下げ、カードの裏側にあるコネクタをメザニン ソケットとかみ合わせます。
a. カバーを I/O エクスパンダの上に、後ろ側に約 2.5 cm(1 インチ)ずらして置きます。カバー内側のペグを、I/O エクスパンダの底にあるトラックにはめ込む必要があります。
c. ラッチ ハンドルを 90 度回転させ、ロックを閉めます。
e. 4 本のネジを取り付けて、上部カバーを I/O エクスパンダに固定します。
9. I/O エクスパンダを装着したサーバ ノードをシャーシに取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
図 28 I/O エクスパンダ内の NVMe PCIe SSD
サーバ ノード ボードには、特定のサービス機能にジャンパを設定できるヘッダーが含まれます。この項では、次のトピックについて取り上げます。
■C3X60 M4 サーバ ノード ボード上のサービス ヘッダーの位置
サーバ ノード ボードには、使用がサポートされている 2 ピン サービス ヘッダーが 2 つあります。サービス ヘッダーの位置については、C3X60 M4 サーバ ノード ボード上のサービス ヘッダー を参照してください。
図 29 C3X60 M4 サーバ ノード ボード上のサービス ヘッダー
ヘッダー J64 でジャンパを使用して、管理者パスワードをクリアできます。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. 2 本のイジェクト レバーを持ってラッチをつまみ、レバーを開放します。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
3. 次のいずれかを実行して、サーバ ノード内のコンポーネントにアクセスします。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていない場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを取り外します。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されている場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを取り外します。
4. ヘッダー J64 の位置を確認します(C3X60 M4 サーバ ノード ボード上のサービス ヘッダー を参照)。
5. ヘッダーのピン 1 および 2 にジャンパを取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、サーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
8. サーバ ノードが完全にブートした後に、再度シャットダウンします(C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンを参照)。
9. サーバ ノードをシステムから取り外し、続けてサーバ ノード カバーを取り外します。
(注): ジャンパを取り外さない場合、サーバ ノードをブートすると、パスワードが Cisco IMC によってクリアされます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていなかった場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを再び取り付けます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていた場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを再び取り付けます。
ヘッダー P19 にジャンパを取り付けて、CMOS 設定をクリアできます。
1. C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンの説明に従って、ソフトウェア インターフェイスを使用するか、ノードの電源ボタンを押してサーバ ノードをシャットダウンします。
a. 2 本のイジェクト レバーを持ってラッチをつまみ、レバーを開放します。
b. 両方のレバーを同時に外側へ回し、ミッドプレーンのコネクタからサーバ ノードを平らにして取り外します。
c. サーバ ノード シャーシをシステムからまっすぐ引き出します。
3. 次のいずれかを実行して、サーバ ノード内のコンポーネントにアクセスします。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていない場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを取り外します。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されている場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを取り外します。
4. ヘッダー P19 の位置を確認します(C3X60 M4 サーバ ノード ボード上のサービス ヘッダー を参照)。
5. ヘッダーのピン 1 および 2 にジャンパを取り付けます。
a. 2 つのイジェクト レバーを開き、サーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
b. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシと同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
c. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
8. サーバ ノードが完全にブートした後に、再度シャットダウンします(C3X60 M4 サーバ ノードのシャットダウンを参照)。
9. サーバ ノードをシステムから取り外し、続けてサーバ ノード カバーを取り外します。
(注): ジャンパを取り外さない場合、サーバ ノードをブートすると、CMOS 設定が Cisco IMC によってクリアされます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていなかった場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードまたは I/O エクスパンダの上部カバーの取り外し の手順に従ってサーバ ノードのカバーを再び取り付けます。
■サーバ ノードに I/O エクスパンダが装着されていた場合は、次のステップに進む前に、C3X60 M4 サーバ ノードからの I/O エクスパンダの取り外し の手順に従って I/O エクスパンダと中間カバーを再び取り付けます。
■Cisco UCS C3X60 12G SAS RAID コントローラの情報
■Cisco UCS S3260 12G デュアル パススルー コントローラの情報
Cisco UCS C3X60 M4 でサポートされるストレージ コントローラのオプション に C3X60 M4 サーバ ノードでサポートされるストレージ コントローラ カードをリストします。
M4 サーバ ノード向け Cisco UCS C3X60 12G SAS RAID コントローラは、Broadcom 3316 SAS/SATA、16 ポート RAID 搭載チップ(RoC)に基づくものです。
コントローラは、JBOD モード(非 RAID)または RAID レベル 0、1、5、6、10、50、60 から選択可能な MegaRAID ハードウェア RAID モードで使用することができます。
Cisco UCS S3260 デュアル パススルー コントローラは、Broadcom 3316 SAS/SATA、16 ポート RAID 搭載チップ(RoC)に基づくものです。このコントローラは、ベース ボードと電源ボードの 2 つのボードに分かれています。電源ボードはベース ボードに電源を供給します。
■デュアル Broadcom SAS3316 ベースのサブシステム。
■各サブシステムに 1 つずつ、デュアル 8x SAS-3 レーン(12G、6G、3G、および SATA)。
■各サブシステムに 1 つずつ、サーバ ボードのメザニン コネクタを介したデュアル 8x PCIe Gen-3 レーン。
RAID コントローラ上のファームウェアに、サーバ上にインストールされている Cisco IMC および BIOS の現行バージョンとの互換性があることを確認する必要があります。互換性がない場合は、Host Upgrade Utility(HUU)を使用して RAID コントローラ ファームウェアをアップグレードまたはダウングレードし、ファームウェア リリースが互換レベルになるようにしてください。
このユーティリティをダウンロードする方法、およびこのユーティリティを使用してサーバ コンポーネントを互換性のあるレベルにする方法については、 HUU ガイド に用意されている、ご使用の Cisco IMC リリースに対応する HUU ガイドを参照してください。
RAID コントローラは、パススルー モードで OS から直接アクセスされる物理ドライブ上で、JBOD モード(非 RAID)をサポートします。可能であれば、個別の RAID 0 ボリュームを使用する代わりに、JBOD モードを使用することをお勧めします。
RAID コントローラでは、すべてのドライブをスパン アレイ構成(RAID 50/RAID 60)でシステムに組み込むことで、RAID 5 または 6 の大規模ボリュームを作成できます。可能であれば、RAID アレイごとのドライブ数を少なくした、複数のより小規模な RAID 5/6 ボリュームを作成することを推奨します。これによって冗長性が提供され、初期化、RAID 再構成、その他の操作にかかる運用時間が短縮されます。
I/O ポリシーは特定の仮想ドライブでの読み取りに適用されます。先行読み出しキャッシュに影響はありません。RAID ボリュームは、次の 2 つの I/O ポリシー タイプで構成できます。これらを次に示します。
■Cached I/O:このモードでは、すべての読み取りデータはキャッシュ メモリにバッファされます。Cached I/O により、処理は高速化します。
■Direct I/O:このモードでは、読み取りデータはキャッシュ メモリにバッファされません。データはキャッシュおよびホストに同時に転送されます。同じデータ ブロックが再び読み取られるときには、キャッシュから取得されます。Direct I/O では、キャッシュとホストに同じデータが含まれます。
Cached I/O は処理を高速化しますが、有用であるのは RAID ボリュームに少数の低速ドライブがある場合のみです。C3X60 4-TB SAS ドライブでは、Cached I/O が Direct I/O よりも優れているという結果は出ていません。逆に、大半の I/O パターンで Direct I/O が Cached I/O よりも良い結果になっています。すべてのケースで Direct I/O(デフォルト)を使用することをお勧めします。
RAID コントローラは、整合性検査(CC)、バックグラウンド初期化(BGI)、再構成(RBLD)、ボリューム拡張と再構築(RLM)、Patrol Real(PR)などのさまざまなバックグラウンド処理を行います。
これらの BGOP は I/O 処理への影響が限られていると想定されますが、フォーマットなどいくつかの I/O 処理中にはより大きな影響を及ぼすケースがあります。このようなケースでは、I/O 処理と BGOP のどちらも完了に時間がかかるおそれがあります。このようなケースでは、同時に実行する BGOP の数や他の大量の I/O 処理をできる限り制限することが推奨されます。
RAID コントローラを交換すると、コントローラに保存されている RAID 設定が失われます。
RAID 設定を新しい RAID コントローラに復元するには、次の手順に従います。
1. RAID コントローラを交換します。C3X60 M4 サーバ ノード内のストレージ コントローラ カードの交換を参照してください。
2. シャーシ全体を交換する場合は、すべてのドライブを前のシャーシと同じ順序で新しいドライブ ベイに取り付けます。
4. 次のプロンプトが画面に表示されたら、(C 以外の)任意のキーを押して続行します。
5. その次の画面で、RAID 設定が正常にインポートされたことを確認します。
■次のメッセージが表示されたら、設定は正常にインポートされています。ストレージ デバイスに LSI 仮想ドライブも表示されます。
■次のメッセージが表示されたら、設定はインポートされていません。この場合は、サーバ ノードをリブートし、インポート操作をやり直してください。
■LSI 組み込み MegaRAID Configuration Utility の起動
■Windows および Linux での LSI MegaSR ドライバのインストール
各サーバ ノードには、RAID 0 か 1 の構成のとき、背面パネルのソリッド ステート ドライブ(SSD)を 2 個制御可能な、組み込み MegaRAID コントローラが搭載されています。この組み込みソフトウェア RAID は、サーバ ノードに UCS S3260 12G デュアル パススルー コントローラ(UCS-S3260-DHBA)が搭載されている場合にのみ使用できます。この HBA をインストールすると、サーバ BIOS で選択した場合、2 つの背面パネル SSD をソフトウェア RAID モードまたは AHCI モードで制御できます。
(注): HW RAID Cisco UCS C3X60 12G SAS RAID コントローラ(UCS-C3K-M4RAID)が搭載されている場合、組み込みソフトウェア RAID は使用できません。その場合、背面パネル SSD はハードウェア RAID によって制御されます。
(注): VMware ESX/ESXi またはその他の仮想環境と組み込み MegaRAID コントローラとの併用はサポートされません。Hyper-V、Xen または KVM のようなハイパーバイザと組み込み MegaRAID コントローラとの併用はサポートされません。
(注): サーバ ノード 1 の組み込み RAID コントローラは上部 2 つの背面パネル SSD を制御でき、サーバ ノード 2 の組み込み RAID コントローラは下部 2 つの背面パネル SSD を制御できます。
(注): このコントローラに必要なドライバはインストール済みで、LSI ソフトウェア RAID Configuration Utility ですぐに使用できます。ただし、このコントローラを Windows または Linux で使用する場合、これらのオペレーティング システム用の追加ドライバをダウンロードおよびインストールする必要があります。
この項では、次のサポートされるオペレーティング システムでの LSI MegaSR ドライバのインストール方法について説明します。
■Red Hat Enterprise Linux(RHEL)
■SUSE Linux Enterprise Server(SLES)
サポートされる特定の OS バージョンについては、サーバ リリースの『 Hardware and Software Interoperability Matrix 』を参照してください。
MegaSR ドライバは、サーバおよび OS の C-Series ドライバ ISO に含まれています。ドライバを Cisco.com からダウンロードします。
1. お使いのサーバに対応するドライバ ISO ファイルのダウンロードをオンラインで検索し、ワークステーションの一時保存場所にダウンロードします。
a. URL http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html を参照してください。
b. 中央のカラムで [Unified Computing and Servers] をクリックします。
c. 右側のカラムで [Cisco UCS C-Series Rack-Mount Standalone Server Software] をクリックします。
d. 右側のカラムでお使いのサーバのモデルをクリックします。
e. [Unified Computing System (UCS) Drivers] をクリックします。
g. [Download] をクリックしてドライバの ISO ファイルをダウンロードします。
この項では、Windows のインストールで LSI MegaSR ドライバをインストールする方法について説明します。
Windows オペレーティング システムは自動的にドライバを追加し、ドライバを適切なディレクトリに登録およびコピーします。
1. このドライバを Windows にインストールする前に、LSI Software RAID Configuration Utility を使用して RAID ドライブ グループを作成します。BIOS ポスト中に LSI SWRAID が表示された場合は、Ctrl+M を押してこのユーティリティを起動します。
2. LSI MegaSR ドライバのダウンロード の説明に従って、Cisco UCS C-Series ドライバの ISO をダウンロードします。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. MegaSR ドライバ ファイルのあるフォルダを含む Zip ファイルを展開します。
4. 次のいずれかの方法を使用して Windows ドライバのインストールを開始します。
■ローカル メディアからインストールするには、外部 USB DVD ドライブをサーバに接続し、その後最初の Windows インストール ディスクをドライブに挿入します。サーバの電源を再投入します。 にスキップします。
■リモート ISO からインストールするには、サーバの Cisco IMC インターフェイスにログインし、次の手順に進みます。
5. Virtual KVM コンソール ウィンドウを起動し、[Virtual Media] タブをクリックします。
a. [Add Image] をクリックし、リモート Windows インストール ISO ファイルを参照して選択します。
b. 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにし、マッピングが完了するまで待ちます。
7. 起動中に F6 プロンプトが表示されたら、F6 を押します。[Boot Menu] ウィンドウが開きます。
8. [Boot Manager] ウィンドウで、物理ディスクまたは仮想 DVD を選択して Enter を押します。イメージが起動され、Windows のインストールが開始されます。
9. 「Press any key to boot from CD」というプロンプトが表示されたら Enter を押します。
10. Windows インストール プロセスを監視し、必要に応じて好みや自社の標準に従ってウィザードのプロンプトに応答します。
11. 「Where do you want to install Windows?」というメッセージが表示されたら、まず組み込み MegaRAID 用のドライバをインストールします。
a. [Load Driver] をクリックします。[Load Driver] ダイアログボックスが表示され、インストールするドライバを選択するよう求められます。
b. USB メモリ上にドライバを準備します。 で準備した USB メモリをターゲット サーバに接続します。
c. 手順 a で表示した Windows の [Load Driver] ダイアログで [Browse] をクリックします。
d. ダイアログボックスを使用して USB メモリ上のドライバ フォルダの場所を参照し、[OK] をクリックします。
選択したドライバがフォルダからロードされます。ロードが完了すると、「Select the driver to be installed」の下にドライバが一覧表示されます。
1. [Start] をクリックして [Settings] にカーソルを合わせ、[Control Panel] をクリックします。
2. [System] をダブルクリックし、[Hardware] タブをクリックして [Device Manager] をクリックします。[Device Manager] が起動します。
3. [Device Manager] で [SCSI and RAID Controllers] をダブルクリックし、ドライバをインストールするデバイスを右クリックして [Properties] をクリックします。
4. [Driver] タブで、[Update Driver] をクリックして [Update Device Driver] ウィザードを開き、ウィザードの指示に従ってドライバを更新します。
この項では、組み込み MegaRAID デバイス ドライバを Red Hat Enterprise Linux の取り付けまたは SUSE Linux Enterprise Server の取り付けでインストールする手順を説明します。
ドライバの取得の手順については、LSI MegaSR ドライバのダウンロードを参照してください。Linux ドライバは、組み込み MegaRAID スタックのブート イメージである dud-[ ドライバ バージョン ].img の形式で提供されます。
(注): シスコが Red Hat Linux および SuSE Linux に提供する LSI MegaSR ドライバはそれらの配信の元の GA バージョンです。ドライバはこれらの OS カーネルのアップデートをサポートしません。
この項では、Windows オペレーティング システムまたは Linux オペレーティング システムを使用して、ドライバ イメージ ファイルから Linux 用物理インストール ディスクを準備する方法について説明します。
(注): ドライバ イメージは、フロッピー ディスクには容量が大き過ぎるため、代わりに USB メモリを使用してください。
(注): または、インストール手順で説明されているように dud.img ファイルを仮想フロッピー ディスクとして取り付けることができます。
Windows オペレーティング システムでの Linux 向け物理インストール ディスクの準備
Windows では、RaWrite フロッピー イメージ書き込みユーティリティを使用して、イメージ ファイルからディスク イメージを作成できます。
1. LSI MegaSR ドライバのダウンロード の説明に従って Cisco UCS C-Series ドライバ ISO をダウンロードし、ディスケット ドライブのある Windows システムに保存します。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. ドライバ ファイルのあるフォルダを含む Zip ファイルを展開します。
3. ドライバ更新イメージ dud-[ドライバ バージョン].img およびファイルの raw write.exe をディレクトリにコピーします。
(注): RaWrite はドライバ パッケージに含まれません。
4. 必要な場合は、コマンド copy dud-[ ドライバ バージョン ].img dud.img を使用してドライバ更新ディスクのファイル名を 8 文字未満に変更します。
5. [DOS Command Prompt] を開き、raw write.exe のあるディレクトリに移動します。
6. コマンド raw write を入力してインストール ディスケットを作成します。
10. サーバにフロッピー ディスクを挿入し、 A: を入力します。
12. 再度 Enter を押し、ディスケットへのファイルのコピーを開始します。
13. コマンド プロンプトが再度表示され、フロッピー ディスク ドライブの LED が消えたら、ディスクを取り出します。
Linux オペレーティング システムでのインストール ディスクの準備
Red Hat Linux および SUSE Linux では、ドライバ ディスク ユーティリティを使用して、イメージ ファイルからディスク イメージを作成できます。
(注): ドライバ イメージは、フロッピー ディスクには容量が大き過ぎるため、代わりに USB メモリを使用してください。
1. LSI MegaSR ドライバのダウンロード の説明に従って Cisco UCS C-Series ドライバ ISO をダウンロードし、ディスク ドライブのある Linux システムに保存します。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. ドライバ ファイルのあるフォルダを含む Zip ファイルを展開します。
3. ドライバ更新イメージ dud-[ドライバ バージョン].img を Linux システムにコピーします。
4. Linux システムのポートに空の USB メモリを挿入します。
5. ディレクトリを作成して、DUD イメージをそのディレクトリにマウントします。
サポートされる特定の OS バージョンについては、サーバ リリースの『 Hardware and Software Interoperability Matrix 』を参照してください。
この項では、組み込み MegaRAID スタックを持つシステムへの Red Hat Enterprise Linux デバイス ドライバの新規インストールについて説明します。
1. このドライバを OS にインストールする前に、LSI Software RAID Configuration Utility を使用して RAID ドライブ グループを作成します。BIOS ポスト中に LSI SWRAID が表示された場合は、Ctrl+M を押してこのユーティリティを起動します。
2. 次のいずれかの方法で dud.img ファイルを準備します。
■物理ディスクからインストールするには、Linux 用物理インストール ディスクの準備 のいずれかの手順を実行します。
その後で、ここに記載されている 次のいずれかの方法を使用して Linux ドライバのインストールを開始します。 に戻ります。
■仮想フロッピー ディスクからインストールするには、LSI MegaSR ドライバのダウンロード の説明に従って Cisco UCS C-Series ドライバの ISO をダウンロードおよび保存します。その後、次の手順に進みます。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. dud-< ドライバ バージョン >.img ファイルをワークステーションの一時保存場所にコピーします。
4. 次のいずれかの方法を使用して Linux ドライバのインストールを開始します。
■ローカル メディアからインストールするには、外部 USB DVD ドライブをサーバに接続し、その後最初の RHEL インストール ディスクをドライブに挿入します。その後サーバの電源を再投入します。 に進みます。
■リモート ISO からインストールするには、サーバの Cisco IMC インターフェイスにログインします。その後、次の手順に進みます。
5. Virtual KVM コンソール ウィンドウを起動し、[Virtual Media] タブをクリックします。
a. [Add Image] をクリックし、リモート RHEL インストール ISO ファイルを参照して選択します。
b. 再度 [Add Image] をクリックし、dud.img ファイルを参照して選択します。
c. 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにし、マッピングが完了するまで待ちます。
7. 起動中に F6 プロンプトが表示されたら、F6 を押します。[Boot Menu] ウィンドウが開きます。
8. [Boot Manager] ウィンドウで、物理ディスクまたは仮想 DVD を選択して Enter を押します。
イメージが起動され、RHEL のインストールが開始されます。
9. ブート プロンプトで次のいずれかのコマンドを入力します。
■RHEL 6. x (32 および 64 ビット):
linux dd blacklist=isci blacklist=ahci nodmraid noprobe=<ata drive number >
■RHEL 7.x(32 および 64 ビット)の場合は、次のように入力します。
linux dd modprobe.blacklist=ahci nodmraid
(注): noprobe の値は、ドライブ数に依存します。たとえば、3 つのドライブの RAID 5 構成で RHEL 6.5 をインストールするには、次を入力します。Linux dd blacklist=isci blacklist=ahci nodmraid noprobe=ata1 noprobe=ata2
11. 矢印キーを使用して [Yes] を選択し、Enter を押します。
12. fd0 を選択し、ドライバのあるフロッピー ディスクがあることを示します。
■dud.img ファイルを抽出します。 で物理ディスケットに IMG ファイルを準備している場合は、外部ディスク ドライブをターゲット サーバに接続し、ディスクを A:/ ドライブに挿入して Enter を押します。
■Virtual KVM コンソール ウィンドウを起動し、[Virtual Media] タブをクリックします。 で IMG ファイルを仮想フロッピーとしてマッピングしている場合は、仮想フロッピーの場所を選択します。
インストーラがデバイスのドライバの位置を確認してロードします。次のメッセージが表示されます。
サポートされる特定の OS バージョンについては、サーバ リリースの『 Hardware and Software Interoperability Matrix 』を参照してください。
この項は、組み込み MegaRAID スタックを持つシステムへの SUSE Linux Enterprise Server ドライバのインストールを説明します。
1. このドライバを OS にインストールする前に、LSI SWRAID Configuration ユーティリティを使用して RAID ドライブ グループを作成します。BIOS ポスト中に LSI SWRAID が表示された場合は、Ctrl+M を押してこのユーティリティを起動します。
2. 次のいずれかの方法で dud.img ファイルを準備します。
■物理ディスクからインストールするには、Linux 用物理インストール ディスクの準備 のいずれかの手順を実行します。
その後で、ここに記載されている 次のいずれかの方法を使用して Linux ドライバのインストールを開始します。 に戻ります。
■仮想フロッピー ディスクからインストールするには、LSI MegaSR ドライバのダウンロード の説明に従って Cisco UCS C-Series ドライバの ISO をダウンロードおよび保存します。その後、次の手順に進みます。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. dud-< ドライバ バージョン >.img ファイルをワークステーションの一時保存場所にコピーします。
4. 次のいずれかの方法を使用して Linux ドライバのインストールを開始します。
■ローカル メディアからインストールするには、外部 USB DVD ドライブをサーバに接続し、その後最初の RHEL インストール ディスクをドライブに挿入します。サーバの電源を再投入します。 にスキップします。
■リモート ISO からインストールするには、サーバの Cisco IMC インターフェイスにログインし、次の手順に進みます。
5. Virtual KVM コンソール ウィンドウを起動し、[Virtual Media] タブをクリックします。
a. [Add Image] をクリックし、リモート RHEL インストール ISO ファイルを参照して選択します。
b. 再度 [Add Image] をクリックし、dud.img ファイルを参照して選択します。
c. 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにし、マッピングが完了するまで待ちます。
7. 起動中に F6 プロンプトが表示されたら、F6 を押します。[Boot Menu] ウィンドウが開きます。
8. [Boot Manager] ウィンドウで、物理ディスクまたは仮想 DVD を選択して Enter を押します。イメージが起動され、SLES のインストールが開始されます。
9. 最初の SLES 画面が表示されたら、[Installation] を選択します。
10. [Boot Options] フィールドで次のいずれかを入力します。
■ SLES 11 および SLES 11 SP1(32 および 64 ビット):brokenmodules=ahci
■SLES 11 SP2(32 および 64 ビット): brokenmodules=ahci brokenmodules=isci
■SLES 12 の場合は、次のように入力します。 brokenmodules=ahci
11. ドライバの F6 を押し、[Yes] を選択します。
■次のいずれかの方法で dud.img ファイルを準備します。 で物理ディスクに IMG ファイルを準備した場合は、USB メモリをターゲット サーバに挿入し、ディスクを A:/ ドライブに挿入して、Enter を押します。
■Virtual KVM コンソール ウィンドウを起動し、[Virtual Media] タブをクリックします。 で IMG ファイルを仮想フロッピーとしてマッピングしている場合は、仮想フロッピーの場所を選択します。
13. Enter を押して、[Installation] を選択します。
「LSI Soft RAID Driver Updates added」というメッセージが表示されます。
LSI ユーティリティには、詳細な使用法に関するヘルプ マニュアルが用意されています。
Avago Technologies/LSI マニュアルの完全版も利用できます。
■ハードウェア SAS MegaRAID について:『 Avago Technologies/LSI 12 Gb/s MegaRAID SAS Software User Guide、Rev. F 』
■組み込みソフトウェア MegaRAID について:『 LSI Embedded MegaRAID Software User Guide 』
■ Cisco UCS S3260 Storage Server Installation and Service Guide
■ Regulatory Compliance and Safety Information For Cisco UCS S-Series Hardware
このマニュアルに記載されている仕様および製品に関する情報は、予告なしに変更されることがあります。このマニュアルに記載されている表現、情報、および推奨事項は、すべて正確であると考えていますが、明示的であれ黙示的であれ、一切の保証の責任を負わないものとします。このマニュアルに記載されている製品の使用は、すべてユーザ側の責任になります。
対象製品のソフトウェア ライセンスおよび限定保証は、製品に添付された『Information Packet』に記載されています。添付されていない場合には、代理店にご連絡ください。
FCC クラス A 準拠装置に関する記述:この装置はテスト済みであり、FCC ルール Part 15 に規定された仕様のクラス A デジタル装置の制限に準拠していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。
FCC クラス B 準拠装置に関する記述:この装置はテスト済みであり、FCC ルール Part 15 に規定された仕様のクラス B デジタル装置の制限に準拠していることが確認済みです。これらの制限は、住宅地で使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。本機器は、無線周波数エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、指示に従って設置および使用しなかった場合、無線通信障害を引き起こす場合があります。ただし、特定の設置条件において干渉が起きないことを保証するものではありません。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。干渉しているかどうかは、装置の電源のオン/オフによって判断できます。
シスコでは、この製品の変更または改造を認めていません。変更または改造した場合には、FCC 認定が無効になり、さらに製品を操作する権限を失うことになります。
The Cisco implementation of TCP header compression is an adaptation of a program developed by the University of California, Berkeley (UCB) as part of UCB’s public domain version of the UNIX operating system. All rights reserved. Copyright © 1981, Regents of the University of California.
ここに記載されている他のいかなる保証にもよらず、各社のすべてのマニュアルおよびソフトウェアは、障害も含めて「現状のまま」として提供されます。シスコおよびこれら各社は、商品性の保証、特定目的への準拠の保証、および権利を侵害しないことに関する保証、あるいは取引過程、使用、取引慣行によって発生する保証をはじめとする、明示されたまたは黙示された一切の保証の責任を負わないものとします。
いかなる場合においても、シスコおよびその供給者は、このマニュアルの使用または使用できないことによって発生する利益の損失やデータの損傷をはじめとする、間接的、派生的、偶発的、あるいは特殊な損害について、あらゆる可能性がシスコまたはその供給者に知らされていても、それらに対する責任を一切負わないものとします。
このマニュアルで使用している IP アドレスおよび電話番号は、実際のアドレスおよび電話番号を示すものではありません。マニュアル内の例、コマンド出力、ネットワーク トポロジ図、およびその他の図は、説明のみを目的として使用されています。説明の中に実際のアドレスおよび電話番号が使用されていたとしても、それは意図的なものではなく、偶然の一致によるものです。
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