この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
スタンドアロン モードまたはクラスタ モードのいずれかで Cisco UCS Central をアップグレードできます。すでにスタンドアロン モードのインストールを使用している場合でも、リリース 1.4 にアップグレードする際に、クラスタ モードで環境を設定できます。クラスタ セットアップをアップグレードする場合は、を参照してください。 クラスタ モードでの Cisco UCS Central のインストール
ご使用のシステムが Cisco UCS Central リリース 1.4 のシステム要件を満たしていることを確認します。システム要件を参照してください。
注意 | Cisco UCS Central リリース 1.4 は、Cisco UCS Manager リリース 2.1(2)、2.1(3)、2.2(x)、2.5(x)MS、3.0(x)、および 3.1(1) をサポートします。Cisco UCS Central をアップグレードする前に、まず Cisco UCS Manager をサポートされているリリース バージョンのいずれかにアップグレードする必要があります。最初に Cisco UCS Manager をアップグレードしないと、Cisco UCS Central はバージョンの不一致についてエラーを生成し、登録された Cisco UCS ドメインはすべて、Cisco UCS Central からのアップデートの受信を停止します。 |
Cisco UCS Central のリリース 1.4(1a) へのアップグレードは、次の 2 つのリリースのいずれかからのみ可能です。
Cisco UCS Central を 1.4 にアップグレードする前に、次のことを実行する必要があります。
Cisco UCS Manager が 2.1(2) 以降であることを確認します。完全な機能サポートを保証するために、Cisco UCS Manager を最新バージョンにアップグレードすることを推奨します。
Cisco UCS Central 1.0 または 1.1 を、サポートされる Cisco UCS Central 1.2 パッチ リリースのいずれかにアップグレードします。
リリース 1.0 または 1.1 から 1.2 へのアップグレードでは、ISO アップグレードのみがサポートされています。
アップグレード プロセスを開始する前に、完全状態のバックアップが取られていることを確認します。
障害の発生時に環境を再作成できるように、バックアップと復元のオプションを使用することができます。アップグレードをするために、バックアップと復元を使用することは推奨されていません。以下は、バックアップと復元の推奨されるベスト プラクティスです。
Cisco UCS Central VM が失われたというディザスタ リカバリ シナリオでは、完全状態のバックアップを使用します。
既存の Cisco UCS Central VM のバックアップ ファイルから設定をインポートするため、設定のインポートを使用します。
完全状態のバックアップでは、Cisco UCS Central でダウンロードされたファームウェア イメージはバックアップされません。新しい Cisco UCS Central VM を展開するとき、また完全状態のバックアップから復元するときは、Cisco UCS Central でもう一度ファームウェア イメージをダウンロードしてください。完全状態の復元を行った後、一時停止モードから Cisco UCS ドメインを認識する前に、ファームウェア イメージをダウンロードする必要があります。
次のオプションは、1.4 ではサポートされていません。
samdb 設定インポートの消去。
Cisco UCS Central リリース 1.0 および 1.1 からのアップグレード。
Cisco UCS Central リリース 1.4 を復元するための、Cisco UCS Central リリース 1.0 または 1.1 からの完全状態のバックアップ。
Cisco UCS Central リリース 1.4 から設定をインポートするための、Cisco UCS Central リリース 1.0 または 1.1 からの設定のエクスポート。
Cisco UCS Central リリース 1.4 から Cisco UCS Central リリース 1.0 または 1.1 へのダウングレード。
現在動作しているの RHEL カーネルのバージョンおよびすべての Cisco UCS Central コンポーネントのアップグレード手順は、次の通りです。この手順ではすべての Cisco UCS Central データが保持されます。
Cisco UCS Central リリース 1.4 の ISO イメージを取得しておく必要があります。Cisco.com からの Cisco UCS Central ソフトウェアの入手を参照してください。この手順を実行する前に、Cisco UCS Central データをバックアップすることをお勧めします。
このリリースの Cisco UCS Central ISO イメージを入手しておく必要があります。Cisco.com からの Cisco UCS Central ソフトウェアの入手を参照してください。この手順を実行する前に、Cisco UCS Central データをバックアップすることをお勧めします。必ず共有ストレージの接続性を確保してください。
Cisco UCS ドメインの登録状況と可用性によっては、HA ステータスがアップグレード前の状態と同じままになります。
(注) | クラスタ セットアップでは、RDM リンクがプライマリ ノード上でダウンすると、DME がデータベースに書き込めなくなります。これにより、プライマリ ノード上のクラッシュと下位ノードへのフェールオーバーが発生します。下位ノードがプライマリ ノードとして処理を引き継ぎます。その後で、データベースが新しいプライマリ ノード上で読み書きモードでマウントされます。RDM リンクがダウンしているため、古いプライマリ ノードでアンマウントが失敗します。RDM リンクが機能するようになると、データベースは古いプライマリ(現在の下位)ノード上で読み取り専用モードでマウントされます。 回避策として、現在の下位ノードで pmon サービスを再起動するか、ノード自体を再起動することができます。これらのプロセスのどちらでも、読み取り専用パーティションがアンマウントされ、適切なクリーンアップが実行されます。 |
この手順を実行する前に、Cisco UCS Central データをバックアップすることをお勧めします。
ISO イメージを使用して、Cisco UCS Central 1.0 から 1.1 にアップグレードします。参照先 スタンドアロン モードでの Cisco UCS Central のアップグレード
ステップ 1 | VM を停止します。 | ||
ステップ 2 | VM に共有ストレージを追加します。Hyper-V の RDM 共有ストレージの追加とセットアップまたはVMware での RDM 共有ストレージの追加およびセットアップを参照してください。 | ||
ステップ 3 | VM を起動し、VM が開始するまで待ちます。 | ||
ステップ 4 | ローカル管理に接続するためのローカル管理コマンドを実行します。 | ||
ステップ 5 | 「enable cluster mode」プロンプトで、yes と入力し、Enter キーを押します。 | ||
ステップ 6 | 共有ストレージ デバイスの入力を求められた場合、共有ストレージ デバイス番号を入力し、Enter キーを押します。
この VM は、デフォルトで Forced Primary にされるクラスタのノード A になります。 システムは、スタンドアロン モードからクラスタ モードに変換して、ローカル ディスクから共有ディスクへすべてのデータを転送します。 | ||
ステップ 7 | クラスタの状態をチェックします。ノードがプライマリに選択されたように表示されます。
ノード B をクラスタに追加できます。参照先 ノード B への Cisco UCS Central のインストール
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