この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
Cisco UCS Central は、1 つまたは複数のデータセンターでの複数の Cisco UCS ドメインの一元管理機能を実現します。Cisco UCS Central は、増大する Cisco UCS 環境にスケーラブルな管理ソリューションを提供するために Cisco UCS Manager を使用します。
Cisco UCS Central では、API などの Cisco UCS Manager のすべてのローカル管理機能を、低減または変更しません。これにより、Cisco UCS Central を使用する以前と同じ方法で Cisco UCS Manager の使用を継続できます。また、既存のすべてのサードパーティ統合は変更せずに引き続き動作することができます。
Cisco UCS Central から Cisco UCS Manager を管理するには、Cisco UCS Central に Cisco UCS ドメインを登録します。Cisco UCS ドメインは、ドメイン グループの一部またはグループ化されていないドメインとして登録できます。ドメイン グループを設定すると、そのドメイン グループに含まれる登録済みドメインのすべてが、共通のポリシーやその他の設定を共有できます。
完全修飾ドメイン名(FQDN)または IP アドレスを使用して、Cisco UCS Central に Cisco UCS ドメインを登録します。
(注) | Cisco UCS Central への初期登録プロセス中に、すべてのアクティブな Cisco UCS Manager GUI セッションが終了します。 |
Cisco UCS Central でドメインを登録する前に、次の手順を実行します
Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central を確実に同期させるために、双方で NTP サーバおよび正しいタイム ゾーンを設定します。Cisco UCS ドメインおよび Cisco UCS Central の日時が同期していないと、登録に失敗する可能性があります。
Cisco UCS Central のホスト名または IP アドレスを取得します。Cisco UCS Central と Cisco UCS Manager の両方に対して同じホスト名を使用することはできません。スタンドアロン モードの場合、各 VM の IP アドレスを使用します。クラスタ モードでセットアップする場合は仮想 IP アドレスを使用します。
Cisco UCS Central を展開したときに設定した共有秘密を取得します。
(注) |
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警告 | Cisco UCS Central に登録する前に、Cisco UCS Manager をリリース 2.1(2) 以降にアップグレードする必要があります。それよりも前のバージョンの Cisco UCS Manager を登録しようとしても、登録は失敗します。 |
注意 | 本稼働システムに登録された Cisco UCS ドメインの登録を解除する場合は、シスコ テクニカル サポートにお問い合わせください。 |
Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインの登録を解除する場合。
次に、Cisco UCS ドメイン を FQDN を使用して Cisco UCS Central システムに登録し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope system UCS-A /system # create control-ep policy UCSCentral.MyCompany.com Shared Secret for Registration: S3cretW0rd! UCS-A /system/control-ep* # commit-buffer UCS-A /system/control-ep #
注意 | 本稼働システムに登録された Cisco UCS ドメインの登録を解除する場合は、シスコ テクニカル サポートにお問い合わせください。 |
Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインの登録を解除する場合。
コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインの登録を解除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope system UCS-A /system # delete control-ep policy UCS-A /system* # commit-buffer UCS-A /system #
Cisco UCS ドメインを登録する際は、常に Cisco UCS Central の完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用することを推奨します。ドメインが FQDN で登録されていれば、Cisco UCS Central の IP アドレスに変更があっても、その変更はドメインには透過的です。Cisco UCS Central の IP アドレスの変更は、Cisco UCS Central に完全修飾ドメイン名(FQDN)がある場合、および Cisco UCS ドメインが Cisco UCS Central ドメイン名を使用して登録されている場合にのみサポートされます。
(注) | Cisco UCS Central の IP アドレスの変更は、Cisco UCS ドメインが Cisco UCS Central の IP アドレスを使用して登録されている場合はサポートされません。 |
ステップ 1 | ホスト名に対応する DNS サーバから既存の Cisco UCS Central IP アドレスを削除し、新しい IP アドレスと Cisco UCS Central ホスト名を入力します。 |
ステップ 2 | 仮想インフラストラクチャ管理プラットフォーム(VMware vCenter など)で、新しいサブネットを指すように仮想ネットワーク インターフェイス(VIF)を変更します。 |
ステップ 3 | Cisco UCS Central VM コンソールで、ネットワーク インターフェイスの IP アドレスを変更します。 |
ステップ 4 | GUI からホスト名を使用して Cisco UCS Central を起動します。Cisco UCS Central GUI にアクセスできない場合は、Cisco UCS Central CLI から pmon コマンドを再起動します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI で Cisco UCS Central 登録ステータスを確認します。 |
ステップ 6 | 高可用性の設定では、ノードと仮想 IP の両方の IP アドレスは次の例に示すように、プライマリ ノードでのみ変更できます。 |
Changing IP for a UCS Central system in Standalone mode: UCSC # scope network-interface a UCSC/network-interface # set net ip 10.10.10.2 gw 10.10.10.1 netmask 255.255.255.0 Warning: When committed, this change may disconnect the current CLI session UCSC/network-interface* # commit-buffer UCSC/(local-mgmt)# pmon restart Shutting down pmon: [ OK ] Starting pmon: [ OK ] ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– Changing node IP for a UCS Central system in High-Availability mode: UCSC # scope network-interface a UCSC/network-interface # set net ip 10.10.10.2 gw 10.10.10.1 netmask 255.255.255.0 Warning: When committed, this change may disconnect the current CLI session UCSC/network-interface* # commit-buffer UCSC # scope network-interface b UCSC/network-interface # set net ip 10.10.10.2 gw 10.10.10.1 netmask 255.255.255.0 Warning: When committed, this change may disconnect the current CLI session UCSC/network-interface* # commit-buffer UCSC/(local-mgmt)# pmon restart Shutting down pmon: [ OK ] Starting pmon: [ OK ] –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––-- Changing virtual IP for a UCS Central system in High-Availability mode UCSC# scope system UCSC/system # set virtual-ip a.b.c.d System IP Address ipv6 System IPv6 Address UCSC/system # set virtual-ip 10.106.227.206 UCSC/system*# commit buffer
Cisco UCS ドメインが IP アドレスを使用して Cisco UCS Central に登録されている場合は、Cisco UCS Manager IP アドレスを変更することができます。次の手順で、Cisco UCS Manager IP アドレスを変更します。
ステップ 1 | ホスト名に対応する DNS サーバから既存の Cisco UCS Manager IP アドレスを削除し、新しい IP アドレスおよび同じ Cisco UCS Manager ホスト名を入力します。 |
ステップ 2 | プライマリ FI コンソールで、次のコマンドを実行します。 例: UCS-A# scope fabric-interconnect a UCS-A /fabric-interconnect # set out-of-band ip 10.193.190.61 netmask 255.255.255.0 gw 10.193.190.1 UCS-A /fabric-interconnect* # scope fabric-interconnect b UCS-A /fabric-interconnect* # set out-of-band ip 10.193.190.62 netmask 255.255.255.0 gw 10.193.190.1 UCS-A /fabric-interconnect* # scope system UCS-A /system* # set virtual-ip 10.193.190.60 UCS-A /system* # commit-buffer |
ステップ 3 | 上記のコマンドを実行した後、ホスト名を使用して Cisco UCS Manager を起動し、登録ステータスが変更されていないことを確認します。 |
ステップ 4 | Cisco UCS Central CLI の service-reg で、show clients コマンドが UCS ドメインの新しい IP アドレスを指していることを確認します。 |
ステップ 5 | (オプション)IP アドレスが変更されているかどうかを確認するために、Cisco UCS Central から Cisco UCS Manager GUI を起動し、UI の新しい IP アドレスが更新されていることを確認します。
Cisco UCS Central GUI からいずれかのグローバル サービス プロファイル ラベルを更新して追加の確認を行い、更新されたラベルが Cisco UCS Manager にプッシュされていることを確認できます。新しいグローバル サービス プロファイルまたはポリシーを作成し、それを Cisco UCS Manager にプッシュして、UI の新しい IP アドレスが更新されていることを確認することもできます。 |
データセンターの移行やディザスタ リカバリのユース ケースをサポートするために、Cisco UCS Central インスタンスを移行することができます。Cisco UCS Central インスタンスに正常を移行するには、次の要件を満たしている必要があります。
Cisco UCS Central の完全修飾ドメイン名(FQDN)があること。Cisco UCS Central インスタンスを移行する場合、インスタンスの FQDN(ホスト名)は同じままに維持しなければなりません。
(注) | Cisco UCS Central は移行時の Cisco UCS Central の IP アドレスの変更をサポートします。 |