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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、LCD メニュー ツリーについて詳しく説明します。本書は、エンコーダ前面パネルの LCD ディスプレイから使用できるすべてのレベルおよび機能の完全なリファレンスです。
また、次の画面に移動する前面パネルのボタン アクションを含む、LCD 画面のビジュアル リファレンスとしてもご利用いただけます。
• 「Cisco Digital Media Encoder 2200 のシャットダウン」
(注) 次のアイコンを使用してさまざまなボタン アクションを説明します。
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Cisco Digital Media Encoder 2200 には、 Niagara SCX Web Interface が搭載されており、システムの詳細な設定にアクセスすることができます。Web Interface では、エンコーダにインストールされたエンコーダ プロファイルを詳細に設定および制御できます。ここでは、 Niagara SCX Web Interface の設定とページについて詳細に説明します。
• 「ログイン」
• 「My Cisco Digital Media Encoder 2200」
• 「Cisco Digital Media Encoder 2200 のアラート」
• 「Niagara SCX Web Interface のヘルプまたは [i] ボタンとアラート設定」
Niagara SCX Web Interface はソフトウェアが不要で、最新の Web ブラウザと最新の Windows OS、Macintosh OS、および Linux OS を搭載したマシンであればすべて利用できます。エンコーダ システムは、コンピュータとの共有 IP ネットワークに常駐しているか、あるいはイーサネット ケーブル(RJ-45)を使用して Windows コンピュータと直接接続してください。
コンピュータで Web ブラウザを開き、エンコーダのネットワーク名を入力して Web Interface にアクセスします。エンコーダのネットワーク名にはシリアル番号を使用します。シリアル番号は、起動時に表示される LCD リードアウトで確認できます。
次の図で示す通り Web ブラウザにエンコーダ名を入力し、Enter キーを押します。
ログイン画面でユーザ名とパスワードの入力が要求されます。デフォルトでは、ユーザ名とパスワードはいずれも admin です。
(注) マシン名でエンコーダを参照できない場合は、代わりに、エンコーダの IP アドレスを入力します。エンコーダの IP アドレスは、エンコーダ前面パネルの LCD メニューにアクセスして確認できます。
Home ページは Niagara SCX Web Interface にログインすると最初に表示されるページです。このページからエンコーダのアクティビティとアラートを設定、制御、モニタリングできるさまざまなページにアクセスできます。
Home ページの上部にあるメニュー バーは、常に同じで Web サイトのどこからでも利用できます。
Home ページの上部の [Home] と [Log Out] メニュー オプションを除き、オプションのメニュー バーには、ドロップダウン メニューがあります。ドロップダウン メニューは、[Encoders]、[Configuration]、および [Status] メニューで表示されます。ドロップダウン メニューではそれぞれ、利用できる詳細なオプションが提供されます。
[Home] タイトルはアクティブなリンクです。このリンクをクリックすると、Web サイトの Home ページに移動します。
[Encoders] ドロップダウン メニュー からは次の情報を提供するページにアクセスできます。
• [All Encoders]:エンコーダにロードされたすべてのエンコーディング プロファイルをリスト表示して、プロファイルを管理する
• [Preset A]:ロードされたエンコーディング プロファイルをエンコーダの前面パネルにある A ボタンに割り当てる
• [Preset B]:ロードされたエンコーディング プロファイルをエンコーダの前面パネルにある B ボタンに割り当てる
• [Preset C]:ロードされたエンコーディング プロファイルをエンコーダの前面パネルにある C ボタンに割り当てる
[Configuration] ドロップダウン メニューからは次にアクセスできます。
• [My Encoder]:ネットワーク名、シリアル番号、およびインストールされているすべてのソフトウェア バージョンなど、エンコーダのマシン プロパティに関する詳細を提供
• [Encoder Alerts]:通常の動作時にエンコーダが生成できるアプリケーション アラートの設定を個別に変更
• [Network Properties]:エンコーダ ネットワーク プロパティに関する情報および NIC ポート両方のアドレスを提供し、これらのプロパティを変更
• [System Configuration]:動作エラーが検出されるとエンコーダから送信される E メール アラートの設定を含むシステム設定を変更
[Status] ドロップダウン メニューからは次にアクセスできます。
• [View Activity Log]:イベントそれぞれの日付、タイムスタンプが含まれるエンコーダ アクティビティすべてのリスト
• [View Alert]:アラートそれぞれの日付、タイムスタンプが含まれるエンコーダ アラートすべてのリスト
All Encoders Web ページでは、エンコーダにロードされたエンコーダ プロファイルすべてがリスト表示されます。ここでは、次の操作が可能です。
• ロード済みおよび利用可能なエンコーダ プロファイルすべての表示
• [Name]:エンコーダ プロファイル名を表示(エンコーダの前面パネル LCD ディスプレイに表示)
• [Description]:エンコーダのタイプを定義(AVI、Flash、Helix Producer、Windows Media)
• [Last Status]:ページの情報が前回リフレッシュされた時のエンコーダのアクティビティを表示(エンコーダの起動やエンコーダの起動に失敗したなど)
• [Streaming]:エンコーダを起動または停止できるボタンの列を提供
• [Preset]:エンコーダそれぞれに割り当てられた EZStream ボタンに関する情報を提供(このフィールドが空白の場合は、EZStream ボタンにエンコーダが割り当てられていません)
ページ上部にある [Auto Refresh Page] チェックボックスをオンにすると、このページは 10 秒ごとにリフレッシュされます。この機能は、他のユーザが操作中にエンコーダをモニタリングする場合に役立ちます。
起動するエンコーダの右側の列に表示された赤色の [Stream] アイコンを押します。
Web ページには、エンコーダの起動進行状況を通知するメッセージが自動的に更新されます。
エンコーダが正常に起動されると、Web ページが [All Encoders] ページに戻って、[Started] モードを反映するようにエンコーダのステータスが更新されます。
停止するエンコーダの右の列にある青いアイコンをクリックします。
Web ページには、エンコーダの停止進行状況を通知するメッセージが自動的に更新されます。
エンコーダが正常に停止されると、Web ページは [All Encoders] ページに戻ります。ページはエンコーダのステータスが更新され Stopped モードが反映されています。
エンコーダを編集するには、1 列目の [Edit] リンクをクリックします。
エンコーダ タイプそれぞれのプロパティ ページでは、AVI と MPEG-4 に追加されているカラー領域設定を除きビデオおよびオーディオ設定はすべて同じです。
ビデオおよびオーディオを有効化または無効化するには、[Source:] の横のチェックボックスをクリックします。[Source] が有効化されると、[Source]、[Input]、[Signal]、[Proportions]、[Size]、[Format]、および [Input] フィールドが編集可能になります。
[Source]:このフィールドにはエンコーダで利用可能なデバイスのドロップダウン リストが表示されます。Cisco Digital Media Encoder 2200 は 2 チャネル エンコーダですので、物理的な 2 組のオーディオ入力とビデオ入力はいつでも同時に利用できます。ただし、複数同時にキャプチャできるストリーミング形式および解像度は、1 組のビデオ入力からのみです。ビデオ ソースは 10 進数の複数入力として識別されます。次のように表示されます。
エンコーダ背面のビデオとオーディオの入力が、接続するビデオとオーディオ ソースと一致するようにビデオとオーディオの [Input] を設定します。ビデオ入力は、[Composite]、[S-Video] または [SDI] を、オーディオ入力は [Unbalanced]、[XLR Balanced]、[XLR AES/EBU] または [SDI] を選択できす。
初期設定時にビデオ信号を NTSC または PAL のいずれかに設定しました。[Signal] フィールドで、地域別の NTSC、PAL、および SECAM の設定を細分化できます。該当する設定が不明な場合は、エンコーダを接続したビデオ ソースのオーナーズ マニュアルを参照してください。
画面サイズの設定では、VGA モニタ向けに正方画素を使用する [Standard] と、テレビ モニタ向けに長方画素を使用する [CCIR-601] があります。コンテンツが表示されるディスプレイのタイプを反映した設定を選択してください。たとえば、コンピュータ モニタに表示されるビデオをインターネット経由でストリーミングする場合は、[Standard] を選択します。不適切な設定を選択するとストリーミング ビデオの画面が乱れます。
[Size] フィールドは、符号化されたビデオの画素サイズを意味します。標準サイズは次のとおりです。
• フル サイズから ¼ に縮小するビデオの場合は、[CIF]
• フル サイズから CIF サイズの ¼ に縮小するビデオの場合は、[QCIF]
ビデオのカスタム サイズを指定することもできます。これは、互換性を維持するために非標準サイズが必要なモバイル ビデオ デバイス上で再生されるビデオの取り込み時に役に立ちます。
ドロップダウン メニューで [Custom] を選択した場合は、2 つの追加フィールドが表示され、生成されるビデオの正確なサイズを入力できます。
(注) ソース ビデオの色空間と互換性のないビデオ サイズを指定した場合は、[Submit] ボタンをクリックしたときに、自動的に最も互換性のある設定に近いサイズに修正されます。カラー領域の形式設定は AVI と Flash エンコーダ プロパティのみで利用でき、[Size] 設定が追加されます(次を参照)。
これで、すべてのビデオ設定とオーディオ設定が終了しました。ページ下部のエンコーダ タイプ設定に進むことができます。前述したように、これらの設定はエンコーダ タイプによって異なります。
SimulStream のフィルタには、次の 2 つの相互に関連する目的があります。
• フィルタを使用すれば、アプリケーションでビデオのキャプチャを列挙したり、(それぞれの設定が異なる)ピンやストリームをビデオ デバイス選択リストの名前付きエントリとしてプレビューすることができます。デバイスごとのフィルタを表示するようにビデオ デバイス ドライバを設定できます。フィルタごとに、プレビュー ピンとキャプチャ ピンが 1 つずつあります。Osprey デバイスに特化したカスタム プログラムを作成しなくても、標準のアプリケーションで特定のフィルタにアクセスできます。
• フィルタごとに、トリミング、デフォルトの出力サイズ、ウォーターマーク、およびセッション間で保存可能なキャプションを設定できます。前述の「ピン ベース」の方法と比較して、インストール中の設定順序の制限がありません。
次の [Enable SimulStream] チェックボックスを参照してください。
上部の [Enable SimulStream] の隣にあるチェックボックスをオンにすると、現在選択されているエンコーダに対して SimulStream を実行できます。
エンコーダには、AV チャネルごとに SimulStream のフル ライセンスがインストールされており、このチェックボックスによってフル SimulStreaming が制御されます。
(注) [Enable SimulStream] ステータスを変更して [Submit] をクリックした場合は、機器を再起動する必要があります。再起動しなかった場合は、SimulStream が正常にアクティブにならず、キャプチャ デバイスに不正な名前が付けられたり、ピンが不正確になる可能性があります。
このコントロールでは、エンコーダで番号の割り当ておよび選択できるようにデバイスごとに 1 ~ 10 のフィルタを展開できるように設定できます。たとえば、デバイスあたり 4 つのフィルタを選択すると、アプリケーションのデバイス リストでは、現在選択されているデバイスに対して 4 つのエントリが表示されます。デバイス 1 の場合、フィルタは 1.1、1.2、1.3、および 1.4 として指定されます。
(注) 要求したフィルタ数は、システムを再起動するまで正しく表示または機能しません。
(注) フィルタはデバイスあたり、10 個まで展開および番号を割り当てることができますが、動作するフィルタの実用的な数はそれ以下です。最適なフィルタ数はアプライアンスの機能、有効化されたフィルタのタイプ、エンコーダごとに要求される縮尺とカラー形式変換のタイプ、および実行する処理のタイプに応じて異なります。機器に複数のキャプチャ チャネルがある場合のフィルタ数は、すべてのチャネルの合計になります。加えて、インタレース解除やガンマ補正などのチャネルごとに 1 回ずつ実行される処理のタイプによっては、何回もカウントされる可能性があります。つまり、アプライアンスでは、それぞれのフィルタが実行する処理負荷が少ない場合は 5 以上のフィルタを 1 つのデバイスで同時にサポートできますが、ただし、ドライバの内部または外部の処理負荷が特に重い場合は、数個のフィルタしか同時に実行できません。
[Deinterlace] フィールドには、4 つのドロップダウン選択肢があります。下の図に示すように、これらの選択肢は、[Off]、[Auto]、[Inverse Telecine]、および [Motion Adaptive] です。
• Auto :逆テレシネ インタレース解除をすべてのテレシネ ビデオに適用します。テレシネ以外のすべてのビデオには、動き適応型インタレース解除を適用します。コンテンツが変化するたびに 2 つのモードを動的に切り替えます。NTSC ビデオにしか使用できません。
• Inverse Telecine :逆テレシネ インタレース解除をすべてのテレシネ ビデオに適用します。テレシネ以外のビデオのインタレース解除は実行しません。NTSC ビデオにしか使用できません。
• Motion Adaptive :動き適応型インタレース解除をすべてのビデオに適用します。
インタレース設定は、デバイス単位で適用および保存され、デバイスに関連付けられたすべてのフィルタとピンに適用されます。
動き適応型インタレース解除は、ピュア ビデオ(非テレシネ)コンテンツをインタレース解除するためのアルゴリズムです。イメージの静止している部分と動作している部分を検出して、異なる処理を適用します。
テレシネ ビデオは、1 秒間に 24 コマのフィルムに対して作成された NTSC ビデオです。テレシネ変換プロセスでは、特定のフィールドが規則正しいシーケンスで繰り返されます。テレシネ化されたシーケンスを直接プログレッシブ画面に表示すると、インタレース アーチファクトが発生します。
逆テレシネという処理はテレシネ処理の反対で、重複したフィールドを削除してビデオを 24 fps のプログレッシブ方式に再構築します。インターレースによって作成されたアーティファクトは 100% 削除されます。ビデオを 24 fps で再生した場合は、元のフィルムと全く同じタイミングとシーケンスで表示されます。ビデオを 30 fps で再生した場合は、第 5 フレームが繰り返されます。ただし、インタレース解除アーチファクトは発生しません。
テレシネと逆テレシネは NTSC ビデオにのみ適用されます。PAL や SECAM ビデオには使用されません。ビデオ規格として PAL または SECAM が選択されると [Auto] および [Inverse Telecine] ボタンは無効化されます。
動きしきい値によって、空間関連画素と時間関連画素の識別域(「動き」と判断される)が調整されます。高い値を指定すると、動いている画素数が大幅に削減されます。低い値を指定すると、事実上、画面全体が動いていると見なされるまで動き画素数が大幅に増加されます。デフォルトの推奨値は 16 です。
[Sharp Motion] オプション ボタンを選択すると、動いている領域の細部がシャープになりますが、斜めエッジがギザギザになります。
[Smooth Motion] オプション ボタンを選択すると、動いている領域の細部が失われますが、エッジが滑らかになります。
人間の目には動いている領域の細部までははっきり見えないが、エッジ アーチファクトは非常に目立つことから、ほとんどのアプリケーションには [Smooth] アルゴリズムが適しています。[Smooth] アルゴリズムでは、若干 CPU が余分に使用されます。
AVI は非圧縮オーディオ ビデオ保存形式で、備えているのはファイルとして保存する機能のみです。生成された AVI ファイルの固有名を入力して、保存先のディレクトリ パスを変更できます。[Default Folder] リンクをクリックすると、エンコーダ上のファイル保存用のデフォルト フォルダ パスが挿入されます。パスはデフォルトで D:¥AVFILES¥ に設定されています。
(注) ファイルは、エンコーダの他のディレクトリに保存しないことをお勧めします。
エンコーダの内部ハード ドライブにファイルを一度保存してから、USB ドライブやネットワーク ドライブなどの他の外部ストレージ デバイスに移動してください。
設定が完了したら、ページ下部の [Submit] ボタンをクリックして、変更を保存します。
警告 [Submit] をクリックせずに別の Web ページに移動した場合は、変更が失われます。
Flash エンコーダの設定は、オーディオとビデオを保存する AVI 設定と似ています。ファイルへのストリーミングを有効化するには、[Output to a File] ボックスがオンであることを確認してください。Flash によって、フレーム レートとビット レートの制御が可能になります。フレーム レートを使用してエンコードされるビデオの 1 秒ごとのフレーム数を変更できます。オーディオ形式設定を使用して、オーディオ周波数を変更したり、ステレオからモノに切り替えることができます。ビット レート設定は、オーディオとビデオがキャプチャされる 1 秒当たりのデータ量に関係します。この両方または片方のビット レートを下げると、再生表示品質が低下します。
Flash エンコーダによって、フラッシュ形式の AV ファイルが作成されます。フラッシュ ファイル(.flv)には一意の名前を指定できます。
設定が完了したら、ページ下部の [Submit] ボタンをクリックして、変更を保存します。
警告 [Submit] をクリックせずに別の Web ページに移動した場合は、変更が失われます。
エンコーダ ソフトウェア MPEG-4 圧縮エンジンでは、(1)H.264, MPEG-4 Part 10、(2)MPEG-4 Part 2、および(3)H263 - MP4 Part 2 ベースライン エンコード機能が提供されています。次の図を参照してください。
この製品は、インターネット ビデオ、携帯電話、セット トップ ボックス向けのストリームをエンコードする機能を備え、iPod® などの MPEG-4 互換デバイスで再生できるメディア ファイルを作成できます。
Niagara SCX Web Interface では、エンコーダで使用可能な MPEG-4 のビデオ オプションとオーディオ オプションに関する基本的な設定と高度な設定用のオプションが提供されます。
下の図は、Niagara SCX Web Interface を通してエンコーダを設定した後に表示される画面を示しています。
[Advanced MPEG Video Settings] では、出力に必要な [MPEG Type] を選択できます。[MPEG Types] の説明に説明されている通り、次のタイプから選択できます。
• H.264-MP4 :H.264/MPEG-4 Part 10 AVC (Advanced Video Coding)は、その前身の H.263 よりも高い品質を維持しながら、非常に高い圧縮率を実現するために設計されました。また、低ビット レートから高ビット レートまでの幅広いアプリケーションと、携帯電話などの低解像度から放送などの高解像度までのアプリケーションに対応するように作成されています。エンコーダの H.264 は Baseline Profile です。
• H.264-3G2 :この設定では、3G2 コンテナに保存された H.264 ストリームが生成されます。
• H.264-3GP :この設定では、3GPP コンテナに保存された H.264 ストリームが生成されます。
• MPEG4-MP4 :H.263/MPEG-4 Part 2 は、ネットワーク帯域幅やデバイス サイズなどの他の条件によって低ビット レートと低解像度にせざるを得ない状況に対応するように設計されています。H.263 対応のビデオ アプリケーションの例には、携帯電話、一部のローエンド ビデオ会議システム、およびサーベイランス システムがあります。H.263 は、H.264 をサポートしていない従来のハンドヘルド デバイスにとって重要です。
(注) [Enable B Frames] オプションを選択しなかった場合は、デフォルトで、エンコーダの H.263 で Simple Profile が使用されます。B フレームが有効な場合に生成されるストリームは、Advanced Simple Profile です。
• MPEG4-3G2 :この設定では、3G2 コンテナに保存された H.263 ストリームが生成されます。
• MPEG4-3GP :3GP は、3G 携帯電話に使用するために Third Generation Partnership Project(3GPP)によって定義されたマルチメディア コンテナ形式です。MPEG-4 や H.264 などのビデオ ストリームまたは AMR や AAC などのオーディオ ストリームが保存されます。この設定では、3GPP コンテナに保存された H.263 ストリームが生成されます。この形式に関して定義された 2 つの標準があります。
• H263-MP4 :H.263/MPEG-4 Part 2 は、ネットワーク帯域幅やデバイス サイズなどの他の条件によって低ビット レートと低解像度にせざるを得ない状況に対応するように設計されています。H.263 対応のビデオ アプリケーションの例には、携帯電話、一部のローエンド ビデオ会議システム、およびサーベイランス システムがあります。H.263 は、H.264 をサポートしていない従来のハンドヘルド デバイスにとって重要です。
(注) [Enable B Frames] オプションを選択しなかった場合は、デフォルトで、エンコーダの H.263 で Simple Profile が使用されます。B フレームが有効な場合に生成されるストリームは、Advanced Simple Profile です。
• H263-3G2 :この設定では、3G2 コンテナに保存された H.263 ストリームが生成されます。
• H263-3GP :この設定では、3GPP コンテナに保存された H.263 ストリームが生成されます。
(注) 現時点で [Encoder Quality] 設定がアクティブになっていませんが、ストリームまたはファイルの符号化に影響はありません。
(注) Quicktime® プレーヤーなどの一部のプレーヤーは、B フレームを含むストリームと互換性がありません。生成されたストリームの再生時に画質の問題が生じた場合は、B フレームを無効にしてほとんどのプレーヤーとの互換性を保証してください。
[Advanced MPEG Audio Settings] では、オーディオ形式、オーディオ タイプ、オーディオ エンコーダ、およびビット レートを選択できます。これらの選択肢には、オーディオ サンプリングに関するいくつかのオプションと、オーディオをモノとステレオのどちらで符号化するかが含まれます。
[Audio Type] 設定は、AAC 符号化にのみ関係します。[Audio Encoder] フィールドで [AMR] を選択した場合は、この設定が使用されません。[Audio Type] フィールドには、次の 2 つの選択肢を含むドロップダウン ボックスがあります。
• Main :この形式は、[Low Complexity] と同じですが、後方予測が追加されます。
• Low Complexity(LC) :最も単純で最も広く使用されている形式で、AAC オーディオ形式をサポートします。
(注) それぞれのオプションでは、作成されたストリームを再生するプレーヤーに応じた専用のツールを使用してオーディオ ストリームをエンコードします。再生ソフトウェアまたはデバイスの要件に基づいて、選択する必要があります。最も広くサポートされている形式は LC プロファイルです。
[Audio Encoder] 設定には、次の 3 つの選択肢を含むドロップダウン ボックスがあります。
• AAC(Advanced Audio Coding) :デジタル オーディオ用の標準化された不可逆圧縮および符号化スキーム。AAC は、MP3 よりも優れたオーディオ品質を実現し、Motion Picture Experts Group(MPEG)によって標準に指定されました。
• AMR-NB(Adaptive Multi-Rate Narrow-Band - 8 kHz) :音声符号化に最適化されたオーディオ データ圧縮スキーム。AMR は、3GPP によって標準の狭帯域音声コーデックとして採用され、GSM で広く使用されています。
• AMR-WB(Adaptive Multi-Rate Wide-Band - 16 kHz) :音声符号化に最適化されたオーディオ データ圧縮スキーム。AMR は、3GPP によって標準の広帯域音声コーデックとして採用され、GSM で広く使用されています。
(注) オーディオ エンコーダとして [AMR Encoder] を選択した場合は、オーディオが携帯電話で再生するための 8 kHz モノを使用して自動的に符号化されます。オーディオ エンコーダとして [AMR-WB] を選択した場合は、[Audio Format] を携帯電話で再生するための 16 kHz、16 ビット、モノに変更する必要があります。
[Audio Bitrate] ドロップダウン ボックスには、8~320 の範囲の複数の選択肢が表示されます。
エンコーダ用の Web Interface には、[Streaming Properties] と [Advanced Streaming Properties] に関するオプションが含まれています。選択した放送タイプによっては、[Enable Streaming] チェックボックスをオンにすることができます。プルの有効化方法については、「Real Encoder 設定(Helix)」を参照してください。その他のオプションで、ポータブル メディアを保存したり、メディア タイトルを指定できます。
[Advanced Streaming Settings] では、ストリーミング中にファイルに出力することも、ファイルへの出力のみを実行することもできます。このファイルの一意の名前と場所を入力する必要があります。
エンコードされたコンテンツをファイルに保存する場合は、[Save to file] チェックボックスをオンにします。表示されたフィールドにファイルの保存先を入力します。フォルダはデフォルトで D:¥AVFiles¥ に指定されています。
ポータブル メディアのストリームをファイルに保存する場合は [Save to Portable Media] チェックボックスをオンにします。
(注) ファイル名は SCX Explorer を実行しているシステムではなくエンコーダ システムによって参照されることに注意してください。
SCX Manager と SCX Explorer が同じコンピュータ上に存在しない場合は、必ず、マイ ネットワークでファイル用のブラウザを起動して、システム名で始まるファイルのパス名全体(¥¥fileserver¥c¥videos など)を参照または入力してください。ファイル名だけを入力した場合は、リモート コンピュータ上に存在するメディア ファイルをローカル コンピュータ上で参照することになります。
MPEG-4 コンテンツをストリーミングする場合は、[Enable Streaming] を選択します。適切なストリーミング プロパティを設定します。
(注) デフォルトの設定では、マルチキャスト ストリーミングが有効になります。この動作が望ましくない場合は、グループの IP アドレスをエンコーダからストリーミングするサーバの IP アドレスに変更してください。
[SDP File] フィールドに、ストリームの開始時点で生成される SDP ファイルの名前と保存先パスを指定する必要があります。Helix®、Quicktime、または Darwin サーバに対してストリーミングする場合は、それぞれのマニュアルやオンライン メッセージ ボードでストリーミング サーバの設定方法を参照してください。
(注) SDP ファイルの共有保存先ディレクトリを選択することによって、ポイントツーポイントでストリーミングすることができます。ストリーミングする PC の IP アドレスを入力した場合は、マルチキャスティングが無効になることを覚えておいてください。
たとえば、別の PC でストリームを表示する場合は、SDP ファイルをローカル ドライブの共有フォルダに保存します。他の PC で SDP ファイルを開いたり、ストリームを Quicktime やその他の MPEG-4 互換ストリーミング プレーヤーで再生できます。MPEG-4 符号化は CPU に負荷がかかるため、非常に強力なシステム(デュアル コア プロセッサ以上)がない場合は、エンコーダと同じシステム上でストリームを再生しないでください。これを行った場合は、CPU に過大な負荷がかかり、ビデオ画質の低下や符号化セッションの失敗につながる可能性があります。
設定が完了したら、ページ下部の [Submit] ボタンをクリックして、設定を保存します。
警告 [Submit] をクリックせずに別の Web ページに移動した場合は、変更が失われます。
Real(Helix)は、ストレージ形式とストリーミング形式を兼ね備えています。ファイルに出力できることに加えて、Real Encoder では Helix Server にストリーミングすることができます。Real Encoder の設定には、サーバに対する接続およびストリーミングに関するパラメータの調整が含まれます。
[Broadcast Method]:Real 形式のビデオを Helix Server にストリーミングする配信方式は、次の通り複数あります。
• Push, Account-Based Login (Helix Server) :アカウント ベースのプッシュ放送では、Helix Server バージョン 9 以降にストリームを送信できます。この方式では、エンコーダで Helix Server への監視接続が維持されます。この接続によって、サーバへのアクセスを認証するためのユーザ名とパスワードを渡すことができます。また、この接続を通して、放送ストリームに関する統計情報が Helix Server からエンコーダに返されます。
• Push, Password-Only Login (Helix Server) :アカウント ベースの放送と違って、パスワードのみの放送では監視接続が確立されません。したがって、この種の放送では、ネットワーク オーバーヘッドを下げる必要がありますが、Helix Server からのフィードバックは受け取れません。この放送方式を使用すれば、Helix Server バージョン 9 以降にライブ ストリームを送信できます。ただし、分割調整でサーバをレシーバーとして設定する必要があります。詳細については、Helix Server のマニュアルを参照してください。
• Push, Multicast (Helix Server) :マルチキャストでは、エンコーダでその出力方向の帯域幅を広げなくても、1 つの放送ストリームを任意の数の Helix Server に配信できます。Helix Server は、事前に、エンコーダからのマルチキャスト用に設定しておく必要があります。詳細については、Helix Server のマニュアルを参照してください。
• Pull (Helix Server) :プル放送では、符号化開始直後にエンコーダで放送パケットの生成が開始されます。ただし、Helix Server からストリームが要求される(最初の RealPlayer® ユーザが放送を要求したときに発生する)まで放送ストリームは配信されません。このプル放送では、誰も放送を受信していないときに、エンコーダと Helix Server 間の帯域幅が節約されます。この放送方式を使用すれば、Helix Server バージョン 9 以降にストリームを送信できます。
• Legacy Push (8.x, 7.x, G2) :従来のプッシュ方式は、アカウント ベースのプッシュ方式と同様です。ただし、従来のプッシュでは、サーバのフィードバックや統計情報を提供するための監視接続が使用されず、アカウント ベースのプッシュほど堅牢ではありません。この放送方式は、RealSystem Server G2、7、8U などの、Helix Server バージョン 9 以前から存在するサーバに放送ストリームを送信する場合にのみ使用してください。
Transport Protocol :プッシュ放送方式を使用する場合は、Helix Server への放送ストリームの配信に UDP と TCP のどちらを使用するかを指定します。UDP の方がネットワーク オーバーヘッドが低いため、望ましいプロトコルと言えます。ただし、不可逆環境で放送を配信する場合は、TCP の使用をお勧めします。
[Server Address] フィールドに対して、207.188.7.176 や helixserver.example.comfield のように、放送に使用する Helix Server の IP アドレスまたは DNS 名を入力します。
[Port/Port Range] フィールドに対して、Helix Server 上の HTTP ポートを指定します。デフォルト値は、サーバのデフォルト HTTP ポートであるポート 80 です。マルチキャスティングの場合は、放送パケットが送信される Helix Server レシーバー上のポートの範囲を指定します。エンコーダと Helix Server の間で、放送が開始されるたびに実際に使用されるポートの取り決めが行われます。デフォルトの範囲は 30001~30020 です。
マルチキャスト アドレスを使用する場合は、[Multicast Address] フィールドに放送ストリームのマルチキャスト アドレスを入力します。マルチキャスト アドレスは、224.0.0.0~239.255.255.255 の範囲で指定する必要があります。
[Listen Address] フィールドは、Helix Producer がサーバからのリクエストの再送をリッスンするマシンの IP アドレスです。
このリッスン アドレスによって、Helix Mobile Producer Live が Helix Server からのパケット再送リクエストをリッスンするために使用する IP アドレスが設定されます。リッスン アドレスとして、次の値のいずれかを使用できます。
• Automatic :これは最も安全な設定であり、ほとんどのファイアウォール設定で動作します。
• System IP 2 :マシンの第 2 IP がマルチ ホーム化されます。
Helix Mobile Producer Live マシンで複数の IP アドレスが使用されている場合は、Helix Mobile Producer Live と Helix Server 間の通信で使用する必要のある IP アドレスを入力します。ネットワーク アドレス変換(NAT)が行われるファイアウォールを通して放送する場合は、リッスン アドレスをファイアウォールの IP アドレスまたは 0.0.0.0 の値に設定します。0.0.0.0 の値は、任意の IP アドレスから Helix Mobile Producer Live に接続できることを Helix Server に伝えます。ただし、この接続には有効なパスワードが必要です。
[Stream Name] フィールドに、放送ストリームの名前を入力します。この名前は、クリップ名に似ており、固定ビット レート ストリームの場合は .rm の拡張子を使用し、可変ビット レート ストリームの場合は .rmvb の拡張子を使用する必要があります。この名前が放送 URL に表示されます。
[Path (optional)] フィールドには、Helix Server 上でのアーカイブや分割に使用可能な仮想パスを指定します。news/ のように前方スラッシュが続く単純な名前を使用してください。
[User Name] フィールドと [Password] フィールドには、Helix Server レシーバー定義ごとに定義されたユーザ名とパスワードを入力します。この値が間違っていると放送接続が失敗します。
[Frame Rate]、つまり、フレーム周波数は、イメージング デバイスでフレームと呼ばれている、一意の連続イメージが生成される周波数(レート)の測定値です。この用語は、コンピュータ グラフィックス、ビデオ カメラ、フィルム カメラ、およびモーション ピクチャ システムに共通しています。多くの場合、フレーム レートは、1 秒当たりのフレーム数(fps)または単にヘルツ(Hz)で表現されます。
次の一連のフィールドは、Real Encoder のフィルタをアクティブにして、ビデオとオーディオの品質を向上させます。これらのフィルタ設定は、ストリーミングするコンテンツのタイプや主観的選択によって異なります。これらの設定を試して、テスト キャプチャ結果を確認することをお勧めします。
Cisco Digital Media Encoder 2200 の機能には、必要なときに自動的に適用される、インタレース解除フィルタと逆テレシネ フィルタが統合されています。これによって、エンコーダで最大限の効果が発揮されます。
(注) インターレース解除フィルタおよび逆テレシネ フィルタは [Streaming Properties] または [Advanced Streaming Properties/Deinterlace] のいずれかを使用して実行することをお勧めします。ただし、フィルタを複数回適用することで予期せぬ結果を招き、余計なシステム リソースを消費する場合があるので、両方のオプションで同時にオンにしないでください。
Enable SureStream ™:SureStream を使用すれば、複数の視聴者に対する放送ストリームを符号化できます。ただし、選択したプライマリ ストリームまたはサブストリームごとに、符号化中のプロセッサの負荷が増大し、出力方向の帯域幅要件が増加します。たとえば、SureStream を有効化した場合、128k デュアル ISDN と 64k シングル ISDN オーディエンスを選択できます。つまり、SureStream を有効にした場合は、2 倍の処理能力が要求される可能性があります。
SureStream を有効にしたかどうかに関係なく、システムに関する [Audience Selection] を少なくとも 1 つ選択する必要があります。
また、ストリーミングしながらファイルに出力するか、ファイルにのみ出力するかを選択する必要があります。ファイルの一意の名前を入力します。
(注) 現在のファイルと同じ名前を使用した場合は、現在のファイルが上書きされます。
設定が完了したら、ページ下部の [Submit] ボタンをクリックして、変更を保存します。
警告 [Submit] をクリックせずに別の Web ページに移動した場合は、変更が失われます。
Windows Media は、ストレージ形式とストリーミング形式を兼ね備えています。Windows Media Encoders を使用すると、ファイルへの出力機能に加えて、Windows Media Server にストリーミングできます。Windows Media Encoder の設定には、サーバに対する接続とストリーミングに関するパラメータの設定が含まれます。
最初に、ドロップダウン メニューで [Windows Media Capture Profile] を選択します。
(注) 一部の Windows Media Capture Profile には、事前定義のビデオ解像度と入力選択が含まれています。Windows Media Capture Profile を選択したら、現在のビデオとオーディオの設定が変更されていないことを確認してください。変更されている場合は、設定を元に戻して [Submit] ボタンをクリックします。
オーディオとビデオをストリーミングする場合は、次の 2 種類の配信方式があります。
• Pull :この方式では、符号化を開始するとすぐにエンコーダで放送パケットの生成が開始されます。ただし、Windows Media Server からストリームが要求されるまで放送ストリームが配信されません。この方式は、サーバとの安全な接続が提供されないため、エンコーダとサーバが同じネットワーク ファイアウォールの内側に存在する場合にのみ使用してください。
• Push :この方式では、エンコーダで Windows Media Server との安全な接続が維持されます。この接続によって、エンコーダからサーバへのアクセスを認証するためのユーザ名とパスワードを渡すことができます。
クライアントで Cisco Digital Media Encoder 2200 からのストリームをプルできるようにするには、セッションを設定してエンコーダから直接放送を開始します。クライアント(Windows Media Server または Player)は、いつでも、次の URL 形式を使用してストリームに接続できます。
• http://IP_address:port(インターネット接続の場合)
• http://encoding_computer_name:port(LAN 接続の場合)
デフォルトで、放送中に最大 50 の直接接続がエンコーダでサポートされます。
(注) エンコーダへの直接接続数が増えると、必要なシステム リソースが増えます。プレーヤーを直接 Cisco Digital Media Encoder 2200 に接続しないでください。ストリーミング サーバをエンコーダに接続してから、プレーヤーをそのサーバに接続する必要があります。
[Enable Pull] チェックボックスをオンにします。次に、エンコーダからストリームをプルするためにサーバで使用されるポート番号を入力します。
(注) 入力したポート番号が他のエンコーダに割り当てられていないことを確認してください。2 つのエンコーダが同じポート番号を使用しようとした場合は、片方または両方のエンコーダが起動に失敗します。
[Enable Push] を選択して、他のエンコーダに割り当てられていないポート番号を入力します。次に、サーバ名または IP アドレス、エイリアス(オプション)、ユーザ名、およびパスワードを入力します。
サーバにストリーミングしながらファイルにも出力するように指定することもできます。ただし、ファイルとストリーミングをアーカイブするようにサーバを設定することによって、エンコーダで符号化用のシステム リソースを節約できます。詳細については、Windows Media Server のマニュアルを参照してください。
[Index the file] をオンにした場合は、視聴者が Windows Media Player を使用して直接 Windows Media® ファイル内の任意のポイントにアクセスできます。 索引付けは、Microsoft Windows Media Utilities を使用して Windows Media ファイルを編集するためにも必要です。
設定が完了したら、ページ下部の [Submit] ボタンをクリックして、変更を保存します。
警告 [Submit] をクリックせずに別の Web ページに移動した場合は、変更が失われます。
Niagara SCX Web Interface に [All Encoders] リストが表示されます。
DRM と呼ばれるテクノロジーを使用してコンテンツを保護することができます。Niagara SCX では、エンコーディング中にコンテンツを DRM テクノロジーによって暗号化することができます。DRM はファイルへのエンコーディング中にもストリームの配信中にも適用できます。コンテンツを再生するにはライセンスを取得する必要があります。ライセンスにはコンテンツの暗号を解除するキーと使用を管理する権限が含まれています。
(注) ライセンスはサードパーティのライセンス プロバイダーによって発行されるので、コンテンツを保護するにはサードパーティのアカウントを作成する必要があります。
Niagara SCX は、エンコーディング システムにインポートされた利用可能な DRM プロファイルを自動的に検出します。インストールされている DRM プロファイルがない場合、Niagara SCX の DRM 機能は無効になります。Niagara SCX で DRM 機能を有効にするには、次の手順に従ってください。
1. サードパーティのライセンス プロバイダーのアカウントを作成し、DRM プロファイルを作成します。
2. Niagara Streaming システムに搭載されている Windows Media Encoders アプリケーションまたは Windows Media Encoders を Microsoft Corporation(http://www.microsoft.com)から無償ダウンロードして、DRM プロファイルをインポートします。
3. Niagara SCX がインストールされているエンコーディング システムを再起動すると、DRM 機能が自動的に検出および有効化されます。
まだ、ライセンス プロバイダーのアカウントを設定して、DRM プロファイルを作成していない場合は、これらを実行します。DRM プロファイルを作成したら、Windows Media Encoders を使用してプロファイルをエンコーディング システムにインポートします。
Windows Media Encoders は Niagara SCX バージョン 5.0 以降がインストールされている Niagara ストリーミング システムに搭載されています。エンコーダのデスクトップにアクセスするには、同じネットワーク上に存在するコンピュータの Windows リモート デスクトップ接続を使用します。
(注) リモート デスクトップ接続を使用してエンコーダに接続する場合、システムに接続する前に必ず [Local Resources] を [Leave at remote computer] に設定してください。
この設定を適切に行うには リモート デスクトップ接続 を起動します。
[Options] ボタンをクリックして設定タブを表示します。[Local Resources] タブをクリックします。[Remote computer sound] 設定のドロップダウンから [Leave at remote computer] オプションを選択します。
設定できたら、エンコーダにアクセスするユーザ名とパスワードを入力します。
リモート デスクトップを使用してエンコーダに接続する場合のユーザ名は niagara 、パスワードは password です。
(注) リモート デスクトップ接続を終了する際に、ログアウトはしないでください。代わりに、エンコーダからの接続を解除します。これにより、内部プログラムは継続して実行されます。
• DRM プロファイルが誤って削除または消去されないように、エンコーディング システムの安全な場所にコピーします。エンコーダの D: ドライブに新しいディレクトリを作成し、そのディレクトリに DRM を保存することをお勧めします。
• Windows Media Encoders アプリケーションをエンコーダで起動します。[New Session Wizard] が表示されたら、[Cancel] ボタンをクリックします。
• 上部メニュー バーから [Properties] ボタンをクリックします。
• [Import] ボタンをクリックして、DRM プロファイルがシステムのハード ドライブで保存されている場所まで移動します。インポートする DRM プロファイルを選択して [Open] オプションをクリックします。
• インポートするすべての DRM プロファイルに対してこの手順を繰り返します。
• 完了したら Windows Media Encoders アプリケーションを終了します。エンコーディング セッションを保存するか確認されたら、[No] オプションを選択します。
• リモート デスクトップ接続をエンコーダから接続解除します。ログアウトはしないでください。
エンコーダの Niagara SCX Web Interface を使用して DRM プロファイルを設定するには、次の手順に従います。
• Niagara SCX をエンコーディング システムでローカルに起動するか、エンコーディング システムを制御するリモート PC から起動します。
• 既存の Windows Media Encoder を [All Encoders] ページで追加または編集します。
• DRM を有効にするには、[Enable] チェックボックスをオンにして、[DRM Settings] ドロップダウン メニューから適用する DRM プロファイルを選択します。
(注) DRM を有効にすると、Niagara SCX によって自動的に [Windows Media Capture Profile] 設定が DRM 互換の [Windows Media 9] 設定に変更されます。DRM を有効にした後、この設定を変更する場合があります。
設定が完了したら、ページ下部の [Submit] ボタンをクリックして、変更を保存します。
警告 [Submit] をクリックせずに別の Web ページに移動した場合は、変更が失われます。
Niagara SCX Web Interface に [All Encoders] リストが表示されます。
リストにある既存のエンコーダを削除するには、削除するエンコーダ名の横にある [Del] リンクをクリックします。エンコーダ プロファイルとその設定はすぐにエンコーダから削除されます。
または、[Edit] リンクをクリックしてエンコーダ プロファイルを表示し、それが削除するエンコーダであることを確認します。
それが削除するエンコーダであることを確認したら、ページ下部の [Delete Encoder] リンクをクリックします。
(注) エンコーダを削除すると復元できません。エンコーダを再度作成するには、[All Encoders] ページの右上にある [Add Encoder] リンクをクリックします。
Cisco Digital Media Encoder 2200 にはデフォルトですぐに使用できるエンコーディング プロファイルがロードされています。ユーザは、独自のストリーミング要件に応じて新しいエンコーダを作成することができます。
画面右上の [Add Encoder] リンクをクリックします。
次の画面でドロップダウン メニューからエンコーダ タイプを選択します。Cisco Digital Media Encoder 2200 には次の 5 タイプのエンコーダがインストールされています。
• Flash :オーディオおよびビデオのストリーミング ファイル形式。通常 Flash で作成されたインタラクティブ コンテンツに埋め込まれている
• MPEG-4 :オーディオ ビデオ ファイルおよびストリーミング形式
• RealVideo :オーディオ ビデオ ファイルおよびストリーミング形式
• Windows Media :オーディオ ビデオ ファイルおよびストリーミング形式
タイプを選択したら、エンコーダの固有名を入力します。エンコーダ名は最初の 11 文字しかエンコーダ LCD ディスプレイに表示されません。入力できたら [Add Encoder] ボタンをクリックします。
[All Encoders] ページに戻ります。新たに作成したエンコーダがエンコーダ リストに追加されています。このエンコーダを編集するには、エンコーダ名の横の [Edit] リンクをクリックします。ここで作成したエンコーダを編集する方法については、「エンコーダの編集」を参照してください。
Cisco Digital Media Encoder 2200 には、ボタン 1 つでストリーミングできる EZStream ボタンが搭載されています。ボタンはエンコーダの前面パネルにあります。デフォルトで、これらのボタンはエンコーダに割り当てられていません。Niagara SCX Web Interface を使用して、各ボタンを特定のエンコーダに設定します。これらのボタンを設定するコントロールは Encoder Preset A、Encoder Preset B、および Encoder Preset C ページにあります。
Encoder Preset A ページを開くと、EZStream A ボタンを設定するオプションが表示されます。このページには、エンコーダの前面パネルの図が表示されます。この図では、A ボタンがハイライトされており、ユーザは現在この EZStream ボタンにエンコーダを割り当てていることを認識できます。
このページには、[Select Encoder] フィールドと、[View All Encoders] ページを表示するためのリンクが表示されます。エンコーダがプリセットに割り当てられていた場合は、[View All Encoders] リンクの隣に [Edit] リンクも表示されます。
[Select Encoder] フィールドのドロップダウン メニューには Cisco Digital Media Encoder 2200 で利用可能なエンコーダがすべてリスト表示されます。
エンコーダを割り当てるには、リストからエンコーダを選択して、[Submit] ボタンをクリックします。
Web ページでは、Preset A EZStream ボタンが更新され、「Encoder Preset:A updated successfully」というメッセージが表示されます。
エンコーダ グラフィックの B と C ボタンをクリックして上記の手順を繰り返すことでエンコーダをこれらの EZStream ボタンに割り当てることができます。
(注) 1 つのエンコーダを同時に 2 つの EZStream ボタンに割り当てることはできません。エンコーダがすでにあるボタンに割り当てられており、それを別のボタンに割り当てると、最新のリクエストに応じてエンコーダと前のボタンの関連付けが解除されます。
A、B、および C ボタンにエンコーダを割り当てると、[All Encoders] ページの [Presets] 列が更新され、変更が反映されます。変更を反映するには、ページ下部の [All Encoders] リンクをクリックします。
EZStream ボタンにエンコーダを割り当てると、[Preset] ページ下部の [Edit] ボタンをクリックしてエンコーダ編集ページに移動できます。
My Cisco Digital Media Encoder 2200 ページに移動するには、Web ページ上部のメニューにある [Configuration] に移動して、ドロップダウン リストから [My Niagara Pro II] をクリックします。
My Cisco Digital Media Encoder 2200 ページには、ソフトウェアのバージョン、ネットワーク名、シリアル番号、ハード ドライブ設定に関する詳細が表示されます。このページ上のデータのほとんどは、情報提供を目的としており、変更できません。ただし、次の 2 つのフィールドは変更できます。
[Computer Name] フィールドには、現在のエンコーダのネットワーク名が表示されます。これは、 Niagara SCX Web Interface にアクセスするために Web ブラウザに入力した名前と同じものです。このフィールドの隣の [Click to change name] リンクをクリックすることによって、[Computer Name] を変更できます。
画面が更新され、[Computer Name] フィールドが編集可能なテキスト フィールドに変わります。エンコーダの新しい名前を入力します。
次に、ページ下部の [Submit] ボタンをクリックします。
ページが更新され、エンコーダをリブートするように要求されます。システムが再起動されるまで変更が適用されません。
[Reboot Now] リンクをクリックして、システムを再起動し、[Computer Name] の変更を適用します。
エンコーダの再起動中に、次のメッセージが Web Interface に表示されます。
(注) 再起動プロセスが完了するまでに約 2 分かかります。
エンコーダの再起動が完了すると、ログイン画面が表示されます。
(注) Web ブラウザを閉じてから再び Niagara SCX Web Interface にログインする場合は、指定した新しいコンピュータ名を使用してエンコーダにアクセスする必要があります。
エンコーダの プロパティ セクションには、[User Name] と [Serial Number] の 2 つのフィールドがあります。[User Name] フィールドのみが変更を許可されており、ユーザ パスワードを工場出荷時設定から変更できます。
[User Name] フィールドの [admin] リンクをクリックします。 Niagara SCX Web Interface のログイン パスワードを変更可能な新しい画面が表示されます。
(注) Niagara SCX Web Interface のユーザ名は変更できません。
[Password] フィールドに現在のパスワードを入力してから、[New Password] フィールドと [Confirm New Password] フィールドの両方に新しいパスワードを入力します。
(注) Niagara SCX Web Interface のパスワードは大文字と小文字が区別されます。
次に、[Change Password] ボタンをクリックします。次のような結果が表示されます。
(注) 新しいパスワードを使用して Web Interface にログインし直す必要があります。
パスワードを忘れたり、なくした場合は、[Restore Factory Defaults] オプションを実行することによって、デフォルト パスワードに復元できます。詳細については、「Restore Cisco Digital Media Encoder 2200 Factory Defaults」を参照してください。
Web ページ上部の [Configuration] リンクに移動して [Alerts] リンクをクリックすると Cisco Digital Media Encoder 2200 の [Alerts] ページを表示できます。
ストリーミングやその他の処理中に発生する可能性のあるアプリケーション アラートをエンコーダでどのように処理するかを制御できるページを次に示します。Cisco Digital Media Encoder 2200 ではオプションで、アラートが発生すると複数のユーザに E メールを送信することができます。アラームが発生すると、エンコーダの前面パネルのアラーム ライトが自動的に点灯します。
オプションで、アプリケーション アラームの発生時に特定の電子メール アドレスに電子メール アラートを送信できます。[Send Email] をオンにすると、この機能が有効になります。アラートを送信する電子メール アドレスと、電子メール サーバのユーザ名、パスワード、およびサーバ名を指定する必要があります。電子メール アラートを送信するための Cisco Digital Media Encoder 2200 の設定方法については、「システム構成設定」を参照してください。
[Light Alarm] チェックボックスをオンにすると、アラートが発生した場合に前面パネルのアラーム ライトを点灯するようにエンコーダに指示されます。
一覧表示されたアラートごとの設定を編集するには、変更するアラートの行に表示された [Edit] リンクをクリックします。この時点で、アラームを更新またはキャンセルするための選択肢が表示されることに注意してください。
更新する場合は、アラート設定を変更した後に [Update] リンクをクリックして設定を反映し、エンコーダの [Alerts] リストに戻ります。
[Network Properties] ページは、Web ページ上部の [Configuration] リンクに移動して [Network Properties] をクリックすることによって表示できます。
[Network Properties] ページには、現在のエンコーダのネットワーク インターフェイス カード(NIC)に関する設定の詳細が表示されます。
Cisco Digital Media Encoder 2200 には、1 ギガビット ネットワーク接続が 2 系統あります。各カードの現在のプロパティを表示するには、[Network Card(s)] フィールドのドロップダウン メニューで表示するカードを選択します。
[Advanced Settings] では、エンコーダのネットワーク名、MAC アドレス、およびサーバ IP アドレスの設定ができます。
エンコーダのネットワーク名がリンクになっています。このリンクをクリックすると、[My Encoder] ページに移動します。このページで、エンコーダのネットワーク名を変更できます。詳細については、「コンピュータ名」を参照してください。
[Active Network Link] フィールドには、選択されたネットワーク インターフェイス カードがネットワークに接続されているかどうかを示すアイコンが表示されます。
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[System Configuration Settings] ページでは、エンコーダのデフォルトのシステム設定を変更できます。Cisco Digital Media Encoder 2200 でアラート状態が発生したときに事前定義の電子メール アドレスに電子メールが送信できるように、電子メール設定を構成できます。システムのアイドル中にエンコーダの前面パネルに表示する情報をカスタマイズすることもできます。
このページでは、エンコーダを元の工場ディスク イメージに復元して、すべてのシステム設定を元の状態に戻すこともできます。[Restore Factory Defaults] オプションを使用すると、すべてのカスタム設定が削除されます。その完了には約 10 分かかります。
[Restore Factory Defaults] リンクをクリックしてプロセスを開始します。
次の画面に、実行しようとしているプロセスの詳細が表示されます。この時点でプロセスをキャンセルすることができます。
(注) [Restore Factory Defaults] では、エンコーダのプライマリ ディスク ドライブ(C:)が元のシステム イメージで再構築されます。ドライブ C: に保存されたすべてのカスタム設定とファイルが消去されます。このプロセスは元に戻すことができません。ただし、エンコーダの復元プロセスが完了したら、手動でカスタム設定を再入力できます。
(注) オーディオ ファイルとビデオ ファイルを保存するためのデフォルト ディレクトリは、D:¥AV Files¥ です。[Restore Factory Defaults] オプションを使用した場合は、ドライブ C: のみが再イメージ化されます。ドライブ D: 上のすべてのファイルとフォルダは保存されます。個人ファイルが削除されないようにするには、必ず、個人ファイルの保存にデフォルト ディレクトリのドライブ D を使用してください。
電子メールを送信するための SMTP 電子メール アカウントの設定方法がわからない場合は、ネットワーク管理者に支援を要請してください。
エンコーダの [Email Settings] を設定するために、次の情報を入力します。
• 電子メールを送信するアドレス(複数の電子メール アドレスはカンマで区切る)
(注) セキュリティ上の理由で、設定で指定したアカウント用のパスワードは表示されません。ただし、[Submit] ボタンのクリック後にこのフィールドが空白になりますが、パスワード情報は保存されています。
(注) このダイアログボックスで情報を変更した場合は、[Submit] ボタンをクリックする前に SMTP パスワードを再入力する必要があります。そうしなかった場合は、以前入力したパスワードが空白のエントリで上書きされます。
上述した情報の入力が完了したら、[Submit] ボタンをクリックして変更を保存します。
[Save and Send Test Email] リンクをクリックして、設定をテストできます。結果のページに、電子メール送信の成否が報告されます。
このセクションでは、エンコーダの前面パネルの LCD ディスプレイに表示される情報を変更できます。
表示する情報の隣にあるチェックボックスをオンにします。LCD にステータス情報とエンコーダ情報が交互に表示されるときにこの情報が表示されます。
LCD アイドル画面の上部にデフォルト メッセージの「System is Ready」が表示されます。このメッセージはカスタマイズできます。
(注) ドライブ D に存在しないディレクトリへのファイルの保存に関するリスクを認識していない場合は、デフォルト ディレクトリ設定を変更しないでください。エンコーダ上の別のドライブにファイルを保存して [Restore Factory Defaults] 機能を使用した場合は、そのファイルが削除される可能性があります。
(注) ファイルを保存できるストレージがあるのはドライブ D だけです。
(注) ドライブ C、E、および F は、エンコーダの処理プログラムでのみ使用されます。これらのドライブを変更した場合は、システムが回復不能な損傷を受け、保証が無効になる可能性があります。
デフォルトの AV フォルダは、エンコーダ プロファイルで [Save to File] オプションが選択されるたびに作成される AV ファイルが保存されるディレクトリです。AV ファイルを作成するためのエンコーダ プロファイルの設定方法については、「AVI エンコーダ設定」、「Flash エンコーダ設定」、「MPEG-4 エンコーダ設定」、「Real Encoder 設定(Helix)」、および「Windows Media Encoder 設定」にある [Save to File] オプションを参照してください。
アラート設定は [Alerts] ページにリンクされています。Alerts の詳細については、「Cisco Digital Media Encoder 2200 のアラート」を参照してください。
エンコーダが事前定義の最高温度レベルに達したときにアラートを有効にできます。このレベルを設定するには、[High Temperature Alert] ドロップダウン メニューで選択します。
[Activity Log] では、エンコーダの起動や停止などの一般的なアクティビティを含むすべての動作アクティビティが記録されます。[Activity Log] には警告とエラーを生成したアクティビティがすべて記録されます。
アクティビティはフィルタして [General] アクティビティ、[Warning] アクティビティ、または [Error] アクティビティのみを表示することができます。
エントリをすべて削除するには、[Clear Activity Log] ボタンをクリックします。
(注) アクティビティをログからクリアすると復元できません。
エンコーダの [Alerts] ページで定義されたアラートは、アラートが発生すると、すべて [View Alerts] ページにログされます。エンコーダの前面パネルにあるヘルプまたは [i] ボタン を使用してアラートをクリアすると、アラートは [View Alerts] ログ ページからクリアされます。
また、前面パネルの赤いアラーム インジケータ ライトが点灯すると、Cisco Digital Media Encoder 2200 システムからユーザにアラートを通知するように設定することもできます。この場合、アラートの内容を判別するにはヘルプまたは [i] ボタンを押すと、発生しているアラートがサイクル表示されます。
詳細については、「Niagara SCX Web Interface のヘルプまたは [i] ボタンとアラート設定」を参照してください。
エンコーダの前面パネルにあるヘルプまたは [i] ボタンを使用すると、Cisco Digital Media Encoder 2200 で発生しているアラートを表示できます。次はヘルプまたは [i] ボタンの図で、エンコーダの前面パネルにあります。ヘルプまたは [i] ボタンでは、システムに通知を要求したエンコーダ で発生するさまざまなアラートを表示できます。
(注) アラートは必ずしもエラーが発生したことを示すものではありません。Cisco Digital Media Encoder 2200 で発生するエラーとは関係ないシステムの変更を通知するように指定することも可能です。たとえば、エンコーダの起動時またはエンコーダの停止時に通知を送信するように設定することもできます。
発生しているアラートを表示するには、エンコーダまたは Niagara SCX Web Interface を使用して確認することができます。Web Interface を使用する場合、Niagara SCX Web Interface の 1 ページ目で [View Alerts] を表示できます(次の図を参照)。
アラートはすべて Niagara SCX Web Interface で次のように表示されます。
アラートは [Clear Alerts] ボタンをクリックするまで Niagara SCX Web Interface で表示できます。
アラートを表示するには、[NiagaraPro Alerts] を選択してシステムからアラートを送信するように事前に設定しておく必要があります。
これにより、次の画面が表示されます。通知するアラートを設定するには、アラートのタイプの横にある通知方法をクリックします。アラートを通知することができるのは、例外、エンコーダ エラー、エンコーダの起動、エンコーダの停止、アラーム テスト、SCX サービスの停止、SCX サービスの開始、および高温アラートなど次に表示されるアラートに加えて、ユーザが設定したその他のアラートも通知できます。
アラートの受信方法をシステム設定で指定するには、次の図を参照してください。[System Configuration] をクリックします。
E メール アラートを受信する場合は、ネットワーク管理者に問い合わせて E メール設定を設定してください。
また、前面パネルの赤い アラーム インジケータ ライト が点灯するとCisco Digital Media Encoder 2200 システムからユーザにアラートを通知するように設定することもできます。この場合、アラートの内容を確認するには、ヘルプまたは [i] ボタンをクリックします。これにより、発生しているアラートがサイクル表示されます。次の画面ではアラート画面の例を示します。
エンコーダがアイドル状態の場合、アラートがすべて表示されるまでサイクル表示され、すべて表示されてると画面は通常のシステム サイクル表示に戻ります。以降、アラートはエンコーダに表示されません。