この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
『Quick Start Guide』の説明のように、BE 6000 サーバがラックに取り付けられ、電源装置に接続され、データ ネットワークに接続されていること、およびモニタとキーボードがサーバに接続されていることを確認します。
ESXi ホスト(VMware ハイパーバイザ)をカスタマイズして vSphere クライアントからリモート アクセスを有効にするには、次の手順に従います。
BE 6000 上のアプリケーションの中には、有効な NTP サーバのサービスを必要とするものがあります。 次の手順に従って、ESXi ホストにアクセスし、NTP を設定し、NIC チーミング機能を使用してネットワーク インターフェイス カード(NIC)の耐障害性を設定し、データ ストアを参照して事前にロードされコラボレーション アプリケーション ソフトウェアを確認します。
仮想マシンを展開します。
Cisco Business Edition 6000 には、選択された一部のコラボレーション ソフトウェア、ライセンス ファイルおよび Open Virtualization Archive(OVA)ファイルが付属し、これらはデータ ストアにプリロードされます。 データ ストアにプリロードされるファイル タイプの基礎知識として、次の点を考慮してください。
ISO ファイルは、以前アプリケーション ソフトウェアを配布するために使用されていた DVD イメージです。
Open Virtualization Archive(OVA)は、".ova" 拡張子が付くファイルで、仮想マシンのテンプレートをパッケージ化および配布するために使用されます。
一部の OVA ファイルも、仮想マシン上にプレインストールされたアプリケーション ソフトウェアを含む場合があります。 この場合、ISO イメージは必要ではありません(たとえば、表 1 にリスト表示されている cpc-provisioning-9.5.0-245-small.ova)。
OVA ファイルの中には、プレインストールされたソフトウェア アプリケーションがないものもあります。 この場合、データストアで提供される ISO ファイルを使用してソフトウェアをインストールする必要があります(たとえば、表 1 にリスト表示されている cucm_9.1_vmv8_v1.7.ova および関連 ISO ファイル Bootable_UCSInstall_UCOS_9.1.2.10000-28.sgn.iso)。
アプリケーション |
ファイル |
説明 |
---|---|---|
Cisco Prime Collaboration Provisioning |
cpc-provisioning-9.5.0-245-small.ova |
プレインストールされた OVA テンプレート |
PCP90BE6K.lic |
ライセンス ファイル |
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batchProvisioningSamples.zip |
バッチ プロビジョニング テンプレートの収集 |
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OpenSSL1.0.0e-PC-Linux.zip |
SSL または TLS アクセスを PCP に追加するためのセキュリティ モジュール |
|
PCPReadme.docx |
ライセンスを適用するためのガイド |
|
Cisco Unified Communication Manager |
cucm_9.1_vmv8_v1.7.ova |
ブランク OVA テンプレート |
9.1.2.10000-28-recovery.iso |
Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection システム リカバリ イメージ |
|
Bootable_UCSInstall_UCOS_9.1.2.10000-28.sgn.iso |
Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection ソフトウェア |
|
Cisco Unity Connection |
CUC_9.1_vmv8_v1.5.ova |
ブランク OVA テンプレート |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service |
cucm_im_p_9.x_vmv8_v1.1.ova |
ブランク OVA テンプレート |
9.1.1.30000-3-recovery.iso |
IM and Presence Service リカバリ イメージ |
|
Bootable_UCSInstall_CUP_9.1.1.30000-3.sgn.iso |
IM and Presence Service ソフトウェア |
|
Cisco Unified Contact Center Express |
UCCX_9.0_vmv8_v2.3.ova |
ブランク OVA テンプレート |
ccx90_enh_demo.lic |
Enhanced デモ ライセンス |
|
ccx90_ivr_demo.lic |
IVR デモ ライセンス |
|
ccx90_pre_demo.lic |
プレミアム デモ ライセンス |
|
ccx90_std_demo.lic |
標準デモ ライセンス |
|
Bootable_UCSInstall_UCCX_9_0_2_UCOS_9.0.2.10000-71.sgn.iso |
Unified Contact Center Express ソフトウェア |
|
Cisco Emergency Responder |
cer_9.0_vmv8_v1.5.ova |
ブランク OVA テンプレート |
9.0.2.10000-1-recovery.iso |
Cisco Emergency Responder システム リカバリ イメージ |
|
Bootable_UCSInstall_CER_9.0.2.10000-1.sgn.iso |
Cisco Emergency Responder ソフトウェア |
|
Cisco Video Communication Server |
s42700x7_2_2_BE6K.ova |
プレインストールされた OVA テンプレート |
Cisco Paging Server |
CiscoPagingServer_8.4.1.ova |
プレインストールされた OVA テンプレート |
InstallUserGuide.pdf |
インストレーション ガイド |
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QuickStartGuide.pdf |
クイック スタート ガイド |
|
AdminGuide.pdf |
管理者ガイド |
|
ReleaseNotes.pdf |
リリース ノート |
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VMWare Hypervisor |
ESXi-5.1.0-1065491-custom-Cisco-5.1.1.1.iso |
シスコによってカスタマイズされたハイパーバイザ |
表 1 にリスト表示されているアプリケーション用の仮想マシンを展開するには、次の手順に従ってください。 OVA テンプレート ファイルは、特定アプリケーションの仮想マシンを定義します。
ステップ 1 |
vSphere クライアント上で、 に移動します。 [Deploy OVF Template] 画面が起動されます。 |
ステップ 2 | PC 上でソースの OVA テンプレート ファイルを参照し、選択します。 アプリケーションとファイル名のマッピングについては、表 1 を参照してください。 |
ステップ 3 | 引き続き [Next] をクリックして、ライセンス契約およびデフォルト値を受諾します。 |
ステップ 4 | 展開を設定します。 |
ステップ 5 | VCS および Paging サーバに、わかりやすい名前を指定します。 |
必要な仮想マシンをすべて展開した後、個々のコラボレーション アプリケーションをインストールします。
指定した仮想マシン上でアプリケーションをインストールおよびセット アップするには、次の手順に従ってください。
各アプリケーションに必要なおおよその時間は次のとおりです。
(注) |
ステップ 1 | データ ネットワーク管理者に問い合わせて、"準備"で説明したネットワーク情報を確実に収集します。 | ||
ステップ 2 | 必要な時間を最小限にするために、アプリケーションのインストール順序を計画します。 | ||
ステップ 3 |
vSphere クライアント上で、アプリケーションの仮想マシンを選択します。 クライアントは、パネル名をアプリケーション名に変更し、"Getting Started" という名前のタブをもう 1 つ追加します。 図 12 と図 13 を比較します。 図 13 に示すように、右クリックしてアクション メニューを開きます。
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ステップ 4 |
ブランク OVA テンプレートを使用して展開された VM では、電源オン時にアプリケーション ソフトウェアの ISO イメージを接続するように仮想マシンの設定を編集する必要があります。 Unified Communications Manager と Cisco Unity Connection は、同じ ISO ファイルを使用することに注意してください(表 1 参照)。
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ステップ 5 |
図 13 に示すように、右クリック メニューで [Edit Settings…] を選択します。 図 14 に示すように、[Virtual Machines Properties] 編集画面が表示されます。 |
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ステップ 6 |
各アプリケーションのインストールを開始するには、次の手順に従ってください。インストールはステップ 2. にリスト表示されている時間で自動的に続行されます。
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必要なすべてのアプリケーションをインストール後に、Web ブラウザを使用してアプリケーションにアクセスし、一部のアプリケーションの初期設定を行います。
次は、Cisco Unified Communications Manager(ブランク OVA)および Cisco Video Communications Server(プレインストール OVA)をインストールする手順です。
ステップ 1 | 図 13 に示すように、電源をオンにし、仮想マシンのコンソールを開きます。 | ||
ステップ 2 | [DVD Found] ウィンドウで、メディア チェックに対して [No] を選択します。 | ||
ステップ 3 |
[Product Deployment Selection] ウィンドウでは、[Cisco Unified Communications Manager] を選択し、[OK] を選択します。 最後に、次の [Proceed with Install] ウィンドウで [Yes] を選択します。
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ステップ 4 | 次の操作を行ってください。 | ||
ステップ 5 |
DHCP に対して [No] を選択します。 [Static Network Configuration] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 6 | ホスト名(CUCM など)、IP アドレス、IP マスク、およびゲートウェイ アドレスを入力し、[OK] を選択します。 DNS クライアントに対して [Yes] を選択し、その後に次のウィンドウで DNS サーバ情報を入力します。 | ||
ステップ 7 | 次の 2 つのウィンドウで管理ログイン情報および組織情報を設定するように求められ、続いてサーバが最初のノードであるかどうかが確認されます。ほとんどの場合、[Yes] を選択します。 | ||
ステップ 8 | 次のウィンドウで、ネットワーク接続性テストに対して [No] を選択して、再びホスト名、IP アドレス、およびセキュリティ パスワードを提示します。 最後に、有効で到達可能な NTP サーバを指定します。 | ||
ステップ 9 | 次の 2 つウィンドウで、セキュリティ パスワードおよび SMTP サーバ情報を設定するように求められます。 最後に、アプリケーション ユーザ情報が要求され、最後のウィンドウ プラットフォーム設定の確認が続きます。 [OK] を選択すると、インストールが続行され、コンソールのユーザ操作なしで約 60 分間続きます。 コンソールのログイン プロンプトが表示されたら、Web ブラウザで Unified Communications Manager の IP アドレスにアクセスします。 |
ステップ 1 | 図 13 に示すように、電源をオンにし、仮想マシンのコンソールを開きます。 |
ステップ 2 | ログイン プロンプトでユーザ名として admin、パスワードとして TANDBERG を入力します。 |
ステップ 3 | 実行インストール ウィザードのプロンプトで、y を入力して、Enter キーを押します。 |
ステップ 4 | パスワードを変更するには、Y を入力して、Enter キーを押し、プロンプトに新しいパスワードを入力して、Enter キーを押します。 |
ステップ 5 | 次の一連のプロンプトはネットワーク情報に関するものです。 IP プロトコル(デフォルトは IPv4)を選択し、IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイ アドレスを指定します。 最後に、LAN のイーサネット速度を選択します(デフォルトは auto)。 |
ステップ 6 | SSH(セキュア シェル)の実行デーモンに対して、Y を入力し、Enter キーを押します。 |
ステップ 7 | すぐに再起動のプロンプトで、y を入力して、Enter キーを押します。 |
ステップ 8 | システムを再起動した後に、Web ブラウザで Cisco Video Communication Server にアクセスします。 |