この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco IP Phone 7940 および 7960 は、コンピュータで使用するデータ ネットワークで音声通信を行うためのすべての機能が搭載された電話機です。この電話機を使用してコールの発信および受信、保留、短縮ダイヤル番号、転送、会議コールの開設などの機能を使用できます。
基本的なコール処理のほかに、この電話機では、コール処理機能を拡張およびカスタマイズできる特殊(詳細)なテレフォニー機能をサポートしています。
Cisco IP Phone には、次の機能が備わっています。
• ネットワーク データおよびネットワーク サービスへのアクセス:電話機から特殊な Web ベースのサービスにアクセスできます。
• ユーザ オプション Web ページからのオンライン制御:コンピュータで Web ブラウザを使用して、電話機の機能をカスタマイズできます。
• オンライン ヘルプ システム:機能、ボタン、ソフトキー、およびメニュー項目に関する情報を電話機から直接入手できます。
Cisco IP Phone には、次のハードウェア機能が備わっています。
• メッセージ、ディレクトリ、サービス、および設定にアクセスするための 4 つの機能ボタン
• 電話回線、機能、短縮ダイヤル番号、およびサービス用のプログラマブル ボタン
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電話機の機能を表示します。「電話スクリーンの機能」を参照してください。 |
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[ディレクトリ]メニューを開閉します。履歴および社内ディレクトリにアクセスするために使用します。「履歴およびディレクトリの使用」を参照してください。 |
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[ヘルプ]メニューをアクティブにします。「電話機に関するヘルプの表示」を参照してください。 |
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[セッテイ]メニューを開閉します。電話スクリーンのコントラストおよび呼出音を制御するために使用します。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。 |
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音量およびその他の設定を制御します。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。 |
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[サービス]メニューを開閉します。「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照してください。 |
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サービスによって異なりますが、通常はボイス メッセージ サービスに自動ダイヤルします。「ボイス メッセージへのアクセス」を参照してください。 |
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メニューのスクロールや項目の強調表示に使用します。ソフトキーと組み合せて、強調表示された項目をアクティブにすることができます。 |
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次の図は、アクティブなコールが 1 つ存在するメインの電話スクリーンの外観を示しています。また次の表は、電話スクリーンの機能の概要を示しています。
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電話回線:それぞれ 1 つの回線ボタンに対応しています。電話機には、回線が 1 本しか割り当てられていない場合も、複数割り当てられている場合もあります。 短縮ダイヤル番号:それぞれ 1 つの短縮ダイヤル ボタンに対応しています。詳細については、「短縮ダイヤル機能の設定」を参照してください。 |
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強調表示されている回線の現在のコールについて、発信者 ID、通話時間、コールの状態などの詳細情報を表示します。上の図では、回線「6060」が強調表示されています。関連する情報については、「コールの表示とコール間の切り替え」を参照してください。 |
Cisco IP Phone の操作方法および利用可能な機能は、お客様の社内で使用されるコール処理エージェント、またお客様の社内の電話機サポート チームが電話機システムを設定した内容により異なることがあります。このため、この電話ガイドに記載されている機能の一部がお使いの電話機システムで利用できない、または動作が異なる場合があります。操作方法や機能のアベイラビリティについて確認する場合は、お客様の社内のサポート デスクまたはシステム管理者にお問い合せください。
このガイドラインは、Cisco IP Phone でのコールの処理、およびメニューのナビゲートに役立ちます。
電話機がオンフックかオフフックかによって、電話機の作業や操作手順が異なることがあります。
• オンフック:電話機のハンドセットが受け台に置かれている状態。アクティブになっているコールはなく、アクティブなダイヤル トーンも聞こえません。電話機には、オンフック ダイヤル(電話番号を入力または選択してからコールをアクティブにできる機能)が備わっています。電話機がオンフックになっている場合、 のアイコンが各電話回線の横に表示されます。
• オフフック:電話機のハンドセットが受け台から取り上げられているか、スピーカフォンがアクティブ、またはその他の方法によってダイヤル トーンが聞こえ、着信コールに応答できる状態です。電話機がオフフックになっている場合、 のアイコンが該当する電話回線の横に表示されます。
電話機の回線とコールを混同してしまうことがあります。混同しないためのヒントを次に示します。
Cisco IP Phone 7960 は最大 6 本、Cisco IP Phone 7940 は最大 2 本の回線をサポートします。電話機で使用可能な回線の数は、システム管理者が電話機のプログラマブル ボタンに設定した内容によって異なります。電話機に割り当てられた回線の数は、電話スクリーンの回線領域で確認します。電話機の回線の数は、割り当てられた電話番号の数と同じです。
各回線では、複数のコールをサポートできます。つまり、1 本の電話回線で複数のコールを処理できます。デフォルトでは、1 本の回線に 4 つのコールが設定されますが、システム管理者はこの数を必要に応じて調整できます。回線の数にかかわらず、1 台の電話機で一度に最大 200 のコールがサポートされます。
電話機には、コールの状態(保留中か、呼び出し中か、接続中かなど)を判断するために役立つアイコンが表示されます。コールの状態を示すアイコンは、コール アクティビティ領域内で対応するコールの横に表示されます。
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いずれかの回線で着信コールの呼出音が鳴っています。詳細については、「コールへの応答」を参照してください。 |
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通話相手の回線で発信コールの呼出音が鳴っています。詳細については、「コールの発信」を参照してください。 |
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コールが保留されています。このアイコンが電話回線の横に表示されている場合、その回線のコールがすべて保留されていることを示します。 |
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共有回線の別の電話機に接続コールがあります。詳細については、「共有回線の使用」を参照してください。 |
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このアイコンの説明については、「安全なコールの送受信」を参照してください。 |
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このアイコンの説明については、「安全なコールの送受信」を参照してください。 |
電話機の機能の多くは、その機能の対象となるコールが選択されていることを前提にしています。たとえば、4 つのコールを保留にしている状態で、そのうちの 2 つだけを会議コールに参加させるとします。この場合は、会議コールに追加するコールを選択してから、機能を有効にします。
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ナビゲーション ボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。強調表示されているコールは、他のコールよりも少し濃く表示されます。 |
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ナビゲーション ボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。選択されたコールは で示され、コールのリストでまとめて表示されます。 |
次に示すヒントは、1 本または複数の回線でコールを切り替えるときに役立ちます。切り替え先のコールが自動的に強調表示されない場合は、ナビゲーション ボタンを使用してそのコールまでスクロールします。
• アクティブとなり得るコールは 1 つなので、他のコールは自動的に保留状態になります。
• 同じ回線に複数のコールがある場合は、優先順位が最も高く、通話時間の最も長いコールがコールのリストの先頭に表示されます。「重要なコールの優先順位付け」を参照してください。
• 同じタイプのコールは、コールのリストでまとめて表示されます。たとえば、相互に通話したコールは先頭付近に、選択されたコールはその次に、そしてまだ応答していないコールは末尾付近にまとめて表示されます。
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ナビゲーション ボタンを押して、リストの項目を強調表示します。対応するソフトキー( [センタク] や [ダイヤル] など)を押して、操作を終了します。 |
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キーパッドで該当する番号を何度か押して、ポップアップ メニューから文字(大文字/小文字の区別を含む)を選択します。休止すると、カーソルが自動的に先へ移動し、次の文字を入力できる状態になります。 |
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文字や数字を 1 つ削除するには、 << または [サクジョ] を押します。 >> を押すと、カーソルが右に移動します。 |
Cisco IP Phone には、固有のボタンや機能を備えた、その場で情報を入手できるヘルプが用意されています。ヘルプの項目は電話スクリーンに表示されます。次の表に詳細を示します。
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電話機によっては、アイコンではなく文字が表示されたボタンを備えている場合があります。ただし、この電話ガイドでは、アイコンの付いたボタンの図を使用しています。このガイドで使用されているボタン アイコンの説明については、「ボタンとハードウェア」、またはこのガイドの冒頭にあるはぎ取り式のクイック リファレンス カードの「ボタンの機能」を参照してください。