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この付録では、Cisco Unified Communications オペレーティング システム サーバで使用可能な CLI コマンドについて説明します。
Cisco Unified Communications オペレーティング システムの CLI には、次の方法でリモートまたはローカルのロケーションからアクセスできます。
• Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページ用ワークステーションなどの Web クライアント ワークステーションからは、SSH を使用して Cisco Unified Communications オペレーティング システムとセキュア接続を確立できます。
• Cisco Unified Communications オペレーティング システムの CLI には、インストール時に使用したモニタとキーボードから直接アクセスしたり、シリアル ポートに接続されているターミナル サーバを使用してアクセスしたりできます。この方法は、IP アドレスに問題がある場合に行ってください。
次の情報が設定された状態でインストールされていることを確認します。
これらの情報は、Cisco IPT Platform にログインするために必要になります。
• リモート システムから、SSH を使用して Cisco IPT Platform にセキュア接続します。SSH クライアントで次のように入力します。
adminname には管理者 ID を指定し、 hostname にはインストール中に定義したホスト名を指定します。
CLI のプロンプトが表示されます。このプロンプトは管理者 ID を表します。たとえば、次のように表示されます。
ここでは、コマンドライン インターフェイスを使用するための基本的なヒントを示します。
コマンドを補完するには、次のように Tab キーを使用します。
• コマンドの開始部分を入力し、Tab キーを押すと、コマンドが補完されます。たとえば、se と入力してから Tab キーを押すと、set が補完されます。
• コマンド名をすべて入力してから Tab キーを押すと、使用可能なすべてのコマンドまたはサブコマンドが表示されます。たとえば、set を入力し、Tab キーを押すと、すべての set のサブコマンドが表示されます。* は、このコマンドにサブコマンドがあることを示します。
• コマンドに達してから Tab キーを押し続けると、現在のコマンドラインが繰り返されます。これ以外に追加の拡張はありません。
任意のコマンドのヘルプを、次の 2 種類の形式で取得できます。
CLI プロンプトから詳細なヘルプを取得するには、次のように入力します。
command には、コマンド名またはコマンドとパラメータを指定します。例A-1 を参照してください。
CLI プロンプトからコマンド構文のみを照会するには、次のように入力します。
command には、コマンド名またはコマンドとパラメータを指定します。例A-2 を参照してください。
(注) set などのメニュー コマンドの後に ? を入力すると、Tab キーを押した場合と同じ結果が得られ、使用可能なコマンドがリスト表示されます。
CLI プロンプトで quit を入力します。リモートからログインしている場合は、ログオフすると ssh セッションが終了します。ローカルからログインしている場合は、ログオフするとログイン プロンプトに戻ります。
次の各項では、Cisco Unified Communications オペレーティング システムで使用可能な CLI コマンドとその説明を示します。
• ip-address は削除する DNS サーバの IP アドレスを表します。
association policy name { ALL | association-name }
• policy-name は IPSec ポリシーを表します。
delete process process-id [ force | terminate | crash ]
• process-id はプロセスの ID 番号を表します。
• terminate :オペレーティング システムにプロセスを停止するよう指示します。
• crash :プロセスをクラッシュさせクラッシュ ダンプを生成します。
(注) コマンドだけではプロセスを削除できない場合に限り force オプションを使用し、force オプションでプロセスを削除できない場合に限り terminate オプションを使用してください。
/usr ディレクトリ ツリーのファイルやディレクトリが、最後のフレッシュ インストールまたはアップグレード以降に、追加、削除、またはサイズ変更されていないかを調べ、結果を表示します。
file check [ detection-size-kb ]
detection-size-kb には、ファイルの変更をコマンドが表示するのに必要な最小ファイル サイズの変更を指定します。
コマンドから、システムのパフォーマンスに影響する可能性があることがユーザに通知され、続行するかどうかの確認が求められます。
結果には、削除されたファイルと新たに追加されたファイルの両方が表示されます。
activelog directory/filename [ detail ] [ noconfirm ]
inactivelog directory/filename [ detail ] [ noconfirm ]
install directory/filename [ detail ] [ noconfirm ]
tftp directory/filename [ detail ]
• activelog は、アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog はアクティブでない側のログを指定します。
• directory/filename は削除するファイルのパスとファイル名を指定します。 filename にはワイルドカード文字の * を使用できます。
• detail :削除したファイル名を削除した日付/時刻とともにリスト表示します。
• noconfirm :削除のたびに確認を求めずにファイルを削除します。
アクティブでない側で TFTP データ ファイルを削除すると、アクティブでない側にバージョンを切り替えるときにファイルを手動で復元しなければならない場合があります。
ファイルの内容を 1 回に 1 ページずつ画面にダンプします。
activelog directory/filename [ detail ] [ hex ]
inactivelog directory/filename [ detail ] [ hex ]
install directory/filename [ detail ] [ hex ]
tftp directory/filename [ detail ] [ hex ]
• activelog は、アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog はアクティブでない側のログを指定します。
• directory/filename はダンプするファイルのパスとファイル名を指定します。 filename には、ファイルを 1 つ解決する場合に限り、ワイルドカード文字の * を使用できます。
ファイル _cdrIndex.idx の内容をダンプします。
activelog directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
inactivelog directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
install directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
tftp directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
• activelog は、アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog はアクティブでない側のログを指定します。
• directory/filename は削除するファイルのパスを指定します。 filename には、ファイルを 1 つ解決する場合に限り、ワイルドカード文字の * を使用できます。
• abstime :絶対表記による時間の期間。 hh:mm:MM/DD/YY hh:mm:MM/DD/YY の形式で指定します。
• reltime :相対表記による時間の期間。 minutes | hours | days | weeks | months value の形式で指定します。
• match :ファイル名を特定のストリングと照合します。 string value の形式で指定します。
• recurs :サブディレクトリのファイルを含め、すべてのファイルを取得します。
コマンドで指定のファイルが識別された後、SFTP ホスト、ユーザ名、パスワードの入力を求められます。
activelog オペレーティング システム ディレクトリでストリング「plat」に一致するすべてのファイルを取得します。
特定の期間に記録されたすべてのオペレーティング システム ログ ファイルを取得します。
使用可能なログ ディレクトリにあるログ ファイルをリスト表示します。
activelog directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
inactivelog directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
install directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
tftp directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
• activelog は、アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog はアクティブでない側のログを指定します。
• directory はリスト表示するディレクトリのパスを指定します。 directory には、ディレクトリ 1 つが解決される場合に限り、ワイルドカード文字の * を指定できます。
• detail :日付/時刻とともに詳細なリストを表示します。
オペレーティング システムのログ ファイルを詳細情報とともにリスト表示します。
指定のディレクトリにある CDR ファイルをサイズでリスト表示します。
ログの内容を検索し、一致する行を 1 回に 1 ページずつ表示します。
activelog directory/filename reg-exp [ abstime hh : mm : ss mm / dd / yyyy hh : mm : ss mm / dd / yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
inactivelog directory/filename reg-exp [ abstime hh : mm : ss mm / dd / yyyy hh : mm : ss mm / dd / yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
install directory/filename reg-exp [ abstime hh : mm : ss mm / dd / yyyy hh : mm : ss mm / dd / yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
tftp directory/filename reg-exp [ abstime hh : mm : ss mm / dd / yyyy hh : mm : ss mm / dd / yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
• activelog は、アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog はアクティブでない側のログを指定します。
• directory/filename は検索するファイルのパスを指定します。ワイルドカード文字の * を使用してファイル名のすべてまたは一部を表すことができます。
• abstime :検索するファイルを作成時刻で指定します。開始時刻と終了時刻を入力します。
• days|hours|minutes :ファイルの生存時間の表記を、日数、時間数、分数のいずれにするか指定します。
• ignorecase :検索時に大文字と小文字を区別しません。
• reltime :検索するファイルを作成時刻で指定します。検索するファイルの生存時間を入力します。
• hh : mm : ss mm / dd / yyyy :「時:分:秒 月/日/年」の形式による絶対時間です。
• timevalue :検索するファイルの生存時間です。この値の単位は、{ days | hours | minutes } オプションで指定します。
検索用語は正規表現の形式で記述します。正規表現とは、検索パターンを記述した特殊なテキスト ストリングです。
1 ファイルでのみこの検索用語が見つかった場合、ファイル名が出力の最初に表示されます。複数のファイルでこの検索用語が見つかった場合、出力の各行が、一致した行を含むファイルの名前で始まります。
activelog directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
inactivelog directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
install directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
tftp directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
• activelog は、アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog はアクティブでない側のログを指定します。
• directory/filename は末尾を表示するファイルのパスを指定します。ファイル名には、ファイルを 1 つ解決する場合に限り、ワイルドカード文字の * を使用できます。
• detail :日付/時刻とともに詳細なリストを表示します。
オペレーティング システムの CLI ログ ファイルの末尾を表示します。
inactivelog directory/filename
• activelog は、アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog はアクティブでない側のログを指定します。
• directory/filename は表示するファイルのパスを指定します。 filename には、ファイルを 1 つ解決する場合に限り、ワイルドカード文字の * を使用できます。
• sql_statement は実行する SQL コマンドを表します。
CLI のコマンド プロンプトを変更し、実行済みの CLI コマンド数を表示するようにします。
set commandcount { enable | disable }
association policy-name { ALL | association-name }
• policy-name は IPSec ポリシーを表します。
イーサネット インターフェイス 0 の DHCP を有効または無効にします。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。
set network dhcp eth0 { enable | disable }
• eth0 は、イーサネット インターフェイス 0 を指定します。
プライマリまたはセカンダリの DNS サーバの IP アドレスを設定します。
set network dns { primary | secondary } ip-address
• ip-address はプライマリまたはセカンダリの DNS サーバの IP アドレスを表します。
set network dns options [ timeout seconds ] [ attempts number ] [ rotate ]
• timeout は DNS 要求のタイムアウトを設定します。
• attempts は終了するまでの DNS 要求の試行回数を設定します。
• rotate は設定されている DNS サーバ間でシステムを巡回させることで負荷を分散します。
set network domain domain-name
• domain-name は割り当てるシステム ドメインを表します。
Media Convergence Server のネットワーク インターフェイス カードのネットワーク耐障害性を有効または無効にします。
set network gateway ip-address
• ip-address は割り当てるネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを表します。
イーサネット インターフェイス 0 の IP アドレスを設定します。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。
set network ip eth0 ip-address ip-mask
• eth0 は、イーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• ip-address は割り当てる IP アドレスを表します。
イーサネット インターフェイス 0 のプロパティを設定します。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。
set network nic eth0 [ auto en | dis ] [ speed 10 | 100 ] [ duplex half | full ]
• eth0 は、イーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• auto は自動ネゴシエーションを、有効と無効のどちらかに指定します。
• speed はイーサネット接続の速度を、10 Mbps と 100 Mbps のどちらかに指定します。
(注) 1 回に有効にできるアクティブな NIC は 1 つのみです。
Path MTU Discovery を有効または無効にします。
set network pmtud [ enable | disable ]
• enable は Path MTU Discovery(PMTUD; パス MTU ディスカバリ)を有効にします。
• disable は Path MTU Discovery を無効にします。
イーサネット 0 のステータスを up または down に設定します。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。
set network status eth0 { up | down }
• eth0 は、イーサネット インターフェイス 0 を指定します。
管理者用のパスワードとセキュリティ パスワードを変更できます。
set password { admin | security }
• eth0 は、イーサネット インターフェイス 0 を指定します。
ユーザに新旧 2 種類のパスワードを入力するように要求します。
新しい時間帯を一意に識別するのに十分な文字を入力してください。時間帯で使用する文字は、大文字と小文字が区別されることに注意が必要です。
• tname はトレースを有効または無効にするタスクを表します。
• enable Error はタスクのトレース設定をエラー レベルに設定します。
• enable Special はタスクのトレース設定を特別レベルに設定します。
• enable State_Transition はタスクのトレース設定を状態遷移レベルに設定します。
• enable Significant はタスクのトレース設定を最上位レベルに設定します。
• enable Entry_exit はタスクのトレース設定を entry_exit レベルに設定します。
• enable Arbitrary はタスクのトレース設定を任意レベルに設定します。
オペレーティング システムに関する Web セキュリティ証明書情報を設定します。
アクティブなログ、非アクティブなログ、インストール用のログに作業ディレクトリを設定します。
• activelog はアクティブなログの作業ディレクトリを設定します。
• inactivelog は非アクティブなログの作業ディレクトリを設定します。
• install はインストール ログの作業ディレクトリを設定します。
• tftp は TFTP ファイルの作業ディレクトリを設定します。
• fans :ファン プローブによって収集された情報を表示します。
show firewall list [ detail ] [ page ] [ file filename ]
• detail :システムで使用可能なすべてのデバイスに関する詳細な統計情報を表示します。
• page :出力を 1 回に 1 ページずつ表示します。
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションは情報を platform/cli/filename.txt に保存します。ファイル名に文字「.」が含まれていないことを確認してください。
プラットフォームのハードウェアに関する次の情報を表示します。
information policy association
• policy はノードのすべての IPSec ポリシーを表示します。
• association はポリシーのアソシエーション リストとステータスを表示します。
• information はポリシーのアソシエーションの詳細とステータスを表示します。
• status は、システムに定義されているすべての IPsec トンネルのステータスを表示します。
• policy は特定の IPSec ポリシーの名前を表します。
• association はアソシエーション名を表します。
module [ ALL | module_number ]
• count :システム上のメモリ モジュール数を表示します。
• module :各メモリ モジュールの詳細情報を表示します。
status [ detail ] [ listen ] [ process ] [ all ] [ nodns ] [ search stext ]
• failover はネットワークの耐障害性情報を指定します。
• route はネットワークのルーティング情報を指定します。
• status はアクティブなインターネット接続を指定します。
• ip_conntrack は ip_conntrack 使用状況の情報を指定します。
• max_ip_conntrack は max_ip_conntrack 情報を指定します。
• dhcp eth0 status は DHCP のステータス情報を表示します。
• page :情報を 1 回に 1 ページずつ表示します。
• process :各ソケットが属するプログラムのプロセス ID と名前を表示します。
• all :リスニング ソケットと非リスニング ソケットの両方を表示します。
• nodns :DNS 情報を除く数字アドレスを表示します。
• search stext :出力中の stext を検索します。
eth0 パラメータはイーサネット ポート 0 の設定(DHCP と DNS の設定とオプションも含む)を表示します。
システムのオープン ファイルとオープン ポートを表示します。
files [ all ] [ process processID ] [ regexp reg_exp ]
ports [ all ] [ regexp reg_exp ]
• files はシステムのオープン ファイルを表示します。
• all :オープンしているすべてのファイルとポートを表示します。
• process :指定のプロセスに属するオープン ファイルを表示します。
name はパッケージ名を表します。アクティブまたは非アクティブなすべてのパッケージを表示するには、ワイルドカード文字の * を使用します。
指定の perfmon カウンタについて説明するテキストを表示します。
show perf counterhelp class-name counter-name
• class-name はカウンタを含むクラス名を表します。
• counter-name は表示するカウンタを表します。
(注) クラス名またはカウンタ名に空白が含まれている場合は、名前を二重引用符で囲みます。
perfmon クラスまたはオブジェクトをリスト表示します。
show perf list classes [ cat category ] [ detail ]
指定した perfmon クラスの perfmon カウンタをリスト表示します。
list counters class-name [ detail ]
class-name はカウンタをリスト表示する perfmon クラス名を表します。
(注) クラス名またはカウンタ名に空白が含まれている場合は、名前を二重引用符で囲みます。
指定した perfmon クラスの perfmon インスタンスをリスト表示します。
list instances class-name [ detail ]
class-name はカウンタをリスト表示する perfmon クラス名を表します。
(注) クラス名に空白が含まれている場合は、名前を二重引用符で囲みます。
perfmon クラスを照会してすべてのインスタンスと各インスタンスのカウンタ値を表示します。
show perf query class class-name [, class-name ...]
class-name は照会する perfmon クラスを指定します。1 コマンドにつき最大 5 クラスまで指定できます。
(注) クラス名に空白が含まれている場合は、名前を二重引用符で囲みます。
指定したカウンタを照会し、すべてのインスタンスのカウンタ値を表示します。
show perf query counter class-name counter-name [, counter-name ...]
• class-name は照会する perfmon クラスを指定します。
• counter-name は表示するカウンタを指定します。1 コマンドにつき最大 5 カウンタまで指定できます。
(注) クラス名またはカウンタ名に空白が含まれている場合は、名前を二重引用符で囲みます。
指定したインスタンスを照会し、そのすべてのカウンタ値を表示します。
show perf query instance class-name instance-name [, instance-name ...]
• class-name は照会する perfmon クラスを指定します。
• instance-name は表示する perfmon インスタンスを指定します。1 コマンドにつき最大 5 インスタンスまで指定できます。
(注) クラス名またはインスタンス名に空白が含まれている場合は、名前を二重引用符で囲みます。
show perf query path path-spec [, path-spec ...]
• インスタンスベースの perfmon クラスの場合、 path-spec を class-name ( instance-name )\ counter-name として指定します。
• 非インスタンスベースの perfmon クラス(個別)の場合、 path-spec を class-name \ counter-name として指定します。
(注) パス名に空白が含まれている場合は、名前を二重引用符で囲みます。
load [ cont ] [ clear ] [ noidle ] [ num xx ] [ thread ] [ cpu ] [ memory ] [ time ] [ specified ] [ page ]
list [ page ] [ short ] [ detail ] [ thread ] [ fd ] [ cont ] [ clear ] [ process id id ] [ argument id id ] [ owner name name ]
• load はアクティブな各プロセスの CPU の負荷を表示します。
• noidle :アイドル プロセスまたはゾンビ プロセスを無視します。
• num xx :表示するプロセスの数を設定します(デフォルト=10、 all = すべてのプロセス)。
• process id id :特定のプロセス番号またはコマンド名のみ表示します。
• argument name name :引数名を持つ特定のプロセスのみ表示します。
• thread :リスト表示にスレッド プロセスを含めます。
• fd :プロセスに関連付けられているファイル記述子を表示します。
show registry system component [ name ] [ page ]
• component はレジストリのコンポーネント名を表します。
(注) すべての項目を表示するには、ワイルドカード文字の * を入力します。
cm システムの dbl/sdi コンポーネントの内容を表示します。
query table1 table2 table3 ...[ file filename ]
• list は Realtime Information Service (RIS) データベースでサポートされるテーブルを表示します。
(注) file オプションは情報を platform/cli/filename.txt に保存します。ファイル名に「.」を含めることはできません。
show stats io [ kilo ] [ detail ] [ page ] [ file filename ]
• detail :システムで使用可能なすべてのデバイスに関する詳細な統計情報を表示し、kilo オプションを上書きします。
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションは情報を platform/cli/filename.txt に保存します。ファイル名に「.」を含めることはできません。
すべての show tech コマンドの出力を組み合せて表示します。
all [ page ] [ file filename ]
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションは情報を platform/cli/filename.txt に保存します。ファイル名に「.」を含めることはできません。
システムで実行可能なすべての Cisco Unified Communications Manager サービスに関する情報を表示します。
show tech network [ page ] [ file filename ]
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションは情報を platform/cli/filename.txt に保存します。ファイル名に「.」を含めることはできません。
show tech params runtime [ page ] [ file filename ]
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションは情報を platform/cli/filename.txt に保存します。ファイル名に「.」を含めることはできません。
show tech system [ page ] [ file filename ]
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションは情報を platform/cli/filename.txt に保存します。ファイル名に「.」を含めることはできません。
show tech table table_name [ page ] [ csv ]
table_name は、表示するテーブルの名前を表します。
task_name は、トレース情報を表示するタスクの名前を表します。
(注) パラメータを入力しない場合、使用可能なタスクのリストが返されます。
USB 接続の APC Smart-UPS デバイスの現在のステータスを表示し、監視サービスがまだ開始されていない場合は開始します。
association policy-name { ALL | association-name }
• policy-name は IPSec ポリシーの名前を表します。
unset network dns options [ timeout ] [ attempts ] [ rotate ]
• timeout は DNS クエリーのデフォルト設定が失敗したとシステムが判断するまでの待機時間を設定します。
• attempts はデフォルト設定に失敗するまでの DNS の試行回数を設定します。
• rotate はデフォルト設定をするネームサーバの選択方法を設定します。この設定によりネームサーバ間での負荷分散の方法が変化します。
指定のコア ファイルのバックトレース、スレッド リスト、すべての CPU レジスタの現在の値を生成します。
utils core analyze core file name
• core file name はコア ファイルの名前を指定します。
このコマンドによって、コア ファイルと同じ名前で拡張子.txt の付いたファイルがコア ファイルと同じディレクトリに作成されます。このコマンドは、アクティブなパーティションでのみ動作します。
Cisco Security Agent (CSA) を有効にします。
データベースの複製のステータスを表示します。このコマンドはクラスタの最初のノード(パブリッシャ サーバ)でのみ実行してください。
バックアップ ジョブを開始し、生成される tar ファイルをテープに格納します。
backup tape featurelist tapeid
• featurelist はバックアップする機能をカンマで区切ったリストです。
バックアップ ジョブを開始し、生成される tar ファイルをリモート サーバに格納します。
backup network featurelist path servername username
• featurelist はバックアップする機能をカンマで区切ったリストです。
• path はリモート サーバでのバックアップ ファイルの位置を表します。
• servername はバックアップ ファイルを格納しているサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
• username はリモート サーバにログインするために必要なユーザ名を表します。
(注) リモート サーバのアカウントのパスワード入力を求められます。
utils disaster_recovery cancel_backup
復元ジョブを開始し、バックアップ ファイルの tar をテープから取り出します。
restore tape server tarfilename tapeid
• tarfilename は復元するファイル名を指定します。
復元ジョブを開始し、バックアップ ファイルの tar をリモート サーバから取り出します。
restore network restore_server tarfilename path servername username
• restore_server は復元するサーバのホスト名を指定します。
• tarfilename は復元するファイル名を指定します。
• path はリモート サーバでのバックアップ ファイルの位置を表します。
• servername はバックアップ ファイルを格納しているサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
• username はリモート サーバにログインするために必要なユーザ名を表します。
(注) リモート サーバのアカウントのパスワード入力を求められます。
復元ジョブを開始し、バックアップ ファイルの tar をリモート サーバから取り出します。
utils disaster_recovery show_backupfiles network path servername username
• path はリモート サーバでのバックアップ ファイルの位置を表します。
• servername はバックアップ ファイルを格納しているサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
• username はリモート サーバにログインするために必要なユーザ名を表します。
(注) リモート サーバのアカウントのパスワード入力を求められます。
テープに格納されているバックアップ ファイルの情報を表示します。
utils disaster_recovery show_backupfiles tape tapeid
指定のサーバに登録されている機能およびコンポーネントを表示します。
utils disaster_recovery show_registration hostname
現在のバックアップまたは復元ジョブのステータスを表示します。
utils disaster_recovery status operation
サーバの I/O を監視できます。ファイル I/O レポート サービスは、プロセス単位のファイル I/O 情報を収集するカーネル ベースのデーモンを実行します。
• disable :マシンのブート時にファイル I/O レポート サービスが自動的に開始しないようにします。このコマンドは、リブート時以外はサービスを停止しません。サービスを即時に停止するには、 stop オプションを使用します。
• enable :マシンのブート時にファイル I/O レポート サービスの自動的な開始を有効にします。このコマンドは、リブート時以外はサービスを開始しません。サービスを即時に開始するには、 start オプションを使用します。
• list :ファイル I/O イベントを最も古いものから最新の順に時系列でリスト表示します。
• start :停止されていたファイル I/O レポート サービスを開始します。サービスは手動で停止されるかマシンがリブートされるまで、開始された状態を維持します。
• status :ファイル I/O レポート サービスのステータスを表示します。
• stop :ファイル I/O レポート サービスを停止します。サービスは手動で開始されるかマシンがリブートされるまで停止された状態を維持します。
• top :ファイル I/O の実行数が最多のものからプロセスをリスト表示します。このリストは、読み取られた総バイト数、書き込まれた総バイト数、バイト読み取り率、またはバイト書き込み率でソートできます。
I/O スロットリング拡張を有効にします。有効にすると、I/O スロットリング拡張により、アクティブなシステムに対するアップグレードの影響が抑えられます。
I/O スロットリング拡張を無効にします。このコマンドにより、アップグレード時にシステムに影響がおよぶ可能性があります。
start ip-address-of-netdump-server
• start は netdump クライアントを起動します。
• status は netdump クライアントのステータスを表示します。
• stop は netdump クライアントを停止します。
• ip-address-of-netdump-server はクライアントが診断情報を送信する netdump サーバの IP アドレスを指定します。
カーネルのパニック クラッシュのイベントが発生すると、netdump クライアントは netdump サーバに診断情報を送信します。
add-client ip-address-of-netdump-client
delete-client ip-address-of-netdump-client
• add-client は netdump クライアントを追加します。
• delete-client は netdump クライアントを削除します。
• list-clients はこの netdump サーバに登録されているクライアントをリスト表示します。
• status は netdump サーバのステータスを表示します。
• ip-address-of-netdump-client は netdump クライアントの IP アドレスを指定します。
カーネルのパニック クラッシュのイベントが発生すると、netdump が有効なクライアント システムは netdump サーバに診断情報を送信します。
netdump 診断情報は、netdump サーバの crash/ に格納されます。クライアントの IP アドレスおよび日付で名前が構成されるサブディレクトリに netdump 情報が含まれています。
各 Cisco Unified Communications オペレーティング システム サーバは、netdump のクライアントとサーバのどちらとしても動作するように設定できます。
サーバが別の Cisco Unified Communications オペレーティング システム サーバ上にある場合は、カーネル パニック トレース シグニチャのみがサーバに送信され、それ以外の場合はコア ダンプ全体が送信されます。
このコマンドは、Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)テーブルのエントリをリスト表示、設定、または削除します。
list [ host host ] [ page ] [ numeric ]
• list はアドレス解決プロトコル テーブルの内容をリスト表示します。
• set はアドレス解決プロトコル テーブルのエントリを設定します。
• delete はアドレス解決テーブルのエントリを削除します。
• host はテーブルに追加したりテーブルから削除したりするホストのホスト名または IP アドレスを表します。
• address は削除するホストの MAC アドレスを表します。MAC アドレスは、XX:XX:XX:XX:XX:XX の形式で入力してください。
• page :出力を 1 回に 1 ページずつ表示します。
指定したイーサネット インターフェイスの IP パケットをキャプチャします。
utils network capture eth0 [ page ] [ numeric ] [ file fname ] [ count num ] [ size bytes ] [ src addr ] [ dest addr ] [ port num ]
• eth0 は、イーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• page :出力を 1 回に 1 ページずつ表示します。
page オプションまたは file オプションを使用する場合は、コマンドを終了する前に要求したすべてのパケットのキャプチャ全体が終了している必要があります。
• numeric :ホストをドット付き IP アドレスで表示します。
file オプションは情報を platform/cli/ fname .cap に保存します。ファイル名に「.」を含めることはできません。
• count num :キャプチャするパケットの数のカウントを設定します。
画面出力の最大カウントは 1000 で、ファイル出力の最大カウントは 10,000 です。
• size bytes :キャプチャするパケットのバイト数を設定します。
画面出力の最大バイト数は 128 で、ファイル出力の最大バイト数は ALL です。
• src addr :パケットの送信元アドレスをホスト名または IPV4 アドレスで指定します。
• dest addr :パケットの宛先アドレスをホスト名または IPV4 アドレスで指定します。
ホスト名からアドレスを解決したりアドレスからホスト名を解決したりします。
utils network host hostname [ server server-name ] [ page ] [ detail ] [ srv ]
• hostname は解決するホスト名または IP アドレスを表します。
utils network ping destination [ count ]
• destination は ping するサーバのホスト名または IP アドレスを表します。
リモートの宛先に送信される IP パケットをトレースします。
utils network tracert destination
リモート アカウントの有効化、無効化、作成、ステータスの確認ができます。
• username はリモート アカウントの名前を指定します。ユーザ名に使用できるのは小文字のみで 6 文字以上が必要です。
• life はアカウントの生存期間を日数で指定します。指定の日数が経過すると、アカウントは失効します。
リモート アカウントからパス フレーズが生成されます。このパス フレーズを使用して、シスコシステムズのサポート担当者は、指定された生存期間中にシステムにアクセスできます。1 回に有効にできるリモート アカウントは 1 つのみです。
Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページの管理者アカウント名をリセットします。
Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページのパスワードをリセットします。
すべてのサービスおよびそれらのステータスのリストを取得します。
auto-restart { enable | disable | show } service-name
ローカルの syslog、リモートの syslog、および SNMP トラップにサンプル アラームを送信して SNMP ホストをテストします。
utils soap realtimeservice test remote-ip remote-https-user remote-https-password
• remote-ip はテスト対象サーバの IP アドレスを指定します。
• remote-https-user は SOAP API へのアクセス権を持つユーザ名を指定します。
• remote-https-password は SOAP API へのアクセス権を持つアカウントのパスワードを指定します。
同一パーティション上のシステムの再起動、非アクティブなパーティション上のシステムの再起動、またはシステムのシャットダウンができます。
utils system { restart | shutdown | switch-version }
utils system shutdown コマンドのタイムアウトは 5 分間です。システムが 5 分以内にシャットダウンしない場合、このコマンドによって強制シャットダウンのオプションが提供されます。
get { local | remote } filename
• cancel はアクティブなアップグレードをキャンセルします。
• local はアップグレード ファイルがローカル ドライブにあることを指定します。
• remote はアップグレード ファイルがリモート システムにあることを指定します。
• filename はアップグレード ファイルの名前を指定します。
• path はアップグレード ファイルのパスを指定します。
• list は使用可能なアップグレード ファイルをリスト表示します。
• start は get パラメータで取得したアップグレード ファイルを使用してアップグレードを開始します。
システムをアップグレードするには、次の主要手順を実行します。
1. utils system upgrade list コマンドを使用して、アップグレード元となるローカル ディスクまたはリモート サーバ上で使用可能な .iso アップグレード ファイルをリスト表示します。
2. utils system upgrade get コマンドを使用して、使用するアップグレード ファイルを取得します。
3. utils system upgrade start コマンドを使用して、取得したアップグレード ファイルからアップグレードを開始します。