この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
CAR を使用してレポートの生成を開始する前に、システムを設定する必要があります。CAR では、ほとんどの値にデフォルト値が提供されていますが、この章の内容を確認して CAR のカスタマイズについて詳しく理解しておいてください。
• 「関連項目」
デフォルト値を使用する必要が特にない場合は、レポートを生成する前に、数多くのシステム パラメータをカスタマイズする必要があります。この項では、CAR に作用するシステム パラメータについて説明します。シスコではカスタマイズすることを推奨していますが、すべてのシステム パラメータにデフォルト値が用意されているため、カスタマイズは必須ではありません。
電子メール警告とレポートを電子メールで送信するには、メール サーバの構成情報を指定する必要があります。CAR は、構成情報を使用して電子メール サーバに正常に接続します。
この項では、電子メール サーバの情報を指定する方法について説明します。
ステップ 1 [System] > [System Parameters] > [Mail Parameters] を選択します。
[Mail Parameters]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Mail ID]フィールドに、電子メール送信時に[From]フィールドで使用される電子メール ID を入力します。
ステップ 3 [Password]フィールドに、電子メール システムが動作しているサーバにアクセスするためのパスワードを入力します。
(注) CAR では、ユーザ ID とパスワードを認証しません。メール サーバ上で認証を無効にするか、有効なユーザ ID とパスワードを入力する必要があります。
ステップ 4 [Confirm Password]フィールドに、ステップ 3 と同じパスワードを確認のために入力します。
ステップ 5 [Mail Domain]フィールドに、電子メール システムが動作しているサーバのドメイン名を入力します。
ステップ 6 [Mail Server Name]フィールドに、電子メール システムが動作しているサーバの名前または IP アドレスを入力します。
ステップ 7 変更を適用するには、 [Update] ボタンをクリックします。
「関連項目」を参照してください。
CAR のデフォルト ダイヤル プランは、北米番号計画(NANP)です。コールの分類がレポート内で正しく表示されるようにするには、ダイヤル プランが適切に設定されていることを確認します。
(注) Cisco Unified Communications Manager の管理ページのデフォルトの NANP を変更した場合、または NANP の範囲外にいる場合は、Cisco Unified Communications Manager のダイヤル プランに従って、CAR でダイヤル プランを設定する必要があります。ダイヤル プランを設定するには、条件が少なくとも 1 つ存在する必要があります。ダイヤル プランの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』および『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。
ダイヤル プランを設定するには、発信コールを分類するためのパラメータを定義します。コールの分類には、国際、ローカル、長距離、オンネットなどがあります。たとえば、現在の地域の市内電話番号の長さが 6 桁である場合は、ダイヤル プランの行に次のように指定します。
この項では、CAR のダイヤル プランの設定を更新する方法について説明します。
ステップ 1 [System]>[System Parameters]>[Dial Plan Configuration] を選択します。
[Dial Plan Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Toll Free Numbers]フィールドに、ダイヤル プランに含まれる、無料で発信できる番号を入力します。
ステップ 3 次のフィールドを使用して、表に含まれている値を更新します。
• [Condition]:ルールの条件を選択します。[No of Digits]フィールドに指定した値に対して、> は大きいこと、< は小さいこと、= は等しいことを表します。
• [No Of Digits]:このルールの適用対象となる電話番号の桁数を選択します。桁数がルールと無関係である場合は、NA と指定します。
• [Pattern]:コールの分類に使用される、次のパターンを入力します。
–G:ルールで指定されているとおりに分類されることを表します(G は、「ゲートウェイの設定」で指定するゲートウェイ エリア コードのワイルドカードと同等です)。
–T:CAR に設定されているフリーダイヤル番号を取得します。
–!:複数の桁がある(1234 や 5551234 など、番号の長さが 1 より大きい)ことを表します。
• [Call Type]:条件を満たしている場合のコール タイプを選択します。
ステップ 4 行をさらに追加するには、行を追加する場所の下にある行のチェックボックスをオンにし、 [Add Rows] をクリックします。選択した行の上に、行が追加されます。行を削除するには、削除する行のチェックボックスをオンにし、 [Delete Rows] リンクをクリックします。
(注) CAR では、ダイヤルされる番号を基準にしてコールを分類し、CDR に格納します。ダイヤルされる番号が(番号変換が原因で)CDR に書き込まれる番号と異なる場合は、CAR でダイヤル プランを設定するときに、番号が CDR にどのように記録されるかを基準にする必要があります。
ステップ 5 変更を適用するには、 [Update] ボタンをクリックします。
「関連項目」を参照してください。
デフォルトのダイヤル プランに CAR で変更を加えた場合は、北米番号計画(NANP)に基づいたデフォルト値に戻すことができます。
表3-1 に、デフォルトの NANP の値を示します。
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次に、 表3-1 の表にあるデフォルト値の説明を示します。
• 1 行目:ダイヤルされた桁数が 5 でパターンが !(1 桁以上の数字、この場合は 5 桁の数字)である場合、コールは OnNet(オンネット)として分類されます。
• 2 行目:ダイヤルされた桁数が 7 でパターンが !(1 桁以上の数字、この場合は 7 桁の数字)である場合、コールは Local(ローカル)として分類されます。
• 3 行目:ダイヤルされた桁数が 10 でパターンが T!(1 桁を超える数字、この場合は、フリーダイヤル番号コードで始まる 10 桁の数字)である場合、コールは Others(その他)として分類されます。
• 4 行目:ダイヤルされた桁数が 10 でパターンが G!(1 桁以上の数字、この場合は、ゲートウェイ コードで始まる 10 桁の数字)である場合、コールは Local(ローカル)として分類されます。
• 5 行目:ダイヤルされた桁数が 10 でパターンが !(1 桁以上の数字、この場合は 10 桁の数字)である場合、コールは Long Distance(長距離)として分類されます。
• 6 行目:ダイヤルされた桁数が 11 でパターンが T!(1 桁以上の数字、この場合は、フリーダイヤル番号コードで始まる 11 桁の数字)である場合、コールは Others(その他)として分類されます。
• 7 行目:ダイヤルされた桁数が 11 でパターンが XG!(1 桁以上の数字、この場合は、1 つの数字とそれに続くゲートウェイ コードで始まる 11 桁の数字)である場合、コールは Local(ローカル)として分類されます。
• 8 行目:ダイヤルされた桁数が 11 でパターンが !(1 桁以上の数字、この場合は 11 桁の数字)である場合、コールは Long Distance(長距離)として分類されます。
• 9 行目:ダイヤルされた桁数が 3 より大きく、011 で始まる場合、コールは International(国際)として分類されます。
これらの条件を 1 つも満たしていない場合、コールは Others(その他)として分類されます。この項では、CAR で NANP ダイヤル プランの値を復元する方法について説明します。
ステップ 1 [System]>[System Parameters]>[Dial Plan Configuration] を選択します。
[Dial Plan Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Restore Defaults] ボタンをクリックします。
復元内容は、午前 0 時に有効になります。変更内容をすぐに有効にするには、Cisco CAR Scheduler サービスを再起動します。サービスの再起動については、『 Cisco Unified Communications Manager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
ヒント 既存の Cisco Unified Communications Manager システム ゲートウェイ用のゲートウェイを CAR に設定します。ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager の管理ページに追加した後、CAR で新しいゲートウェイを設定します。ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager システムから削除した場合、そのゲートウェイ(および指定した設定値)は、CAR から自動的に削除されます。
CAR はエリア コード情報を使用して、コールがローカルか長距離かを判別します。CAR が使用状況レポートを生成するために使用できる各ゲートウェイのポート数の情報を提供する必要があります。
(注) 「G」は、ダイヤル プランの設定で使用されるゲートウェイ エリア コードのワイルドカードとして機能します。
この項では、CAR でゲートウェイを設定する方法について説明します。
ステップ 1 [System]>[System Parameters]>[Gateway Configuration] を選択します。
[Gateway Configuration]ウィンドウが表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager の管理ページでゲートウェイを設定していない場合は、システム用のゲートウェイを設定していないことを示すメッセージが表示されます。
• すべてのゲートウェイのエリア コードを更新するには、[Area Code]フィールドにエリア コードを入力し、 [Set Area Code] ボタンをクリックします。
変更内容を保存するには[Update]をクリックする必要があることを示すメッセージが表示されます。 [OK] をクリックします。
• 特定のゲートウェイ エリア コードを更新するには、設定する各ゲートウェイのエリア コードのフィールドに、そのゲートウェイのエリア コードを入力します。
ステップ 3 [Max No. of Ports]フィールドに、設定する各ゲートウェイのポートの数を入力します。Max No of Ports の範囲は、1 ~ 1000 です。
(注) Cisco Unified Communications Manager の管理ページでゲートウェイを追加したときに、該当ゲートウェイについて指定した値が CAR で使用されます。したがって、ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager の管理ページで追加したときに指定した詳細情報によっては、ゲートウェイにすでにエリア コードが設定されている場合や、最大ポート数に 0 が設定されている場合があります。CAR では、0 は最大ポート数の値として許容されません。値 0 が指定されているすべてのゲートウェイについて、最大ポート数を変更するように求められます。
ステップ 4 変更を適用するには、 [Update] ボタンをクリックします。
CAR では、設定済みの任意の(すべての)ゲートウェイを対象としてレポートを実行できます。
「関連項目」を参照してください。
CAR ではデフォルトのシステム設定値が提供されていますが、システム パラメータの値を指定することで、システムをカスタマイズできます。
この項では、システム設定値を指定する方法について説明します。
ステップ 1 [System]>[System Parameters]>[System Preferences] を選択します。
[System Preferences]ウィンドウが表示されます。[Parameter Name]リストに、使用可能なシステム パラメータのリストが表示されます。
ステップ 2 [Parameter Value]フィールドに、 表3-2 の説明に従って適切な値を入力します。
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CAR システム スケジューラでは、次の機能を実行できます。
(注) CDR データをロードすると、Cisco Unified Communications Manager のパフォーマンスが低下することがあります。デフォルトのロード時刻を使用するか、Cisco Unified Communications Manager のパフォーマンスへの影響が最小限で済む時間帯にロードの実行をスケジューリングすることをお勧めします。
「関連項目」を参照してください。
デフォルトでは、CDR データは常時ロードされます。また、CDR レコードのみロードされます。この項では、ロードのスケジュールをカスタマイズする方法、カスタマイズした場合にデフォルトのロード スケジュールに戻す方法、および CDR のロードを無効にする方法について説明します。
CDR のロードを無効にするのは、システムのインストールやアップグレードを実施しようとする場合です。CDR のロードを無効にすると、CDR データが更新されない状態になります。できる限り早く CDR のロードを再開するようにしてください。CAR ツールは、Cisco Unified Communications Manager での CDR の生成には影響を及ぼしません。
ヒント 手動で CAR データを削除し、データベースに CDR をリロードするには、「手動での CAR データベースの消去とリロード」を参照してください。
ステップ 1 [System]>[Scheduler]>[CDR Load] を選択します。
a. Disable Loader:CDR データのロードを無効にするには、 [Disable Loader] チェックボックスをオンにし、 [Update] ボタンをクリックします。
CDR のロードを有効にするまで、CDR データが CAR にロードされなくなります。変更内容は、午前 0 時に有効になります。CAR Scheduler サービスを一旦停止し再起動すると、変更内容をすぐに有効にすることができます。
CDR データのロードを有効にするには、 [Disable Loader] チェックボックスをオフにし、ステップ 3 に進んでロードのパラメータを設定します。
b. Continuous Loading 24/7:CDR ローダを常時稼働させて、CDR を CAR データベースにロードできるようにするには、 [Continuous Loading 24/7] チェックボックスをオンにし、 [Update] ボタンをクリックします。CDR ロード スケジューラのデフォルト設定では、このオプションは選択されています。
(注) デフォルト設定では、CDR レコードのみが常時ロードされます。CMR レコードはロードされません。CMR レコードが CDR レコードとともに常時ロードされるようにするには、[Load CDR only]チェックボックスを手動でオフにする必要があります。
CAR スケジューラ サービスが停止し、CAR ローダはすぐに(1 ~ 2 分以内)実行するように設定されます。CAR スケジューラ サービスが再起動します。処理する新しいファイルが存在しない場合、CDR ローダはスリープし、その後ロードされた新しいファイルがあるかどうかを定期的に確認します。
(注) このオプションが選択されると、この選択が優先され、画面上の他の CDR および CMR ロード パラメータ(Time、Loading Interval、Duration、Uninhibited Loading など)は無視されます。
c. Load CDR Only:CDR レコードのみを CAR データベースにロードするには、 [Load CDR only] チェックボックスをオンにし、 [Update] ボタンをクリックします。ステップ 3 に進み、ロード パラメータを設定します。このオプションを選択しただけでは、CMR レコードは CAR データベースにロードされません。CDR ロード スケジューラのデフォルト設定では、このオプションは選択されています。
ステップ 3 [Load CDR & CMR]領域で、 表3-3 の説明に従ってフィールドの値を入力します。
無制約ロードを使用すると、CDR データを持続的にロードする時間帯を設定できます。指定した時間帯に CDR データが 自動的に ロードされるわけではありません。指定した時間帯に CDR データの無制約ロードが実行されるのは、[Load CDR & CMR]領域の設定で指定した時間帯にロードが開始された場合のみです。無制約ロードの時間帯に CDR データのロードが開始された場合、ロードは無制約ロードの時間帯が終了するまで継続し、さらに[Load CDR & CMR]領域の[duration]フィールドで設定した期間が終了するか、または処理する新しいファイルがなくなるまで継続します。
無制約ロードは、スケジュール付きのロードで設定されたどの値よりも優先されます。CDR データの無制約ロードを実行しない場合は、[From]と[To]の値を 00:00 に設定します。
ステップ 4 [Uninhibited Loading of CDR]領域で、 表3-4 の説明に従って次のフィールドの値を入力します。
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指定した時刻、間隔、および期間に基づいて、CDR データがロードされるようになります。変更内容は、午前 0 時に有効になります。CAR Scheduler サービスを一旦停止し再起動すると、変更内容をすぐに有効にすることができます。
(注) [Continuous Loading 24/7]が選択されている場合、CAR スケジューラ サービスは、[Update]ボタンがクリックされたときに、自動的に再起動します。CAR は、CDR データをすぐに(1 ~ 2 分以内)ロードします。
「関連項目」を参照してください。
日報スケジューラでは、CAR 日報の実行時刻と保管期間をスケジューリングします。
(注) レポートの生成により Cisco Unified Communications Manager のパフォーマンスが低下することがあります。パフォーマンスへの影響が最小となる時間帯にレポートの生成をスケジュールしてください。
[Automatic Generation/Alert]オプションを使用して生成するレポートを指定します。詳細については、「レポートの自動生成と警告の設定」を参照してください。
この項では、自動日報の実行時刻と保管期間をスケジューリングする方法について説明します。
ステップ 1 [System]>[Scheduler]>[Daily] を選択します。
[Daily Scheduler]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Time]ドロップダウン リスト ボックスから、日報を生成する時刻(時間と分)を選択します。
24 時間制で時間を表します。つまり、0 は午前 0 時、1 ~ 11 は午前の該当する時間、12 ~ 23 は午後 1 時から 11 時までをそれぞれ示しています。
ステップ 3 [Life]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートの保管期間を 0 ~ 12 日の範囲で選択します。
ヒント レポートの保管期間を 00 に設定すると、レポートは生成されません。
[Automatic Generation/Alert]オプションで生成間隔を Daily に設定し、有効にしたレポートは、毎日指定した時刻に自動的に生成され、指定した日数が経過すると削除されます。
変更内容は、午前 0 時に有効になります。CAR Scheduler サービスを一旦停止し再起動すると、変更内容をすぐに有効にすることができます。
ヒント デフォルト値に戻すには、[Restore Defaults]ボタンをクリックします。デフォルトでは、日報は毎日午前 1 時に作成され、2 日後に消去されます。
「関連項目」を参照してください。
週報スケジューラでは、自動週報の実行日時と保管期間をスケジューリングします。
(注) レポートの生成により Cisco Unified Communications Manager のパフォーマンスが低下することがあります。パフォーマンスへの影響が最小となる時間帯にレポートの生成をスケジュールしてください。
[Automatic Generation/Alert]オプションを使用して、生成するレポートを指定します。詳細については、「レポートの自動生成と警告の設定」を参照してください。
この項では、自動週報の実行日時と保管期間をスケジューリングする方法について説明します。
ステップ 1 [System]>[Scheduler]>[Weekly] を選択します。
[Weekly Scheduler]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Day of Week]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する曜日を選択します。
ステップ 3 [Time]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する時刻(時間と分)を選択します。
24 時間制で時間を表します。つまり、0 は午前 0 時、1 ~ 11 は午前の該当する時間、12 ~ 23 は午後 1 時から 11 時までをそれぞれ示しています。
ステップ 4 [Life]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートの保管期間を 00 ~ 12 週の範囲で選択します。選択したオプションは、レポートをディスクに保管する週数を示します。この期間が経過すると、レポートが削除されます。
ヒント レポートの保管期間を 00 に設定すると、レポートは生成されません。
[Automatic Generation/Alert]オプションで生成間隔を Weekly に設定し、有効にしたレポートは、毎週指定した時刻に自動的に生成され、指定した週数が経過すると削除されます。
変更内容は、午前 0 時に有効になります。変更内容をすぐに有効にするには、[Control Center-Feature Services]ウィンドウで CAR Scheduler サービスを一旦停止し再起動します。
ヒント デフォルト値に戻すには、[Restore Defaults]ボタンをクリックします。デフォルトでは、週報は毎週日曜日の午前 4 時に実行され、4 週間後に消去されます。
「関連項目」を参照してください。
月次報告スケジューラでは、CAR 月次報告の実行日時と保管期間をスケジューリングします。
(注) レポートの生成により Cisco Unified Communications Manager のパフォーマンスが低下することがあります。パフォーマンスへの影響が最小となる時間帯にレポートの生成をスケジュールしてください。
[Automatic Generation/Alert]オプションを使用して、生成するレポートを指定します。詳細については、「レポートの自動生成と警告の設定」を参照してください。
この項では、自動月次報告の実行日時と保管期間をスケジューリングする方法について説明します。
ステップ 1 [System]>[Scheduler]>[Monthly] を選択します。
[Monthly Scheduler]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Monthly Bill Generation]行にある[Day of Month]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する対象の日付を選択します。
この値を、特定の月に発生しない日付(29、30、31 など)に設定した場合、レポートは該当月の末日に生成されます。
ステップ 3 [Monthly Bill Generation]行にある[Time]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する時刻(時間と分)を選択します。
24 時間制で時間を表します。つまり、0 は午前 0 時、1 ~ 11 は午前の該当する時間、12 ~ 23 は午後 1 時から 11 時までをそれぞれ示しています。
ステップ 4 [Monthly Bill Generation]行にある[Life]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートの保管期間を 00 ~ 12 か月の範囲で選択します。選択したオプションは、レポートをディスクに保管する月数を示します。この期間が経過すると、レポートが削除されます。
ヒント レポートの保管期間を 00 に設定すると、レポートは生成されません。
ステップ 5 [Other Monthly Reports]行にある[Day of Month]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する日付を選択します。
この値を、特定の月に発生しない日付(29、30、31 など)に設定した場合、レポートは該当月の末日に生成されます。
ステップ 6 [Other Monthly Reports]行にある[Time]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する時刻(時間と分)を選択します。
24 時間制で時間を表します。つまり、0 は午前 0 時、1 ~ 11 は午前の該当する時間、12 ~ 23 は午後 1 時から 11 時までをそれぞれ示しています。
ステップ 7 [Other Monthly Reports]行にある[Life]ドロップダウン リスト ボックスから、レポートの保管期間を 00 ~ 12 か月の範囲で選択します。選択したオプションは、レポートをディスクに保管する月数を示します。この期間が経過すると、レポートが削除されます。
ヒント レポートの保管期間を 00 に設定すると、レポートは生成されません。
[Automatic Generation/Alert]オプションで生成間隔を Monthly に設定し、有効にしたレポートは、毎月指定した時刻に自動的に生成され、指定した月数が経過すると削除されます。
変更内容は、午前 0 時に有効になります。変更内容をすぐに有効にするには、[Control Center-Feature Services]ウィンドウで CAR Scheduler サービスを一旦停止し再起動します。
ヒント デフォルト値に戻すには、[Restore Defaults]ボタンをクリックします。デフォルトでは、月次請求書レポートは毎月 1 日の午前 3 時に実行され、2 か月後に消去されます。その他の月次報告は、毎月 1 日の午前 2 時に実行され、2 か月後に消去されます。
「関連項目」を参照してください。
CAR では、CAR データベースのサイズが最大レコード数の何 % かを超えたときに、通知するように設定できます。メッセージと最大レコード数を設定し、警告を発行する割合(%)を指定できます。
CAR データベースのサイズが、最高水準点と最低水準点の間で維持されるようにシステムを設定できます。これらの値は、[Configure Automatic Database Purge]ウィンドウで設定します。データベースのサイズが最低水準点に達すると、ユーザに警告が送信されます。データベースのサイズが最高水準点に達すると、削除の存続時間に基づいてレコードが削除され、電子メールが送信されます。
CAR システム データベースを設定するには、 [Cisco Unified Serviceability] > [Tools] > [CDR Analysis and Reporting]>[System]または[Report Config] に移動します。
CAR データベースを消去およびリロードする方法については、次の各項を参照してください。
この項では、選択したレコードを CAR データベースから手動で消去する方法、およびすべての CAR データを削除して、データベースに新しい CAR データをリロードする方法について説明します。ダイヤルプランのアップデート、ユーザとデバイスとのアソシエーションの変更、コール レートの変更などの後に、データベースをリロードしてコールを分類し直す必要が生じることがあります。
ステップ 1 [System] > [Database] > [Manual Purge] を選択します。
[Manual Database Purge]ウィンドウが表示されます。
• 既存の CAR データを削除して CAR データベースをリロードするには、 [Reload All Call Detail Records] ボタンをクリックします。
レコードの削除によって、システムのパフォーマンスに影響が及ぶ場合があることを通知するメッセージが表示されます。リロード プロセスを続行するには、[OK]をクリックします。
5 分以内に CAR データベースへの CDR のロードが開始され、最大で 6 時間継続されます。リロードの進捗状況を監視するには、「イベント ログの生成」の説明に従って、CDR Load イベント ログを生成します。
システムに新しいレコードがロードされた後は、「CDR のロード スケジュールの設定」で設定したスケジュールに従ってレコードがロードされます。デフォルトでは、CDR データは常時ロードされます。
• 選択した CAR レコードを手動で消去するには、ステップ 3 に進みます。
ステップ 3 [Select Table]フィールドで、データベース内の消去の対象になるテーブルを選択します。
手動消去が許可されているテーブル、テーブルに含まれているレコードの合計数、テーブルに含まれている最新および最古のレコードを表示するには、 [Table Information] ボタンをクリックします。
[Table Information]ウィンドウが表示されます。[Manual Database Purge]ウィンドウに戻るには、 [Close] ボタンをクリックします。
ステップ 4 [Delete Records]フィールドで、次のいずれかのオプション ボタンをクリックして、消去対象のレコードを特定するための日付を選択します。
• Older than:日付を選択します。この日付より前のレコードがすべて削除されます。
• Between:日付範囲を選択します。この範囲内のレコードがすべて削除されます。
ステップ 5 削除する CAR レコードの日付範囲を選択します。
ステップ 6 指定した日付より古いレコード、または指定した日付範囲に含まれているレコードをすべて削除するには、 [Purge] ボタンをクリックします。
プロンプトに、指定したレコードを完全に削除しようとしていることが示されます。
ステップ 7 レコードを消去するには、 [OK] ボタンをクリックします。消去操作を取り消すには、 [キャンセル] ボタンをクリックします。
[OK] をクリックすると、選択したテーブルからレコードが消去されます。レコードが正常に削除されると、テーブルから削除されたレコードの数がステータス メッセージに示されます。
「関連項目」を参照してください。
この項では、CAR データベースの自動消去をスケジューリングおよび無効にする方法について説明します。デフォルトでは、データベースの自動消去が有効になっています。
ステップ 1 [System] > [Database] > [Configure Automatic Purge] を選択します。
[Configure Automatic Database Purge]ウィンドウが表示されます。
(注) このウィンドウにあるフィールドの値をデフォルトに戻すには、[Restore Defaults]ボタンをクリックします。
ヒント [Low Water Mark]ドロップダウン リスト ボックスから、最大 CAR データベース サイズのうち、システムが CAR データに使用する割合の下限値(%)を選択します。デフォルト値は 80 % です。 CAR データベース サイズが最低水準点または最高水準点に達すると、システムから通知されます。また、CAR データベース サイズが 200 万レコードを超えた場合にも通知されます。電子メール警告の設定の詳細については、「電子メールによる警告の有効化と無効化」を参照してください。
ステップ 2 [High Water Mark]ドロップダウン リスト ボックスから、最大 CAR データベース サイズのうち、システムが CAR データに使用する割合の上限値(%)を選択します。デフォルト値は 90 % です。最大データベース サイズは 6 GB です。
ステップ 3 [Min Age of Call Detail Records]フィールドに、CAR が CDR を CAR データベースから消去するときに使用する最短日数を入力します。1 ~ 180 の数値を入力します。デフォルト値は 30 日です。
データベース サイズが最高水準点を超えるか、または CAR データベース内の CDR 数が 200 万レコードを超えると、CAR はこのフィールドに指定された日数を経過した CDR を削除します。
ステップ 4 [Max Age of Call Detail Records]フィールドに、CDR を CAR データベースに保管する最長日数を入力します。1 ~ 180 の数値を入力します。デフォルト値は 60 日です。
CAR は、指定された日数を経過した CDR をすべて削除します。
変更内容は、午前 0 時に有効になります。変更内容をすぐに有効にするには、Cisco CAR Scheduler サービスを再起動します。
ヒント CAR が CDR を CAR データベースにロードするときに、CAR スケジューラは最低水準点と最高水準点、および 200 万レコードの制限を確認します。いずれかのしきい値を超えると、CAR はすぐにステップ 3 で指定された日数を経過したレコードを削除します。
「関連項目」を参照してください。
CAR は、さまざまなアクティビティのステータスの追跡に使用できるログを提供します。CAR Scheduler が開始するイベント、たとえば、自動生成レポート、CDR のロード、レポート削除、データベースの内容消去などが、イベント ログによって追跡されます。
イベント ログは、CAR Scheduler が制御するアクティビティのステータスについて、レポートを提供します。イベント ログ レポートには、タスクが開始されたかどうか、正常に完了したかどうか、進行中であるかどうかが示されます。
この項では、イベント ログ レポートを生成する方法について説明します。
ステップ 1 [System]>[Log Screens]>[Event Log] を選択します。
ステップ 2 毎日 1 回実行されるジョブを選択するには、 [Daily] オプション ボタンをクリックします。週 1 回実行されるジョブを選択するには、 [Weekly] オプション ボタンをクリックします。月 1 回実行されるジョブを選択するには、 [Monthly] オプション ボタンをクリックします。
ステップ 3 [List of Jobs]領域で、情報を取得するタスクを選択します。
ステップ 4 選択したタスクを[Selected Jobs]領域に追加するには、右矢印アイコンをクリックします。
ステップ 5 [Selected Jobs]領域からタスクを削除するには、削除するタスクを選択し、左矢印アイコンをクリックします。
ステップ 6 実行頻度の異なるタスクを追加するには、ステップ 2 ~ステップ 4 を繰り返します。たとえば、日報と、月 1 回または週 1 回のタスクを含んだレポートを一緒に指定することができます。
ステップ 7 レポートに含めるステータスを選択します。 表3-5 の説明に従って、ステータスを少なくとも 1 つ選択する必要があります。
(注) デフォルトでは、各イベント ログ レポートのステータスが選択されます。
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ステップ 8 [From]と[To]の値を選択して、日付範囲を選択します。
ステップ 9 イベント ログ レポートを生成するには、 [OK] ボタンをクリックします。
イベント ログに、選択したタスクに関する情報が表示されます。
表3-6 で、イベント ログ レポートの出力について説明します。
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ステップ 10 画面を右クリックし、 [印刷] を選択して、ログを印刷します。
「関連項目」を参照してください。