パフォーマンス オブジェクトとパフォーマンス カウンタの操作
Cisco Unified CallManager は、コール処理に関連したカウンタであるパフォーマンス カウンタ(PerfMon カウンタと呼ばれる)を直接更新します。カウンタには、登録済み電話機の数、アクティブ コールの数、利用可能な Conference Bridge リソースの数など、簡単で便利なカウントが含まれています。
Cisco Unified CallManager オブジェクトには、ほとんどのパフォーマンス カウンタが含まれており、これらのカウンタにはインスタンスが 1 つだけあります。他のオブジェクトに属するインスタンスベースのカウンタでは、インスタンスがゼロまたは複数の場合があります。たとえば、Cisco Unified CallManager に 2 台の電話機が登録されている場合、Cisco phones オブジェクトに属するカウンタごとに 2 つのインスタンスが存在します。
個々のカウンタの説明を参照するには、以下のリストで青色のテキストをクリックして該当する項目に移動します。
• 「Cisco Analog Access」
• 「Cisco Annunciator Device」
• 「Cisco CallManager」
• 「Cisco CallManager Attendant Console」
• 「Cisco CallManager System Performance」
• 「Cisco CTIManager」
• 「Cisco Dual-Mode Mobility」
• 「Cisco Extension Mobility」
• 「Cisco Gatekeeper」
• 「Cisco H.323」
• 「Cisco Hunt Lists」
• 「Cisco HW Conference Bridge Device」
• 「Cisco IP Manager Assistant」
• 「Cisco Lines」
• 「Cisco Locations」
• 「Cisco Media Streaming Application」
• 「Cisco Messaging Interface」
• 「Cisco MGCP FXO Device」
• 「Cisco MGCP FXS Device」
• 「Cisco MGCP Gateways」
• 「Cisco MGCP PRI Device」
• 「Cisco MGCP T1 CAS Device」
• 「Cisco Music On Hold(MOH)Device」
• 「Cisco MTP Device」
• 「Cisco Phone」
• 「Cisco Presence Feature」
• 「Cisco QSIG Feature」
• 「Cisco SIP」
• Cisco SIP Stack(P.6-32)
• 「Cisco SW Conf Bridge Device」
• 「Cisco TFTP Server」
• 「Cisco Tomcat Connector」
• 「Cisco Tomcat JVM」
• 「Cisco Tomcat Web Application」
• 「Cisco Transcode Device」
• 「Cisco Video Conference Bridge」
• 「Cisco WebDialer」
• 「Cisco WSM Connector」
• Database Change Notification Client(P.6-48)
• Database Change Notification Server(P.6-49)
• 「Database Change Notification Subscription」
• 「Database Layer Monitor」
• 「Database Local DSN」
• 「DB User Host Information Counters」
• 「Enterprise Replication DBSpace Monitors」
• 「Enterprise Replication Perfmon Counters」
• 「IP」
• Memory(P.6-51)
• 「Network Interface」
• 「Number of Replicates Created and State of Replication」
• Partition(P.6-53)
• 「Process」
• 「Processor」
• 「System」
• 「TCP」
• 「Thread」
ヒント Cisco Unified CallManager で利用できる最新のパフォーマンス モニタリング カウンタ、オブジェクト、およびカウンタの説明については、Real-Time Monitoring Tool のパフォーマンス モニタリング カウンタにアクセスしてください。RTMT では、『Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』の「カウンタの説明の表示」にある説明に従ってカウンタの説明を表示できます。
Cisco Analog Access
Cisco Analog Access オブジェクトは、登録済み Cisco Analog Access ゲートウェイについての情報を提供します。 表6-1 に、Cisco Analog Access カウンタの情報を示します。
表6-1 Cisco Analog Access
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OutboundBusyAttempts |
すべてのポートがビジーだったときに Cisco Unified CallManager が Analog Access ゲートウェイを通過してコールを試みた回数の合計数を表します。 |
PortsActive |
現在使用中の(アクティブな)ポート数を表します。ポート上でコールが進行中の場合、ポートはアクティブと見なされます。 |
PortsOutOfService |
現在停止中のポートの数を表します。loop-start トランクおよび ground-start トランクに対してだけ適用されます。 |
Cisco Annunciator Device
Cisco Annunciator Device オブジェクトは、登録済み Cisco Annunciator デバイスについての情報を提供します。 表6-2 に、Cisco Annunciator カウンタの情報を示します。
表6-2 Cisco Annunciator Device
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OutOfResources |
Cisco Unified CallManager が Annunciator デバイスからの Annunciator リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計数を表します。 |
ResourceActive |
Annunciator デバイスに対して現在アクティブな(使用中の)Annunciator リソースの合計数を表します。 |
ResourceAvailable |
非アクティブで、現在の時点では Annunciator デバイスでまだ使用可能なリソースの合計数を表します。 |
ResourceTotal |
Annunciator デバイスに対して設定されている Annunciator リソースの合計数を表します。 |
Cisco CallManager
Cisco CallManager オブジェクトは、Cisco Unified CallManager に登録されているコール、アプリケーション、およびデバイスについての情報を提供します。 表6-3 に、Cisco CallManager カウンタの情報を示します。
表6-3 Cisco CallManager
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AnnunciatorOutOfResources |
使用可能な Annunciator リソースがなかった場合に、Cisco Unified CallManager に登録されている Annunciator リソースから、Cisco Unified CallManager が割り当てを試行した回数の合計数を表します。 |
AnnunciatorResourceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての Annunciator デバイス上で使用中の Annunciator リソースの合計数を表します。 |
AnnunciatorResourceAvailable |
非アクティブで、現在使用可能な Annunciator リソースの合計数を表します。 |
AnnunciatorResourceTotal |
Cisco Unified CallManager に現在登録されているすべての Annunciator デバイスから提供されている Annunciator リソースの合計数を表します。 |
AuthenticatedCallsActive |
Cisco Unified CallManager 上で現在アクティブな(使用中の)認証済みコール数を表します。認証済みコールとは、コールに関係するすべてのエンドポイントが認証されているコールです。認証済み電話機は、Transport Layer Security(TLS)認証された Skinny プロトコル シグナリングを Cisco Unified CallManager で使用します。 |
AuthenticatedCallsCompleted |
Cisco Unified CallManager 経由で接続し、その後接続解除された認証済みコール数を表します。認証済みコールとは、コールに関係するすべてのエンドポイントが認証されているコールです。認証済み電話機は、TLS 認証された Skinny プロトコル シグナリングを Cisco Unified CallManager で使用します。 |
AuthenticatedPartiallyRegisteredPhone |
部分的に登録済みの認証済み SIP 電話の数を表します。 |
AuthenticatedRegisteredPhones |
Cisco Unified CallManager に登録されている認証済み電話機の合計数を表します。認証済み電話機は、TLS 認証された Skinny プロトコル シグナリングを Cisco Unified CallManager で使用します。 |
BRIChannelsActive |
この Cisco CallManager 上で現在アクティブなコールの BRI 音声チャネルの数を表します。 |
BRISpansInService |
現在使用可能な BRI スパンの数を表します。 |
CallManagerHeartBeat |
Cisco Unified CallManager のハートビートを表します。この増分カウントは、Cisco Unified CallManager が稼働中であることを示します。カウントが増分されない場合は、Cisco Unified CallManager がダウンしていることを示します。 |
CallsActive |
現在使用中の(アクティブな)音声ストリーミング接続またはビデオ ストリーミング接続の数、つまり、実際に Cisco Unified CallManager に接続されている音声パスが実際に存在するコール数を表します。 |
CallsAttempted |
試行されたコールの合計数を表します。試行されたコールは、電話機がオフ フックになるとき、およびオン フックに戻るときに常に発生します。どの番号がダイヤルされたか、宛先に接続されたかどうかには関係ありません。機能操作中(転送や会議など)にコールが試行されても、試行されたコールとみなされる場合があります。 |
CallsCompleted |
Cisco Unified CallManager を介して実際に接続された(音声パスまたはビデオ ストリームが確立された)コール数を表します。この数は、コールが終了したときに増加します。 |
CallsInProgress |
Cisco Unified CallManager 上で現在進行中の音声コールまたはビデオ コールの数を表します。すべてのアクティブ コールが含まれます。電話機がオフ フックになると、この操作はオン フックに戻るまで進行中のコールを作成します。進行中のすべての音声コールまたはビデオ コールが接続されたときに、CallsInProgress の数は CallsActive の数を表します。 |
EncryptedCallsActive |
Cisco Unified CallManager 上で現在アクティブな(使用中の)暗号化されたコール数を表します。暗号化されたコールとは、コールに関係するすべてのエンドポイントが暗号化されているコールです。 |
EncryptedCallsCompleted |
Cisco Unified CallManager 経由で接続した後で接続解除された暗号化されたコール数を表します。暗号化されたコールとは、コールに関係するすべてのエンドポイントが暗号化されているコールです。 |
EncryptedPartiallyRegistered Phones |
部分的に登録済みの暗号化された SIP 電話の数を表します。 |
EncryptedRegisteredPhones |
Cisco Unified CallManager に登録されている暗号化された電話機の合計数を表します。 |
FXOPortsActive |
Cisco Unified CallManager 上で現在使用中の(アクティブな) FXO ポートの数を表します。 |
FXOPortsInService |
システムで現在使用可能な FXO ポートの数を表します。 |
FXSPortsActive |
Cisco Unified CallManager 上で現在使用中の(アクティブな) FXS ポートの数を表します。 |
FXSPortsInService |
システムで現在使用可能な FXS ポートの数を表します。 |
HuntListsInService |
Cisco Unified CallManager で現在動作中のハント リストの数を表します。 |
HWConferenceActive |
Cisco Unified CallManager に現在登録されているすべてのハードウェア Conference Bridge デバイスから提供されているハードウェア会議リソースの合計数を表します。 |
HWConferenceCompleted |
Cisco Unified CallManager から割り当てられたハードウェア Conference Bridge(Cisco Catalyst 6000、Cisco Catalyst 4000、Cisco VG200、Cisco シリーズ 26xx、36xx などのハードウェアベースの会議デバイス)を使用して完了した会議の合計数を表します。つまり、Conference Bridge は割り当てられて、解放されています。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときにアクティブになります。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
HWConferenceOutOfResources |
使用可能なハードウェア会議リソースがなかった場合に、Cisco Unified CallManager に登録されているハードウェア会議リソースから、Cisco Unified CallManager が割り当てを試行した回数の合計数を表します。 |
HWConferenceResourceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのハードウェア会議デバイス(Cisco Catalyst 6000、Catalyst 4000、Cisco VG200、Cisco シリーズ 26xx、36xx など)上で使用中の会議リソースの合計数を表します。システムは、1 つまたは複数のコールがブリッジに接続されたときに、会議がアクティブであるとみなします。 |
HWConferenceResourceAvailable |
Cisco Unified CallManager から割り当てられたビデオ Conference Bridge を使用して完了したすべてのハードウェア会議デバイス(Cisco Catalyst 6000、Catalyst 4000、Cisco VG200、Cisco シリーズ 26xx、36xx など)に割り当て可能で未使用の会議リソースの合計数を表します。つまり、Conference Bridge は割り当てられて、解放されています。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときにアクティブになります。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
HWConferenceResourceTotal |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのハードウェア会議デバイス上のアクティブな会議の合計数を表します。 |
InitializationState |
Cisco Unified CallManager の現在の初期化の状態を表します。Cisco Unified CallManager には、初期化の状態を表す次の値があります。 1(Database)、2(Regions)、3(Locations)、4(Calling Search Space)、5(Time Of Day)、6(AAR Neighborhoods)、7(Digit Analysis)、8(Route Plan)、9(Call Control)、10(Supplementary Services)、11(Directory)、12(SDL Link)、13(Device)、100(Initialization Complete)。 このカウンタを使用しても、すべての状態が表示されるわけではありません。このカウンタはエラーの発生を示すのではなく、パフォーマンス モニタのリフレッシュ期間内に状態が初期化され完了したことを単に示します。 |
LocationOutOfResources |
当該場所を経由したコールが帯域幅の不足のため失敗した回数の合計数を表します。 |
MOHMulticastResourceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての MOH サーバで現在使用中の(アクティブな)マルチキャスト MOH リソースの合計数を表します。 |
MOHMulticastResourceAvailable |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての MOH サーバ上の使用されていないアクティブなマルチキャスト MOH 接続の合計数を表します。 |
MOHOutOfResources |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての MOH サーバ上で使用可能なすべてのリソースがすでにアクティブであった場合に、Media Resource Manager が MOH リソースの割り当てを試行した回数の合計数を表します。 |
MOHTotalMulticastResources |
Cisco Unified CallManager に現在登録されているすべての MOH サーバから提供されているマルチキャスト MOH リソースまたはマルチキャスト MOH 接続の合計数を表します。 |
MOHTotalUnicastResources |
Cisco Unified CallManager に現在登録されているすべての MOH サーバから提供されているユニキャスト MOH リソースまたはユニキャスト MOH ストリームの合計数を表します。各 MOH ユニキャスト リソースは、1 つのストリームを使用します。 |
MOHUnicastResourceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての MOH サーバで現在使用中の(アクティブな)ユニキャスト MOH リソースの合計数を表します。各 MOH ユニキャスト リソースは、1 つのストリームを使用します。 |
MOHUnicastResourceAvailable |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての MOH サーバで現在使用可能なユニキャスト MOH リソースの合計数を表します。各 MOH ユニキャスト リソースは、1 つのストリームを使用します。 |
MTPOutOfResources |
Cisco Unified CallManager が Cisco Unified CallManager に登録されている 1 つの MTP デバイスから MTP リソースの割り当てを試行し失敗した回数の合計数を表します。これは、MTP として動作する使用可能なトランスコーダではなかったことも意味します。 |
MTPResourceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての MTP デバイス上で現在使用中の(アクティブな) MTP リソースの合計数を表します。各 MTP リソースは、2 つのストリームを使用します。使用中の MTP は、コールで使用するために割り当てられている 1 つの MTP リソースを表します。 |
MTPResourceAvailable |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての MTP デバイス上に割り当てられていて使用可能な、現在は未使用の MTP リソースの合計数を表します。各 MTP リソースは、2 つのストリームを使用します。使用中の MTP は、コールで使用するために割り当てられている 1 つの MTP リソースを表します。 |
MTPResourceTotal |
Cisco Unified CallManager に現在登録されているすべての MTP デバイスから提供されているメディア終端点(MTP)リソースの合計数を表します。 |
PartiallyRegisteredPhone |
部分的に登録済みの SIP 電話の数を表します。 |
PRIChannelsActive |
この Cisco Unified CallManager でアクティブなコールの PRI 音声チャネルの数を表します。 |
PRISpansInService |
現在使用可能な PRI スパンの数を表します。 |
RegisteredAnalogAccess |
システムに登録されている、登録済み Cisco Analog Access ゲートウェイの数を表します。カウントには、Cisco Analog Access ポートの数は含まれません。 |
RegisteredHardwarePhones |
現在システムに登録されている Cisco ハードウェア IP Phone(Cisco Unified IP Phone 7960、7940、7910 などのモデル)の数を表します。 |
RegisteredMGCPGateway |
現在システムに登録されている MGCP ゲートウェイの数を表します。 |
RegisteredOtherStationDevices |
現在システムに登録されている Cisco ハードウェア IP Phone 以外の端末デバイス(Cisco IP SoftPhone、CTI ポート、CTI ルート ポイント、Cisco ボイスメール ポートなど)の数を表します。 |
SIPLineServerAuthorization Challenges |
Cisco Unified CallManager サーバが SIP 電話に対して発行した着信 SIP 要求の認証のチャレンジ回数を表します。認証のチャレンジは、ダイジェスト認証が有効な SIP 電話から Cisco Unified CallManager に SIP 回線要求を送信したときに発生します。 |
SIPLineServerAuthorization Failures |
SIP 電話から Cisco Unified CallManager サーバに対する着信 SIP 要求の認証チャレンジの失敗回数を表します。認証の失敗は、ダイジェスト認証が有効な SIP 電話から Cisco Unified CallManager に、クレデンシャルが不正な SIP 回線要求を送信したときに発生します。 |
SIPTrunkApplication Authorization |
Cisco Unified CallManager サーバが SIP トランクに対して発行した着信 SIP 要求のアプリケーションレベルの認証チェックの回数を表します。アプリケーション レベルの認証チェックは、Cisco Unified CallManager システムが、着信 SIP 要求と、Cisco Unified CallManager の管理ページの[SIPトランクセキュリティプロファイルの設定(SIP Trunk Security Profile Configuration)]ウィンドウのアプリケーション レベルの設定を比較したときに発生します。 |
SIPTrunkApplication AuthorizationFailures |
Cisco CallManager SIP トランクで発生した着信 SIP 要求のアプリケーションレベルの認証の失敗回数を表します。アプリケーション レベルの認証の失敗は、Cisco Unified CallManager システムが、着信 SIP 要求と、Cisco Unified CallManager の管理ページの[SIPトランクセキュリティプロファイルの設定(SIP Trunk Security Profile Configuration)]ウィンドウのアプリケーション レベルの設定を比較し、そのウィンドウ上の 1 つまたは複数の機能に関するアプリケーションレベルの認証が許可されないことが確認された場合に発生します。 |
SIPTrunkServerAuthorization Challenges |
Cisco Unified CallManager が SIP トランクに対して発行した着信 SIP 要求の認証チャレンジ回数を表します。認証チャレンジは、ダイジェスト認証が有効な SIP トランクから Cisco Unified CallManager に SIP 要求を送信したときに発生します。 |
SIPTrunkServerAuthorization Failures |
SIP トランクから Cisco Unified CallManager への着信 SIP 要求で発生した認証チャレンジの失敗回数を表します。認証の失敗は、ダイジェスト認証が有効な SIP トランクから Cisco Unified CallManager に、クレデンシャルが不正な SIP 要求を送信したときに発生します。 |
SWConferenceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのソフトウェア会議デバイス上のアクティブな会議の合計数を表します。 |
SWConferenceCompleted |
Cisco Unified CallManager から割り当てられたソフトウェア Conference Bridgeを使用して完了した会議の合計数を表します。つまり、Conference Bridge は割り当てられて、解放されています。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときにアクティブになります。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
SWConferenceOutOfResources |
使用可能なソフトウェア会議リソースがなかった場合に、Cisco Unified CallManager に登録されているソフトウェア会議リソースから、Cisco Unified CallManager が割り当てを試行した回数の合計数を表します。カウンタには、新規の参加者を既存の会議に追加することに失敗した試行が含まれます。 |
SWConferenceResourceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのソフトウェア会議デバイス上で使用中の会議リソースの合計数を表します。システムは、1 つまたは複数のコールがブリッジに接続されたときに、会議がアクティブであるとみなします。1 つのリソースは 1 つのストリームと同等です。 |
SWConferenceResourceAvailable |
Cisco Unified CallManager に対して同時に開始できる新規のソフトウェアベースの会議の数を表します。新規の各会議に対して最低 3 つのストリームが使用可能である必要があります。1 つのリソースは 1 つのストリームと同等です。 |
SWConferenceResourceTotal |
Cisco Unified CallManager に現在登録されているすべてのソフトウェア Conference Bridge デバイスから提供されているソフトウェア会議リソースの合計数を表します。 |
SystemCallsAttempted |
サーバから発信されたコールと Unity Message Waiting Iindicator(MWI)に試行されたコールの合計数を表します。 |
T1ChannelsActive |
この Cisco Unified CallManager でアクティブなコールの T1 CAS 音声チャネルの数を表します。 |
T1SpansInService |
現在使用可能な T1 CAS スパンの数を表します。 |
TLSConnectedSIPTrunks |
Transport Layer Security(TLS)で設定され、接続された SIP トランクの数を表します。 |
TLSConnectedWSM |
Transport Layer Security(TLS)で設定され、Motorola WSM に接続された WSM コネクタの数を表します。 |
TranscoderOutOfResources |
使用可能なトランスコーダ リソースがなかった場合に、Cisco Unified CallManager に登録されているトランスコーダ デバイスから、Cisco Unified CallManager が割り当てを試行した回数の合計数を表します。 |
TranscoderResourceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのトランスコーダ デバイス上で使用中のトランスコーダの合計数を表します。使用中のトランスコーダは、コールで使用するために割り当てられている 1 つのトランスコーダ リソースを表します。各トランスコーダ リソースは、2 つのストリームを使用します。 |
TranscoderResourceAvailable |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのトランスコーダ デバイス上に割り当てられていて使用可能な、現在は未使用のトランスコーダ リソースの合計数を表します。各トランスコーダ リソースは、2 つのストリームを使用します。 |
TranscoderResourceTotal |
Cisco Unified CallManager に現在登録されているすべてのトランスコーダ デバイスから提供されているトランスコーダ リソースの合計数を表します。 |
VCBConferenceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのビデオ Conference Bridge デバイス上のアクティブなテレビ会議の合計数を表します。 |
VCBConferenceAvailable |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのビデオ Conference Bridge デバイス上の新規のテレビ会議の合計数を表します。 |
VCBConferenceCompleted |
Cisco Unified CallManager から割り当てられたビデオ Conference Bridgeを使用して完了したテレビ会議の合計数を表します。つまり、Conference Bridge は割り当てられて、解放されています。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときにアクティブになります。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
VCBConferenceTotal |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのビデオ Conference Bridge デバイス上でサポートされているテレビ会議の合計数を表します。 |
VCBOutOfConferences |
使用可能なテレビ会議リソースがなかった場合に、Cisco Unified CallManager に登録されているテレビ会議リソースから、Cisco Unified CallManager が割り当てを試行した回数の合計数を表します。 |
VCBOutOfResources |
失敗した新規のテレビ会議要求の合計数を表します。設定されている数の会議がすでに使用中であるなどの理由で、会議の要求が失敗する場合があります。 |
VCBResourceActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのテレビ会議デバイス上で使用中のテレビ会議リソースの合計数を表します。 |
VCBResourceAvailable |
非アクティブで、現在使用可能なテレビ会議リソースの合計数を表します。 |
VCBResourceTotal |
Cisco Unified CallManager に現在登録されているすべてのビデオ Conference Bridge デバイスにより提供されているテレビ会議リソースの合計数を表します。 |
VideoCallsActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべてのビデオ Conference Bridge デバイス上のアクティブなビデオ ストリーミング接続を持つアクティブなビデオ コールの合計数を表します。 |
VideoCallsCompleted |
ビデオ ストリームに実際に接続され、その後解放されたビデオ コールの数を表します。 |
VideoOutOfResources |
使用可能なビデオストリーミング リソースがなかった場合に、Cisco Unified CallManager に登録されているビデオ Conference Bridge リソースのうち 1 つから、Cisco Unified CallManager が割り当てを試行した回数の合計数を表します。 |
Cisco CallManager Attendant Console
Cisco CallManager Attendant Console(Cisco CallManager Attendant Console Server サービス)オブジェクトは、Cisco Unified CallManager Attendant Console についての情報を提供します。 表6-4 に、Cisco CallManager Attendant Console カウンタの情報を示します。
表6-4 Cisco CallManager Attendant Console
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CallsActive |
このカウンタは使用しないでください。このカウンタの情報は、アクティブなコールの合計数を正確に反映していない場合があります。 |
CallsRedirected |
Cisco CallManager Attendant Console Server サービスに転送されたコールの合計数を表します。この数は、パイロット ポイントがコールを受信し、そのコールをハント グループのメンバーに転送するたびに増加します。 |
CallsTotal |
Cisco CallManager Attendant Console Server サービスの開始以降に発信されたすべてのコールの合計数を表します。 |
CcmLineLinkState |
回線の状態を表します。値には、0、1、10、または 11 があります。値 0 は、Cisco CallManager Attendant Console Server サービスが登録されていないこと、または Cisco CallManager から回線リンク状態情報を受信していないことを示します。値 1 は、Cisco CallManager Attendant Console Server サービスが登録されており、Cisco CallManager から回線リンク状態情報を受信していることを示します。値 10 は、Cisco CallManager Attendant Console Server サービスが CTI にログインしているが登録されていないこと、または Cisco CallManager から回線リンク状態情報を受信していないことを示します。値 11 は、Cisco CallManager Attendant Console Server サービスが CTI にログインして登録されており、回線リンク状態情報を受信していることを示します。 |
ClientsOnline |
現在オンラインである Cisco Unified CallManager Attendant Console クライアントの合計数を表します。Attendant Console クライアントには、現在オンラインである Cisco Unified CallManager の管理ページの[Attendant Console ユーザの設定(Attendant Console User Configuration)]ウィンドウで設定されているすべてのユーザが含まれます。この数は、各クライアントがオンラインになるたびに 1 つずつ増加し、各クライアントがオフラインになるたびに 1 つずつ減少します。 |
ClientsRegistered |
Cisco CallManager Attendant Console Server サービスに対して登録されたクライアントの合計数を表します。この数は、クライアント アプリケーションがログインしたとき、Cisco Unified CallManager Attendant Console が新しく登録されるたびに 1 つずつ増加します。 |
ClientsTotal |
現在 Cisco CallManager Attendant Console Server サービスに登録されている Cisco Unified CallManager Attendant Console クライアントの合計数を表します。Attendant Console クライアントは、Cisco Unified CallManager の管理ページの[Attendant Console ユーザの設定(Attendant Console User Configuration)]ウィンドウで設定されているすべてのユーザを表します。 |
HeartBeat |
Cisco CallManager Attendant Console Server サービスのハートビートを表します。この増分カウントは、Cisco CallManager Attendant Console Server サービスが稼働中であることを示します。カウントが増加しない場合は、サービスがダウンしていることを意味しています。 |
LinesActive |
このカウンタは使用しないでください。このカウンタの情報は、アクティブな回線の合計数を正確に反映していない場合があります。 |
LinesIdle |
このカウンタは使用しないでください。このカウンタの情報は、アイドル回線の合計数を正確に反映していない場合があります。 |
LinesTotal |
このカウンタは使用しないでください。このカウンタの情報は、回線の合計数を正確に反映していない場合があります。 |
PilotPointsTotal |
Cisco Unified CallManager に設定されているパイロット ポイントの合計数を表します。 |
StartTime |
Cisco CallManager Attendant Console Server サービスが開始されてからの時間をミリ秒単位で表します。コンピュータ内のリアルタイム クロックは、現在の時刻と経過した時間をミリ秒単位で示す単なる参照ポイントです。開始されたサービスでこの時刻の基準が提供されるためです。参照ポイントは、1970 年 1 月 1 日の午前 0 時を指定しています。 |
Version |
Cisco CallManager Attendant Console Server サービスのバージョンを表します。 |
Cisco CallManager System Performance
Cisco CallManager System Performance オブジェクトは、Cisco Unified CallManager についてのシステム パフォーマンス情報を提供します。 表6-5 に、Cisco CallManager System Performance カウンタの情報を示します。
表6-5 Cisco CallManager System Performance
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AverageExpectedDelay |
着信メッセージを処理する前の、現在の平均予測遅延を表します。 |
CallsRejectedDueToCall Throttling |
サービスの開始以後、コールスロットリングのため拒否されたコールの合計数を表します。 |
CallThrottlingGenericCounter3 |
コールスロットリングで使用される汎用カウンタを表します。 |
CodeRedEntryExit |
Cisco Unified CallManager が Code Red 状態(コールスロットリング モード)に入ったか、または Code Red 状態から出たかを表します。有効な値は、0(Exit)および 1(Entry)です。 |
CodeYellowEntryExit |
Cisco Unified CallManager が Code Yellow 状態(コールスロットリング モード)に入ったか、または Code Yellow 状態から出たかを表します。有効な値は、0(Exit)および 1(Entry)です。 |
EngineeringCounter1 |
Cisco Engineering Special ビルドによる指示がない限り、このカウンタは使用しないでください。シスコは、診断の目的でこのカウンタの情報を使用します。 |
EngineeringCounter2 |
Cisco Engineering Special ビルドによる指示がない限り、このカウンタは使用しないでください。シスコは、診断の目的でこのカウンタの情報を使用します。 |
EngineeringCounter3 |
Cisco Engineering Special ビルドによる指示がない限り、このカウンタは使用しないでください。シスコは、診断の目的でこのカウンタの情報を使用します。 |
EngineeringCounter4 |
Cisco Engineering Special ビルドによる指示がない限り、このカウンタは使用しないでください。シスコは、診断の目的でこのカウンタの情報を使用します。 |
EngineeringCounter5 |
Cisco Engineering Special ビルドによる指示がない限り、このカウンタは使用しないでください。シスコは、診断の目的でこのカウンタの情報を使用します。 |
EngineeringCounter6 |
Cisco Engineering Special ビルドによる指示がない限り、このカウンタは使用しないでください。シスコは、診断の目的でこのカウンタの情報を使用します。 |
EngineeringCounter7 |
Cisco Engineering Special ビルドによる指示がない限り、このカウンタは使用しないでください。シスコは、診断の目的でこのカウンタの情報を使用します。 |
EngineeringCounter8 |
Cisco Engineering Special ビルドによる指示がない限り、このカウンタは使用しないでください。シスコは、診断の目的でこのカウンタの情報を使用します。 |
QueueSignalsPresent 1-High |
Cisco Unified CallManager キューの高優先順位信号の数を表します。高優先順位信号には、特に、タイムアウト イベント、内部 Cisco Unified CallManager キープアライブ、特定のゲートキーパー イベント、内部プロセスの作成などのイベントが含まれています。多数の高優先順位イベントは、Cisco Unified CallManager のパフォーマンスの低下をもたらし、コール接続の遅延やダイヤル トーンの消失の原因となります。このカウンタを QueueSignalsProcessed 1-High カウンタと併用して、Cisco Unified CallManager 上の処理の遅延を判別します。 |
QueueSignalsPresent 2-Normal |
Cisco Unified CallManager キューの通常優先順位信号の数を表します。通常優先順位信号には、特に、コール処理機能、キーの押下、オンフックとオフフックの通知などのイベントが含まれています。多数の通常優先順位のイベントは、Cisco Unified CallManager のパフォーマンスの低下をもたらし、ダイヤル トーンの遅延、コール接続の遅延、またはダイヤル トーンの消失の原因となる場合があります。このカウンタを QueueSignalsProcessed 2-Normal カウンタと併用して、Cisco Unified CallManager 上の処理の遅延を判別します。高優先順位信号は通常優先順位信号が処理を開始する前に完了する必要があることに注意してください。したがって、高優先順位カウンタを確認し、遅延の可能性の正確な状況を取得してください。 |
QueueSignalsPresent 3-Low |
Cisco Unified CallManager キューの低優先順位信号の数を表します。低優先順位信号には、特に、端末デバイスの登録(初期端末登録要求メッセージは除く)などのイベントが含まれています。このキュー内の多数の信号は、特に、デバイス登録遅延のイベントの原因となります。 |
QueueSignalsPresent 4-Lowest |
Cisco Unified CallManager キューの最低優先順位信号の数を表します。最低優先順位信号には、特に、デバイス登録中の初期端末登録要求メッセージなどのイベントが含まれています。このキュー内の多数の信号は、特に、デバイス登録遅延のイベントの原因となります。 |
QueueSignalsProcessed 1-High |
Cisco Unified CallManager によって 1 秒間隔で処理される最高優先順位信号の数を表します。このカウンタを QueueSignalsPresent 1-High カウンタと併用して、このキューの処理の遅延を判別します。 |
QueueSignalsProcessed 2-Normal |
Cisco Unified CallManager によって 1 秒間隔で処理される通常優先順位信号の数を表します。このカウンタを QueueSignalsPresent 2-Normal カウンタと併用して、このキューの処理の遅延を判別します。高優先順位信号は通常優先順位信号の前に処理されることに注意してください。 |
QueueSignalsProcessed 3-Low |
Cisco Unified CallManager によって 1 秒間隔で処理される低優先順位信号の数を表します。このカウンタを QueueSignalsPresent 3-Low カウンタと併用して、このキューの処理の遅延を判別します。処理される信号の数は、この時間間隔内でデバイス登録アクティビティが処理される量の指標となります。 |
QueueSignalsProcessed 4-Lowest |
Cisco Unified CallManager によって 1 秒間隔で処理される最低優先順位信号の数を表します。このカウンタを QueueSignalsPresent 4-Lowest カウンタと併用して、このキューの処理の遅延を判別します。処理される信号の数は、この時間間隔内で Cisco Unified CallManager 登録処理を開始したデバイスの数の指標となります。 |
QueueSignalsProcessed Total |
高、通常、低、最低のすべてのキュー レベルについて、それぞれ 1 秒間に Cisco Unified CallManager によって処理されるすべてのキュー信号の合計を表します。 |
SkinnyDevicesThrottled |
スロットリングされる Skinny デバイスの合計数を表します。Skinny デバイスが生成したイベントの合計数が、設定されている最大しきい値(デフォルト値は 2000 イベント)を 5 秒以内で超えたとき、Skinny デバイスはスロットリングされます(シャットダウンと再登録を求められます)。 |
ThrottlingSampleActivity |
設定されたサンプル サイズのうち、averageExpectedDelay の値が 0 でないサンプルがいくつあるかを示します。このカウンタは、averageExpectedDelay の値が 0 のサンプルがあった場合にリセットされます。サンプルのバッチごとにこのプロセスが繰り返されます。バッチは、設定されたサンプル サイズを表します。 |
TotalCodeYellowEntry |
Cisco Unified CallManager コール処理が Code Yellow 状態に入る回数を表します。このカウンタは、Cisco Unified CallManager プロセス開始時から累積されます。 |
Cisco CTIManager
Cisco CTI Manager オブジェクトは、Cisco CTI Manager についての情報を提供します。 表6-6 に、Cisco CTIManager カウンタの情報を示します。
表6-6 Cisco CTI Manager
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CcmLinkActive |
アクティブな Cisco Unified CallManager リンクの合計数を表します。CTI Manager は、クラスタ内のすべてのアクティブな Cisco Unified CallManager へのリンクを維持します。 |
CTIConnectionActive |
現在 CTIManager に接続されている CTI クライアントの合計数を表します。このカウンタは、新しい接続が確立されると 1 つ増加し、接続が解放されると 1 つ減少します。CTIManager サービス パラメータ MaxCTIConnections は、アクティブな接続の最大数を設定します。 |
DevicesOpen |
CTI アプリケーションが制御してモニタする Cisco Unified CallManager に設定されているデバイスの合計数を表します。デバイスには、ハードウェア IP Phone、CTI ポート、CTI ルート ポイントなどがあります。 |
LinesOpen |
CTI アプリケーションを制御してモニタする Cisco Unified CallManager に設定されている回線の合計数を表します。 |
QbeVersion |
CTIManager が使用する Quick Buffer Encoding(QBE)インターフェイスのバージョン番号を表します。 |
Cisco Dual-Mode Mobility
Cisco Dual-Mode Mobility オブジェクトは、Cisco Unified CallManager の Dual-Mode Mobility アプリケーションについての情報を提供します。 表6-7 に、Cisco Dual-Mode Mobility カウンタの情報を示します。
表6-7 Cisco Dual-Mode Mobility
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CallsAnchored |
Cisco Unified CallManager 内でアンカーされたデュアルモード電話機で送信または受信するコール数を表します。このカウンタは、デュアルモード電話機でコールが送信または受信された場合に増分されます。デュアルモード電話機から別のデュアルモード電話機へのコールの場合は 2 倍増分されます。 |
DMMSRegistered |
無線LAN(WLAN)に登録された Dual-mode Mobile Station(DMMS)加入者数を表します。 |
FollowMeAborted |
失敗した follow-me 操作の数を表します。 |
FollowMeAttempted |
Cisco Unified CallManager が試行した follow-me 操作の数を表します。このカウンタは、Wireless Service Manager(WSM)からの SIP 302(Moved Temporarily:一次的な移動)メッセージが受信され、Cisco Unified CallManager が WLAN の DMMS にコールを転送する場合に増分されます。 |
FollowMeCompleted |
正常に完了した follow-me 操作の数を表します。このカウンタは、 WLAN 内の DMMS がコールに応答し、発信側デバイスとのメディア(音声パス)が正常に確立された場合に増分されます。 |
FollowMeInProgress |
現在進行中の follow-me 操作の数を表します。このカウンタは、 follow-me 操作が試行されたときに増分され、follow-me 操作が中止されたときまたは完了したときに減少します。 |
H1HandOutAttempted |
デュアルモード電話機が試行した H1 hand-out 操作の数を表します。このカウンタは、Cisco CallManager が DMMS から H1 の番号へのコールを処理したときに増分されます。 |
H1HandOutCompleted |
正常に完了した H1 hand-out 操作の数を表します。このカウンタは、WLAN の DMMS がメディア(音声パス)を正常に確立したときに増分されます。 |
H2HandOutCompleted |
正常に完了した H2 hand-out 操作の数を表します。このカウンタは、WLAN の DMMS がメディア(音声パス)を正常に確立したときに増分されます。 |
H2HandOutsAttempted |
デュアルモード電話機が試行した H2 hand-out 操作の数を表します。このカウンタは、Cisco Unified CallManager が DMMS から H2 の番号へのコールを受信したときに増分されます。 |
HandInAborted |
失敗した hand-in 操作の数を表します。 |
HandInAttempted |
デュアルモード電話機が試行した hand-in 操作の数を表します。 |
HandInCompleted |
正常に完了した hand-in 操作の数を表します。このカウンタは、WLAN の DMMS がメディア(音声パス)を正常に確立したときに増分されます。 |
HandInInProgress |
現在進行中の hand-in 操作の数を表します。このカウンタは、hand-in 操作が試行されたときに増分され、hand-in 操作が中止されたときまたは完了したときに減少します。 |
Hand Out Aborted |
失敗した hand-out 操作の数を表します。 |
Hand Out In Progress |
現在進行中の H1 および H2 hand-out 操作の数を表します。このカウンタは、H1 および H2 hand-out 操作が試行されたときに増分され、H1 および H2 hand-out 操作が中止されたときまたは完了したときに減少します。 |
Cisco Extension Mobility
Cisco Extension Mobility オブジェクトは、エクステンション モビリティ アプリケーションについての情報を提供します。 表6-8 に、Cisco Extension Mobility カウンタの情報を示します。
表6-8 Cisco Extension Mobility アプリケーション
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RequestsHandled |
Cisco CallManager サービスの最後の再起動以降にエクステンション モビリティ アプリケーションが処理した HTTP 要求の合計数を表します。標準的なログインは、2 つの HTTP 要求から構成されています。1 つは、デバイスの初期ログイン状態へのクエリーです。もう 1 つは、デバイス上のユーザへのログインです。同様に、標準的なログアウトも 2 つの HTTP 要求になります。 |
RequestsInProgress |
エクステンション モビリティ アプリケーションが現在処理している HTTP 要求の数を表します。標準的なログインは、2 つの HTTP 要求から構成されています。1 つは、デバイスの初期ログイン状態へのクエリーです。もう 1 つは、デバイス上のユーザへのログインです。同様に、標準的なログアウトも 2 つの HTTP 要求になります。 |
Requests Throttled |
スロットリングのために失敗したログイン要求またはログアウト要求の合計数を表します。 |
Successful Logins |
EM Service を使用して正常に完了したログイン要求の合計数を表します。 |
Successful Logouts |
EM Service を使用して正常に完了したログアウト要求の合計数を表します。 |
Total Attempted Login/Logout Requests |
この EM Service を使用して試行されたログイン要求およびログアウト要求の合計数を表します。この数には、成功した試行と失敗した試行の両方が含まれます。 |
Cisco Gatekeeper
Cisco Gatekeeper オブジェクトは、登録済み Cisco Gatekeeper デバイスについての情報を提供します。 表6-9 に、Cisco Gatekeeper デバイス カウンタの情報を示します。
表6-9 Cisco Gatekeeper
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ACFsReceived |
設定済みゲートキーパーとその代替ゲートキーパーから受信した RAS Admission Confirm メッセージの合計数を表します。 |
ARQsAttempted |
設定済みゲートキーパーとその代替ゲートキーパーを使用して試行した RAS Admission Request メッセージの合計数を表します。 |
RasRetries |
設定済みゲートキーパーとその代替ゲートキーパー上のすべての RAS 確認応答メッセージの消失や遅延によるリトライ回数を表します。 |
VideoOutOfResources |
帯域幅の不足などが原因で失敗した、設定済みゲートキーパーまたはその代替ゲートキーパーへのビデオストリーム要求の合計数を表します。 |
Cisco H.323
Cisco H.323 オブジェクトは、登録済み Cisco H.323 デバイスについての情報を提供します。 表6-10 に、Cisco H.323 デバイス カウンタの情報を示します。
表6-10 Cisco H.323
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CallsActive |
設定済み H.323 デバイス上で現在アクティブな(使用中の)ストリーミング接続の数、つまり、接続されている音声パスが実際に存在するコールの数を表します。 |
CallsAttempted |
デバイス上で試行されたコールの合計数を表します。成功したコールの試行と失敗したコールの試行の両方が含まれます。 |
CallsCompleted |
デバイスから発信され成功したコールの合計数を表します。 |
CallsInProgress |
デバイス上で現在進行中のコール数を表します。 |
VideoCallsActive |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての H.323 トランク上で現在アクティブな(使用中の)ビデオ ストリーミング接続を持つビデオ コール数、つまり、Cisco Unified CallManager 上にビデオストリーミング接続が実際に存在するコール数を表します。 |
VideoCallsCompleted |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての H.323 トランクに対するビデオ ストリームに実際に接続されたビデオ コールの数を表します。この数は、コールが終了したときに増加します。 |
Cisco Hunt Lists
Cisco Hunt Lists オブジェクトは、Cisco Unified CallManager の管理ページで定義されているハント リストについての情報を提供します。 表6-11 に、Cisco Hunt Lists カウンタの情報を示します。
表6-11 Cisco Hunt Lists
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CallsAbandoned |
ハント リストを介して発生し、放棄されたコールの数を表します。放棄されたコールとは、コールに応答する前に発信者がハングアップするコールです。 |
CallsActive |
ハント リストを介して発生する現在アクティブな(使用中の)コール数を表します。アクティブ コールとは、配布され、応答された、音声パスが接続されているコールです。 |
CallsBusyAttempts |
回線グループとルート グループのすべてのメンバーがビジーであるときに、ハント リストを介して試行されたコールの回数を表します。 |
CallsInProgress |
ハント リストを介して現在進行中のコール数を表します。進行中のコールとは、Call Distributor が回線グループまたはルート グループのメンバーへの拡張を試行していて、まだ応答されていないコールです。ハント リスト メンバーの例としては、回線、端末デバイス、トランク デバイス、トランク デバイスのポートやチャネルがあります。 |
CallsRingNoAnswer |
ハント リストを介したコールで、呼び出しに着信側が応答しなかったコールの合計数を表します。 |
HuntListInService |
特定のハント リストが現在動作中であるかどうかを指定します。値 0 は、ハント リストが停止中であることを示します。値 1 は、ハント リストが動作中であることを示します。ハント リストが Cisco Unified CallManager Group に基づくプライマリ Cisco Unified CallManager 上で動作していないため、またはハント リストが Cisco Unified CallManager の管理ページで使用不可にされているため、ハント リストが停止中である可能性があります。 |
MembersAvailable |
動作中のハント リストに属している回線グループとルート グループの、使用可能なメンバーまたはアイドル メンバーの合計数を表します。使用可能なメンバーは、コールを現在処理していて、新規のコールを受け入れます。アイドル メンバーは、コールは何も処理していないで、新しいコールを受信します。ハント リスト メンバーは、ルート グループ、回線グループ、または組み合せから構成できます。回線グループのメンバーとは、IP Phone またはボイスメール ポートの回線の電話番号です。ルート グループのメンバーとは、端末ゲートウェイ、トランク ゲートウェイ、またはトランクゲートウェイのポートやチャネルです。 |
Cisco HW Conference Bridge Device
Cisco HW Conference Bridge Device オブジェクトは、登録済み Cisco ハードウェア Conference Bridge デバイスについての情報を提供します。 表6-12 に、Cisco HW Conference Bridge Device カウンタの情報を示します。
表6-12 Cisco HW Conference Bridge Device
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HWConferenceActive |
HW Conference Bridge デバイス上で現在アクティブな(使用中の)会議の数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
HWConferenceCompleted |
HW 会議デバイス上に割り当てられ、解放された会議の合計数を表します。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときに開始します。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
OutOfResources |
HW 会議デバイスから会議リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計数を表します。 |
ResourceActive |
HW 会議デバイスで現在使用中の(アクティブな)リソースの数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
ResourceAvailable |
非アクティブで、HW 会議デバイスで現在まだ使用可能なリソースの合計数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
ResourceTotal |
HW Conference Bridge デバイス用リソースの合計数を表します。 ResourceAvailable カウンタと ResourceActive カウンタの合計数と等しい数です。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
Cisco IP Manager Assistant
Cisco IP Manager Assistant(IPMA)Service オブジェクトは、Cisco Unified CallManager Assistant アプリケーションについての情報を提供します。 表6-13 に、Cisco IPMA カウンタの情報を示します。
表6-13 Cisco IP Manager Assistant Service
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AssistantsActive |
現在アクティブなアシスタント コンソールの数を表します。アクティブなアシスタント コンソールは、アシスタントが自分のアシスタント コンソールのデスクトップ アプリケーションからログインする場合に存在します。 |
LinesOpen |
Cisco Unified CallManager Assistant アプリケーションが開いた電話回線の数を表します。開いている電話回線は、アプリケーションが CTI からの回線制御を前提としている場合に存在します。 |
ManagersActive |
Cisco IPMA がサービスを行っているマネージャの現在の数を表します。 |
SessionsCurrent |
現在 Cisco Unified CallManager Assistant アプリケーションを使用しているマネージャ アシスタントの合計数を表します。各マネージャと各アシスタントは、アクティブ セッションを構成します。したがって、1 組のマネージャとアシスタントに対して、このカウンタは 2 つのセッションを反映します。 |
Cisco Lines
Cisco Lines オブジェクトは、ダイヤルしてデバイスに接続できる Cisco 回線(電話番号)の数を表します。回線は、エンドポイントで終了するすべての電話番号を表します。割り当てられた電話番号は、回線を識別します。Cisco Lines オブジェクトには、Digital Access ゲートウェイまたは Analog Access ゲートウェイのパターンなどのワイルドカードを含む電話番号は含まれていません。
Active カウンタは、回線の状態、アクティブまたは非アクティブのいずれかを表します。0 は、回線が未使用であることを示します。数値が 0 より大きい場合は、回線がアクティブであることを示しています。数値はその回線で現在進行中のコール数を表します。複数のコールがアクティブである場合は、明確に保留状態に置かれている(ユーザ保留)、またはネットワーク保留操作(たとえば、転送が進行中でその転送が保留状態)のいずれかの理由で、コールが保留状態であることが示されます。これは、任意のデバイスに割り当てられるすべての電話番号に適用されます。
Cisco Locations
Cisco Location オブジェクトは、Cisco Unified CallManager に定義されている場所についての情報を提供します。 表6-14 に、Cisco location カウンタの情報を示します。
表6-14 Cisco Locations
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BandwidthAvailable |
特定の場所の現在の帯域幅を表します。値 0 は、使用できる帯域幅がないことを示します。 |
BandwidthMaximum |
特定の場所で使用可能な最大帯域幅を表します。値 0 は、使用可能な帯域幅が無限であることを示します。 |
CallsInProgress |
特定の Cisco Unified CallManager 上で現在進行中のコール数を表します。 |
OutOfResources |
その場所を経由した特定の Cisco Unified CallManager 上のコールが帯域幅の不足のため失敗した回数の合計数を表します。 |
RSVP AudioReservationErrorCounts |
オーディオ ストリーム内の RSVP 予約エラーの数を表します。 |
RSVP MandatoryConnectionsInProgress |
必須の RSVP を使用した進行中の接続の数を表します。 |
RSVP OptionalConnectionsInProgress |
オプションの RSVP を使用した進行中の接続の数を表します。 |
RSVP TotalCallsFailed |
RSVP 予約の失敗によって失敗したコールの合計数を表します。 |
RSVP VideoCallsFailed |
RSVP 予約の失敗によって失敗したビデオ コールの数を表します。 |
RSVP VideoReservationErrorCounts |
ビデオ ストリーム内の RSVP 予約エラーの数を表します。 |
VideoBandwidthAvailable |
テレビ会議の開始者がいる場所にあるビデオが現在使用可能な帯域幅を表します。値 0 は、使用できる帯域幅がないことを示します。 |
VideoBandwidthMaximum |
テレビ会議の開始者がいる場所にあるビデオが使用可能な最大帯域幅を表します。値 0 は、ビデオに割り当てられている帯域幅がないことを示します。 |
VideoOutOfResources |
テレビ会議を開始した人がいる場所で失敗したビデオストリーム要求(帯域幅の不足などが原因)の合計数を表します。 |
Cisco Media Streaming Application
Cisco IP Voice Media Streaming Application オブジェクトは、登録済みの MTP、MOH サーバ、Conference Bridge サーバ、および Annunciator についての情報を提供します。 表6-15 に、Cisco IP Voice Media Streaming Application カウンタの情報を示します。
(注) デバイス プールに関連付けられている Cisco Unified CallManager グループの各 Cisco Unified
CallManager に対して 1 つのオブジェクトがあります。Annunciator デバイスはそのデバイス プールを使用するように設定されています。
表6-15 Cisco Media Streaming Application
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ANNConnectionsLost |
Cisco IP Voice Media Streaming Application を最後に再起動してから Cisco Unified CallManager 接続が失われた回数の合計数を表します。 |
ANNConnectionState |
Annunciator に関連付けられている各 Cisco Unified CallManager に対して、Cisco Unified CallManager への現在の登録状態を表します。0 は、Cisco Unified CallManager への登録がないことを示します。1 はプライマリ Cisco Unified CallManager への登録を示します。2 は、セカンダリ Cisco Unified CallManager への接続を示します(Cisco Unified CallManager には接続されていますが、プライマリ Cisco Unified CallManager 接続が失敗するまでは登録されません)。 |
ANNConnectionsTotal |
Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスの開始以降に開始された Annunciator インスタンスの合計数を表します。 |
ANNInstancesActive |
アクティブに再生している(現在使用中の)アナウンスの数を表します。 |
ANNStreamsActive |
すべての接続に対して現在アクティブなシンプレックス(単方向)ストリームの合計数を表します。各ストリームの方向は、1 つのストリームとしてカウントします。1 つの内部ストリームがオーディオ入力を提供し、別の出力ストリームがエンドポイント デバイスへの入力を提供します。 |
ANNStreamsAvailable |
使用可能な Annunciator デバイスに対して割り当てられているストリームの残りの数を表します。このカウンタは、設定されている接続の数(Cisco IP Voice Media Streaming App サービス パラメータで Annunciator、Call Count に対して定義されている)の 2 倍の数で開始します。アクティブなストリームが開始されるたびに 1 つずつ減少します。 |
ANNStreamsTotal |
Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスの開始以降に Annunciator デバイスに接続されたシンプレックス(単方向)ストリームの合計数を表します。 |
CFBConferencesActive |
アクティブな(現在使用中の)会議の数を表します。 |
CFBConferencesTotal |
Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスの開始以降に開始された会議の合計数を表します。 |
CFBConnectionsLost |
Cisco IP Voice Media Streaming Application を最後に再起動してから Cisco Unified CallManager 接続が失われた回数の合計数を表します。 |
CFBConnectionState |
SW Conference Bridge に関連付けられている各 Cisco Unified CallManager に対して、Cisco Unified CallManager への現在の登録状態を表します。0 は、Cisco Unified CallManager への登録がないことを示します。1 はプライマリ Cisco Unified CallManager への登録を示します。2 は、セカンダリ Cisco Unified CallManager への接続を示します(Cisco Unified CallManager には接続されていますが、プライマリ Cisco Unified CallManager 接続が失敗するまでは登録されません)。 |
CFBStreamsActive |
すべての会議に対して現在アクティブなシンプレックス(単方向)ストリームの合計数を表します。各ストリームの方向は、1 つのストリームとしてカウントします。通話者が 3 名の会議では、アクティブなストリームの数は 6 です。 |
CFBStreamsAvailable |
使用可能な Conference Bridge に対して割り当てられている Conference Bridge の残りの数を表します。このカウンタは、設定されている接続の数(Cisco IP Voice Media Streaming App サービス パラメータで Conference Bridge、Call Count に対して定義されている)の 2 倍の数で開始します。アクティブなストリームが開始されるたびに 1 つずつ減少します。 |
CFBStreamsTotal |
Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスの開始以降に Conference Bridge に接続されたシンプレックス(単方向)ストリームの合計数を表します。 |
MOHAudioSourcesActive |
この MOH サーバ用のアクティブな(現在使用中の)オーディオ ソースを表します。受信しているデバイスが存在しない場合は、オーディオ ソースの一部がアクティブなストリーミング オーディオ データでない場合もあります。例外はマルチキャスト オーディオ ソースです。常にストリーミング オーディオとなります。 オーディオ ソースが使用中の場合、受信側が切断された後でも、各設定済み MOH コーデック用の入力ストリームがこのカウンタに常に 1 つあります。ユニキャスト ストリームでは、デバイスが接続し、ストリームを受信するまでは、受信するオーディオ データがなく、ストリームがサスペンド状態である場合があります。各 MOH マルチキャスト リソースは、オーディオ ソースとコーデックそれぞれの組み合せに対して 1 つのストリームを使用します。たとえば、マルチキャスト、G.711 mu-law、ワイドバンド コーデックに対してデフォルト オーディオ ソースを設定した場合、2 つのストリーム(デフォルト オーディオ ソース と G.711 mu-law、およびデフォルト オーディオ ソースとワイドバンド)が使用されます。 |
MOHConnectionsLost |
Cisco IP Voice Media Streaming Application を最後に再起動してから Cisco Unified CallManager 接続が失われた回数の合計数を表します。 |
MOHConnectionState |
MOH に関連付けられている各 Cisco Unified CallManager に対して、Cisco Unified CallManager への現在の登録状態を表します。0 は、Cisco Unified CallManager への登録がないことを示します。1 はプライマリ Cisco Unified CallManager への登録を示します。2 は、セカンダリ Cisco Unified CallManager への接続を示します(Cisco Unified CallManager には接続されていますが、プライマリ Cisco Unified CallManager 接続が失敗するまでは登録されません)。 |
MOHStreamsActive |
すべての接続に対してアクティブな(現在使用中の)シンプレックス(単方向)ストリームの合計数を表します。ユニキャスト オーディオ ソースを受信している各デバイスに対して 1 つの出力ストリームがあります。また、各アクティブ オーディオ ソースに対して 1 つの入力ストリームがあります。MOH コーデックの数で乗算されます。 オーディオ ソースがいったん使用された後は、各設定済み MOH コーデック用の入力ストリームがこのカウンタに常に 1 つあります。ユニキャスト ストリームでは、デバイスが接続し、ストリームを受信するまでは、受信するオーディオ データがなく、ストリームがサスペンド状態である場合があります。各 MOH マルチキャスト リソースは、オーディオ ソースとコーデックそれぞれの組み合せに対して 1 つのストリームを使用します。たとえば、マルチキャスト、G.711 mu-law、ワイドバンド コーデックに対してデフォルト オーディオ ソースを設定した場合、2 つのストリーム(デフォルト オーディオ ソース と G.711 mu-law、およびデフォルト オーディオ ソースとワイドバンド)が使用されます。 |
MOHStreamsAvailable |
使用可能な MOH デバイスに対して割り当てられているストリームの残りの数を表します。このカウンタは、408 に、設定済み二重ユニキャスト接続数を加えた数で開始し、アクティブ ストリームが開始されるたびに 1 つずつ減少します。カウンタは、各マルチキャスト オーディオ ソースに対して 2 つずつ減少します。設定済み MOH コーデックの数で乗算されます。カウンタは、各ユニキャスト オーディオ ソースに対して 1 つずつ減少します。設定済み MOH コーデックの数で乗算されます。 |
MOHStreamsTotal |
Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスの開始以降に MOH サーバに接続されたシンプレックス(単方向)ストリームの合計数を表します。 |
MTPConnectionsLost |
Cisco IP Voice Media Streaming Application を最後に再起動してから Cisco Unified CallManager 接続が失われた回数の合計数を表します。 |
MTPConnectionState |
MTP に関連付けられている各 Cisco Unified CallManager に対して、 Cisco Unified CallManager への現在の登録状態を表します。0 は、Cisco Unified CallManager への登録がないことを示します。1 はプライマリ Cisco Unified CallManager への登録を示します。2 は、セカンダリ Cisco Unified CallManager への接続を示します(Cisco Unified CallManager には接続されていますが、プライマリ Cisco Unified CallManager 接続が失敗するまでは登録されません)。 |
MTPConnectionsTotal |
Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスの開始以降に開始された MTP インスタンスの合計数を表します。 |
MTPInstancesActive |
アクティブな(現在使用中の) MTP のインスタンスの数を表します。 |
MTPStreamsActive |
すべての接続に対して現在アクティブなシンプレックス(単方向)ストリームの合計数を表します。各ストリームの方向は、1 つのストリームとしてカウントします。 |
MTPStreamsAvailable |
使用可能な MTP デバイスに対して割り当てられているストリームの残りの数を表します。このカウンタは、設定されている接続の数(Cisco IP Voice Media Streaming App サービス パラメータで MTP、Call Count に対して定義されている)の 2 倍の数で開始します。アクティブなストリームが開始されるたびに 1 つずつ減少します。 |
MTPStreamsTotal |
Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスの開始以降に MTP デバイスに接続されたシンプレックス(単方向)ストリームの合計数を表します。 |
Cisco Messaging Interface
Cisco Messaging Interface オブジェクトは、Cisco Messaging Interface(CMI)サービスについての情報を提供します。 表6-16 に、Cisco Messaging Interface(CMI)カウンタの情報を示します。
表6-16 Cisco Messaging Interface
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HeartBeat |
CMI サービスのハートビートを表します。この増分カウントは、CMI サービスが稼働中であることを示します。カウントが増加(増分)しない場合は、CMI サービスがダウンしています。 |
SMDIMessageCountInbound |
CMI サービスを最後に再起動してからの、着信 SMDI メッセージの実行中のカウントを表します。 |
SMDIMessageCountInbound 24Hour |
最後の 24 時間以内の着信 SMDI メッセージのローリング カウントを表します。 |
SMDIMessageCountOutbound |
CMI サービスを最後に再起動してからの、発信 SMDI メッセージの実行中のカウントを表します。 |
SMDIMessageCountOutbound24Hour |
最後の 24 時間以内の発信 SMDI メッセージのローリング カウントを表します。 |
StartTime |
CMI サービスが開始された時間をミリ秒単位で表します。コンピュータ内のリアルタイム クロックは、現在の時刻と経過した時間をミリ秒単位で示す参照ポイントとして単に動作します。開始されたサービスでこの時刻の基準が提供されるためです。参照ポイントは、1970 年 1 月 1 日の午前 0 時を指定しています。 |
Cisco MGCP FXO Device
Cisco Media Gateway Control Protocol(MGCP)Foreign Exchange Office(FXO)Device オブジェクトは、登録済み Cisco MGCP FXO デバイスについての情報を提供します。 表6-17 に、Cisco MGCP FXO Device カウンタの情報を示します。
表6-17 Cisco MGCP FXO Device
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CallsCompleted |
MGCP FXO デバイス上のポートから発信され成功したコールの合計数を表します。 |
OutboundBusyAttempts |
使用可能な音声チャネルがない場合に、この MGCP FXO デバイス上のポートを介して試行されたコールの回数の合計数を表します。 |
PortStatus |
MGCP FXO デバイスに関連付けられている FXO ポートの状態を表します。 |
Cisco MGCP FXS Device
Cisco MGCP Foreign Exchange Station(FXS)Device オブジェクトは、登録済み Cisco MGCP FXS デバイスについての情報を提供します。Cisco Catalyst 6000 24 port FXS Analog Interface Module ゲートウェイ上の各ポートに対して、このオブジェクトの 1 つのインスタンスが作成されます。たとえば、完全に設定された Catalyst 6000 Analog Interface Module の場合は、このオブジェクトの 24 に分かれたインスタンスを表します。 表6-18 に、Cisco MGCP FXS Device カウンタの情報を示します。
表6-18 Cisco MGCP FXS Device
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CallsCompleted |
MGCP FXS デバイス上のこのポートから発信され成功したコールの合計数を表します。 |
OutboundBusyAttempts |
使用可能な音声チャネルがない場合に、この MGCP FXS デバイス上のポートを介して試行されたコールの回数の合計数を表します。 |
PortStatus |
MGCP FXS デバイスに関連付けられている FXS ポートの状態を表します。 |
Cisco MGCP Gateways
Cisco MGCP Gateways オブジェクトは、登録済み Cisco MGCP ゲートウェイについての情報を提供します。 表6-19 に、Cisco MGCP Gateways カウンタの情報を示します。
表6-19 Cisco MGCP Gateways
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BRIChannelsActive |
ゲートウェイのコールで現在アクティブな BRI 音声チャネルの数を表します。 |
BRISpansInService |
ゲートウェイで現在使用可能な BRI スパンの数を表します。 |
FXOPortsActive |
ゲートウェイのコールで現在アクティブな FXO ポートの数を表します。 |
FXOPortsInService |
ゲートウェイで現在使用可能な FXO ポートの数を表します。 |
FXSPortsActive |
ゲートウェイのコールで現在アクティブな FXS ポートの数を表します。 |
FXSPortsInService |
ゲートウェイで現在使用可能な FXS ポートの数を表します。 |
PRIChannelsActive |
ゲートウェイのコールで現在アクティブな PRI 音声チャネルの数を表します。 |
PRISpansInService |
ゲートウェイで現在使用可能な PRI スパンの数を表します。 |
T1ChannelsActive |
ゲートウェイのコールで現在アクティブな T1 CAS 音声チャネルの数を表します。 |
T1SpansInService |
ゲートウェイで現在使用可能な T1 CAS スパンの数を表します。 |
Cisco MGCP PRI Device
Cisco MGCP Primary Rate Interface(PRI)Device オブジェクトは、登録済み Cisco MGCP PRI デバイスについての情報を提供します。 表6-20 に、Cisco MGCP PRI Device カウンタの情報を示します。
表6-20 Cisco MGCP PRI Device
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CallsActive |
この MGCP PRI デバイス上で現在アクティブな(使用中の)コール数を表します。 |
CallsCompleted |
MGCP PRI デバイスから発信され成功したコールの合計数を表します。 |
Channel 1 Status ~ Channel 15 Status(連続した番号) |
MGCP PRI デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。取りうる値は次のとおりです。0(Unknown)は、チャネルの状態を判別できなかったことを示します。1(Out of service)は、このチャネルが使用不可であることを示します。2(Idle)は、このチャネルにはアクティブなコールがなく、使用可能な状態であることを示します。3(Busy)は、このチャネルにアクティブ コールが存在することを示します。4(Reserved)は、このチャネルが D チャネルとして使用または E-1 用の Synch-Channel として使用するよう予約されていることを示します。 |
Channel 16 Status |
MGCP PRI デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。取りうる値は次のとおりです。0(Unknown)、1(Out of service)、2(Idle)、3(Busy)、4(Reserved)、E1 PRI インターフェイスの場合、このチャネルは、D チャネルとして使用するように予約されています。 |
Channel 17 Status ~ Channel 31 Status(連続した番号) |
MGCP PRI デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。0(Unknown)、1(Out of service)、2(Idle)、3(Busy)、4(Reserved)。 |
DatalinkInService |
対応するデジタル アクセス ゲートウェイ上の Data Link(D チャネル)の状態を表します。この値は、Data Link がアップ(動作中)の場合は 1 に設定されます。Data Link がダウン(停止中)の場合は 0 に設定されます。 |
OutboundBusyAttempts |
使用可能な音声チャネルがない場合に、この MGCP PRI デバイスを介して試行されたコールの回数の合計数を表します。 |
Cisco MGCP T1 CAS Device
Cisco MGCP T1 Channel Associated Signaling(CAS)Device オブジェクトは、登録済み Cisco MGCP T1 CAS デバイスについての情報を提供します。 表6-21 に、Cisco MGCP T1 CAS Device カウンタの情報を示します。
表6-21 Cisco MGCP T1 CAS Device
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CallsActive |
この MGCP T1 CAS デバイス上で現在アクティブな(使用中の)コール数を表します。 |
CallsCompleted |
この MGCP T1 CAS デバイスから発信され成功したコールの合計数を表します。 |
Channel 1 Status ~ Channel 24 Status(連続した番号) |
MGCP T1 CAS デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。取りうる値は次のとおりです。0(Unknown)は、チャネルの状態を判別できなかったことを示します。1(Out of service)は、このチャネルが使用不可であることを示します。2(Idle)は、このチャネルにはアクティブなコールがなく、使用可能な状態であることを示します。3(Busy)は、このチャネルにアクティブ コールが存在することを示します。4(Reserved)は、このチャネルが D チャネルとして使用または E-1 用の Synch-Channel として使用するよう予約されていることを示します。 |
OutboundBusyAttempts |
使用可能な音声チャネルがない場合に MGCP T1 CAS デバイスを介して試行されたコールの回数の合計数を表します。 |
Cisco Music On Hold(MOH)Device
Cisco Music On Hold(MOH)Device オブジェクトは、登録済み Cisco MOH デバイスについての情報を提供します。 表6-22 に、Cisco MOH Device カウンタの情報を示します。
表6-22 Cisco MOH Device
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MOHHighestActiveResources |
MOH サーバに対して同時にアクティブである MOH 接続の最大数を表します。マルチキャスト接続とユニキャスト接続の両方が含まれています。 |
MOHMulticastResourceActive |
MOH サーバにより提供されるマルチキャスト アドレスへの、現在アクティブなマルチキャスト接続の数を表します。 各 MOH マルチキャスト リソースは、オーディオ ソースとコーデックそれぞれの組み合せに対して 1 つのストリームを使用します。たとえば、マルチキャスト、G.711 mu-law、ワイドバンド コーデックに対してデフォルト オーディオ ソースを設定した場合、2 つのストリーム(デフォルト オーディオ ソース と G.711 mu-law、およびデフォルト オーディオ ソースとワイドバンド)が使用されます。 |
MOHMulticastResourceAvailable |
MOH サーバにより提供される、非アクティブで現在 MOH サーバで使用可能なマルチキャスト アドレスへの、マルチキャスト MOH 接続の数を表します。 各 MOH マルチキャスト リソースは、オーディオ ソースとコーデックそれぞれの組み合せに対して 1 つのストリームを使用します。たとえば、マルチキャスト、G.711 mu-law、ワイドバンド コーデックに対してデフォルト オーディオ ソースを設定した場合、2 つのストリーム(デフォルト オーディオ ソース と G.711 mu-law、およびデフォルト オーディオ ソースとワイドバンド)が使用されます。 |
MOHOutOfResources |
Cisco Unified CallManager に登録されているすべての MOH サーバ上で使用可能なすべてのリソースがすでにアクティブであった場合に、Media Resource Manager が MOH リソースの割り当てを試行した回数の合計数を表します。 |
MOHTotalMulticastResources |
MOH サーバにより提供されるマルチキャスト アドレスに対して許可されている、マルチキャスト MOH 接続の合計数を表します。 各 MOH マルチキャスト リソースは、オーディオ ソースとコーデックそれぞれの組み合せに対して 1 つのストリームを使用します。たとえば、マルチキャスト、G.711 mu-law、ワイドバンド コーデックに対してデフォルト オーディオ ソースを設定した場合、2 つのストリーム(デフォルト オーディオ ソース と G.711 mu-law、およびデフォルト オーディオ ソースとワイドバンド)が使用されます。 |
MOHTotalUnicastResources |
MOH サーバにより許可されているユニキャスト MOH 接続の合計数を表します。 各 MOH ユニキャスト リソースは、1 つのストリームを使用します。 |
MOHUnicastResourceActive |
MOH サーバへのアクティブなユニキャスト MOH 接続の数を表します。 各 MOH ユニキャスト リソースは、1 つのストリームを使用します。 |
MOHUnicastResourceAvailable |
非アクティブで、MOH サーバで現在まだ使用可能なユニキャスト MOH 接続の合計数を表します。 各 MOH ユニキャスト リソースは、1 つのストリームを使用します。 |
Cisco MTP Device
Cisco Media Termination Point(MTP)Device オブジェクトは、登録済み Cisco MTP デバイスについての情報を提供します。 表6-23 に、Cisco MTP Device カウンタの情報を示します。
表6-23 Cisco MTP Device
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OutOfResources |
MTP デバイスから MTP リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計数を表します。 |
ResourceActive |
MTP デバイスに対して現在使用中の(アクティブな)MTP リソースの数を表します。 各 MTP リソースは、2 つのストリームを使用します。使用中の MTP は、コールで使用するために割り当てられている 1 つの MTP リソースを表します。 |
ResourceAvailable |
非アクティブで、MTP デバイスに対して現在まだ使用可能な MTP リソースの合計数を表します。 各 MTP リソースは、2 つのストリームを使用します。使用中の MTP は、コールで使用するために割り当てられている 1 つの MTP リソースを表します。 |
ResourceTotal |
MTP デバイスが提供する MTP リソースの合計数を表します。 ResourceAvailable カウンタと ResourceActive カウンタの合計数と等しい数です。 |
Cisco Phone
Cisco Phones オブジェクトは、ハードウェアベースのデバイスや、その他の端末デバイスの両方を含む、登録済み Cisco Unified IP Phone の数についての情報を提供します。
CallsAttempted カウンタは、この電話機から試行されたコールの数を表します。この数は、電話機がオフ フックおよびオン フックになるたびに増加します。
Cisco Presence Feature
Cisco Presence オブジェクトは、短縮ダイヤルやコール リスト ビジー ランプ フィールド(BLF; Busy Lamp Field)の加入に関連する統計など、表示加入についての情報を提供します。 表6-24 に、Cisco Presence Feature カウンタの情報を示します。
表6-24 Cisco Presence
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ActiveCallListAndTrunkSubscriptions |
コール リスト機能のアクティブな表示加入と SIP トランクからの表示加入を表します。 |
ActiveSubscriptions |
アクティブな着信と発信の表示加入のすべてを表します。 |
CallListAndTrunkSubscriptionsThrottled |
コール リスト機能のスロットリングのために拒否されたコール リストとトランク側の表示加入の累計数を表します。 |
IncomingLineSideSubscriptions |
回線側で受信された表示加入の累計数を表します。 |
IncomingTrunkSideSubscriptions |
トランク側で受信された表示加入の累計数を表します。 |
OutgoingTrunkSideSubscriptions |
トランク側で送信された表示加入の累計数を表します。 |
Cisco QSIG Feature
Cisco QSIG Feature オブジェクトは、自動転送およびパス変換などの、さまざまな QSIG 機能の操作についての情報を提供します。 表6-25 に、Cisco QSIG Feature カウンタの情報を示します。
表6-25 Cisco QSIG
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CallForwardByRerouteCompleted |
再ルーティングにより成功した自動転送の数を表します。再ルーティングによる自動転送は、転送されるコールのパスを、発信元の観点から最適化します(使用中の B チャネルの数を最小化します)。このカウンタは、Cisco Unified CallManager サービス パラメータ Call Forward by Reroute Enabled が有効または無効になった場合、または Cisco CallManager サービスが再起動された場合にリセットされます。 |
PathReplacementCompleted |
発生したパス変換の成功した数を表します。QSIG ネットワークにおけるパス変換は、コールに含まれる 2 つのエッジ PINX(PBX)間のパスを最適化します。このカウンタは、Cisco CallManager サービス パラメータ Path Replacement Enabled が有効または無効になった場合、または Cisco CallManager サービスが再起動された場合にリセットされます。 |
Cisco SIP
Cisco Session Initiation Protocol(SIP)オブジェクトは、設定済み SIP デバイスについての情報を提供します。 表6-26 に、Cisco SIP カウンタの情報を示します。
表6-26 Cisco SIP
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CallsActive |
この SIP デバイス上で現在アクティブな(使用中の)コール数を表します。 |
CallsAttempted |
SIP デバイス上で試行されたコール数を表します。成功したコールの試行と失敗したコールの試行の両方が含まれます。 |
CallsCompleted |
SIP デバイスから実際に接続された(音声パスが確立された)コール数を表します。この数は、コールが終了したときに増加します。 |
CallsInProgress |
SIP デバイス上で現在進行中の、すべてのアクティブ コールを含むコール数を表します。進行中のすべての音声コールが接続されたときに、CallsInProgress の数は CallsActive の数と等しくなります。 |
VideoCallsActive |
この SIP デバイス上で現在アクティブな(使用中の)ストリーミング ビデオ接続を持つビデオ コール数を表します。 |
VideoCallsCompleted |
この SIP デバイスのビデオ ストリームに実際に接続され、その後解放されたビデオ コールの数を表しています。この数は、コールが終了したときに増分されます。 |
Cisco SIP Stack
Cisco SIP Stack オブジェクトは、Session Initiation Protocol(SIP)デバイス(SIP Proxy、SIP Redirect Server、SIP Registrar、SIP User Agent など)で生成される SIP スタック統計についての情報を提供します。 表6-27 に、Cisco SIP Stack カウンタの情報を示します。
表6-27 Cisco SIP Stack
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AckIns |
SIP デバイスが受信した ACK 要求の合計数を表します。 |
AckOuts |
SIP デバイスが送信した ACK 要求の合計数を表します。 |
ByeIns |
SIP デバイスが受信した BYE 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
ByeOuts |
SIP デバイスが送信した BYE 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
CancelIns |
SIP デバイスが受信した CANCEL 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
CancelOuts |
SIP デバイスが送信した CANCEL 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
GlobalFailedClassIns |
SIP デバイスが受信した 6xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、クライアント機能を提供する SIP デバイスが失敗応答メッセージを受信したことを示します。一般に、こうした応答は、サーバが要求 URI の特定のインスタンスだけでなく特定の着信側に関する明確な情報を保持していることを示します。 |
GlobalFailedClassOuts |
SIP デバイスが送信した 6xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、クライアント機能を提供する SIP デバイスが失敗応答メッセージを受信したことを示します。一般に、こうした応答は、サーバが要求 URI の特定のインスタンスだけでなく特定の着信側に関する明確な情報を保持していることを示します。 |
InfoClassIns |
SIP デバイスが受信した 1xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、SIP 要求の進行についての情報を提供します。 |
InfoClassOuts |
SIP デバイスが送信した 1xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、SIP 要求の処理の進行についての情報を提供します。 |
InfoIns |
SIP デバイスが受信した INFO 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
InfoOuts |
SIP デバイスが送信した INFO 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
InviteIns |
SIP デバイスが受信した INVITE 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
InviteOuts |
SIP デバイスが送信した INVITE 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
NotifyIns |
SIP デバイスが受信した NOTIFY 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
NotifyOuts |
SIP デバイスが送信した NOTIFY 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
OptionsIns |
SIP デバイスが受信した OPTIONS 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
OptionsOuts |
SIP デバイスが送信した OPTIONS 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
PRAckIns |
SIP デバイスが受信した PRACK 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
PRAckOuts |
SIP デバイスが送信した PRACK 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
RedirClassIns |
SIP デバイスが受信した 3xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、コール先から到達可能なアドレスへのリダイレクションについての情報を提供します。 |
RedirClassOuts |
SIP デバイスが送信した 3xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、コール先から到達可能なアドレスへのリダイレクションについての情報を提供します。 |
ReferIns |
SIP デバイスが受信した REFER 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
ReferOuts |
SIP デバイスが送信した REFER 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
RegisterIns |
SIP デバイスが受信した REGISTER 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
RegisterOuts |
SIP デバイスが送信した REGISTER 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
RequestsFailedClassIns |
SIP デバイスが受信した 4xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、クライアント機能を提供する SIP デバイスによる要求失敗を示します。 |
RequestsFailedClassOuts |
SIP デバイスが送信した 4xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、クライアント機能を提供する SIP デバイスによる要求失敗を示します。 |
RetryByes |
SIP デバイスが送信した BYE の合計リトライ回数を表します。最初の BYE の試行回数を判別するには、sipStatsByeOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryCancels |
SIP デバイスが送信した CANCEL の合計リトライ回数を表します。最初の CANCEL の試行回数を判別するには、sipStatsCancelOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryInfo |
SIP デバイスが送信した INFO の合計リトライ回数を表します。最初の INFO の試行回数を判別するには、sipStatsInfoOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryInvites |
SIP デバイスが送信した INVITE の合計リトライ回数を表します。最初の INVITE の試行回数を判別するには、sipStatsInviteOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryNotify |
SIP デバイスが送信した NOTIFY の合計リトライ回数を表します。最初の NOTIFY の試行回数を判別するには、sipStatsNotifyOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryPRAck |
SIP デバイスが送信した PRACK の合計リトライ回数を表します。最初の PRACK の試行回数を判別するには、sipStatsPRAckOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryRefer |
SIP デバイスが送信した REFER の合計リトライ回数を表します。最初の REFER の試行回数を判別するには、sipStatsReferOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryRegisters |
SIP デバイスが送信した REGISTER の合計リトライ回数を表します。最初の REGISTER の試行回数を判別するには、sipStatsRegisterOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryRel1xx |
SIP デバイスが送信した Reliable 1xx の合計リトライ回数を表します。 |
RetryResponsesFinal |
SIP デバイスが送信した Final Response の合計リトライ回数を表します。 |
RetryResponsesNonFinal |
SIP デバイスが送信した非 Final Response の合計リトライ回数を表します。 |
RetrySubscribe |
SIP デバイスが送信した SUBSCRIBE の合計リトライ回数を表します。最初の SUBSCRIBE の試行回数を判別するには、sipStatsSubscribeOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
RetryUpdate |
SIP デバイスが送信した UPDATE の合計リトライ回数を表します。最初の UPDATE の試行回数を判別するには、sipStatsUpdateOuts カウンタの値からこのカウンタの値を減算します。 |
ServerFailedClassIns |
SIP デバイスが受信した 5xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、クライアント機能を提供する SIP デバイスが失敗応答を受信したことを示します。 |
ServerFailedClassOuts |
SIP デバイスが送信した 5xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、クライアント機能を提供する SIP デバイスが失敗応答を受信したことを示します。 |
StatusCode1xxIns |
SIP デバイスが受信した 1xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 1xx 応答が含まれます。 • 100 試行中 • 180 呼び出し中 • 181 コール転送中 • 182 キューイング済み • 183 セッション中 |
StatusCode1xxOuts |
SIP デバイスが送信した 1xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 1xx 応答が含まれます。 • 100 試行中 • 180 呼び出し中 • 181 コール転送中 • 182 キューイング済み • 183 セッション中 |
StatusCode2xxIns |
SIP デバイスが受信した 2xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 2xx 応答が含まれます。 • 200 OK • 202 受理成功 |
StatusCode2xxOuts |
SIP デバイスが送信した 2xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 2xx 応答が含まれます。 • 200 OK • 202 受理成功 |
StatusCode3xxins |
SIP デバイスが受信した 3xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 3xx 応答が含まれます。 • 300 複数の選択肢 • 301 永続的に移動 • 302 一時的に移動 • 303 非互換の帯域幅ユニット • 305 プロキシの使用 • 380 代替サービス |
StatusCode302Outs |
SIP デバイスが送信した 302(一時的な移動)応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。 |
StatusCode4xxIns |
SIP デバイスが受信した 4xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 4xx 応答が含まれます。 • 400 不正な要求 • 401 未認証 • 402 支払いが必要 • 403 禁止 • 404 見つからない • 405 メソッドが許可されない • 406 受理されない • 407 プロキシ認証が必要 • 408 要求タイムアウト • 409 競合 • 410 消失 • 413 要求エンティティが大きすぎる • 414 要求 URI が長すぎる • 415 サポートされないメディア タイプ • 416 サポートされない URI スキーマ • 417 不明なリソース優先順位 • 420 不正な拡張子 • 422 セッション有効期限の値が小さすぎる • 423 間隔が短すぎる • 480 一時的な使用不可 • 481 コール/トランザクションが存在しない • 482 ループが検出された • 483 ホップが多すぎる • 484 アドレスが不完全 • 485 あいまい • 486 ここは通話中 • 487 要求終了 • 488 ここでは受理されない • 489 不正な登録イベント • 491 要求保留中 |
StatusCode4xxOuts |
SIP デバイスが送信した 4xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 4xx 応答が含まれます。 • 400 不正な要求 • 401 未認証 • 402 支払いが必要 • 403 禁止 • 404 見つからない • 405 メソッドが許可されない • 406 受理されない • 407 プロキシ認証が必要 • 408 要求タイムアウト • 409 競合 • 410 消失 • 413 要求エンティティが大きすぎる • 414 要求 URI が長すぎる • 415 サポートされないメディア タイプ • 416 サポートされない URI スキーマ • 417 不明なリソース優先順位 • 420 不正な拡張子 • 422 セッション有効期限の値が小さすぎる • 423 間隔が短すぎる • 480 一時的な使用不可 • 481 コール/トランザクションが存在しない • 482 ループが検出された • 483 ホップが多すぎる • 484 アドレスが不完全 • 485 あいまい • 486 ここは通話中 • 487 要求終了 • 488 ここでは受理されない • 489 不正な登録イベント • 491 要求保留中 |
StatusCode5xxIns |
SIP デバイスが受信した 5xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 5xx 応答が含まれます。 • 500 サーバの内部エラー • 501 実装されない • 502 不正なゲートウェイ • 503 サービス使用不可 • 504 サーバ タイムアウト • 505 バージョンがサポートされない • 580 前提条件の失敗 |
StatusCode5xxOuts |
SIP デバイスが送信した 5xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 5xx 応答が含まれます。 • 500 サーバの内部エラー • 501 実装されない • 502 不正なゲートウェイ • 503 サービス使用不可 • 504 サーバ タイムアウト • 505 バージョンがサポートされない • 580 前提条件の失敗 |
StatusCode6xxIns |
SIP デバイスが受信した 6xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 6xx 応答が含まれます。 • 600 すべて通話中 • 603 辞退 • 604 どこにも存在しない • 606 受理されない |
StatusCode6xxOuts |
SIP デバイスが送信した 6xx 応答メッセージ(再送信を含む)の合計数を表します。このカウントには、次の 6xx 応答が含まれます。 • 600 すべて通話中 • 603 辞退 • 604 どこにも存在しない • 606 受理されない |
SubscribeIns |
SIP デバイスが受信した SUBSCRIBE 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
SubscribeOuts |
SIP デバイスが送信した SUBSCRIBE 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
SuccessClassIns |
SIP デバイスが受信した 2xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、SIP 要求の正常な完了についての情報を提供します。 |
SuccessClassOuts |
SIP デバイスが送信した 2xx クラスの SIP 応答の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。このクラスの応答は、SIP 要求の正常な完了についての情報を提供します。 |
SummaryRequestsIn |
SIP デバイスが受信した SIP 要求メッセージの合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
SummaryRequestsOut |
SIP デバイスが送信した SIP 要求メッセージの合計数を表します。この数には、このデバイスから発信するメッセージと、このデバイスでリレーするメッセージが含まれます。特定のメッセージが複数回送信されると、各送信(たとえば、再送信として、あるいはフォーキングの結果として再送されるメッセージ)は別々にカウントされます。 |
SummaryResponsesIn |
SIP デバイスが受信した SIP 応答メッセージの合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
SummaryResponsesOut |
SIP デバイスが送信(発信およびリレー)した SIP 応答メッセージの合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
UpdateIns |
SIP デバイスが受信した UPDATE 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
UpdateOuts |
SIP デバイスが送信した UPDATE 要求の合計数を表します。この数には再送信が含まれます。 |
Cisco SW Conf Bridge Device
Cisco SW Conference Bridge Device オブジェクトは、登録済み Cisco ソフトウェア Conference Bridge デバイスについての情報を提供します。 表6-28 に、Cisco Software Conference Bridge カウンタの情報を示します。
表6-28 Cisco SW Conf Bridge Device
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OutOfResources |
SW 会議デバイスから会議リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であったために失敗した回数の合計数を表します。 |
ResourceActive |
SW 会議デバイスに対して現在使用中の(アクティブな)リソースの数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
ResourceAvailable |
非アクティブで、SW 会議デバイスで現在まだ使用可能なリソースの合計数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
ResourceTotal |
SW 会議デバイスが提供する会議リソースの合計数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。このカウンタは、 ResourceAvailable カウンタと ResourceActive カウンタの合計数と等しい数です。 |
SWConferenceActive |
SW 会議デバイス上で現在アクティブな(使用中の)ソフトウェアベースの会議の数を表します。 |
SWConferenceCompleted |
SW 会議デバイス上に割り当てられ、解放された会議の合計数を表します。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときに開始します。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
Cisco TFTP Server
Cisco Trivial File Transfer Protocol(TFTP)Server オブジェクトは、Cisco TFTP サーバについての情報を提供します。 表6-29 に、Cisco TFTP Server カウンタの情報を示します。
表6-29 Cisco TFTP Server
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BuildAbortCount |
Build all 要求を受信したときに、作成プロセスが中止された回数を表します。このカウンタは、グループ レベルの変更通知の結果として、デバイス/ユニット/ソフトキー/ダイヤルの規則の作成が中止されたときに増分されます。 |
BuildCount |
TFTP サービスが開始されてからの、すべてのデバイスに影響するデータベース変更通知に対応して TFTP サーバがすべての設定ファイルを作成した回数を表します。このカウンタは、すべての設定ファイルが新しく作成されるたびに 1 つずつ増加します。 |
BuildDeviceCount |
すべての設定ファイルの最後の作成で処理されたデバイスの数を表します。このカウンタは、デバイス変更通知の処理中にも更新されます。このカウンタは、新しいデバイスが追加されたときに増加し、既存のデバイスが削除されたときに減少します。 |
BuildDialruleCount |
設定ファイルの最後の作成で処理されたダイヤル規則の数を表します。このカウンタは、ダイヤル規則変更通知の処理中にも更新されます。このカウンタは、新しいダイヤル規則が追加されたときに増加し、既存のダイヤル規則が削除されたときに減少します。 |
BuildDuration |
すべての設定ファイルの最後の作成に要した時間を秒単位で表します。 |
BuildSignCount |
セキュリティ対応の電話機デバイスの数を表します。この電話機の設定ファイルは、全設定ファイルの最後の作成の Cisco Unified CallManager サーバ鍵でデジタル署名されています。このカウンタは、セキュリティ対応の電話機デバイスの、変更通知の処理中にも更新されます。 |
BuildSoftKeyCount |
設定ファイルの最後の作成で処理されたソフトキーの数を表します。このカウンタは、新しいソフトキーが追加されたときに増加し、既存のソフトキーが削除されたときに減少します。 |
BuildUnitCount |
すべての設定ファイルの最後の作成で処理されたゲートウェイの数を表します。このカウンタは、ユニット変更通知の処理中にも更新されます。このカウンタは、新しいゲートウェイが追加されたときに増加し、既存のゲートウェイが削除されたときに減少します。 |
ChangeNotifications |
TFTP サーバが受信したすべての Cisco Unified CallManager データベース変更通知の合計数を表します。Cisco Unified CallManager の管理ページでデバイス設定が更新されるたびに、TFTP サーバはデータベース変更通知を送信し、更新されたデバイス用の XML ファイルを再作成します。 |
DeviceChangeNotifications |
TFTP サーバがデータベース変更通知を受信して、デバイスの設定ファイルの作成、更新、削除を行った回数を表します。 |
DialruleChangeNotifications |
TFTP サーバがデータベース変更通知を受信して、ダイヤル規則の設定ファイルの作成、更新、削除を行った回数を表します。 |
EncryptCount |
暗号化された設定ファイルの数を表します。このカウンタは、設定ファイルが正常に暗号化されるたびに更新されます。 |
GKFoundCount |
キャッシュ内で検出された GK ファイルの数を表します。このカウンタは、キャッシュ内で GK ファイルが検出されるたびに更新されます。 |
GKNotFoundCount |
キャッシュ内で検出されなかった GK ファイルの数を表します。このカウンタは、GK ファイル取得要求に対してキャッシュ内で検出されないという結果が得られるたびに更新されます。 |
HeartBeat |
TFTP サービスのハートビートを表します。この増分カウントは、TFTP サーバが稼働中であることを示します。カウントが増加しない場合は、TFTP サーバがダウンしていることを意味しています。 |
HttpConnectRequests |
現在 HTTP GET ファイル要求を要求しているクライアントの数を表します。 |
HttpRequests |
HTTP サーバが処理したファイル要求(XML 設定ファイル、電話ファームウェア ファイル、オーディオ ファイルなどに対する要求)の合計数を表します。このカウンタは、HTTP サービス開始以降の RequestsProcessed、RequestsNotFound、RequestsOverflow、 RequestsAborted、RequestsInProgress の各カウンタの合計数を表します。 |
HttpRequestsAborted |
HTTP サーバが予期せず取り消した(中止した)HTTP 要求の合計数を表します。要求側デバイスが到達できない(たとえば、装置の電源が入っていない)場合や、ネットワーク接続の問題によりファイル転送が中断された場合は、要求が中断される可能性があります。 |
HttpRequestsNotFound |
要求されたファイルが検出されなかった場合の HTTP 要求の合計数を表します。HTTP サーバが要求ファイルを検出しない場合、メッセージが要求側デバイスに送信されます。 |
HttpRequestsOverflow |
許容されるクライアント接続の最大数に達したときに、拒否された HTTP 要求の合計数を表します。TFTP サーバが設定ファイルを作成中に要求を受信したか、または他のリソースの制限による拒否の可能性があります。Cisco TFTP 拡張サービス パラメータ Maximum Serving Count は、許容される接続の最大数を設定します。 |
HttpRequestsProcessed |
HTTP サーバが正常に処理した HTTP 要求の合計数を表します。 |
HttpServedFromDisk |
ディスク上に存在し、メモリ内にキャッシングされないファイルに関して HTTP サーバが完了した要求の数を表します。 |
LDFoundCount |
キャッシュ内で検出された LD ファイルの数を表します。このカウンタは、キャッシュ メモリ内で LD ファイルが検出されるたびに更新されます。 |
LDNotFoundCount |
キャッシュ メモリ内で検出されなかった LD ファイルの数を表します。このカウンタは、LD ファイル取得要求に対してキャッシュ内で検出されないという結果が得られるたびに更新されます。 |
MaxServingCount |
TFTP で同時に処理できるクライア接続の最大数を表します。Cisco TFTP 拡張サービス パラメータ Maximum Serving Count は、この値を設定します。 |
Requests |
TFTP サーバが処理したファイル要求(XML 設定ファイル、電話ファームウェア ファイル、オーディオ ファイルなどに対する要求)の合計数を表します。このカウンタは、TFTP サービス開始以降の RequestsProcessed、RequestsNotFound、RequestsOverflow、 RequestsAborted、RequestsInProgress の各カウンタの合計数を表します。 |
RequestsAborted |
TFTP サーバが予期せず取り消した(中止した)TFTP 要求の合計数を表します。要求側デバイスが到達できない(たとえば、装置の電源が入っていない)場合や、ネットワーク接続の問題によりファイル転送が中断された場合は、要求が中断される可能性があります。 |
RequestsInProgress |
TFTP サーバが現在処理しているファイル要求の数を表します。このカウンタは、新しいファイル要求のたびに増加し、ファイル要求が完了するたびに減少します。このカウンタは、TFTP サーバの現在の負荷を示します。 |
RequestsNotFound |
要求されたファイルが検出されなかった場合の TFTP 要求の合計数を表します。TFTP サーバが要求ファイルを検出しない場合は、メッセージが要求側デバイスに送信されます。 |
RequestsOverflow |
許容されるクライアント接続の最大数を超過したために拒否された TFTP 要求、TFTP サーバが設定ファイルを作成中に要求を受信したために拒否された TFTP 要求、または他のリソースの制限により拒否された TFTP 要求の合計数を表します。Cisco TFTP 拡張サービス パラメータ Maximum Serving Count は、許容される接続の最大数を設定します。 |
RequestsProcessed |
TFTP サーバが正常に処理した TFTP 要求の合計数を表します。 |
SegmentsAcknowledged |
クライアント デバイスが確認応答したデータ セグメントの合計数を表します。ファイルは、512 バイトのデータ セグメントで要求側デバイスに送信されます。512 バイトの各セグメントに対して、デバイスは TFTP サーバに確認応答メッセージを送信します。追加の各データ セグメントは、先行データ セグメントの確認応答の受信時に、ファイル全体が要求側デバイスに正常に転送されるまで送信されます。 |
SegmentsFromDisk |
TFTP サーバがファイルを処理する間にディスク上のファイルから読み取ったデータ セグメントの数を表します。 |
SegmentSent |
TFTP サーバが送信したデータ セグメントの合計数を表します。ファイルは、512 バイトのデータ セグメントで要求側デバイスに送信されます。 |
SEPFoundCount |
キャッシュ内で正常に検出された SEP ファイルの数を表します。このカウンタは、キャッシュ内で SEP ファイルが検出されるたびに更新されます。 |
SEPNotFoundCount |
キャッシュ内で検出されなかった SEP ファイルの数を表します。このカウンタは、SEP ファイル取得要求に対してキャッシュ メモリ内で検出されないという結果が得られるたびに更新されます。 |
SIPFoundCount |
キャッシュ内で正常に検出された SIP ファイルの数を表します。このカウンタは、キャッシュ内で SIP ファイルが検出されるたびに更新されます。 |
SIPNotFoundCount |
キャッシュ内で検出されなかった SIP ファイルの数を表します。このカウンタは、SIP ファイル取得要求に対してキャッシュ メモリ内で検出されないという結果が得られるたびに更新されます。 |
SoftkeyChangeNotifications |
TFTP サーバがデータベース変更通知を受信して、ソフトキーの設定ファイルの作成、更新、削除を行った回数を表します。 |
UnitChangeNotifications |
TFTP サーバがデータベース変更通知を受信して、ゲートウェイ関連の設定ファイルの作成、更新、削除を行った回数を表します。 |
Cisco Tomcat Connector
Tomcat Hypertext Transport Protocol(HTTP)/HTTP Secure(HTTPS)Connector オブジェクトは、Tomcat コネクタについての情報を提供します。Tomcat HTTP コネクタは、要求を受信し、応答を送信するエンド ポイントを表します。このコネクタは、Cisco CallManager 関連の Web ページにアクセスしたときに発生する HTTP/HTTPS 要求を処理し、HTTP/HTTPS 応答を送信します。Web アプリケーションの URL の Secure Socket Layer(SSL)状態は、各 Tomcat HTTP コネクタのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、SSL の場合は https://<IP アドレス>:8443、非 SSL の場合は http://<IP アドレス>:8080 です。 表6-30 に、Tomcat HTTP Connector カウンタの情報を示します。
表6-30 Cisco Tomcat Connector
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Errors |
コネクタで発生する HTTP エラー(たとえば、401 未認証)の合計数を表します。Tomcat HTTP コネクタは、要求を受信し、応答を送信するエンド ポイントを表します。このコネクタは、Cisco Unified CallManager 関連のウィンドウにアクセスしたときに発生する HTTP/HTTPS 要求を処理し、HTTP/HTTPS 応答を送信します。Web アプリケーションの URL の Secure Socket Layer(SSL)状態は、各 Tomcat HTTP コネクタのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、SSL の場合は https://<IP アドレス>:8443、非 SSL の場合は http://<IP アドレス>:8080 です。 |
MBytesReceived |
コネクタが受信したデータの量を表します。Tomcat HTTP コネクタは、要求を受信し、応答を送信するエンド ポイントを表します。このコネクタは、Cisco Unified CallManager 関連のウィンドウにアクセスしたときに発生する HTTP/HTTPS 要求を処理し、HTTP/HTTPS 応答を送信します。Web アプリケーションの URL の Secure Socket Layer(SSL)状態は、各 Tomcat HTTP コネクタのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、SSL の場合は https://<IP アドレス>:8443、非 SSL の場合は http://<IP アドレス>:8080 です。 |
MBytesSent |
コネクタが送信したデータの量を表します。Tomcat HTTP コネクタは、要求を受信し、応答を送信するエンド ポイントを表します。このコネクタは、Cisco Unified CallManager 関連のウィンドウにアクセスしたときに発生する HTTP/HTTPS 要求を処理し、HTTP/HTTPS 応答を送信します。Web アプリケーションの URL の Secure Socket Layer(SSL)状態は、各 Tomcat HTTP コネクタのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、SSL の場合は https://<IP アドレス>:8443、非 SSL の場合は http://<IP アドレス>:8080 です。 |
Requests |
コネクタが処理するリクエストの合計数を表します。Tomcat コネクタは、要求を受信し、応答を送信するエンド ポイントを表します。このコネクタは、Cisco Unified CallManager 関連の Web ページにアクセスしたときに発生する HTTP/HTTPS 要求を処理し、HTTP/HTTPS 応答を送信します。各 Tomcat HTTP コネクタのインスタンス名は、Web アプリケーションの URL の Secure Socket Layer(SSL)状態を基準にしています。たとえば、SSL の場合は https://<IP アドレス>:8443、非 SSL の場合は http://<IP アドレス>:8080 です。 |
Threads Total |
使用可能なスレッドと使用中のスレッドを含むコネクタの要求処理スレッドの現在の合計数を表します。Tomcat HTTP コネクタは、要求を受信し、応答を送信するエンド ポイントを表します。このコネクタは、Cisco CallManager 関連のウィンドウにアクセスしたときに発生する HTTP/HTTPS 要求を処理し、HTTP/HTTPS 応答を送信します。Web アプリケーションの URL の Secure Socket Layer(SSL)状態は、各 Tomcat HTTP コネクタのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、SSL の場合は https://<IP アドレス>:8443、非 SSL の場合は http://<IP アドレス>:8080 です。 |
Threads Max |
コネクタの要求処理スレッドの最大数を表します。Cisco CallManager 関連のウィンドウに着信する個々の要求は、その要求の持続期間にわたってスレッドを要求します。現在使用可能な要求処理スレッドで処理できるより多くの同時要求を受信した場合は、このカウンタで設定される最大数まで追加のスレッドが作成されます。さらに多くの同時要求を受信した場合は、内部的に指定された最大数までのスレッドが、コネクタが作成したサーバ ソケット内に累積されます。それを超える同時要求を受信すると、リソースが要求を処理できるようになるまで、接続はメッセージを拒否します。 Tomcat HTTP コネクタは、要求を受信し、応答を送信するエンド ポイントを表します。このコネクタは、Cisco CallManager 関連のウィンドウにアクセスしたときに発生する HTTP/HTTPS 要求を処理し、HTTP/HTTPS 応答を送信します。Web アプリケーションの URL の Secure Socket Layer(SSL)状態は、各 Tomcat HTTP コネクタのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、SSL の場合は https://<IP アドレス>:8443、非 SSL の場合は http://<IP アドレス>:8080 です。 |
Cisco Tomcat JVM
Cisco Tomcat Java Virtual Machine(JVM)オブジェクトは、Tomcat JVM についての情報、特に、Cisco Unified CallManager の管理機能、Cisco Unified CallManager Serviceability など、Cisco Unified CallManager 関連 Web アプリケーションで使用する共通メモリ リソースのプールについての情報を提供します。 表6-31 に、Tomcat JVM カウンタの情報を示します。
表6-31 Tomcat JVM
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KBytes Memory Free |
Tomcat Java 仮想マシン内の動的空きメモリ ブロック(ヒープ メモリ)の量を表します。動的メモリ ブロックには、Tomcat とその Web アプリケーション(Cisco Unified CallManager の管理機能や Cisco Unified CallManager Serviceability など)が作成するすべてのオブジェクトが保存されます。動的空きメモリが少ない場合は、自動的により多くのメモリが割り当てられ、メモリ全体のサイズ(KbytesMemoryTotal カウンタで表す)は増大しますが、最大値(KbytesMemoryMax カウンタで表す)を超えることはできません。KbytesMemoryTotal から KBytesMemoryFree を減算すると、使用中のメモリ量を判別できます。 |
KBytes Memory Max |
Tomcat Java 仮想マシン内の動的空きメモリ ブロック(ヒープ メモリ)の量を表します。動的メモリ ブロックには、Tomcat とその Web アプリケーション(Cisco Unified CallManager の管理機能や Cisco Unified CallManager Serviceability など)が作成するすべてのオブジェクトが保存されます。動的空きメモリが少ない場合は、自動的により多くのメモリが割り当てられ、メモリ全体のサイズ(KbytesMemoryTotal カウンタで表す)は増大しますが、最大値(KbytesMemoryMax カウンタで表す)を超えることはできません。KbytesMemoryTotal から KBytesMemoryFree を減算すると、使用中のメモリ量を判別できます。 |
KBytes Memory Total |
Tomcat Java 仮想マシンの現在の動的メモリ ブロック全体(空きメモリと使用中のメモリを含む)のサイズを表します。 |
Cisco Tomcat Web Application
Cisco Tomcat Web Application オブジェクトは、Cisco CallManager の Web アプリケーションを実行する方法についての情報を提供します。Web アプリケーションの URL は、各 Tomcat Web アプリケーションのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、Cisco Unified CallManager の管理ページ(https://<IP アドレス>:8443/ccmadmin)は ccmadmin によって識別され、Cisco Unified CallManager Serviceability ページは ccmservice によって識別され、Cisco Unified CallManager ユーザオプション ページは ccmuser によって識別され、拡張子のない URL(https://<IP アドレス>:8443 や http://<IP アドレス>:8080 など)は _root によって識別されます。 表6-32 に、Tomcat Web Application カウンタの情報を示します。
表6-32 Tomcat Web Application
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Errors |
Cisco Unified CallManager 関連の Web アプリケーションで発生する HTTP エラー(たとえば、401 未認証)の合計数を表します。Web アプリケーションの URL は、各 Tomcat Web アプリケーションのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、Cisco Unified CallManager の管理ページ (https://<IP アドレス>:8443/ccmadmin)は ccmadmin によって識別され、Cisco Unified CallManager Serviceability ページは ccmservice によって識別され、Cisco Unified CallManager ユーザオプション ページは ccmuser によって識別され、拡張子のない URL(https://<IP アドレス>:8443 や http://<IP アドレス>:8080 など)は _root によって識別されます。 |
Requests |
Web アプリケーションで処理する要求の合計数を表します。Web アプリケーションにアクセスするたびに、Requests カウンタが増分されます。Web アプリケーションの URL は、各 Tomcat Web アプリケーションのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、Cisco Unified CallManager の管理ページ(https://<IP アドレス>:8443/ccmadmin)は ccmadmin によって識別され、Cisco Unified CallManager Serviceability ページは ccmservice によって識別され、Cisco Unified CallManager ユーザオプション ページは ccmuser によって識別され、拡張子のない URL(https://<IP アドレス>:8443 や http://<IP アドレス>:8080 など)は _root によって識別されます。 |
Sessions Active |
Web アプリケーションが現在アクティブな(使用中の)セッション数を表します。Web アプリケーションの URL は、各 Tomcat Web アプリケーションのインスタンス名の基準を提供します。たとえば、Cisco Unified CallManager の管理ページ(https://<IP アドレス>:8443/ccmadmin)は ccmadmin によって識別され、Cisco Unified CallManager Serviceability ページは ccmservice によって識別され、Cisco Unified CallManager ユーザオプション ページは ccmuser によって識別され、拡張子のない URL(https://<IP アドレス>:8443 や http://<IP アドレス>:8080 など)は _root によって識別されます。 |
Cisco Transcode Device
Cisco Transcode Device オブジェクトは、登録済み Cisco トランスコーディング デバイスについての情報を提供します。 表6-33 に、Cisco Transcoder Device カウンタの情報を示します。
表6-33 Cisco Transcode Device
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OutOfResources |
トランスコーダ デバイスからトランスコーダ リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計数を表します。 |
ResourceActive |
トランスコーダ デバイスに対して現在使用中の(アクティブな)トランスコーダ リソースの数を表します。 各トランスコーダ リソースは、2 つのストリームを使用します。 |
ResourceAvailable |
非アクティブで、トランスコーダ デバイスで現在まだ使用可能なリソースの合計数を表します。 各トランスコーダ リソースは、2 つのストリームを使用します。 |
ResourceTotal |
トランスコーダ デバイスが提供したトランスコーダ リソースの合計数を表します。ResourceActive カウンタと ResourceAvailable のカウンタの合計数と等しい数です。 |
Cisco Video Conference Bridge
Cisco Video Conference Bridge オブジェクトは、登録済み Cisco Video Conference Bridge デバイスについての情報を提供します。 表6-34 に、Cisco Video Conference Bridge デバイス カウンタの情報を示します。
表6-34 Cisco Video Conference Bridge
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ConferenceActive |
ビデオ Conference Bridge デバイス上で現在アクティブな(使用中の)会議の合計数を表します。システムにより、最初のコールがブリッジに接続されたときに会議がアクティブになるよう指定されています。 |
ConferenceAvailable |
非アクティブで、テレビ会議デバイス上で現在まだ使用可能なテレビ会議の数を表します。 |
ConferenceCompleted |
テレビ会議デバイス上に割り当てられ、解放された会議の合計数を表します。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときに開始します。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
ConferenceTotal |
テレビ会議デバイスに対して設定されているテレビ会議の合計数を表します。 |
OutOfConferences |
テレビ会議デバイスからテレビ会議の開始を試行して、許可されているアクティブな会議の最大数(TotalConferences カウンタで指定)をデバイスがすでに使用しているために失敗した回数の合計数を表します。 |
OutOfResources |
テレビ会議デバイスから会議リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計数を表します。 |
ResourceActive |
ビデオ Conference Bridge デバイス上で現在アクティブな(使用中の)リソースの合計数を表します。参加者 1 名につき、1 つのリソースが使用されます。 |
ResourceAvailable |
非アクティブで、Conference Bridge デバイスへの追加の参加者を処理するデバイスで現在まだ使用可能なリソースの合計数を表します。 |
ResourceTotal |
ビデオ Conference Bridge デバイス上に設定されているリソースの合計数を表します。参加者 1 名につき、1 つのリソースが使用されます。 |
Cisco WebDialer
Cisco WebDialer オブジェクトは、Cisco Unified WebDialer アプリケーションと Redirector servlet についての情報を提供します。 表6-35 に、Cisco WebDialer カウンタの情報を示します。
表6-35 Cisco WebDialer
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CallsCompleted |
Cisco Unified WebDialer アプリケーションが正常に完了した Make Call 要求と End Call 要求の数を表します。 |
CallsFailed |
失敗した Make Call 要求と End Call 要求の数を表します。 |
RedirectorSessionsHandled |
最後にサービスが開始されてから Redirector servlet が処理した HTTP セッションの合計数を表します。 |
RedirectorSessionsInProgress |
現在 Redirector servlet によりサービスが行われている HTTP セッションの数を表します。 |
RequestsCompleted |
WebDialer servlet が正常に完了した Make Call 要求と End Call 要求の数を表します。 |
RequestsFailed |
失敗した Make Call 要求と End Call 要求の数を表します。 |
SessionsHandled |
最後にサービスが開始されてから Cisco WebDialer servlet が処理した CTI セッションの合計数を表します。 |
SessionsInProgress |
Cisco WebDialer servlet が現在処理している CTI セッションの数を表します。 |
Cisco WSM Connector
WSM オブジェクトは、Cisco Unified CallManager 上で設定される WSMConnectors についての情報を提供します。各 WSMConnector は、物理的な Motrola WSM デバイスを表します。 表6-36 に、Cisco WSM Connector カウンタの情報を示します。
表6-36 Cisco WSM Connector
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CallsActive |
この WSMConnector デバイス上で現在アクティブな(使用中の)コール数を表します。 |
CallsAttempted |
WSMConnector デバイス上で試行されたコール数を表します。成功したコールの試行と失敗したコールの試行の両方が含まれます。 |
CallsCompleted |
WSMConnector デバイスから接続された(音声パスが確立された)コール数を表します。このカウンタは、コールが終了したときに増加します。 |
CallsInProgress |
WSMConnector デバイス上で現在進行中のコール数を表します。この数にはすべてのアクティブ コールが含まれます。CallsInProgress の数が CallsActive の数と等しい場合は、進行中のすべての音声コールが接続されていることを示します。 |
DMMSRegistered |
WSM に登録された DMMS 加入者の数を表します。 |
Database Change Notification Client
Database Change Notification Client オブジェクトは、変更通知クライアントについての情報を提供します。 表6-37 に、Database Change Notification Client カウンタの情報を示します。
表6-37 Database Change Notification Client
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MessagesProcessed |
処理されたデータベース変更通知の数を表します。 |
MessagesProcessing |
このクライアントに関する、現在処理中または変更通知キューで処理待ち中の変更通知メッセージの数を表します。 |
QueueHeadPointer |
変更通知キューへのヘッド ポインタを表します。ヘッド ポインタは、変更通知キューの開始ポイントとして機能します。キュー内の通知の数を判別するには、ヘッド ポインタの値からテール ポインタの値を減算します。デフォルトでは、このカウンタは 15 秒ごとに更新されます。 |
QueueMax |
このクライアントに関する処理予定の変更通知メッセージの最大数を表します。 |
QueueTailPointer |
変更通知キューへのテール ポインタを表します。テール ポインタは、変更通知キューの終了ポイントを表します。キュー内の通知の数を判別するには、ヘッド ポインタの値からテール ポインタの値を減算します。デフォルトでは、このカウンタは 15 秒ごとに更新されます。 |
TablesSubscribed |
このクライアントが登録したテーブルの数を表します。 |
Database Change Notification Server
Database Change Notification Server オブジェクトは、さまざまな変更通知関連の統計についての情報を提供します。 表6-38 に、Database Change Notification Server カウンタの情報を示します。
表6-38 Database Change Notification Server
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Clients |
変更通知に関して登録された変更通知クライアント(サービス/servlet)の数を表します。 |
QueuedRequestsInDB |
直接 TCP/IP 接続を介して DBCNQueue(Database Change Notification Queue; データベース変更通知キュー)テーブルに入る変更通知レコード(共有メモリ内にキューイングされないレコード)の数を表します。このカウンタは 15 秒ごとに更新されます。 |
QueuedRequestsInMemory |
共有メモリ内の DBCNQueue(Database Change Notification Queue; データベース変更通知キュー)テーブルにキューイングされる変更通知要求(直接 TCP/IP 接続を介さない要求)の数を表します。 |
Database Change Notification Subscription
Database Change Notification Subscription オブジェクトは、クライアントが変更通知を受信するテーブルの名前を表示します。
SubscribedTable オブジェクトは、変更通知を受信するサービスまたは servlet が含まれているデータベース テーブルを表示します。このカウンタは増分されないので、この表示は情報のみの目的で行われます。
Database Layer Monitor
Database Layer オブジェクトは、Cisco Database Layer Monitor が Cisco Unified CallManager データベースに関する情報を収集するときに、この情報を収集します。
Cisco Database Layer Monitor サービスは、デバイス リセットを行います。ResetsQueued カウンタは、現在リセットされているか、リセット キュー内にあるデバイスに関するレコードの数を表します。このカウンタには、管理者がデバイスの設定ウィンドウの[リセット]ボタンをクリックしたときに実行されるリセットのみが含まれます。
Database Local DSN
Database Local Data Source Name(DSN)オブジェクトと LocalDSN カウンタは、ローカル マシンの DSN 情報を提供します。 表6-39 に、Database Local DSN カウンタの情報を示します。
表6-39 Database Local Data Source Name
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CcmDbSpace_Used |
使用されている CcmDbSpace の量を表します。 |
CcmtempDbSpace_Used |
使用されている CcmtempDbSpace の量を表します。 |
LocalDSN |
ローカル マシンから参照されている DSN を表します。 |
RootDbSpace_Used |
使用されている RootDbSpace の量を表します。 |
DB User Host Information Counters
DB User Host Information オブジェクトは、DB User Host についての情報を提供します。
DB:User:Host Instance オブジェクトは、DB:User:Host の各インスタンスに関して存在する接続の数を表します。
Enterprise Replication DBSpace Monitors
Enterprise Replication DBSpace Monitors オブジェクトは、さまざまな ER DbSpaces の使用状況を表します。 表6-40 に、Enterprise Replication DBSpace Monitors カウンタの情報を示します。
表6-40 Enterprise Replication DBSpace Monitors
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ERDbSpace_Used |
使用された CcmtempDbSpace の量を表します。 |
ERSBDbSpace_Used |
使用された ERSBDbSpace の量を表します。 |
Enterprise Replication Perfmon Counters
Enterprise Replication Perfmon Counter オブジェクトは、さまざまなレプリケーション カウンタについての情報を提供します。
ServerName:ReplicationQueueDepth カウンタは、Q パラメータについての情報を表示します。
IP
IP オブジェクトは、システムの IP 統計についての情報を提供します。 表6-41 に、IP カウンタの情報を示します。
表6-41 IP
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Frag Creates |
生成された IP データグラム フラグメントの数を表します。 |
Frag Fails |
データグラムを断片化できなかったために(たとえば Do not Fragment フラグが設定されたデータグラムの場合)このエンティティで破棄された IP データグラムの数を表します。 |
Frag OKs |
このエンティティで正常に断片化された IP データグラムの数を表します。 |
In Delivers |
IP ユーザ プロトコル(ICMP を含む)に配信された入力データグラムの数を表します。 |
In Discards |
破棄されたエラーのない入力データグラムの数を表します。このカウンタには、再構成を待機する間に破棄されたデータグラムの数は含まれません。 |
In HdrErrors |
破棄されたヘッダー エラーを伴う入力データグラムの数を表します。これには、IP オプションを処理する間に検出された不適切なチェックサム、バージョン番号の不一致、その他のフォーマット エラー、存続可能時間の超過、その他のエラーが含まれます。 |
In Receives |
受信した入力データグラムの数を表します。このカウンタには、エラーを伴う受信データグラムも含まれます。 |
In UnknownProtos |
正常に受信したが、プロトコルが不明またはサポートされないために破棄されたローカル アドレス指定のデータグラムの数を表します。 |
InOut Requests |
受信した着信 IP データグラムと要求された発信 IP データグラムの数を表します。 |
Out Discards |
送信されずに破棄された出力 IP データグラムの数を表します。1 つの原因としてバッファ領域の不足が考えられます。 |
Out Requests |
ローカル IP ユーザ プロトコル(ICMP を含む)から IP 要求送信に要求された IP データグラムの数を表します。 |
Reasm Fails |
IP 再構成アルゴリズムが検出した IP 再構成の失敗回数を表します。 |
Reasm OKs |
正常に再構成された IP データグラムの数を表します。 |
Reasm Reqds |
再構成が必要な IP フラグメントの受信数を表します。 |
Memory
Memory オブジェクトは、サーバ上の物理メモリとスワップ メモリの使用状況についての情報を提供します。 表6-42 に、Memory カウンタの情報を示します。
表6-42 Memory
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% Mem Used |
物理メモリの使用率をパーセンテージで表します。 |
% Page Usage |
アクティブなページのパーセンテージを表します。 |
% VM Used |
仮想メモリの使用率をパーセンテージで表します。 |
Buffered KBytes |
システム内のバッファの容量をキロバイトで表します。 |
Cached KBytes |
キャッシングされたメモリの量をキロバイトで表します。 |
Free KBytes |
システム内の空きメモリ全体の量をキロバイトで表します。 |
Free Swap KBytes |
システム内の空きスワップ領域の量をキロバイトで表します。 |
Pages |
システムがディスクからページインしたページの数とシステムがディスクにページアウトしたページの数を加算した数を表します。 |
Pages Input |
システムがディスクからページインしたページの数を表します。 |
Pages Output |
システムがディスクにページアウトしたページの数を表します。 |
Shared KBytes |
システム内の共有メモリの量をキロバイトで表します。 |
Total KBytes |
システム内のメモリ全体の量をキロバイトで表します。 |
Total Swap KBytes |
システム内のスワップ領域全体の量をキロバイトで表します。 |
Used KBytes |
システム上で使用されているメモリの量をキロバイトで表します。 |
Used Swap KBytes |
システム上で使用されているスワップ領域の量をキロバイトで表します。 |
Network Interface
Network Interface オブジェクトは、システム内のネットワーク インターフェイスについていの情報を提供します。 表6-43 に、Network Interface カウンタの情報を示します。
表6-43 Network Interface
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Rx Bytes |
フレーミング文字を含めて、インターフェイスで受信したバイト数を表します。 |
Rx Dropped |
エラーが検出されなかったにもかかわらず破棄するように選択されたインバウンド パケットの数を表します。この操作により、パケットが上位レイヤのプロトコルに配信されるのが回避されます。パケットを破棄することでバッファ領域を解放するのが 1 つの目的です。 |
Rx Errors |
エラーがあったために上位レイヤのプロトコルに配信されなかったインバウンド パケット(パケット指向のインターフェイス)の数とインバウンド送信ユニット(文字指向または固定長のインターフェイス)の数を表します。 |
Rx Multicast |
このインターフェイスで受信したマルチキャスト パケットの数を表します。 |
Rx Packets |
このサブレイヤから上位のレイヤに配信したパケットの数を表します。このサブレイヤでマルチキャストまたはブロードキャスト アドレスに指定されたパケットは含まれません。 |
Total Bytes |
Rx バイトと Tx バイトの合計数を表します。 |
Total Packets |
Rx パケットと Tx パケットの合計数を表します。 |
Tx Bytes |
インターフェイスから送信されたオブジェクト(フレーミング文字を含む)のオクテットの合計数を表します。 |
Tx Dropped |
エラーが検出されなかったにもかかわらず破棄するように選択されたアウトバウンド パケットの数を表します。この操作により、パケットが上位レイヤのプロトコルに配信されるのが回避されます。パケットを破棄することでバッファ領域を解放するのが 1 つの目的です。 |
Tx Errors |
エラーがあったために送信できなかったアウトバウンド パケット(パケット指向のインターフェイス)の数とアウトバウンド送信ユニット(文字指向または固定長のインターフェイス)の数を表します。 |
Tx Packets |
破棄されたパケットや送信されなかったパケットを含め、上位プロトコルから送信を要求されたパケットの合計数を表します。このサブレイヤでマルチキャストまたはブロードキャスト アドレスに指定されたパケットは含まれません。 |
Tx QueueLen |
出力パケット キューの長さを(パケット数で)表します。 |
Number of Replicates Created and State of Replication
Number of Replicates Created and State of Replication オブジェクトは、システム上のレプリケーション状態についての情報を提供します。 表6-44 に、レプリケーション カウンタの情報を示します。
表6-44 Number of Replicates Created and State of Replication
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Number of Replicates Created |
作成されたレプリケーションの数を表します。 |
Replicate_State |
レプリケーションの状態を表します。取り得る値は、0(Not Started)、1(Started)、2(Finished)、3(Broken)です。 |
Partition
Partition オブジェクトは、システム内のファイル システムとその使用状況についての情報を提供します。 表6-45 に、Partition カウンタの情報を示します。
表6-45 Partition
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% CPU Time |
ディスクに対して発行された IO 要求の処理に割り当てられた CPU 時間のパーセンテージを表します。 |
% Used |
このファイル システム上で使用されているディスク領域のパーセンテージを表します。 |
% Wait in Read |
ディスクからの読み取りを待機するのに使用された CPU 時間のパーセンテージを表します。 |
% Wait in Write |
ディスクへの書き込みを待機するのに使用された CPU 時間のパーセンテージを表します。 |
Queue Length |
ディスクに対して発行された要求のキューの平均長を表します。 |
Read Bytes Per Sec |
ディスクから読み取られたデータの量をキロバイト/秒で表します。 |
Total Mbytes |
このファイル システム上のディスク領域全体の量をメガバイトで表します。 |
Used Mbytes |
このファイル システム上で使用されているディスク領域の量をメガバイトで表します。 |
Write Bytes Per Sec |
ディスクに書き込まれたデータの量をキロバイト/秒で表します。 |
Process
Process オブジェクトは、システム上で実行されているプロセスについての情報を提供します。 表6-46 に、Process カウンタの情報を示します。
表6-46 Process
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% CPU Time |
最終更新以降の CPU 経過時間に対するタスクの占有率を合計 CPU 時間のパーセンテージで表します。 |
% MemoryUsage |
現在タスクで使用している物理メモリのパーセンテージを表します。 |
Data Stack Size |
タスク メモリ状態のスタック サイズを表します。 |
Nice |
タスクの nice 値を表します。負の nice 値はプロセスの優先順位が高いことを表し、正の nice 値はプロセスの優先順位が低いことを表します。nice 値がゼロの場合は、タスクの割り当てを決定するときに優先順位を調整しません。 |
Page Fault Count |
タスクで発生し、データをメモリにロードする必要がある主なページ フォルトの数を表します。 |
PID |
タスクに固有のプロセス ID を表します。この ID は、定期的にラッピングされますが、値はゼロになりません。 |
Process Status |
次に示すプロセスの状態を表します。 • 0(Running:実行) • 1(Sleeping:スリープ) • 2(Uninterruptible disk sleep:割り込み不能ディスク スリープ) • 3(Zombie:ゾンビ) • 4(Traced:トレース) • 5(Paging:ページング) • 6(Unknown:不明) |
Shared Memory Size |
タスクで使用されている共有メモリの量(KB)を表します。他のプロセスが同じメモリを共有する場合もあります。 |
STime |
このプロセスがカーネル モードでスケジュールした jiffy 数を表します。jiffy は、CPU 時間の単位に対応し、測定単位として使用されます。 |
Thread Count |
現在タスクに関してグループ化されているスレッドの数を表します。 |
Total CPU Time Used |
タスクの開始以降にユーザ モードとカーネル モードで使用するタスクの合計 CPU 時間を jiffy 数で表します。 |
UTime |
このプロセスがユーザ モードでスケジュールした jiffy 数を表します。 |
Virtual Image |
タスクで使用している仮想メモリ全体の量(KB)を表します。コード、データ、共有ライブラリ、スワップアウトされたページがすべて含まれます。つまり、VirtualImage = SwappedSize + ResidentSize です。 |
VmData |
タスクによるヒープの仮想メモリ使用状況をキロバイト(KB)で表します。 |
VmRSS |
現在物理メモリ内にある常駐セットをキロバイト(KB)で表します。コード、データ、スタックが含まれます。 |
VmSize |
タスク全体による仮想メモリ全体の使用状況をキロバイト(KB)で表します。 |
Processor
Processor オブジェクトは、さまざまなプロセッサ時間の使用状況についての情報をパーセンテージで提供します。 表6-47 に、Processor カウンタの情報を示します。
表6-47 Processor
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% CPU Time |
最終更新以降の CPU 経過時間に対するプロセッサの占有率を表します。この占有率は、合計 CPU 時間のパーセンテージで表されます。 |
Idle Percentage |
プロセッサがアイドル状態の時間のパーセンテージを表します。 |
IOwait Percentage |
プロセッサが読み取りと書き込みの操作に使用した時間のパーセンテージを表します。 |
Irq Percentage |
プロセッサがコンピュータへの信号の送信に使用した時間を含め、デバイスに割り当てられた割り込み要求を実行するためにプロセッサが使用した時間のパーセンテージを表します。 |
Nice Percentage |
プロセッサがユーザ モードで nice プロセスを実行している時間のパーセンテージを表します。 |
Softirq Percentage |
プロセッサがより高い CPU パフォーマンスを得るためにソフト IRQ とタスク切り替えの延期の実行に使用した時間のパーセンテージを表します。 |
System Percentage |
プロセッサがカーネル モードでプロセスを実行している時間のパーセンテージを表します。 |
User Percentage |
プロセッサがユーザ モードで normal プロセスを実行している時間のパーセンテージを表します。 |
System
System オブジェクトは、システムのファイル記述子についての情報を提供します。 表6-48 に、System カウンタの情報を示します。
表6-48 System
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Allocated FDs |
割り当てられたファイル記述子の合計数を表します。 |
Being Used FDs |
システムで現在使用中のファイル記述子の数を表します。 |
Freed FDs |
解放されたシステム上で割り当てられたファイル記述子の合計数を表します。 |
Max FDs |
システム上で許可されたファイル記述子の最大数を表します。 |
Total CPU Time |
システムが起動し、動作している合計時間を jiffy で表します。 |
Total Processes |
システム上のプロセスの合計数を表します。 |
Total Threads |
システム上のスレッドの合計数を表します。 |
TCP
TCP オブジェクトは、システムの TCP 統計についての情報を提供します。 表6-49 に、TCP カウンタの情報を示します。
表6-49 TCP
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Active Opens |
TCP 接続が CLOSED 状態から SYN-SENT 状態に直接遷移した回数を表します。 |
Attempt Fails |
TCP 接続が LISTEN 状態から SYN-RCVD 状態に直接遷移した回数を表します。 |
Curr Estab |
現在の状態が ESTABLISHED または CLOSE-WAIT のいずれかである TCP 接続の数を表します。 |
Estab Resets |
TCP 接続が ESTABLISHED 状態または CLOSE-WAIT 状態のいずれから CLOSED 状態に直接遷移した回数を表します。 |
In Segs |
エラーによる受信を含めて、受信したセグメントの合計数を表します。この数には、現在接続されている接続で受信したセグメントのみが含まれます。 |
InOut Segs |
In Segs と Out Segs の合計数を表します。 |
Out Segs |
エラーによる送信を含めて、送信したセグメントの合計数を表します。この数には、現在接続されている接続で送信したセグメントのみが含まれます。 |
Passive Opens |
TCP 接続が LISTEN 状態から SYN-RCVD 状態に直接遷移した回数を表します。 |
RetransSegs |
以前に送信されたオクテットが 1 つまたは複数含まれていたために再送信されたセグメントの合計数を表します。 |
Thread
Thread オブジェクトは、システム上で実行されているスレッドのリストを提供します。 表6-50 に、Thread カウンタの情報を示します。
表6-50 Thread
|
|
% CPU Time |
最終更新以降の CPU 経過時間に対するスレッドの占有率を表します。この占有率は、合計 CPU 時間のパーセンテージで表されます。 |
PID |
スレッド リーダー プロセス ID を表します。 |
RTMT を使用したパフォーマンス モニタリング
RTMT には、クラスタ内のすべての Cisco Unified CallManager コンポーネントのパフォーマンス情報が表示されます。このツールは、Cisco Unified CallManager Administration および Serviceability ソフトウェアに統合されています。RTMT は、アラート通知を提供することでトラブルシューティング パフォーマンスを向上させます。また、パフォーマンス カウンタ値を定期的にポーリングすることによって、Cisco Unified CallManager のパフォーマンスのさまざまな面をモニタします。perfmon カウンタを図や表の形式で表示する例については、『Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』の「カウンタの説明の表示」を参照してください。
Perfmon モニタリングを使用すると、次のタスクを実行できます。
• Cisco Unified CallManager クラスタから、Cisco Unified CallManager ノード、TFTP サーバ、データベース サーバなどのパフォーマンス カウンタをモニタします。
• あらかじめ設定されているオブジェクトのセットを継続的にモニタして、電子メールの形式で通知を受信します。
• カウンタしきい値設定をアラート通知に関連付けます。電子メールまたはポップアップ メッセージで管理者に通知します。
• カスタマイズされたトラブルシューティング タスクのために、モニタ対象のカウンタ、しきい値設定、アラート通知などの設定を保存および復元します。
• パフォーマンス比較のために、1 つの図に 6 つまでの perfmon カウンタを表示します。
RTMT では、パフォーマンス カウンタを図や表の形式で表示します。図は、ミニチュアの情報ウィンドウに表示されます。作成したカテゴリ タブごとに、6 つまでの図が、RTMT の Perfmon Monitoring ペインに表示されます。Perfmon Monitoring ペインのカウンタをダブルクリックすると、特定のカウンタを表示できます。デフォルトでの表示は図形式なので、表示を表形式に変更するには、カテゴリを作成するときにパフォーマンス カウンタを表形式の表示用に設定します。
メニューバーの Performance メニューにある Remove Chart/TableEntry メニュー項目で、カウンタの図(表エントリ)を削除できます。
ヒント あらかじめ用意されている各モニタリング ウィンドウのポーリング レートは固定されていて、デフォルト値には 30 秒が指定されています。Cisco Unified CallManager の管理のサービス パラメータの AMC(Alert Manager and Collector)の収集レートが変更された場合は、あらかじめ用意されているウィンドウのポーリング レートも更新されます。また、各図のタイム スタンプは、バックエンド サーバの時間ではなく RTMT クライアント アプリケーションの現地時間に基づいています。
RTMT の Perfmon Monitoring ペインの設定オプションについては、次に示す項を参照してください。
• 「カテゴリ タブ」
• 「サンプル レート」
• 「モニタするカウンタの追加」
• 「カウンタのアラート通知」
カテゴリ タブ
カテゴリは、モニタされるパフォーマンス カウンタで構成されます。RTMT モニタリング ペインのタブに、カテゴリ名が表示されます。このタブでモニタされるパフォーマンス カウンタのすべてが、1 つのカテゴリに属しています。システムは、タブ内のパフォーマンス カウンタを同じレートでポーリングしますが、ポーリング レートはカテゴリごとに設定されます。
RTMT モニタリング ペインにカスタム カテゴリを作成して、特定のパフォーマンスやデバイスの問題のトラブルシューティングに役立つ情報を表示できます。Cisco Unified CallManager システムで、特定のオブジェクトにパフォーマンスの問題がある場合は、そのオブジェクト内のカウンタのパフォーマンスをモニタするカスタム カテゴリを作成します。特定のデバイスに問題がある場合は、クラスタ内のデバイスをモニタするカスタム カテゴリを作成します。また、これらのカスタム カテゴリのカウンタおよびゲートウェイに対するアラート通知を作成できます。
カスタム カテゴリを作成するには、新しいカテゴリ タブを追加します。タブが作成されたら、そのタブ内の特定のパフォーマンス カウンタ、デバイス、およびアラートを指定して、Profile を使用してカスタム カテゴリを保存します。
サンプル レート
Cisco Unified CallManager ソフトウェアは、カウンタ、デバイス、およびゲートウェイ ポートにポーリングして、状況の情報を収集します。RTMT モニタリング ペインで、作成した各カテゴリ タブについて、パフォーマンス カウンタ、デバイス、およびゲートウェイ ポートのポーリング間隔を設定します。
(注) ポーリング レートの頻度が高いと、Cisco Unified CallManager のパフォーマンスに影響します。図形式の表示でパフォーマンス カウンタをモニタリングするための最低ポーリング レートは 5 秒です。表形式の表示でパフォーマンス カウンタをモニタリングするための最低レートは 1 秒です。デフォルトは、いずれも 10 秒に設定されています。
モニタするカウンタの追加
システム パフォーマンスの問題に関するトラブルシューティングを行うには、perfmon オブジェクトに関連するカウンタを、そのカウンタの図が表示される RTMT の Perfmon Monitoring ペインに追加します。カウンタを追加する前に、「カテゴリ タブ」を参照してください。
カテゴリ タブには、perfmon カウンタの図を 6 つまで表示できます。
カウンタのアラート通知
アラート通知機能を使用すると、Cisco Unified CallManager からシステムの問題が通知されます。システム カウンタのアラート通知をアクティブにするには、次の設定を行います。
• RTMT の Perfmon Monitoring ペインから、システム perfmon カウンタを選択します。
• アラート通知のための電子メールまたはメッセージ ポップアップ ウィンドウをセットアップします。
• アラートのしきい値を決定します(たとえば、進行中のコールが 100 コールのしきい値を上回る場合、または 50 コールのしきい値を下回る場合に、アラートがアクティブになります)。
• アラート通知の頻度を決定します(たとえば、アラートは一度だけまたは 1 時間ごとに発生します)。
• アラートがアクティブになるスケジュールを決定します(たとえば、1 日に一度または特定の時間帯)。
カウンタの詳細表示
パフォーマンス モニタを拡大表示するには、RTMT の Perfmon Monitoring ペインのモニタ カウンタを詳細表示します。詳細表示するには、カウンタの図を強調表示し、Performance メニューの Zoom Chart を選択します。
カウンタのプロパティ
カウンタのプロパティには、カウンタの説明を表示する機能とデータ サンプリング パラメータを設定する機能があります。
Counter Property ウィンドウには、カウンタのサンプル データを設定するためのオプションがあります。RTMT の Perfmon Monitoring ペインに表示されるパフォーマンス カウンタには、緑のドットがあり、サンプル データがある期間存在していることを示します。収集するサンプル データの数と、図に表示されるデータ ポイント数を設定できます。サンプル データを設定した後、View All Data メニュー オプションまたは View Current メニュー オプションを使用して情報を表示し、perfmon カウンタが収集したすべてのデータを表示します。
Perfmon ログの概要
システムは、RTMT から LogPerfMon API がコールされるたびに、Perfmon データを記録します。ファイル ログは Windows Performance ツールの csv 形式と互換性があり、Performance ツールで開いて分析できます。
新しいカウンタを追加すると、RTMT は新しいカウンタに対応してヘッダーを変更し、それに応じて値を記録します。既存のカウンタ(すでにヘッダーに追加されている)のデータが利用できないときには、RTMT はファイルにブランクの値を挿入します。追加された新しいカウンタの文字長が 2000 を超える場合、すべてのカウンタを含む新しいファイルが生成されます。
PerfMon ログのファイル名の形式は、PerfMonLog_<ノード名>_MM_DD_YYYY_hh_mm.csv です。
次のリストに、RTMT が記録する perfmon カウンタを示します。
システム レベルの場合
• Cisco Unified CallManager System Performance\QueueSignalsPresent 1-High
• Cisco Unified CallManager System Performance\QueueSignalsPresent 2-Normal
• Cisco Unified CallManager System Performance\QueueSignalsPresent 3-Low
• Cisco Unified CallManager System Performance\QueueSignalsPresent 4-Lowest
• Cisco Unified CallManager System Performance\QueueSignalsProcessed 1-High
• Cisco Unified CallManager System Performance\QueueSignalsProcessed 2-Normal
• Cisco Unified CallManager System Performance\QueueSignalsProcessed 3-Low
• Cisco Unified CallManager System Performance\QueueSignalsProcessed 4-Lowest
システム上で実行している各プロセスの場合
• Process\% Processor Time
• Process\ID Process
• Process\Private Bytes
• Process\Virtual Bytes
参考資料
Cisco Unified CallManager トラブルシューティング ガイド