この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この付録では、Cisco Integrated Communications System 7750(ICS 7750)および Cisco CallManager バージョン 3.1 に固有の、IP テレフォニー情報を記述します。この付録の情報は、このマニュアルに記述の計画と実装に関する参考情報です。
ICS 7750 は、System Processing Engine(SPE)カードを実装しています。この SPE カードは、IP Phoneをサポートするテレフォニー アプリケーションを実行する、コンピューティング プラットフォームです。このテレフォニー アプリケーションには、次のアプリケーションがあります。
1 台の ICS 7750 上に共存できるアプリケーション数は、組み合わせるアプリケーション負荷によって異なります。ICS 7750 は、上述のすべてのアプリケーション、またはそれらのサブセットを実行できます。ICS 7750 のガイドラインと考慮事項は、次のとおりです。
• CallManager バックアップまたはクラスタ化がある場合: 512 MB RAM 付きの SPE ごとに、最大 1000 台の IP Phoneまたは 2000 台のデバイス
• CallManager バックアップまたはクラスタ化がない場合: 512 MB RAM 付きの SPE ごとに、最大 500 台の IP Phoneまたは 1000 台のデバイス
• SPE 上で Cisco Unity が動作する場合: SPE ごとに 1 ~ 500 ユーザ
– ICS シャーシ内で Unity を実行する、1 台以下の SPE
– Unity を実行する SPE で、DNS サーバが使用可能になっている。この DNS サーバは、シャーシ内の他のカードに使用できます。
• マルチサービス ルート プロセッサ(MRP)カードと ATM サービス インターフェイス(ASI)カード
– MRP/ASI ごとに 1 つの音声 T1/E1 PRI チャネルのみ(最大 30 チャネル)
– MRP/ASI ごとに、最大 2 つのデータ T1/E1 チャネル
– シャーシごとに最大 5 つの MRP/ASI(System Manager を実行する 1 つの SPE が必要)
– MRP ごとに最大 10 のデジタル信号プロセッサ(DSP)(または 20 の G.729a チャネル)
• 1 つのシャーシ内に 6 つの SPE カードを実装する場合、2 つの電源装置を使用することを推奨
• システムをネットワーク全体に接続する前に、ICSconfig を実行する必要がある。
では、システム内に配置される CallManager SPE カード数ごとの推奨設定をリストしています。