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Dialed Number Analyzer では、設定済みの Cisco Unified Communications Manager のダイヤル プランを分析でき、ダイヤル番号のコール フローに関する詳細情報が提供されます。ダイヤルプランを展開する前に、このツールを使用して複雑なダイヤル プランでの問題を識別し、ダイヤル プランを調整できます。ダイヤル プランの展開後にこのツールを使用して、ダイヤル番号のコール フローにおいてリアルタイムで発生する問題を識別することもできます。
Cisco Unified Communications Manager システムおよび多くのデバイスのクラスタについてダイヤル プランの分析に Dialed Number Analyzer を使用する場合は、ウィンドウにアクセスして分析のためのデータを迅速に入力できます。ただし、分析の実行時に結果を表示できない場合があります。その場合、次のメッセージが表示されます。
Check if the DNA service is running. If the DNA service is running, then Dialed Number Analyzer is still initializing. Wait for a few minutes for Dialed Number Analyzer to initialize and try again.
[Service Control] ウィンドウの使用方法、および Dialed Number Analyzer を使用して Cisco Unified Communications Manager のダイヤル プラン設定を分析する方法については、次の項目を参照してください。
Dialed Number Analyzer では、Cisco Unified Communications Manager データベース設定が複製され、ダイヤル プランのコールの分析に使用されます。このため、このツールを使用して分析を行う前に、Dialed Number Analyzer が Cisco Unified Communications Manager データベースと同期化されていることを確認してください。Cisco Unified Communications Manager データベースを変更した場合は、Dialed Number Analyzer にその変更内容を反映し、現行データを使用した分析を可能にします。データベース変更の例として、デバイスの追加または削除、ルート パターンの修正、ゲートウェイ設定の修正などが挙げられます。
Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用してデータベースを変更するたびに、Dialed Number Analyzer が Cisco Unified Communications Manager からデータベース変更通知を受け取るようにすることができます。Dialed Number Analyzer へのデータベース変更通知を有効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Dialed Number Analyzer で、 [Service] > [Control Center] を選択します。
[Control Center] ウィンドウが表示されます。Database Synchronization は [Database] の [Service Name] 列の下に表示されます。
ステップ 2 デフォルトでは、Dialed Number Analyzer がインストールされると Database Synchronization が有効になります。データベースの同期を有効のままにする場合は、この設定を変更しないでください。
(注) データベースの同期を無効にして再び有効にした場合は、必ず Dialed Number Analyzer サービスを停止して開始し、Dialed Number Analyzer を Cisco Unified Communications Manager データベースと同期化してください。Dialed Number Analyzer サービスの開始方法については、「Dialed Number Analyzer サービスの有効化」を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager データベースの変更について Dialed Number Analyzer に通知しないように設定することができます。データベース変更の通知を無効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Service] > [Control Center] を選択します。
[Control Center] ウィンドウが表示されます。Database Synchronization は [Database] の [Service Name] 列の下に表示されます。
ステップ 2 対応する [Action] 列で [Disable] をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
簡単な分析では、発呼側番号と着信側番号を Dialed Number Analyzer に入力し、分析用にコーリング サーチ スペースを選択します。Dialed Number Analyzer は、このコーリング サーチ スペースを使用してダイヤル番号を分析します。特定のデバイスを選択したり、その他の入力をしたりする必要はありません。Dialed Number Analyzer では、ルート パターン、トランスレーション パターン、電話番号、CTI ルート ポイントを分析できます。
分析のためにダイヤル番号を入力してコーリング サーチ スペースを選択し、発呼側の日時を入力することで迅速な分析を実行する場合に限り、この手順を実行してください。この手順を実行して出た分析結果では、パーティションの詳細や AAR コーリング サーチ スペースの詳細などが [Calling Party Information] セクションに表示されません。番号をダイヤルする特定のデバイスを選択しないので、Cisco Unified Communications Manager システムで設定されているデバイスに関連しない発呼側番号を入力してください。
[Dialed Digits] フィールドと [Calling Party] フィールドには、数字、# と *、アルファベット A、a、B、b、C、c、D、d を分析用に入力できます。
簡単な分析を実行するには、Dialed Number Analyzer にアクセスして次の手順を実行します。
ステップ 1 [Analysis] > [Analyzer] を選択します。
[Analyzer] ウィンドウが表示されます。このウィンドウで分析のための入力を行います。
ステップ 2 [Calling Party] フィールドに発呼側番号を入力します。この番号をデバイスと関連付ける必要はありません。
デフォルトでは、このフィールドに 1000 と表示されます。
ステップ 3 発呼側がコールする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
ステップ 4 [Pattern Analysis] フィールドで [SIP Analysis] チェックボックスをオンにし(該当する場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
ステップ 5 ダイヤル番号の分析に使用するコーリング サーチ スペースを [Calling Search Space] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。コーリング サーチ スペースは、ダイヤル番号のルーティング方法を決めるために検索するパーティションの集まりです。
ステップ 6 発呼側のタイム ゾーンを [Device Time Zone] ドロップダウン ボックスから選択します。タイム ゾーンはデフォルトで表示されます。このタイム ゾーンは、Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムのタイム ゾーン情報を表します。
(注) Cisco Unified Communications Manager の[パーティションの設定(Partition Configuration)]ウィンドウでパーティションのタイム ゾーンが[発信側デバイス(Originating Device)]に設定されている場合に限り、このタイム ゾーンが分析に使用されます。
ステップ 7 Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、デフォルト設定のままにします。
[Date] ドロップダウン リスト ボックスと [Time] ドロップダウン リスト ボックスには、現地の日時がデフォルトで表示されます。この日時は、Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 8 分析を開始するには [Do Analysis] をクリックします。フィールドをクリアしてデータを再入力するには [Clear] をクリックします。
[Do Analysis] をクリックすると、Dialed Number Analyzer がダイヤル番号を分析し、[DNA Analysis Output] ウィンドウという新しいウィンドウに結果が表示されます。結果を単に表示するか、結果を PC にファイル形式で保存して後で使用できます。
結果を保存するには、ステップ 9 、 10 、 11 、 12 を実行します。結果を保存しない場合は、ステップ 13 に進みます。
ステップ 9 結果を保存するには、[DNA Analysis Output] ウィンドウの右上にある [Save] をクリックします。
[ファイルのダウンロード] ダイアログボックスが表示されます。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。ファイルを保存する PC での場所を指定します。
結果は PC 上の XML ファイルに保存されます。保存されたファイルには、次のような名前が付きます。
dnaOutput_ <callingparty> _ <dialeddigits> .xml
<callingparty> は [Calling Party] フィールドに入力した番号、 <dialeddigits> は [Dialed Digits] フィールドに入力した番号を表します。
ステップ 12 [ダウンロードの完了]ダイアログボックスで、 [閉じる] をクリックして[名前を付けて保存]手順を完了します。
(注) 保存した XML ファイルをブラウザで表示する方法については、「Dialed Number Analyzer の出力ファイルの表示」を参照してください。
ステップ 13 [DNA Analysis Output] ウィンドウを閉じます。
「関連項目」を参照してください。
Dialed Number Analyzer では、[Phones] ウィンドウを使用して、デバイス名、説明、電話番号、コーリング サーチ スペース、デバイス プール、デバイス タイプ、コール ピックアップ グループで電話を検索して一覧表示できます。電話を検索し、実行する分析でコールに使用するデバイスとして選択できます。さらに設定済み電話回線(電話番号)を選択し、発呼側番号として使用することもできます。
電話および電話回線を選択し、その電話回線を使用して分析を行うには、次の項目を参照してください。
• 「電話の検索」
Dialed Number Analyzer では、使用できる電話を特定し、その電話からダイヤル番号を分析できます。電話を特定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Analysis] > [Phones] を選択します。
[Find and List Phones] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 最初の [Find Phones where] ドロップダウン リスト ボックスから、次のうちいずれかの条件を選択します。
• [Calling Search Space](コーリング サーチ スペース)
• [Call Pickup Group](コール ピックアップ グループ)
• [Authentication String](認証文字列)
• [Device Protocol](デバイス プロトコル)
• [Security Profile](セキュリティ プロファイル)
(注) このドロップダウン リスト ボックスで選択した条件により、電話の一覧の表示方法が決まります。たとえば [Device Name] を選択すると、結果として生成される一覧の左側列として [Device Name] 列が表示されます。
(注) [Directory Number]、[Calling Search Space]、[Call Pickup Group] のうちいずれかを選択すると、データベースで使用可能なオプションが表示されます。
ステップ 3 2 番目の [Find Phones where] ドロップダウン リスト ボックスから、次のうちいずれかの条件を選択します。
(注) [Calling Search Space]、[Device Pool]、[Device Type]、[Call Pickup Group] のうちいずれかを最初のフィールドで選択した場合は、このフィールドのドロップダウン リストから値を選択できます。
ステップ 5 適切な検索テキストを指定し(該当する場合)、 [Find] をクリックします。
ヒント すべての電話を検索するには、検索テキストを入力せずに [Find] をクリックするか、最初の [Find Phones where] ドロップダウン リスト ボックスで [Device Name]、2 番目の [Find Phones where] ドロップダウン リスト ボックスで 「is not empty」 を選択します。
このウィンドウには、表示されているレコードの合計数も表示されます。
ステップ 6 検索された電話の次のセットを表示するには、 [Next] をクリックします。
ステップ 7 レコードの一覧から、開くレコードをクリックします。
[Phone Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 「電話回線の選択」に進みます。
「関連項目」を参照してください。
分析に使用する電話を識別したら、システムで設定されている電話回線を選択する必要があります。発呼側として電話回線を選択するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「電話の検索」で説明した手順を実行し、発呼側デバイスとして使用する電話を検索します。
[Phone Configuration] ウィンドウの [Device Information] 列の下に、デバイスに関する情報が表示されます。表示される情報は、マシンのアドレス(MAC アドレス)、電話が属すデバイス プール、コーリング サーチ スペース、AAR コーリング サーチ スペース、メディア リソース グループ リストの詳細、デバイスのタイム ゾーンです。
ステップ 2 レコードの一覧から、必要な電話回線の [Line] ラジオ ボタンをクリックして電話回線を選択します。
(注) [Find and List Phones] ウィンドウに戻るには、ウィンドウの右上のドロップダウン リスト ボックスから [Back to Find/List Phones] を選択して [Go] をクリックします。
ステップ 3 「電話を使用した分析の実行」の手順に進みます。
「関連項目」を参照してください。
電話を識別して電話回線を選択したら、分析のためにダイヤル番号を入力できます。ここでは、選択した電話回線を使用して分析を実行する方法について説明します。
ステップ 1 「電話の検索」の手順を実行し、発呼側デバイスとして使用する電話を検索します。[Phone Configuration] ウィンドウが表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager でその電話用に設定されているタイム ゾーンが、[Device Time Zone] フィールドに表示されます。
ステップ 2 「電話回線の選択」 の手順を使用し、電話回線を選択します。
ステップ 3 選択した電話回線からダイヤルする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
ステップ 4 [Pattern Analysis] フィールドで、[SIP Analysis] チェックボックスをオンにして(必要である場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
ステップ 5 Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、デフォルト設定のままにします。
現地の日時がデフォルトで表示されます。この日時は、Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムのタイム ゾーン情報を表します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 6 [Do Analysis] をクリックします。
Dialed Number Analyzer が、分析用に選択された電話回線およびデバイスのコーリング サーチ スペースを選択します。結果は、[DNA Analysis Output] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。結果を単に表示するか、結果を PC にファイル形式で保存して後で使用できます。
結果を保存するには、ステップ 7 、 8 、 9 、 10 を実行します。結果を保存しない場合は、ステップ 11 に進みます。
ステップ 7 結果を保存するには、ウィンドウの右上にある [Save] をクリックします。
[ファイルのダウンロード]ダイアログボックスが表示されます。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。ファイルを保存する PC での場所を指定します。
結果は PC 上の XML ファイルに保存されます。保存されたファイルには、次のような名前が付きます。
DialedNumberAnalyzerOutput_ <dialeddigits> .xml
<dialeddigits> は、[Dialed Digits] フィールドに入力したダイヤル番号です。
ステップ 10 [名前を付けて保存]の手順を完了するには、[ダウンロードの完了]ダイアログボックスで [閉じる] をクリックします。
(注) 保存した XML ファイルをブラウザで表示する方法については、「Dialed Number Analyzer の出力ファイルの表示」を参照してください。
ステップ 11 [DNA Analysis Output] ウィンドウを閉じます。
(注) [DNA Analysis Output] ウィンドウを使用してフィールドに新しいデータを入力し、「電話を使用した分析」の手順を使用して別の分析を実行できます。
「関連項目」を参照してください。
Dialed Number Analyzer では、Cisco Unified Communications Manager がインバウンド コールを受信するゲートウェイを検索して一覧表示できます。番号をダイヤルするゲートウェイ エンドポイントをゲートウェイの一覧から選択し、Cisco Unified Communications Manager システムへのインバウンド コールのコール フローを分析できます。Cisco Unified Communications Manager システムで設定されているゲートウェイ エンドポイントを選択できます。
ゲートウェイの検索、ゲートウェイ エンドポイントの選択、ダイヤル番号の入力、分析の実行については、次の項目を参照してください。
• 「ゲートウェイ エンドポイントの選択および分析用の入力」
デバイス名、説明、DN/ルート パターン、デバイス タイプ、コーリング サーチ スペース、ルート グループ、デバイス プールにより、ゲートウェイを検索して一覧表示できます。ここでは、ゲートウェイの検索手順について説明します。
ステップ 1 [Analysis] > [Gateways] を選択します。
[Find and List Gateways] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 最初の [Find gateways where] ドロップダウン リスト ボックスから、次のうちいずれかの条件を選択します。
• [DN/Route Pattern](DN/ルート パターン)
• [Calling Search Space Name](コーリング サーチ スペース名)
• [Device Pool Name](デバイス プール名)
• [Route Group Name](ルート グループ名)
(注) このドロップダウン リスト ボックスで選択した条件により、ゲートウェイの一覧の表示方法が決まります。たとえば [Device Name] を選択すると、結果として生成される一覧の左側列として [Name] 列が表示されます。
(注) [DN/Route Pattern]、[Calling Search Space]、[Route Group] のうちいずれかを選択すると、データベースで使用可能なオプションが表示されます。
ステップ 3 2 番目の [Find gateways where] ドロップダウン リスト ボックスから、次のうちいずれかの条件を選択します。
(注) [Calling Search Space]、[Device Pool]、[Route Group]、[Device Type] のうちいずれかを最初のフィールドで選択した場合は、このフィールドのドロップダウン リストから値を選択できます。
ステップ 5 ゲートウェイのエンドポイントを表示するか非表示にするかを指定します。
ステップ 6 適切な検索テキストを指定し(該当する場合)、 [Find] をクリックします。
ヒント すべてのゲートウェイを検索するには、検索テキストを入力せずに [Find] をクリックするか、最初の [Find gateways where] ドロップダウン リスト ボックスで [Device Name]、2 番目の [Find gateways where] ドロップダウン リスト ボックスで 「is not empty」 を選択します。
条件を満たすゲートウェイの一覧が表示されます。表示される情報は、ゲートウェイ モデルごとに異なります。
ステップ 7 検索されたゲートウェイの次のセットを表示するには、 [Next] をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
検索条件を満たすゲートウェイが見つかったら、ゲートウェイ エンドポイントを選択して発呼側と着信側の情報を入力する必要があります。ゲートウェイ エンドポイントを選択するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「ゲートウェイの検索」の手順を実行し、使用するゲートウェイを検索します。
ステップ 2 [Find and List Gateways] ウィンドウに表示されたレコードの一覧からゲートウェイを選択します。次のタイプのゲートウェイから選択してください。
• Cisco VG248 Analog Phone ゲートウェイ
各ゲートウェイ タイプのゲートウェイ エンドポイントの選択については、次の項目を参照してください。
検索条件を満たすゲートウェイが見つかったら、Cisco IOS MGCP ゲートウェイ エンドポイントおよび Cisco IOS SCCP ゲートウェイを選択できます。次に示すのは Cisco IOS MGCP ゲートウェイの一覧です。
• Cisco Voice Gateway 200(VG200)
• Cisco IOS 269X、26XX、364X、366X、3725、3745 ゲートウェイ
• Cisco Catalyst 4000 アクセス ゲートウェイ モジュール
• Cisco Catalyst 4224 Voice Gateway Switch
Cisco IOS MGCP/IOS SCCP ゲートウェイ エンドポイントを分析用に選択するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「ゲートウェイの検索」の手順を実行し、使用するゲートウェイを検索します。
Cisco IOS MGCP/IOS SCCP ゲートウェイ エンドポイントにアクセスする方法は 2 つあります。1 つは、[Gateway Configuration] ウィンドウからエンドポイント識別子に直接アクセスする方法です。もう 1 つは、すべての設定済みエンドポイントの一覧を新しいウィンドウで確認してからそのうちのいずれかを選択する方法です。
• [Find and List Gateways] ウィンドウに表示されるレコードの一覧から、使用するゲートウェイをクリックします。
–インストールされている音声インターフェイス カードおよびエンドポイント識別子が、カードごとに [Gateway Configuration] ウィンドウに一覧表示されます。エンドポイント識別子は、選択されたデバイス用に設定されているポートを表します。
–エンドポイント識別子の一覧から、必要なエンドポイントをクリックします。ゲートウェイ情報とポート情報が適切なウィンドウに表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager でそのゲートウェイ用に設定されているタイム ゾーンが、[Device Time Zone] フィールドに表示されます。
–このエンドポイント用に設定されている発呼側番号が、[Calling Party] フィールドに表示されます。
–ダイヤルする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
–[Pattern Analysis] フィールドで、[SIP Analysis] チェックボックスをオンにして(必要である場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
–Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合のみ、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、デフォルト設定のままにします。
(注) Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
–ダイヤル番号のコール フローを分析するには、 [Do Analysis] をクリックします。
–分析手順を完了するには、「ゲートウェイを使用した分析の実行」の手順を実行します。
• [Find and List Gateways] ウィンドウに表示されるレコードの一覧で、使用するレコードの [See Endpoints] リンクをクリックします。
エンドポイントが新しいウィンドウに表示されます。BRI とアナログ エンドポイントを分析用に選択できます。
–新しいウィンドウのエンドポイントの一覧から、使用するレコードをクリックします。ゲートウェイ情報とポート情報が [Gateway Configuration] ウィンドウに表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager でそのエンドポイント用に設定されているタイム ゾーンが、[Device Time Zone] フィールドに表示されます。
–このエンドポイント用に設定されている発呼側番号が、[Calling Party] フィールドに表示されます。
–ダイヤルする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
–[Pattern Analysis] フィールドで、[SIP Analysis] チェックボックスをオンにして(必要である場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
–Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、Cisco Unified Communications Manager をデフォルト設定のままにします。
(注) Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
–ダイヤル番号のコール フローを分析するには、 [Do Analysis] をクリックします。
分析手順を完了するには、「ゲートウェイを使用した分析の実行」の手順を実行します。
(注) 各ゲートウェイには、複数のエンドポイントを持つ 1 つまたは複数のポートが設定されています。選択したゲートウェイのすべてのポートが、[Gateway Configuration] ウィンドウの左側フレームに表示されます。別のエンドポイントをクリックすると、そのエンドポイントの [Gateway Configuration] ウィンドウが表示されます。
(注) [Gateway Configuration] ウィンドウの右上または右下にある [Related Links] ドロップダウン リスト ボックスから [Back to Find/List Gateways] を選択し、[Find and List Gateways] ウィンドウの検索済みゲートウェイに戻ります。
「関連項目」を参照してください。
検索条件を満たすゲートウェイが見つかったら、IOS MGCP 以外のゲートウェイ エンドポイントを選択できます。次に示すのは IOS MGCP 以外のゲートウェイの一覧です。
• Cisco Catalyst 6000 E1 VoIP ゲートウェイ
• Cisco Catalyst 6000 T1 VoIP ゲートウェイ
• Cisco DT-24+ または DE-30+ デジタル アクセス トランク ゲートウェイ
IOS MGCP 以外のゲートウェイ エンドポイントを分析用に選択するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「ゲートウェイの検索」の手順を実行し、使用するゲートウェイを検索します。
ステップ 2 [Find and List Gateways] ウィンドウに表示されるレコードの一覧から、使用する IOS MGCP 以外のゲートウェイをクリックします。
デバイス情報とコール ルーティング情報が [Gateway Configuration] ウィンドウに表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager でそのゲートウェイ用に設定されているタイム ゾーンが、[Time Zone] フィールドに表示されます。
ステップ 3 このエンドポイント用に設定されている発呼側番号が、[Calling Party] フィールドに表示されます。
ステップ 4 ダイヤルする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
ステップ 5 [Pattern Analysis] フィールドで、[SIP Analysis] チェックボックスをオンにして(必要である場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
ステップ 6 Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、Cisco Unified Communications Manager をデフォルト設定のままにします。
(注) Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 7 ダイヤル番号のコール フローを分析するには、 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 8 分析手順を完了するには、「ゲートウェイを使用した分析の実行」の手順を実行します。
(注) ウィンドウの右上または右下にある [Related Links] ドロップダウン リスト ボックスから [Back to Find/List Gateways] を選択し、[Find and List Gateways] ウィンドウの検索済みゲートウェイに戻ります。
「関連項目」を参照してください。
検索条件を満たす一連のゲートウェイが見つかったら、Cisco IOS H.323 ゲートウェイ エンドポイントを選択できます。Cisco IOS H.323 ゲートウェイ エンドポイントを分析用に選択するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「ゲートウェイの検索」の手順を実行し、使用するゲートウェイを検索します。
ステップ 2 [Find and List Gateways] ウィンドウに表示されるレコードの一覧から、使用する Cisco IOS H.323 ゲートウェイをクリックします。デバイス情報とコール ルーティング情報が [Gateway Configuration] ウィンドウに表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager でそのゲートウェイ用に設定されているタイム ゾーンが、[Time Zone] フィールドに表示されます。
ステップ 3 このエンドポイント用に設定されている発呼側番号が、[Calling Party] フィールドに表示されます。
ステップ 4 ダイヤルする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
ステップ 5 [Pattern Analysis] フィールドで、[SIP Analysis] チェックボックスをオンにして(必要である場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
ステップ 6 Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、Cisco Unified Communications Manager をデフォルト設定のままにします。
(注) Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 7 ダイヤル番号のコール フローを分析するには、 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 8 分析手順を完了するには、「ゲートウェイを使用した分析の実行」の手順を実行します。
(注) ウィンドウの右上または右下で [Back to Find/List Gateways] リンクをクリックし、[Find and List Gateways] ウィンドウの検索済みゲートウェイに戻ります。
「関連項目」を参照してください。
検索条件を満たす一連のゲートウェイが見つかったら、アナログ アクセス ゲートウェイ エンドポイントを選択できます。アナログ アクセス ゲートウェイは、Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS ゲートウェイから構成されています。
アナログ アクセス ゲートウェイ エンドポイントを分析用に選択するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「ゲートウェイの検索」の手順を実行し、使用するゲートウェイを検索します。
ステップ 2 [Find and List Gateways] ウィンドウに表示されるレコードの一覧から、使用するアナログ アクセス ゲートウェイをクリックします。
[Gateway Configuration] ウィンドウの左側フレームに、ゲートウェイ用に設定されているすべてのポートが表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager でそのゲートウェイ用に設定されているタイム ゾーンが、[Time Zone] フィールドに表示されます。
[Gateway Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 このエンドポイント用に設定されている発呼側番号が、[Calling Party] フィールドに表示されます。
ステップ 5 ダイヤルする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
ステップ 6 [Pattern Analysis] フィールドで、[SIP Analysis] チェックボックスをオンにして(必要である場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
(注) 発信 SIP コールは SIP トランクを通過する必要があります。
ステップ 7 Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、Cisco Unified Communications Manager をデフォルト設定のままにします。
(注) Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 8 ダイヤル番号のコール フローを分析するには、 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 9 分析手順を完了するには、「ゲートウェイを使用した分析の実行」の手順を実行します。
(注) ウィンドウの右上または右下で [Back to Find/List Gateways] リンクをクリックし、[Find and List Gateways] ウィンドウの検索済みゲートウェイに戻ります。
「関連項目」を参照してください。
検索条件を満たす一連のゲートウェイが見つかったら、Cisco VG248 Analog Phone ゲートウェイに適用できる Cisco VG248 Analog Phone ゲートウェイ エンドポイントを選択できます。Cisco VG248 Analog Phone ゲートウェイ エンドポイントを分析用に選択するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「ゲートウェイの検索」の手順を実行し、使用するゲートウェイを検索します。
ステップ 2 [Find and List Gateways] ウィンドウに表示されるレコードの一覧から、使用するゲートウェイをクリックします。
選択したゲートウェイ用に設定されているすべてのポートが、[Gateway Configuration] ウィンドウに表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager でそのゲートウェイ用に設定されているタイム ゾーンが、[Time Zone] フィールドに表示されます。
設定されていないポートをクリックすると、ポートが設定されていないことを通知するメッセージが表示されます。
設定済みポートを選択すると、[Phone Line Selection] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 レコードの一覧から、必要な電話回線の [Line] ラジオ ボタンをクリックします。
ステップ 5 ダイヤルする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
ステップ 6 [Pattern Analysis] フィールドで、[SIP Analysis] チェックボックスをオンにして(必要である場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
ステップ 7 Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、Cisco Unified Communications Manager をデフォルト設定のままにします。
(注) Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 8 ダイヤル番号のコール フローを分析するには、 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 9 分析手順を完了するには、「ゲートウェイを使用した分析の実行」の手順を実行します。
(注) ウィンドウの右上または右下で [Back to Find/List Gateways] リンクをクリックし、[Find and List Gateways] ウィンドウの検索済みゲートウェイに戻ります。
「関連項目」を参照してください。
ゲートウェイ エンドポイントを選択して分析用の入力を行ったら、ダイヤル番号を分析できます。分析を行うには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「ゲートウェイの検索」の手順を実行し、使用するゲートウェイを検索します。
ステップ 2 [Find and List Gateways] ウィンドウからゲートウェイ エンドポイントを選択します。次のセクションの、ゲートウェイのタイプに応じた手順を実行し、発呼側情報または着信側情報を [Gateway Configuration] ウィンドウに入力します。
• 「Cisco IOS MGCP / Cisco IOS SCCP ゲートウェイの選択」
• 「Cisco VG248 Analog Phone ゲートウェイの選択」
ステップ 3 Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、Cisco Unified Communications Manager をデフォルト設定のままにします。
(注) Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 4 [Do Analysis] をクリックします。
Dialed Number Analyzer は、選択されたエンドポイント用に指定されているコーリング サーチ スペースを使用してダイヤル番号を分析します。結果は、[DNA Analysis Output] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。結果を単に表示するか、結果を PC にファイル形式で保存して後で使用できます。
結果を保存するには、ステップ 5 、 6 、 7 、 8 を実行します。結果を保存しない場合は、ステップ 9 に進みます。
ステップ 5 結果を保存するには、ウィンドウの右上で [Save] をクリックします。
[ファイルのダウンロード]ダイアログボックスが表示されます。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。ファイルを保存する PC での場所を指定します。
結果は PC 上の XML ファイルに保存されます。保存されたファイルには、次のような名前が付きます。
dnaOutput_ <callingparty> _ <dialeddigits> .xml
<callingparty> は [Calling Party] フィールドに入力した発呼側番号、 <dialeddigits> は [Dialed Digits] フィールドに入力したダイヤル番号を表します。
ステップ 8 [ダウンロードの完了]ダイアログボックスで、 [閉じる] をクリックして[名前を付けて保存]手順を完了します。
(注) 保存した XML ファイルをブラウザで表示する方法については、「Dialed Number Analyzer の出力ファイルの表示」を参照してください。
ステップ 9 [DNA Analysis Output] ウィンドウを閉じます。
「関連項目」を参照してください。
Dialed Number Analyzer には [Trunks] ウィンドウがあり、インバウンド ダイヤル番号を分析できるトランクを検索して一覧表示できます。トランクを検索して選択し、ダイヤル番号を分析するには、次の項目を参照してください。
デバイス名、説明、コーリング サーチ スペース、ルート パターン、デバイス プール、ルート グループ、デバイス タイプにより、トランクを検索して一覧表示できます。ここでは、トランクの検索手順について説明します。
ステップ 1 [Analysis] > [Trunks] を選択します。
[Find and List Trunks] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 最初の [Find trunks where] ドロップダウン リスト ボックスから、次のうちいずれかの条件を選択します。
• [Calling Search Space](コーリング サーチ スペース)
(注) このドロップダウン リスト ボックスで選択した条件により、ゲートウェイの一覧の表示方法が決まります。たとえば [Device Name] を選択すると、結果として生成される一覧の左側列として [Name] 列が表示されます。
(注) [Route Pattern]、[Calling Search Space]、[Route Group] のうちいずれかを選択すると、データベースで使用可能なオプションが表示されます。
ステップ 3 次の [Find trunks where] ドロップダウン リスト ボックスから、次のうちいずれかの条件を選択します。
(注) [Calling Search Space]、[Device Pool]、[Route Group]、[Device Type] のうちいずれかを最初のフィールドで選択した場合は、このフィールドのドロップダウン リストから値を選択できます。
ステップ 5 適切な検索テキストを指定し(該当する場合)、 [Find] をクリックします。
ヒント すべてのトランクを検索するには、検索テキストを入力せずに [Find] をクリックするか、最初の [Find trunks where] ドロップダウン リスト ボックスで [Device Name]、2 番目の [Find trunks where] ドロップダウン リスト ボックスで 「is not empty」 を選択します。
ステップ 6 検索されたトランクの次のセットを表示するには、 [Next] をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
必要なトランクを検索したら、トランクを選択する必要があります。トランクを選択するには、次の手順を実行します。SIP トランクの分析を行うことができます。
ステップ 1 「トランクの検索」の手順を実行し、分析に使用するトランクを検索します。
[Find and List Trunks] ウィンドウにトランク情報が表示されます。
ステップ 2 レコードの一覧から、必要なレコードをクリックしてトランクを選択します。
[Trunk Configuration] ウィンドウが表示されます。
「関連項目」を参照してください。
トランクを識別して選択したら、分析用の入力を行う必要があります。入力して分析を実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「トランクの検索」の手順を実行し、必要なトランクを検索します。
ステップ 2 「トランクの選択」の手順を実行し、検索済みトランクの一覧から必要なトランクを選択します。
[Trunk Configuration] ウィンドウが表示されます。選択したトランクのデバイス情報とコール ルーティング情報が表示されます。
(注) Cisco Unified Communications Manager でそのトランク用に設定されているタイム ゾーンが、[Device Time Zone] フィールドに表示されます。
ステップ 3 [Calling Party] フィールドに発呼側番号を入力します。
ステップ 4 ダイヤルする番号を [Dialed Digits] フィールドに入力します。
ステップ 5 [Pattern Analysis] フィールドで、[SIP Analysis] チェックボックスをオンにして(必要である場合)、[Domain Route] または [IP Route] を選択します。
(注) Session Initiation Protocol(SIP)分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで SIP ルート パターンを設定してください。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) 発信 SIP コールは SIP トランクを通過する必要があります。
(注) SIP 分析は、SIP をサポートする電話および SIP トランクについてのみ実行できます。
ステップ 6 Cisco Unified Communications Manager で時刻ルーティングが有効になっている場合は、分析のためにタイム ゾーン、日付、時刻の設定を選択します。時刻ルーティングが無効である場合は、Cisco Unified Communications Manager をデフォルト設定のままにします。
(注) Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のデフォルトのシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用するタイム ゾーンを [Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。グリニッジ標準時(GMT)がデフォルトで表示されます。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する年月日を [Date] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
• Dialed Number Analyzer が分析に使用する時、分、秒、ミリ秒を [Time] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 7 [Do Analysis] をクリックします。
Dialed Number Analyzer は、そのトランク用に指定されているコーリング サーチ スペースを使用してダイヤル番号を分析します。結果は、[DNA Analysis Output] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。結果を単に表示するか、結果を PC にファイル形式で保存して後で使用できます。
結果を保存するには、ステップ 8 、 9 、 10 、 11 を実行します。結果を保存しない場合は、ステップ 12 に進みます。
ステップ 8 結果を保存するには、ウィンドウの右上で [Save] をクリックします。
[ファイルのダウンロード]ダイアログボックスが表示されます。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。ファイルを保存する PC での場所を指定します。
結果は PC 上の XML ファイルに保存されます。保存されたファイルには、次のような名前が付きます。
dnaOutput_ <callingparty> _ <dialeddigits> .xml
<callingparty> は [Calling Party] フィールドに入力した発呼側番号、 <dialeddigits> は [Dialed Digits] フィールドに入力したダイヤル番号を表します。
ステップ 11 [名前を付けて保存]の手順を完了するには、[ダウンロードの完了]ダイアログボックスで[ 閉じる] をクリックします。
(注) 保存した XML ファイルをブラウザで表示する方法については、「Dialed Number Analyzer の出力ファイルの表示」を参照してください。
ステップ 12 [DNA Analysis Output] ウィンドウを閉じます。
「関連項目」を参照してください。
複数のダイヤル プランをサポートする機能を使用すると、ダイヤル プランに対して複数の分析を行い、一括してテストできます。
Dialed Number Analyzer(DNA)には [Multiple Analyzer] ウィンドウがあり、分析に必要なデータの一覧を含む CSV ファイルを選択できます。DNA は CSV ファイルを処理し、一括出力結果を表示します。
インストール時に DNATemplate.xlt は、圧縮され DNATemplate.zip としてサーバにインストールされます。このテンプレートを使用すると、発呼側番号およびそれに対応するダイヤル番号、コーリング サーチ スペース、デバイスのタイム ゾーン、タイム ゾーン、日時情報の複数のセットを含む CSV ファイルを作成できます。
DNA の [Multiple Analyzer] ウィンドウを使用すると、このファイルのアップロードまたはダウンロードを行うことができます。
DNA テンプレートを使用して CSV 入力ファイルを作成する方法、入力ファイルのアップロードまたはダウンロードを行う方法、ファイルの内容を表示する方法、選択した入力ファイルを分析する方法については、次の項目を参照してください。
• 「DNA テンプレートを使用した多重分析用 CSV データ ファイルの作成」
カンマ区切り値(CSV)データ ファイルを作成するには、DNA のインストール中にサーバに保存される DNATemplate.xlt ファイルを使用します。
DNATemplate.zip ファイルは、Upload/Download Input File からローカル マシンにダウンロードできます。詳細については、「多重分析用テキストベース CSV ファイルの作成」を参照してください。
ZIP ファイルを解凍すると、DNATemplate.xlt ファイルを取得できます。
DNA テンプレートを使用して CSV データ ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 DNA テンプレートを開くには、 DNATemplate.xlt ファイルを特定してダブルクリックします。
ステップ 2 要求されたら、スプレッドシート機能を使用するために [マクロを有効にする] をクリックします。
ステップ 3 DNA オプションを表示するには、スプレッドシート下部の [DNA] タブをクリックします。
ステップ 4 デフォルト値の列に、[Calling Party Number] フィールド、[Dialed Digits ]フィールド、[Device Time Zone] フィールド、[Time Zone] フィールド、[Date For Analysis] フィールド、[Time For Analysis] フィールドが表示されます。入力ファイルのレコードごとに変更する必要がないフィールドに、対応するデフォルト値を入力します。
たとえば 2004 年 12 月 12 日のデータを分析する場合は、[Date For Analysis] デフォルト値フィールドにこの値を入力するか、ポップアップ カレンダーからこのデータを選択します。DNA テンプレートから CSV フォーマットに情報をエクスポートするとき、この日付は、作成されるすべての行に入力されます。
(注) [Device Time Zone] および [Time Zone] に値を入力するには、対応するドロップダウン リストを使用するか、DNATemplate.xlt の [TimeZone Index] タブでリストからインデックス番号を入力します。
ステップ 5 必要に応じて、対応する列のデフォルト以外のフィールドに情報を入力します。
(注) コーリング サーチ スペース(CSS)を発呼側およびダイヤル番号と関連付ける場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定されている正しい CSS 値を入力します。コーリング サーチ スペースの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
(注) CSV ファイルには、最大 500 個のエントリを多重分析用に追加できます。
ステップ 6 [Export to CSV Format] をクリックします。表示されるダイアログボックスに、CSV ファイルの保存場所を入力します。
「関連項目」を参照してください。
多重分析用のデータ入力に DNA テンプレートを使用する代わりに、値をカンマで区切った ASCII テキストの行を使用し、カンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
多重分析用 CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 テキスト エディタ、または CSV ファイルのエクスポートか作成ができるアプリケーションを開きます。
ステップ 2 個別の行を使用し、Cisco Unified Communications Manager に追加する各分析の値を入力します。
• True または False のブール値を使用し、すべてのチェックボックスの値を指定します。
• フィールドを空白のままにする場合でも、カンマ区切り文字を必ず含めます。
• 空白行のある CSV ファイルを挿入すると、エラーが発生します。
CSV データ ファイル形式の詳細については、「Multiple Analyzer の CSV ファイル形式」 を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
次のサンプルは、フィールドの長さ、および CTI ポートと H.323 クライアント形式のテキストベース CSV ファイルでフィールドが省略可能であるか必須であるかを示します。
Calling Party Number (必須、数字、#、*、A、B、C、D、24 文字まで), Dialed Digits (必須、数字、#、*、A、B、C、D、24 文字まで), Calling Search Space (省略可能、Cisco Unified Communications Manager Administrator で設定されている有効な CSS 名にする必要がある), Device Time Zone (省略可能、1 から 53までの数字), Time Zone (省略可能、1 から 53までの数字), Date For Analysis (省略可能、YYYY-MMM-DD という形式にする必要がある), Time For Analysis(省略可能 、HH:MM:SS という形式にする必要がある)
[Device Time Zone] フィールドおよび [Time Zone] フィールドのタイム ゾーンに対応するインデックス値(1 から 53)を判断するには、表3-1 を参照してください。
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「関連項目」を参照してください。
DNA が CSV データ ファイルにアクセスできるようにするため、前の手順で作成したデータ ファイルを Cisco Unified Communications Manager パブリッシャ データベース サーバにアップロードする必要があります。
CSV データ ファイルをアップロードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Analysis] > [Multiple Analyzer] を選択します。
ステップ 2 ウィンドウの右上のドロップダウン リスト ボックスから [Upload/Download Input Files] を選択し、 [Go] をクリックします。
ステップ 3 [Upload/Download Input Files] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 入力ファイルをアップロードするには、CSV ファイルを保存しているディレクトリを入力するか、 [参照] ボタンを使用してディレクトリを選択します。
ステップ 5 [Upload File] をクリックします。CSV ファイルがサーバにアップロードされます。
(注) DNA テンプレートをダウンロードして CSV データ ファイルを作成するには、[Download Template Files] の下にある [Download] リンクをクリックし、ローカル マシンにファイルを保存します。
「関連項目」を参照してください。
CSV ファイルの内容を確認してから分析することができます。
CSV ファイルの内容を表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Analysis] > [Multiple [Analyzer] を選択します。
ステップ 2 [File Name] フィールドのドロップダウン リスト ボックスから CSV ファイルを選択します。このボックスには、「多重分析用テキストベース CSV ファイルの作成」の手順を実行して Cisco Unified Communications Manager サーバにアップロードしたすべてのファイルが一覧表示されます。
ステップ 3 [View File Contents] をクリックします。
ステップ 4 選択した CSV ファイルの情報が、別のウィンドウに表示されます。
「関連項目」を参照してください。
アップロードした CSV ファイルを削除するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Analysis] > [Multiple Analyzer] を選択します。
ステップ 2 ウィンドウの右上のドロップダウン リスト ボックスから [Upload/Download Input Files] を選択し、 [Go] をクリックします。
ステップ 3 [Upload/Download Input Files] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 ウィンドウの右上にある [Delete Uploaded Files] をクリックします。
ステップ 5 サーバにアップロードされているすべての CSV ファイルの一覧が、[View/Delete Uploaded Files] ウィンドウに表示されます。
(注) ウィンドウ上部のテキスト ボックスに条件を入力して [Find] をクリックすると、特定のファイルを検索できます。
ステップ 6 ファイル名の横のチェックボックスをオンにして、一覧から削除するファイルを選択します。
ステップ 7 [Delete Selected] をクリックします。
ステップ 8 選択したファイルを削除するには、確認ダイアログボックスで [OK] をクリックします。ファイルの削除をキャンセルするには、 [キャンセル] をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
さまざまな入力セットの多重分析では、発呼側番号、それに対応するダイヤル番号、CSS、最終分析結果(ルート/ブロック)で構成される、各入力セットが行ごとの形式でまとめられた、統合された結果が出ます。
アップロードした CSV データ ファイルを分析するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Analysis] > [Multiple Analyzer] を選択します。
ステップ 2 分析する CSV ファイルを [File Name] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 3 [Do Analysis] をクリックします。分析結果は別のウィンドウに表示されます。
ステップ 4 結果の各行の詳細な分析を表示するには、 [View Details] をクリックします。
(注) ファイルは、ファイル リストの activelog/tomcat/logs/dna/Results に保存されます。
ステップ 5 結果ファイルを CSV 形式で保存するには、 [Save] をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
実行した分析の結果には、ダイヤル番号コール フローに関する情報が含まれます。ここでは、Dialed Number Analyzer を使用して取得した分析結果の 8 つの例を示します。それぞれの例では、さまざまなタイプの入力および Cisco Unified Communications Manager 設定データを使用して取得した結果が示されます。ここでは、分析出力のそれぞれの値についても説明します。
「結果の概要」、「コール フローの詳細」、「代替一致」の 3 つのセクションでは、結果について説明します。分析出力の情報を理解するには、次の項目を参照してください。
• 「分析結果例」
• 「結果の概要」
• 「代替一致」
ここでは、Dialed Number Analyzer を使用してさまざまな入力によって取得できる結果について理解できるように、例を挙げて説明します。「結果の概要」、「コール フローの詳細」、「代替一致」では、分析結果で表示される可能性があるすべての値について説明します。結果例には、Dialed Number Analyzer に提供した入力のタイプから発生した値のみが含まれます。
この例では、Cisco Unified Communications Manager を次のように設定することが想定されています。
[電話]:パーティション「DallasPartition」の 1360064
[コーリングサーチスペース]:[ALL](すべての CSS に DallasPartition および SJPartition が含まれる)
[ルートフィルタ]:RF-SJ(LONG-DISTANCE-DIRECT-DIAL EXISTS AND AREA-CODE == 408)。このルート パターンでは RouteList「RL1」が選択されます。RL1 では RG1 および RG2 が使用されます。
RG1 設定には、ルート グループ レベルの発呼側および着信側の変換とともに、クラスタ間トランクが 10.77.31.206 として含まれます。RG2 設定には、QSIG トンネル化プロトコルとともに、クラスタ間トランク 10.77.31.231 が含まれます。
[ルート パターン]:パーティション「SJPartition」の 9.@。
• [外部ダイヤルトーンの提供(Provide Outside Dial Tone)]はオン。
• [FACが必須(Require Forced Authorization Code)]はオン。
• [CMCが必須(Require Client Matter Code)]はオン。
• [認証レベル(Authorization Level)]は 155。
ルート パターンは、RL1 ルート リストおよびルート フィルタ RF-SJ と関連付けます。
クラスタ間トランク 10.77.31.206 は次のように設定します。
• [トンネル化プロトコル(Tunneled Protocol)]:[QSIG]
• [コールの分類(Call Classification)]:システムデフォルトの使用(Use System Default)
• [インバウンドFastStartを有効にする(Enable Inbound FastStart)]:無効
• [アウトバウンドFastStartを有効にする(Enable Outbound FastStart)]:有効
• [アウトバウンドFastStart用コーデック(Codec For Outbound FastStart)]:[G711 mu-law 64k]
クラスタ間トランク 10.77.31.231 は次のように設定します。
• [トンネル化プロトコル(Tunneled Protocol)]:[QSIG]
• [コールの分類(Call Classification)]:システムデフォルトの使用(Use System Default)
• [インバウンドFastStartを有効にする(Enable Inbound FastStart)]:無効
• [アウトバウンドFastStartを有効にする(Enable Outbound FastStart)]:無効
ステップ 1 Dialed Number Analyzer にアクセスし、 [Analysis] > [Analyzer] を選択します。
ステップ 2 [Analyzer] ウィンドウの [Calling Party] フィールドに 1360064 と入力します。
ステップ 3 [Dialed Digits] フィールドに 914089027872 と入力します。
ステップ 4 [Calling Search Space] ドロップダウン リスト ボックスから [ALL] を選択します。
ステップ 5 [Device Time Zone] フィールドは、Cisco Unified Communications Manager システムのタイムゾーン、日付、および時刻の各フィールドのデフォルト値のまま残します。
ステップ 6 [Do Analysis] をクリックします。
結果は、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。「結果の概要」で概要情報について説明します。
ステップ 7 ウィンドウのすべてのノードを展開してすべての値を表示するには、 [Expand All] をクリックします。ウィンドウのすべてのノードを閉じるには、 [Collapse All] をクリックします。
(注) [Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウが初めて表示されたときは、[Expand All] ボタンと [Collapse All] ボタンの両方が有効になります。
結果については例3-1 を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
Match Result = RouteThisPattern
Called Party Number = 914089027872
Time Zone = (GMT+05:30) Bombay, Calcutta, Madras, New Delhi, Colombo
Positional Match List = 9:1:408:902:7872
DialPlan = North American Numbering Plan
Filter Clause = (LONG-DISTANCE-DIRECT-DIAL EXISTS AND AREA-CODE == 408)
Require Forced Authorization Code = Yes
Require Client Matter Code = Yes
PreTransform Calling Party Number = 1360064
PreTransform Called Party Number = 914089027872
External Phone Number Mask = NO
CallingLineId Presentation = Default
CallingName Presentation = Default
Calling Party Number = 1360064
ConnectedParty Transformations
ConnectedLineId Presentation = Default
ConnectedName Presentation = Default
Route List :Route List Name= RL1
RouteGroup :RouteGroup Name= RG1
PreTransform Calling Party Number = 1360064
PreTransform Called Party Number = 914089027872
External Phone Number Mask = Default
Calling Party Number = 1360064
Device :Type= InterClusterTrunk-NonGatekeeperControlled
End Device Name = 10.77.31.206
Codec For Outbound FastStart = G711 u-law 64K
Call Classification = Use System Default
PreTransform Calling Party Number = 1360064
Calling Party Selection = Originator
Calling Party Presentation = Default
Calling Party Number = 1360064
RouteGroup :RouteGroup Name= RG2
PreTransform Calling Party Number = 1360064
PreTransform Called Party Number = 914089027872
External Phone Number Mask = Default
Calling Party Number = 1360064
Device :Type= InterClusterTrunk-NonGatekeeperControlled
End Device Name = 10.77.31.231
Automated Alternate Routing (AAR)
AAR VoiceMail Status = Disabled
Outbound Fast Start = Disabled
Call Classification = Use System Default
PreTransform Calling Party Number = 1360064
Calling Party Selection = Originator
Calling Party Presentation = Default
Calling Party Number = 1360064
Note: Information Not Available
「関連項目」を参照してください。
この例では、Cisco Unified Communications Manager を次のように設定することが想定されています。
[ルートパターン(Route Pattern)]:パーティション「SJPartition」の 9.@
[ルートフィルタ]:RF-SJ(LONG-DISTANCE-DIRECT-DIAL EXISTS AND AREA-CODE == 408)。このルート パターンでは RouteList「RL1」が選択されます。RL1 では RG1 が使用されます。
RG1 設定には、ルート グループ レベルの発呼側および着信側の変換とともに、クラスタ間トランクが 10.77.31.206 として含まれます。10.77.31.206 ゲートウェイは CSS-AALL で設定します。すべての CSS には DallasPartition および SJPartition が含まれます。
RG2 設定には、QSIG トンネル化プロトコルとともに、クラスタ間トランク 10.77.31.231 が含まれます。
[ルートパターン(Route Pattern)]:パーティション「SJPartition」の 9.@。
• [外部ダイヤルトーンの提供(Provide Outside Dial Tone)]はオン。
• [FACが必須(Require Forced Authorization Code)]はオン。
• [CMCが必須(Require Client Matter Code)]はオン。
• [認証レベル(Authorization Level)]は 155。
ルート パターンは、RL1 ルート リストおよびルート フィルタ RF-SJ と関連付けます。
クラスタ間トランク 10.77.31.206 は次のように設定します。
• [トンネル化プロトコル(Tunneled Protocol)]:[QSIG]
• [コールの分類(Call Classification)]:システムデフォルトの使用(Use System Default)
• [インバウンドFastStartを有効にする(Enable Inbound FastStart)]:無効
• [アウトバウンドFastStartを有効にする(Enable Outbound FastStart)]:有効
• [アウトバウンドFastStart用コーデック(Codec For Outbound FastStart)]:[G711 mu-law 64k]
クラスタ間トランク 10.77.31.231 は次のように設定します。
• [トンネル化プロトコル(Tunneled Protocol)]:[QSIG]
• [コールの分類(Call Classification)]:システムデフォルトの使用(Use System Default)
• [インバウンドFastStartを有効にする(Enable Inbound FastStart)]:無効
• [アウトバウンドFastStartを有効にする(Enable Outbound FastStart)]:無効
電話は DN 254564 で設定します。電話の[プレゼンテーションインジケータを無視(Ignore Presentation Indicators、内線コールのみ)]チェックボックスをオンにしてください。トランスレーション パターン 972813XXXX はパーティション「DallasPartition」に存在し、[着信側変換(Called Party Transformations)]は DN 254564 で設定します。
[外部ダイヤルトーンの提供(Provide Outside Dial Tone)]は、このトランスレーション パターンでオンになりません。
ステップ 1 Dialed Number Analyzer にアクセスし、 [Analysis] > [Trunks] を選択します。
ステップ 2 「トランクの検索」の手順を実行し、設定されている一連のトランクを検索します。
ステップ 3 [Find and List Trunks] ウィンドウに表示されたレコードの一覧からゲートウェイ 10.77.31.206 を選択します。[Trunk Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [Trunk Configuration] ウィンドウの [Calling Party] フィールドに 9728130064 と入力します。
ステップ 5 [Dialed Digits] フィールドに 9728135054 と入力します。
ステップ 6 [Time Zone]、[Date]、および [Time] のドロップダウン リスト ボックスにはデフォルト値を残します。
ステップ 7 [Do Analysis] をクリックします。
結果は、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。「結果の概要」で概要情報について説明します。
ステップ 8 ウィンドウのすべてのノードを展開してすべての値を表示するには、 [Expand All] をクリックします。ウィンドウのすべてのノードを閉じるには、 [Collapse All] をクリックします。
(注) [Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウが初めて表示されたときは、[Expand All] ボタンと [Collapse All] ボタンの両方が有効になります。
結果については例3-2 を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
Match Result = RouteThisPattern
Provide Outside Dial Tone = NO
TranslationPattern :Pattern= 972813XXXX
Positional Match List = 254564
DialPlan = North American Numbering Plan
PreTransform Calling Party Number = 9728130064
PreTransform Called Party Number = 9728135054
External Phone Number Mask = NO
CallingLineId Presentation = Default
CallingName Presentation = Default
Calling Party Number = 9728130064
ConnectedParty Transformations
ConnectedLineId Presentation = Default
ConnectedName Presentation = Default
ForwardAll : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
CFDF : DN = VoiceMail = No CSS =
Ignore Presentation Indicators = Disabled
Logged Into Hunt Groups = Enabled
Automated Alternate Routing (AAR)
AAR VoiceMail Status = Disabled
Note: Information Not Available
「関連項目」を参照してください。
この例では、ダイヤル プラン設定にハント リストが含まれる場合、ハント パイロット情報が分析結果にどのように表示されるかを示します。この例では、Cisco Unified Communications Manager を次のように設定することが想定されています。
90431 から 90440 までの 10 個のボイスメール ポートを設定します。
回線グループ VMLG には 10 個のポートが含まれます。
ハント リスト VMHL には回線グループ VMLG が含まれます。
[無応答時ハント転送(Forward Hunt No Answer)]の設定は次のとおりです。
[個人の初期設定を使用(Use Personal Preferences)]はオン。
[コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]= [None]
[話中ハント転送(Forward Hunt Busy)]の設定は次のとおりです。
[個人の初期設定を使用(Use Personal Preferences)]はオン
[コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]= [None]
[最大ハントタイマー(Maximum Hunt Timer)]= 5
ステップ 1 Dialed Number Analyzer にアクセスし、 [Analysis] > [Analyzer] を選択します。
ステップ 2 [Calling Party] フィールドに発呼側番号を入力します(デフォルトでは 1000 が表示されます)。
ステップ 3 [Dialed Digits] フィールドに 9043 と入力します。
ステップ 4 [Device Time Zone] フィールドはデフォルト値のままにします。
Cisco Unified Communications Manager がインストールされているサーバのオペレーティング システムの日時情報を表す現地の日時が、デフォルトで表示されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻と異なる日時設定を選択できます。
ステップ 5 [Time Zone] フィールド、[Date] フィールド、および [Time] フィールドはデフォルト設定のままにします。
ステップ 6 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 7 結果は、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。「結果の概要」で概要情報について説明します。
ステップ 8 ウィンドウのすべてのノードを展開してすべての値を表示するには、 [Expand All] をクリックします。ウィンドウのすべてのノードを閉じるには、 [Collapse All] をクリックします。
(注) [Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウが初めて表示されたときは、[Expand All] ボタンと [Collapse All] ボタンの両方が有効になります。
結果については例3-3 を参照してください。結果セクションでは、ハント リスト情報を含むコール フロー セクションについてのみ詳述されます。
「関連項目」を参照してください。
Match Result = RouteThisPattern
Provide Outside Dial Tone = NO
DialPlan = North American Numbering Plan
Use Personal Preferences = Yes
Use Personal Preferences = Yes
PreTransform Calling Party Number = 1000
PreTransform Called Party Number = 9043
External Phone Number Mask = NO
CallingLineId Presentation = Default
CallingName Presentation = Default
ConnectedParty Transformations
ConnectedLineId Presentation = Default
ConnectedName Presentation = Default
Line Group :LineGroupName= VMLG
Device :Type= Cisco Voice Mail Port
Ignore Presentation Indicators = Disabled
Automated Alternate Routing (AAR)
AAR VoiceMail Status = Disabled
Note: Information Not Available
(注) 上の例の最終セクションには、最初のポートの詳細電話番号情報が示されています。設定されている残りのポートについても同様の情報が表示されます。
「関連項目」を参照してください。
この例では、電話のタイム ゾーン設定が Cisco Unified Communications Manager の管理ページで特定タイム ゾーンに設定されている場合、時刻設定情報が分析結果にどのように表示されるかを示します。この例の分析では、 [Analysis] > [Analyzer] で表示されるウィンドウに指定されているタイム ゾーン設定、日付設定、時刻設定が使用されます。この例では、Cisco Unified Communications Manager を次のように設定することが想定されています。
• [開始時刻(Time Of Day Start)]= 9.00
• [終了時刻(Time of Day End)]= 12.00
• [繰り返し設定(Repeat Every)]=[年(Year on)]: [Jun] [15]
DNATimeSchedule1 は DNATimePeriod1 に設定します。
DNAPartition1 は DNATimeSchedule1 に設定します。
DNAPartition1 が次のように設定されていることを確認します。
• [タイムゾーン(Time Zone)]=[特定のタイムゾーン(Specific Time Zone)]、(GMT+5.30)、ボンベイ、カルカッタ、マドラス、ニューデリー、コロンボ
DNACSS1 は DNAPartition1 で設定します。
[電話]:DN 36201 で SEP000000036201 を設定します。
電話 SEP000000036201 のパーティション = DNAPartition1
ステップ 1 Dialed Number Analyzer にアクセスし、 [Analysis] > [Analyzer] を選択します。
ステップ 2 [Calling Party] フィールドに発呼側番号を入力します(デフォルトでは 1000 が表示されます)。
ステップ 3 [Dialed Digits] フィールドに 36201 と入力します。
ステップ 4 [Calling Search Space] ドロップダウン リスト ボックスから [DNACSS1] を選択します。
ステップ 5 [Time Zone] ドロップダウン リストから、特定タイム ゾーン、(GMT+5.30) ボンベイ、カルカッタ、マドラス、ニューデリー、コロンボを選択します。
ステップ 6 [Date] ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager のシステム日付設定に従って、[2004]、[Jun]、[15] を選択します。
ステップ 7 [Time] ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager のシステム時刻設定に従って、[11:30:0:0] を選択します。
ステップ 8 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 9 結果は、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。「結果の概要」で概要情報について説明します。
ステップ 10 ウィンドウのすべてのノードを展開してすべての値を表示するには、 [Expand All] をクリックします。ウィンドウのすべてのノードを閉じるには、 [Collapse All] をクリックします。
(注) [Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウが初めて表示されたときは、[Expand All] ボタンと [Collapse All] ボタンの両方が有効になります。
結果については例3-4 を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
Match Result = RouteThisPattern
Time Schedule = DNATimeSchedule1
Time Zone = (GMT+05:30) Bombay, Calcutta, Madras, New Delhi, Colombo
Provide Outside Dial Tone = NO
ForwardAll : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
CFDF : DN = VoiceMail = No CSS =
Ignore Presentation Indicators = Disabled
Automated Alternate Routing (AAR)
AAR VoiceMail Status = Disabled
Note: Information Not Available
「関連項目」を参照してください。
この例では、タイム ゾーンが[発信側デバイス(Originating Device)]として指定されている同一時間帯の 2 つの電話間でコールが行われるとき、時刻設定情報がどのように表示されるかを示します。この例では、Cisco Unified Communications Manager を次のように設定することが想定されています。
時間帯 DNATimePeriod1 は次のように設定します。
[開始時刻(Time Of Day Start)]=9.00
[繰り返し設定(Repeat Every)]=[年(Year on)]:[Jun] [15]
スケジュール DNATimeSchedule1 は次のように設定します。
DNAPartition1 というパーティションを挿入します。
• [スケジュール(Time Schedule)]=DNATimeSchedule1
• [タイムゾーン(Time Zone)]=[発信側デバイス(Originating Device)]
DNACSS-1 というコーリング サーチ スペースを挿入します。DNAPartition1 パーティションをこの CSS に追加してください。
電話 SEP000000036201 を挿入し、DN、36201 を割り当てます。
電話のパーティションとして DNAPartition1 を選択します。
ステップ 1 Dialed Number Analyzer にアクセスし、 [Analysis] > [Analyzer] を選択します。
ステップ 2 [Calling Party] フィールドに発呼側番号を入力します(デフォルトでは 1000 が表示されます)。
ステップ 3 [Dialed Digits] フィールドに 36201 と入力します。
ステップ 4 [Calling Search Space] ドロップダウン リスト ボックスから [DNACSS1] を選択します。
ステップ 5 [Device Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスからグリニッジ標準時(GMT)、ダブリン、エジンバラ、ロンドン、リスボンを選択します。
ステップ 6 [Time Zone] ドロップダウン リストから、(GMT+5.30)ボンベイ、カルカッタ、マドラス、ニューデリー、コロンボを選択します。
ステップ 7 [Date] ドロップダウン リスト ボックスから、[2004]、[Jun]、[15] を選択します。
ステップ 8 [Time] ドロップダウン リスト ボックスから [15:30:0:0] を選択します。
ステップ 9 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 10 結果は、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。「結果の概要」で概要情報について説明します。
ステップ 11 ウィンドウのすべてのノードを展開してすべての値を表示するには、 [Expand All] をクリックします。ウィンドウのすべてのノードを閉じるには、 [Collapse All] をクリックします。
(注) [Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウが初めて表示されたときは、[Expand All] ボタンと [Collapse All] ボタンの両方が有効になります。
結果については例3-5 を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
Match Result = RouteThisPattern
Time Schedule = DNATimeSchedule1
Time Zone = (GMT) Greenwich Mean Time; Dublin, Edinburgh, London, Lisbon
Provide Outside Dial Tone = NO
ForwardAll : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
Internal : DN = VoiceMail = No CSS =
External : DN = VoiceMail = No CSS =
CFDF : DN = VoiceMail = No CSS =
Ignore Presentation Indicators = Disabled
Automated Alternate Routing (AAR)
AAR VoiceMail Status = Disabled
Note: Information Not Available
「関連項目」を参照してください。
この例では、SIP ルート パターンをドメイン ルーティングで設定したとき、SIP 分析設定が分析結果でどのように表示されるかを示します。この例では、Cisco Unified Communications Manager を次のように設定することが想定されています。
[パターンの使い方(Pattern Usage)]= [Domain Routing]
[SIPトランク(SIP Trunk)]= SIPTrunk
[発呼側回線IDの表示(Calling Line ID Presentation)]= [Default]
[発呼側回線名の表示(Calling Line Name Presentation)]= [Default]
[接続回線IDプレゼンテーション(Connected Line ID Presentation)]= [Default]
[接続側回線名の表示(Connected Line Name Presentation)]= [Default]
ステップ 1 Dialed Number Analyzer にアクセスし、 [Analysis] > [Analyzer] を選択します。
ステップ 2 [Calling Party] フィールドに発呼側番号を入力します(デフォルトでは 1000 が表示されます)。
ステップ 3 SIP 分析に対応するチェックボックスをオンにして、[Domain Route] を選択します。
ステップ 4 [Dialed Digits] フィールドに sip:1001@cisco.com と入力します。cisco.com は、SIP ルート パターンにマップされたゲートウェイを表し、コールはこれを通して出されます。1001 は、SIP コールが SIP トランクから送られる宛先に対する、別のネットワーク内の宛先アドレスを表します。
(注) SIP 分析に対応するチェックボックスをオンにしてから、ダイヤル番号情報を入力してください。このチェックボックスをオンにしない場合、[Dialed Digits] フィールドには、数値、A ~ D、a ~ d、#、* しか入力できません。
ステップ 5 [Calling Search Space] ドロップダウン リスト ボックスから [None] を選択します。
ステップ 6 [Device Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスからグリニッジ標準時(GMT)、ダブリン、エジンバラ、ロンドン、リスボンを選択します。
ステップ 7 [Time Zone] ドロップダウン リストから、(GMT+5.30)ボンベイ、カルカッタ、マドラス、ニューデリー、コロンボを選択します。
ステップ 8 [Date] ドロップダウン リスト ボックスから、[2005]、[Nov]、[24] を選択します。
ステップ 9 [Time] ドロップダウン リスト ボックスから [15:30:0:0] を選択します。
ステップ 10 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 11 結果は、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。「結果の概要」で概要情報について説明します。
ステップ 12 ウィンドウのすべてのノードを展開してすべての値を表示するには、 [Expand All] をクリックします。ウィンドウのすべてのノードを閉じるには、 [Collapse All] をクリックします。
(注) [Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウが初めて表示されたときは、[Expand All] ボタンと [Collapse All] ボタンの両方が有効になります。
結果については例3-6 を参照してください。
(注) 分析結果は、Cisco Unified Communications Manager データベースで使用できる設定にのみ基づきます。ゲートウェイ アウトバウンド コールの場合、コール詳細はゲートウェイの設定によって異なることがあります。
「関連項目」を参照してください。
Dialed Digits = sip:1001@cisco.com
Match Result = RouteThisPattern
Pattern = ([mM][oO][cC].[oO][cC][sS][iI][cC])
RouteDomainPattern :Pattern= ([mM][oO][cC].[oO][cC][sS][iI][cC])
External Phone Number Mask = NO
CallingLineId Presentation = Default
CallingName Presentation = Default
ConnectedParty Transformations
ConnectedLineId Presentation = Default
ConnectedName Presentation = Default
Automated Alternate Routing (AAR)
AAR VoiceMail Status = Disabled
Call Classification = Use System Default
Calling Party Selection = Originator
CallingLineId Presentation = Default
Note: Information Not Available
「関連項目」を参照してください。
この例では、SIP ルート パターンを IP アドレス ルーティングで設定したとき、SIP 分析設定が分析結果でどのように表示されるかを示します。この例では、Cisco Unified Communications Manager を次のように設定することが想定されています。
[パターンの使い方(Pattern Usage)]= [IPAddress Routing]
[SIPトランク(SIP Trunk)]= SIPTrunk
[発呼側回線IDの表示(Calling Line ID Presentation)]= [Default]
[発呼側回線名の表示(Calling Line Name Presentation)]= [Default]
[接続回線IDプレゼンテーション(Connected Line ID Presentation)]= [Default]
[接続側回線名の表示(Connected Line Name Presentation)]= [Default]
ステップ 1 Dialed Number Analyzer にアクセスし、 [Analysis] > [Analyzer] を選択します。
ステップ 2 [Calling Party] フィールドに発呼側番号を入力します(デフォルトでは 1000 が表示されます)。
ステップ 3 SIP 分析に対応したチェックボックスをオンにして、[IP Route] を選択します。
ステップ 4 [Dialed Digits] フィールドに sip:1001@10.77.21.22 と入力します。10.77.21.22 は、SIP ルート パターンにマップされたゲートウェイを表し、コールはこれを通して出されます。1001 は、SIP コールが SIP トランクから送られる宛先に対する、別のネットワーク内の宛先アドレスを表します。
(注) SIP 分析に対応するチェックボックスをオンにしてから、ダイヤル番号情報を入力してください。このチェックボックスをオンにしない場合、[Dialed Digits] フィールドには、数値、A ~ D、a ~ d、#、* しか入力できません。
ステップ 5 [Calling Search Space] ドロップダウン リスト ボックスから [None] を選択します。
ステップ 6 [Device Time Zone] ドロップダウン リスト ボックスからグリニッジ標準時(GMT)、ダブリン、エジンバラ、ロンドン、リスボンを選択します。
ステップ 7 [Time Zone] ドロップダウン リストから、(GMT+5.30)ボンベイ、カルカッタ、マドラス、ニューデリー、コロンボを選択します。
ステップ 8 [Date] ドロップダウン リスト ボックスから、[2005]、[Nov]、[15] を選択します。
ステップ 9 [Time] ドロップダウン リスト ボックスから [15:30:0:0] を選択します。
ステップ 10 [Do Analysis] をクリックします。
ステップ 11 結果は、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。「結果の概要」で概要情報について説明します。
ステップ 12 ウィンドウのすべてのノードを展開してすべての値を表示するには、 [Expand All] をクリックします。ウィンドウのすべてのノードを閉じるには、 [Collapse All] をクリックします。
(注) [Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウが初めて表示されたときは、[Expand All] ボタンと [Collapse All] ボタンの両方が有効になります。
結果については例3-7 を参照してください。
(注) 分析結果は、Cisco Unified Communications Manager データベースで使用できる設定にのみ基づきます。ゲートウェイ アウトバウンド コールの場合、コール詳細はゲートウェイの設定によって異なることがあります。
「関連項目」を参照してください。
Dialed Digits = sip:1001@10.77.21.22
Match Result = RouteThisPattern
Pattern = (00001010010011010001010100010110)
RouteIPNetPattern :Pattern= (00001010010011010001010100010110)
External Phone Number Mask = NO
CallingLineId Presentation = Default
CallingName Presentation = Default
ConnectedParty Transformations
ConnectedLineId Presentation = Default
ConnectedName Presentation = Default
Automated Alternate Routing (AAR)
AAR VoiceMail Status = Disabled
Call Classification = Use System Default
Calling Party Selection = Originator
CallingLineId Presentation = Default
Note: Information Not Available
「関連項目」を参照してください。
この例では、Multiple Analyzer 機能を使用し、ダイヤル プランの多重分析および一括テストを実行する方法について説明します。
「DNA テンプレートを使用した多重分析用 CSV データ ファイルの作成」または「多重分析用テキストベース CSV ファイルの作成」を参照し、CSV ファイルを作成してください。
たとえば CSV ファイルには、[Calling Party Number]、[Dialed Digit]、[Device Time Zone]、[Time Zone]、[Date For Analysis]、[Time For Analysis] の各フィールドについて次の 3 行を含めます。
1000.20,,4,37,2005-Jun-9,3:00:59,
1000,30,,4,37,2005-Jun-9,3:00:59,
1000,40,CSS1,4,37,2005-Jun-9,3:00:59,
ステップ 1 [Analysis] > [Multiple Analyzer] を選択します。
ステップ 2 ウィンドウの右上のドロップダウン リスト ボックスから [Upload/Download Input Files] を選択し、 [Go] をクリックします。
ステップ 3 [Upload/Download Input Files] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 入力ファイルをアップロードするには、CSV ファイルを保存しているディレクトリを入力するか、 [参照] ボタンを使用してディレクトリを選択します。
ステップ 5 [Upload File] をクリックします。CSV ファイルがサーバにアップロードされます。
(注) アップロードしたファイルは、サーバの結果ディレクトリに保存されます。結果ディレクトリにアクセスするには、CLI からファイル リストの activelog/tomcat/logs/dna/Results にアクセスします。Real-Time Monitoring Tool(RTMT)のトレースおよびログ集中オプションを使用すると、トレース ファイルを収集して表示できます。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Serviceability システム ガイド』を参照してください。
ステップ 6 [Analysis] > [Multiple Analyzer] を選択します。
ステップ 7 分析する CSV ファイルを [File Name] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。
ステップ 8 [Do Analysis] をクリックします。分析結果は、[Multiple Analyzer Results] という別のウィンドウに表示されます。このウィンドウには、パターンをルートできるかどうかを判断するための簡潔な情報が表示されます。
結果の各行の詳細な分析を表示するには、 [View Details] をクリックします。
ステップ 9 結果は、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウという新しいウィンドウに表示されます。「結果の概要」で概要情報について説明します。
ステップ 10 ウィンドウのすべてのノードを展開してすべての値を表示するには、 [Expand All] をクリックします。ウィンドウのすべてのノードを閉じるには、 [Collapse All] をクリックします。
(注) [Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウが初めて表示されたときは、[Expand All] ボタンと [Collapse All] ボタンの両方が有効になります。
結果については例3-8 を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
アップロードした CSV ファイルの 1 行目の入力データの結果
Match Result = BlockThisPattern
Note: Information Not Available
Note: Information Not Available
アップロードした CSV ファイルの 2 行目の入力データの結果
Match Result = BlockThisPattern
Note: Information Not Available
Note: Information Not Available
アップロードした CSV ファイルの 3 行目の入力データの結果
Match Result = BlockThisPattern
Note: Information Not Available
Note: Information Not Available
「関連項目」を参照してください。
分析結果の [Results Summary] セクションはダイヤル番号分析結果の概要であり、ここには発呼側情報や一致パターン情報が表示されます。
(注) このセクションに説明が含まれないフィールドには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで指定されたとおりにデータが表示されます。これらのフィールドの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
[Calling Party Information](発呼側情報)
[Calling Party]:すべての変換を適用した後の発呼側番号。
[Device CSS]:コールに使用するデバイスに関連するコーリング サーチ スペース(CSS)。
[AAR Group Name]:このパターンが属す自動振替ルーティング(AAR)グループ。
[AARCSS]:発呼側デバイスが AAR の実行時に使用するコーリング サーチ スペース。
[Dialed Digits]:ユーザが [Dialed Digits] フィールドに入力した番号。
[Match Result]:コールがルートされたかブロックされたかを示します。RouteThisPattern または BlockThisPattern が表示されます。
(注) [Analysis] > [Phones]、[Analysis] > [Gateways]、[Analysis] > [Trunks] で表示されるウィンドウを使用して分析を実行する場合は、特定デバイスをコール エンティティとして選択するので、回線固有の情報およびデバイス固有の情報が結果に表示されます。[Analysis] > [Analyzer] で表示されるウィンドウから分析を実行する場合は、Cisco Unified Communications Manager で設定されているデバイスにリンクしていない発呼側番号を入力します。回線固有の情報およびデバイス固有の情報は、この手順で取得した分析結果の [Results Summary] セクションに表示されません。
[Matched Pattern Information](一致パターン情報)
• [Partition]:この最終パターンが存在するパーティションを示します。
• [Time Schedule]:このパターンが存在するパーティション用に選択されたスケジュールの名前を示します。
[Pattern Type]:ミートミー会議番号、コール パーク コード番号、コール ピックアップ番号が表示されます。ダイヤル番号が機能パターン タイプに一致する場合に限って、このフィールドは表示されます。
[Called Party Number]:最終着信側番号。
[Time Zone]:一致パターンに関連するデバイスのタイム ゾーン情報。
[Interdigit Timeout]:コールを最終デバイスにルートする場合の時間遅延。
[End Device]:コールがルートされた最終デバイス。ダイヤル番号がルート パターンと一致する場合に限り、このフィールドは表示されます。
[OffNetPattern](OutsideDialTone):Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[外部ダイヤルトーンの提供(Provide Outside Dial Tone)]をオンにしたかオフにしたかによって、OffNet または OnNet になります。
(注) 代行受信パターンの場合、デバイス固有情報は表示されず、パターン タイプを示すタグが表示されます。
「関連項目」を参照してください。
結果の [Call Flow] セクションには、トランスレーション パターン、ルート パターン、ルート リスト、ルート グループ、エンド デバイスなど、コールが通過するすべてのステージに関する詳細情報が表示されます。
[Call Flow] セクションに表示される結果については、次の項目を参照してください。
• 「電話番号」
• 「デバイス情報」
(注) このセクションに説明が含まれないフィールドには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで指定されたとおりにデータが表示されます。これらのフィールドの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
• [Calling Party Transformations]:次の変換のような、エンド デバイスに固有の変換。
• [Pretransform Calling Party Number]:エンド デバイスの発呼側変換設定を適用する前の発呼側番号。
• [Calling Party Selection]:発信元や最後のリダイレクト番号などになる可能性がある選択内容。
ダイヤル番号が設定済みトランスレーション パターンに一致する場合は、ダイヤル番号に関する情報が [Translation Pattern] セクションに表示されます。
• [Hunt Pilot :Pattern]:一致するハント パイロット パターン。
• [Positional Match List]:パターンと関連したダイヤル番号の位置。
• [DialPlan]:このトランスレーション パターンが常駐する番号計画。
• [Route Filter]:ダイヤル番号に適用されるルート フィルタ。
–[Filter Name]:トランスレーション パターンに関連するルート フィルタ名。
–[Filter Clause]:トランスレーション パターンに関連するルート フィルタ条件。
• [Pretransform Calling Party Number]:トランスレーション パターンの発呼側変換設定を適用する前の発呼側番号。
• [Pretransform Called Party Number]:トランスレーション パターンの着信側変換設定を適用する前の着信側番号。
• [Calling Party Transformations]:トランスレーション パターンの発呼側変換設定。
–[External Phone Number Mask]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[外部電話番号マスク(External Phone Number Mask)]をオンにしたかオフにしたかによって、Yes または No になります。
–[Calling Party Number]:トランスレーション パターンの発呼側変換設定を適用した後の発呼側番号。
• [Called Party Transformations]:次の設定のような、トランスレーション パターンの着信側変換設定。
[Route Pattern] サブセクションには、ダイヤル番号がルート パターンに一致する場合、ダイヤル番号のルート パターン詳細に関する情報が表示されます。
• [Route pattern:Pattern]:一致するルート パターン。
• [Positional Match List]:パターンと関連したダイヤル番号の位置。
• [DialPlan]:このルート パターンが常駐する番号計画。
–[Filter Name]:ルート パターンに関連するルート フィルタ名。
–[Filter Clause]:ルート パターンに関連するルート フィルタ条件。
• [Require Forced Authorization Code]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[FAC が必須(Require Forced Authorization Code)]をオンにしたかオフにしたかによって、Yes または No になります。
• [Authorization Level]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで指定された認証レベル。
• [Require Client Matter Code]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[CMC が必須(Require Client Matter Code)]をオンにしたかオフにしたかによって、Yes または No になります。
• [Pretransform Calling Party Number]:ルート パターンの発呼側変換設定を適用する前の発呼側番号。
• [Pretransform Called Party Number]:ルート パターンの着信側変換設定を適用する前の着信側番号。
• [Calling Party Transformations]:次の設定のような、ルート パターンの発呼側変換設定が表示されます。
–[External Phone Number Mask]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[外部電話番号マスク(External Phone Number Mask)]をオンにしたかオフにしたかによって、Yes または No になります。
–[Calling Party Number]:ルート パターンの発呼側変換設定を適用した後の発呼側番号。
• [Called Party Transformations]:次の設定のような、ルート パターンの着信側変換設定。
このセクションには、ハント リスト、回線グループ、ハント転送の設定に関する情報が含まれます。
• [Hunt List: HuntList Name]:ルート リストの名前。
• [LineGroup: LineGroup Name]:このルート リストに含まれるルート グループの名前。
• [Pretransform Calling Party Number]:ルート グループの発呼側変換設定を適用する前の発呼側番号。
• [Pretransform Called Party Number]:ルート グループの着信側変換設定を適用する前の着信側番号。
• [Calling Party Transformations]:次の設定のような、ルート グループの発呼側変換設定。
–[External Phone Number Mask]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[外部電話番号マスク(External Phone Number Mask)]をオンにしたかオフにしたかによって、Yes または No になります。
–[Calling Party Number]:ルート グループの発呼側変換設定を適用した後の発呼側番号。
• [Called Party Transformations]:次の設定のような、ルート グループの着信側変換設定。
–[Called Number]:ルート グループの発呼側変換設定を適用した後の発呼側番号。
–[Forward Hunt No Answer]:ハント パイロットが一致する場合のコール転送設定。
[Use Personal Preferences]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[個人の初期値設定を使用(Use Personal Preferences)]をオンにしたかオフにしたかによって、Yes または No になります。
[Destination]:応答がない場合のコール転送の着信番号。
[Calling Search Space]:転送着信先(Busy または No Answer のうちどちらか該当するもの)が存在する CSS。
[Use Personal Preferences]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[個人の初期値設定を使用(Use Personal Preferences)]をオンにしたかオフにしたかによって、Yes または No になります。
[Destination]:応答がない場合のコール転送の着信番号。
[Calling Search Space]:転送着信先(Busy または No Answer のうちどちらか該当するもの)が存在する CSS。
• [Maximum Hunt Timer]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページの[最大ハント タイマー(Maximum Hunt Timer)]フィールドに指定されている値。
ダイヤル番号が DN 番号に一致する場合、[Directory Number] サブセクションには DN に関する詳細情報が表示されます。
• [Directory Number]: DN:電話番号。
–[Forwarding Information]:DN に関連する転送設定。転送動作は、コールが内部ユーザからであるか外部ユーザからであるかによって異なります。次の転送設定が表示されます。
–[End Device Name]:エンドポイント デバイスの名前。
–[Device Status]:Registered、Unregistered、Unknown など、エンド デバイスのステータス。
–[Caller ID DN]:トランクからのアウトバウンド コールにおける発信者 ID のフォーマットに使用するマスク。
• [Inbound Fast Start]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[インバウンドFastStartを有効にする(Enable Inbound FastStart)]フィールドがオンになっているかオフになっているかにより、Enabled または Disabled になります。
• [Outbound Fast Start]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[アウトバウンドFastStartを有効にする(Enable Outbound FastStart)]フィールドがオンになっているかオフになっているかにより、Enabled または Disabled になります。
• [Codec For Outbound FastStart]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[アウトバウンド FastStart 用コーデック(Codec For Outbound FastStart)]に指定されている値。
• [Call Classification]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで選択されている値により、OffNet、OnNet、Use System Default、None のうちいずれかになります。
• [Tunneled Protocol]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで[トンネル化プロトコル(Tunneled Protocol)]フィールドに設定されている値により、QSIG または None になります。
• [Ignore Presentation Indicators]:内部コールで無視する必要がある発呼側のプレゼンテーション設定。
• [Alerting Name]:Cisco Unified Communications Manager で電話用に選択されている呼び出し側の名前。
• [Dual Mode]:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで選択されたオプションにより、Enabled または Disabled になります。
• [DND Status]:Do Not Disturb(DND; サイレント) のステータスにより Enabled または Disabled になります。
• [DND Option]:DND 呼出音をオンまたはオフにするオプション。
• [DND Incoming Call Alert]:呼出音がオフの場合に選択されたアラートのタイプにより、No Beep、Flash notification、Beep only、Flash only のいずれかになります。
• [DND Timeout (minutes)]:電話機がアラーム トーンを受信してから DND がオンの状態でいる時間間隔。
[AAR Group Name]:このデバイスが属す Automated Alternate Routing(AAR; 自動代替ルーティング) グループ。
[AAR Calling Search Space]:このエンド デバイスが属す AAR コーリング サーチ スペース。
[AAR VoiceMail Status]:Enabled または Diabled。デバイスの AAR ボイスメール ステータス。
• [CSS]:インターコム DN のコーリング サーチ スペース。
• [Presence Group]:インターコム DN が属するプレゼンス グループ。
「関連項目」を参照してください。
このセクションには、ダイヤル番号の最適な一致の検索中に分析プロセスで調べられたすべての代替一致が表示されます。
(注) このセクションに説明が含まれないフィールドには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで指定されたとおりにデータが表示されます。これらのフィールドの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
• [Partition : Name]:ルート パターンが存在するパーティション。
–[Pattern Type]:パターン タイプ。Translation または Enterprise になります。
–[Network Location]:ルート パターンのネットワークの場所を示します。OffNet または OnNet になります。
–[Communications Manager Device Type]:一致したデバイスがアクセス デバイスであるかユーザ デバイスであるかを示します。
(注) パターンに関連する設定により、その他のパターンが表示されることがあります。
「関連項目」を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager の各ダイヤル プラン設定では、番号の Discard Digit Instruction(DDI; 削除命令)を含む着信側変換情報が指定されます。Dialed Number Analyzer では、分析する Cisco Unified Communications Manager ダイヤル プランで指定されている DDI を表示できます。
このツールでは、分析する Cisco Unified Communications Manager のダイヤル プランで設定されているゲートウェイと電話に関連する、すべてのダイヤル パターンを表示することもできます。ダイヤル プランで指定されている DDI またはダイヤル パターンの情報を表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Analysis] > [Dump DA Information] を選択します。
ステップ 2 [Select Dump Option] フィールドで、 [Discard Digit Instructions] ラジオ ボタンまたは [Dialing Forest] ラジオ ボタンをクリックします。
ステップ 3 [Select Viewing Option] フィールドで、次のうちいずれかの処理を行います。
• 番号の削除命令またはダイヤル フォレストの情報をブラウザ ウィンドウに表示するには、 [Open File in Browser] ラジオ ボタンをクリックします。
• 番号の削除命令またはダイヤル フォレストの情報をファイルに保存するには、 [Save File] ラジオ ボタンをクリックします。
番号の削除命令またはダイヤル フォレストの情報をブラウザで表示することを選択した場合は、結果が同じウィンドウに表示されます。
番号の削除命令またはダイヤル フォレストの情報をファイルに保存することを選択した場合は、[ファイルのダウンロード]ダイアログボックスが表示されます。ファイルを保存するには、次の手順を実行します。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。ファイルを保存する PC での場所を指定します。
結果は、ステップ 2 で番号の削除命令を選択したかダイヤル フォレストを選択したかにより、DialPlanForest.txt または DiscardDigitInstructions.txt というテキスト ファイルに保存されます。
「関連項目」を参照してください。
電話、ゲートウェイ、トランクを使用して実行した分析の結果を保存すると、結果は XML ファイルとして PC に保存されます。この出力ファイルは、Dialed Number Analyzer を使用してブラウザで取得して表示できます。出力ファイルを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Analysis] > [View File] を選択します。
ステップ 2 [View File] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [Select a File to View] フィールドで [参照] をクリックします。必要な出力ファイルが置かれている PC 上の場所に移動し、出力ファイルを選択します。出力ファイルの例を次に示します。
DialedNumberAnalyzerOutput_1001.xml
出力ファイルは、[Dialed Number Analyzer Results] という新しいウィンドウに表示されます。
[Results Summary] を展開すると、概要が表示されます。詳細を表示するには、プラス アイコンをクリックし、必要な結果セクションを展開します。
ステップ 5 結果を確認したら、[Dialed Number Analyzer Results] ウィンドウを閉じます。
「関連項目」を参照してください。
トレース ファイルを使用すると、ツールの機能的な問題を追跡できます。Dialed Number Analyzer のトレース ファイルは、Dialed Number Analyzer がインストールされているサーバに書き込まれます。トレース ファイルの書き込み機能を有効にするか無効にするかは、Dialed Number Analyzer の [Service Control] ウィンドウから選択できます。ここでは、トレース ファイルの書き込みの有効化および無効化の手順について説明します。
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Serviceability で、 [Trace] > [Trace Configuration] を選択します。
[Trace Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択します。
ステップ 3 [Configured Services] ドロップダウン リスト ボックスから [Cisco Dialed Number Analyzer] を選択します。
ステップ 4 トレース機能を有効にするには、[Trace On] チェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [Trace Filter Settings] で、[Debug Trace Level ]ドロップダウン リスト ボックスから、設定するトレース レベルを選択します。 表3-2 の説明に従い、目的のデバッグ トレース レベルをクリックします。
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アラームの状態およびイベントをトレースします。異常パスで生成されるすべてのトレースに使用されます。最小限の CPU サイクルが使用されます。 |
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ステップ 6 ファイルの最大数、1 ファイルあたりの最大行数、1 ファイルあたりの最長時間(分単位)の値を [Trace Output Settings] に入力します。
この機能が有効になり、サーバの次の場所にトレース ファイルが書き込まれます。
activelog/tomcat/logs/dna/log4j
Multiple Analyzer 機能のトレース ファイルは、サーバの次の場所に書き込まれます。
activelog/tomcat/logs/dna/Results
トレース ファイルに組み込む情報を設定したら、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)のトレースおよびログの集中オプションを使用して、トレース ファイルの収集および表示を行うことができます。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Serviceability システム ガイド 』を参照してください。
トレース ファイルの書き込み機能を無効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Serviceability で、 [Trace] > [Trace Configuration] を選択します。
[Trace Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択します。
ステップ 3 [Configured Services] ドロップダウン リスト ボックスから Cisco Dialed Number Analyzer を選択します。
ステップ 4 トレース機能を無効にするには、[Trace On] チェックボックスをオフにします。
「関連項目」を参照してください。