帯域幅プローブ自動スケジューリング(Bandwidth Prober Auto Scheduling) |
オフ(Off) |
このオプションでは、帯域幅プロービングを有効にできます。 帯域幅プロービングには、次の設定もプロビジョニングされている必要があります。
-
TurnAuthPassword
-
TurnAuthUsername
-
TurnServer
|
ClearPath |
オン(On) |
ClearPath は、最適ではないネットワークにおけるパケット損失の悪影響を最小限に抑える Cisco TelePresence ソリューションです。 これらのメカニズムの間では H.264 固有のエラー回復手法、デコーダからのフィードバック、および前方誤り訂正(FEC)が使用されます。 ClearPath が有効になるためには、両方のコール参加者が、ClearPath に対応したデバイスを使用している必要があります。 |
デフォルト メディアタイプ候補(Default Mediatype Candidate) |
ホスト(Host) |
これは、次のときに使用するアドレスです。
-
ICE ネゴシエーションの完了前。
-
ICE が失敗した場合。
-
リモート側が ICE に対応していない場合。
次のオプションを使用できます。
-
[ホスト(Host)]:ローカル ネットワーク アドレス
-
[Rflx]:組織のネットワークの外側から見える企業のパブリック IP アドレス(パブリック IP)
-
[リレー(Relay)]:TURN リレー サーバのアドレス
Jabber for iPad を他のほとんどのデバイスが ICE に対応していない環境に導入する場合は、[リレー(Relay)] を使用できます。 |
暗号化ポリシー(Encryption Policy) |
自動(Auto) |
アカウントの暗号化ポリシーを決定します。 このオプションは、SIP 通信(トランスポート TLS または TCP)とメディア通信(SRTP または SRTP なし)の両方に影響します。 コールを暗号化する場合、SIP 通信とメディア通信の両方が暗号化される必要があり、すべての通話者が暗号化をサポートしている必要があります。 暗号化されたメディア通信は、128 ビットの高度暗号化規格(AES)を使用した Secure Real-time Transport Protocol(SRTP)によって送信されます。 暗号化ポリシーの設定は、Cisco TMS の の設定に従ってクライアントにプロビジョニングされます。 SIP 通信を暗号化するか(TLS)しないか(TCP)は、[TLS/TCP の使用(Force TLS/TCP)] によって定されます。 TLS バージョンは 1.0 です。メディア通信を暗号化するかどうかは、[SRTP の使用あり/なし(Force/No Srtp)] によって決定されます。 [自動(Auto)] の場合、クライアントは暗号化されたコールを試行しますが、暗号化できない場合は、暗号化されていないコールを許可します。 |
ICE |
オフ(Off) |
Interactive Connectivity Establishment(ICE)は、コール参加者間のメディアの伝送に最適なパスを動的に検出します。 |
最大受信帯域幅(Maximum In Bandwidth) |
512 KB/s |
指定した値により、ユーザ アカウントでデータの送受信を行うために許可される最大帯域幅が決定されます。 高い帯域幅は、良好なビデオ品質に直接結び付きます。 しかし、帯域幅を制御すれば、アプリケーションがその能力を超えてデータを受信または送信しようとするのを防ぐことができ、結果としてパケット損失、ジッター、および低いビデオ品質の発生を回避できます。 |
最大送信帯域幅(Maximum Out Bandwidth) |
384 KB/s |
メディア ポート範囲の末尾(Media Port Range End) |
21900 |
ビデオとオーディオの通信で使用されるポート番号の上限または下限。 セキュリティとファイアウォールに関する問題を制御するために、これらを設定できます。 10 個以上のポートが含まれる範囲を指定する必要があります。そうしなければ、Jabber for iPad はデフォルトに戻ります。 |
メディア ポート範囲の始端(Media Port Range Start) |
21000 |
MNS モード(MNS Mode) |
オフ(Off) |
このオプションを有効にすると、リレー対象のメディアは、容量が保証されているプライベート HD リンク経由で常にリレーされ、ビデオの品質が確保されます。 この設定を使用するには、ICE が有効になっている必要があります。 プライベートの専用リンクは、Media Network Services などの企業から提供されます。 |
Multiway 参加者 URI(Multiway Participant URI) |
|
Multiway が開始されると、参加者は、この Uniform Resource Identifier(URI)に誘導されます。 |
電話帳サーバ URI(Phone Book Server URI) |
|
アカウントが Cisco TMS Agent データベース内の他のアカウントを検索できるようになります。 次の形式で URI を設定します。phonebook@<sip_domain>.com
重要:
値を指定しなければ、Cisco Jabber for iPad で連絡先を検索できません。
|
プレゼンス サーバ URI(Presence Server URI) |
|
アカウントがプレゼンス ステータスを VCS サーバに送信できるようになります。 次の形式で URI を設定します。presence@<sip_domain>.com
(注) |
Cisco Jabber for iPad は、サーバが認識されていない場合、Cisco WebEx Messenger から提供されるプレゼンス ステータスを使用します。 値を指定しなければ、Cisco Jabber for iPad はプレゼンス ステータスをパブリッシュできず、オフラインであると見なされます。 |
|
パブリック デフォルト メディアタイプ候補(Public Default Mediatype Candidate) |
[デフォルト メディアタイプ候補(Default Mediatype Candidate)] に設定された値を使用。 動的に変化します |
これは、次のときに使用するアドレスです。
-
ICE ネゴシエーションの完了前。
-
ICE が失敗した場合。
-
リモート側が ICE に対応していない場合。
次のオプションを使用できます。
-
[ホスト(Host)]:ローカル ネットワーク アドレス
-
[Rflx]:組織のネットワークの外側から見える企業のパブリック IP アドレス(パブリック IP)
-
[リレー(Relay)]:TURN リレー サーバのアドレス
ユーザが組織のネットワークの外側から接続する場合は、[リレー(Relay)] を使用することを推奨します。 ICE ネゴシエーションは完了するまでに数秒の時間がかかります。そのため、TURN リレーを使用すれば、コールを開始したときからメディアがファイアウォールを通過するのに役立ちます。 ICE ネゴシエーションが完了したとき、より適切なメディア パスが特定されていれば、メディアはリダイレクトされます。 |
パブリック最大受信帯域幅(Public Maximum In Bandwidth) |
[最大受信帯域幅(Maximum In Bandwidth)] に設定された値を使用。 動的に変化します |
指定した値により、ユーザが VCS アカウントを使用してアプリケーションにサインインした後のデータの送受信に使用できる最大帯域幅が決定されます。 この設定は、組織のネットワークの外側から接続するユーザに対して帯域幅を制御するのに役立つ場合があります。 これらのユーザは低速のネットワーク接続を使用していたり、企業はそれらのユーザの帯域幅使用量を制限したりする場合があります。 |
パブリック最大送信帯域幅(Public Maximum Out Bandwidth) |
[最大送信帯域幅(Maximum Out Bandwidth)] に設定された値を使用。 動的に変化します |
パブリック電話帳サーバ URI(Public Phone Book Server URI) |
[電話帳サーバ URI(Phone Book Server URI)] に設定された値を使用。 動的に変化します |
[電話帳サーバ URI(Phone Book Server URI)] 設定を設定すれば十分です。 |
パブリック プレゼンス サーバ URI(Public Presence Server URI) |
[プレゼンス サーバ URI(Presence Server URI)] に設定された値を使用。 動的に変化します |
[プレゼンス サーバ URI(Presence Server URI)] 設定を設定すれば十分です。 |
パブリック SIP サーバ アドレス(Public SIP Server Address) |
[SIP サーバ アドレス(SIP Server Address)] に設定された値を使用。 動的に変化します |
ユーザが外部 VCS サーバ アドレスでサインインした後の登録要求の送信先となるサーバ アドレス 通常、この情報は、ユーザが Jabber for iPad で指定する外部サーバ アドレスと同じです。 |
解像度設定(Resolution Preferences) |
高(High) |
着信と発信のビデオ解像度を制限します。 Cisco Jabber for iPad はこの値よりも優先されます。 この制限は多くの要因に左右されますが、一般に次の規則に従います。
-
[高(High)] では、ワイドスクリーン HD(1920x1080 または 1280x720)を上限とする可能な限り高い解像度が使用されます。
-
[中(Medium)] では、ワイド CIF(512x288)以下の解像度に制限されます。
-
[低(Low)] では、ワイド QCIF(256x144)以下の解像度に制限されます。
|
SIP サーバ アドレス(SIP Server Address) |
Jabber for iPad の加入先の VCS サーバ |
登録要求が送信されるサーバ アドレス ユーザが Cisco Jabber for iPad で指定する内部サーバ アドレスと同じです。 |
AuthUserName |
|
SIP 認証ユーザ名。 エンドポイントは AuthUsername および AuthPassword 値を VCS サーバでの認証に使用します。 |
AuthPassword |
|
SIP 認証パスワード。 エンドポイントは AuthUsername および AuthPassword 値を VCS サーバでの認証に使用します。 |
TurnAuthPassword |
|
ICE を有効化するために必要な TURN サーバ設定。 詳細については、ICE の有効化を参照してください。 |
TurnAuthUsername |
|
TurnServer |
|