Standard CTI ユーザ グループへのユーザの追加
Cisco UC Integration for Cisco WebEx Connect でユーザのデスクフォンを制御できるようにするには、ユーザのデバイスを作成するときに [Allow Control of Device from CTI] オプションを選択する必要があります。また、ユーザが Standard CTI Enabled ユーザ グループに追加されるようにする必要もあります。
ユーザの電話機が Cisco Unified IP Phone 6900、8900、または 9900 シリーズ モデルの場合は、Standard CTI Allow Control of Phones supporting Connected Xfer and conf ユーザ グループにもそのユーザを追加する必要があります。
手順
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration で [User Management] > [End User] を選択します。
ステップ 2 追加するユーザを選択します。
ステップ 3 [End User Configuration] ウィンドウの [Permissions Information] グループにある [Add to User Group] を選択します。
ステップ 4 [Find and List User Groups] ウィンドウで、「Standard CTI」を検索します。
ステップ 5 [Standard CTI Enabled] ユーザ グループを選択します。
ユーザの電話機が Cisco Unified IP Phone 6900、8900、または 9900 シリーズ モデルの場合は、[Standard CTI Allow Control of Phones supporting Connected Xfer and conf] ユーザ グループも選択します。
ステップ 6 [Add Selected] を選択します。
ステップ 7 [End User Configuration] ウィンドウで [Save] を選択します。
ユーザの新規作成
手順
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration で [User Management] > [End User] を選択します。
ステップ 2 [Add New] を選択します。
ステップ 3 該当する場合、ユーザ資格情報を入力します。
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User ID |
一意のエンド ユーザ識別名を入力します。英数字および特殊文字を含む任意の文字を入力できます。このフィールドの文字の制限はありません。 |
Password |
英数字または特殊文字を使用して、エンド ユーザのパスワードを入力します。割り当てられている資格情報ポリシーに指定されている文字数以上(1 ~ 127 文字)を入力する必要があります。 |
Confirm Password |
エンド ユーザ パスワードを再入力します。 |
PIN |
エンド ユーザ PIN の数字を入力します。割り当てられている資格情報ポリシーに指定されている文字数以上(1 ~ 127 文字)を入力する必要があります。 |
Confirm PIN |
PIN を再入力します。 |
Last Name |
エンド ユーザの姓を入力します。 |
Middle Name |
エンド ユーザのミドル ネームを入力します。 |
First Name |
エンド ユーザの名を入力します。 |
Telephone Number |
エンド ユーザの電話番号を入力します。次の特殊文字を使用できます:(、)、- |
Mail ID |
エンド ユーザの電子メール アドレスを入力します。 |
Manager User ID |
エンド ユーザ マネージャ ID のユーザ ID を入力します。 ヒント:入力するマネージャ ユーザ ID は、エンド ユーザと同じクラスタ内に存在する必要はありません。したがって、Cisco Unified Communications Manager では、データベース内にすでに存在するユーザ ID を入力する必要はありません。 |
Department |
エンド ユーザの部門情報(部門番号または部門名など)を入力します。 |
User Locale |
ドロップダウン リスト ボックスから、エンド ユーザに関連付けるロケールを選択します。ユーザ ロケールは、言語やフォントなどのエンド ユーザをサポートするための一連の詳細情報を特定します。 注:エンド ユーザ ロケールを選択しない場合、Cisco CallManager サービス パラメータで、デフォルト ユーザ ロケールとして指定したロケールが適用されます。 |
Associated PC |
この必須フィールドは、Cisco IP Softphone ユーザに適用されます。 |
Digest Credentials |
英数字の文字列を入力します。 Cisco Unified Communications Manager は、ここで指定したダイジェスト信用証明書を使用して、ダイジェスト認証時に電話機が提供する資格情報を検証します。このフィールドに入力したダイジェスト資格情報は、[Phone Configuration] ウィンドウで、ダイジェスト ユーザを選択した場合に、電話機に関連付けられます。 注:ダイジェスト認証の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
Confirm Digest Credentials |
ダイジェスト資格情報の入力が正しいことを確認するために、このフィールドに再度資格情報を入力します。 |
ステップ 4 [Device Information] とプロファイルを選択します。
サポートされるデバイスのリストは「サポートされる Cisco Unified IP Phone」を参照してください。
ステップ 5 [Extension Mobility] パラメータを選択します。
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Available Profiles |
このリスト ボックスには、このエンド ユーザとの関連付けに使用可能なエクステンション モビリティ プロファイルが表示されます。 エクステンション モビリティ プロファイルを検索するには、[Find] をクリックします。表示される [Find and List Device Profiles] ウィンドウを使用して、必要なエクステンション モビリティ プロファイルを検索します。 エクステンション モビリティ プロファイルをこのエンド ユーザに関連付けるには、プロファイルを選択し、このリスト ボックスの下の下向き矢印をクリックします。 |
Controlled Profiles |
このフィールドには、Cisco Extension Mobility に設定されているエンド ユーザに関連付けられている制御デバイス プロファイルのリストが表示されます。 |
Default Profile |
ドロップダウン リスト ボックスから、このエンド ユーザのデフォルトのエクステンション モビリティ プロファイルを選択します。 |
Presence Group |
プレゼンス機能でこのフィールドを設定します。 ドロップダウン リスト ボックスから、エンド ユーザのプレゼンス グループを選択します。選択したグループは、エンド ユーザがモニタ可能な宛先を指定します。 プレゼンス グループのデフォルト値は、Standard Presence グループを指定し、インストール時に設定されます。Cisco Unified Communications Manager Administration に設定されたプレゼンス グループはドロップダウン リスト ボックスにも表示されます。 プレゼンス認証はプレゼンス グループと連携し、グループ間のプレゼンス要求を許可またはブロックします。グループ間の許可の設定およびプレゼンスのエクステンション モビリティとの連携については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』の「Presence」の章を参照してください。 |
SUBSCRIBE Calling Search Space |
プレゼンス機能によってサポートされる SUBSCRIBE コーリング サーチ スペースは、Cisco Unified Communications Manager がエンド ユーザから発信されたプレゼンス要求をルーティングする方法を決定します。この設定では、エンド ユーザのプレゼンス(SUBSCRIBE)要求のコール処理サーチ スペースと別にコーリング サーチ スペースを適用できます。 ドロップダウン リスト ボックスから、エンド ユーザのプレゼンス要求に使用する SUBSCRIBE コーリング サーチ スペースを選択します。Cisco Unified Communications Manager Administration で設定するすべてのコーリング サーチ スペースが [SUBSCRIBE Calling Search Space] ドロップダウン リスト ボックスに表示されます。 ドロップダウン リストから、エンド ユーザに別のコーリング サーチ スペースを選択しない場合、SUBSCRIBE コーリング サーチ スペースのデフォルトは [None] に設定されます。 |
Allow Control of Device from CTI |
このチェックボックスがオンにされている場合、ユーザがデバイスにログインすると、AllowCTIControlFlag デバイス プロパティがアクティブになり、CTI アプリケーションからデバイスを制御できるようになります。ユーザがデバイスにログインするまで、この設定は無効です。 注:エンド ユーザ設定の [Allow Control of Device from CTI] 設定によって、ユーザがログインするデバイスの AllowCTIControlFlag デバイス プロパティが上書きされます。 |
Enable Extension Mobility Cross Cluster |
このエンド ユーザが Cisco クラスタ間のエクステンションモビリティ機能を使用できるようにする場合に、このボックスをオンにします。 |
ステップ 6 電話番号の関連付けを選択します。
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Primary Extension |
このフィールドは、エンド ユーザのプライマリ電話番号を表します。エンド ユーザは、電話機に複数の回線を接続できます。 デバイスをエンド ユーザに関連付ける場合、関連付けられたデバイスに設定された電話番号が、[Primary Extension] のドロップダウン リストボックスで使用できるようになります。ドロップダウン リスト ボックスから、このエンド ユーザのプライマリ内線を選択します。 システムが Cisco Unity Connection に統合されている場合、[Related Links] メニューに [Create Cisco Unity User] リンクが表示されます。 |
IPCC Extension |
ドロップダウン リスト ボックスから、このエンド ユーザの IPCC 内線を選択します。 注:このフィールドは、IPCC Express によってインストールされたエンタープライズ パラメータが [True] に設定されている場合にのみ表示されます。 |
ステップ 7 モビリティ情報を選択します。
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Enable Mobility |
モバイル コネクトをアクティブにする場合に、このチェックボックスをオンにします。これにより、ユーザは、単一の電話番号を使用してコールを管理し、デスクトップ フォンと携帯電話の実行中のコールをピックアップすることができます。 このチェックボックスをオンにすると、モバイル コネクトのデバイス ライセンス ユニットを使用するライセンスがトリガーされ、[Primary User Device] ドロップダウン リスト ボックスと連携します。 [Enable Mobility] チェックボックスをオンにし、[Primary User Device] ドロップダウン リスト ボックスから付属デバイスを選択できない場合、[License Unit Calculation] ウィンドウの [Mobility Enabled End Users] 行に示されているように、4 つの Device License Unit(DLU; デバイス ライセンス ユニット)が使われます。 Cisco Unified Mobility をイネーブルにし、後で、[Primary User Device] ドロップダウン リスト ボックスから付属デバイスを選択すると、[License Unit Calculation] ウィンドウの [Mobility Enabled End Users] 行に示されているように、システムによって 2 つの DLU が与えられます。 |
Primary User Device |
[Primary User Device] ドロップダウン リスト ボックスは、[Enable Mobility] チェックボックスと連携し、モバイル コネクトの付属デバイスに使用されるデバイス ライセンス ユニット数を制御します。 [Enable Mobility] チェックボックスをオンにしたら、Cisco Unified Mobility のユーザに明示的に割り当てる付属デバイスを選択します。たとえば、ユーザが Cisco Unified Mobility で携帯電話に加えて使用するデスクトップ フォンなどのデバイスを選択します。 付属デバイスを選択する前に、次の情報を考慮します。 • 複数の Device License Unit(DLU; デバイス ライセンス ユニット)を使用するデバイスのみがドロップダウン リスト ボックスに表示されます。 • Cisco Unified Mobility の場合、同じデバイスを複数のユーザに割り当てることができないため、割り当て可能なデバイスのみがドロップダウン リスト ボックスに表示されます。 • [Enable Mobility] チェックボックスをオンにし、ドロップダウン リスト ボックスからデバイスを選択すると、[Licensing Unit Calculation] ウィンドウの [Mobility Enabled End Users (Adjunct)] 行に示されているように、2 つの DLU が使われます。 • モバイル コネクトをイネーブルにした後に、Cisco Unified Communications Manager Administration からデバイスを削除するか、割り当てを削除した場合、[License Unit Calculation] ウィンドウの [Mobility Enabled End Users] 行に示されているように、デバイスの削除または割り当ての削除後に、2 つの DLU が使われます。 |
Enable Mobile Voice Access |
ユーザがモバイル ボイス アクセス Integrated Voice Response(IVR; 自動音声応答)システムにアクセスして、モバイル コネクト コールを起動し、モバイル コネクト機能をアクティブまたは非アクティブにできるようにする場合に、このチェックボックスをオンにします。 |
Maximum Wait Time for Desk Pickup |
携帯電話からデスクトップ フォンに転送されたコールをユーザがピックアップするまでに許可する最大の時間をミリ秒単位で入力します。 |
Remote Destination Limit |
ユーザのデスクトップ フォンからコールの転送が許可される電話機の最大数を入力します。 |
Remote Destination Profiles |
このフィールドには、このユーザに作成されたリモート接続先プロファイルが一覧表示されます。特定のリモート接続先プロファイルの詳細を表示するには、リストのリモート接続先プロファイルを選択し、[View Details] リンクをクリックします。 |