この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「Click to Call を使用するための前提条件」
Click to Call は、次のアプリケーションと連携して動作します。Windows ベースのコンピュータから直接アクセスすることも、Citrix XenApp を使用してアクセスすることもできます。
• ブラウザ:Internet Explorer および Mozilla Firefox
• Microsoft のアプリケーション:Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Outlook、および SharePoint
ただし、Click to Call の機能をアプリケーションに追加するには、次の条件があります。
• アプリケーションは、Click to Call がサポートするバージョンである必要があります。サポートされているバージョンをシステム管理者に確認してください。
• Click to Call をインストールする前に、アプリケーションをインストールする必要があります。アプリケーションをアップデートする場合は、Click to Call を再インストールする必要があります。
• Click to Call のカスタム インストールを実行する場合は、インストール時にアプリケーションを選択する必要があります。
Click to Call を使用するための要件をシステムが満たしていることを管理者に確認してください。
• Windows ユーザ:アプリケーションをインストールするには、管理者権限があり、コンピュータに 80MB 以上の空きディスク容量があることが必要です。
• Citrix ユーザ:Click to Call をインストールする必要はありません。Citrix XenApp から Click to Call を使用できるようにする設定は、システム管理者が行います。システム管理者がユーザのコンピュータにも Click to Call をインストールすることを提案している場合は、次の手順に従います。
ステップ 1 インストーラ(.exe ファイル)および該当するセットアップの指示をシステム管理者から入手します。
ステップ 2 インストーラをダブルクリックし、画面の指示に従います。
ヒント 特定のアプリケーションのアップデート後に Click to Call を再インストールする必要がある場合は、カスタムのオプションを選択し、アプリケーションを選択します。
Click to Call を動作させるには、Cisco Unified Communications Manager のアカウント情報が必要です。Click to Call では、アプリケーションを実行するたびに入力し直す必要がないように、これらの設定が保存されます。
システム管理者から Cisco Unified Communications Manager のアカウント情報を入手します(まだ持っていない場合)。
ステップ 1 [Click to Call の設定(Click to Call Preferences)] ダイアログボックスを開きます。
– Windows ユーザ:[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(All Programs)] > [Cisco Click to Call] > [Click to Call の構成(Click to Call Configuration)] の順に選択します。
– Citrix ユーザ:Citrix XenApp にログインし、[Click to Call の構成(Click to Call Configuration)] を選択します。このアプリケーションが選択不可になっている場合は、システム管理者がすでに設定を完了しています。
ステップ 2 [ユーザ名(User Name)] に Cisco Unified Communications Manager のユーザ名を入力します(何も入力されていない場合)。
ステップ 3 [パスワード(Password)] に Cisco Unified Communications Manager のパスワードを入力します(何も入力されていない場合)。
ステップ 4 [詳細オプション(more options)] を選択します。
ステップ 5 [WebDialer サービス(WebDialer Service)] または [CCMCIP サービス(CCMCIP Service)] に何も入力されていない場合は、管理者からの指示に従って適切な情報を入力します。
Click to Call を開き、簡単にアクセスできるように Windows タスクバーでアクティブのままにしておくことができます。
ステップ 1 次のいずれかの方法で Click to Call を開始します。
– Windows ユーザ:[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(All Programs)] > [Cisco Click to Call] > [Click to Call の構成(Click to Call Configuration)] の順に選択してアプリケーションを開始します。
– Citrix ユーザ:Citrix XenApp にログインし、[Click to Call の構成(Click to Call Configuration)] を選択してアプリケーションを開始します。ただし、システムの設定によっては、Windows タスクバーで Click to Call をアクティブのままにしておくことができない場合があります。
ステップ 2 Windows タスクバーに Click to Call アイコンが表示されることを確認します。
ステップ 3 開始されたら、Windows タスクバーで を右クリックして Click to Call にアクセスします。
Click to Call にログインすると、Cisco Unified IP Phone および Cisco IP Communicator が自動的に検出され、使用する電話機を選択できるようになります。使用する電話機が表示されない場合は、電話機が Click to Call をサポートしているかどうかシステム管理者に確認してください。
次のアプリケーションでは、Click to Call を使用できません。
• Cisco Unified Personal Communicator。
• Cisco Unified Communications Integration for Cisco WebEx Connect。
• Cisco Unified Communications Integration for Microsoft Office Communicator。Click to Call と Cisco Unified Communications Integration for Microsoft Office Communicator アプリケーションを個別にインストールすることはできませんが、Click to Call は Cisco Unified Communications Integration for Microsoft Office Communicator の一部としてインストールされ、そのように使用できます。
Click to Call では通常、電話機の設定が保存されるので、Click to Call を再起動するたびに入力し直す必要はありません。Citrix XenApp を使用して Click to Call にアクセスする場合、システム管理者が行う Citrix アカウントの設定方法によっては、これらの設定を入力し直す必要がある場合があります。
ステップ 1 [Click to Call の設定(Click to Call Preferences)] ダイアログボックスを開きます。
– Windows ユーザ:[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(All Programs)] > [Cisco Click to Call] > [Click to Call の構成(Click to Call Configuration)] の順に選択します。
– Citrix ユーザ:Citrix XenApp にログインし、[Click to Call の構成(Click to Call Configuration)] を選択します。このアプリケーションが選択不可になっている場合は、システム管理者がすでに設定を完了しています。
ステップ 2 [Click to Call の設定(Click to Call Preferences)] ダイアログボックスの [電話(Phones)] タブを選択します。
ステップ 3 Click to Call を使用して電話をかける電話機を選択します。
ステップ 4 (オプション)[エイリアス(Alias)] のフィールドを、「Home」や「Office」などのわかりやすい電話機の名前でアップデートします。
Click to Call で使用される電話機は、いつでも変更できます。Click to Call は次回のコール発信時に新しい電話機を使用します。
ステップ 1 Windows タスクバーで を右クリックして [Click to Call] メニューにアクセスします。
ステップ 2 [電話の選択(Select Phone)] を選択し、使用する電話機を選択します。
国際電話番号は、多くの場合、国際アクセス コードを表すプラス記号(+)を電話番号の前に付けて記述されます。
システム管理者がダイヤリング規則を設定していない場合、これを設定することで、国際番号のコールを容易にすることができます。ダイヤリング規則を設定すると、Click to Call によって、プラス記号(+)は外線アクセス番号などの正しいプレフィクスに自動的に置き換えられます(該当する場合)。
ステップ 1 [Click to Call の設定(Click to Call Preferences)] ダイアログボックスを開きます。
– Windows ユーザ:[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(All Programs)] > [Cisco Click to Call] > [Click to Call の構成(Click to Call Configuration)] の順に選択します。
– Citrix ユーザ:Citrix XenApp にログインし、[Click to Call の構成(Click to Call Configuration)] を選択します。このアプリケーションが選択不可になっている場合は、システム管理者がすでに設定を完了しています。
ステップ 2 [Click to Call の設定(Click to Call Preferences)] ダイアログボックスの [ダイヤル規則(Dialing Rules)] タブを選択します。
ステップ 3 組織外の番号をダイヤルするために必要なコードを入力します。たとえば、外線にアクセスするために「9」をダイヤルする必要がある場合があります。
ステップ 4 国外にダイヤルするために必要なコードを入力します。たとえば、米国から電話をかけるには、「011」を入力します。
Microsoft Office アプリケーションおよび Mozilla Firefox アプリケーションの Click to Call プラグインを、手動で個別に有効または無効に設定できます。たとえば、Microsoft Word のプラグインを無効にする場合に、Microsoft Excel のプラグインは有効のままにしておくことができます。
(注) 手動で有効または無効に設定できるのは、Microsoft Office 2007 または Office 2010 の Click to Call プラグインだけです。
• 「Microsoft Office 2007 以降の Microsoft Word、Excel、または PowerPoint でのプラグインの有効化または無効化」
• 「Microsoft Outlook 2007 以降でのプラグインの有効化または無効化」
• 「Mozilla Firefox でのプラグインの有効化または無効化」
ステップ 1 Microsoft Word、Excel、または PowerPoint 2007 以降を起動します。
ステップ 2 Microsoft Office ボタンを選択し、必要に応じて [Word のオプション(Word Options)]、[Excel のオプション(Excel Options)]、または [PowerPoint のオプション(PowerPoint Options)] を選択します。
ステップ 3 [Word のオプション(Word Options)] ダイアログボックスの左ペインにある [アドイン(Add-Ins)] を選択します。
ステップ 4 [管理(Manage)] ドロップダウン リストから [COM アドイン(COM Add-Ins)] を選択し、[移動(Go)] を選択します。
ステップ 5 [Cisco.ClickToCall.ApplicationName] チェックボックスをオンまたはオフにしてプラグインを有効または無効にします(ApplicationName はサポートされるアプリケーションの名前です)。
ステップ 1 Microsoft Outlook 2007 以降を起動します。
ステップ 2 [ツール(Tools)] > [セキュリティ センター(Trust Center)] の順に選択します。
ステップ 3 [セキュリティ センター(Trust Center)] ダイアログボックスの左ペインにある [アドイン(Add-Ins)] を選択します。
ステップ 4 [管理(Manage)] ドロップダウン リストから [COM アドイン(COM Add-Ins)] を選択し、[移動(Go)] を選択します。
ステップ 5 [Cisco.ClickToCall.Outlook] チェックボックスをオンまたはオフにしてプラグインを有効または無効にします。
• 「Microsoft Office 2007 以降の Microsoft Word、Excel、または PowerPoint でのプラグインの有効化または無効化」
ステップ 1 Mozilla Firefox を開始します。
ステップ 2 [ツール(Tools)] > [アドオン(Add-ons)] の順に選択します。
ステップ 3 [アドオン(Add-ons)] ダイアログボックスで [拡張機能(Extensions)] を選択します。
ステップ 4 [Cisco Click to Call] プラグインを選択し、[有効(Enable)] または [無効(Disable)] を選択します。
ステップ 5 [アドオン(Add-ons)] ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 6 Mozilla Firefox を再起動します。
• 「Microsoft Office 2007 以降の Microsoft Word、Excel、または PowerPoint でのプラグインの有効化または無効化」