この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Unified Communications Manager 6.0(1) の設定タスクについて説明します。これらの手順を、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウから実行します。
• 「アプリケーション サーバとしての Cisco Unified Presence の設定」
• 「IP Phone Messenger の設定およびアプリケーション ユーザとしての PhoneMessenger の追加」
• 「Cisco IP PhoneMessenger の IP Phone サービスの設定」
• 「Cisco IP PhoneMessenger サービスへの電話機の登録」
• 「標準 AXL アクセス権限が有効になっているアプリケーション ユーザの追加」
ステップ 1 [システム]>[サービスパラメータ] を選択します。
ステップ 2 [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)]ウィンドウで、ドロップダウン リストから Cisco Unified Communications Manager Server を選択します。
ステップ 3 [サービス(Service)]から[Cisco Communications Manager]を選択します。
ステップ 4 [Clusterwide Parameters(System - Presence)]セクションの[Default Inter-Presence Group Subscription]で、 [Allow Subscription] を選択します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「サービス パラメータの設定」の章を参照してください。
ステップ 1 [システム]>[アプリケーションサーバ] を選択します。
ステップ 2 [アプリケーションサーバの検索と一覧表示(Find and List Application Servers)]ウィンドウで、 [新規追加] をクリックします。
[アプリケーションサーバの設定(Application Server Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [アプリケーションサーバタイプ(Application Server Type)]から[Cisco Unified Presence]を選択し、 [次へ] をクリックします。
ステップ 4 [名前]フィールドに、Cisco Unified Presence のホスト名を入力します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「アプリケーション サーバの設定」の章を参照してください。
ステップ 1 [システム]>[ライセンス]>[機能割り当て] を選択します。
[機能割り当ての検索と一覧表示(Find and List Capabilities Assignments)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 すべてのユーザのリストを表示するには、 [検索] をクリックします。
ステップ 3 [検索結果]セクションでユーザ リンクをクリックし、[機能割り当ての設定(Capabilities Assignment Configuration) ウィンドウを表示します。
ヒント 複数のユーザに機能を割り当てる場合は、複数のユーザのチェックボックスをオンにして[一括割り当て]をクリックします。
ステップ 4 ウィンドウが表示されたら、 [CUP (Cisco Unified Presence)を有効にする] チェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [CUPC (Cisco Unified Personal Communicator)を有効にする] チェックボックスをオンにして、CUPC を利用可能に設定します。
(注) Cisco Unified Personal Communicator の詳細については、『Cisco Unified Personal Communicator インストレーション ガイド』を参照してください。
ステップ 2 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)]ウィンドウで、 [新規追加] をクリックして新規電話デバイスを追加します。
[新規電話を追加(Add a New Phone)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [電話のタイプ(Phone Type)]:ドロップダウン リストからデバイスを選択し、 [次へ] をクリックします。
ステップ 4 [デバイスプロトコルの選択(Select the device protocol)]:ドロップダウン リストからプロトコルを選択し、 [次へ] をクリックします。
[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウで、次のフィールドに項目を入力するか選択します。
–[MACアドレス(MAC Address)]:電話機の MAC アドレスを入力します。
–[デバイスプール(Device Pool)]: [Default] を選択します。
–[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)]: デフォルト を選択します。
–[SCCP電話セキュリティプロファイル(SCCP Phone Security Profile)](または[SIP電話セキュリティプロファイル(SIP Phone Security Profile)]): [Standard SCCP Profile for Auto Registration] (または [Standard SIP Profile for Auto Registration] )を選択します。
ステップ 6 左側の[割り当て情報(Association Information)]セクションで、 [新規DNを追加] リンクをクリックします。
ステップ 7 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウに、各電話機の電話番号を入力します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章を参照してください。
ステップ 1 [ユーザ管理]>[エンドユーザ] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、ユーザがすでにデータベースに格納されている場合はユーザを検索し、新規ユーザを追加する場合は [新規追加] をクリックします。
ステップ 3 [エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウで、必須フィールド(アスタリスク付き)に情報を入力します。PIN が数値であることを確認します。
ステップ 4 ウィンドウの下部にある[プライマリ内線(Primary Extension)]で、各ユーザの内線を選択します。
ステップ 6 ウィンドウが再表示されたら、 [デバイスの割り当て] をクリックします。
ステップ 7 [ユーザデバイス割り当て(User Device Association)]ウィンドウで、関連付けるデバイスを選択して [選択/変更の保存] をクリックします。
ステップ 8 [エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウに戻り ( [ユーザ管理]>[エンドユーザ] を選択)、[デバイスの割り当て(Device Associations)]セクションで、デバイスがユーザに関連付けられていることを確認します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「エンド ユーザの設定」の章を参照してください。
(注) Microsoft Office Communicator だけを使用している場合は、この手順を実行する必要はありません。
ステップ 1 [ユーザ管理]>[アプリケーションユーザ] を選択します。
ステップ 2 [アプリケーションユーザの検索と一覧表示(Find and List Application Users)]ウィンドウで、 [新規追加] をクリックします。
ステップ 3 [アプリケーションユーザの設定(Application User Configuration)]ウィンドウで、 PhoneMessenger のユーザ ID を使用して新規ユーザを追加します。
ステップ 4 [パスワード(Password)]および[パスワードの確認(Confirm Password)]フィールドに、このユーザのパスワードを入力します。
(注) Cisco Unified Presence の設定で使用するため、このパスワードを記憶しておいてください。
ステップ 5 [デバイス情報(Device Information)]の[使用可能なデバイス(Available Devices)]セクションで、Cisco IP Phone Messenger に加入するすべてのデバイスを選択し、下矢印をクリックしてそれらのデバイスを[制御するデバイス(Controlled Devices)]セクションまで移動します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「アプリケーション ユーザの設定」の章を参照してください。
ステップ 1 [ユーザ管理]>[ユーザグループ] を選択します。
ステップ 2 すべてのユーザ グループを表示するには、 [検索] をクリックします。
ステップ 3 [Standard CCM End Users] リンクをクリックします。
[ユーザグループの設定(User Group Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [グループにエンドユーザを追加] をクリックし、ウィンドウが再表示されたら、すべての Cisco Unified Presence ユーザをこのグループに追加します。
ステップ 5 [関連リンク]メニューから [検索/リストに戻る] を選択し、 [移動] を選択します。
ステップ 6 [Standard CTI Enabled] リンクをクリックします。
[ユーザグループの設定(User Group Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 7 [グループにエンドユーザを追加] をクリックし、ウィンドウが再表示されたら、すべての Cisco Unified Presence ユーザをこのグループに追加します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「ユーザ グループの設定」の章を参照してください。
(注) Microsoft Office Communicator だけを使用している場合は、この手順を実行する必要はありません。
ステップ 1 [デバイス]>[デバイスの設定]>[IP Phoneサービス] を選択します。
ステップ 2 [IP Phoneサービスの検索と一覧表示(Find and List IP Phone Services)]ウィンドウで、 [新規追加] をクリックします。
[IP Phoneサービスの設定(IP Phone Services Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [サービス名(Service Name)]フィールドに、 PhoneMessenger を入力します。
ステップ 4 [サービスの説明]フィールドに、 IP Phone Messenger を入力します。
ステップ 5 [サービスURL(Service URL)]フィールドに、次の URL を入力します。
http:// my-cups :8081/ippm/default?name=#DEVICENAME#
電話機で DNS が無効な場合、 my-cups には Cisco Unified Presence の IP アドレスを指定します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「Cisco Unified IP Phone サービスの設定」の章を参照してください。
(注) クライアントとして Microsoft Office Communicator だけを使用している場合は、この手順を実行する必要はありません。
[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 デバイス リストを表示するには、 [検索] をクリックします。ウィンドウが再表示されたら、電話デバイス リンクをクリックして、[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウにアクセスします。
ステップ 3 右上の[関連リンク]ナビゲーションボックスで、ドロップダウン リストから [サービスの登録/登録解除] を選択し、 [移動] をクリックします。
ステップ 4 [登録済みのCisco IP Phoneサービス(Subscribed Cisco IP Phone Services for)]ウィンドウが表示されたら、[サービスの選択(Select a Service)]ドロップダウン リストから [PhoneMessenger] (前回設定済み)を選択し、 [次へ] をクリックします。
ステップ 5 ウィンドウが再表示されたら、 [登録] をクリックします。
ステップ 6 ウィンドウが再表示されたら、 [保存] をクリックします。
ステップ 7 電話機を個別に再設定するか、グループとして再設定します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章を参照してください。
(注) クライアントとして Microsoft Office Communicator だけを使用している場合は、IPPM および Cisco Unified Personal Communicator を設定するためのこの手順を実行する必要はありません。
ステップ 1 [システム]>[セキュリティプロファイル]>[SIPトランクセキュリティプロファイル] を選択します。
[SIPトランクセキュリティプロファイルの検索と一覧表示(Find and List SIP Trunk Security Profiles)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 使用可能なプロファイルのリストを表示するには、 [検索] をクリックします。
ステップ 3 検索結果で、 [Non Secure SIP Trunk Profile] リンクをクリックします。
[SIPトランクセキュリティプロファイルの設定(SIP Trunk Security Profile Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [デバイスセキュリティモード(Device Security Mode)]が [非セキュア] に設定されていることを確認します。
ステップ 5 [着信転送タイプ(Incoming Transport Type)]が [TCP+UDP] に設定されていることを確認します。
ステップ 6 [発信転送タイプ(Outgoing Transport Type)]が [TCP] に設定されていることを確認します。
• プレゼンス登録の許可(Accept Presence Subscription)
• アウトオブダイアログREFERの許可(Accept Out-of-Dialog REFER)
• 未承諾NOTIFYの許可(Accept Unsolicited Notification)
• REPLACEヘッダの許可(Accept Replaces Header)
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「SIP トランク セキュリティ プロファイルの設定」の章を参照してください。
(注) この手順はオプションです。Cisco Unified Presence のインストール中に、AXL API アクセスが有効になっているアプリケーション ユーザの AXL ユーザ ID および AXL ユーザ パスワードを入力する必要があります。
Standard AXL API Access 権限がデフォルトで有効になっている CCMAdministrator アプリケーション ユーザを使用するか、この手順に従って新規アプリケーション ユーザを作成できます。
ステップ 1 [ユーザ管理]>[アプリケーションユーザ] を選択します。
[アプリケーションユーザの検索と一覧表示(Find and List Application Users)]ウィンドウが表示されます。
[アプリケーションユーザの設定(Application User Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [ユーザID]フィールドに、 AXLuserCUPS のように新しいアプリケーション ユーザ名を入力します。
ステップ 4 このアプリケーション ユーザのパスワードを入力し、パスワードを確認します。
ステップ 5 使用可能なデバイスのリストから、制御対象のデバイスを選択します。
新規ユーザ グループを作成し、アプリケーション ユーザを追加する
ステップ 7 [ユーザ管理]>[ユーザグループ] を選択します。
[ユーザグループの検索と一覧表示(Find and List User Groups)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 9 新規ユーザ グループの名前を、 group_AXLaccess のように入力し、 [保存] をクリックします。
ステップ 10 [グループにアプリケーションユーザを追加] をクリックします。
ステップ 11 作成した新しいアプリケーション ユーザ名を選択し、 [選択項目の追加] をクリックします。
ステップ 12 [関連リンク]ドロップダウン メニューから [ユーザグループに権限を割り当て] を選択し、 [移動] を選択します。
[ユーザグループの設定(User Group Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 13 [Standard AXL API Access]を選択し、 [選択項目の追加] をクリックします。
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の次の章を参照してください。
(注) Cisco Unified Presence のインストールの詳細については、『 Installing Cisco Unified Presence, Release 1.0(2)』を参照してください。
(注) IPPM および Cisco Unified Personal Communicator を設定するには、この Cisco Unified Communications Manager に関連付けられている Cisco Unified Presence Server ごとに、1 つの SIP トランクをプロビジョニングします。クライアントとして Microsoft Office Communicator だけを使用している場合は、この手順を実行する必要はありません。
[トランクの検索と一覧表示(Find and List Trunks)]ウィンドウが表示されます。
[トランクの設定(Trunk Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [トランクタイプ(Trunk Type)]: [SIP Trunk] を選択します。
ステップ 4 [デバイスプロトコル(Device Protocol)]: [SIP] を選択します。
ステップ 6 [デバイス名(Device Name)]: CUPS-SIP-Trunk を入力します。
ステップ 7 [デバイスプール(Device Pool)]: [Default] を選択します。
ステップ 8 [接続先ポート(Destination Port)]: 5070 と入力します。
ステップ 9 ウィンドウの下部にある[SIP情報(SIP Information)]セクションで、[着信先アドレス]フィールドに次のように入力します。
ここで、 my-cups には、Cisco Unified Presence の完全修飾ドメイン名を指定します。
ステップ 10 [SIPトランクセキュリティプロファイル(SIP Trunk Security Profile)]: [Non Secure SIP Trunk Profile] を選択します。
ステップ 11 [SIPプロファイル(SIP Profile)]: [Standard SIP Profile] を選択します。
(注) 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「トランクの設定」の章を参照してください。
ステップ 1 [ナビゲーション]メニューから [Cisco Unified サービスアビリティ] を選択し、 [移動] を選択します。
[Cisco Unified Serviceability]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Tools]>[Control Center - Feature Services] を選択します。
ステップ 3 [Control Center - Feature Services]ウィンドウで、サーバの場合は、ドロップダウン リストから Cisco Unified Communications Manager Server を選択します。
ステップ 4 [Control Center - Feature Services]ウィンドウが再表示されたら、次のサービスが実行されていることを確認します。
• Cisco Communications Manager
• Cisco Communications Manager Cisco IP Phone Services
(注) 詳細については、『Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Presence』の「サービスの管理」の章を参照してください。
(注) Bulk Administration を使用して、ユーザをライン アピアランスにマップすることもできます。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド』を参照してください。
ステップ 1 [Cisco Unified Communications Managerの管理]ウィンドウで、 [デバイス]>[電話] を選択します。
[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を検索するか、 [検索] をクリックしてすべてのデバイスを表示します。
[電話の設定(Phone Configuration)(Phone Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [割り当て情報(Association Information)]ペインで、関連付ける電話番号をクリックします。
[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]が表示されます。
ステップ 5 ウィンドウの下部で、 [エンドユーザの関連付け] をクリックします。
ステップ 6 表示されるポップアップ ウィンドウで、ライン アピアランスに関連付けるユーザを選択します。
表2-1 は、CTI ゲートウェイで必要な設定タスクを示しています。これらのタスクを、Cisco Unified Communications Manager の管理ページおよび Cisco Unified Presence の管理ページから実行します。