この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified Communications Manager では、Cisco Unified Communications オペレーティング システムを使用して、多くの一般的なシステム管理機能を実行できます。
• 概要
• ブラウザ要件
• 設定
• セキュリティ設定
• サービス
Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページを使用して、Cisco Unified Communications オペレーティング システムを設定および管理できます。管理タスクには、次のものがあります。
• 他のネットワーク デバイスに対して PING を実行する。
• システム ソフトウェアおよびオプションをアップグレードする。
次のブラウザを使用して、Cisco Unified Communications オペレーティング システムにアクセスできます。
• Microsoft Internet Explorer バージョン 6.x
• Netscape Navigator バージョン 7.1 以降
(注) その他のブラウザ(Mozilla Firefox など)については、シスコではサポートもテストも実施していません。
製品のすべての機能を正常に動作させるには、ブラウザの「信頼済みサイト ゾーン」または「ローカル イントラネット サイト ゾーン」に Cisco Unified Communications オペレーティング システム サーバの URL( https:// servername )が含まれている必要があります。
[表示(Show)] メニューから、次のようなオペレーティング システムの各種コンポーネントのステータスを確認できます。
詳細については、 第3章「ステータスと設定」 を参照してください。
[設定(Settings)] メニューから、次のオペレーティング システム設定を表示および更新できます。
• IP:アプリケーションのインストール時に入力された IP アドレスおよび Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)クライアント設定を更新します。
• NTP サーバの設定:外部 NTP サーバの IP アドレスを設定します。また、NTP サーバを追加または削除します。
• SMTP の設定:オペレーティング システムが電子メール通知の送信に使用する SMTP ホストを設定します。
詳細については、 第4章「設定」 を参照してください。
[設定(Settings)]>[バージョン(Version)] ウィンドウでは、次のオプションの中から選択して、システムを再起動またはシャットダウンできます。
• バージョンの切り替え:アクティブなディスク パーティションと非アクティブなディスク パーティションを切り替え、システムを再起動します。通常は、非アクティブなパーティションが更新された後、新しいソフトウェア バージョンの実行を開始するときに、このオプションを選択します。
• 現在のバージョン:パーティションを切り替えずにシステムを再起動します。
• システムのシャットダウン:実行中のソフトウェアをすべて停止し、サーバをシャットダウンします。
(注) このコマンドを実行しても、サーバの電源は切断されません。サーバの電源を切断するには、電源ボタンを押してください。
詳細については、 第5章「システムの再起動」 を参照してください。
オペレーティング システムのセキュリティ オプションを使用すると、セキュリティ証明書および Secure Internet Protocol(IPSec)を管理できます。 [セキュリティ(Security)] メニューから、次のセキュリティ オプションを選択できます。
• 証明書の管理:証明書、Certificate Trust List(CTL; 証明書信頼リスト)、および Certificate Signing Request(CSR; 証明書署名要求)を管理します。証明書を表示、アップロード、ダウンロード、削除、および再生成できます。証明書の管理では、サーバ上の証明書の有効期限を監視することもできます。
• IPSEC の管理:既存の IPSEC ポリシーを表示または更新します。また、新しい IPSEC ポリシーおよびアソシエーションを設定します。
詳細については、 第6章「セキュリティ」 を参照してください。
ソフトウェア アップグレード オプションでは、オペレーティング システム上で動作しているソフトウェア バージョンをアップグレードしたり、特定のソフトウェア オプション(Cisco Unified Communications オペレーティング システムの Locale Installer、ダイヤル プラン、TFTP サーバ ファイルなど)をインストールしたりすることができます。
[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] メニュー オプションでは、ローカル ディスクまたはリモート サーバからシステム ソフトウェアをアップグレードできます。アップグレードしたソフトウェアは、非アクティブなパーティションにインストールされます。その後、システムを再起動してパーティションを切り替え、システムが新しいソフトウェア バージョンで動作を開始するようにすることができます。
(注) Cisco Unified Communications オペレーティング システムの GUI およびコマンドライン インターフェイスに含まれるソフトウェア アップグレード機能を使用して、すべてのソフトウェアのインストールとアップグレードを実行する必要があります。システムでアップグレードおよび処理できるソフトウェアは、シスコシステムズによって認定されたソフトウェアに限られます。Cisco Unified Communications Manager の以前のバージョンで使用していたサードパーティ製もしくは Windows ベースのソフトウェア アプリケーションは、インストールしたり使用したりできません。
詳細については、 第7章「ソフトウェア アップグレード」 を参照してください。
このアプリケーションには、次に示すオペレーティング システムのユーティリティが用意されています。
• PING:他のネットワーク デバイスとの接続性を確認します。
• リモート サポート:シスコのサポート担当者がシステムにアクセスするときに使用できるアカウントを設定します。このアカウントは、指定した日数を経過すると自動的に期限切れになります。
詳細については、 第8章「サービス」 を参照してください。
コマンドライン インターフェイスには、コンソールから、またはサーバへのセキュア シェル接続でアクセスできます。詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions 』を参照してください。