この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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この章では、ユーザが電話で Cisco Unity Connection にアクセスする前に管理者が実行できるタスクを示します。
1. 転送先が話し中または応答しない場合の Cisco Unity Connection の処理を設定する。ユーザの電話ごとに、Connection への着信転送を使用可能にする。これにより、ユーザの内線に電話しても話し中の場合や応答のない場合は、処理を担当する Connection に転送されます。次に、Connection が Cisco Unity Connection Administration でユーザごとに指定された着信転送設定を使用して、たとえば、発信者を保留にするか、またはユーザ グリーティングに直接送信するか、などの処理を決定します。
2. ユーザの電話ごとにメッセージ ボタンを指定する。ユーザの電話ごとに、ユーザが電話のメッセージ ボタンまたは同様の短縮ダイヤル ボタンを使用して、組織の Connection 内線電話番号をダイヤルできるようにします。これにより、ユーザは自席の電話で Connection の番号をダイヤルする必要がなくなるため、素早く簡単に電話で Connection を呼び出してメッセージを確認したり、個人設定を変更したりできます。
3. プロンプトの電話言語と TTS 言語を指定する。 電話言語は、Connection がユーザおよび発信者に対してシステム プロンプトを再生するための言語です。TTS 言語は、Connection が電話を介して電子メール メッセージを再生するための言語です。
4. TTY プロンプトをインストールする。 TTY プロンプト セット(アメリカ英語(ENX)だけで使用可能)をインストールして、サポートされている他の電話言語と同様に使用できます。TTY プロンプト セットをインストールすると、TTY を使用するユーザと外部の発信者が Connection を呼び出し、発信者が聞き取り時に使用できる機能と同じものを使用できるようになります。
• TTY トーンを使用して Connection ガイダンスを操作することはできません。
• 一部の TTY 電話には、DTMF トーンを送信する機能がありません。この場合、TTY ユーザは、システム ナビゲーション用に電話のキーパッドを使用することが必要になる場合があります。
5. ガイダンスのデフォルトを変更し、ガイダンス固有の機能を使用可能にする。Connection ガイダンスのデフォルト設定の一部を変更することで、ユーザが以前のボイス メッセージ システムからより簡単に移行できることを保証できます(たとえば、より慣れているキーパッド マッピングを使用するメニューを再生するように、ガイダンスのデフォルト バージョンを変更できます)。
6. Cisco Unity パーソナル着信転送ルール Web ツール、ボイス コマンドを使用する(電話のタッチトーン キーを使用しない)ユーザ向けのスピーチ アクセス、「簡易」サインイン、システム転送、テキスト/スピーチ、および Live Reply などの機能を使用可能にする。