この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
– 「Cisco Unity Connection 8.x サーバまたは Cisco Unity Connection 8.x クラスタへのパブリッシャ サーバへのソフトウェアのインストール」
– 「サブスクライバ サーバへのソフトウェアのインストール(Cisco Unity Connection 8.x クラスタのみ)」
– 「Connection 8.x サーバまたは Cisco Unity Connection 8.x クラスタ内のパブリッシャ サーバ インストール中のパッチの適用」
– 「サブスクライバ サーバ インストール中のパッチの適用(Cisco Unity Connection 8.x クラスタのみ)」
– 「サーバの追加と Cisco Unity Connection 8.x クラスタの作成」
– 「Cisco Unity Connection 8.x クラスタへのパブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバの同時インストール」
• 「バージョン 8.x のインストールに関する重要な考慮事項」
– 「ユーザ名およびパスワードは、どのように指定する必要がありますか。」
– 「このインストールにおいてサポートされるサーバは、どのようなサーバですか。」
• 「増設メモリの取り付けまたはハードディスクの交換(一部の 8.x サーバのみ)」
• 「Cisco Unity Connection 8.x 仮想マシンの起動順序の変更」
• 「Cisco Unified Communications Answer File Generator の使用」
• 「オペレーティング システムおよび 8.x アプリケーションの新規インストール」
– 「パッチの適用」
– 「Connection サーバまたは Cisco Unity Connection クラスタ内のパブリッシャ サーバの設定」
– 「Cisco Unity Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバの設定」
このマニュアルは、次のようなさまざまなインストール シナリオを実行する際に使用できます。
• サーバにソフトウェアをインストールします。Connection クラスタにおいて、最初のサーバ(パブリッシャ サーバ)にソフトウェアをインストールします。
• Connection クラスタにおいて、2 番目のサーバ(サブスクライバ サーバ)にソフトウェアをインストールします。
• サーバへのソフトウェアのインストール中にパッチを適用します。Connection クラスタにおいて、最初のサーバ(パブリッシャ サーバ)のインストール中にパッチをインストールします。
• Connection クラスタにおいて、2 番目のサーバ(サブスクライバ サーバ)へのソフトウェアのインストール中にパッチを適用します。
• サーバを作成して Connection クラスタに追加します。
次の各項では、これらのインストール シナリオにおいてそれぞれ実行する必要があるタスクの概略を示します。また、各タスクの概略と共に本マニュアルの別の項へのリンクを記載しています。このリンクから各タスクの詳細情報を参照できます。
(注) サーバまたはクラスタの置換の詳細については、『Reconfiguration and Upgrade Guide for Cisco Unity Connection』(http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/upgrade/guide/8xcucrugx.html)の「Replacing Cisco Unity Connection 8.x Servers or Hard Disks」の章を参照してください。
Cisco Unity Connection サーバにソフトウェアをインストールする場合や、Connection クラスタ設定時に最初のサーバ(パブリッシャ サーバ)にソフトウェアをインストールする場合は、 表 2-1 の手順に従います。
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インストール前のタスクの一覧は、表 2-6 を参照してください。 |
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「インストールの開始」を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」を参照してください。 |
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[最初のノードの設定(First Node Configuration)] ウィンドウが表示されたら [はい(Yes)] を選択し、単独の Connection サーバとして、または Connection クラスタ内のパブリッシャ サーバとして、新しいサーバを設定します。 |
ステップ 10の「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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「Connection サーバまたは Cisco Unity Connection クラスタ内のパブリッシャ サーバの設定」を参照してください。 |
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インストール後のタスクの一覧は、表 2-9 を参照してください。 |
Cisco Unity Connection クラスタ設定時にクラスタ内の 2 番目のサーバ(サブスクライバ サーバ)にソフトウェアをインストールする場合は、 表 2-2 の手順に従います。
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インストール前のタスクの一覧は、 表 2-6 を参照してください。 |
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「インストールの開始」 を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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[最初のノードの設定(First Node Configuration)] が表示されたら [いいえ(No)] を選択し、Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバとして、新しいサーバを設定します。 |
ステップ 10の「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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インストール後のタスクの一覧は、 表 2-9 を参照してください。 |
インストール中にパッチをダウンロードして適用し、新しいリリースにアップグレードできます。Connection サーバのインストール中、または Connection クラスタ内の最初のサーバ(パブリッシャ サーバ)のインストール中にパッチを適用する場合は、 表 2-3 の手順に従います。
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インストール前のタスクの一覧は、 表 2-6 を参照してください。 |
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「インストールの開始」 を参照してください。 |
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「パッチの適用」 を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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[最初のノードの設定(First Node Configuration)] ウィンドウが表示されたら [はい(Yes)] を選択し、単独の Connection サーバとして、または Connection クラスタ内のパブリッシャ サーバとして、新しいサーバを設定します。 |
ステップ 10の「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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「Connection サーバまたは Cisco Unity Connection クラスタ内のパブリッシャ サーバの設定」を参照してください。 |
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インストール後のタスクの一覧は、 表 2-9 を参照してください。 |
インストール中にパッチをダウンロードして適用し、新しいリリースにアップグレードできます。Cisco Unity Connection クラスタ内の 2 番目のサーバ(サブスクライバ サーバ)のインストール中にパッチを適用する場合は、 表 2-4 の手順に従います。
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インストール前のタスクの一覧は、 表 2-6 を参照してください。 |
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「インストールの開始」 を参照してください。 |
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「パッチの適用」 を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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[最初のノードの設定(First Node Configuration)] が表示されたら [いいえ(No)] を選択し、Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバとして、新しいサーバを設定します。 |
ステップ 10の「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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インストール後のタスクの一覧は、 表 2-9 を参照してください。 |
サーバを追加して Connection クラスタを作成する場合は、 表 2-5 の手順に従います。
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詳細については、『 Disaster Recovery System Administration Guide 』を参照してください。 |
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インストール前のタスクの一覧は、 表 2-6 を参照してください。 |
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サブスクライバ サーバの追加をサポートする Cisco Unity Connection クラスタ ライセンスを入手します。 |
詳細については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/ |
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サブスクライバ サーバをインストールする前に、パブリッシャ サーバで Connection クラスタを設定したことを確認します。 |
詳細については『 Cluster Configuration and Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/ |
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設定内容の記録については、表 2-7 を参照してください。 |
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パブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバには、同じバージョンのソフトウェアをインストールしてください。正しいバージョンが DVD にない場合は、Cisco.com から更新ソフトウェアをダウンロードするか、インストール処理中にパッチを適用する手順に従う必要があります。 |
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「インストールの開始」 を参照してください。 |
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DVD にある Cisco Unity Connection のバージョンのアップグレードが必要な場合は、ソフトウェア パッチの適用手順に進みます。 |
「パッチの適用」を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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[最初のノードの設定(First Node Configuration)] が表示されたら [いいえ(No)] を選択し、サブスクライバ サーバとして新しいサーバを設定します。 |
ステップ 10の「基本インストールの実行」 を参照してください。 |
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表 2-9 を参照してください。 |
Connection クラスタをインストールする際、パブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバのインストールを同時に開始できます。インストール プログラムにおいて最初のサーバ(パブリッシャ サーバ)を最初のノードとして指定するよう求められたら、パブリッシャ サーバへのインストールが完了するまでサブスクライバ サーバへのインストールを停止します。その後、パブリッシャ サーバで Connection クラスタを設定してから、サブスクライバ サーバへのインストールを再開できます。パフォーマンスを最適化するため、インストール プログラムにおいて [続行(Proceed)] オプションではなく、[スキップ(Skip)] オプションを選択する必要があります。
表 2-6 は、Cisco Unity Connection を正常にインストールできるようにするため実行しておく必要がある、インストール前のタスクの一覧です。
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製造元が提供するユーティリティを実行し、新しいサーバのハードウェア(ハード ドライブ、メモリなど)の整合性を確認します。 |
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サポートされるハードウェアの一覧にサーバが記載されており、クラスタの負荷をサポートするための適切な容量がサーバにあることを確認します。 |
サーバ モデルの容量の詳細については、『 Cisco Unity Connection 8.<x> Supported Platforms List 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html )を参照してください。 |
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Connection クラスタにおいて NTP サーバからシステム時刻を取得している場合は、サブスクライバ サーバをインストールする前に、パブリッシャ サーバが NTP サーバと同期できるか確認します。 パブリッシャ サーバの NTP ステータスを確認するには、パブリッシャ サーバでコマンドライン インターフェイスにログインして次のコマンドを入力します。 |
詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions 』を参照してください。 |
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Connection クラスタにおいて、パブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバの間でネットワーク アドレス変換(NAT)またはポート アドレス変換(PAT)を実行しないでください。 |
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新しいサーバを接続するネットワーク インターフェイス カード(NIC)の速度とスイッチ ポートの二重化設定を記録します。 NIC 設定は、サーバとスイッチ ポートで同じ設定にする必要があります。GigE(1000/FULL)の場合、NIC およびスイッチ ポートの設定を Auto/Auto に設定する必要があります。固定値を設定しないでください。 |
シスコ サーバに接続されているスイッチ ポートでは、すべて PortFast を有効にしてください。PortFast を有効にすることで転送遅延(スパニング ツリー プロトコル(STP)の学習状態およびリッスン状態から転送状態に変化するまで、ポートが待機する時間)が短縮され、スイッチによりポートはブロック状態から転送状態にすばやく切り替えられます。 |
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DNS を使用する場合、Cisco Unity Connection のインストールを予定しているすべてのサーバが、DNS で適切に登録されていることを確認します。 |
詳細については、「8.x インストールにおける DNS 登録の確認」を参照してください。 |
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詳細については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/ |
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設定内容の記録については、 表 2-7 を参照してください。 |
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2 番目のサーバ(サブスクライバ サーバ)をインストールする前に、パブリッシャ サーバで Connection クラスタを設定します。 |
詳細については、『 Cluster Configuration and Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/cluster_administration/guide/8xcuccagx.html )の「 Configuring a Cisco Unity Connection 8.x Cluster 」の章を参照してください。 |
インストールを進める前に、以下の要件および推奨事項について検討してください。
• 既存のサーバにインストールする場合は、ハード ドライブがフォーマットされ、ドライブ上の既存データがすべて上書きされることに注意してください。
• バックアップ電源を供給しシステムを保護するため、各 Cisco Unity Connection サーバを無停電電源装置(UPS)に接続するようにしてください。UPS に接続していない場合、場合によっては物理メディアが損傷し、インストールし直す必要があります。
• Connection クラスタにおいては、以下に従ってください。
– Cisco Unity Connection ソフトウェアは、最初にパブリッシャ サーバにインストールし、次にサブスクライバ サーバにインストールしてください。
– パブリッシャ サーバでセキュリティ パスワードを入力する際、パスワードを書き留めて保管しておいてください。サブスクライバ サーバで同じパスワードを入力する必要があります。
– クラスタに両方のサーバをインストールした後、サブスクライバ サーバがパブリッシャ サーバに接続できることを確認してください。
– 中断による影響を抑えるため、ソフトウェアのインストールはオフピーク時またはメンテナンス時に行ってください。
– クラスタ内の両方のサーバでは、同じリリースの Cisco Unity Connection を実行する必要があります。ただし、クラスタ ソフトウェアをアップグレードする際に限り、処理のため一時的に不一致の状態にできます。
• サーバが固定の IP アドレスを取得するようにするには、固定 IP アドレスを使用してサーバを設定します。
• シスコで検証済みのアプリケーションのインストールは、インストールが完了するまで行わないでください。
• インストール プログラム実行中に入力するディレクトリ名およびファイル名は、大文字と小文字が区別されるので注意してください。
• 160 GB SATA ディスク ドライブ搭載のサーバ モデル 7825 I3 でのディスク ミラーリングには、約 3 時間かかります。
• 250 GB SATA ディスク ドライブ搭載のサーバ モデル 7828 I3 でのディスク ミラーリングには、約 4 時間かかります。
この項では、よく寄せられる質問とそれに対する回答を記載します。この項は、インストールを開始する前によく確認してください。
インストール前後のタスクを除くインストール処理全体にかかる時間は 45 ~ 90 分間です。所要時間はサーバのタイプによって異なります。
(注) システムはパスワードの強固さをチェックします。強固なパスワードの作成に関するガイドラインについては、「強固なパスワードとはどのようなパスワードですか。」を参照してください。
インストール中に指定しなければならないユーザ名およびパスワードは、次のとおりです。
管理者アカウント ユーザ名およびパスワードは、以下にログインする際に使用します。
• Cisco Unified Communications Operating System Administration
管理者アカウント ユーザ名およびパスワードを指定する際は、次のガイドラインに従ってください。
• 管理者アカウント ユーザ名:アルファベットで始まる名前であることが必要です。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
• 管理者アカウント パスワード:6 文字以上の長さであることが必要です。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
コマンドライン インターフェイスを使用して、管理者アカウント パスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを追加したりできます。詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions 』を参照してください。
アプリケーション ユーザ名およびパスワードは、システムにインストールされている以下のようなアプリケーションにアクセスする際に使用します。
• Cisco Unity Connection Administration
• Cisco Unified Serviceability
• Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool
アプリケーション ユーザー名およびパスワードを指定する際は、次のガイドラインに従ってください。
• アプリケーション ユーザ名:アルファベットで始まる名前であることが必要です。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
• アプリケーション ユーザ パスワード:6 文字以上の長さであることが必要です。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
コマンドライン インターフェイスを使用して、アプリケーション ユーザ名およびパスワードを変更できます。詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions 』を参照してください。
クラスタリングが設定されている場合、システムはこのパスワードを使用して、パブリッシャ サーバおよびサブスクライバ サーバ間の通信を認証します。パスワードは、両方のサーバで同一にする必要があります。
インストール ウィザードは、入力されたパスワードの強固さをチェックします。強固なパスワードを作成するには、次の推奨事項に従ってください。
• 長いパスワードほど強固であり、短いパスワードより安全であることに留意してください。
• 固有名詞や辞書に載っている単語など、意味を持つ単語は使用しないでください。また、これらと数字を組み合わせて使用することも避けてください。
• 意味を持つ単語を逆向きに読んだ語句も使用しないでください。
• aaabbb、qwerty、zyxwvuts、123321 など、一定のパターンの語句や数字は使用しないでください。
サポートされるサーバの詳細については、『 Cisco Unity Connection 8.<x> Supported Platforms List 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html )を参照してください。
ソフトウェアのインストールおよびアップグレードは、すべて Cisco Unified Communications Operating System Administration を使用して行う必要があります。システムがアップロードおよび処理できるのは、シスコが承認したソフトウェアのみです。承認されていないサードパーティー製または Windows ベースのソフトウェア アプリケーションはインストールまたは使用できません。
Cisco Unified Serviceability、Cisco Unified Communications Operating System Administration、および障害復旧システムへは、以下のブラウザを使用してアクセスできます。
• Microsoft Internet Explorer 6.x または 7.x
Cisco Unity Connection Administration および Cisco Unity Connection Serviceability アクセス用の最新のブラウザ要件については、『 System Requirements for Cisco Unity Connection Release 8.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/requirements/8xcucsysreqs.html )の「Software Requirements--Administrator Workstations」の項を参照してください。
(注) メモリ増設やハードディスク交換の必要がないサーバを設置する場合は、次の項に進んでください。
既存の Cisco Unity Connection システムをバージョン 8.x にアップグレードする場合で、ユーザ データや音声メッセージを保持したい場合は、『 Reconfiguration and Upgrade Guide for Cisco Unity Connection Release 8.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/upgrade/guide/8xcucrugx.html )の該当する章を参照してください。
Cisco Unity Connection との使用が認められているサーバの一部では、以下の操作が必要です。
• 設定内の Connection 7.x を実行するためのメモリ増設。
• 音声認識とデジタル ネットワークの両方が設定されている場合に、指定した数の Connection ユーザをサポートするためのメモリ増設。
• Connection クラスタをサポートするためのハードディスク交換。
『 Cisco Unity Connection 8.<x> Supported Platforms List 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html )の該当するサーバごとの表を参照してください。
警告 オン/オフのスイッチがあるシステムでは、電源をオフにし電源コードを抜いてから作業を行ってください。ステートメント 1
警告 電話網電圧への接触を防ぐため、シャーシを開ける前には電話網ケーブルを抜いてください。ステートメント 2
警告 本装置の設置および保守は、必ず AS/NZS 3260 Clause 1.2.14.3 Service Personnel に定められているサービス担当者が行ってください。ステートメント 88
警告 カードの静電破壊を防止するため、この手順を実行中は接地されたリスト ストラップを着用してください。バックプレーンには、手や金属製の工具で直接触れないでください。感電のおそれがあります。ステートメント 94
警告 保護カバーは製品の重要な一部です。保護カバーを取り付けていない状態で装置を操作しないでください。カバーを所定の位置に取り付けていない状態での装置の操作は、安全規格に不適合になります。火災または感電事故が発生する危険性があります。ステートメント 117
警告 雷の発生中はシステムに手を加えず、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001
警告 この取り付け手順は、システムを電源に接続する前に読んでください。ステートメント 1004
警告 ラックに本装置を取り付ける際やラック内の本装置をメンテナンスする際は、ケガを防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを特に慎重に確認してください。安全を確保するため、次のガイドラインに従ってください。
• ラックに本装置のみを設置する場合は、ラックの一番下に取り付けてください。
• 装置が部分的に設置されているラックに本装置を設置する場合は、最も重い装置をラックの一番下に取り付け、下から上へ順番に取り付けてください。
• スタビライザが付属するラックの場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックへの装置を取り付けやラック内の装置のメンテナンスを行ってください。ステートメント 1006
警告 バッテリの交換は正しく行わないと、爆発する危険性があります。交換用バッテリは元のバッテリと同じものか、製造元が推奨する同等のタイプのものを使用してください。使用済みバッテリは、製造元の指示に従って処分してください。ステートメント 1015
警告 本装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、鍵、またはその他のセキュリティ手段によってのみ出入りが可能な場所のことです。ステートメント 1017
警告 感電を防ぐため、安全超低電圧(SELV)回路を電話網電圧(TNV)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路が、WAN ポートには TNV 回路が組み込まれています。一部の LAN ポートおよび WAN ポートでは、共に RJ-45 コネクタが使用されています。ケーブルを接続する際、注意してください。ステートメント 1021
警告 火災の危険性を抑えるため、必ず 26 AWG 以上の太さの電話線コードを使用してください。ステートメント 1023
警告 本装置は接地する必要があります。接地線を傷付けたり、接地線を適切に取り付けずに装置を操作したりしないでください。接地が適切かどうかわからない場合は、適切な電気検査機関または電気技術者に問い合わせてください。ステートメント 1024
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な役割があります。シャーシ内の危険な電圧および電流が外部に漏れないようにすること、他の装置の障害を起こす可能性がある電磁干渉(EMI)を内部に留めること、およびシャーシ内を冷却する空気の経路を保つことです。カード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーが、すべて所定の位置にセットされていない状態でのシステムの操作は行わないでください。ステートメント 1029
警告 本装置の設置、交換、メンテナンスは、必ず、訓練を受け資格を得ている担当者が行ってください。ステートメント 1030
警告 本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040
(上記の安全上の警告の各国語版については、『 Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/regulatory/compliance/ucwarns.html )を参照してください)
増設メモリの取り付けおよびハードディスクの交換手順(一部のサーバのみ)
ステップ 2 メモリの増設を行わない場合は、ステップ 3 に進んでください。
メモリ モジュールを適切なスロットまたは場所に取り付けます。取り付け場所は、サーバ モデルによって異なります。該当する『 Cisco Unity Connection Supported Platforms List 』を参照してください。
ステップ 3 ハードディスクの交換を行わない場合は、ステップ 4 に進んでください。
a. どのハードディスクがどのハードディスク スロットに取り付けられているかなど、サーバ内にあるハードディスクの現在の場所を記録します。交換が失敗して現在の構成に戻す場合に、既存のハードディスクをそれぞれの現在の位置に戻す必要があります。
c. ドライブ トレイから古いハードディスクを取り外します。
d. ドライブ トレイに新しいハードディスクを取り付けます。
e. ドライブ トレイを、手順 a. で記録した場所に取り付けなおします。
次の手順を実行して BIOS 設定を変更し、仮想マシンが最初に DVD 仮想デバイスから起動し、次に仮想ハードディスクから起動するようにします。
Cisco Unity Connection 8.x 仮想マシンの起動順序の変更手順
ステップ 1 VMware vSphere Client で、OVA テンプレートが展開されている仮想マシンの電源をオフにします。
ステップ 2 vSphere Client の左ペインで仮想マシンの名前を右クリックし、[Edit Settings] を選択します。
ステップ 3 [Virtual Machine Properties] ダイアログボックスで、[Options] タブを選択します。
ステップ 4 [Settings] 列の [Advanced] の下の [Boot Options] を選択します。
ステップ 5 [Force BIOS Setup] の下の [The Next Time the Virtual Machine Boots, Force Entry into the BIOS Setup Screen] チェックボックスをオンにします。
ステップ 6 [OK] をクリックし、[Virtual Machine Properties] ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 8 [Boot] メニューへ移動し、起動デバイスの一覧の 1 番目が CD-ROM デバイス、2 番目がハード ドライブ デバイスになるように順序を並べ替えます。
ステップ 9 変更内容を保存して BIOS 設定を終了します。
DNS を使用する場合、次の手順を実行して、追加するすべてのサーバが DNS で適切に登録されていることを確認します。
ステップ 2 各サーバに対して DNS 名で ping を実行するには、「 ping DNS_name 」と入力します。
ステップ 3 各サーバを IP アドレスで検索するには、「 nslookup IP_address 」と入力します。
表 2-7 を使用して、サーバに関する情報を記録します。この情報は、Connection クラスタ内ではない Connection サーバ、またはクラスタ内にインストールしている各 Connection サーバに関して収集します。すべての情報を入手する必要はありません。システムおよびネットワーク設定に関連する情報のみ収集してください。この表をコピーして、サーバごとに個別の表に入力情報を記録する必要があります。
(注) フィールドの一部は省略可能であるため、設定に適用されない場合があります。たとえば、インストール時に SMTP ホストの設定を選択しない場合もパラメータは表示されますが、値を入力する必要はありません。
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CLI へのセキュア シェル アクセス、Cisco Unified Communications Operating System Administration へのログイン、および障害復旧システムへのログインに使用する、管理者アカウント ユーザ ID を指定します。 |
(注) インストール後、管理者アカウントを追加作成することはできますが、元の管理者アカウント ユーザ ID は変更できません。 | |
CLI へのセキュア シェル アクセス、Cisco Unified Communications Operating System Administration へのログイン、および障害復旧システムへのログインに使用する、管理者アカウントのパスワードを指定します。 |
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システムにインストールされている Cisco Unity Connection Administration、Cisco Unity Connection Serviceability などのアプリケーションのデフォルト ユーザ名として使用します。 |
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システムにインストールされている Cisco Unity Connection Administration、Cisco Unity Connection Serviceability などのアプリケーションのデフォルト パスワードとして使用します。 |
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(注) 入力値は、証明書署名要求(CSR)を生成する際に使用されます。 | ||
DHCP を使用してサーバのネットワーク設定を自動設定する場合は、[はい(Yes)] を選択します。 |
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DNS サーバがホスト名を IP アドレスへ、または IP アドレスをホスト名へ解決します。DNS サーバがない場合は、[いいえ(No)] を選択してください。 DNS サーバがある場合は、[はい(Yes)] を入力して DNS を有効にすることを推奨します。 (注) DNS が無効の場合、すべてのネットワーク デバイスについて、(ホスト名ではなく)必ず IP アドレスを入力する必要があります。 |
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プライマリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。IP アドレスは、ドット付き 10 進表記(ddd.ddd.ddd.ddd)で入力します。 |
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ゲートウェイがない場合も、このフィールドを 255.255.255.255 に設定する必要があります。ゲートウェイがない場合は、通信対象がサブネット上のデバイスに限られます。 |
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詳細については、『 Reconfiguration and Upgrade Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ |
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詳細については、『 Reconfiguration and Upgrade Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/upgrade/guide/8xcucrugx.html )の「 Changing the IP Addresses of Cisco Unity Connection 8.x Servers 」の章を参照してください。 |
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システムはこの情報を使用して、証明書署名要求(CSR)を生成します。CSR は、サードパーティの証明書を入手する際に使用されます。 |
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最大伝送ユニット(MTU)は、このホストがネットワーク上で伝送する最大パケット(バイト)を表します。 ネットワークの MTU サイズ(バイト)を入力します。ネットワークの MTU 設定が不明の場合は、デフォルト値を使用してください。 |
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ネットワーク インターフェイス カード(NIC)のデュプレックス モードを全二重または半二重のいずれかに選択します。 (注) このパラメータは、自動ネゴシエーションを使用しないことを選択している場合のみ表示されます。 |
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NIC の速度を 10 メガビット/秒または 100 メガビット/秒のいずれかに選択します。 (注) このパラメータは、自動ネゴシエーションを使用しないことを選択している場合のみ表示されます。 |
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同期する 1 台または複数のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 (注) 互換性、精度、ネットワークのジッタに関する問題が生じる可能性を避けるため、プライマリ ノードに対して指定する外部 NTP サーバは NTP v4(バージョン 4)である必要があります。IPv6 アドレスを使用している場合、外部 NTP サーバは NTP v4 である必要があります。 (注) 仮想マシンに Cisco Unity Connection をインストールする場合は、NTP サーバを 1 つ以上指定する必要があります。 |
可。インストール後、Cisco Unified Communications Operating System を使用してエントリを変更できます。 |
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ヒント このフィールドには、複数の組織ユニットを入力できます。複数の組織ユニット名を入力する場合は、コンマを使ってエントリを区切ります。コンマを含む組織ユニット名の場合は、エントリの一部として含まれるコンマの前にバックスラッシュを入れてください。 (注) 入力値は、証明書署名要求(CSR)を生成する際に使用されます。 | ||
クラスタ内のサーバは、相互に通信する際にセキュリティ パスワードを使用します。 このパスワードは、6 文字以上の英数字にする必要があります。ハイフンおよび下線を使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。 (注) このパスワードを保存してください。Connection クラスタの場合、パブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバの両方において、同じセキュリティ パスワードを入力する必要があります。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 |
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発信 E メールで使用する、SMTP サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 ホスト名には英数字、ハイフン、ピリオドを使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。 (注) 電子通知の使用を予定している場合は、必ずこのフィールドに入力してください。 |
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(注) 入力値は、証明書署名要求(CSR)を生成する際に使用されます。 | ||
(注) 入力値は、証明書署名要求(CSR)を生成する際に使用されます。 | ||
Cisco Unified Communications Answer File Generator は、Cisco Unity Connection の無人インストール用応答ファイルを生成する Web アプリケーションです。個別の応答ファイルが USB キーまたはフロッピーディスクのルート ディレクトリにコピーされ、Cisco Unity Connection DVD と共にインストール処理中に使用されます。
この Web アプリケーションは、次の機能をサポートしています。
• パブリッシャ サーバおよびすべてのサブスクライバ サーバの無人インストール用応答ファイルを同時に生成し、保存できます。
• この Web アプリケーションがサポートするのは新規インストールのみです。アップグレードはサポートしていません。
• パブリッシャ サーバで DHCP クライアントを使用している場合にサブスクライバ サーバの応答ファイルも生成する場合は、パブリッシャ サーバの IP アドレスを指定する必要があります。
Cisco Unified Communications Answer File Generator は、次の URL で入手できます。
http://www.cisco.com/web/cuc_afg/index.html
Cisco Unified Communications Answer File Generator は、Internet Explorer 6.0 以降、および Mozilla 1.5 以降をサポートしています。
(注) Linux 2.4 対応の USB キーを使用してください。Linux 2.4 の設定ファイル互換用にあらかじめフォーマットされている USB キーの使用を推奨します。これらのキーのフォーマットは W95 FAT32 です。
インストール処理中、入力されたネットワーク設定を使ってサーバがネットワークに正常に接続できるかどうかが、インストール プログラムによって検証されます。接続できない場合はメッセージが表示され、次のいずれかのオプションを選択するよう求められます。
• [再試行(RETRY)]:インストール プログラムによって、ネットワークの検証が再試行されます。再び検証が失敗した場合は、もう一度エラー ダイアログボックスが表示されます。
• [確認(インストールのチェック)(REVIEW (Check Install))]:このオプションでは、ネットワーク設定を確認して変更できます。検出されると、インストール プログラムはネットワーク設定ウィンドウに戻ります。
ネットワーク ウィンドウの入力を完了するたびにネットワークが検証されるため、メッセージが何度も表示される場合があります。
• [停止(HALT)]:インストールを停止します。ネットワーク設定のトラブルシューティングを行うため、インストール ログ ファイルを USB ディスクへコピーできます。
(注) 仮想マシンにインストールされている Cisco Unity Connection では、USB ドライブはサポートされません。
• [無視(IGNORE)]:インストールを続行します。ネットワーク エラーは、ログに記録されます。場合によっては、インストール プログラムによるネットワークの検証が複数回行われ、このエラー ダイアログ ボックスが複数回表示されることがあります。ネットワーク エラーを無視することを選択すると、インストールが失敗する場合があります。
この項では、オペレーティング システムおよび Cisco Unity Connection アプリケーションのインストール方法を説明します。オペレーティング システムおよびアプリケーションのインストールは、インストール プログラムを実行して行います。
• 「パッチの適用」
• 「Connection サーバまたは Cisco Unity Connection クラスタ内のパブリッシャ サーバの設定」
• 「Cisco Unity Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバの設定」
インストール ウィザードの操作方法の説明については、 表 2-8 を参照してください。
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(注) Cisco Unity Connection ソフトウェアがプレインストールされている新しいサーバの場合は、新しい製品リリースによりサーバを再イメージ化する場合を除き、Connection を再インストールする必要はありません。直接、「事前準備した設定情報の入力」に進んでください。
ステップ 1 Answer File Generator で生成した設定情報が入った USB キーがある場合は、この時点で挿入します。
ステップ 2 インストール DVD をトレイにセットし、DVD から起動するようにサーバを再起動します。サーバの起動処理が完了すると、[DVD が見つかりました(DVD Found)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 メディア チェックを実行する場合は、[はい(Yes)] を選択します。メディア チェックをスキップする場合は、[いいえ(No)] を選択します。
メディア チェックでは、DVD の整合性がチェックされます。以前にメディア チェックをパスした DVD の場合は、メディア チェックのスキップを選択できます。
ステップ 4 [はい(Yes)] を選択してメディア チェックを実行すると、[メディア チェック結果(Media Check Result)] ウィンドウが表示されます。次のタスクを実行します。
a. [メディア チェック結果(Media Check Result)] で [合格(Pass)] と表示された場合は、[OK] を選択してインストールを続行します。
b. メディアがメディア チェックに失敗した場合は、別のコピーを Cisco.com からダウンロードするか、別の DVD を直接シスコから入手します。
ステップ 5 システムが正しく設定されていることを確認するため、システム インストーラにより以下のハードウェア チェックが実行されます。インストーラによってハードウェア設定が変更される場合は、システムを再起動するよう求められます。再起動の間も DVD はドライブに入れたままにしておいてください。
• インストール処理では、最初にドライバが正しいかどうかの確認が行われ、次のような警告が表示される場合があります。
インストールを続けるには、[はい(Yes)] を選択します。
• 次に、サポートされているハードウェア プラットフォームがあるかどうかの確認が行われます。サーバがハードウェア要件を正しく満たしていない場合、インストール処理は致命的なエラーにより失敗します。エラー内容が正しくないと思われる場合は記録して、シスコのサポートへ報告してください。
• 次に、RAID 設定および BIOS 設定が検証されます。
(注) この手順が繰り返された場合は、もう一度 [はい(Yes)] を選択してください。
• インストール プログラムで BIOS 更新プログラムをインストールする必要がある場合は、システムの再起動が必要であることを知らせる通知が表示されます。何かキーを押すとインストールが続行されます。
ハードウェア チェックが完了すると、[製品展開の選択(Product Deployment Selection)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 [製品展開の選択(Product Deployment Selection)] ウィンドウでは、インストールする製品を選択して [OK] を選択します。次のオプションの中から選択できます。
• Cisco Unified Communications Manager
• Cisco Unified Communications Manager Business Edition(Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection を含む)
(注) このウィンドウでは、ハードウェアでサポートされる製品とサポートされない製品が示されます。サポートされる製品が 1 つだけの場合は、インストールする製品の選択は行いません。
(注) サーバでサポートされない製品が 1 つまたは複数ある場合は、その情報も表示されます。Cisco Unity Connection がサーバでサポートされない製品として表示される場合は、サーバが Connection 8.x の仕様を満たしているか確認してください。『Cisco Unity Connection 8.<x> Supported Platforms List』(http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html)の「Cisco Unity Connection Supported Servers」の項にある、サーバ モデルが該当する表を参照してください (メモリの増設が必要な場合は、インストールを再開する前に、「増設メモリの取り付けまたはハードディスクの交換(一部の 8.x サーバのみ)」を参照してください)。
ステップ 7 サーバに現在ソフトウェアがインストールされている場合は、[ハード ドライブの上書き(Overwrite Hard Drive)] ウィンドウが開き、ハード ドライブに現在あるソフトウェアのバージョンと、DVD にあるバージョンが表示されます。インストールを続ける場合は [はい(Yes)]、中止する場合は [いいえ(No)] を選択します。
[プラットフォーム インストレーション ウィザード(Platform Installation Wizard)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 次の手順に従って、該当するオプションを選択します。
• Cisco Unity Connection ソフトウェアがすでにサーバにインストールされている場合は [スキップ(Skip)] をクリックし、「事前準備した設定情報の入力」に進みます。
• 標準のインストールを実行する場合は [続行(Proceed)] をクリックし、この手順を続けます。
• 無人インストールを実行する場合は [スキップ(Skip)] をクリックし、「事前準備した設定情報の入力」に進みます。無人インストールでは、事前準備した設定情報を USB キーまたはフロッピーディスク上に用意します。
• ソフトウェアをすぐインストールし、設定を後で行う場合は、[スキップ(Skip)] をクリックして「事前準備した設定情報の入力」に進みます。このインストール方法は他の方法よりも時間がかかることがあります。
ステップ 9 次の手順に従って、実行するインストールの種類を選択します。
[追加リリースの適用(Apply Additional Release)] ウィンドウで、次の中からオプションを選択します。
• インストール中に、ソフトウェアの新しいサービス リリースへのアップグレードを行うには [はい(Yes)] を選択し、「パッチの適用」に進みます。
• この手順をスキップするには、[いいえ(No)] を選択します。
• 前のウィンドウに戻るには、[戻る(Back)] を選択します。
ステップ 10 [基本インストール(Basic Install)] ウィンドウで [続行(Continue)] を選択し、DVD にあるソフトウェア バージョンのインストールまたはプレインストール ソフトウェアの設定を行って、「基本インストールの実行」に進みます。
サーバに製品がプレインストールされている場合、または [プラットフォーム インストレーション ウィザード(Platform Installation Wizard)] ウィンドウにおいて [スキップ(Skip)] を選択した場合は、この手順から開始してください。
ステップ 1 システムの再起動後、[事前準備したインストール設定(Preexisting Installation Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Answer File Generator で事前準備した設定情報を作成し、フロッピーディスクまたは USB キーに保存した場合は、フロッピーディスクまたは USB キーをこの時点で挿入し、[続行(Continue)] を選択します。インストレーション ウィザードによって、この設定情報がインストール処理中に読み込まれます。
(注) システムで新しいハードウェアが検出されたことを示すポップアップ ウィンドウが表示された場合は、何かキーを押し、その次のウィンドウで [インストール(Install)] を選択してください。
[プラットフォーム インストレーション ウィザード(Platform Installation Wizard)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [プラットフォーム インストレーション ウィザード(Platform Installation Wizard)] を続行するには、[続行(Proceed)] を選択します。
ステップ 4 次の手順に従って、実行するインストールの種類を選択します。
[追加リリースの適用(Apply Additional Release)] ウィンドウで、次の中からオプションを選択します。
• インストール中に、ソフトウェアの新しいサービス リリースへのアップグレードを行うには [はい(Yes)] を選択し、「パッチの適用」に進みます。
• この手順をスキップするには、[いいえ(No)] を選択します。
• 前のウィンドウに戻るには、[戻る(Back)] を選択します。
ステップ 5 [基本インストール(Basic Install)] ウィンドウで [続行(Continue)] を選択します。「基本インストールの実行」に進みます。
[パッチの適用(Apply a Patch)] ウィンドウで [はい(Yes)] を選択した場合、インストレーション ウィザードではまず DVD にあるソフトウェア バージョンがインストールされ、次にシステムが再起動されます。インストール中にアップグレードを行うには、適切なアップグレード ファイルを Cisco.com から事前に入手しておく必要があります。
(注) サポートされる新しいリリースへのアップグレードは、ES や SR ではないフルパッチがある場合にのみ実行できます。ES または SR の場合は、同じメンテナンス リリース内の新しいサービス リリースへのアップグレードのみが可能です。
インストール処理中、ローカル ディスク(DVD)か、リモートの FTP または SFTP サーバのいずれかのアップグレード ファイルにアクセスできます。
ステップ 1 [インストール アップグレード取得メカニズムの設定(Install Upgrade Retrieval Mechanism Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 アップグレード ファイルの取得に使用する、アップグレード取得メカニズムを次の中から選択します。
• [SFTP]:リモート サーバから、セキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)を使用してアップグレード ファイルを取得します。「リモート サーバからのアップグレード」に進みます。
• [FTP]:リモート サーバから、ファイル転送プロトコル(FTP)を使用してアップグレード ファイルを取得します。「リモート サーバからのアップグレード」に進みます。
• [ローカル(LOCAL)]:ローカル DVD からアップグレード ファイルを取得します。「ローカル ディスクからのアップグレード」に進みます。
ローカル ディスクからのアップグレードを行うには、Cisco.com からダウンロードした適切なパッチ ファイルを使用して、事前にアップグレード DVD を作成しておく必要があります。アップグレード ファイルの ISO イメージを DVD 上に作成してください。ISO ファイルを DVD にコピーするだけではうまく行きません。
ステップ 1 [ローカル パッチの設定(Local Patch Configuration)] ウィンドウが表示されたら、必要に応じてパッチのディレクトリと名前を入力し、[OK] を選択します。
[インストール アップグレード パッチ選択の確認(Install Upgrade Patch Selection Validation)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 DVD 上にあるパッチ ファイルがウィンドウに表示されます。このパッチを使用してシステムをアップデートするには、[続行(Continue)] を選択します。
ステップ 3 インストールするアップグレード パッチを選択します。システムによってパッチのインストールが行われ、アップグレードされたソフトウェア バージョンを実行中の状態でシステムが再起動されます。
システムが再起動すると、[事前準備した設定情報(Preexisting Configuration Information)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 インストールを続けるには、[続行(Proceed)] を選択します。
[プラットフォーム インストレーション ウィザード(Platform Installation Wizard)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 インストールを続ける場合は [続行(Proceed)]、中止する場合は [キャンセル(Cancel)] を選択します。
[続行(Proceed)] を選択した場合は [パッチの適用(Apply Patch)] ウィンドウが表示されます。ステップ 6 に進みます。
[キャンセル(Cancel)] を選択するとシステムは停止し、安全にサーバの電源を切ることができます。
ステップ 6 [パッチの適用(Apply Patch)] ウィンドウが表示されたら、[いいえ(No)] を選択します。
ステップ 7 [Windows のアップグレード(Windows Upgrade)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 [いいえ(No)] を選択して、「基本インストールの実行」に進みます。
リモート サーバからのアップグレードを行う前に、Cisco.com から適切なパッチ ファイルを、サーバがアクセスできる FTP または SFTP サーバへダウンロードしておく必要があります。
任意の SFTP サーバ製品を使用できますが、シスコが Cisco Technology Developer パートナー プログラム(CTDP)を通じて認定した SFTP 製品の使用を推奨します。GlobalSCAPE などの CTDP パートナーは、特定のバージョンの Cisco Unified Communications Manager での製品の使用を認定しています。お使いのバージョンの Cisco Unified Communications Manager がどのベンダーで認定されているかの詳細については、 http://www.cisco.com/pcgi-bin/ctdp/Search.pl を参照してください。サポートされている Cisco Unified Communications のバージョンでの GlobalSCAPE の使用の詳細については、 http://www.globalscape.com/gsftps/cisco.aspx を参照してください。シスコでは、内部テストで次のサーバを使用しています。これらのサーバのいずれかを使用できますが、サポートについてはベンダーに問い合わせてください。
• Open SSH(Unix システム用。 http://sshwindows.sourceforge.net/ を参照)
• Cygwin( http://www.cygwin.com/ )
• Titan( http://www.titanftp.com/ )
(注) CTDP プロセスで認定されていないサードパーティ製品に関する問題については、サードパーティ ベンダーに問い合わせてサポートを依頼してください。
リモート サーバへの FTP または SFTP 接続によるアップグレードを選択した場合は、サーバがネットワークに接続できるよう、最初にネットワーク設定を設定する必要があります。
ステップ 1 [自動ネゴシエーション設定(Auto Negotiation Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 インストール処理では、自動ネゴシエーションを使って、イーサネットのネットワーク インターフェイス カード(NIC)の速度と二重化設定を自動的に設定できます。この設定はインストール後に変更できます。
(注) このオプションを使用するには、ハブまたはイーサネット スイッチで自動ネゴシエーションがサポートされている必要があります。
• 自動ネゴシエーションを有効にするには、[はい(Yes)] を選択します。
[MTU 設定(MTU Configuration)] ウィンドウが表示されます。ステップ 4 に進みます。
• 自動ネゴシエーションを無効にするには、[いいえ(No)] を選択します。[NIC の速度および二重化の設定(NIC Speed and Duplex Configuration)] ウィンドウが表示されます。ステップ 3 に進みます。
ステップ 3 自動ネゴシエーションを無効に選択した場合はここで適切な NIC の速度と二重化の設定を手動で選択し、[OK] を選択して続行します。
[MTU 設定(MTU Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [MTU 設定(MTU Configuration)] ウィンドウでは、MTU サイズをオペレーティング システムのデフォルトから変更できます。
最大伝送ユニット(MTU)は、このホストがネットワーク上で伝送する最大パケット(バイト)を表します。ネットワークの MTU 設定が不明の場合は、デフォルト値を使用してください。
• デフォルト値(1500 バイト)を使用する場合は、[いいえ(No)] を選択します。
• MTU サイズをオペレーティング システムのデフォルトから変更する場合は [はい(Yes)] を選択し、新しい MTU サイズを入力して [OK] を選択します。
[DHCP 設定(DHCP Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 ネットワーク設定では、サーバとゲートウェイに対して固定ネットワーク IP アドレスを設定するか、ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)を使用するかを選択できます。固定 IP アドレスを推奨します。DHCP を使用する場合は、固定 DHCP を使用します。
• ネットワーク内に設定されている DHCP サーバがない場合に DHCP を使用する場合は、[はい(Yes)] を選択します。インストール処理により、ネットワーク接続の確認が行われます。ステップ 8 に進みます。
• サーバに対して固定 IP アドレスを設定する場合は、[いいえ(No)] を選択します。[固定ネットワーク設定(Static Network Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 DHCP を使用しないことを選択している場合は、固定ネットワーク設定の値を入力して [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表 2-7 を参照してください。
[DNS クライアント設定(DNS Client Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 7 DNS を有効にするには [はい(Yes)] を選択し、DNS クライアントの情報を入力して [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表 2-7 を参照してください。
システムによりネットワークの設定と接続の確認が行われた後、[リモートパッチ設定(Remote Patch Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 リモート ファイル サーバの場所とログイン情報を入力します。システムによりリモート サーバへ接続され、使用可能なアップグレード パッチの一覧が取得されます。
アップグレード ファイルが Linux サーバまたは Unix サーバ上にある場合は、ディレクトリ パスの先頭にスラッシュを入力する必要があります。たとえば、アップグレード ファイルが patches ディレクトリ内にある場合は、「 /patches
」と入力する必要があります。
アップグレード ファイルが Windows サーバ上にある場合は、FTP サーバまたは SFTP サーバに接続していることを確認し、以下を含め適切な構文を使用します。
• パスの先頭はスラッシュ(/)で始め、パス全体でスラッシュを使用します。
• パスは、サーバの FTP または SFTP ルート ディレクトリで始まる必要があります。「C:」などのドライブ レターで始まる Windows 絶対パスは入力できません。
[インストール アップグレード パッチ選択(Install Upgrade Patch Selection)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 9 インストールするアップグレード パッチを選択します。システムによってパッチのダウンロード、展開、インストールが行われ、アップグレードされたソフトウェア バージョンを実行中の状態でシステムが再起動されます。
システムが再起動すると、[事前準備した設定情報(Preexisting Configuration Information)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 10 インストールを続けるには、[続行(Proceed)] を選択します。
[プラットフォーム インストレーション ウィザード(Platform Installation Wizard)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 11 インストールを続ける場合は [続行(Proceed)]、中止する場合は [キャンセル(Cancel)] を選択します。
[続行(Proceed)] を選択した場合は [パッチの適用(Apply Patch)] ウィンドウが表示されます。ステップ 12 に進みます。
[キャンセル(Cancel)] を選択するとシステムは停止し、安全にサーバの電源を切ることができます。
ステップ 12 [パッチの適用(Apply Patch)] ウィンドウが表示されたら、[いいえ(No)] を選択します。
ステップ 13 [Windows のアップグレード(Windows Upgrade)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 14 [いいえ(No)] を選択して、「基本インストールの実行」に進みます。
ステップ 1 [タイム ゾーン設定(Timezone Configuration)] が表示されたら、サーバの適切なタイム ゾーンを選択して、[OK] を選択します。
[自動ネゴシエーション設定(Auto Negotiation Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 インストール処理では、自動ネゴシエーションを使って、イーサネットのネットワーク インターフェイス カード(NIC)の速度と二重化設定を自動的に設定できます。この設定はインストール後に変更できます。
• 自動ネゴシエーションを有効にするには、[はい(Yes)] を選択してステップ 5 に進みます。
[MTU 設定(MTU Configuration)] ウィンドウが表示されます。
(注) このオプションを使用するには、ハブまたはイーサネット スイッチで自動ネゴシエーションがサポートされている必要があります。
• 自動ネゴシエーションを無効にするには、[いいえ(No)] を選択してステップ 3 に進みます。
[NIC の速度および二重化の設定(NIC Speed and Duplex Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 自動ネゴシエーションを無効に選択した場合はここで適切な NIC の速度と二重化の設定を手動で選択し、[OK] を選択して続行します。
[MTU 設定(MTU Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [MTU 設定(MTU Configuration)] ウィンドウでは、MTU サイズをオペレーティング システムのデフォルトから変更できます。
最大伝送ユニット(MTU)は、このホストがネットワーク上で伝送する最大パケット(バイト)を表します。ネットワークの MTU 設定が不明の場合は、デフォルト値(1500 バイト)を使用してください。
• デフォルト値(1500 バイト)を使用する場合は、[いいえ(No)] を選択します。
• MTU サイズをオペレーティング システムのデフォルトから変更する場合は [はい(Yes)] を選択し、新しい MTU サイズを入力して [OK] を選択します。
[DHCP 設定(DHCP Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 ネットワーク設定では、サーバに対して固定ネットワーク IP アドレスを設定するか、ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)を使用するかを選択できます。固定 IP アドレスを推奨します。DHCP を使用する場合は、固定 DHCP を使用します。
• ネットワーク内に設定されている DHCP サーバがない場合に DHCP を使用する場合は、[はい(Yes)] を選択します。ネットワークが再開され、[管理者ログイン設定(Administrator Login Configuration)] ウィンドウが表示されます。ステップ 8 に進みます。
• サーバに対して固定 IP アドレスを設定する場合は、[いいえ(No)] を選択します。[固定ネットワーク設定(Static Network Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 DHCP を使用しないことを選択している場合は、固定ネットワーク設定の値を入力して [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表 2-7 を参照してください。
[DNS クライアント設定(DNS Client Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 7 DNS を有効にするには [はい(Yes)] を選択し、DNS クライアントの情報を入力して [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表 2-7 を参照してください。
ネットワークが新しい設定情報を使用して再開され、[管理者ログイン設定(Administrator Login Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 表 2-7 の管理者ログインおよびパスワードを入力します。
(注) 管理者ログインはアルファベットで始まり、6 文字以上の長さである必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。Cisco Unified Communications Operating System Administration、コマンドライン インターフェイス、および障害復旧システムにログインするには、管理者ログインが必要です。
[認証情報(Certificate Information)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 9 証明書署名要求を入力して、[OK] を選択します。
[最初のノードの設定(First Node Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 10 Connection クラスタ内の最初のサーバ(パブリッシャ サーバ)、クラスタ内の 2 番目のサーバ(サブスクライバ サーバ)、または Connection クラスタなしのサーバとして、このサーバを設定できます。
• パブリッシャ サーバまたは Connection クラスタなしのサーバとしてこのサーバを設定するには、[はい(Yes)] を選択して「Connection サーバまたは Cisco Unity Connection クラスタ内のパブリッシャ サーバの設定」 に進みます。
• サブスクライバ サーバとしてこのサーバを設定するには、[いいえ(No)] を選択して「Cisco Unity Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバの設定」 に進みます。
基本インストールを終了後、次の手順に従って、Connection クラスタ内のパブリッシャ サーバまたは Connection クラスタなしのサーバとして、サーバを設定できます。
ステップ 1 [ネットワーク タイム プロトコル クライアント設定(Network Time Protocol Client Configuration)] ウィンドウが表示されます。
パブリッシャ サーバのシステム時刻を正確に保つため、外部 NTP サーバの使用を推奨します。外部 NTP サーバは Stratum 9 以上(つまり Stratum 1 ~ 9)であるようにします。サブスクライバ サーバの時刻はパブリッシャ サーバから取得されます。
(注) Cisco Unity Connection を仮想マシンにインストールしている場合は、外部 NTP サーバを指定する必要があります。
ステップ 2 外部 NTP サーバを設定するか、システム時刻を手動で設定するかを選択します。
• 外部 NTP サーバを設定するには [はい(Yes)] を選択し、1 つ以上の NTP サーバの IP アドレス、NTP サーバ名、または NTP サーバ プール名を入力します。NTP サーバは最大 5 つ設定でき、3 つ以上使用することを推奨します。[続行(Proceed)] を選択してインストールを続けます。
システムにより NTP サーバへの問い合わせが行われ、ハードウェア クロックの時刻が自動設定されます。
(注) [テスト(Test)] ボタンが表示された場合、[テスト(Test)] を選択して NTP サーバへのアクセスが可能か確認できます。
• システム時刻を手動で設定するには [いいえ(No)] を選択し、適切な日時を入力してハードウェア クロックを設定します。[OK] を選択してインストールを続けます。
[データベース アクセス セキュリティ設定(Database Access Security Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 表 2-7 のセキュリティ パスワードを入力します。
(注) セキュリティ パスワードは英数字で始まり、6 文字以上の長さである必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。このパスワードは、システムによりパブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバ間の通信の認証に使用され、2 つのサーバで同一にする必要があります。
[SMTP ホスト設定(SMTP Host Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 SMTP サーバを設定する場合、[Yes(はい)] を選択して SMTP サーバ名を入力します。
(注) 一部のプラットフォーム機能を使用するには SMTP サーバの設定が必要です。ただし、SMTP サーバの設定は、プラットフォームの GUI またはコマンドライン インターフェイスを使用して後で行うこともできます。
ステップ 5 [OK] を選択します。[アプリケーション ユーザ設定(Application User Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 表 2-7 のアプリケーション ユーザ名とパスワードを入力し、パスワードをもう一度入力して確認します。
ステップ 7 [OK] を選択します。[プラットフォーム設定確認(Platform Configuration Confirmation)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 インストールを続行するには、[OK] を選択します。または、プラットフォーム設定を変更するには、[戻る(Back)] を選択します。
システムによって、ソフトウェアのインストールと設定が行われます。DVD ドライブがイジェクトされ、サーバが再起動します。DVD は再挿入しないでください。
ステップ 9 インストール処理が完了すると、管理者アカウントとパスワードを使用してログインするよう求められます。
ステップ 10 「バージョン 8.x インストール後のタスク」の一覧に記載されているインストール後のタスクを完了します。
クラスタ内のサブスクライバ サーバを設定するには、次の手順に従います。
ステップ 1 パブリッシャ サーバでネットワーク タイム プロトコルを設定した場合は、サブスクライバ サーバをインストールする前に、NTP サーバと同期されていることを確認します。パブリッシャ サーバのコマンドライン インターフェイスから、「 utils ntp status 」と入力します。サーバが NTP サーバと同期されていることが出力に示されていることを確認します。
(注) パブリッシャ サーバが NTP サーバと同期されていない場合、サブスクライバ サーバのインストールは失敗します。
(注) Cisco Unity Connection を仮想マシンにインストールしている場合は、外部 NTP サーバを指定する必要があります。
ステップ 2 [最初のノードの設定(First Node Configuration)] ウィンドウで警告を確認し、パブリッシャ サーバを正しく設定したことを確認します。サブスクライバ サーバのインストールを続行するには、[OK] をクリックします。
[ネットワーク接続テスト設定(Network Connectivity Test Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 サブスクライバ サーバのインストール中、システムによって、サブスクライバ サーバがパブリッシャ サーバに確実に接続できるようにするためのチェックが行われます。
• システムによるネットワーク接続の検証が正常に行われた後、インストールを一時停止するには、[はい(Yes)] を選択します。
• 一時停止したインストールを続行するには、[いいえ(No)] を選択します。
[最初のノードのアクセス設定(First Node Access Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 パブリッシャ サーバの接続情報を入力して [OK] を選択します。
システムによるネットワーク接続の検証が正常に行われた後、システムの一時停止を選択すると、[最初のノードへの接続に成功しました(Successful Connection to First Node)] ウィンドウが表示されます。[続行(Continue)] を選択します。
(注) ネットワーク接続テストが失敗するとシステムは必ず停止し、元に戻ってパラメータ情報を再入力できます。
[SMTP ホスト設定(SMTP Host Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 SMTP サーバを設定する場合、[Yes(はい)] を選択して SMTP サーバ名を入力します。
(注) 一部のオペレーティング システム機能を使用するには SMTP サーバの設定が必要です。ただし、SMTP サーバの設定は、オペレーティング システムの GUI またはコマンドライン インターフェイスを使用して後で行うこともできます。
[プラットフォーム設定確認(Platform Configuration Confirmation)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 ソフトウェアのインストールを開始するには、[OK] を選択します。または、設定を変更するには、[戻る(Back)] を選択します。
ステップ 7 インストール処理が完了すると、管理者アカウントとパスワードを使用してログインするよう求められます。
ステップ 8 「バージョン 8.x インストール後のタスク」の一覧に記載されているインストール後のタスクを完了します。
Cisco Unity Connection をサーバにインストール後、使用を開始する前にいくつかのインストール後のタスクを実行する必要があります。タスクの一覧は、 表 2-9 を参照してください。
(注) Web アプリケーションへアクセスするには、Cisco Unity Connection サーバにネットワーク アクセスできるコンピュータから、Web ブラウザを使用する必要があります。
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Cisco Unity Connection アプリケーション ユーザとしてログインし、アプリケーション ユーザ パスワードを変更します。 |
「デフォルトのアプリケーション ユーザ パスワードの変更」を参照してください。 |
Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool を使用して、システム正常性をモニタしたり、ログを表示および収集したりできます。 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool のインストール手順および詳細については、『 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide 』を参照してください。 |
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実行する Cisco Unity Connection の機能サービスをアクティブ化します。 機能サービスのアクティブ化の前に、必要なアクティブ化前のタスクを実行する必要があります。サービスのアクティブ化の要件については、『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』を参照してください。 |
『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』を参照してください。 |
『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』を参照してください。 |
インストールではすべてのアプリケーション ユーザ パスワードが、インストール中に入力した同じアプリケーション ユーザ パスワードに設定されます。Cisco Unity Connection Administration にログインしてこれらのパスワードを変更することを推奨します。パスワード変更の手順については、『 Cisco Unity Connection System Administration Guide 』を参照してください。
すべてのサービスをサーバにインストールした場合でも、Cisco Unified Serviceability を使用して、実行するサービスを手動でアクティブ化する必要があることがあります。サービスに関する推奨事項と詳細については、『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』を参照してください。
インストールにおいて問題が生じた場合、コマンドライン インターフェイスで以下のコマンドを入力し、インストール ログ ファイルを監査できることがあります。
コマンドラインからインストール ログ ファイルの一覧を取得するには、次のように入力します。
コマンドラインからログ ファイルを表示するには、次のように入力します。
ログは Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool を使用して表示することもできます。Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool の使用およびインストールの詳細については、『 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide 』を参照してください。
システムの履歴のログを表示またはダウンロードすると、インストール イベントに関するさらに詳しい情報を入手できます。『 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide 』の「Working with Trace and Log Central」の章を参照してください。
仮想マシン上の Cisco Unity Connection への移行の詳細については、『 Reconfiguration and Upgrade Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/upgrade/guide/8xcucrugx.html )の「 Migrating from a Cisco Unity Connection Physical Server to a Connection 8.x Virtual Machine 」の章を参照してください。