画面共有
画面共有には次の 4 種類があります。
-
Cisco Webex 共有
-
BFCP の共有
-
IM 専用の共有
-
会議や共有へのエスカレーション
Webex 画面共有
クラウド展開でのデスクトップ クライアント向け Cisco Jabber に適用されます。
クラウド展開では、BFCP および IM 専用画面共有オプションが使用できない場合、連絡先の選択後に Webex 画面共有が自動的に選択されます。
Webex 画面共有を開始するには、次のいずれかの方法を使用します。
-
ハブ ウィンドウで連絡先を右クリックし、メニュー オプションから [画面の共有..(Share screen..)] を選択します。
-
ハブ ウィンドウで連絡先を選択し、[設定(Settings)]をクリックします。 [通信(Communicate)] を選択し、メニュー オプションから [画面の共有..(Share screen..)] を選択します。
-
BFCP および IM 専用の画面共有オプションが利用できない場合、会話ウィンドウのメニューオプションで
を選択します。
BFCP の画面共有
Cisco Jabber デスクトップ クライアントに適用され、モバイル クライアント向けの Cisco Jabber は BFCP の画面共有の受信のみ可能です。
Binary Floor Control Protocol(BFCP)の画面共有は、Cisco Unified Communications Manager によって制御されます。 Cisco Unified Communications Manager は、ビデオ デスクトップ共有機能使用時にユーザが送信する BFCP パケットを処理します。 通話中は、
を押して BFCP 画面共有を開始します。リモート スクリーン制御はこの機能でサポートされていません。
BFCP を使用したビデオ デスクトップ共有は、[信頼できるリレーポイント(Trusted Relay Point)]または [メディアターミネーションポイント(Media Termination Point)]がソフトフォン デバイスで有効にされている場合、サポートされません。
![]() (注) |
Jabber for Windows では、Screen shareボタンはデフォルトで bfcp 画面共有を開始します。 BFCP ベースの共有が利用できない場合、可能であればボタンにより IM のみのスクリーン共有が開始します。 |
IM 専用画面の共有
Windows 版 Cisco Jabber に適用されます。
IM 専用画面の共有は、リモート デスクトップ プロトコル(RDP)を使った 1 対 1 のクライアント対クライアントの画面共有です。 EnableP2PDesktopShare パラメータでは、IM のみのスクリーン共有が利用可能であるかどうかを制御します。 PreferP2PDesktopShare パラメータでは、jabber がビデオ共有または IM のみの画面共有を優先するかどうかを制御します。
導入で IM のみの画面共有が許可される場合、
チャットウィンドウで をクリックして、画面共有を開始します。デフォルトでは、RDP でポート 3389 が必要です。 IM 専用画面の共有のデフォルト ポート範囲は 49152~65535 TCP および UDP です。 SharePortRangeStart パラメータと SharePortRangeSize パラメータを使用して、ポート幅を制限することができます。
会議や共有へのエスカレーション
すべての Cisco Jabber クライアントに適用されます。
インスタント Webex Meetings にエスカレーションでき、Webex Meetings 制御を使用して画面を共有できます。