この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
(注) |
CAPWAP から Mobility Express への変換は、8.1.122.0 からサポートされています。 CAPWAP を Mobility Express に変換する前に、8.1.122.0 以降のイメージが Lightweight AP 上に必要です。 |
Cisco 1800 シリーズ アクセス ポイントは、他のアクセス ポイントとサービスを提供するクライアントを管理する、CAPWAP AP または Mobility Express 対応 AP(Mobility Express ネットワークでコントローラ機能を実行する)として動作することが可能です。
次の変換がサポートされています。
Mobility Express 対応 AP から CAPWAP AP への変換:この変換には、次の 2 つの理由があります。
Cisco 1800 シリーズ アクセス ポイントには、次の 2 つの異なるイメージがあります。
CAPWAP イメージ:CAPWAP イメージがアクセス ポイントにインストールされている場合、そのイメージは、CAPWAP アクセス ポイントとしてのみ動作でき、コントローラ機能はサポートされません。
Mobility Express イメージ:Mobility Express イメージがアクセス ポイントにインストールされている場合、次のモードのいずれかで動作可能です。
アクセス ポイント上のイメージと機能を決定するには、AP の CLI で show version を実行して、AP Image Type と AP Configuration を決定できます。
show version を実行しても AP Image Type パラメータと AP Configuration パラメータが表示されない場合、AP で CAPWAP イメージが実行されていることを意味しています。
CLI の show version で、AP Image Type: MOBILITY EXPRESS IMAGE と AP Configuration: MOBILITY EXPRESS CAPABLE が表示される場合、その AP はコントローラとアクセス ポイントの両方として動作しています。 この AP は、フェールオーバー時にマスター選定プロセスに参加します。
cisco AI R-AP1852E-UXK9 ARMv7 Processor rev 0 (v71) with 997184/525160K bytes of memory. Processor board ID RFDP2BCR021 AP Running Image : 8.1.121.0 Primary Boot Image : 8.1.121.0 Backup Boot Image : 8.1.106.33 AP Image type : MOBILITY EXPRESS IMAGE AP Configuration : MOBILITY EXPRESS CAPABLE 0 Gigabit Ethernet interfaces 0 802.11 Radios Radio FW version . 1401b63d12113073a3C08aa67f0c039c0 NSS FW version : NSS.AK.1.0.c4-0Z026-E_cust C-1.24160.1
CLI の show version で、AP Image Type: MOBILITY EXPRESS IMAGE と AP Configuration: NOT MOBILITY EXPRESS CAPABLE が表示される場合、その AP はアクセス ポイントとしてのみ動作し、フェールオーバー時にマスター選定プロセスに参加しません。
cisco AI R-AP1852E-UXK9 ARMv7 Processor rev 0 (v7I) with 997184/726252K bytes of memory. Processor board ID RFDP2BCR021 AP Running Image : 8.1.121.0 Primary Boot Image : 8.1.121.0 Backup Boot Image : 8.1.106.33 AP Image type : MOBILITY EXPRESS IMAGE AP Configuration : NOT MOBILITY EXPRESS CAPABLE 2 Gigabit Ethernet interfaces 2 802.11 Radios Radio FW version : 1401b63d121b073a3008aa67f0c039d0 NSS FW version : NSS.AK.1.0.c4-00O26-E_cust C-1. 24160.1
CAPWAP イメージが実行されているアクセス ポイントを Mobility Express 対応イメージに変換するには、TFTP サーバから Mobility Express イメージをダウンロードしてインストールする必要があります。 TFTP サーバから Mobility Express イメージをダウンロードして、AP Configuration を MOBILITY EXPRESS CAPABLE に変換するための単一の CLI コマンドが用意されました。
CAPWAP イメージが実行されている AP を Mobility Express に変換するには、次の手順を実行します。
AP タイプが CAPWAP の場合、その AP はコントローラ機能を保持せず、マスター AP 選定プロセスに参加できません。
AP タイプを変更した後で、この AP が別の WLC ネットワーク(Mobility Express ネットワーク以外)に移行されると、この AP はそのネットワーク内のコントローラに参加します。 WLC 上のイメージが AP 上のイメージと異なる場合、新しい CAPWAP イメージが WLC から要求されます。
AP タイプが CAPWAP(この変換で必要な)の場合、その AP はそれ自体のコントローラ機能を開始せず、その AP が外部コントローラに参加する際、新しいイメージがコントローラから要求され、その AP は CAPWAP イメージを取得します。
Mobility Express AP を CAPWAP AP に変換するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | CLI で Cisco 1800 AP に接続してログインします。 |
ステップ 2 | Enable と入力して特権実行モードにします。 |
ステップ 3 |
ap#ap-type capwap と入力し、CAPWAP タイプに切り替えることを確認します。 Mobility Express のコントローラ CLI から、Mobility Express イメージが実行されている複数の 1800 シリーズ アクセス ポイントを、CAPWAP に同時に変換するには、次のコマンドを実行します。 (Cisco Controller) >config ap unifiedmode <switch_name> <switch_ip_address> <switch_name> and <switch_ip_address> is the name and IP address respectively of the WLC to which the APs need to be migrate. 上記のコマンドでは、Mobility Express に接続され、AP Configuration: MOBILITY EXPRESS CAPABLE である Cisco 1800 AP すべてが AP Configuration: NOT MOBILITY EXPRESS CAPABLE に変換されます。 このコマンドを発行すると、各 AP はリロードされ、ローカル モードで再起動されます。 |
(注)
CAPWAP から Mobility Express への変換は、8.1.122.0 からサポートされています。 CAPWAP を Mobility Express に変換する前に、8.1.122.0 以降のイメージが Lightweight AP 上に必要です。
Cisco 1800 シリーズ アクセス ポイントは、他のアクセス ポイントとサービスを提供するクライアントを管理する、CAPWAP AP または Mobility Express 対応 AP(Mobility Express ネットワークでコントローラ機能を実行する)として動作することが可能です。
次の変換がサポートされています。
- CAWAP AP から Mobility Express 対応 AP への変換:この変換は、CAPWAP イメージが実行されている 1800 シリーズ アクセス ポイントが存在し、それらを Mobility Express ネットワークを導入するために使用する場合に必要です。 この場合、CAPWAP AP をマスター AP(Mobility Express ネットワークでコントローラ機能を実行する)に変換します。
Mobility Express 対応 AP から CAPWAP AP への変換:この変換には、次の 2 つの理由があります。
Cisco 1800 シリーズ アクセス ポイントには、次の 2 つの異なるイメージがあります。
CAPWAP イメージ:CAPWAP イメージがアクセス ポイントにインストールされている場合、そのイメージは、CAPWAP アクセス ポイントとしてのみ動作でき、コントローラ機能はサポートされません。
Mobility Express イメージ:Mobility Express イメージがアクセス ポイントにインストールされている場合、次のモードのいずれかで動作可能です。
アクセス ポイント上のイメージと機能を決定するには、AP の CLI で show version を実行して、AP Image Type と AP Configuration を決定できます。
show version を実行しても AP Image Type パラメータと AP Configuration パラメータが表示されない場合、AP で CAPWAP イメージが実行されていることを意味しています。
CLI の show version で、AP Image Type: MOBILITY EXPRESS IMAGE と AP Configuration: MOBILITY EXPRESS CAPABLE が表示される場合、その AP はコントローラとアクセス ポイントの両方として動作しています。 この AP は、フェールオーバー時にマスター選定プロセスに参加します。
cisco AI R-AP1852E-UXK9 ARMv7 Processor rev 0 (v71) with 997184/525160K bytes of memory. Processor board ID RFDP2BCR021 AP Running Image : 8.1.121.0 Primary Boot Image : 8.1.121.0 Backup Boot Image : 8.1.106.33 AP Image type : MOBILITY EXPRESS IMAGE AP Configuration : MOBILITY EXPRESS CAPABLE 0 Gigabit Ethernet interfaces 0 802.11 Radios Radio FW version . 1401b63d12113073a3C08aa67f0c039c0 NSS FW version : NSS.AK.1.0.c4-0Z026-E_cust C-1.24160.1CLI の show version で、AP Image Type: MOBILITY EXPRESS IMAGE と AP Configuration: NOT MOBILITY EXPRESS CAPABLE が表示される場合、その AP はアクセス ポイントとしてのみ動作し、フェールオーバー時にマスター選定プロセスに参加しません。
cisco AI R-AP1852E-UXK9 ARMv7 Processor rev 0 (v7I) with 997184/726252K bytes of memory. Processor board ID RFDP2BCR021 AP Running Image : 8.1.121.0 Primary Boot Image : 8.1.121.0 Backup Boot Image : 8.1.106.33 AP Image type : MOBILITY EXPRESS IMAGE AP Configuration : NOT MOBILITY EXPRESS CAPABLE 2 Gigabit Ethernet interfaces 2 802.11 Radios Radio FW version : 1401b63d121b073a3008aa67f0c039d0 NSS FW version : NSS.AK.1.0.c4-00O26-E_cust C-1. 24160.1CAWAP AP を Mobility Express AP に変換する
手順CAPWAP イメージが実行されているアクセス ポイントを Mobility Express 対応イメージに変換するには、TFTP サーバから Mobility Express イメージをダウンロードしてインストールする必要があります。 TFTP サーバから Mobility Express イメージをダウンロードして、AP Configuration を MOBILITY EXPRESS CAPABLE に変換するための単一の CLI コマンドが用意されました。
CAPWAP AP を Mobility Express に変換するための前提条件:CAPWAP イメージが実行されている AP を Mobility Express に変換するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 cisco.com から TFTP サーバが実行されているマシンに AIR-AP1850-K9-<version>.tar ファイルまたは AIR-AP1830-K9-<version>.tar ファイルをダウンロードします。 ファイルを解凍しないでください。
ステップ 2 Cisco 1800 シリーズ アクセス ポイントの CLI に接続してログインします。 ステップ 3 enable と入力して特権実行モードにします。 ステップ 4 アクセス ポイントの CLI で show version と入力します。 show version の出力から、AP Image type と AP Configuration を判断でき、次に変換プロセスに進むことができます。 ステップ 5 次のコマンドを入力して、AP Configuration を MOBILITY EXPRESS CAPABLE に変更します。 AP#ap-type mobility-express tftp://<TFTP Server IP>/<path to tar file>アクセス ポイントに AP Image type: MOBILITY EXPRESS IMAGE があるため、新しいイメージはダウンロードされません。 コマンドの発行後に、アクセス ポイントが再起動し、AP Configuration MOBILITY EXPRESS CAPABLE として起動します。
ステップ 6 show version で AP Image Type と AP Configuration が入手できない場合、AP で CAPWAP イメージが実行されていることを意味しています。 変換を行うには、次のコマンドを実行します。 AP#ap-type mobility-express tftp://<TFTP Server IP>/<path to tar file>例:AP#ap-type mobility-express tftp://10.18.22.34/AIR-AP1850-K9-8.1.120.0.tarStarting the ME image download... It may take few minutes to finish the download.
(注) イメージのダウンロードが完了すると、イメージがフラッシュに書き込まれ、その後再起動されます。
Image downloaded, writing to flash... do PREDOWNLOAD, part1 is active part sh: CHECK_ME: unknown operand Image start 0x40355008 size 0x01dae41a file size 0x01dae7ca Key start 0x42103422 size 0x00000230 Sinature start 0x42103652 size 0x00000180 Verify returns 0 btldr rel is 16 vs 16, does not need update part to upgrade is part2 activate part2, set BOOT to part2 AP primary version: 8.1.105.37 Archive done. Oe as AP needs to boot up with ME image The system is going down Now! sent SIGTERM to all processes sent SIGKILL to all processes Requesting system reboot79] [07/24/2015 18:19:43.0887] Restarting system. [07/24/2015 18:19:43.1257] Going down for restart nowステップ 7 AP の再起動後に、Mobility Express がデイゼロで開始し、CiscoAirProvison SSID がブロードキャストされます。
Mobility Express AP を CAPWAP AP に変換する
手順AP タイプが CAPWAP の場合、その AP はコントローラ機能を保持せず、マスター AP 選定プロセスに参加できません。
AP タイプを変更した後で、この AP が別の WLC ネットワーク(Mobility Express ネットワーク以外)に移行されると、この AP はそのネットワーク内のコントローラに参加します。 WLC 上のイメージが AP 上のイメージと異なる場合、新しい CAPWAP イメージが WLC から要求されます。
AP タイプが CAPWAP(この変換で必要な)の場合、その AP はそれ自体のコントローラ機能を開始せず、その AP が外部コントローラに参加する際、新しいイメージがコントローラから要求され、その AP は CAPWAP イメージを取得します。
Mobility Express AP を CAPWAP AP に変換するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 CLI で Cisco 1800 AP に接続してログインします。 ステップ 2 Enable と入力して特権実行モードにします。 ステップ 3 ap#ap-type capwap と入力し、CAPWAP タイプに切り替えることを確認します。 Mobility Express のコントローラ CLI から、Mobility Express イメージが実行されている複数の 1800 シリーズ アクセス ポイントを、CAPWAP に同時に変換するには、次のコマンドを実行します。
(Cisco Controller) >config ap unifiedmode <switch_name> <switch_ip_address> <switch_name> and <switch_ip_address> is the name and IP address respectively of the WLC to which the APs need to be migrate.上記のコマンドでは、Mobility Express に接続され、AP Configuration: MOBILITY EXPRESS CAPABLE である Cisco 1800 AP すべてが AP Configuration: NOT MOBILITY EXPRESS CAPABLE に変換されます。 このコマンドを発行すると、各 AP はリロードされ、ローカル モードで再起動されます。