店鋪にWi-Fiを設置するためにはオーナー様にも顧客にもメリットがたくさんあります。
より便利にWi-Fiを使うには安全で安定した通信環境の構築が必要になります。
個⼈店舗で Wi-Fi を導⼊すると、店鋪業務ではPOSレジやオーダ⽤の端 末、クレジット決済、防犯カメラなどに使⽤でき、顧客サービスとして ゲストWi-Fiを導⼊すれば集客⼒や顧客満⾜度を向上させるための⼿段が ぐっと広がります。
しかし業務で使⽤するWi-Fiと顧客が使⽤するゲストWi-Fiを別けて構築 しないとWi-FIが遅い等のトラブルで業務が滞る可能性もあります。
ただ単にWi-FIが使えるだけではなく、安⼼で快適なWi-Fi環境を作るに は、管理のしやすさとセキュリティを重視した構築が必要です。
レジ、カード決済、防犯カメラなど常時稼働しているネットワーク製品を多く使⽤している場合でも、業務 ⽤Wi-Fiとは別にお客様⽤にWi-Fiをわける事で、業務で使うネットワークを逼迫せずに安全なネットワー クをお客様へ提供する事ができます。
お客様はQRコードをカメラで読み取るだけでゲストWi-Fiに接続できます。
スタッフに聞かずにSSID やパスワードを⼊⼒する必要がないため、お客様にもうれしい機能です。
また、お客様がゲストWi-Fiに接続した時に表⽰される「ランディングページ」もアプリで作成することが できます。画像やメッセージの表⽰、店舗のWeb サイトへの誘導などが可能です。
IT に詳しくなくても⼤丈夫です。
Meraki Goシリーズの設定は専⽤アプリやブラウザの指⽰に従って数分で完了します。
ルータ ファイアウォール セットアップガイド(PDF-8.1 MB )
屋外テラス席がある店鋪の場合でも、アクセスポイントのメッシュ機能を使⽤すれば離れた場所でも電波 の届く範囲を広げる事ができます。離れた場所やコンセントが無い場所に防犯カメラを設置した場合は、 PoE対応ネットワークスイッチを使えばお好きな場所に設置する事もできます。
防塵防⽔対応のアクセスポイントも場所に応じてご活⽤ください。
※接続する防犯カメラもPoE対応製品の必要があります。
不特定多数の⼈が出⼊りする店鋪だからこそ、万が⼀に備えてのセキュリティ対策が必要です。
Meraki Goは複雑な設定をしなくても不正アクセスや有害トラフィックを遮断し、サイバー攻撃にも対処し ているので安⼼してビジネスを⾏えます。
店鋪にいなくてもアプリからすぐにトラブルの対応もできます。
セキュリティ強化し、業務上のさまざまな機材やゲストWi-Fiを安全に使⽤できる店鋪での設置例をご紹介。
【使⽤機材】
サービスプロバイダ提供のルータ/モデムのLANポートに Meraki Go ルータ ファイアウォールを接続。スタッフ控室や店内全体にWi-Fiが⾏き届くようにア クセスポイントを設置。
POSやプリンタ、監視カメラ等有線LANが必要な個所にスイッチを設置。 屋外デッキのある店舗では、テラス全体にWi-Fiが⾏き届く様にメッシュ 接続でWi-Fi環境を展開します。
Meraki Go アクセスポイントはWi-Fi利⽤者が25名程度を想定しています。
店舗のレイアウトや広さ、同時にWi-Fiに接続する機器の数、通信量によっては複数のアクセスポイントを設置することをおすすめします。
2 台⽬以降のアクセスポイントは専⽤アプリを使ってかんたんに接続でき、両⽅有線で接続する⽅法の他に「Wi-Fiメッシュ」機能を利⽤して、LANケ ーブルを使わずにWi-Fi電波の届く範囲を延⻑拡張も可能です。
テラス席のある飲⾷店や別館など離れがある施設では、屋外⽤のアクセスポイントと「Wi-Fiメッシュ」機能を組み合わせると快適な Wi-Fi 接続エリ アを簡単に拡張することができます。
Meraki GoはWi-Fiを活⽤するための基本的な機能を、すべて専⽤アプリで設定および管理できます。
アプリからいつでも Wi-Fi の利⽤状況を確認。 たとえば[⾼い利⽤率のデバイス]がある場合 には、Wi-Fi につながりにくいや遅い原因かも しれません。帯域幅(速度)制限を検討する材 料のひとつになります。
ゲスト Wi-Fi に接続しているお客様機器の帯域 幅(速度)を制限して、従業員が使⽤する業務 ⽤ Wi-Fi の帯域幅を確保できます。「ゲーム」 「⾳楽」「ビデオ」などアプリケーションのカ テゴリ毎に制限することも可能です。
通信料が多い場合に(20分間で1GB 以上)メ ールでアラートを受信することができます。 たとえば外出先でもアラートを受信して、⼀時 的に利⽤制限を設定することも可能です。