設置に関する注意事項
Cisco NCS 5000 ルータを設置するときは、次の注意事項に従ってください。
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ルータの作業に支障がないように、また適切なエアーフローが確保されるように、ルータ周辺に十分なスペースを確保できることを確認してください(保守およびエアーフローの要件については、技術仕様を参照してください)。
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空調が、技術仕様に記載されている熱放散の要件に適合していることを確認してください。
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キャビネットまたはラックが、キャビネットおよびラックへの設置に記載されている要件に適合していることを確認してください。
(注)
キャビネットでジャンパ電源コードが使用できます。ジャンパ電源コードの項を参照してください。
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シャーシが適切にアースできることを確認してください。ルータを設置するラックがアースされていない場合は、シャーシのシステム アースと電源アースの両方を直接アースに接続することを推奨します。
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設置場所の電源が、技術仕様に記載された電源要件に適合していることを確認します。使用可能な場合は、電源障害に備えて無停電電源装置(UPS)を使用してください。
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回路の容量が、各国および地域の規格に準拠していることを確認します。北米の場合、電源には 15 A 回路または 20 A 回路が必要です。
各 650 W AC 電源の入力ヒューズ定格は 12.5 A または 15 A/250 V です。建物に設置される保護デバイスの推奨定格電流は 16 A(US/CSA では 20 A)です。各 930 W DC 電源の入力ヒューズ定格は 40 A/80 V です。建物に設置される保護デバイスの推奨定格電流は 50 A です。
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注意 入力電力の損失を防ぐために、ルータに電力を供給する回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカーの定格電流の範囲内となるようにしてください。 |