物理インターフェイスのプリコンフィギュレーションの概要
プリコンフィギュレーションは、インターフェイスがシステムに存在しないうちにインターフェイスを設定する作業です。プリコンフィギュレーションされたインターフェイスは、位置(ラック/スロット/モジュール)が一致するインターフェイスが実際にルータに装着されるまで検証または適用されません。適切なラインカード カードが装着され、インターフェイスが作成されると、事前に作成された設定情報が確認され、問題がなければ、直ちにルータの実行コンフィギュレーションに適用されます。
(注) |
適切なライン カードを装着するときには、適切な show コマンドを使用してプリコンフィギュレーションの内容を確認してください。 |
プリコンフィギュレーション済みの状態にあるインターフェイスを表示するには、show run コマンドを使用します。
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カードを装着し、インターフェイスをアップ状態にするときに、想定される設定と実際にプリコンフィギュレーションされたインターフェイスを比較できるように、サイト プランニング ガイドにプリコンフィギュレーション情報を記入することをお勧めします。 |
ヒント |
プリコンフィギュレーションを実行コンフィギュレーション ファイルに保存するには、commit best-effort コマンドを使用します。commit best-effort コマンドは、ターゲット コンフィギュレーションと実行コンフィギュレーションを結合し、有効な設定だけをコミットします(ベスト エフォート)。セマンティック エラーにより一部の設定が適用されないこともありますが、その場合でも有効な設定はアップ状態になります。 |