赤色のループしている矢印は、ノード A と C の間に障害が起きた直後(ネットワークの再コンバージェンス前)にループしたトラフィックを表しています。デバイス A は、F を宛先として B にネクストホップするトラフィックを送信しようと試みます。ノード
C および F によってアドバタイズされているプレフィックスの LFA として、デバイス B を使用することはできません。ただし、ノード D は、保護ノード A に直接接続されていません。C によりアドバタイズされるプレフィックスを保護するには、障害中のリンクをトンネルが通過しない条件で、ノード
A は、障害中の A - C リンクを含むパケットをノード D までトンネリングする必要があります。
FRR リモート LFA 機能により、障害のあるリンクを含むパケットを、リモート ループフリー代替(数ホップ離れている)までトンネリングすることができます。上の図で、A と D の間の緑色の矢印は、リモート LFA 機能によりルーピングをバイパスするために自動的に生成されたトンネルを表しています。