T コマンド
この章では、T で始まる Cisco NX-OS マルチプロトコル ラベル スイッチング コマンドについて説明します。
table-map
テーブル マップを設定するには、table-map コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
table-map table-map-name
no table-map table-map-name
構文の説明
table-map-name |
テーブル マップ名。最長で英数字 40 文字です。 |
コマンド モード
テーブル マップ コンフィギュレーション モード
network-admin
vdc-admin
使用上のガイドライン
このコマンドには、MPLS Services ライセンスが必要です。
例
次に、テーブル マップを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# table-map TableMap1
関連コマンド
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mpls ldp configuration |
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)ラベル配布プロトコル(LDP)を設定します。 |
timers lsa-arrival
リンク ステート アドバタイズメント(LSA)の到達時間を設定するには、timer lsa-arrival コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
timers lsa-arrival arrive-time
no timers lsa-arrival arrive-time
構文の説明
arrive-time |
到達時間。有効な範囲は 10 ~ 600000 ミリ秒です。 |
コマンド モード
ルータ コンフィギュレーション モード
network-admin
vdc-admin
使用上のガイドライン
このコマンドには、MPLS Services ライセンスが必要です。
例
次に、LSA の到達時間を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# feature ospf
bgp(config-router)# timers lsa-arrival 1200
関連コマンド
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mpls ldp configuration |
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)ラベル配布プロトコル(LDP)を設定します。 |
timers throttle lsa
リンク ステート アドバタイズメント(LSA)生成にレート制限を設定するには、timers throttle lsa コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
timers throttle lsa start-interval hold-interval max-interval
no timers throttle lsa start-interval hold-interval max-interval
構文の説明
start-interval |
開始間隔。有効な範囲は 0 ~ 5000 ミリ秒です。 |
hold-interval |
保持間隔。有効な範囲は 50 ~ 30000 ミリ秒です。 |
max-interval |
最大間隔。範囲は 50 ~ 30000 ミリ秒です。 |
デフォルト
デフォルトの設定は次のとおりです。
• start-interval:デフォルトは 0 です。
• hold-interval:デフォルトは 5000 です。
• max-interval:デフォルトは 5000 です。
コマンド モード
ルータ コンフィギュレーション モード
network-admin
vdc-admin
使用上のガイドライン
このコマンドには、MPLS Services ライセンスが必要です。
例
次に、LSA 生成のレート制限を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# feature ospf
switch(config-router)# timers throttle lsa 1 500 600
関連コマンド
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mpls ldp configuration |
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)ラベル配布プロトコル(LDP)を設定します。 |
topology
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)トポロジ データベースを設定するには、topology コマンドを使用します。
topology holddown sigerr sec
構文の説明
holddown |
トポロジ データベース ホールドダウン タイマーを指定します。 |
sigerr |
シグナリング エラーのリンク ホールドダウン時間を指定します。 |
sec |
ホールドダウン時間(秒)。指定できる範囲は 0 ~ 300 です。 |
コマンド モード
TE コンフィギュレーション モード
network-admin
vdc-admin
使用上のガイドライン
このコマンドには、MPLS Services ライセンスが必要です。
例
次に、シグナリング エラーのリンク ホールドダウン時間を指定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# mpls traffic-eng configuration
switch(config-te)# topology holddown sigerr 200
関連コマンド
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mpls traffic-eng configuration |
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)トラフィック エンジニアリング プロトコル(MPLS-TE)を設定します。 |
traceroute mpls
発信元から宛先にマルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)ラベル配布プロトコル(LDP)のデフォルト パスをテストするには、traceroute mpls コマンドを使用します。
traceroute mpls {ipv4 target address | multipath ipv4 target address | traffic-eng tunnel-te interface number}
構文の説明
ipv4 |
ターゲット IPv4 アドレスを指定します。 |
target address |
ターゲット アドレス。 |
multipath ipv4 |
ラベル スイッチド パス(LSP)マルチパス traceroute を指定します。 |
traffic-eng |
ターゲット トラフィック エンジニアリング(TE)トンネル インターフェイスを指定します。 |
tunnel-te |
TE インターフェイスを指定します。 |
interface number |
TE インターフェイス番号。指定できる範囲は 0 ~ 65503 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
network-admin
vdc-admin
使用上のガイドライン
このコマンドには、MPLS Services ライセンスが必要です。
例
次に、ターゲット TE トンネル インターフェイスを指定する例を示します。
switch# traceroute mpls traffic-eng tunnel-te 1
Tracing MPLS TE Label Switched Path on , timeout is 2 seconds
Codes: '!' - success, 'Q' - request not sent, '.' - timeout,
'L' - labeled output interface, 'B' - unlabeled output interface,
'D' - DS Map mismatch, 'F' - no FEC mapping, 'f' - FEC mismatch,
'M' - malformed request, 'm' - unsupported tlvs, 'N' - no label entry,
'P' - no rx intf label prot, 'p' - premature termination of LSP,
'R' - transit router, 'I' - unknown upstream index,
'X' - unknown return code, 'x' - return code 0
0 0.0.0.0 MRU 0 [No Label]
関連コマンド
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mpls ldp configuration |
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)ラベル配布プロトコル(LDP)を設定します。 |