DHCP スヌーピング バインディング データベースを設定して、ダイナミック バインディング エントリをデータベースに追加するには、ip dhcp snooping binding 特権 EXEC モード コマンドを使用します。バインディング データベースからエントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文
ip dhcp snooping binding mac-address vlan-id ip-address interface-id expiry {seconds | infinite}
no ip dhcp snooping binding mac-address vlan-id
パラメータ
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mac-address:MAC アドレスを指定します。
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vlan-id:VLAN 番号を指定します。
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ip-address:IP アドレスを指定します。
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interface-id:インターフェイス ID を指定します。インターフェイス ID には、イーサネット ポートまたはポートチャネルのいずれかのタイプを指定できます。
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expiry
デフォルト設定
スタティック バインディングはありません。
使用上のガイドライン
DHCP データベースにダイナミック エントリを手動で追加するには、ip dhcp snooping binding コマンドを使用します。
このコマンドを入力すると、DHCP スヌーピング データベースにエントリが追加されます。DHCP スヌーピング バインディング ファイルが存在する場合は、そのファイルにもエントリが追加されます。
コンフィギュレーション ファイルには、エントリは追加されません。このエントリは、show コマンドで「DHCP Snooping」エントリとして表示されます。このコマンドにより追加されたエントリは、既存のダイナミック エントリを上書きできます。このエントリは、show
コマンドで DHCP Snooping エントリとして表示されます。
DHCP データベースからダイナミック エントリを手動で削除するには、no ip dhcp snooping binding コマンドを使用します。
IP アドレスが 0.0.0.0 の一時的なダイナミック エントリは削除できません。
例
次の例では、DHCP スヌーピング バインディング データベースにバインディング エントリを追加しています。
switchxxxxxx# ip dhcp snooping binding 0060.704C.73FF 23 176.10.1.1 gi1/0/4 expiry 900