ipv6 mld-proxy ssm
IP マルチキャスト アドレスの Source Specific Multicast(SSM)範囲を定義するには、グローバル コンフィギュレーション モードで ipv6 mld-proxy ssm コマンドを使用します。SSM 範囲をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文
ipv6 mld-proxy ssm {default | range access-list}
no ipv6 mld-proxy ssm
パラメータ
default:FF3x::/32 への SSM 範囲のアクセス リストを定義します(rfc4607 を参照してください)。
range access-list:SSM 範囲を定義する標準の IPv6 アクセス リスト名を指定します。
デフォルト設定
このコマンドはディセーブルです。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
使用上のガイドライン
新しい ipv6 mld-proxyssm コマンドは、以前の ipv6 mld-proxy ssm コマンドをオーバーライドします。
定義されているすべての範囲を削除するには、no ipv6 mld-proxy ssm コマンドを使用します。
例
次の例は、デフォルトの IPv6 アドレス範囲とアクセス リスト list1 によって定義された IPv6 アドレス範囲の SSM サービスを設定する方法を示します。
switchxxxxxx(config)# ipv6 access-list list1 permit FF7E:1220:2001:DB8::/64
switchxxxxxx(config)# ipv6 access-list list1 deny FF7E:1220:2001:DB1::1
switchxxxxxx(config)# ipv6 access-list list1 permit FF7E:1220:2001:DB1::/64
switchxxxxxx(config)# ipv6 pim mld-proxy range list1