monitor session destination
新しくスイッチドポートアナライザ(SPAN)またはリモート SPAN(RSPAN)の宛先セッションを作成するには、グローバル コンフィギュレーション モードで monitor session destination コマンドを使用します。宛先セッションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文
monitor session session_number destination {{interface interface-id [network]} | {remote vlan vlan-id reflector-port interface-id} network}
no monitor session session_number destination
パラメータ
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session_number:SPAN、RSPAN、またはフローミラーセッションで識別したセッション番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 7 です。
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interface interface-id:SPAN、RSPAN、またはフローミラーセッション(イーサネットポート)の宛先インターフェイスを指定します。送信元インターフェイスが RSPAN VLAN の場合は、インターフェイスにコピーされたすべてのフレームから RSPAN VLAN_ID が削除されます。
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network:宛先ポートがネットワークポートとしても機能するように指定します。
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remote vlan vlan-id:RSPAN 宛先セッションの RSPAN VLAN を指定します。定義できる RSPAN 宛先 VLAN は 1 つのみです。
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reflector-port interface-id:RSPAN セッション(イーサネットポート)の宛先インターフェイスを指定します。RSPAN VLAN_ID は、インターフェイスにコピーされたすべてのフレームに追加されます。
デフォルト設定
SPAN セッションと RSPAN セッションは設定されていません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
使用上のガイドライン
SPAN、ローカルフローミラー、最終 RSPAN または 最終フローミラーの宛先セッションを作成してトラフィックを宛先ポートにコピーするには、monitor session session_number destination interface interface-id を使用します。
開始 RSPAN 宛先セッションを作成してトラフィックをリフレクタポート経由で RSPAN VLAN にコピーするには、monitor session session_number destination remote vlan vlan-id reflector-port interface-id コマンドを使用します。
送信元ポートを宛先ポートまたはリフレクタポートに指定することはできません。
OOB ポートを接続再ポートまたはリフレクタポートに指定することはできません。
network キーワードを定義しない場合は、宛先ポートで送信されたミラートラフィックとすべての入力トラフィックが破棄され、その動作ステータスとして DOWN の値がそのポートで実行しているすべてのアプリケーションにアドバタイズされます。
network キーワードを指定せずに設定した宛先ポートには、次の制限があります。
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そのポートで UDLD を有効にすることができない。
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そのポートで 802.1x を有効にできない。
次のいずれかの条件に該当する場合、network キーワードを使用してポートを宛先ポートとして設定することはできません。
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送信元 VLAN に属する場合
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リモート VLAN に属する場合
送信元/リモート VLAN に宛先ポートを追加しないでください。
リモート VLAN に属するポートは、リフレクタとして設定できません。
リモート VLAN は送信元 VLAN として設定できません。
最終スイッチでのみ、リモート VLAN を送信元リモート VLAN として設定できます。
network キーワードまたはリフレクタポートを持つ宛先ポートは、エッジポート(vlan-mapping モードのいずれかを持つポート)では設定できません。
ミラーリングされたトラフィックは、宛先ポートのキュー番号 1 に送信されます。
1 つの宛先セッションを削除するには、no monitor session session_number destination コマンドを使用します。
例
例 1 次に、3 つの送信元セッションと 1 つの宛先セッションで構成される SPAN セッションを設定する例を示します。最初の送信元セッションは送信元ポート gi1/0/2 から両方向のトラフィックをコピーし、2 番目の送信元セッションは VLAN 100 からブリッジトラフィックをコピーし、3 番目の送信元セッションは送信元ポート gi1/0/3 で受信したトラフィックをコピーします。宛先セッションは、ポート gi1/0/1 を宛先ポートとして定義します。
switchxxxxxx(config)# monitor session 1 source interface gi1/0/2 both
switchxxxxxx(config)# monitor session 1 source vlan 100
switchxxxxxx(config)# monitor session 1 source interface gi1/0/3 rx
witchxxxxxx(config)# monitor session 1 destination interface gi1/0/1
例 2 次に、フローミラーセッションを設定する例を示します。
switchxxxxxx(config)# ip access-list extended ip1
switchxxxxxx(config-ip-al)# permit ip any any
switchxxxxxx(config-ip-al)# exit
switchxxxxxx(config)# class-map c1
switchxxxxxx(config-cmap)# match access-group ip1
switchxxxxxx(config-cmap)# exit
switchxxxxxx(config)# policy-map p1
switchxxxxxx(config-pmap)# class c1
switchxxxxxx(config-pmap-c)# mirror 1
switchxxxxxx(config-pmap-c)# exit
switchxxxxxx(config-pmap)# exit
例 3。次に、2 つの送信元セッションと 1 つの宛先セッションから構成される RSPAN 開始セッションを設定する例を示します。最初の送信元セッションは送信元ポート gi1/0/2 からの両方向のトラフィックをコピーし、2 番目のセッションは VLAN 100 からのトラフィックをコピーします。宛先セッションは、VLAN 2 を RSPAN VLAN として定義し、ポート gi1/0/1 をリフレクタポートとして定義します。
switchxxxxxx(config)# monitor session 1 source interface gi1/0/2 both
switchxxxxxx(config)# monitor session 1 source vlan 100
switchxxxxxx(config)# monitor session 1 destination remote vlan 2 reflector-port gi1/0/1 network
例 4。次に、トラフィックを RSPAN VLAN 2 から宛先ポート gi1/0/1 にコピーする最終 RSPAN セッションを設定する例を示します。
switchxxxxxx(config)# vlan 2
switchxxxxxx(config-vlan)# remote-span
switchxxxxxx(config-vlan)# exit
switchxxxxxx(config)# monitor session 1 source remote vlan 2
switchxxxxxx(config)# monitor session 1 destination interface gi1/0/1