特定の行について履歴バッファに保存されるユーザ コマンドの最大数を変更するには、history size ライン コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。コマンド履歴バッファ サイズをデフォルト値にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文
history size number-of-commands
no history size
パラメータ
number-of-commands:システムの履歴バッファに記録されるコマンドの数を指定します。
デフォルト設定
デフォルトのコマンド履歴バッファ サイズは、コマンド 10 個です。
コマンド モード
ライン コンフィギュレーション モード
使用上のガイドライン
このコマンドは、特定の行に対してコマンド履歴バッファ サイズを設定します。コンソール、Telnet、または SSH を介してユーザが次回ログインするときから有効になります。
terminal history size ユーザ EXEC モード コマンドは、現在のターミナル セッションのコマンド履歴バッファ サイズを設定する場合に使用します。
割り当てたコマンド履歴バッファは、端末ユーザ別に用意され、共有バッファから取得されます。共有バッファに使用できる十分な領域がない場合は、コマンド履歴バッファ サイズをデフォルトのサイズよりも大きくすることはできません。
例
次の例では、Telnet のコマンド履歴バッファ サイズをエントリ 100 個に変更しています。
switchxxxxxx(config)# line telnet
switchxxxxxx(config-line)# history size 100