この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
1 つまたは両方のファブリック インターコネクトがフェールオーバーまたはファームウェア アップグレード中に失敗した場合は、次のいずれかのアプローチを使用してこれらのファブリック インターコネクトを回復できます。
両方または一方のファブリック インターコネクトがファームウェア アップグレード中にダウンし、リブートされ、ローダー プロンプトで停止した場合、かつファブリック インターコネクトに稼動中のイメージがない場合は、次の手順を実行できます。
次の手順は、両方または一方のファブリック インターコネクトがファームウェア アップグレード中にダウンし、リブートされ、ローダー プロンプトで停止した場合に実行できます。
次の手順を実行するには、ブートフラッシュに稼動中のイメージが存在する必要があります。
ステップ 1 | スイッチをリブートし、コンソールで Ctrl+L キーを押して、起動時にローダー プロンプトを表示させます。
例: loader> | ||
ステップ 2 | dir コマンドを実行します。 ブートフラッシュ内の使用可能なカーネル、システム、および Cisco UCS Managerイメージのリストが表示されます。 例: loader> dir nuova-sim-mgmt-nsg.0.1.0.001.bin ucs-6300-k9-kickstart.5.0.2.N1.3.02d56.bin ucs-6300-k9-system.5.0.2.N1.3.02d56.bin ucs-manager-k9.3.02d56.bin | ||
ステップ 3 | ブートフラッシュからカーネル ファームウェア バージョンを起動します。
例: loader> boot ucs-6300-k9-kickstart.5.0.2.N1.3.02d56.bin | ||
ステップ 4 | 管理イメージが nuova-sim-mgmt-nsg.0.1.0.001.bin にリンクされていることを確認します。
nuova-sim-mgmt-nsg.0.1.0.001.bin は予約済みシステム イメージが使用し、管理イメージを Cisco UCS Manager 準拠にするための名前です。 例: switch(boot)# copy ucs-manager-k9.1.4.1k.bin nuova-sim-mgmt-nsg.0.1.0.001.bin | ||
ステップ 5 | システム イメージをロードします。 例: switch(boot)# load ucs-6300-k9-system.5.0.2.N1.3.02d56.bin | ||
ステップ 6 | Cisco UCS Managerにログインし、ファブリック インターコネクトと Cisco UCS Manager ソフトウェアを必要なバージョンにアップデートします。 |
アップグレードまたはフェールオーバー中は、新たなリスクを避けるため、次のタスクを実行しないでください。
ステップ 1 | CSCup70756 で説明されているように httpd_cimc.sh プロセスが失われた場合、KVM にアクセスできなくなります。フェールオーバーを続けるか、Cisco テクニカル サポートに連絡します。 |
ステップ 2 | プライマリ側で KVM にアクセスできなくなった場合は、フェールオーバーを続行して問題を解決します。 |
ステップ 3 | セカンダリ側で KVM が必要であるか、またはダウンしている場合は、デバッグ プラグインを使用してそのサービスのみを開始します。デバッグ イメージを実行するには、TAC にお問い合わせください。 |
ステップ 4 | CSCuo50049 で説明されている /dev/null 問題が発生した場合は、必要に応じて両方のステップでデバッグ プラグインを使用して権限を 666 に修正します。Cisco テクニカル サポートに連絡してデバッグ コマンドを実行します。 |
ステップ 5 | CSCup70756 および CSCuo50049 の両方が発生した場合、VIP が失われる可能性があります。VIP が失われた場合は、次の手順を実行します。
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ファームウェアのアップグレード中に IO モジュールを回復するには、ピア IO モジュールからその IO モジュールをリセットします。リセット後に、その IO モジュールはファブリック インターコネクトから設定を取得できます。
I/O モジュールのアップグレードが失敗したり、メモリ リークによりCisco UCS Managerから I/O モジュールにアクセスできなくなったりする場合があります。このような場合でも、アクセスできない I/O モジュールをそのピア I/O モジュールからリブートできます。
I/O モジュールをリセットすると、I/O モジュールが工場出荷時の設定に復元され、すべてのキャッシュ ファイルと一時ファイルが削除されますが、サイズ制限付きの OBFL ファイルは保持されます。