設定メニューの表示
設定メニューを表示するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 設定 ボタンを押して、Settings メニューにアクセスします。
ステップ 2 次のいずれかの操作を行って、必要な設定メニューを表示します。
• ナビゲーション ボタンを使用して必要なメニューを選択してから、 Select ソフトキーを押します。
• 電話機のキーパッドを使用して、メニューに対応する番号を入力します。
Settings メニューまたはサブメニューを終了するには、 Exit ソフトキーを押します。
(注) Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ページにある Settings Access フィールドを使用することにより、電話機から Settings メニューやこのメニューのオプションにアクセスできるかどうかを制御できます。Settings Access フィールドに設定できる値は、次のとおりです。
• 有効 :Settings メニューへのアクセスを許可します。
• 無効 :Settings メニューへのアクセスを禁止します。
• 非許可 :User Preferences メニューへのアクセスを許可し、音量の設定変更の保存を許可します。Settings メニューの他のオプションへのアクセスを禁止します。
Settings メニューのオプションにアクセスできない場合は、Settings Access フィールドを確認してください。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
関連項目
• 「オプションのロックとロック解除」
• 「設定値の編集」
• 「Network Configuration オプションの概要」
• 「Network Configuration メニュー」
• 「SIP Configuration メニュー」
オプションのロックとロック解除
電話機から変更できる設定オプションは、デフォルトでロックされています。これは、ユーザが電話機の操作に影響を与える変更を行えないようにするためです。設定オプションを変更するには、事前にロックを解除しておく必要があります。
オプションが変更できなくなっている場合は、 ロック された鍵のアイコン が設定メニューに表示されます。オプションのロックが解除され、変更できるようになっている場合、このメニューには次のような ロックを解除された 鍵のアイコン が表示されます。
オプションをロックまたはロック解除するには、次の手順を実行します。
始める前に
電話機固有の設定ファイルで、phone_password パラメータを使用して電話パスワードを設定します。
手順
ステップ 1 電話機をロック解除するには、次の操作を行います。
a. 設定ボタンを押し、Unlock Config を選択します。パスワード プロンプトが表示されます。
b. 電話パスワードを入力します。電話機がロック解除され、LCD にロック解除のアイコンが表示されます。
パスワードの入力方法については、「設定値の編集」を参照してください。
(注) Unlock Config メニュー オプションが Lock Config に変わります。Lock Config が表示されている間は設定がロック解除されたままです。設定メニューを終了すると、設定が自動的に再度ロックされます。
ステップ 2 電話機を再度ロックするには、Lock Config を選択するか、Back ソフトキーを押します。
関連項目
• 「オプションのロックとロック解除」
• 「設定値の編集」
• 「Network Configuration オプションの概要」
• 「Network Configuration メニュー」
• 「SIP Configuration メニュー」
設定値の編集
設定メニューのオプションの設定値を編集する場合、またはパスワードを入力する場合は、次のガイドラインに従ってください。
• 数字や文字を入力するには、電話機のキーパッドのキーを使用する。
• 数字と文字を入力できる場合は、 Number と Alpha の間で切り替わるソフトキーが使用可能になる。数字を入力するには Number ソフトキーを押し、文字を入力するには Alpha ソフトキーを押します。
• キーパッドを使用して文字を入力するには、対応する番号キーを使用する。番号キーを 1 回または複数回押すと、特定の文字が表示されます。たとえば、「a」を入力するには、番号キーの 2 を 1 回押します。「b」を入力するには 2 回、「c」を入力するには 3 回すばやく押します。少し間を置くと、カーソルが次の文字を入力する位置に自動的に移動します。
• (たとえば IP アドレスなどで)ピリオドを入力するには、 . (ピリオド)ソフトキーを押す。
• カーソルを 1 文字右に移動するには、 >> ソフトキーを押す。カーソルを 1 文字左に移動するには、 << ソフトキーを押します。
• 入力内容を修正する場合は、 <-- ソフトキーを押して、カーソルの左側の文字を削除する。
• 変更内容を保存しない場合は、 Save ソフトキーや Accept ソフトキーを押す前に、 Cancel ソフトキーを押す。
(注) Cisco Unified IP Phone では、必要に応じて、オプション設定のリセットや復元に使用できる方法がいくつか用意されています。詳細については、「Cisco Unified IP Phone のリセットまたは復元」を参照してください。
関連項目
• 「設定メニューの表示」
• 「オプションのロックとロック解除」
• 「Network Configuration オプションの概要」
• 「Network Configuration メニュー」
• 「SIP Configuration メニュー」
Network Configuration メニュー
Network Configuration メニューには、さまざまなネットワーク設定値を表示および設定するためのオプションがあります。
Network Configuration メニューの表示方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。
関連項目
• 「設定メニューの表示」
• 「Network Configuration メニューのオプションの表示と編集」
Network Configuration オプションの概要
電話機の Network Configuration メニューで変更できる設定は、 表4-1 で示すとおり、いくつかのカテゴリに分かれています。各設定の詳細な説明や変更方法については、「Network Configuration メニュー」を参照してください。
(注) Network Configuration メニューには、表示専用のオプションもあれば、Cisco Unified CallManager を使用して設定できるオプションもあります。これらのオプションについても、「Network Configuration メニュー」を参照してください。
表4-1 Network Configuration メニューのオプションのカテゴリ
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Network Configuration メニューのオプション
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DHCP 設定 |
DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)を使用している場合、ネットワークにデバイスを接続すると、デバイスの IP アドレスが自動的に割り当てられます。Cisco Unified IP Phone では、DHCP がデフォルトで有効になっています。 |
DHCP Enabled |
DHCP Address Released |
IP 設定 |
ネットワークで DHCP を使用しない場合は、IP 設定を手動で行います。 |
IP Address |
Default Router 1 ~ 5 |
Subnet Mask |
Domain Name |
DNS Server 1 ~ 5 |
ポート設定 |
ネットワーク ポートやアクセス ポートの速度と全二重/半二重の設定を変更できます。 |
SW Port Configuration |
PC Port Configuration |
TFTP 設定 |
電話機から TFTP サーバへの送信に DHCP を使用しない場合は、TFTP サーバを手動で割り当てる必要があります。また、DHCP で割り当てられたものを使用しないで、代替 TFTP サーバを割り当てることもできます。 |
TFTP Server 1 |
Alternate TFTP Server |
TFTP Server 2 |
VLAN 設定 |
電話機で使用される管理 VLAN を変更できます。 |
Admin.VLAN ID |
関連項目
• 「設定メニューの表示」
• 「オプションのロックとロック解除」
• 「設定値の編集」
• 「Network Configuration メニュー」
Network Configuration メニューのオプションの表示と編集
表4-2 では、Network Configuration メニューのオプションとその変更方法(可能な場合)について説明しています。
このメニューのオプションを変更する前に、オプションのロックを解除しておく必要があります。詳細については、「オプションのロックとロック解除」を参照してください。オプションのロックが解除されている場合に限り、ネットワークの設定オプションを変更するための Edit 、 Yes 、または No というソフトキーが Cisco Unified IP Phone 7960G/7940G に表示されます。
オプションの編集に使用できるキーについては、「設定値の編集」を参照してください。
表4-2 Network Configuration メニューのオプション
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DHCP Server |
電話機の IP アドレスの取得に使用される DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)サーバの IP アドレスを表示します。 |
表示専用(設定不可) |
MAC Address |
電話機の固有な MAC(メディア アクセス制御)アドレスを表示します。 |
表示専用(設定不可) |
Host Name |
電話機に割り当てられた DHCP サーバの固有なホスト名を表示します。 |
表示専用(設定不可) |
Domain Name |
電話機が存在する DNS(ドメイン ネーム システム)の名前を表示します。Alternate Domain オプションが Yes に設定されている場合は、この値を上書きできます。 |
表示専用(設定不可) |
IP Address |
電話機の IP(インターネット プロトコル)アドレスを表示します。 このオプションを使用して IP アドレスを割り当てる場合は、サブネット マスクとデフォルト ルータも割り当てる必要があります。表中の Subnet Mask オプションと Default Router オプションを参照してください。 |
表示専用(設定不可) |
Subnet Mask |
電話機で使用されるサブネット マスクを表示します。 |
表示専用(設定不可) |
TFTP Server |
電話機で使用されるプライマリ TFTP(トリビアル ファイル転送プロトコル)サーバを表示します。ネットワークで DHCP を使用していない場合、このサーバを変更するには、このオプションを使用する必要があります。 Alternate TFTP オプションを Yes に設定した場合、TFTP Server 1 オプションには 0 以外の値を入力する必要があります。 プライマリ TFTP サーバが CTL ファイルに記述されていない場合は、TFTP Server 1 オプションの変更内容を保存する前に、CTL ファイルをロック解除する必要があります。この場合、ユーザが TFTPサーバ オプションの変更内容を保存するときに、電話機は CTL ファイルを削除します。 CTL ファイルについては、『 Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド 』を参照してください。 |
表示専用(設定不可) |
Dynamic TFTP Server |
電話機で使用されるダイナミック TFTP サーバを表示します。 |
表示専用(設定不可) |
Default Router 1 Default Router 2 Default Router 3 Default Router 4 Default Router 5 |
電話機で使用されるデフォルト ルータ(Default Router 1)およびオプションのバックアップ ルータ(Default Router 2 ~ Default Router 5)を表示します。 |
表示専用(設定不可) |
DNS Server 1 DNS Server 2 DNS Server 3 DNS Server 4 DNS Server 5 |
電話機で使用されるプライマリ DNS(ドメイン ネーム システム)サーバ(DNS Server 1)およびオプションのバックアップ DNS サーバ(DNS Server 2 ~ DNS Server 5)を表示します。 |
表示専用(設定不可) |
Dynamic DNS Server 1 Dynamic DNS Server 2 |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
Operational VLAN ID |
Cisco Catalyst スイッチ上で設定され、電話機がメンバとして含まれる補助 VLAN(バーチャル LAN)を表示します。 電話機で補助 VLAN が受信されていない場合、このオプションには管理 VLAN が設定されます。 補助 VLAN も管理 VLAN も設定されていない場合、このオプションはブランクです。 |
表示専用(設定不可) |
Admin.VLAN ID |
電話機がメンバとして含まれる管理 VLAN を表示します。 電話機が補助 VLAN をスイッチから受信しない場合にのみ使用されます。スイッチから取得している場合、このオプションは無視されます。 |
1. Admin.VLAN ID オプションまでスクロールし、 Edit ソフトキーを押して、新しい管理 VLAN 設定を入力します。 2. Accept ソフトキーを押して、 Save ソフトキーを押します。 |
CallManager 1 CallManager 2 CallManager 3 CallManager 4 CallManager 5 |
この電話機からのコール処理に使用できる Cisco Unified CallManager サーバを、優先度の高い順に表示します。 詳細については、「Cisco Unified CallManager オプション」を参照してください。 |
表示専用(設定不可) |
Network Media Type |
ネットワーク ポート(電話機上で 10/100 SW のラベル付き)の速度と全二重/半二重の設定を表示します。有効な値は次のとおりです。 Auto:自動ネゴシエーション Full100:100-BaseT/全二重 Half100:100-BaseT/半二重 Full10:10-BaseT/全二重 Half10f:10-BaseT/半二重 電話機がスイッチに接続されている場合、スイッチのポートは電話機と同じ速度および全二重/半二重の設定にする必要があります。またはいずれも自動ネゴシエーションに設定します。 |
表示専用(設定不可) |
Network Port 2 Device Type |
アクセス ポート(電話機上で 10/100 PC のラベル付き)に接続されるデバイスのタイプを表示します。有効な値は次のとおりです。 Hub/Switch:ネットワークまたはスイッチに使用 PC:PC に使用
(注) このオプションの値が PC である場合、ポートは PC だけに接続できます。デバイスが不明な場合は、Hub/Switch という値を使用してください。PC という値を指定してから、ポートにスイッチを接続すると、スパニングツリーのループやネットワークの混乱が生じます。
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表示専用(設定不可) |
DHCP Enabled |
電話機で DHCP が使用されているかどうかを表示します。 |
表示専用(設定不可) |
DHCP Address Released |
DHCP で割り当てられた IP アドレスを解放します。 |
表示専用(設定不可) |
Alternate TFTP |
電話機で代替 TFTP サーバを使用しているかどうかを表示します。このオプションを Yes に設定した場合、TFTP Server 1 の値を入力する必要があります。 |
表示専用(設定不可) |
Erase Configuration |
Network Configuration メニューの設定(パスワードを含む)、Device Configuration メニューの設定、音量の設定、およびコントラストの設定をデフォルト値に変更します。 |
表示専用(設定不可) |
HTTP Proxy Addr |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
HTTP Proxy Port |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
GARP Enabled |
電話機が Gratuitous Address Resolution Protocol(ARP)から MAC アドレスを取得するかどうかを表示します。電話機が Gratuitous ARP を受信する機能を無効にすると、この仕組みを使ってボイス ストリームのモニタおよび記録を行うアプリケーションが機能しなくなります。音声のモニタが不要な場合は、このオプションを No(無効)に設定します。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Cisco Unified CallManager オプション
Network Configuration メニューの CallManager 1 ~ CallManager 5 の各オプションには、電話機を登録できる Cisco Unified CallManager サーバのホスト名または IP アドレスが、優先度の高い順に表示されます。また、Cisco Unified CallManager の限定機能を提供できる SRST ルータが使用可能な場合には、その IP アドレスも表示されることがあります。
使用可能なサーバごとに、Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレスと次の状態のいずれかが表示されます。
• Active:電話機が現在コール処理サービスを受けている Cisco Unified CallManager サーバ。
• Standby:現在のサーバがダウンした場合に、電話機が切り替える Cisco Unified CallManager サーバ。
• Blank:この Cisco Unified CallManager サーバへの接続は現在ありません。
このオプションには、次の指定が 1 つ以上含まれる場合もあります。
• SRST:Survivable Remote Site Telephony(SRST)の指定を示しています。この指定は、Cisco Unified CallManager の限定機能セットを提供できる SRST ルータを示しています。他のすべての Cisco Unified CallManager サーバが到達不能になった場合に、このルータがコール処理の制御を行います。SRST の Cisco Unified CallManager は、アクティブな状態であっても、常にサーバ リストの最後に表示されます。
(注) SRST ルータへのフェールオーバー後、電話機は、その電話機を登録できる Cisco Unified CallManager サーバへのリンクをモニタします。サーバがデフォルトで 2 分間使用可能になっている場合、電話機はルータからそのサーバにフォールバックします。このデフォルトの時間を変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、Connection Monitor Duration パラメータに別の値を指定します。詳細については、『Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
• TFTP の指定:設定ファイルに記述されている Cisco Unified CallManager に電話機が登録できないため、代わりに TFTP サーバに登録されたことを示しています。
関連項目
• 「設定メニューの表示」
• 「オプションのロックとロック解除」
• 「設定値の編集」
• 「Network Configuration オプションの概要」
SIP Configuration メニュー
SIP Configuration メニューでは、電話機上の設定可能な回線パラメータおよび SIP パラメータに関連する情報が表示されます。
SIP Configuration メニューの表示方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。
このメニューのオプションを変更する前に、オプションのロックを解除しておく必要があります。詳細については、「オプションのロックとロック解除」を参照してください。オプションのロックが解除されている場合に限り、設定オプションを変更するための Edit 、 Yes 、または No というソフトキーが Cisco Unified IP Phone 7960G/7940G に表示されます。
オプションの編集に使用できるキーについては、「設定値の編集」を参照してください。
表4-3 では、SIP Configuration メニューのオプションとその変更方法(可能な場合)について説明しています。
表4-3 SIP Configuration メニューのオプション
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Line x Settings |
特定の回線の Line Configuration メニューを表示します。詳細については、「Line Configuration メニュー」を参照してください。 |
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Messages URI |
電話機でメッセージ サービスの取得元となるサーバの URL を表示します。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Preferred Codec |
コールの開始時に使用されるコーデックを表示します。 有効な値は、none、g711ulaw、g711alaw、および g729a です。 |
1. Preferred Codec オプションまでスクロールし、必要なコーデックが表示されるまで Change ソフトキーを押します。 2. Save ソフトキーを押します。 |
Out of Band DTMF |
アウトオブバンド シグナリングの設定を表示します(ゲートウェイの IP 側でのトーン検出用)。Cisco Unified IP Phone(SIP)は、AVT トーン方式を使用するアウトオブバンド シグナリングをサポートしています。 有効な値は、none、avt、および avt_always です。 |
1. Out of Band DTMF オプションまでスクロールし、必要な値が表示されるまで Change ソフトキーを押します。 2. Save ソフトキーを押します。 |
Register with Proxy |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
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Register Expires |
登録要求が期限切れになるまでの時間(秒数)を表示します。 |
表示専用(設定不可) |
TFTP Directory |
TFTP サーバの IP アドレスを表示します。 |
1. TFTP Directory オプションまでスクロールし、 Edit ソフトキーを押して、必要な値を入力します。 2. Accept ソフトキーを押します。 3. Save ソフトキーを押します。 |
Phone Label |
電話機の LCD の右上にある状況表示行に示されるテキストを表示します。このテキストは、エンド ユーザの表示専用で、発信者 ID やメッセージングには影響を及ぼしません。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Enable VAD |
Voice Activation Detection(VAD)が有効化どうかを表示します。 |
1. Enable VAD オプションまでスクロールし、 Yes ソフトキーまたは No ソフトキーを押して、設定を変更します。 2. Save ソフトキーを押します。 |
VOIP Control Port |
SIP メッセージに使用される UDP ポートを表示します。 |
1. VOIP Control Port オプションまでスクロールし、 Edit ソフトキーを押して、必要な値を入力します。 2. Accept ソフトキーを押します。 3. Save ソフトキーを押します。 |
Start Media Port |
メディアの Real-Time Transport Protocol(RTP; リアルタイム転送プロトコル)範囲の始まりを表示します。 |
1. Start Media Port オプションまでスクロールし、 Edit ソフトキーを押して、必要な値を入力します。 2. Accept ソフトキーを押します。 3. Save ソフトキーを押します。 |
End Media Port |
メディアのリアルタイム転送プロトコル(RTP)範囲の終わりを表示します。 |
1. End Media Port オプションまでスクロールし、Edit ソフトキーを押して、必要な値を入力します。 2. Accept ソフトキーを押します。 3. Save ソフトキーを押します。 |
Backup Proxy |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
Backup Proxy Port |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
Emergency Proxy |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
Emergency Proxy Port |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
Outbound Proxy |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
Outbound Proxy Port |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
NAT Enabled |
Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)が有効かどうかを表示します。 |
1. NAT Enabled オプションまでスクロールし、 Yes ソフトキーまたは No ソフトキーを押して、設定を変更します。 2. Save ソフトキーを押します。 |
NAT Address |
NAT サーバまたはファイアウォール サーバの WAN IP アドレスを表示します。 |
1. NAT Address オプションまでスクロールし、 Edit ソフトキーを押して、必要な IP アドレスを入力します。 2. Accept ソフトキーを押します。 3. Save ソフトキーを押します。 |
Call Statistics |
電話機でコールの統計が有効かどうかを表示します。 |
1. Call Statistics オプションまでスクロールし、 Yes ソフトキーまたは No ソフトキーを押して、設定を変更します。 2. Save ソフトキーを押します。 |
Line Configuration メニュー
Line Configuration メニューでは、電話機の回線に設定できるパラメータ関連の情報が表示されます。このメニューにアクセスするには、SIP Configuration メニューから適切な Line x Settings オプションを選択します。詳細については、「SIP Configuration メニュー」を参照してください。
表4-4 では、Line Configuration メニューのオプションについて説明しています。
表4-4 Line Configuration メニューのオプション
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Name |
登録時に回線が使用する番号、ユーザ名、または SIP URI を表示します。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Short Name |
回線に設定されているショート名を表示します。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Authentication Name |
初期化時にプロキシ サーバによって登録が要求される場合、電話機が認証に使用する名前を表示します。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Authentication Password |
初期化時にプロキシ サーバによって登録が要求される場合、電話機が認証に使用するパスワードを表示します。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Display Name |
電話機が発信者 ID の表示に使用する ID を示します。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Proxy Address |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
Proxy Port |
Cisco Unified CallManager 環境では、適用されません。 |
-- |
Localization メニュー
Localization メニューでは、電話機に設定されている時刻、日付、時間帯、およびオプションのパラメータに関する情報が表示されます。このメニューから、SNTP 設定にアクセスすることもできます。
Localization メニューの表示方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。
このメニューのオプションを変更する前に、オプションのロックを解除しておく必要があります。詳細については、「オプションのロックとロック解除」を参照してください。オプションのロックが解除されている場合に限り、ネットワークの設定オプションを変更するための Edit、 Yes 、または No というソフトキーが Cisco Unified IP Phone 7960G/7940G に表示されます。
オプションの編集に使用できるキーについては、「設定値の編集」を参照してください。
表4-5 では、Localization メニューのオプションとその変更方法(可能な場合)について説明しています。
表4-5 Localization メニューのオプション
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Time format 24hr |
電話機に設定されている時刻の形式を表示します。Yes に設定されている場合、24 時間形式で電話機に時刻が表示されます。No に設定されている場合、12 時間形式で電話機に時刻が表示されます。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Date format |
電話機に設定されている日付の形式を表示します。 有効な値は、M/D/Y、D/M/Y、Y/M/D、Y/D/M、Y-M-D、および YY-M-D です。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Time zone |
電話機に設定されている時間帯を表示します。 この値を変更すると、ソフトキーの上の行に新しい値の説明が表示されます。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Language |
電話機に設定されている言語を表示します。
(注) この電話機は、英語だけをサポートしています。
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変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
SNTP Settings |
SNTP Configuration メニューを表示します。詳細については、「SNTP Configuration メニュー」を参照してください。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
SNTP Configuration メニュー
SNTP Configuration メニューでは、電話機の Simple Network Time Protocol(SNTP; 簡易ネットワーク タイム プロトコル)に関する情報が表示されます。このメニューにアクセスするには、Localization メニューから SNTP Settings オプションを選択します。詳細については、「Localization メニュー」を参照してください。
表4-6 では、SNTP Configuration メニューのオプションについて説明しています。
表4-6 SNTP Configuration メニューのオプション
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SNTP Server |
電話機で使用される SNTP サーバの IP アドレスを表示します。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
SNTP Mode |
電話機で使用される SNTP モードを表示します。 有効な値は次のとおりです。 • Unicast:電話機が、設定済みの SNTP サーバから SNTP データを取得します。 • Multicast:電話機が、複数のサーバから SNTP データを取得します。 • Anycast:電話機が、応答した任意の SNTP サーバから SNTP データを取得します。 • DirectedBroadcast:電話機がネットワークにブロードキャスト要求を送信し、応答したサーバから取得した SNTP 値を使用します。 |
1. SNTP Mode オプションまでスクロールし、必要なモードが表示されるまで Change ソフトキーを押します。 2. Save ソフトキーを押します。 |
DST Auto Adjust |
電話機に表示される時刻が自動的に夏時間に調整されるかどうかを表示します(YES または NO)。 |
1. DST Auto Adjust オプションまでスクロールし、 Yes ソフトキーまたは No ソフトキーを押して、設定を変更します。 2. Save ソフトキーを押します。 |
XML URLs メニュー
XML URLs メニューでは、電話機でさまざまな情報の取得元となるサーバの URL が表示されます。
XML URLs メニューの表示方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。
表4-7 では、XML Services Configuration メニューのオプションについて説明しています。
表4-7 XML URLs メニューのオプション
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Services URL |
Select ソフトキーを押すと、電話機で Cisco Unified IP Phone サービスの取得元となるサーバの URL が表示されます。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Directories URL |
Select ソフトキーを押すと、電話機でディレクトリ情報の取得元となるサーバの URL が表示されます。 |
変更するには、Cisco Unified CallManager を使用します。 |
Security Configuration メニュー
Security Configuration メニューでは、電話機で使用される暗号化キーを設定できます。
Security Configuration メニューの表示方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。
設定キーを入力するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 「オプションのロックとロック解除」の説明に従って、オプションのロックを解除します。
ステップ 2 Security Configuration メニューで、Select ソフトキーを押します。
ステップ 3 新しい暗号化キーを入力します。
オプションの編集に使用できるキーについては、「設定値の編集」を参照してください。また、暗号化キーを入力するときに、次のソフトキーを使用できます。
• more :他のソフトキーを表示します。
• Clear:カーソルの位置から行末までのすべての文字を消去します。
ステップ 4 Accept ソフトキーを押します。