この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
応用的なコール処理のタスクには、特別な機能が伴うため、コール処理の需要や作業環境に応じて、システム管理者に電話機の設定を依頼します。
コール ピックアップを使用すると、呼び出し中のコールをご使用の電話機にリダイレクトして同僚の電話機でコールに応答できます。コールピックアップは、同僚とコール処理を共有している場合に使用できます。
• 電話機の設定によっては、自分のピックアップ グループについて、電話機にメッセージが表示されたり、呼出音が鳴ったりすることがあります。
• [ピック] と [Gピック] を押すと、最も長くなり続けているコールに接続します。
• [ソノタGrp] を押すと、プライオリティの最も高いピックアップ グループ内のコールに接続します。
• 複数の回線があり、プライマリ回線以外の回線でコールに応答する場合は、まず を押してピックアップする回線に切り替え、それからコール ピックアップのソフトキーを押します。
次の場合に、システム管理者が共有回線を設定することがあります。
「リモートで使用中」のメッセージは、回線を共有している他の電話機に接続コールがあり、プライバシー機能が無効になっている場合に、Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 に表示されます。共有回線で通常どおりコールを発信したり、受信したりできます。「リモートで使用中」のメッセージが表示されている場合も同様です。
回線を共有している電話機には、共有回線上の発信コールや受信コールに関する情報が表示されます。この情報には、発信者 ID および 通話期間が含まれます。(例外については、プライバシーのセクションを参照)。
コールに関する情報がこのように表示されている場合、回線を共有しているユーザ同士は、 [ワリコミ] または [Cワリコミ] を使用して、コールに参加することができます。「共有回線のコールへの参加」を参照してください。
ワリコミ:組み込みブリッジを有効にしている IP 電話との共有回線のコールに参加できます。 割り込み機能を使用して、他の Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 との共有回線のコールに参加することはできません。
C ワリコミ:任意の IP 電話との共有回線のコールに参加し、コールを会議に切り替えることができます。
Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 では、プライバシー機能がデフォルトで有効になっています。 回線を共有している同僚の画面に、ユーザのコールに関する情報を表示するには、ユーザの電話機でプライバシー機能を有効にする必要があります。「他者による共有回線のコールの表示および参加の防止」を参照してください。
(注) Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 は、1 本の共有回線で最大 2 件のコールをサポートできます。
電話機の設定に応じて、割り込みまたは C 割り込みのいずれかを使用して、コールに参加できます。
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可能であれば、 [Cワリコミ] を使用してコールに割り込みます。 C 割り込み機能を使用すると、コールが標準の会議コールに切り替えられ、新しい参加者を追加できるようになります。「会議コールの使用方法」を参照してください。 |
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割り込み機能を使用した後、コールを切断すると、他の参加者に切断音が聞こえ、元のコールは続行します。 C 割り込み機能を使用した後、コールを切断すると、3 名以上の参加者が回線に残っている場合に限り、そのコールは会議コールとして続行します。 |
• 回線を共有している電話機でプライバシー機能が有効になっている場合、回線を共有している他の電話機に、コールに関する情報と割り込みのソフトキーが表示されません。
• コールが保留状態になるか、転送されるか、または電話会議に切り替えられた場合、 [ワリコミ] を使用して参加しているコールから、ユーザは切断されます。
電話回線を共有する場合、プライバシー機能を使用して、回線を共有する他者が自分のコールを参照したり、コールに割り込んだり(参加したり)できないようにすることができます。
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2. プライバシー機能が有効であることを確認するには、電話番号の横にプライバシー機能有効アイコン が表示されていることを確認します。 |
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2. プライバシー機能が無効であることを確認するには、電話番号の横にプライバシー機能無効アイコン が表示されていることを確認します。 |
• 回線を共有している電話機でプライバシー機能が有効になっていても、共有回線を通常どおり使用して、コールの発信や受信ができます。
• プライバシー機能は、使用している電話機のすべての共有回線に適用されます。したがって、複数の共有回線が割り当てられている場合にプライバシー機能を有効にすると、自分が共有している回線すべてにおいて、同僚がコールを表示したりコールに割り込んだりすることを防止できます。
コールをパークすると、コールを保存し、Cisco Unified CallManager システムの別の電話機(会議室の電話機など)でコールを取得できます。
[パーク] ソフトキーを使用してコールを保存し、コールをパークできます。電話機に、システムがコールを保存したコール パーク番号が表示されます。この番号を記録しておき、同じ番号を使用してコールを取得する必要があります。
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1. コール中に [パーク] を押します (必要に応じて、 を押して [パーク] を表示します)。 |
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パークされているコールを取得するまでの時間は制限されていて、その時間を過ぎると元の番号に戻って呼出音が鳴ります。詳細については、システム管理者に問い合わせてください。
不審または迷惑なコールを受信している場合、システム管理者は、電話機に Malicious Call Identification(MCID)機能を追加できます。この機能を使用するとアクティブなコールと不審なコールとを見分けることができます。その結果、一連のトラッキングと通知のメッセージが自動的に発信されます。
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政府機関や軍事施設のような特別な環境では、緊急または重要なコールを発信および受信しなければならない場合があります。この特別なコール処理が必要な場合は、電話機への Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)の追加をシステム管理者に依頼します。
• Precedence :コールに関連付けられたプライオリティを示します。
• Preemption :プライオリティの低い既存のコールを終了して、電話機に送信されたプライオリティのより高いコールを受け入れる処理です。
• MLPP が有効なコールを発信または受信すると、標準のトーンとは異なる特別な呼出トーンとコール待機のトーンが鳴ります。
Cisco エクステンション モビリティ(EM)を使用すると、Cisco IP Phone を一時的に自分の電話機として設定できます。EM にログオンすると、電話機に自分のユーザ プロファイル(電話回線、機能、設定されているサービス、Web ベースの設定など)が適用されます。システム管理者に、EM を自分用に設定してもらう必要があります。
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1. [メニュー]>[サービス]> EM Service を選択します(名前は異なる場合があります)。 |
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• 一定の時間が経過すると、EM から自動的にログアウトされます。この制限時間は、システム管理者が設定します。
• ユーザ オプション Web ページから EM プロファイルに対して行った変更は、次回、電話機の EM にログインしたときに有効になります。